JP2014212875A - 薬剤注入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、薬剤注入装置に関するものであって、電池の消耗を抑制し、利便性を高めることを目的とするものである。
【解決手段】そして、その目的を達成するために、本発明は、制御部14に、時計機能部19(タイマー21を含む)とメモリ20を接続し、この制御部14は、初回温度測定モードとして、前記時計機能部19からの時刻と前記温度センサ17によって測定した温度とともにメモリ20に記憶させるとともに、このメモリ20に記憶させられた一日の温度情報から最高温度Bと最低温度Aに対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度Bと前記最低温度Aのそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサ17によって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリ20に記憶させる構成としたものである。
【選択図】図4
【解決手段】そして、その目的を達成するために、本発明は、制御部14に、時計機能部19(タイマー21を含む)とメモリ20を接続し、この制御部14は、初回温度測定モードとして、前記時計機能部19からの時刻と前記温度センサ17によって測定した温度とともにメモリ20に記憶させるとともに、このメモリ20に記憶させられた一日の温度情報から最高温度Bと最低温度Aに対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度Bと前記最低温度Aのそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサ17によって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリ20に記憶させる構成としたものである。
【選択図】図4
Description
本発明は、例えば、インスリンや成長ホルモンなどの薬剤を注入するための、薬剤注入装置に関するものである。
従来のこの種、薬剤注入装置は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に電気的に接続した温度センサ、警報部と、各部に電源を供給する電池とを備えた構成となっている(例えば、これに関連する先行文献としては、下記特許文献1が存在する)。
前記従来例においては、常時、温度センサによって、本体ケース内の温度を検出し、この温度が薬剤の保管に好ましくない温度になると、警報部から警報を発する構成となっている。すなわち、薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジ内の薬剤は、低温や高温によって、その効用が低下する虞があるので、常時、温度センサによって温度を検出するようにしている。
しかしながら、常時、温度センサによって、温度を検出する構成とすると、各部に電源を供給する電池の消耗が大きく、その結果として、薬剤の注入時にピストンの駆動機構を駆動することができない状態となることがある。
すなわち、薬剤を注入しようとするときに、電池を交換しなければ、この薬剤注入ができないこともあり、実使用時において、利便性の低いものとなっていた。
そこで、本発明は、利便性を高めることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に電気的に接続した温度センサ、警報部と、各部に電源を供給する電池とを備え、前記制御部に、時計機能部とメモリを接続し、この制御部は、初回温度測定モードとして、前記時計機能からの時刻と前記温度センサによって測定した温度とともにメモリに記憶させるとともに、このメモリに記憶させられた一日の温度情報から最高温度と最低温度に対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリに記憶させる構成とし、これにより、所期の目的を達成するものである。
以上のごとく本発明の薬剤注入装置は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に電気的に接続した温度センサ、警報部と、各部に電源を供給する電池とを備え、前記制御部に、時計機能部とメモリを接続し、この制御部は、初回温度測定モードとして、前記時計機能からの時刻と前記温度センサによって測定した温度とともにメモリに記憶させるとともに、このメモリに記憶させられた一日の温度情報から最高温度と最低温度に対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリに記憶させる構成としたものであるので、利便性を高めることができる。
すなわち、本発明においては、前記制御部に、時計機能部とメモリを接続し、この制御部は、初回温度測定モードとして、前記時計機能からの時刻と前記温度センサによって測定した温度とともにメモリに記憶させるとともに、このメモリに記憶させられた一日の温度情報から最高温度と最低温度に対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリに記憶させる構成としたものであるので、温度センサによる温度測定は、最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻だけに行なわれることとなる。
したがって、温度測定による電池の消耗が少なく、その結果として、薬剤注入時に、ピストンの駆動機構を駆動することができないという状態をまねくことは少なく、利便性を高めることができるのである。
また、最高温度と最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻に、温度測定を行なうので、前日の状態とは温度環境状態が変わった場合でも、温度を測定し、温度環境を監視した状態とできるので、温度監視に対する信頼性も高いものとなる。
以下、本発明の一実施形態 を、添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すごとく、本実施形態の薬剤注入装置は、筒状の本体ケース1を備えている。そして、その一端側(下端側)には、注射針2が装着されるようになっており、他端側(上端側)には、電源ボタン3と、薬剤注入ボタン4と、表示部5が設けられている。
図1〜図3に示すごとく、本実施形態の薬剤注入装置は、筒状の本体ケース1を備えている。そして、その一端側(下端側)には、注射針2が装着されるようになっており、他端側(上端側)には、電源ボタン3と、薬剤注入ボタン4と、表示部5が設けられている。
また、本体ケース1の一端側(下端側)には、カートリッジホルダー6が、図1、図2に示すごとく、開閉自在に設けられており、このカートリッジホルダー6内に、薬剤シリンジ7が装着されるようになっている。すなわち、カートリッジホルダー6は、薬剤シリンジ装着部となっているのである。
そして、このように、カートリッジホルダー6内に薬剤シリンジ7が装着された状態で、薬剤シリンジ7の後方(上方)には、図3に示すごとく、ピストン8が薬剤シリンジに対して可動自在に設けられている。また、このピストン8は、ピストン送りねじ9、歯車10、モーター11によって、構成された駆動機構によって、駆動される構成となっている。
なお、図3において、12は、各部に電源を供給するための電池である。
また、各部の電気的な接続状態は、図4に示す構成となっている。
すなわち、上記駆動機構を構成するモーター11は、モータードライブ回路13を介して、制御部14に接続されている。
また、モータードライブ回路13には、電流検出回路15が接続され、この電流検出回路15も制御部14に接続されている。つまり、モーター11を駆動する電流制御を行なうようになっているのである。
また、モーター11の回転数は、エンコーダ16によって検出され、制御部14に伝達される構成となっている。
制御部14には、上述した電源ボタン3と、薬剤注入ボタン4と、表示部5、及び電池12も接続されている。なお、この図4には、電池12は制御部14にだけ接続された状態としているが、この図4に示す各部に電源を供給する構成となっている。
本実施形態においては、制御部14には、それ以外に、本体ケース1内において、特に、薬剤シリンジ7部分の温度を測定する温度センサ17が接続されている。
さらに、この制御部14には、警報部としてのブザー18も接続されている。
さらにまた、制御部14には、時計機能部19とメモリ20とタイマー21も接続されており、このうち、時計機能部19とタイマー21には、時計用電池22が接続されている。
以上のような構成において、薬剤シリンジ7をカートリッジホルダー6内に収納させ、図2、図3のように、カートリッジホルダー6を閉じた状態とし、電源ボタン3と薬剤注入ボタン4を押すと、初回起動状態となる(図5のS1、S2)。
初回起動状態(図5のS2)では、図6のS1〜S2に示すごとく、薬剤投与が行なわれる。具体的には、モーター11が、起動され、ピストン8で、薬剤シリンジ7内の薬剤が、注射針2から人体に押出され、これにより、薬剤注入が行なわれ、薬剤投与が完了することになる(図6のS3)。
なお、薬剤の注入量は、エンコーダ16によって、モーター11の回転数を検出することで、管理されるようになっている。
そして、この薬剤投与が完了すると、次に、初回温度測定モードの一部である温度測定が実行される(図6のS4)。
具体的には、温度センサ17によって、薬剤シリンジ7の周囲の温度が測定され(図7のS1、S2)、その温度と時刻がメモリ20に書き込まれる(図7のS3)。図12の(a)は、メモリ20に書き込まれたデータをグラフとしてあらわしたものであり、温度は時刻ごとに刻々と変化するが、この一点が、記録された状態となる。
後述するように、この図12(a)から、最低温度Aと最高温度Bの値およびその最低温度Aと最高温度Bが表れた時刻が求められる。
図7に戻って、説明を続けると、メモリ20に記録された温度が、例えば、0度よりも低いか、35度よりも高い状態のときには、表示部5に、保管場所が不適切なので、使用を中止する警告表示を行なったり、ブザー18で使用を中止する警告を発したりする(図7のS4、S5)。
また、温度センサ17によって、検出した温度が、上述した警告温度に到達していない場合でも、例えば、4℃よりも低い場合か、28℃よりも高い場合には、表示部5に保管場所を変更するように通知表示をさせたり、ブザー18で保管場所を変更する報知をさせたりする(図7のS6、S7)。
そして、このようにして、初回の温度測定が終了する(図7のS8)。
すると、次には、制御部14は、メモリ20に、温度測定のための割り込み時刻を、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24時と設定し(図6のS5)、次に、現在時刻との関係から、次回温度測定をするための割り込み時刻を設定し、電源をオフの状態とする(図6のS6、S7)。
以上で、図5における初回起動動作(図5のS2)が完了したので、次には、この図5の初日保管動作(図5のS3)が実行される。
この初日保管動作は、図8のごとく、電源オフ(図8のS1)の次に、間欠測定(図8のS2)が実行される。この間欠測定は、図9の電源オフ(図9のS1)の状態から、タイマー21によって、次の温度測定時刻までの時間を測定し(図9のS2)、図6のS6で設定した割り込み時刻になると、タイマー21から割り込み信号が発せられ、電源がオン状態となり、温度測定が実行される(図9のS3、S4、S5、S6)。
温度測定は、図7で説明した順序によって行なわれ、そのときの測定温度は、時刻とともに、メモリ20に記録される。次に、この状態を、24時間継続させることになる。
つまり、24時間経過していなときには、メモリ20から次回の割り込み時刻を読み取り、タイマー21に、次回の割り込み時刻を設定し、電源オフの状態とする(図9のS7、S8、S9、S10)。
そして、24時間経過するまでは、この図9のS2からS10が継続され、24時間経過すると、終了となる(図9のS11)。
すると、図8における間欠測定(図8のS2)が、終了したので、メモリ20へ、最低温度(図12のA)とその時刻と最高温度(図12のB)とその時刻が保存される(図8のS3)。
次に、この図8のS4である測定間隔設定が実行される。
この測定間隔設定は、具体的には、まず、メモリ20には、最低温度(図12のA)とその時刻と最高温度(図12のB)とその時刻が保存されているので、この情報を確認する。
続いて、図12(a)から理解されるように、最低温度(図12のA)が表れた時刻の30分前と30分後、及び最高温度(図12のB)が表れた時刻の30分前と30分後を測定時刻として、メモリ20に保存する。
そして、メモリ20から、上述の温度測定時刻を読み出し、現在の時刻と比較し、次の温度測定時刻をタイマー21に書き込み、初日の保管動作が終了する(図8のS5、S6、S7)。
すると、次には、図5の通常保管動作(図5のS4)が実行される。
この通常保管動作は、図10のごとく、実行される。
まず、電源オフ(図10のS1)の状態から、図9に示した間欠測定が実行される(図10のS2)。
そして、図9の間欠測定を実行することで、メモリ20へ、最低温度とその時刻、および最高温度とその時刻が記録される(図10のS3)。
次に、前日の最低温度時刻と本日の最低温度時刻の比較、および前日の最高温度時刻と本日の最高温度時刻を比較し(図10のS4)、この比較により、時刻が変化していなければ、メモリ20より、次回の割り込み時刻を読み出し、タイマー21に測定時刻として設定し、電源オフの状態とする(図10のS5、S6、S7、S8)。
これに対して、前日の最低温度時刻と本日の最低温度時刻の比較、および前日の最高温度時刻と本日の最高温度時刻の少なくとも一方が変化しておれば、測定間隔修正(図10のS9)が実行される。
測定間隔修正は、図11のごとく、前日の最低温度時刻と本日の最低温度時刻の比較、および前日の最高温度時刻と本日の最高温度時刻の少なくとも一方が変化しておれば(図11のS1)、変化した本日の最低温度時刻または最高温度時刻の前後30分に温度測定時刻を設定した状態とする(図11のS2)。
例えば、図12(a)は、前日の最低温度時刻と最高温度時刻を示したものであるので、測定時刻は、Aから30分前、A、Aから30分後および、Bから30分前、B、Bから30分後の6点が、温度測定時刻となっているが、本日の測定によれば、図12(b)のごとく、前日のAよりも、30分前が、最低温度時刻(A1)となっており、また前日のBよりも、30分前が、最高温度時刻(B1)となっているので、明日は、前記最低温度時刻(A1)とそれよりも30分前および30分後、最高温度時刻(B1)とそれよりも30分前および30分後の6点が温度測定時刻となり、この時刻をメモリ20に記録する。
そして、この時刻に基づいて、メモリ20より、次回の割り込み時刻を読み出し、タイマー21に測定時刻として設定し、電源オフの状態とする(図10のS5、S6、S7、S8)。
そして、このような通常保管動作が、連日実行されている状態で、電源ボタン3および、薬剤注入ボタン4がオン状態となると、上述したピストン8の駆動による薬剤注入が行なわれる(図5のS5、S6)。
以上のごとく本実子形態の薬剤注入装置は、制御部14に、時計機能部19(タイマー21を含む)とメモリ20を接続し、この制御部14は、初回温度測定モードとして、前記時計機能部19からの時刻と前記温度センサ17によって測定した温度とともにメモリ20に記憶させるとともに、このメモリ20に記憶させられた一日の温度情報から最高温度Bと最低温度Aに対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度Bと前記最低温度Aのそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサ17によって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリ20に記憶させる構成としたものであるので、温度センサ17による温度測定は、最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻だけに行なわれることとなる。
したがって、温度測定による電池12の消耗が少なく、その結果として、薬剤注入時に、ピストン8の駆動機構を駆動することができないという状態をまねくことは少なく、利便性を高めることができるのである。
また、最高温度Bと最低温度Aのそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻に、温度測定を行なうので、前日の状態とは温度環境状態が変わった場合でも、温度を測定し、温度環境を監視した状態とできるので、温度監視に対する信頼性も高いものとなる。
また、その後の温度測定により、最高温度時刻や最低温度時刻が変化した場合には、それにあわせて、温度測定をする時刻を変更するので、この温度測定に対する信頼性の高いものとなる。
以上のごとく本発明の薬剤注入装置は、制御部に、時計機能部とメモリを接続し、この制御部は、初回温度測定モードとして、前記時計機能からの時刻と前記温度センサによって測定した温度とともにメモリに記憶させるとともに、このメモリに記憶させられた一日の温度情報から最高温度と最低温度に対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリに記憶させる構成としたものであるので、温度センサによる温度測定は、最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻だけに行なわれることとなる。
したがって、温度測定による電池の消耗が少なく、その結果として、薬剤注入時に、ピストンの駆動機構を駆動することができないという状態をまねくことは少なく、利便性を高めることができるのである。
また、最高温度と最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻に、温度測定を行なうので、前日の状態とは温度環境状態が変わった場合でも、温度を測定し、温度環境を監視した状態とできるので、温度監視に対する信頼性も高いものとなる。
したがって、各種薬剤を注入する薬剤注入装置に、広く普及が期待されるものである。
1 本体ケース
2 注射針
3 電源ボタン
4 薬剤注入ボタン
5 表示部
6 カートリッジホルダー
7 薬剤シリンジ
8 ピストン
9 ピストン送りねじ
10 歯車
11 モーター
12 電池
13 モータードライブ回路
14 制御部
15 電流検出回路
16 エンコーダ
17 温度センサ
18 ブザー
19 時計機能部
20 メモリ
21 タイマー
22 時計用電池
2 注射針
3 電源ボタン
4 薬剤注入ボタン
5 表示部
6 カートリッジホルダー
7 薬剤シリンジ
8 ピストン
9 ピストン送りねじ
10 歯車
11 モーター
12 電池
13 モータードライブ回路
14 制御部
15 電流検出回路
16 エンコーダ
17 温度センサ
18 ブザー
19 時計機能部
20 メモリ
21 タイマー
22 時計用電池
Claims (2)
- 薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に電気的に接続した温度センサ、警報部と、各部に電源を供給する電池とを備え、前記制御部に、時計機能部とメモリを接続し、この制御部は、初回温度測定モードとして、前記時計機能からの時刻と前記温度センサによって測定した温度とともにメモリに記憶させるとともに、このメモリに記憶させられた一日の温度情報から最高温度と最低温度に対応する時刻を抽出し、次回温度測定モードとして、前記最高温度と前記最低温度のそれぞれに対応する時刻と、それらの時刻の所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なうとともに、その測定時刻と測定温度をメモリに記憶させる構成とした、薬剤注入装置。
- 前記制御部は、次回温度測定モードの次に、通常温度測定モードを実行する構成とし、この通常温度測定モードは、前回の温度測定モード実行時における最高温度に対応する時刻と最低温度に対応する時刻を抽出し、これらの最高温度時刻と最低温度時刻のそれぞれの所定時間前の時刻および所定時間後の時刻を、前記温度センサによって温度測定を行なう測定時刻として、前記メモリに記憶させる構成とした、請求項1に記載の薬剤注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013091011A JP2014212875A (ja) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | 薬剤注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013091011A JP2014212875A (ja) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | 薬剤注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141211 |