JP2014215146A - 位置算出方法及び位置算出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測位の精度を向上させることができる位置算出方法を提供する。【解決手段】位置算出方法は、長期予測軌道情報を用いた測位時においてヘルス状態(正常状態)な測位用衛星の衛星番号を取得することと、取得した衛星番号に基づいて、長期予測軌道情報を用いた測位に使用する測位用衛星を選定することと、選定した測位用衛星の長期予測軌道情報を用いて、測位を行うこと、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、位置算出方法及び位置算出装置に関するものである。
測位用信号を利用した測位システムとしては、GPS(Global Positioning System)が広く知られており、携帯型電話機やカーナビゲーション装置等に内蔵された測位装置に利用されている。GPSでは、自機の位置を示す3次元の座標値と、時計誤差とを、複数のGPS衛星の位置や各GPS衛星から自機までの擬似距離等の情報に基づいて求める測位演算を行うことで測位(位置算出)をする。
初回位置算出時には、エフェメリスを保有していないため、先ずはエフェメリスを取得する必要があるが、これには数十秒程度の時間を要するため、初期位置算出時間(Time to First Fix:TTFF)が増大する。
そこで、初期位置算出時間を短縮するため、特許文献1や特許文献2に記載されているような、例えば1週間といった長期間分のエフェメリスである長期予測エフェメリス(長期予測軌道データ)を算出し、当該算出した長期予測軌道データを用いて測位を行う方法がある。
米国特許出願公開第2002/0188403号明細書 米国特許出願公開第2005/0212700号明細書
しかしながら、長期予測エフェメリスは、例えば1週間、衛星信号を計算することができる衛星軌道データであるため、長期予測エフェメリスの生成時点と長期予測エフェメリスの使用時点が離れてしまうことがある。そのため、長期予測エフェメリスの生成時点において測位に利用できるヘルスなGPS衛星であっても、長期予測エフェメリスの使用時点において測位に利用できないアンヘルスなGPS衛星になってしまう可能性がある。
アンヘルスなGPS衛星は、軌道/クロックが修正されることがあるので、長期予測エフェメリスによって算出された衛星の位置と実際の位置との差が大きくなってしまうことがある。そのため、長期予測エフェメリスの使用時点においてアンヘルスなGPS衛星を用いて、測位を行うと、測位精度が低下するおそれがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る位置算出方法は、位置算出に使用できる正常な測位用衛星の衛星番号を取得することと、前記取得した衛星番号に基づいて、位置算出に使用する測位用衛星を選定することと、前記選定した測位用衛星の長期予測軌道データを用いて、位置算出を行うこと、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、長期予測軌道データの使用時点において測位に使用できる正常な衛星を用いて位置算出することができるので、位置算出の精度を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例に記載の位置算出方法において、前記長期予測軌道データを用いて、前記測位用衛星を捕捉することを更に含み、前記測位用衛星を選定することは、前記取得した衛星番号と前記捕捉した測位用衛星の衛星番号を比較し、前記捕捉した測位用衛星の衛星番号のうち、前記取得した衛星番号に含まれる衛星番号を選択することによって、前記測位用衛星を選定すること、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、取得した衛星番号と捕捉した衛星番号を比較することで、位置算出の精度を更に向上させることができる。
[適用例3]本適用例に係る位置算出装置は、位置算出に使用できる正常な測位用衛星の衛星番号を取得する受信部と、前記取得した衛星番号に基づいて、位置算出に使用する測位用衛星を選定する測位用衛星選定部と、前記選定した測位用衛星の長期予測軌道データを用いて、位置算出を行う測位部と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、長期予測軌道データの使用時点において位置算出に使用できる正常な衛星を用いて位置算出することができるので、位置算出の精度を向上させることができる。
本実施形態の位置算出装置の構成図。 ベースバンド処理回路部の機能構成図。 ベースバンド処理の流れを説明するフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
1.位置算出装置の構成
図1は、本実施形態の位置算出装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。位置算出装置1は、衛星受信アンテナ10と、衛星信号受信部20と、ホスト処理部30と、操作部31と、表示部32と、音出力部33と、時計部34と、記憶部35とを備えて構成される。
衛星受信アンテナ10は、GPS衛星3(測位用衛星)から発信されているGPS衛星信号や、準天頂衛星5から発信されている準天頂衛星信号(QZS衛星信号)を含むRF(Radio Frequency)信号を受信するアンテナであり、受信信号を衛星信号受信部20に出力する。
衛星信号受信部20は、衛星受信アンテナ10から出力された信号に基づいて、後述の測位処理を行う位置算出装置であり、位置算出装置1の位置を算出する回路或いは装置である。
衛星信号受信部20は、RF受信回路部21と、ベースバンド処理回路部22とを備えて構成される。なお、RF受信回路部21とベースバンド処理回路部22とは、それぞれ別のLSI(Large Scale Integration)として製造することも、1チップとして製造することも可能である。
RF受信回路部21は、RF信号を受信する受信部である。回路構成としては、例えば、衛星受信アンテナ10にて受信されたRF信号をA/D変換器でデジタル信号に変換し、デジタル信号を処理する受信回路としても良いし、衛星受信アンテナ10にて受信されたRF信号をアナログ信号のまま信号処理し、最終的にA/D変換することでデジタル信号をベースバンド処理回路部22に出力する構成としても良い。
後者の場合には、例えば、次のようにRF受信回路部21を構成することができる。すなわち、所定の発振信号を分周或いは逓倍することで、RF信号乗算用の発振信号を生成する。そして、生成した発振信号を、衛星受信アンテナ10から出力されたRF信号に乗算することで、RF信号を中間周波数の信号(以下、IF(Intermediate Frequency)信号)にダウンコンバートし、IF信号を増幅等した後、A/D変換器でデジタル信号に変換してベースバンド処理回路部22に出力する。
ベースバンド処理回路部22は、RF受信回路部21にて受信された信号に対してキャリア除去や相関処理等を行って、GPS衛星信号や準天頂衛星信号を捕捉する。そして、捕捉したGPS衛星信号から取り出したエフェメリスや、捕捉した準天頂衛星信号から取り出した測位情報に基づく所定の位置算出を行って、位置算出装置1の位置(位置座標)や時計誤差を算出する。
ホスト処理部30は、例えば、CPU等の演算装置で実現され、記憶部35に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従って、位置算出装置1の各部を統括的に制御する。例えば、ベースバンド処理回路部22から取得した位置座標をもとに、表示部32に現在位置を指し示した地図を表示させたり、その位置座標を各種のアプリケーション処理に利用したりする。
操作部31は、例えばタッチパネルやボタンスイッチ等の入力装置であり、なされた操作に応じた操作信号を、ホスト処理部30に出力する。この操作部31の操作により、位置算出要求等の各種指示入力がなされる。
表示部32は、例えばLCD等の表示装置であり、ホスト処理部30から入力される表示信号に基づく各種表示を行う。
音出力部33は、例えばスピーカーなどの音出力装置であり、ホスト処理部30から入力される音声信号に基づく各種音出力を行う。
時計部34は、内部時計であり、水晶発振器等の発振回路を備えて構成される。
記憶部35は、例えばROMやRAM等の記憶装置で実現され、ホスト処理部30が位置算出装置1を統括的に制御するためのシステムプログラムや、各種アプリケーション処理を実行するための各種プログラムやデータ等を記憶する。
2.ベースバンド処理回路部の構成
図2は、ベースバンド処理回路部22の回路構成の一例を示すブロック図であり、本実施形態に係わる回路ブロックを中心に記載した図である。ベースバンド処理回路部22は、主要な構成として、処理部100と、記憶部200とを備える。
処理部100は、例えばCPUやDSP等の演算装置で実現され、記憶部200に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて、ベースバンド処理回路部22の全体制御を行う。処理部100は、GPS衛星捕捉部110と、準天頂衛星捕捉部120と、座標変換行列生成部130と、エフェメリス推定部140と、位置算出部150とを有する。なお、処理部100は、測位用衛星選定部に相当する。
GPS衛星捕捉部110は、GPS衛星3の捕捉を行う機能部である。具体的には、RF受信回路部21から出力されるデジタル信号に対して、キャリア除去や相関演算等のデジタル信号処理を実行し、そのデジタル信号処理の結果に基づいてGPS衛星3を捕捉する。また、GPS衛星捕捉部110は、捕捉したGPS衛星信号に含まれる航法メッセージの復号を行い、航法メッセージに含まれるエフェメリスを取得する。取得したエフェメリスは、当該GPS衛星3の受信エフェメリス情報232として記憶部200に記憶される。
準天頂衛星捕捉部120は、準天頂衛星信号の捕捉を行う。すなわち、GPS衛星捕捉部110によるGPS衛星3の捕捉と同様に、RF受信回路部21から出力されている受信信号に対して、キャリア除去や相関演算等のデジタル信号処理を実行し、そのデジタル信号処理の結果に基づいて準天頂衛星5を捕捉する。また、準天頂衛星捕捉部120は、捕捉した準天頂衛星信号の復号を行い、当該準天頂衛星信号に含まれる測位支援情報及びヘルス情報を取得する。取得した測位支援情報は、測位支援情報220として記憶部200に記憶され、取得したヘルス情報は、ヘルス情報240として記憶部200に記憶される。
本実施形態において、人工衛星である準天頂衛星5は、日本の衛星測位システムとして知られる準天頂衛星システム計画の衛星を用いるものとする。また、本実施形態において、準天頂衛星5は、サブメーター級補強信号であるL1−SAIF信号に重畳されるメッセージとして、GPS測位を支援するための情報である測位支援情報及びヘルス情報を発信するものとする。
この測位支援情報は、衛星位置速度情報と、地球姿勢パラメーター(Earth Orientation Parameter:EOP)とを含む。衛星位置速度情報は、GPS衛星3それぞれの、ある時刻t0における位置r0及び速度v0と、クロック誤差とを含んでいる。地球姿勢情報である地球姿勢パラメーターは、UT1−UTCと、日長(Length of Day:LOD)と、X極運動と、X極運動速度と、Y極運動と、Y極運動速度とを含んでいる。
ヘルス情報は、全GPS衛星3のうち、現在正常に機能しているGPS衛星(ヘルスなGPS衛星)のID番号である。そのため、当該ヘルス情報を取得することによって、現在日時においてヘルスなGPS衛星を特定することができる。
座標変換行列生成部130は、測位支援情報220に含まれる地球姿勢パラメーター(EOP)を用いて、後述のエフェメリスの推定で用いる、地球中心慣性(ECI)座標系と、地球中心地球固定(ECEF)座標系との座標変換行列を算出する。
地球中心慣性(ECI)座標系と、地球中心地球固定(ECEF)座標系との座標変換行列Qは、公知のように、次式(1)で与えられる。
Figure 2014215146
式(1)において、Aは極運動の回転行列、Bは恒星時の回転行列、Cは章動の回転行列、Dは歳差の回転行列、を表す。これらの行列A,B,C,Dは、時刻tと、測位支援情報に含まれる地球姿勢パラメーター(EOP)とによって決まる。換言すると、地球姿勢パラメーターによってこれらの行列A,B,C,Dが示され、座標変換行列Qが決まるとも言える。
エフェメリス推定部140は、測位支援情報220をもとに、各GPS衛星3のエフェメリスを推定する。
具体的には、測位支援情報220に含まれるGPS衛星3の位置r0及び速度v0を、座標変換行列生成部130によって生成された座標変換行列Qを用いて、地球中心地球固定(ECEF)座標系から地球中心慣性(ECI)座標系に変換する。次いで、下記式(2)の軌道関数r(t)に対して、座標変換後の位置r0及び速度v0を初期値とした数値積分を行うことで、時刻tにおけるGPS衛星3の位置r(t)、つまり衛星軌道を表す軌道関数r(t)を求める。そして、この軌道関数r(t)で表される衛星軌道に適合するエフェメリスを算出する。
Figure 2014215146
Figure 2014215146
上式(3)において、agは重力加速度、amoonは月の引力、asunは太陽の引力、asrgは太陽輻射圧、である。
エフェメリスの算出は、例えば、規定のエフェメリスのパラメーター値に基づく衛星軌道と、軌道関数r(t)で表される衛星軌道との差を最小化させる数値計算(例えば、最小二乗法)によって求めることができる。ただし、これ以外の方法であってもよいことは勿論である。そして、算出したエフェメリスは、該当するGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233として記憶部200に記憶される。
なお、本実施形態では、算出した長期予測エフェメリス情報233は、4時間以上(例えば、2日〜7日)、GPS衛星3の位置算出に使用できる長期予測軌道データであるものとする。
位置算出部150は、位置算出装置1の位置を算出する測位部である。具体的には、後述のように、受信エフェメリス情報232若しくは長期予測エフェメリス情報233及び、GPS衛星3について取得されたコード位相やドップラー周波数等のメジャメント情報234とを用いて、従来公知の位置算出処理を行い、位置算出装置1の位置を算出する。算出した位置は、例えば算出時刻と対応付けて、算出位置データ250として記憶部200に蓄積記憶される。
記憶部200は、ROMやRAM等の記憶装置で実現され、処理部100がベースバンド処理回路部22を統合的に制御するためのシステムプログラムや、各種機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶しているとともに、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100が各種プログラムに従って実行した演算結果が一時的に格納される。本実施形態では、ベースバンド処理プログラム210と、測位支援情報220と、個別衛星情報230と、ヘルス情報240と、算出位置データ250とが記憶される。
個別衛星情報230は、GPS衛星3毎に記憶され、該当するGPS衛星3を識別する衛星ID231と、受信エフェメリス情報232と、長期予測エフェメリス情報233と、メジャメント情報234とが含まれる。
3.位置算出方法
図3は、ベースバンド処理プログラム210に従って、ベースバンド処理回路部22の処理部100が実行する位置算出処理(位置算出方法)の流れを説明するフローチャートである。なお、各GPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233は、既に算出されており、記憶部200に記憶されているものとする。
まず、処理部100は、GPS衛星捕捉部110は、GPS衛星信号を捕捉する(ステップA1)。本実施形態では、例えば、記憶部200に記憶されている長期予測エフェメリス情報233を用いて選定した、測位に用いる少なくとも4つのGPS衛星3を捕捉する。そして、捕捉したGPS衛星3のメジャメント情報234を取得し、記憶部200に記憶する。
GPS衛星3を捕捉すると、捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233が有効期間内であるか否かを判断する(ステップA3)。本実施形態では、例えば、有効期間として、1週間とする。
捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233のうち1つでも有効期間内にないと判断された場合(ステップA3;No)には、GPS衛星捕捉部110は、捕捉したGPS衛星3の信号から、エフェメリス(受信エフェメリス情報232)を取得し、記憶部200に記憶する(ステップA31)。そして、位置算出部150は、取得した受信エフェメリス情報232及びメジャメント情報234を用いて、位置算出装置1の位置を算出する(ステップA33)。
一方、捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233全てが有効期間内であると判断された場合(ステップA3;Yes)には、捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233それぞれの算出日時から現在日時までの経過時間を用いて、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要があるか否かを判断する(ステップA5)。本実施形態では、例えば、算出日時から現在日時までの経過時間が1日以上である場合には、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要があると判断し、一方、算出日時から現在日時までの経過時間が1日未満である場合には、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要がないと判断する。
準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要があると判断した場合(ステップA5;Yes)には、準天頂衛星捕捉部120は、準天頂衛星信号の捕捉を行い、ヘルス情報240を取得する(ステップA7)。
ヘルス情報を取得したら、処理部100は、捕捉したGPS衛星3のIDとヘルス情報240に含まれるGPS衛星3のIDを比較し、捕捉したGPS衛星3のうち、ヘルスなGPS衛星3を特定する(ステップA9)。
ヘルスなGPS衛星3を特定したら、位置算出部150は、当該特定したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233及びメジャメント情報234を用いて、位置算出装置1の位置を算出する(ステップA11)。
一方、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要がないと判断した場合(ステップA5;No)には、捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233及びメジャメント情報234を用いて、位置算出装置1の位置を算出する(ステップA51)。
4.作用効果
このように、本実施形態の位置算出装置1では、測位処理時に、準天頂衛星5が送信するヘルス情報を取得する。このヘルス情報は、全GPS衛星3のうち、現在正常に機能しているGPS衛星(ヘルスなGPS衛星)のID番号である。そのため、測位処理時において、ヘルスなGPS衛星3を特定することができ、ヘルスなGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233を使用することができる。それによって、長期予測エフェメリス情報233を使用した測位の測位精度を向上させることができる。
5.変形例
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
(A)測位支援情報
また、上述の実施形態では、測位支援情報には、ある時刻t0における位置r0及び速度v0という1つの位置情報と1つの速度情報とが含まれる例を挙げて説明したが、複数の時刻における位置情報及び速度情報を含んでいても良い。
(B)ヘルス情報
また、上述の実施形態では、ヘルス情報の送信源として準天頂衛星を例に挙げて説明したが、QZSSであっても、ヘルス情報の送信源はサーバーでもよい。
(C)位置算出方法
また、上述の実施形態では、捕捉したGPS衛星3の長期予測エフェメリス情報233それぞれの算出日時から現在日時までの経過時間を用いて、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要があるか否かを判断する場合を例に挙げて説明した。これは、算出日時から現在日時までの経過時間が短い場合には、捕捉したGPS衛星3がヘルスである可能で高いため、準天頂衛星信号の捕捉及びヘルス情報240の取得を省略することにより、位置算出の高速化を図ろうとしたものである。しかし、準天頂衛星5からヘルス情報240を取得する必要があるか否かを判断せず、必ず準天頂衛星信号の捕捉及びヘルス情報240の取得を行っても良い。算出日時から現在日時までの経過時間が短い場合であっても、捕捉したGPS衛星3がヘルスでない衛星となってしまうこともありうるため、必ず準天頂衛星信号の捕捉及びヘルス情報240の取得を行うことによって、位置算出の精度をより上げることができる。
(D)衛星測位システム
また、上述の実施形態では、GPS衛星のエフェメリスを取得して位置算出を行う位置算出装置を例に挙げて説明したが、WAAS(Wide Area Augmentation System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO等の他の衛星測位システムとしても良い。
(E)人工衛星
また、上述の実施形態では、人工衛星を準天頂衛星としたが、静止衛星としてもよい。位置算出装置1の使用地域が赤道近傍の地域である場合には静止衛星が好適である。
(F)長期予測エフェメリス
また、上述の実施形態では、長期予測エフェメリスの生成場所を位置算出装置を例に挙げて説明したが、長期予測エフェメリスの生成場所はサーバーでもどこでもよい。
1…位置算出装置 3…GPS衛星(測位用衛星) 5…準天頂衛星 10…衛星受信アンテナ 20…衛星信号受信部(受信部) 21…RF受信回路部 22…ベースバンド処理回路部 30…ホスト処理部 31…操作部 32…表示部 33…音出力部 34…時計部 35…記憶部 100…処理部 110…GPS衛星捕捉部 120…準天頂衛星捕捉部 130…座標変換行列生成部 140…エフェメリス推定部(測位部) 150…位置算出部(測位部) 200…記憶部 210…ベースバンド処理プログラム 220…測位支援情報 230…個別衛星情報 231…衛星ID 232…受信エフェメリス情報 233…長期予測エフェメリス情報 234…メジャメント情報 240…算出位置データ 250…算出位置データ。

Claims (3)

  1. 位置算出に使用できる正常な測位用衛星の衛星番号を取得することと、
    前記取得した衛星番号に基づいて、位置算出に使用する測位用衛星を選定することと、
    前記選定した測位用衛星の長期予測軌道データを用いて、位置算出を行うことと、
    を含むことを特徴とする位置算出方法。
  2. 請求項1に記載の位置算出方法において、
    前記長期予測軌道データを用いて、前記測位用衛星を捕捉することを更に含み、
    前記測位用衛星を選定することは、
    前記取得した衛星番号と前記捕捉した測位用衛星の衛星番号を比較し、前記捕捉した測位用衛星の衛星番号のうち、前記取得した衛星番号に含まれる衛星番号を選択することによって、前記測位用衛星を選定することと、
    を含むことを特徴とする位置算出方法。
  3. 位置算出に使用できる正常な測位用衛星の衛星番号を取得する受信部と、
    前記取得した衛星番号に基づいて、位置算出に使用する測位用衛星を選定する測位用衛星選定部と、
    前記選定した測位用衛星の長期予測軌道情報を用いて、位置算出を行う測位部と、
    を含むことを特徴とする位置算出装置。
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