JP2014209277A - ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】プライベートMIBのマッピング設定及び監視対象の統合監視が可能なネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】ネットワーク管理装置100は、監視対象機器の状態を示す所定の監視項目を取得するアダプタ102、監視項目が所定の条件を満足したとき、外部に通知を行う監視共通処理部101を有する。監視共通処理部101においては、条件として、監視項目の変化を判定するための第1の条件を設定可能である。【選択図】図1
Description
本発明はネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラムに関し、例えばプライベートMIBのマッピング設定及び監視対象の統合監視が可能なネットワーク管理技術に関する。
ネットワーク上のネットワーク機器を監視、制御するための情報通信プロトコルとして、SNMP(Simple Network Management Protocol)が知られている。
監視、制御の対象となるネットワーク機器(SNMPエージェント)は、自装置の状態を示す管理情報を格納した、MIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報保持手段(管理情報ベース)を有している。監視、制御の実行主体である管理装置(SNMPマネージャ)は、SNMPプロトコルを利用して、SNMPエージェントのMIBの内容を取得することにより、SNMPエージェントの状態を監視することができる。
MIBには、オブジェクトと呼ばれる単位毎に管理情報が格納されており、そのオブジェクトにはそれぞれ識別子(オブジェクトID、OID)が割り当てられている。SNMPマネージャは、このオブジェクトIDを指定することで、SNMPエージェントに対して管理情報の取得を要求する。
MIBの管理情報には、標準化団体が定義する一般的なもの(標準MIB)と、メーカーや機種等により独自に定義されるもの(プライベートMIB)とが存在する。プライベートMIBは、メーカーや機種等独自の管理情報であって、公開されないことが一般的である。
特許文献1には、複数のSNMPエージェントを監視、制御することが可能なSNMPマネージャが記載されている。特許文献2には、プライベートMIBを動的に変更する方法が記載されている。特許文献3には、プライベートMIBを、メーカーや機種に依存することなく取得するためのネットワーク管理システムが記載されている。
特許文献1が開示するようなSNMPマネージャを用いてSNMPエージェントを監視するオペレータは、一般に、SNMPマネージャアプリケーション(SNMPエージェントから取得した管理情報を、オペレータに対して画面表示する汎用アプリケーション)を利用する。従来のSNMPマネージャアプリケーションは、標準MIBやtrapは扱えるものの、プライベートMIBを扱うことはできなかった。
その理由は、SNMPマネージャアプリケーションにおいて、標準MIBやtrapのみならず、ベンダ独自又は機器固有の管理情報であるプライベートMIBまでも監視できるような設定を行うことに対するニーズが多くない点にある。しかしながらプライベートMIBの監視が必要なシステムは存在する。
この点、特許文献2はプライベートMIBに言及しているものの、その記載はプライベートMIBを生成する側の振る舞いに関するものにとどまり、SNMPマネージャ側において受信したプライベートMIBを管理する手法を開示していない。また、特許文献3記載のシステムにおいては、予めデータ記憶装置にプライベートMIB情報を登録する必要がある。また、想定されているSNMPエージェントが、プリンタ(プライベートMIBが比較的限られたものしか存在しない)に限定されており、あらゆるSNMPエージェントを監視対象とするSNMPマネージャは実現されていない。
さらに、従来のSNMPマネージャでは、SNMPエージェントと、SNMP以外の監視方式を用いる監視対象と、の統合監視を行うことができない。統合監視を実現するためには、SNMPマネージャの改造又は独自の監視システムの開発が必要であった。すなわち、予め統合監視を想定したSNMPマネージャは存在しなかった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、プライベートMIBのマッピング設定及び監視対象の統合監視が可能なネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明にかかるネットワーク管理装置は、監視対象機器の状態を示す所定の監視項目を取得するアダプタと、前記監視項目が所定の条件を満足したとき、外部に通知を行う監視共通処理部と、を有し、前記監視共通処理部においては、前記条件として、前記監視項目の変化を判定するための第1の条件を設定可能である。
本発明にかかるネットワーク管理方法は、監視対象機器の状態を示す所定の監視項目を取得する取得ステップと、前記監視項目の変化を判定するための第1の条件を設定する設定ステップと、前記監視項目が所定の条件を満足したとき、外部に通知を行う通知ステップと、を有する。
本発明にかかるプログラムは、上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明により、プライベートMIBのマッピング設定及び監視対象の統合監視が可能なネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態1>
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク管理装置100の構成について説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク管理装置100の構成について説明する。
ネットワーク管理装置100は、監視共通処理部101、及びアダプタ群102を有する。アダプタ群102は、アダプタ1021、1022、・・102nを含む。
アダプタ1021、1022、・・102nは、監視方式別に設けられる監視手段である。これらのアダプタ1021、1022、・・102nは、各監視方式に対応する監視対象を、当該監視方式を使用して監視し、監視対象の現在の状態を示す情報を、監視共通処理部101に対し送信する処理を行う。
例えば、本実施の形態におけるネットワーク管理装置100は、SNMPアダプタ1021、pingアダプタ1022、syslogアダプタ1023、接点アダプタ1024、CAPNETアダプタ1025を含んでいる。
SNMPアダプタ1021は、SNMPプロトコルに対応する監視対象(SNMPエージェント)を監視する。典型的には、SNMPアダプタ1021は、定周期で監視対象にMIB Getコマンドを送信し、当該コマンドに応じてSNMPエージェントが返信する管理情報、すなわち監視対象の現在の状態を示す情報を取得し、監視共通処理部101に対し送信する処理を行う。
同様に、pingアダプタはpingコマンドに応答する監視対象を監視し、syslogアダプタ1023はsyslogプロトコルに対応する監視対象を監視し、接点アダプタ1024は監視対象の接点信号の状態変化を監視し、CAPNETアダプタ1025はCANETプロトコルに対応する監視対象を監視して、監視対象の現在の状態を示す情報を取得し、監視共通処理部101に対し送信する処理を行う。
監視共通処理部101は、アダプタ1021、1022、・・102nから、監視対象の現在の状態を示す情報を受信して、監視対象の状態変化を認識する処理部である。
図5を用いて、監視共通処理部101の構成についてさらに説明する。監視共通処理部101は、監視処理部1011、構成情報処理部1012を含む。
監視処理部1011は、受信処理部10111、状態変化検出部10112、出力処理部10113、画面処理部10114、外部通知部10115を含む。また、監視処理部1011は図示しない記憶手段を有し、当該記憶手段に、現在状態テーブル、監視項目状態変化条件、イベントログを格納している。
監視処理部1011は、監視項目、すなわちアダプタ1021、1022、・・102nが監視対象から取得した、監視対象の現在の状態を示す情報を管理する。つまり、監視対象の現在の状態を示す情報について状態変化判定を行い、状態変化が認められる場合には、画面表示など外部への状態変化通知を行う処理部である。
受信処理部10111は、アダプタ1021、1022、・・102nから通知される、監視対象の現在の状態を示す情報を受信し、監視共通電文として、状態変化検出部10112に送信する。ここで、監視共通電文とは、アダプタ1021、1022、・・102nから通知される情報を、状態変化検出部10112が統一的に扱えるよう、一定の規則に従って整形した監視情報データをいう。これにより、監視共通処理部101では、アダプタの違いを意識することなく、監視対象の状態変化を管理することができる。
状態変化検出部10112は、受信処理部10111から通知される監視共通電文を受信し、監視対象に状態変化が発生したか否かを判定する。ここで、状態変化が発生したと判定された場合には、出力処理部10113にその旨を示すイベント送信する。
出力処理部10113は、状態変化検出部10112から通知されるイベントを受信し、画面処理部10114又は外部通知部10115にイベントを送信する。また、イベントログとして状態変化の事実を記録、蓄積する。
画面処理部10114又は外部通知部10115は、出力処理部10113から通知されるイベントを受信し、オペレータに対して、状態変化が発生したことを示す画面表示又は任意の外部出力を行う。
構成情報処理部1012は、構成管理部10121を有する。また、構成情報処理部1012は図示しない記憶手段を有し、当該記憶手段に、現在状態テーブル(装置情報、監視項目情報、エリア情報、及び装置パターンを含む)を格納している。
構成情報処理部1012は、ネットワーク管理装置100が管理する監視対象である装置情報、エリア情報、装置パターンの登録、編集、保持を行う機能を有する。
構成管理部10121は、装置情報の登録、エリア情報の登録、装置パターンの編集を行う機能を有する。構成管理部10121は、これらの登録又は編集操作の実行結果を、管理オブジェクトとして現在状態テーブルに格納する。
つづいて、図6乃至9のフローチャートを用いて、本実施の形態にかかるネットワーク管理装置100の動作について説明する。
はじめに、ネットワーク管理装置100が監視対象を監視する前に行うべき設定動作について説明する。
(装置パターン、監視項目等の登録)
図7A乃至図7Cは、ネットワーク管理装置100において装置パターン、監視項目等を登録する処理を示すフローチャートである。
図7A乃至図7Cは、ネットワーク管理装置100において装置パターン、監視項目等を登録する処理を示すフローチャートである。
S201:構成管理部10121が、画面処理部10114に、装置パターン管理画面を表示させる。ここで、装置パターンとは、管理対象の装置において監視すべき項目をパターン化し、予め登録しておくものをいう。装置パターンを登録しておくことにより、同じ監視項目からなる装置を、その装置パターンを流用することで、簡易に追加登録することができるようになる。
図2に、装置パターン管理画面の例を示す。装置パターン管理画面は、アダプタ1021乃至102nにそれぞれ対応する監視対象機器種別毎に、ネットワーク管理装置100が監視すべき監視項目を登録するためのインターフェイスを提供する。また、監視項目の削除などのメンテナンス、及び監視項目を表示する場合のメッセージ内容や付加情報の設定を行うためのインターフェイスも提供する。特に、監視項目を登録する際には、監視項目を全く新規に登録する操作の他、既に登録されている装置パターンを流用して、当該装置パターンに部分的な変更を加えることで、新たな装置パターンを生成する操作を行うためのインターフェイスを提供する。
S202:装置パターン管理画面は、装置パターンを識別するための装置パターン名称の入力を受け付ける。
S203:装置パターン管理画面は、監視項目作成又は可変監視項目作成ボタンの押下を受け付ける。ここで、監視項目とは、監視対象の装置について、ユーザが監視する最小単位の項目をいう。
S204:構成管理部10121は、S203において、監視項目作成又は可変監視項目作成ボタンのいずれが押下されたかを判定する。
S205:可変監視項目作成ボタンが押下された場合、装置パターン管理画面のAuditタブが、可変条件の設定入力を受け付ける。ここで、可変条件とは、同種の監視項目が複数存在し、MIBの値によってその数と名称が拡張されるものをいう。可変条件として、例えばif indexおよびitnameを設定することで、L2 SWなどのネットワーク機器のインタフェースポートの数に応じた監視項目を自動に設定することができる。
S206:監視項目作成ボタンが押下された場合又は可変条件の設定が完了した場合、装置パターン管理画面は、監視項目を識別するための項目タイトルの入力を受け付ける。
S207:装置パターン管理画面は、監視項目を画面表示する際に使用するための項目表示名の入力を受け付ける。ここで、項目タイトルとは、装置パターン管理画面内に表示する項目名称である。また、項目表示名とは、ツリー画面やマップ画面に表示される項目名称である。
S208:装置パターン管理画面は、シンボルの設定入力を受け付ける。ここで、シンボルとは、絵や記号で装置を簡略表示したもので、ツリー画面やマップ画面に表示される。具体的には、変更ボタンで表示されるシンボル選択画面から目的のシンボル画像を選択することにより、シンボルを設定することができる。
S209:装置パターン管理画面は、イベントメッセージラベルの入力を受け付ける。ここで、イベントメッセージラベルとは、リスト系の監視画面にメッセージ表示する監視項目の名称をいう。
S210:装置パターン管理画面は、監視項目の状態変化が発生した場合に起動すべきシェル名の入力を受け付ける。ここで、監視項目の状態変化とは、発生又は復旧、あるいは運転又は停止といった、監視項目毎に定義される二種類以上の監視状態が、変化したことをいう。また、シェルとは、予定した一連のコマンドを一括発行するための仕組みをいう。具体的には、alm_stats.shのような入力を行うことにより、起動すべきシェルを特定することができる。
S211:装置パターン管理画面は、登録済の監視項目の指定、及び監視マッピングボタンの押下を受け付ける。構成管理部10121は、これらを検出して、画面処理部10114に、監視マッピング画面を表示させる。
図3に、監視マッピング画面の例を示す。監視マッピング画面は、図2において指定された監視項目それぞれについて、より詳細な設定を行うための画面である。監視マッピング画面は、監視項目の重要度、状態の種類を設定するためのインターフェイスを提供する。また、複数の状態が同時に成り立った場合にどちらの状態を優先させるかを示す優先度を割り当てる操作、及び状態変化の判定対象となるアダプタを選択する操作を行うためのインターフェイスを提供する。
監視マッピング画面は、監視項目の重要度の設定入力を受け付ける。ここで、重要度とは、監視項目の監視プライオリティレベルをいう。重要度を設定するのは、監視項目毎に異なる監視プライオリティを識別するためである。
S212:監視マッピング画面は、監視項目に対応づけられる、1以上の状態の設定入力を受け付ける。ここで、状態とは、発生又は復旧、あるいは運転又は停止といった、監視項目毎に定義される二種類以上の状態をいう。
S213:監視マッピング画面は、上記状態のそれぞれについて、優先度の設定入力を受け付ける。ここで、優先度とは、複数の状態が同時に成り立った場合に、優先して処理すべき状態を示す指標である。すなわち、複数の状態が同時に成り立った場合、状態変化検出部10112乃至出力処理部10113は、ここで最も高い優先度が設定された状態について、所定の処理を行う(処理の詳細は後述する)。
S214:監視マッピング画面は、上記状態を状態変化検出部10112に送信するアダプタ1021乃至102nの設定入力を受け付ける。
S215:監視マッピング画面は、状態変化を検出する情報の種類を指定する操作を受け付ける。構成管理部10121は、この操作を検出して、画面処理部10114に、監視マッピング設定画面を表示させる。
図4に、監視マッピング設定画面の例を示す。監視マッピング設定画面は、図3において設定されたアダプタそれぞれについて、より詳細な設定を行うための画面である。監視マッピング設定画面は、状態変化条件を設定するためのインターフェイスを提供する。状態変化条件は、1以上のタイプ、項目(OID)、値のセットの論理的な組み合わせ(AND、OR)として設定することができる。特に、本実施の形態の監視マッピング設定画面では、アダプタがSNMPアダプタ1021である場合、タイプとしてtrap又はMIBを選択でき、任意のOIDと値とを設定できる。これにより、本実施の形態におけるネットワーク管理装置100は、プライベートMIBを取り扱うことが可能である。
監視マッピング設定画面は、状態のタイプの設定入力を受け付ける。ここで、タイプとは、trapやMIBなど情報の種類をいう。
S216:監視マッピング設定画面は、タイプの詳細情報、すなわちOID及び値の設定入力を受け付ける。ここで、OIDとは、SNMPのオブジェクトIDをいう。また、値とは、SNMPのValue値をいう。
S217:監視マッピング設定画面は、複数の、タイプ、項目(OID)、値のセットの入力を受け付けることができる。
S218〜S219:監視マッピング設定画面は、複数の、タイプ、項目(OID)、値のセットの論理関係の設定入力を受け付けることができる。すなわち、複数のタイプ、項目(OID)、値のセットとして表される複数の事象が、どのような論理的関係(AND又はOR)となった場合に、状態変化検出部10112乃至出力処理部10113による所定の処理を実行させるべきか、を設定させることができる。
S220:監視マッピング画面は、複数の状態の設定入力を受け付けることができる。
S221:装置パターン管理画面は、複数の監視項目の登録を受け付けることができる。
構成管理部10121は、装置パターン管理画面、監視マッピング画面、監視マッピング設定画面を介して入力、設定された情報を、装置パターン情報として記憶手段に格納する。
本実施の形態では、登録された装置パターン情報は、装置パターン管理画面の右ペインにあるツリー画面に表示される(図2)。ツリー画面は、監視項目を、関連する装置パターンに紐付けてツリー状に表示する。また、アイコンの色で状態を表現する。
(エリア、装置の登録)
装置パターン管理画面はさらに、エリア及び装置を登録するためのインターフェイスを提供する。ここで、エリアとは、地域、建物及びフロアなど、監視運用に必要となる、装置のグループ単位をいう。また、装置とは、監視対象の機器やシステムをいう。エリアと装置とは、場所とそこに設置された機器という関係にある。
装置パターン管理画面はさらに、エリア及び装置を登録するためのインターフェイスを提供する。ここで、エリアとは、地域、建物及びフロアなど、監視運用に必要となる、装置のグループ単位をいう。また、装置とは、監視対象の機器やシステムをいう。エリアと装置とは、場所とそこに設置された機器という関係にある。
本実施の形態では、登録されたエリア及び装置は、図2のツリー画面に表示される。エリアは、他のエリアの配下に登録し、ツリー状の論理構成とすることができる。また、装置は、エリアの配下に登録される。エリアはアイコンによって表されるが、当該アイコンは配下の装置に紐付けられた監視項目の状態(ツリー画面において、監視項目の状態は、アイコンの色で識別される)をサマリ表示するものであることが好ましい。サマリ表示とは、一つのエリアに所属する複数監視項目のいずれかがアラームになった場合に、orの論理条件でエリアが代表してアラーム表示になる動作のことをいう。
図8は、ネットワーク管理装置100において装置を登録する処理を示すフローチャートである。
S301:装置パターン管理画面は、装置の登録先であるエリアの指定を受け付ける。
S302:装置パターン管理画面は、装置に関連付けるべき装置パターンの選択を受け付ける。ここでは、図7A乃至図7Cの一連の処理により登録された装置パターンから任意の装置パターンの選択を受け付ける。装置を装置パターンに関連付けることにより、装置パターンに対して設定されている監視項目を、装置に対して設定することができる。すなわち、装置パターンをテンプレートとして装置の監視項目を設定することができる。これにより、同種の装置の登録を行う際には、同じ装置パターンを指定することにより、容易に監視項目の設定を行うことができるという効果が生じる。
S303:装置パターン管理画面は、装置名の入力を受け付ける。
S304:装置パターン管理画面は、装置の表示名称の入力を受け付ける。ここで、装置名とは、装置情報のデータとしての登録名であり、装置名称とは、監視画面に表示する装置の名称である。
S305:装置パターン管理画面は、表示アイコンの設定入力を受け付ける。
S306:装置パターン管理画面は、装置のIPアドレスの入力を受け付ける。IPアドレスは、SNMP通信の識別のために必要となる。
S307:装置パターン管理画面は、装置のSNMPコミュニティ名の入力を受け付ける。SNMPコミュニティ名は、SNMP通信を可能にするために必要となる。
S308:装置パターン管理画面は、装置のtelnetログインID、パスワード、特権モードパスワードの入力を受け付ける。ここで、telnetログインID、パスワード、特権モードパスワードは、画面からの操作によりログインIDやパスワードをオペレータが入力することなく装置にtelnetするために必要となる。
構成管理部10121は、装置パターン管理画面入力、設定された上記情報を、装置情報として記憶手段に格納する。
(監視対象の監視)
つづいて、ネットワーク管理装置100が監視対象を監視する動作について説明する。図6は、ネットワーク管理装置100が、図8に示す処理により登録された装置を監視する処理を示すフローチャートである。
つづいて、ネットワーク管理装置100が監視対象を監視する動作について説明する。図6は、ネットワーク管理装置100が、図8に示す処理により登録された装置を監視する処理を示すフローチャートである。
S101:受信処理部10111は、アダプタ1021乃至102nから、監視対象の現在の状態を示す情報を受信する。ここで受信する情報は、アダプタが扱うプロトコル等により内容が異なる。例えば、SNMPアダプタ1021は、定周期的にSNMP対応装置に対してMIB Getコマンドを送信し、その応答を取得し、受信処理部10111に転送する。
S102:受信処理部10111は、S101で受信した情報を整形した監視共通電文を、状態変化検出部10112に対して送信する。
S103:状態変化検出部10112は、監視共通電文を受信する。
S104:状態変化検出部10112は、監視項目に状態変化が生じたか否かを判定する。具体的には、S103で受信した監視共通電文と、現在状態テーブルの値とを比較し、異なる場合に、状態変化が生じたものと判定する。
ここで状態変化が生じていないと判定された場合、状態変化検出部10112は処理を終了する。
S105:S104において状態変化が生じたと判定された場合、状態変化検出部10112は、現在状態テーブルを参照し、当該テーブルに格納されている監視共通電文と、S103で受信した監視共通電文とを比較する。
ここで現在状態テーブルの監視共通電文とS103で受信した監視共通電文とが同じであると判定された場合、状態変化検出部10112は処理を終了する。
なお、現在状態テーブルに監視共通電文が格納されていない場合、状態変化検出部10112は、上記比較を行うことなく、S103で受信した監視共通電文を当該テーブルに格納し、処理を終了する。
S106:S105において、現在状態テーブルの監視共通電文とS103で受信した監視共通電文とが異なると判定された場合、状態変化検出部10112は、出力処理部10113に、状態変化が発生したことを通知する。
S107:出力処理部10113は、画面処理部10114に、状態変化が発生したことを通知する。これに応じ、画面処理部10114は、表示している画面に対して状態変化イベントを通知する。ツリー画面やマップ画面では、シンボルの状態色が変化し、リスト系画面では監視項目のメッセージが表示される。
S108:出力処理部10113は、外部通知部10115に、状態変化が発生したことを通知する。これに応じ、外部通知部10115は、設定されたシェルを起動する。例えば、このシェルがパトライト(登録商標)等の警告手段を鳴動させるシェルであれば、警告手段の鳴動が始まる。またシェルがEメール送信を行うものであれば、状態変化の内容をEメール送信する。
本実施の形態によれば、ネットワーク管理装置100は、画面操作のみで監視対象の追加、削除などの容易なメンテナンスを実現することができる。その理由は、監視対象装置を登録する画面と、監視項目毎に状態変化条件を設定する画面を用意しているためである。
また、本実施の形態によれば、監視項目の状態毎に異なる監視手法によるきめ細かな条件設定が可能である。その理由は、監視項目の状態毎に異なる状態変化条件を設定できるためである。
また、本実施の形態によれば、状態変化の条件に、任意なプライベートMIBと値を設定できることである。その理由は、監視マッピング設定画面において、任意なOIDと値の設定を可能としているためである。
また、本実施の形態によれば、複数のtrapやMIBの論理組み合わせの状態変化条件設定が可能である。その理由は、監視マッピング設定画面にて、複数の条件に対するANDとORの設定が可能なためである。
また、本実施の形態によれば、同一の監視項目で構成された装置を再び登録する場合、個々の監視項目の設定を行う必要が無い。その理由は、複数の監視項目で構成された装置の定義を装置パターンとして記憶させ、再度同じ監視項目で構成される装置を登録する場合はこの装置パターンを引用できるためである。
<その他の実施の形態>
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態では、SNMPアダプタによりプライベートMIBを取得し、状態変化を検知する例をおもに示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、pingアダプタを用意して、ping応答なし状態を検知するよう監視マッピング設定画面にて設定すれば、IP機器の死活状態を監視することができる。また、syslogアダプタを用意して、受信したsyslogの特定なキーワードに合致した場合を検知するよう監視マッピング設定画面にて設定すれば、SNMPでは判断できない詳細な機器の状態を監視することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態では、SNMPアダプタによりプライベートMIBを取得し、状態変化を検知する例をおもに示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、pingアダプタを用意して、ping応答なし状態を検知するよう監視マッピング設定画面にて設定すれば、IP機器の死活状態を監視することができる。また、syslogアダプタを用意して、受信したsyslogの特定なキーワードに合致した場合を検知するよう監視マッピング設定画面にて設定すれば、SNMPでは判断できない詳細な機器の状態を監視することが可能となる。
また、上述の実施の形態では、本発明を主にハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100 ネットワーク管理装置
101 監視共通処理部
1011 監視処理部
10111 受信処理部
10112 状態変化検出部
10113 出力処理部
10114 画面処理部
10115 外部通知部
1012 構成情報処理部
10121 構成管理部
102 アダプタ群
1021、1022、・・102n アダプタ
101 監視共通処理部
1011 監視処理部
10111 受信処理部
10112 状態変化検出部
10113 出力処理部
10114 画面処理部
10115 外部通知部
1012 構成情報処理部
10121 構成管理部
102 アダプタ群
1021、1022、・・102n アダプタ
Claims (9)
- 監視対象機器の状態を示す所定の監視項目を取得するアダプタと、
前記監視項目が所定の条件を満足したとき、外部に通知を行う監視共通処理部と、を有し、
前記監視共通処理部においては、
前記条件として、前記監視項目の変化を判定するための第1の条件を設定可能である
ネットワーク管理装置。 - それぞれ異なる前記監視項目を取得する複数の前記アダプタを有し、
前記監視共通処理部においては、
前記条件として、前記アダプタごとに定められた前記第1の条件の組み合わせを定義した第2の条件をさらに設定可能である
請求項1記載のネットワーク管理装置。 - 前記アダプタは、SNMP(Simple Network Management Protocol)により、前記監視対象機器のMIB(Management Information Base)を取得するものであり、
前記監視共通処理部においては、前記第1の条件として、プライベートMIBを利用可能である
請求項1又は2記載のネットワーク管理装置。 - 前記監視共通処理部は、前記条件を前記監視対象機器の種類ごとに定義した装置パターンを保持しており、
前記装置パターンを利用して、前記条件の設定を行う
請求項1乃至3いずれか1項記載のネットワーク管理装置。 - 監視対象機器の状態を示す所定の監視項目を取得する取得ステップと、
前記監視項目の変化を判定するための第1の条件を設定する設定ステップと、
前記監視項目が所定の条件を満足したとき、外部に通知を行う通知ステップと、を有する
ネットワーク管理方法。 - 前記取得ステップは、それぞれ異なる複数の前記監視項目を取得するものであり、
前記設定ステップは、前記アダプタごとに定められた前記第1の条件の組み合わせを定義した第2の条件をさらに設定するものである
請求項5記載のネットワーク管理方法。 - 前記取得ステップは、SNMP(Simple Network Management Protocol)により、前記監視対象機器のMIB(Management Information Base)を取得するものであり、
前記設定ステップにおいては、前記第1の条件として、プライベートMIBを利用可能である
請求項5又は6記載のネットワーク管理方法。 - 前記設定ステップは、前記条件を前記監視対象機器の種類ごとに定義した装置パターンを利用して、前記条件の設定を行うものである
請求項5乃至7いずれか1項記載のネットワーク管理方法。
- コンピュータに、請求項5乃至8いずれか1項記載の方法を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013085813A JP2014209277A (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法及びプログラム |
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Cited By (1)
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JP7519341B2 (ja) | 2021-11-10 | 2024-07-19 | ダイキン工業株式会社 | 有用情報出力装置及び有用情報の候補の出力方法 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPH11234274A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-27 | Hitachi Ltd | ネットワーク装置 |
JP2005117371A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Aval Data Corp | リモート監視装置およびリモート監視システム |
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2013
- 2013-04-16 JP JP2013085813A patent/JP2014209277A/ja active Pending
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