JP2014212873A - 蓄尿袋 - Google Patents

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修 塚田
Osamu Tsukada
修 塚田
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices

Abstract

【課題】蓄尿袋内に溜まる尿によって蓄尿袋が外側に膨れるのを制限することにより、蓄尿袋内に多くの尿が溜まっても患者(使用者)は快適に歩行することができると共に、患者の歩行動作に起因する蓄尿袋内の尿の音を低減することができる蓄尿袋を得る。
【解決手段】 排尿を蓄尿する蓄尿本体2を有する蓄尿袋1であって、蓄尿本体2内部には、蓄尿本体2内に蓄尿された尿によって蓄尿本体2が膨らむのを制限する制限手段5が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療の現場で広く使用されている、人体の一部に固定保持することが可能な蓄尿袋に関するものである。
蓄尿袋は、例えば、腎機能の障害等により正常な排尿作用を行うことが困難な排尿障害患者に使用されることができ、患者が排尿した尿を一時的に蓄尿するためのものである。
蓄尿袋は、上部にカテーテル等の導尿チューブが接続されるようになっていると共に、下部に排尿口が形成されている袋本体を有し、排尿口にはキャップが取り付けられている。そして、この袋本体内に、導尿チューブを介して供給された尿が蓄尿されるようになっている。
蓄尿袋は、例えば、患者の脚部にベルトで固定保持されて使用され、従来において、種々の蓄尿袋が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
EP19840303576号公報
しかしながら、従来の蓄尿袋には以下のような問題点がある。すなわち、蓄尿袋は、患者の脚部にベルト等で固定されて使用されているが、蓄尿袋に尿が溜まっていくにつれて蓄尿袋の下部分を中心にして外側に膨れてしまい、その結果、患者が歩行する際に、足の動きと蓄尿袋内の尿の動きがばらばらになり歩行しづらくなってしまうという問題を有している。また、このような蓄尿袋内の尿の動きによって、蓄尿袋内の尿が患者の歩行中に音を生じてしまうという問題を有している。かかる音は、患者にとってデリケートな問題であり、周りの人に対して隠したい音である。
また、上述のように蓄尿袋は、ベルトによって患者の体に取り付けられている。ベルトは、蓄尿袋の耳部に形成された貫通穴を通り、患者の脚部に巻き付けられるようになっている。そして、この貫通穴の大きさは、蓄尿袋を小型化するために小さく形成されている。従来のベルトは、蓄尿袋の耳部に形成された小さな貫通穴を通ることができる一定の幅を有するものであるため、幅が狭いベルトで蓄尿袋を患者の脚部に固定保持するようになっているため、蓄尿袋を患者の脚部にしっかりと保持することができないと共に、巻き付けづらいという問題がある。この問題を解決するために、蓄尿袋の耳部に形成された貫通穴を大きくしてベルトの幅を大きくすることが考えられるが、この場合では、蓄尿袋の耳部が大きくなり、その結果、蓄尿袋全体の大きさをコンパクト化することができない。
また、蓄尿袋の下部の排尿口には、開閉弁として機能するキャップが設けられている。このキャップには、蓄尿袋内の尿を排尿する際に、この尿が付着してしまう場合がある。キャップに付着した尿が乾燥すると微細な結晶が形成され、この結晶によってキャップをきちんと閉じることができなくなり、キャップから尿漏れを生じてしまう。従って、キャップの構造は、尿の結晶が形成されても簡単に尿漏れが生じない構造が望ましい。
本発明は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、蓄尿袋内に溜まる尿によって蓄尿袋が外側に膨れるのを制限することにより、蓄尿袋内に多くの尿が溜まっても患者(使用者)は快適に歩行することができると共に、患者の歩行動作に起因する蓄尿袋内の尿の音を低減することができる蓄尿袋を提供することを目的とする。
また、本発明は、蓄尿袋の耳部に形成された貫通穴を通るベルトは小さい幅にし、脚部に巻き付けるベルトの幅を大きくすることにより、蓄尿袋全体の大きさのコンパクト化を維持しながら蓄尿袋を患者の脚部にしっかりと保持すると共に容易に巻き付けることができる蓄尿袋を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、蓄尿袋の排尿口に設けられるキャップを二重ロック構造にすることにより、キャップに付着した尿が乾燥して微細な結晶が形成されても簡単に尿漏れを生じることがない蓄尿袋を提供することを目的とする。
本発明は、排尿を蓄尿する蓄尿本体を有する蓄尿袋であって、前記蓄尿本体内部には、前記蓄尿本体内に蓄尿された尿によって前記蓄尿本体が膨らむのを制限する制限手段が設けられていることを特徴とする、蓄尿袋を提供する。
また、前記制限手段は、前記蓄尿本体内に蓄尿された尿が溜まる前記蓄尿本体の下方部分に設けられている。また、前記制限手段は、帯状に形成されており、その一端が前記蓄尿本体の表面部の内面に取り付けられ、他端が前記蓄尿本体の裏面部の内面に取り付けられている。また、前記規制手段は、折りたためられた帯状に形成されることができる。また、前記制限手段は、前記蓄尿本体の上下方向に延びた帯状に形成されることができる。また、前記制限手段は、複数設けられており、各制限手段は、別個に設けられている。また、前記各制限手段は、一端から他端までの幅寸法が同じにそれぞれ設定されることができるし、一端から他端までの幅寸法が異なるようにそれぞれ設定されることができる。
また、本発明にかかる蓄尿袋は、固定保持用ベルトを更に備え、前記固定保持用ベルトは、小幅のベルト部分と、小幅のベルト部分よりも幅が大きい大幅ベルト部分とから構成されており、前記大幅ベルト部分は、その一端が小幅のベルト部分の中間部分に取り付けられており、前記蓄尿袋には少なくとも一つの耳部が設けられており、前記耳部には、少なくとも一つの穴が形成されており、前記少なくとも一つの穴は、小幅のベルト部分を通すことを許容するが大幅ベルト部分を通すことを許容しない大きさに形成されており、前記小幅のベルト部分は、前記蓄尿袋の耳部に設けられた少なくとも一つの穴を通され、前記大幅ベルト部分は、体の一部に巻き付けられるようにしてその他端が前記小幅のベルト部分に取り付けられるようになっている。
また、本発明にかかる蓄尿袋は、排尿口を更に備え、前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、前記キャップは、排尿開口を有するキャップ本体部と、前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、前記キャップ本体部は、前記排尿開口の上側周縁から上方に立ち上がった上側周縁環状部分と、前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部分と、を有し、前記上側周縁環状部分の外面には、半径方向外方に突出する環状係止部分が形成され、前記蓋部は、前記上側周縁環状部分を受け入れる環状溝部分と、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、前記環状溝部分は、前記蓋部の内面から上方に立ち上がった内側環状部分及び外側環状部分で形成され、前記内側環状部分の外面には、半径方向外方に突出する内側環状突起部分が形成され、前記外側環状部分の内面には、半径方向外方に突出する外側環状突起部分が形成され、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記環状係止部分と前記外側環状突起部分とが係合すると共に前記内側環状突起部分が前記上側周縁環状部分の内面を押圧するようになっており、前記環状溝部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記上側周縁環状部分の上側周縁と弾性変形して係合し前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられている。
また、本発明にかかる蓄尿袋は、排尿口を更に備え、前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、前記キャップは、排尿開口を有するキャップ本体部と、前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、前記キャップ本体部は、前記排尿開口の上縁部近傍に配置された磁石と、前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部と、を有し、前記蓋部は、前記蓋部の内面の中心部から立ち上がった軸部分と、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記磁石の磁力によって前記磁石に吸着されるように配置された金属製部材と、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、前記軸部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記キャップ本体部の排尿開口内に嵌合的に挿入されて前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられている。
また、本発明にかかる蓄尿袋は、排尿口を更に備え、前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、前記キャップは、排尿開口を有するキャップ本体部と、前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、前記キャップ本体部は、前記排尿開口の上縁部近傍に配置された金属製部材と、前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部と、を有し、前記蓋部は、前記蓋部の内面の中心部から立ち上がった軸部分と、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記金属製部材に磁力によって吸着されるように配置された磁石と、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、前記軸部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記キャップ本体部の排尿開口内に嵌合的に挿入されて前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられている。
また、前記磁石及び/又は前記金属製部材は、前記排尿開口の上縁部を取り囲むように環状に形成されているのが好ましい。また、前記金属製部材は、磁石に置き換えられることができ、この場合、この置き換えられた磁石と前記磁石は、接触面の磁極が互いに逆になるように設定されている。また、前記可撓性部材は、例えば、シリコーンゴムからなる。
本発明によれば、排尿を蓄尿する蓄尿本体部を有する蓄尿袋において、前記蓄尿本体内部には、前記蓄尿本体内に蓄尿された尿によって前記蓄尿本体が膨らむのを制限する制限手段が設けられているため、蓄尿袋内に溜まる尿によって蓄尿袋が外側に膨れるのを制限することができ、蓄尿袋内に多くの尿が溜まっても患者(使用者)は快適に歩行することができると共に、患者の歩行動作に起因する蓄尿袋内の尿の音を低減することができる蓄尿袋を提供することができる。
また、本発明にかかる蓄尿袋は、固定保持用ベルトを更に備え、前記固定保持用ベルトは、小幅のベルト部分と、小幅のベルト部分よりも幅が大きい大幅ベルト部分とから構成されており、前記大幅ベルト部分は、その一端が小幅のベルト部分の中間部分に取り付けられており、前記蓄尿袋には少なくとも一つの耳部が設けられており、前記耳部には、少なくとも一つの穴が形成されており、前記少なくとも一つの穴は、小幅のベルト部分を通すことを許容するが大幅ベルト部分を通すことを許容しない大きさに形成されており、前記小幅のベルト部分は、前記蓄尿袋の耳部に設けられた少なくとも一つの穴を通され、前記大幅ベルト部分は、体の一部に巻き付けられるようにしてその他端が前記小幅のベルト部分に取り付けられるようになっているため、蓄尿袋全体の大きさのコンパクト化を維持しながら蓄尿袋を患者の脚部にしっかりと保持すると共に容易に巻き付けることができる蓄尿袋を提供することができる。
さらに、本発明にかかる蓄尿袋は、蓄尿袋の排尿口に設けられるキャップを二重ロック構造にしているため、キャップに付着した尿が乾燥して微細な結晶が形成されても簡単に尿漏れを生じることがない蓄尿袋を提供することができる。
図1は、本発明にかかる蓄尿袋の実施の形態を示す概略図である。 図2(a)、(b)及び(c)は、本発明にかかる蓄尿袋に適用可能な制限手段をそれぞれ示す概略断面図である。 図3は、本発明にかかる蓄尿袋に適用可能な制限手段の別の例を示す概略図である。 図4は、体の腰部に取り付けることが可能な蓄尿袋の実施の形態を示す概略図である。 図5(a)は、体の腰部に取り付けることが可能な蓄尿袋の別の実施の形態を示す概略図であり、図5(b)は、その概略断面図である。 図6は、本発明にかかる蓄尿袋に適用可能な固定保持用ベルトの実施の形態を示す概略図である。 図7は、図6に示された固定保持用ベルトが適用された蓄尿袋の実施の形態を示す概略部分斜視図である。 図8(a)は、本発明にかかる蓄尿袋に適用可能なキャップの実施の形態を示す概略正面図であり、図8(b)は、その概略側面図である。 図9は、図8に示されたキャップの概略断面図である。 図10は、本発明にかかる蓄尿袋に適用可能なキャップの別の実施の形態を示す概略斜視図である。 図11は、図10に示されたキャップの概略斜視図である。
以下、本発明にかかる蓄尿袋を実施するための最良の形態について図面を参照しながら述べる。図1は、本発明にかかる蓄尿袋を示している。図1に示されるように、蓄尿袋1は、腎機能の障害等により正常な排尿作用を行うことが困難な排尿障害患者などの人の脚部に固定保持することができるいわゆるレッグバッグタイプの蓄尿袋であり、人からの排尿を蓄尿する蓄尿本体2を有する。蓄尿本体2は、表面部と裏面部とを有する扁平状の筒部であり、ポリ塩化ビニル(PVC)などの可撓性部材で作られており、上部にはカテーテル等の導尿チューブ(図7において符号30で示す)などが接続されるチューブ接続部3が形成されており、下部には排尿口4が形成されており、この排尿口4には、排尿チューブ(図示せず)などを介してあるいは直接的にキャップ20が装着されている。また、蓄尿本体部2の裏面部には、肌触りの良い不織布(図示せず)が設けられている。
蓄尿本体2の内部には、蓄尿本体内に蓄尿された尿によって蓄尿本体2が外側に膨らむのを制限する制限手段5が設けられている。図2(b)には、図1に示す制限手段5の概略断面図を示している。図1及び図2(b)に示されるように、この制限手段5は、蓄尿本体部2と同じ素材であるポリ塩化ビニル(PVC)などの可撓性部材で作られることができ、蓄尿本体内に蓄尿された尿が溜まる蓄尿本体2の下方部分に設けられている。図示の制限手段5は、蓄尿本体2の上下方向に沿って並列に配置された二つの制限手段から構成されており、各制限手段5は、蓄尿本体2の上下方向に延び、かつこの上下方向に沿った軸線で二つに折りたためられた帯状(図2(b)の断面図を参照)に形成されており、その一端5aが蓄尿本体2の表面部(図2(b)において符号2aで示す)の内面に取り付けられ、他端5bが蓄尿本体2の裏面部(図2(b)において符号2bで示す)の内面に取り付けられている。図示のように、各制限手段5は、別個に設けられている。
この制限手段5により、使用中において、蓄尿袋の蓄尿本体2の内部には、尿が溜まっていくにつれて蓄尿本体2の下部分を中心にして外側に膨れてしまうのが制限されることができ、蓄尿袋内に多くの尿が溜まっても患者(使用者)は快適に歩行することができると共に、患者の歩行動作に起因する蓄尿袋内の尿の音を低減させることができる。
制限手段5の規制量は、例えば、制限手段5の一端5aから他端5bまでの幅寸法により設定されることができる。そして、図1及び図2(b)に示される制限手段5のように、複数の制限手段5が蓄尿本体2に設けられている場合には、各制限手段5は、一端5aから他端5bまでの幅寸法が同じにそれぞれ設定されることができるし、逆に、一端5aから他端5bまでの幅寸法が異なるようにそれぞれ設定されることができる。
また、図1及び図2(b)に示される制限手段5は、二つの制限手段から構成されているが、図2(a)に示されるように単一の制限手段で構成されることができるし、図2(c)に示されるように三つの制限手段で構成されることができる。また、図3に示されるように四つの制限手段で構成されることができる。図3に示される制限手段5は、蓄尿本体2の下方部分には二つの制限手段5が蓄尿本体2の上下方向に沿って並列に配置され、蓄尿本体2の下方部分の上方部分には、二つの制限手段5が、下方部分に配置された二つの制限手段5の間隔よりも大きな間隔で蓄尿本体2の上下方向に沿って並列に配置されている。そして、これら四つの制限手段5は、別個にそれぞれ設けられている。
また、図1に示す蓄尿袋1は、脚部に固定保持することができるいわゆるレッグバッグタイプの蓄尿袋であるが、本発明にかかる蓄尿袋は、図4及び図5に示すような人の腰部に固定保持することができる形態の蓄尿袋も包含される。図4に示す蓄尿袋1に適用された制限手段5は、図1に示す制限手段5と同じ形態である。一方、図5(a)に示す蓄尿袋1に適用された制限手段5は、蓄尿本体2の上下方向に延びた筒状に形成されており、四か所で蓄尿本体2に取り付けられている。具体的に述べると、図5(b)に示すように、四か所のうちの二か所が蓄尿本体2の表面部2aの内面に取り付けられ、残りの二か所が蓄尿本体2の裏面部2bの内面に取り付けられている。そして、蓄尿本体2の表面部2aの内面に取り付けられた二か所の取り付け部の間隔は、その表面部2aがゆるく撓むことができる寸法に設定されており、同様に、蓄尿本体2の裏面部2bの内面に取り付けられた二か所の取り付け部の間隔は、裏面部2bがゆるく撓むことができる寸法に設定されている。従って、蓄尿本体2の表面部2aの内面に取り付けられた二か所の取り付け部の間隔で制限手段5がピンと張った状態でも表面部2aはゆるく撓んだ状態であり、同様に、蓄尿本体2の裏面部2bの内面に取り付けられた二か所の取り付け部の間隔で制限手段5がピンと張った状態でも裏面部2bはゆるく撓んだ状態である。
次に、本発明の別の特徴である固定保持用ベルトについて説明する。本発明にかかる蓄尿袋は、固定保持用ベルトを更に備えることができる。図1に示されるように、蓄尿袋1の蓄尿本体2は、上部にチューブ接続部3を中心にして左右一対の耳部6が形成されていると共に下部に排尿口4を中心にして左右一対の耳部7が形成されている。そして、各耳部6には、蓄尿本体2の上下方向に沿って並列に配置された二つのスリット状の穴8がそれぞれ形成され、各耳部7には、一つのスリット状の穴9がそれぞれ形成されている。
図6に示されるように、固定保持用ベルト10は、小幅のベルト部分11と、小幅のベルト部分よりも幅が大きい大幅ベルト部分12とから構成されている。小幅のベルト部分11及び大幅ベルト部分12は、互いに対向する面の任意の位置にマジックテープ(登録商標)などの互いに係合することができる面ファスナーが取り付けられている。
そして、大幅ベルト部分12は、その一端13が小幅のベルト部分11の中間部分に取り付けられている。この中間部分の位置は、例えば、図7に示されるように、小幅のベルト部分11を蓄尿本体2の上部に形成された耳部6の各穴8に取り付けた場合には、右側の耳部6の右側に形成された穴8の位置近傍に設定することができるが、これに限定されない。
各穴8、9は、固定保持用ベルト10の小幅のベルト部分11を通すことを許容するが大幅ベルト部分12を通すことを許容しない大きさに形成されている。すなわち、各穴8、9は、小幅のベルト部分11のみを通すことができる大きさに形成されており、そのため、耳部の大きさを小さくすることができ、もって、蓄尿袋1全体の大きさのコンパクト化を図ることができる。
次に、固定保持用ベルト10の取り付け方法について説明する。図7には、蓄尿本体2の上部に形成された耳部6の各穴8に対する固定保持用ベルト10の取り付けを示している。まず、固定保持用ベルト10の小幅のベルト部分11を各耳部6の各穴8に通して固定保持用ベルト10を蓄尿袋1の蓄尿本体2に取り付ける。この際、小幅のベルト部分11の中間部分に、穴8を通すことができない大幅ベルト部分12の一端13が取り付けられているため、例えば、小幅のベルト部分11の右端14を左側の耳部6の右側に位置する穴8に紙面手前から紙面奥側に向けて挿入し、そして、右側の耳部6の左側に位置する穴8に紙面奥側から紙面手前に向けて挿入し、続いて、右側の耳部6の右側に位置する穴8に紙面手前から紙面奥側に向けて挿入する。そして、小幅のベルト部分11の左端15を左側の耳部6の左側に位置する穴8に紙面手前から紙面奥側に向けて挿入する。図7には、このときの挿入状態が示されている。次に、大幅ベルト部分12を図7において符号16で示す方向から脚部に巻き付けて、その他端(図6において符号17で示す)を小幅のベルト部分11に面ファスナーで取り付ける。
このように、固定保持用ベルト10を、蓄尿袋1の蓄尿本体2側に取り付けられる部分を小幅のベルト部分11で構成し、体の一部である脚部に巻き付けられる部分を大幅のベルト部分12で構成しているため、蓄尿袋全体の大きさのコンパクト化を維持しながら蓄尿袋を患者の脚部にしっかりと保持すると共に容易に巻き付けることができる。
また、上述では、蓄尿本体2の上部に形成された耳部6の各穴8に対する固定保持用ベルト10の取り付けについて説明しているが、同様な取り付け方法で、蓄尿本体2の下部に形成された耳部7の穴9に対しても固定保持用ベルト10を取り付けることができる。また、図1に示す穴は、耳部6に対して二つ形成され、耳部7に対して一つ形成されているが、穴の数はこれに限定されない。また、穴の形状に関してもスリット状に限らない。
また、本発明にかかる固定保持用ベルト10は、図4及び図5に示すような人の腰部に固定保持することができる形態の蓄尿袋1に対しても備えられることができる。すなわち、図4及び図5に示す蓄尿袋1は、上部にチューブ接続部3を中心にして左右一対の耳部6が形成されているが、この各耳部6に、例えば図示のように蓄尿本体2の上下方向に沿って並列に配置された二つのスリット状の穴18を設け、この穴18を介して小幅のベルト部分11を挿入して固定保持用ベルト10を蓄尿本体2に取り付けることができる。
また、上述の固定保持用ベルト10は、蓄尿袋1の蓄尿本体2側に取り付けられる部分を小幅のベルト部分11で構成し、体の一部である脚部に巻き付けられる部分を大幅のベルト部分12で構成しているが、大幅のベルト部分のみで構成することも可能である。この場合は、大幅のベルト部分の各穴8に対応する位置に、穴8を通すことができるボタンなどの係合部分をそれぞれ設置し、この係合部分を対応する各穴8にそれぞれ通して係合させるようにすることにより、上述の固定保持用ベルト10と同様に、蓄尿袋全体の大きさのコンパクト化を維持しながら蓄尿袋を患者の脚部にしっかりと保持すると共に容易に巻き付けることができる。
次に、本発明のさらに別の特徴であるキャップについて説明する。本発明にかかる蓄尿袋は、キャップを更に備えることができる。図1に示されるように、キャップ20は、排尿チューブ(図示せず)などを介してあるいは直接的に排尿口4に装着される。図8(a)には、キャップ20の正面図を示し、図8(b)には、キャップ20の側面図を示し、図9には、キャップ20の断面図を示している。図示のように、キャップ20は、排尿開口19を有するキャップ本体部21と、キャップ本体部21に接離可能に取り付けられた蓋部22とで主に構成されている。
キャップ本体部21は、排尿口4に排尿チューブ(図示せず)などを介してあるいは直接的に装着される接続部23が形成されており、この接続部23上に蓋部22が載置される座部24が形成され、排尿開口19は、接続部23及び座部24の中心を貫通して形成されている。キャップ本体部21の座部24には、排尿開口19の上側周縁から上方に立ち上がった上側周縁環状部分25が形成されており、この上側周縁環状部分25の外面には、半径方向外方に突出する環状係止部分26が形成されている。また、キャップ本体部21の座部24には、座部24から外方に向いて突出する突起部分27が形成されている。
一方、蓋部22は、上側周縁環状部分25を受け入れるように形状付けられた環状溝部分28が設けられている。この環状溝部分28は、蓋部22の内面から上方に立ち上がった内側環状部分29及び外側環状部分31で形成されている。そして、内側環状部分29の外面には、半径方向外方に突出する内側環状突起部分32が形成され、一方、外側環状部分31の内面には、半径方向外方に突出する外側環状突起部分33が形成されている。また、環状溝部分28には、O−リング状の例えばシリコーンゴムからなる可撓性部材36が設けられている。また、蓋部22には、取っ手部34が設けられており、この取っ手部34には、蓋部22がキャップ本体部21に閉じられるときに突起部27と係合する係合穴35(図8(a)、(b)を参照)が形成されている。
かかる構成により、蓋部22がキャップ本体部21に閉じられるときに、可撓性部材36が上側周縁環状部分25の上側周縁と弾性変形して係合し排尿開口19を密閉すると共に口述するように蓋部22がキャップ本体部21に対して二重ロック(係止)されるようになっている。
以下、二重ロック構造について具体的に説明する。蓋部22がキャップ本体部21に閉じられるときに、環状係止部分26と外側環状突起部分33とが係合すると共に内側環状突起部分32が上側周縁環状部分25の内面を押圧して環状係止部分26と外側環状突起部分33との係合状態をより強固にするようになっている。さらに、キャップ本体部21の座部24に形成された突起部27が蓋部22の取っ手部34の係合穴35に係合するようになっている。このように、環状係止部分26と外側環状突起部分33との係合及びこの係合状態を強固にする内側環状突起部分32の上側周縁環状部分25の内面に対する押圧によるロック(係止)と、突起部27と係合穴35との係合によるロック(係止)の二重のロック(係止)状態で蓋部22がキャップ本体部21に閉じられるようになっているため、キャップに付着した尿が乾燥して微細な結晶が形成されても簡単に尿漏れを生じることがない蓄尿袋を提供することができる。
次に、キャップの別の実施形態について図10及び図11を参照しながら説明する。図10及び図11に示されるように、キャップ36は、キャップ20と同様に、排尿チューブ(図示せず)などを介してあるいは直接的に排尿口4(図1参照)に装着される。キャップ36は、排尿開口37を有するキャップ本体部38と、キャップ本体部38に接離可能に取り付けられた蓋部39とで主に構成されている。
キャップ本体部38は、排尿口4に排尿チューブ(図示せず)などを介してあるいは直接的に装着される接続部40が形成されており、この接続部40上に蓋部39が載置される座部41が形成され、排尿開口37は、接続部40及び座部41の中心を貫通して形成されている。キャップ本体部38の座部41には、排尿開口37の上縁部近傍に磁石42が配置されている。図示の磁石42は、排尿開口37の上縁部を取り囲むように環状に形成されている。また、キャップ本体部38の座部41には、座部41から外方に向いて突出するフランジ付突起部分43が形成されている。
一方、蓋部39の内面には、その内面の中心部から立ち上がった軸部分48が形成され、この軸部分48には、筒状の例えばシリコーンゴムからなる可撓性部材44が設けられている。また、蓋部39の内面には、軸部分48を中心とした環状の溝(図示せず)が形成されており、この環状の溝の中には、磁石42の磁力によって磁石42に吸着されるように金属製部材45が配置されている。図示の金属製部材45は、磁石42と同様に、排尿開口37の上縁部を取り囲むように環状に形成されている。また、蓋部39には、取っ手部46が設けられており、この取っ手部46には、蓋部39がキャップ本体部38に閉じられるときに突起部43と係合する長穴形状の係合穴47が形成されている。
かかる構成により、蓋部39がキャップ本体部38に閉じられるときに、軸部分48に取り付けられた可撓性部材44がキャップ本体部38の排尿開口37内に嵌合的に挿入されて排尿開口37を密閉すると共に口述するように蓋部39がキャップ本体部38に対して二重ロック(係止)されるようになっている。
以下、二重ロック構造について具体的に説明する。蓋部39がキャップ本体部38に閉じられるときに、磁石42の磁力によって金属製部材45が磁石42に吸着(磁力による吸着係止)されるようになっている。さらに、キャップ本体部38の座部41に形成された突起部43が蓋部39の取っ手部46の係合穴47に係合するようになっている。このように、金属製部材45と磁石42との磁力によるロック(係止)と、突起部43と係合穴47との係合によるロック(係止)の二重のロック(係止)状態で蓋部39がキャップ本体部38に閉じられるようになっているため、キャップに付着した尿が乾燥して微細な結晶が形成されても簡単に尿漏れを生じることがない蓄尿袋を提供することができる。
図10及び図11に示すキャップの実施形態では、キャップ本体部38側に磁石42が配置され、蓋部39側に金属製部材45が配置されているが、磁石42と金属製部材45を逆に配置させることもできる。すなわち、キャップ本体部38側に金属製部材45を配置し、蓋部39側に磁石42を配置させることができる。
また、金属製部材45を磁石42とは別の磁石に置き換えられることができる。この場合には、この置き換えられた別の磁石と磁石42は、互いに吸着するように接触面の磁極が互いに逆になるように設定される。
1 蓄尿袋
2 蓄尿本体
2a 表面部
2b 裏面部
3 チューブ接続部
4 排尿口
5 制限手段
5a 一端
5b 他端
6 耳部
7 耳部
8 穴
9 穴
10 固定保持用ベルト
11 小幅のベルト部分
12 大幅ベルト部分
13 一端
14 右端
15 左端
16 巻き付け方向
17 他端
18 穴
19 排尿開口
20 キャップ
21 キャップ本体部
22 蓋部
23 接続部
24 座部
25 上側周縁環状部分
26 環状係止部分
27 突起部分
28 環状溝部分
29 内側環状部分
30 導尿チューブ
31 外側環状部分
32 内側環状突起部分
33 外側環状突起部分
34 取っ手部
35 係合穴
36 可撓性部材
37 排尿開口
38 キャップ本体部
39 蓋部
40 接続部
41 座部
42 磁石
43 フランジ付突起部分
44 可撓性部材
45 金属製部材
46 金属製部材
47 係合穴
48 軸部分

Claims (15)

  1. 排尿を蓄尿する蓄尿本体を有する蓄尿袋であって、
    前記蓄尿本体内部には、前記蓄尿本体内に蓄尿された尿によって前記蓄尿本体が膨らむのを制限する制限手段が設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  2. 請求項1記載の蓄尿袋において、
    前記制限手段は、前記蓄尿本体内に蓄尿された尿が溜まる前記蓄尿本体の下方部分に設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  3. 請求項1又は2記載の蓄尿袋において、
    前記制限手段は、帯状に形成されており、その一端が前記蓄尿本体の表面部の内面に取り付けられ、他端が前記蓄尿本体の裏面部の内面に取り付けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  4. 請求項3記載の蓄尿袋において、
    前記規制手段は、折りたためられた帯状に形成されていることを特徴とする、蓄尿袋。
  5. 請求項3又は4記載の蓄尿袋において、
    前記制限手段は、前記蓄尿本体の上下方向に延びた帯状に形成されていることを特徴とする、蓄尿袋。
  6. 請求項3乃至5のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    前記制限手段は、複数設けられており、各制限手段は、別個に設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  7. 請求項6記載の蓄尿袋において、
    前記各制限手段は、一端から他端までの幅寸法が同じにそれぞれ設定されていることを特徴とする、蓄尿袋。
  8. 請求項6記載の蓄尿袋において、
    前記各制限手段は、一端から他端までの幅寸法が異なるようにそれぞれ設定されていることを特徴とする、蓄尿袋。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    固定保持用ベルトを更に備え、
    前記固定保持用ベルトは、小幅のベルト部分と、小幅のベルト部分よりも幅が大きい大幅ベルト部分とから構成されており、
    前記大幅ベルト部分は、その一端が小幅のベルト部分の中間部分に取り付けられており、
    前記蓄尿袋には少なくとも一つの耳部が設けられており、前記耳部には、少なくとも一つの穴が形成されており、
    前記少なくとも一つの穴は、小幅のベルト部分を通すことを許容するが大幅ベルト部分を通すことを許容しない大きさに形成されており、
    前記小幅のベルト部分は、前記蓄尿袋の耳部に設けられた少なくとも一つの穴を通され、前記大幅ベルト部分は、体の一部に巻き付けられるようにしてその他端が前記小幅のベルト部分に取り付けられるようになっていることを特徴とする、蓄尿袋。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    排尿口を更に備え、
    前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、
    前記キャップは、
    排尿開口を有するキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、
    前記キャップ本体部は、
    前記排尿開口の上側周縁から上方に立ち上がった上側周縁環状部分と、
    前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部分と、を有し、
    前記上側周縁環状部分の外面には、半径方向外方に突出する環状係止部分が形成され、
    前記蓋部は、
    前記上側周縁環状部分を受け入れる環状溝部分と、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、
    前記環状溝部分は、前記蓋部の内面から上方に立ち上がった内側環状部分及び外側環状部分で形成され、
    前記内側環状部分の外面には、半径方向外方に突出する内側環状突起部分が形成され、
    前記外側環状部分の内面には、半径方向外方に突出する外側環状突起部分が形成され、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記環状係止部分と前記外側環状突起部分とが係合すると共に前記内側環状突起部分が前記上側周縁環状部分の内面を押圧するようになっており、
    前記環状溝部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記上側周縁環状部分の上側周縁と弾性変形して係合し前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  11. 請求項1乃至9のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    排尿口を更に備え、
    前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、
    前記キャップは、
    排尿開口を有するキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、
    前記キャップ本体部は、
    前記排尿開口の上縁部近傍に配置された磁石と、
    前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部と、を有し、
    前記蓋部は、
    前記蓋部の内面の中心部から立ち上がった軸部分と、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記磁石の磁力によって前記磁石に吸着されるように配置された金属製部材と、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、
    前記軸部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記キャップ本体部の排尿開口内に嵌合的に挿入されて前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  12. 請求項1乃至9のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    排尿口を更に備え、
    前記排尿口には、キャップが装着されるようになっており、
    前記キャップは、
    排尿開口を有するキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部に接離可能に取り付けられた蓋部と、を備え、
    前記キャップ本体部は、
    前記排尿開口の上縁部近傍に配置された金属製部材と、
    前記キャップ本体部から外方に向いて突出する突起部と、を有し、
    前記蓋部は、
    前記蓋部の内面の中心部から立ち上がった軸部分と、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記金属製部材に磁力によって吸着されるように配置された磁石と、
    前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記突起部と係合する係合穴が形成された取っ手部と、を有し、
    前記軸部分には、前記蓋部が前記キャップ本体部に閉じられるときに前記キャップ本体部の排尿開口内に嵌合的に挿入されて前記排尿開口を密閉する可撓性部材が設けられていることを特徴とする、蓄尿袋。
  13. 請求項11又は12記載の蓄尿袋において、
    前記磁石及び/又は前記金属製部材は、前記排尿開口の上縁部を取り囲むように環状に形成されていることを特徴とする、蓄尿袋。
  14. 請求項11乃至13のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    前記金属製部材は、磁石に置き換えられることができ、この置き換えられた磁石と前記磁石は、接触面の磁極が互いに逆になるように設定されている、蓄尿袋。
  15. 請求項10乃至14のうちのいずれか一つに記載の蓄尿袋において、
    前記可撓性部材は、シリコーンゴムからなることを特徴とする、蓄尿袋。
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