JP2014208112A5 - - Google Patents

Description

しかしながら、このような従来の遊技機では、遊技興趣の低下が懸念される。

こうした目的を達成するため、請求項１に記載された発明では、遊技球の入球が可能な複数の始動口と、前記複数の始動口のいずれかに遊技球が入球されたことに基づいて始動入球情報を抽出する始動入球情報抽出手段と、前記始動入球情報抽出手段によって抽出された始動入球情報を所定数まで記憶する始動入球情報記憶手段と、前記始動入球情報記憶手段によって記憶される始動入球情報に基づいて、大当たりであるか否かの大当たり判定処理を行いうる大当たり判定手段と、前記大当たり判定処理の結果が大当たりであることに基づいて、遊技者に賞を付与可能な大当たり遊技処理を実行する大当たり遊技処理実行手段と、所定の演出制御を実行可能な演出制御手段と、を備え、前記大当たり遊技処理実行手段により大当たり遊技処理が行われた後に、通常遊技状態よりも遊技者に有利な有利遊技状態への移行制御が実行可能とされる遊技機であって、前記複数の始動口として、第１の始動口及び第２の始動口が設けられてなり、前記大当たり判定手段は、前記第２の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報に基づいて大当たり判定処理を行う場合、前記第１の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報に基づいて大当たり判定処理を行う場合よりもその内容を優賞とすることで、前記第１の始動口への入球に応じた遊技を相対的に不利な遊技とするとともに前記第２の始動口への入球に応じた遊技を相対的に有利な遊技とする不利有利遊技創出手段、及び前記第１の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報と前記第２の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報とのいずれもが前記始動入球情報記憶手段にて記憶されている場合、それら始動入球情報の間でいずれが先に記憶されたかにかかわらず、前記不利な遊技が行われる側の大当たり判定処理が後回しになるように、前記有利な遊技が行われる側の大当たり判定処理を優先して行う優先制御手段を有しており、前記演出制御手段は、前記有利遊技状態において前記有利な遊技が行われる側の大当たり判定処理が優先して行われるとき、前記不利な遊技が行われるリスクの大きさが遊技の進行に応じて変化する遊技状況にあるなかで、該変化するリスクに対して遊技者が意識すべき警戒レベルに応じた演出態様を出現させる演出制御を実行可能な手段を有することを要旨とする。

Claims (3)

1. 遊技球の入球が可能な複数の始動口と、
   前記複数の始動口のいずれかに遊技球が入球されたことに基づいて始動入球情報を抽出する始動入球情報抽出手段と、
   前記始動入球情報抽出手段によって抽出された始動入球情報を所定数まで記憶する始動入球情報記憶手段と、
   前記始動入球情報記憶手段によって記憶される始動入球情報に基づいて、大当たりであるか否かの大当たり判定処理を行いうる大当たり判定手段と、
   前記大当たり判定処理の結果が大当たりであることに基づいて、遊技者に賞を付与可能な大当たり遊技処理を実行する大当たり遊技処理実行手段と、
   所定の演出制御を実行可能な演出制御手段と、を備え、
   前記大当たり遊技処理実行手段により大当たり遊技処理が行われた後に、通常遊技状態よりも遊技者に有利な有利遊技状態への移行制御が実行可能とされる遊技機であって、
   前記複数の始動口として、第１の始動口及び第２の始動口が設けられてなり、
   前記大当たり判定手段は、
   前記第２の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報に基づいて大当たり判定処理を行う場合、前記第１の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報に基づいて大当たり判定処理を行う場合よりもその内容を優賞とすることで、前記第１の始動口への入球に応じた遊技を相対的に不利な遊技とするとともに前記第２の始動口への入球に応じた遊技を相対的に有利な遊技とする不利有利遊技創出手段、及び
   前記第１の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報と前記第２の始動口への入球に基づき抽出された始動入球情報とのいずれもが前記始動入球情報記憶手段にて記憶されている場合、それら始動入球情報の間でいずれが先に記憶されたかにかかわらず、前記不利な遊技が行われる側の大当たり判定処理が後回しになるように、前記有利な遊技が行われる側の大当たり判定処理を優先して行う優先制御手段
   を有しており、
   前記演出制御手段は、
   前記有利遊技状態において前記有利な遊技が行われる側の大当たり判定処理が優先して行われるとき、前記不利な遊技が行われるリスクの大きさが遊技の進行に応じて変化する遊技状況にあるなかで、該変化するリスクに対して遊技者が意識すべき警戒レベルに応じた演出態様を出現させる演出制御を実行可能な手段
   を有することを特徴とする遊技機。
2. 請求項１に記載の遊技機において、
   音の出力にかかる制御を行う音出力制御手段
   をさらに備えることを特徴とする遊技機。
3. 請求項１または２に記載の遊技機において、
   発光にかかる制御を行う発光制御手段
   をさらに備えることを特徴とする遊技機。