JP2014207551A - 転送装置及び転送装置の制御方法 - Google Patents

転送装置及び転送装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、任意のタイミングでフレーム操作機能のパラメータを変更しても意図せぬフレームに変更済パラメータが適用されることを防止できる転送装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】レイヤ2フレーム転送装置において、論理ポート単位に、二つ以上のフレーム操作機能を直列に接続したパイプライン処理回路において、各フレーム操作機能に属するパラメータを複数変更した場合に、任意のタイミング以降の入力フレームに適用するために、パイプライン処理回路を並列に配備し、かつそれらの入力部で共有する切替器を配備することで、解決する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワーク通信の転送装置及びその制御に関する。
本発明に関連するレイヤ2フレーム転送装置の例として、非特許文献1および図面を用いて詳細に説明する。
非特許文献1および図1に示すように、レイヤ2フレーム転送装置は、論理ポート単位に、フレーム内データの変更、追加、削除、およびフレームのフィルタリング、並びにフレーム間のタイミング調整、などの複数のフレーム操作機能21,22,23を直列に配備したパイプライン回路11で構成されている。パイプライン回路11は、全ての行程において高速処理を実施するため、複数のフレーム(32、33、34)に対して同時に各フレーム操作機能を実行可能としている。
改訂版10ギガビットEthernet(登録商標)教科書、石田 修、瀬戸 康一郎(監修)、株式会社インプレス ネットビジネスカンパニー (例えば、P.77 図3−5 イングレス処理フロー)
パイプライン回路11は、例えば、図2に示すように、各フレーム操作機能(21、22、23)にそれぞれ少なくとも1つのパラメータ(211、221、231)が属するとする。ここで、ある任意の時刻に、フレーム操作機能23のパラメータ231を値z0から値z1に変更したとする。この場合、その直後にフレーム操作機能23に入力されるフレーム32から、変更されたフレーム操作機能が適用されることになる。
すなわち、本発明に関連する技術(以下、関連技術と記載する。)は、パラメータ変更をフレーム操作機能23に指示する時刻と、指示時刻直後にパイプライン処理回路11に入力されるフレーム34と、を明示的に同期させることが困難である。このため、パラメータ変更指示直後にパイプライン処理回路に入力されたフレーム34より過去の時刻に入力されたフレーム(32、33)に適用されてしまう可能性がある。
また、関連技術において、図3に示すような、同一のタイミングで各フレーム操作機能(21、23)におけるパラメータ(211,231)を同時刻に変更した場合を考える。この場合、フレーム34はフレーム操作機能(21、23)のパラメータ変更が適用されるが、フレーム(32、33)はフレーム操作機能23のみのパラメータ変更が適用され、フレーム操作機能21は適用されないことになる。このため、パイプライン処理回路11は、意図しない、不整合なフレームを出力する可能性がある。
このような不整合なフレームは、L2ネットワークの動作不良を誘発する要因となりえる。また、ネットワークの管理者等が、ある時刻を以ってフレーム操作機能に起因する通信品質を変更したい場合に、通信の厳密性を低下させる要因となりえる。これらの要因はL2ネットワークの転送能力の向上と、上位レイヤのアプリケーションが要求する品質の向上に伴い、顕在化する可能性がある。
関連技術においてこのような不整合なフレームの生成を防止するためには、パイプライン処理回路内にフレームが一つしか存在しないよう、フレームの入力頻度を下げる必要がある。しかし、フレームの入力頻度を下げれば、回路本来の処理性能を発揮することができない。
すなわち、関連技術は、パイプライン処理回路に入力された時刻と各フレーム操作機能に到達する時刻とにずれがあり、任意のタイミングでフレーム操作機能のパラメータを変更するとパイプライン処理回路内に残る意図せぬフレームに変更済パラメータが適用されるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、任意のタイミングでフレーム操作機能のパラメータを変更しても意図せぬフレームに変更済パラメータが適用されることを防止できる転送装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る転送装置及びその方法は、パイプライン処理回路を並列に配備し、かつそれらの入力部で共有する切替器を配備することとする。
具体的には、本発明に係る転送装置は、それぞれが同じ複数のフレーム操作機能を有し、入力されたフレームに対し前記フレーム操作機能で所定のフレーム操作を順に行い出力する複数のパイプライン処理回路と、
処理するフレームを入力する前記パイプライン処理回路を選択する切替器と、
前記パイプライン処理回路の前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、選択する前記パイプライン処理回路を前記切替器に指示する制御器と、
を備える。
また、本発明に係る転送装置の制御方法は、それぞれが同じ複数のフレーム操作機能を有し、入力されたフレームに対し前記フレーム操作機能で所定のフレーム操作を順に行い出力する複数のパイプライン処理回路と、
処理するフレームを入力する前記パイプライン処理回路を選択する切替器と、
を備える転送装置の制御方法であって、
前記パイプライン処理回路の前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、選択する前記パイプライン処理回路を前記切替器に指示する。
本発明におけるパイプライン回路は、複数のフレーム操作機能を直列に接続している。そして、本発明に係る転送装置は、同一のパイプライン回路を並列に配置し、切替器でフレームをいずれか一方のパイプライン回路に入力する。すなわち、本発明に係る転送装置及びその制御方法は、一方のパイプライン回路を予備として持ち、予備のパイプライン回路のフレーム操作機能に属するパラメータを予め変更しておき、任意のタイミングで切替器を切り替えてフレームを予備のパイプラインに入力するように制御する。フレーム操作機能に属するパラメータを変更する時点では予備のパイプライン回路にはフレームは存在しない。このため、任意のタイミングで切替器を切り替えることで、所望のフレームからパラメータを変更したフレーム操作機能を適用することができる。
従って、本発明は、任意のタイミングでフレーム操作機能のパラメータを変更しても意図せぬフレームに変更済パラメータが適用されることを防止できる転送装置及びその制御方法を提供することができる。
本発明に係る転送装置の前記パイプライン処理回路は、フレームのストリーム数より多く、
前記切替器は、フレームのストリーム数と同数でフレームのストリーム毎に配置されており、少なくとも1つの前記パイプライン処理回路を前記ストリームの共通の予備として選択可能である。
本発明に係る転送装置の制御方法は、前記パイプライン処理回路が、フレームのストリーム数より多く、
前記切替器が、フレームのストリーム数と同数でフレームのストリーム毎に配置されており、
少なくとも1つの前記パイプライン処理回路を前記ストリームの共通の予備として選択可能とする。
フレームのストリームが複数存在する場合に、複数のストリームに対して予備に使用するパイプライン回路を共用してもよい。フレーム操作機能に属するパラメータ変更の頻度が少ない場合、1つのストリームに対して1つの予備パイプライン回路を用意すれば、転送装置のコストが上昇する。複数のストリームに対して少なくとも1つのパイプライン回路を共通の予備とすれば、転送装置のコストを低減できる。
本発明に係る転送装置の前記制御器は、
現在非選択の前記パイプライン処理回路の少なくとも1つの前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、任意のタイミングに、前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更した前記パイプライン処理回路へ処理するフレームを入力するように前記切替器に指示する。
本発明に係る転送装置の制御方法は、現在非選択の前記パイプライン処理回路の少なくとも1つの前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、任意のタイミングに、前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更した前記パイプライン処理回路へ処理するフレームを入力するように前記切替器に指示する。
本発明に係る転送装置及びその制御方法は、予備のパイプライン回路のフレーム操作機能に属するパラメータを予め変更しておき、任意のタイミングで切替器を切り替えてフレームを予備のパイプラインに入力するように制御する。フレーム操作機能に属するパラメータを変更する時点では予備のパイプライン回路にはフレームは存在しない。このため、任意のタイミングで切替器を切り替えることで、所望のフレームからパラメータを変更したフレーム操作機能を適用することができる。
本発明は、任意のタイミングでフレーム操作機能のパラメータを変更しても意図せぬフレームに変更済パラメータが適用されることを防止できる転送装置及びその制御方法を提供することができる。
関連技術の構成例を説明するための図である。 関連技術の動作例を説明するための図である。 関連技術の動作例を説明するための図である。 本発明に係る転送装置の構成を説明するための図である。 本発明に係る転送装置の動作を説明するための図である。 本発明に係る転送装置の動作を説明するための図である。 本発明に係る転送装置の構成を説明するための図である。 本発明に係る転送装置の動作を説明するための図である。 発本発明に係る転送装置をレイヤ2ネットワークに適用した実施例を説明するための図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図4は、本実施形態の転送装置301の構成を説明する図である。転送装置301は、
それぞれが同じ複数のフレーム操作機能(21〜26)を有し、入力されたフレームに対しフレーム操作機能(21〜26)で所定のフレーム操作を順に行い出力する複数のパイプライン処理回路(11、12)と、
処理するフレームを入力するパイプライン処理回路(11、12)を選択する切替器(51)と、
を備える。
転送装置301は、複数のフレーム操作機能(21〜26)で構成された2本のパイプライン処理回路(11、12)の入力部に対して共有する切替器51を接続可能としている。パイプライン処理回路12に属するフレーム操作機能24,25,26のそれぞれは、パイプライン処理回路11に属するフレーム操作機能21,22,23と同一の機能を有している。図4では、切替器51はパイプライン処理回路11と接続されており、レイヤ2フレーム(31〜34)は全てパイプライン処理回路11側に入力される状態を示している。
図5は、転送装置301の動作を説明する図である。転送装置301は、パイプライン処理回路(11、12)のフレーム操作機能(21〜26)に属するパラメータを変更し、選択するパイプライン処理回路(11、12)を切替器51に指示する制御器55をさらに備える。制御器55は、現在非選択のパイプライン処理回路の少なくとも1つのフレーム操作機能に属するパラメータを変更し、任意のタイミングに、フレーム操作機能に属するパラメータを変更したパイプライン処理回路へ処理するフレームを入力するように切替器51に指示する。
時刻t0以前にはフレームはパイプライン処理回路11に入力され、フレーム操作機能21、22、23の順でフレーム操作が適用されているとする。その際、切替器51に接続されていないパイプライン処理回路12に属する、フレーム操作機能(24,25,26)のパラメータ(241,251,261)は自由に変更可能な状態とする。すなわち、制御器55が、時刻t0以前においてフレーム操作機能(24,25,26)のパラメータ(241,251,261)を変更しても、パイプライン処理回路12に入力されるフレームがないため、パイプライン処理回路12からは何も出力されない。図5では、フレーム操作機能21とフレーム操作機能24のパラメータ、及びフレーム操作機能22とフレーム操作機能25のパラメータは同じであるが、フレーム操作機能23とフレーム操作機能26のパラメータは異なる。すなわち、図5は、パイプライン処理回路の3番目のフレーム操作機能のパラメータを231から261へ変更する場面である。
次に、時刻t0にパイプライン処理回路301に入力されるフレーム35以降に対してのみ、変更後のパラメータに基づくフレーム操作を適用するとする。制御器55は、時刻t0に切替部51をパイプライン処理回路11からパイプライン処理回路12へ切り替える。時刻t0以降の時刻t1では、n+1番目のフレーム35以降にパイプライン処理回路12のフレーム操作機能(24,25,26)が適用されることを示している。すなわちn+1番目のフレーム35以降は、パラメータ261となった3番目のフレーム操作機能が適用されることになる。
図6は、転送装置301の他の動作を説明する図である。図6は、パイプライン処理回路の2番目及び3番目のフレーム操作機能のパラメータをそれぞれ221から251へ、231から261へ変更する場面である。図5で説明したように、パイプライン回路12のフレーム操作機能のパラメータの変更時にはパイプライン回路12には、フレームは存在しない。そして、時刻t1において切替器51でフレームの入力先をパイプライン回路11からパイプライン回路12へ切り替える。これにより、n+1番目のフレーム35以降は、パラメータ251及びパラメータ261となった2番目及び3番目のフレーム操作機能が適用されることになる。
このような切替を行うことにより、図3で説明した、関連技術の場合に発生する、変更後のパラメータに基づくフレーム操作機能26のみが適用され、かつフレーム操作25が適用されない、不整合なフレームの発生を回避することが可能となる。
(実施形態2)
図7は、本実施形態の転送装置302の構成を説明する図である。図4の転送装置301は、1つのフレームのストリームに対して2つのパイプライン回路を持つ構成であったが、転送装置302は、複数のフレームのストリームそれぞれに対するパイプライン回路と複数のフレームのストリーム共通の予備のパイプライン回路を持つ構成である。具体的には、転送装置302は、転送装置301に対してパイプライン処理回路(11〜13)が、フレームのストリーム数より多く、切替器(51、52)が、フレームのストリーム数と同数でフレームのストリーム毎に配置されており、少なくとも1つのパイプライン処理回路12をストリームの共通の予備として選択可能であることを特徴とする。
転送装置302は、3つのパイプライン処理回路(11、12、13)の中で一つのパイプライン処理装置12を2つの異なるストリームのフレーム(31〜35)およびフレーム(41〜45)に対して適用可能とするように、2つの切替器(51,52)からパイプライン処理回路12へ接続できるように設計する。これにより、パイプライン処理回路全体の資源を削減することが可能である。
図8は、転送装置302の動作を説明する図である。転送装置302は、切替器52に入力されたフレーム45以降がパイプライン処理回路12に切替えられたとする。この後、切替器51がパイプライン処理回路12を利用するように切替を実施すると、異なるストリームのフレームがパイプライン処理回路12で混信する。このため、保護機能61を切替器51とパイプライン処理回路12との間に設置する。保護機能61は、切替器52とパイプライン処理回路12の接続が完了する(切替器52が再度パイプライン処理回路13と接続する)まで、切替器51と接続されることを防止する機能を提供する。
切替器52をパイプライン処理回路12に切り替えた後、パイプライン処理回路13に属するフレーム操作機能(27,28)のパラメータ(271、281)を、例えばx2からx0へ、y2からy1へと変更する。そして、切替器52の接続をパイプライン処理回路12からパイプライン処理回路13へ戻すことで、再度、パイプライン処理回路12が開放される。その際に保護機能61を解除することで、パイプライン処理回路12を切替器51および切替器52のどちらからも利用できる状態に戻すことが可能である。
(実施形態3)
図9は、図4の転送装置301を備えるレイヤ2ネットワーク71を説明する図である。
マルチポイント間通信を行うレイヤ2ネットワークにおいては、通信に用いるネットワークの一部を工事する場合に、通信経路の切替を行うため、通常瞬間的な通信途絶が伴う。よって当該ネットワークの管理者はネットワークの利用状況を把握し、影響が最小となるタイミングを見て工事を実施するか、あらかじめ利用者に了承を得て、予定したタイミングに工事を実施することになる。
レイヤ2ネットワーク71は、このような工事実施に伴うネットワーク管理者の作業を軽減することができる。具体的には、レイヤ2ネットワーク71は、転送装置(72〜74)に図4の転送装置301を適用する。レイヤ2ネットワーク71は、冗長構成が組まれており、転送装置(72〜74)において、転送装置(75、76)の方向に対して図4の切替器51、およびフレーム操作機能(21、22、24、25)を付与する。
まず、転送装置(72〜74)は、転送装置75を経由して通信をしている状態を想定する。図4のフレーム操作機能(21、24)はフレーム蓄積機能とし、フレーム操作機能(22、25)は送信先の経路をそれぞれ転送装置(75、76)に振分ける機能とする。なお、フレーム操作機能(23、26)は任意とする。
その後、転送装置75の工事が必要となった場合、転送装置76を経由するように通信経路の切替を実施する必要がある。事前に、転送装置(72〜74)において、フレーム操作機能24に対して一定量のフレーム蓄積するよう設定し、さらにフレーム操作機能25に対して転送装置76へ振分けるよう設定する。
そして、任意のタイミングで転送装置(72〜74)の切替器51に対して切替を指示する。切替時刻にパイプライン回路11内に残存していたフレームは転送装置75を経由する。切替時刻後にパイプライン回路12に入力されたフレームは転送装置76を経由する。転送装置75を経由するルート(転送装置75ルート)と転送装置76を経由するルート(転送装置76ルート)でフレームの伝搬時間が同一とは限らない。ここで、転送装置76ルートの伝搬時間の方が転送装置75ルートの伝搬時間より短い場合を想定する。ここで、転送装置(72〜74)のパイプライン回路にフレーム蓄積機能が無ければ、切替器51の切り替えとともにフレームが装置76のルートで伝送され始め、転送装置75ルートのフレームより先に転送先装置に到着してフレーム順序の入替わりが発生する可能性がある。このため、転送装置(72〜74)のパイプライン回路がフレーム蓄積機能を持つことで、転送装置76ルートのフレーム送信タイミングを調整でき、フレームの到着順序の入替わりを防止できる。
すなわち、レイヤ2ネットワーク71は、転送装置75ルートのフレームと転送装置76ルートのフレームとの到着順序が入替わることを防止することができ、結果、切替に伴う通信途絶の防止が可能となる。また逆に転送装置76ルートから転送装置75ルートに切替を実施する場合にも、フレーム操作機能(21、22)に対して同等の設定を事前に実施することで通信途絶の防止が可能となる。
以下は、本実施形態の転送装置を説明したものである。
<課題>
本発明の課題は、レイヤ2フレーム転送装置における複数のフレーム操作機能で構成されたパイプライン処理回路において、少なくとも1つのフレーム操作機能に属するパラメータ(例えば、フレームの一部を書き換える値の変更、フレーム間のタイミング調整量の変更など)を任意のタイミングで同時に変更した場合、パイプライン処理回路に対してその任意のタイミング以降の入力フレームに対してのみ当該のフレーム操作機能を適用することを実現することである。
<解決手段>
レイヤ2フレーム転送装置において、論理ポート単位に、2つ以上のフレーム操作機能を直列に接続したパイプライン処理回路において、各フレーム操作機能に属するパラメータを複数変更した場合に、任意のタイミング以降の入力フレームに適用するために、パイプライン処理回路を並列に配備し、かつそれらの入力部で共有する切替器を配備することで、解決する。
<解決手段>
具体的に本発明は、
(1):
同一機能を有するレイヤ2フレームのパイプライン処理回路を少なくとも1つ並列に配備し、入力部で共有する切替器を配備することでフレーム操作機能を任意のタイミング以降の入力フレームに適用することを特徴とする方式、および転送装置である。
(2):
上記(1)に記した機能によってフレーム操作機能に属するパラメータを変更した場合に、任意のタイミング以降の入力フレームに対してのみ、変更されたフレーム操作機能を適用することを特徴とする方式、および転送装置である。
(3):
上記(1)に記した機能によって各フレーム操作機能に属するパラメータを複数変更した場合に、任意のタイミング以降の入力フレームに対してのみ、変更された複数のフレーム操作機能を同時に適用することを特徴とする方式、および転送装置である。
<効果>
同一フレーム操作機能で構成されたパイプライン処理回路を複数、並列に配備し、入力部に対して共有する切替器を接続可能とすることで、任意のタイミングより前の時刻で切替器に接続されていないパイプライン処理回路の各フレーム操作機能に属するパラメータを変更しておき、任意のタイミングで切替器によりフレームが入力されるパイプライン処理回路の振分けを変更することで、任意のタイミング以降の入力フレームから変更後のパラメータによる各フレーム操作機能が同時に適用される。
そして、複数のフレーム操作機能に属するパラメータの任意のタイミング以降の入力フレームに適用した場合に、パイプライン処理回路内に残存するフレームへの意図しない適用を防止することができる。
11、12、13:パイプライン処理回路
21〜29:パイプライン処理回路内のフレーム操作機能
211〜291:フレーム操作機能に属するパラメータ
31〜36:フレームおよびフレームの属する第一のストリーム
41〜46:フレームおよびフレームの属する第二のストリーム
51、52:切替器
55:制御器
61:保護回路
71:本発明の実施例を示すためのネットワーク
72〜76:ネットワーク71に属するレイヤ2転送装置

Claims (6)

  1. それぞれが同じ複数のフレーム操作機能を有し、入力されたフレームに対し前記フレーム操作機能で所定のフレーム操作を順に行い出力する複数のパイプライン処理回路と、
    処理するフレームを入力する前記パイプライン処理回路を選択する切替器と、
    前記パイプライン処理回路の前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、選択する前記パイプライン処理回路を前記切替器に指示する制御器と、
    を備える転送装置。
  2. 前記パイプライン処理回路は、フレームのストリーム数より多く、
    前記切替器は、フレームのストリーム数と同数でフレームのストリーム毎に配置されており、少なくとも1つの前記パイプライン処理回路を前記ストリームの共通の予備として選択可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の転送装置。
  3. 前記制御器は、
    現在非選択の前記パイプライン処理回路の少なくとも1つの前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、任意のタイミングに、前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更した前記パイプライン処理回路へ処理するフレームを入力するように前記切替器に指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の転送装置。
  4. それぞれが同じ複数のフレーム操作機能を有し、入力されたフレームに対し前記フレーム操作機能で所定のフレーム操作を順に行い出力する複数のパイプライン処理回路と、
    処理するフレームを入力する前記パイプライン処理回路を選択する切替器と、
    を備える転送装置の制御方法であって、
    前記パイプライン処理回路の前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、選択する前記パイプライン処理回路を前記切替器に指示する
    ことを特徴とする転送装置の制御方法。
  5. 前記パイプライン処理回路が、フレームのストリーム数より多く、
    前記切替器が、フレームのストリーム数と同数でフレームのストリーム毎に配置されており、
    少なくとも1つの前記パイプライン処理回路を前記ストリームの共通の予備として選択可能とすることを特徴とする請求項4に記載の転送装置の制御方法。
  6. 現在非選択の前記パイプライン処理回路の少なくとも1つの前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更し、任意のタイミングに、前記フレーム操作機能に属するパラメータを変更した前記パイプライン処理回路へ処理するフレームを入力するように前記切替器に指示することを特徴とする請求項4又は5に記載の転送装置の制御方法。
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