JP2014207030A - 光ディスクライブラリシステム、ライブラリ装置、及びライブラリ装置における光ディスクの管理方法 - Google Patents

光ディスクライブラリシステム、ライブラリ装置、及びライブラリ装置における光ディスクの管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスクカートリッジに格納された複数の光ディスクから選択された光ディスクに対し、データを書込み読み出す光ディスクライブラリシステムにおいて、精度の高い光ディスクの寿命算出を行う。【解決手段】光ディスクにデータを書込んだ後、読み出されたデータに対して計測されたエラーレートやジッタをはじめとする再生品質から、複数の光ディスクドライブにおける再生互換性に係る寿命を算出し、保管する環境に係る環境情報とあわせてストレージ管理サーバに対し報告する。【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクライブラリシステム、ライブラリ装置、及びライブラリ装置における光ディスクの管理方法に関する。
光ディスクライブラリシステムに関する文献として、特許文献1が公開されている。特許文献1には、例えば、その要約に「DVDドライブはDVDディスクに記憶された情報を読み出す。制御部は読み出された情報からディスク劣化情報を求める。ディスク劣化情報はDVDディスクを個体識別するための管理情報と共に記憶部に記憶され、制御部はこの管理情報とディスク劣化情報から推定寿命を求める」との開示がある。
特開2007−080363号公報
光ディスクの再生品質は保管期間中の環境に左右され、その品質にばらつきが発生する。そのため記録直後は再生可能であった光ディスクが、保管状態によっては再生不可となる場合がある。ここで、特許文献1では光ディスク再生時にその再生性能から当該光ディスクの再生寿命を算出し、当該光ディスクのクリーニングやバックアップを促している。しかし再生時にすでに再生不可となっている場合が考慮されておらず、その効果は限定的である。
本発明の目的は、前記した状況に鑑み、光ディスクの寿命を精度高く算出する光ディスクライブラリシステム、ライブラリ装置、及びライブラリ装置における光ディスクの管理方法を提供することにある。
上記の目的は、例えば、一例として、特許請求の範囲に記載の方法により達成される。また、上記の目的は以下に示す構成によっても達成される。例えば、交換できる記録媒体である光ディスクに対してデータを書込み読み出すライブラリ装置と、複数の当該のライブラリ装置を管理するストレージ管理サーバとを有する光ディスクライブラリシステムにおいて、前記ストレージ管理サーバは、前記ライブラリ装置が前記光ディスクに書込むデータを前記ライブラリ装置に供給し、前記ライブラリ装置が前記光ディスクから読み出したデータを前記ライブラリ装置から供給され、前記ライブラリ装置は、装着された前記光ディスクに対してデータを書込み読み出す光ディスクドライブ部と、前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリコントローラとを有し、当該のライブラリコントローラは、前記光ディスクドライブ部を制御して前記光ディスクに対してデータを書込ませ、当該のデータを読み出させ、当該の読み出されたデータに基づいて再生品質を計測し、計測された当該の再生品質に基づき前記光ディスクの互いに異なる環境条件における前記データの読み出しに係る寿命を算出し、算出された当該の寿命を前記環境条件と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告することで実現される。
本発明によれば、光ディスクの寿命を精度高く算出する光ディスクライブラリシステム、ライブラリ装置、及びライブラリ装置における光ディスクの管理方法を提供することができるという効果がある。
光ディスクライブラリシステムの構成図。 光ディスクドライブの構成図。 実施例1における寿命算出方法のフローチャート。 初期再生品質と寿命の関係図。 保管環境条件と再生品質の関係図。 初期再生品質と保管環境条件による寿命の関係図。 実施例2における第1の寿命算出方法のフローチャート。 実施例2における第2の寿命算出方法のフローチャート。 実施例3における光ディスクライブラリシステムの構成図。 実施例3における環境管理装置に係る設定方法のフローチャート。 再生品質と初期及び補正後算出寿命の関係図。 実施例4における寿命算出方法のフローチャート。 実施例4における光ディスクの属性情報データベース。 実施例5における寿命算出方法のフローチャート。
以下、実施例について図を用いて説明する。
図1は、光ディスクライブラリシステム100の構成図である。光ディスクライブラリシステム100は、ライブラリ装置1、ストレージ管理サーバ10と光ディスクカートリッジ保管庫20を備える。
ライブラリ装置1は、システム全体を制御するライブラリコントローラ2、複数の光ディスクドライブ3を有する光ディスクドライブ部4、複数の光ディスク5を格納する光ディスクカートリッジ6、光ディスク5を光ディスクカートリッジ6と光ディスクドライブ部4との間で搬送する搬送ロボット7を備えている。光ディスクドライブ部4、光ディスクカートリッジ6の近傍には温度、湿度などの環境センサ8を備えている。ライブラリコントローラ2はメモリ9を備え、後記するように属性情報などを管理しながら前記した各構成要素を制御している。
ライブラリ装置1は、ネットワークを介してストレージ管理サーバ10に接続され、ストレージ管理サーバ10からの指示にしたがい、データを一旦ライブラリ装置1のキャッシュ11に蓄えたあと、光ディスク5に記録する。光ディスクカートリッジ6は、ライブラリ装置1から取り外し可能であり、新たな光ディスクカートリッジと交換することで記録容量を増やすことも可能である。取り外された光ディスクカートリッジ6は、光ディスクカートリッジ保管庫20にて保管され、環境管理装置21により管理される。
なお、図1では一例として光ディスクライブラリシステム100が、ライブラリ装置1を1台有する場合を示しているが、ライブラリ装置1を複数備え、即ちストレージ管理サーバ10が複数のライブラリ装置1と接続されても良い。同様に、光ディスクカートリッジ保管庫20が複数備えられても良い。また、ライブラリ装置1が光ディスクカートリッジ保管庫20の内部に設置される実施形態であっても良い。また、環境センサ8を光ディスクドライブ部4と光ディスクカートリッジ6の双方が近傍に個別に備えているが、これは限定条件ではない。いずれか一方の近傍、例えば光ディスクドライブ部4が近傍に備えるようにしても良い。効率の良い冷却が行われることにより、ライブラリ装置1の内部での場所による温度差が問題とならない場合には、環境センサ8が特に場所を限定されずに例えば1個設けられても良い。
図2は、光ディスクドライブ3の構成図である。光ディスクドライブ3は光ピックアップ(OPU;Optical Pick Up)102を備え、光ピックアップ102はレーザ光を光ディスク5に照射し、かつ光ディスク5からの反射光を受光する。光ディスク5はスピンドルモータ104、ドライバ105、DSP(Digital Signal Processor)103により制御されている。スピンドルモータ104の回転により光ディスク5が回転する。光ピックアップ102はドライバ105、DSP103により制御されている。DSP103は図示しないCPU(Central Processing Unit)を内蔵し、バス106を介してRAM(Random Access Memory)107およびフラッシュメモリ108と接続されている。フラッシュメモリ108には、光ディスクドライブ3の制御用プログラムが記録されている。光ディスクドライブ3は、外部インターフェイス109を介し図1のライブラリコントローラ2に接続され、制御される。
図2では一例としてDSP103、ドライバ105、RAM107およびフラッシュメモリ108は個別デバイスとして説明したが、これらが統合された1つのデバイスであっても良い。外部インターフェイス109でライブラリコントローラ2から受け取ったデータは、DSP103が有するエンコーダ110により符号化され光ディスク5に記録される。光ディスク5から再生されたデータは、DSP103が有するデコーダ111により符号化を解かれ、外部インターフェイス109を経由してライブラリコントローラ2に供給される。DSP103が有する再生品質計測部112ではデータ復調時の再生エラーレート、再生信号における時間成分のゆらぎを示すジッタなどが計測される。ここで、再生エラーレート、ジッタなどは後記する再生品質を示す指標となる。
図3は、実施例1における光ディスク5の寿命算出方法フローチャートを示す。ライブラリ装置1はストレージ管理サーバ10からの指示に従い、ライブラリコントローラ2の制御下でデータの記録を開始する。記録データは一旦キャッシュ11に蓄えられた後、光ディスクドライブ3は光ディスク5への記録(S1)を開始する。前記記録データの光ディスク5への記録が終了する(S2)と、例えば光ディスクドライブ部4が備える環境センサ8が環境情報を計測し(S3)、さらに光ディスクドライブ3は前記光ディスク5から前記記録データを再生して前記環境情報における再生品質を計測する(S4)。計測された再生品質は、前記環境情報と共にライブラリコントローラ2のメモリ9に蓄積される。
ここで、環境情報を計測(S3)するタイミングと再生品質を計測(S4)するタイミングとは、同時であっても良く、また図3とは逆に後者が前者に先行しても良い。タイミングが同時でない場合は、前記二つのタイミングが近いことが望ましい。また一般的には、前記環境情報を計測する環境センサ8は、前記記録データを記録し再生した光ディスクドライブ3の近傍に設けられることが望ましい。このようにすることで、前記再生品質を示す環境情報が精度良く計測される。
ライブラリコントローラ2は、後に詳細説明をするような予め求められたアレニウスモデルなどの寿命算出手法に則り、計測された環境情報と再生品質に基づき、予想される今後の保管環境情報と関連付けされた寿命を算出する(S5)。ここで寿命とは、光ディスク5の劣化により複数の光ディスクドライブ3における再生互換性が保てないという、再生寿命を示す。ライブラリコントローラ2は、算出した寿命を光ディスク5の保管環境情報と共にライブラリコントローラ2を介して、ストレージ管理サーバ10に報告する(S6)。例えば25℃/45%RHの保管環境では60年の寿命、35℃/60%RHの保管環境では40年の寿命と算出されるなど、複数の条件に応じた再生寿命を報告する。
前記したように算出された寿命を利用して、例えば、ストレージ管理サーバ10は、もしくはストレージ管理サーバ10の報告する情報に基づき管理者やユーザは、記録されたデータを新たな光ディスクに複製して保管するというマイグレーションを計画的に行うことができる。また管理者は、重要なデータ、もしくは法令で定められた(コンプライアンスによる)保存年数の長いデータが光ディスク5に記録された場合には、空調による保管環境管理を徹底するなどの対応ができる。さらには比較的短期間の保存年数のデータにおいては光ディスク5を常温で保管し、前記したように算出された寿命を利用して、必要に応じて前記マイグレーションを実施するなど運用の柔軟性が増す。
図4は、記録時の再生品質から算出される寿命を示す。縦軸に示す再生品質は、下側ほど良好である。光ディスク5の寿命は一般的に、科学的な劣化状態につき、湿度を固定し複数の温度環境条件にて加速試験をし、再生品質を計測して得られるアレニウスモデルに則るとされる。ある同一の環境条件において、初期再生品質(記録直後の再生品質)が良好な条件50と初期再生品質が劣悪な条件51を想定する。これら条件の異なる二つの光ディスク5に対して、環境条件を変え通常は考え難い環境条件で加速的に光ディスク5を物理的に劣化させていき、定期的に再生品質の遷移を計測する。得られた遷移から光ディスク5の寿命として、通常に有り得る環境条件で再生限界基準52となるまでの年数Y1、Y2が算出される。図4の50で示すように初期再生品質が良好であれば、51で示すような初期再生品質が劣悪な場合の寿命(Y1)よりも、長寿命(Y2)となる。
図5は、光ディスクの保管環境条件から算出される寿命を示す。先にも示したが光ディスク5の寿命は環境条件と相関がある。ある同一の初期再生品質の光ディスク5において、25℃/40%RHの環境で保管した場合と、50℃/80%RHの環境で保管した場合を想定する。これら2つの光ディスク5を、環境条件を変え通常は考え難い環境条件で加速的に光ディスク5を物理的に劣化させていき、定期的に再生品質の遷移を観測する。得られた遷移から光ディスク5の寿命として、通常に有り得る環境条件で再生限界基準52となるまでの年数Y3、Y4が算出される。図5の53で示すように、より低温、低湿な25℃/40%RHで保管すると、52で示すような、より高温、高湿な50℃/80%RHで保管した場合の寿命(Y3)よりも、長寿命(Y4)となる。
図6は、初期再生品質と保管環境条件による寿命の関係図を示す。図6の寿命データは、先の図4と図5に示したデータに基づき、ライブラリコントローラ2が算出する。即ち、通常は考え難い環境条件で加速的に光ディスク5を劣化させた際の寿命を計測し、計測したデータに基づいて図4と図5で示したような通常に有り得る環境条件での寿命を算出し、さらに図4と図5のデータに基づいて図6で示すデータが算出される。ライブラリコントローラ2は、図6で示すデータをストレージ管理サーバ10へ報告する。
ある同一の環境条件において、初期再生品質(記録直後の再生品質)が良好な条件50と初期再生品質が劣悪な条件51にある異なる二つの光ディスクを想定する。
初期再生品質が良好な条件50の光ディスクにおいて、保管環境をD1とすると(空調設備で温度が比較的低温で管理される場合を想定)、寿命はY5と最良な値が算出されたとする。ここで、保管環境をD2とすると(空調によって管理されていない常温で管理される場合を想定)、寿命はY6となることが算出され、Y5に対し相対的に短寿命な値が算出される。
一方、初期再生品質が劣悪な条件51の光ディスクにおいては、保管環境をD1とすると、寿命はY7と初期再生品質が良好な条件50の光ディスクにおける寿命Y5に比較して相対的に短寿命となる。しかし、初期再生品質が良好な条件50の光ディスクにおける保管環境D2での寿命Y6を超える寿命を達成できる。初期再生品質が劣悪な条件51の光ディスクにおいては、保管環境をD2とすると寿命はY8となり、相対的に全条件において最短寿命の値が算出される。
以上述べたように、アレニウスモデルによれば、光ディスク5の寿命に対する初期再生品質と保管環境条件との相関がわかり、図3に示すフローチャートと図6に示した初期再生品質と保管環境条件との関係から、ライブラリコントローラ2はストレージ管理サーバ10へ多様な保管環境条件における寿命を報告することが可能となる。
実施例1ではライブラリ装置1は、記録するデータの属性によらず保管環境に応じた光ディスク5の寿命を、ライブラリコントローラ2を介してストレージ管理サーバ10に報告していた。先にも述べたが、記録するデータの属性によってはコンプライアンスから必要な保存年数が決まる。よって管理者はデータの属性によって保存年数を意識する必要がある。算出された光ディスク5の寿命が保存年数に対して不足する場合が想定される。データの属性について具体的には、ファイル拡張子、ファイル内のテキストデータなどから公知の技術で解析可能であるため、ライブラリコントローラ2がデータの解析を行い、その結果に応じて光ディスク5に必要な寿命を、ライブラリコントローラ2がストレージ管理サーバ10に報告することで、より高度なライブラリシステムが構築可能となる。
図7は、実施例2における第1の寿命算出方法フローチャートを示す。これまで説明してきた寿命算出方法と同様の処理については同一の符号を付し、説明を省略する。まず、データを記録するにあたり、ライブラリコントローラ2がデータの属性を解析する(S7)。データを光ディスク5に記録した後(S1〜S5)、得られたデータ属性、保管環境に応じた光ディスク5の保管環境情報と共にライブラリコントローラ2が、ストレージ管理サーバ10に報告する(S8)。例えばデータ属性から判断されるコンプライアンス対応のために、25℃環境下での保管環境を推奨することを報告する。本実施例により管理者の管理負荷が軽減されると共に、光ディスク5の寿命により保存データが再生不可となる事象を防ぐことが可能となる。
これまでは、データの属性をライブラリコントローラ2が解析し、コンプライアンスに対応する保存年数を算出していた。実際の運用においては、コンプライアンス対応が不必要なデータであっても、管理者が別の保管ポリシーを作成し、保管コストなどから保存年数などを決めるケースが多い。この際は、ストレージ管理サーバ10が保存年数を指定してライブラリコントローラ2に送信し、その指定年数とデータを記録する光ディスク5の寿命を、ライブラリコントローラ2がストレージ管理サーバ10に報告することで、より高度なライブラリシステムが構築可能となる。
図8は、実施例2における第2の寿命算出方法フローチャートを示す。まず、データを記録するにあたり、ストレージ管理サーバ10からの保存年数の指示をライブラリコントローラ2が受信する(S9)。データを光ディスク5に記録した後(S1〜S5)、保存年数の指示と対比しながら保管環境に応じた光ディスク5の寿命と共に、ライブラリコントローラ2がストレージ管理サーバ10に報告する(S10)。
例えば指定された保存年数に対し、常温保管環境でも十分な再生寿命が得られると報告された場合には、管理者は保管環境の管理が不要と判断でき、保管コストの低減が図れる。また、低温保管環境でも充分な再生寿命が得られないと報告された場合には、ストレージ管理サーバ10は、もしくは管理者やユーザは、前記したマイグレーションを計画的に行うことができる。
図9は、実施例3における光ディスクライブラリシステム100の構成図を示す。これまでは光ディスクカートリッジ保管庫20は、ライブラリコントローラ2もしくはより上位のストレージ管理サーバ10からの制御の対象としていなかった。図9では、光ディスクカートリッジ保管庫20は環境管理装置21にて保管環境(主に温度、湿度)が管理されている。先に示した通り光ディスク5の再生寿命は保管環境と相関がある。そのため図9に示す環境管理装置制御通信路22を設けることで、光ディスクカートリッジ保管庫20が制御の対象となり、より高度な光ディスクライブラリシステムが構築できる。さらには、環境管理装置21に環境センサ8を設け、光ディスクカートリッジ保管庫20の環境管理装置21が環境センサ8の情報を取得することで、より高度な光ディスクライブラリシステムが構築できる。
図10は、実施例3における光ディスクカートリッジ保管庫20の環境管理装置21に係る設定方法のフローチャートを示す。これまで説明してきた寿命算出方法と同様の処理については同一の符号を付し、説明を省略する。具体的には環境情報と関連付けされた寿命を算出する処理(S5)までは同様である。ここで、算出された寿命と保管環境の関係から、ライブラリコントローラ2、より上位のストレージ管理サーバ10、もしくは管理者が指示して環境管理装置21の動作を設定し、好適な保管環境とする。保存寿命を長期にするために好適な保管環境が必要とされる場合は、環境管理装置21が含む空調装置(エアコン)は、光ディスク5を低温、低湿で保管するように動作を設定される(S11)。もしくは保管コストが優先される場合には、環境管理装置21は、より空調コストを低減するように動作を設定される。具体的には、例えば環境管理装置21は管理を停止する(S11)。
さらには、より簡易な方法としてライブラリコントローラ2は、定期的に環境管理装置21の環境センサ8の情報を取得し、光ディスクカートリッジ保管庫20の環境情報をモニタリングする。ここで、図10のS5において環境情報に則した再生寿命を算出して複数の保管環境に則した再生寿命を報告する際、モニタリングした結果が例えば、25℃/40%RHであれば、管理者に対して実際の保管庫の環境情報(25℃/40%RH)にあわせた寿命算出結果を報告することができ、寿命算出の精度が向上する。
図11は、再生品質と初期算出寿命、補正後算出寿命の関係図を示す。これまではデータが記録された光ディスク5がライブラリ装置1から取り外された後は、光ディスクカートリッジ保管庫20で保管される場合を述べた。これとは別に、光ディスクカートリッジ6が、そのままライブラリ装置1に設置されたままの場合も想定される。この場合においては、データが記録された光ディスク5が搬送ロボット7により光ディスクドライブ3に搬送されれば、改めて再生品質が計測可能となる。
ここで記録直後の再生品質から算出される寿命である当初算出値55と、ある時間を経過した後の再生品質から算出される寿命である補正後算出値56の関係は、図11に示す関係となる。当初算出値55は初期再生品質と保管環境から算出されるが、時間を経過すると補正後算出値56のように、例えば埃などの影響で、より寿命が短く算出される場合がある。その結果、当初算出寿命年数Y5に対し、ある時間を経過した後の補正後算出寿命がΔYだけ減少し、Y5−ΔYの算出寿命となってしまう。なお、ΔYはデータが記録された後に経過した時間を含まず、前記した埃の影響で減少した時間を示す。
この場合には、既にライブラリ装置1から取り外され光ディスクカートリッジ保管庫20に保管されている光ディスク5も、当初の寿命年数が減少していることが想定される。そこで、算出寿命が減少した光ディスクと同一の属性情報を有する光ディスクを、保管されている光ディスクから抽出することで効率的なマイグレーションが可能となる。
図12は、実施例4の寿命算出フローチャートを示す。ある時点において、例えばストレージ管理サーバ10からの指示に応じてライブラリコントローラ2が環境センサ8に環境情報を計測させ、主に温度情報などを計測させ(S3)、さらに光ディスクドライブ3に光ディスク5の再生品質を計測させる(S4)。ライブラリコントローラ2は計測したデータをメモリ9に蓄積する。ライブラリコントローラ2は、計測した再生品質から寿命を算出し(S5)、当該の寿命の算出値が当初の算出値以下であるか判断する(S20)。その結果、寿命が当初算出値と同等以上である場合には(図中のNo)、S3又はS4に戻り、他の光ディスク5に対して前記した計測をする。或いは、他の光ディスクに対する計測が終了していればフローを終了する。寿命が当初算出値を下回っていた場合には(図中のYes)、ライブラリコントローラ2はメモリ9に前記寿命が算出された光ディスク5のディスク番号(特定の光ディスクを識別できれば番号でなくても良い)を記憶する(S21)。
引き続き、ライブラリコントローラ2は前記寿命を算出した際に使用した光ディスクドライブ3の番号(識別できれば番号でなくても良い)をメモリ9に記憶し(S22)、前記光ディスク5の光ディスクカートリッジ6における配置場所を示す番号(識別できれば番号でなくても良い)をメモリ9に記憶する(S23)。前記光ディスク5の属性情報に基づき、既に光ディスクカートリッジ保管庫20に保管された光ディスクのうち、前記属性情報が同一の光ディスクの寿命につき、図10に示すような当初の算出値に対する減少分ΔYが発生していることを考慮して、現時点での寿命を算出する(S24)。その結果をライブラリコントローラ2が、ストレージ管理サーバ10に報告する(S25)。以上述べた場合においては、ライブラリ装置1に含まれる光ディスク5に対して算出された寿命に基づき、光ディスクカートリッジ保管庫20にある同一の属性情報を有する光ディスク5の寿命が算出される。このため、光ディスクの寿命の管理を効率良く行える効果がある。
図13は、実施例4における光ディスクの属性情報データベースを示す。図13で示した光ディスクの属性情報は、各光ディスク5のディスク番号に対して、図12のフローチャートの説明に際して述べた光ディスクドライブ番号、光ディスクカートリッジ6における配置場所を示す番号をはじめ、温度、再生品質などの情報を含む。光ディスクドライブ番号は、光ディスクドライブ3の固体ばらつきによる算出寿命の違いを正規化するために利用される。温度、湿度、カートリッジ内の配置位置は、いずれも環境条件を特定するために利用される。記録時刻は、当該の時刻に例えば自然災害による電源変動や外部振動があった場合に、これを警報するために利用される。
なお、属性情報はここに挙げた情報に限定されるものではなく、再生寿命に影響するものであれば他の情報であっても良い。このように再生寿命に関係する属性情報のデータベースを構築することで、ライブラリ装置1に設置されたままの光ディスクカートリッジ6が有する光ディスク5と、既にライブラリ装置1から取り外され光ディスクカートリッジ保管庫20に保管されている光ディスク5の、属性情報の同一性を検索する。ここで構築された光ディスクの属性情報データベースは、ディスク番号ごとの再生品質を保持しているため、ライブラリコントローラ2は各光ディスクの再生寿命を個々に算出できる。また、一番短寿命と算出されたディスク番号の光ディスクを保持している光ディスクカートリッジ6が特定できるので、管理者は当該の光ディスクカートリッジ6の全ての光ディスクについてマイグレーションを実施するなど、より高度な管理が可能となる。
これまでの実施例は、データの記録や再生に際して各々の光ディスク5が光ディスクドライブ3に挿入された状態で再生寿命を算出していた。実施例5では以下に示す方法により、より容易に寿命の算出が可能となる。
図14は、実施例5の寿命算出方法のフローチャートを示す。図5に示したとおり、再生品質が同一の光ディスク5であっても、その保管環境によって再生寿命は異なる。実施例4で示したような、データが記録された光ディスク5が光ディスクカートリッジ6で保管され、ライブラリ装置1に設置されたままの状況について考える。この場合、ライブラリ装置1が有する環境センサ8の環境情報が、光ディスクカートリッジ6の保管環境情報を取得できるので、その取得情報をライブラリコントローラ2のメモリ9に保存する。
ライブラリ装置1のライブラリコントローラ2は、定期的に環境情報計測(S3)し、例えば上位のストレージ管理サーバ10からの指示に応じて定期的に再生品質を計測し(S4)、光ディスク5の寿命を算出する(S5)。次いでライブラリコントローラ2は、新たに得られた寿命が当初に算出された寿命以下であるか判断する(S20)。その結果、当初に算出された寿命と同等か上回っていた場合には(図中のNo)、特に問題はないのでフローを終了する。当初算出値を下回っていた場合には(図中のYes)、図6に示す保管環境温度と寿命の関係に対して、補正が必要であることを示している。そのため寿命算出関係式を補正する(S26)。ここで補正が必要な原因として埃の影響などが考えられる。
ここで環境情報は定期的に計測されるが、例えば平均値を用いて寿命算出関係式を補正することで、光ディスクライブラリシステム100の内部に環境ばらつきがあったとしても、平均的な寿命が算出できる。このため、実施例4の場合よりも光ディスクの寿命の管理を容易に行える効果がある。また定期的に計測した環境情報のうち、より短寿命となる条件を用いて寿命算出関係式を補正することで、より安全なにディスクライブラリシステム100を運用できる。ただし短寿命となる条件を用いる場合は、マイグレーションの回数が増えるなど保管コストを意識した運用が必要となり、実際の運用は管理者が決めたポリシーに則ることとなる。
なお、本発明はこれまで説明してきた実施の形態に限定されるものではなく、様々な形態が考えられる。これまで説明してきた実施の形態は本発明をわかりやすく説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ストレージ管理サーバ10とライブラリコントローラ2の機能の分担は、以上述べた実施例に限定されない。ライブラリ装置1にストレージ管理サーバ10の機能を取込み、ライブラリ装置1が単体で機能する場合においても、本発明の範疇にある。
1:ライブラリ装置、2:ライブラリコントローラ、3:光ディスクドライブ、4:光ディスクドライブ部、5:光ディスク、6:光ディスクカートリッジ、7:搬送ロボット、8:環境センサ、9:メモリ、10:ストレージ管理サーバ、11:キャッシュ、20:光ディスクカートリッジ保管庫、21:環境管理装置、22:環境管理装置制御通信路、50:再生品質良好条件、51:再生品質劣悪条件、52:再生限界基準、53:25℃/40%RH保管環境、54:50℃/80%RH保管環境、55:当初算出値、56:補正後算出値、100:光ディスクライブラリシステム、102:光ピックアップ、103:DSP、109:外部インターフェイス、110:エンコーダ、111:デコーダ、112:再生品質計測部。

Claims (19)

  1. 交換できる記録媒体である光ディスクに対してデータを書込み読み出すライブラリ装置と、複数の当該のライブラリ装置を管理するストレージ管理サーバとを有する光ディスクライブラリシステムであって、
    前記ストレージ管理サーバは、
    前記ライブラリ装置が前記光ディスクに書込むデータを前記ライブラリ装置に供給し、前記ライブラリ装置が前記光ディスクから読み出したデータを前記ライブラリ装置から供給され、
    前記ライブラリ装置は、
    装着された前記光ディスクに対してデータを書込み読み出す光ディスクドライブ部と、
    前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリコントローラと
    を有し、
    当該のライブラリコントローラは、
    前記光ディスクドライブ部を制御して前記光ディスクに対してデータを書込ませ、当該のデータを読み出させ、当該の読み出されたデータに基づいて再生品質を計測し、計測された当該の再生品質に基づき前記光ディスクの互いに異なる環境条件における前記データの読み出しに係る寿命を算出し、算出された当該の寿命を前記環境条件と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  2. 請求項1に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記光ディスクは、
    複数の前記光ディスクを格納し前記ライブラリ装置に対して着脱される光ディスクカートリッジに格納され、
    前記ライブラリ装置は、
    前記ライブラリコントローラからの制御に基づき前記光ディスクドライブ部と前記光ディスクカートリッジとの間で前記光ディスクを搬送する搬送ロボットを有する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  3. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリ装置は、
    温度を含む環境情報を取得する環境センサを有する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  4. 請求項3に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記環境センサは、
    前記光ディスクドライブ部の温度を取得する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  5. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリコントローラは、
    前記光ディスクから読み出されたデータの属性を解析し、
    解析して得た当該の属性を前記算出された寿命と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  6. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ストレージ管理サーバは、
    前記ライブラリ装置が前記光ディスクに書込むデータの保存年数を指定し、
    前記ライブラリ装置は、
    指定された前記保存年数を前記算出された寿命と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  7. 請求項6に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    指定された前記保存年数に対し前記算出された寿命が不足する場合には、
    前記前記ストレージ管理サーバは、ライブラリコントローラに対して、記録されたデータを新たな光ディスクに複製して保管するというマイグレーションを指示する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  8. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリ装置から取り外された前記光ディスクカートリッジを保管する保管庫の環境を制御する環境管理装置を有し、
    前記ストレージ管理サーバは、
    前記ライブラリコントローラから報告された前記光ディスクの寿命に基づき、前記保管庫の環境管理装置を制御する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  9. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリ装置から取り外された前記光ディスクカートリッジを保管する保管庫の環境を制御する環境管理装置を有し、
    前記ライブラリコントローラは、
    算出した前記光ディスクの寿命が所定の閾値よりも短い場合には、前記寿命を延長するように前記保管庫の環境管理装置を制御する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  10. 請求項9に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリコントローラは、
    前記寿命を延長する際には前記保管庫の前記環境管理装置の温度を低減するように制御する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  11. 請求項2に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリ装置から取り外された前記光ディスクカートリッジを保管する保管庫の環境を制御する環境管理装置を有し、
    前記ライブラリコントローラは、
    算出した前記光ディスクの寿命が所定の閾値よりも長い又は同等である場合には、現在の環境を保持するように前記保管庫の環境管理装置を制御する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  12. 請求項5に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリコントローラは、
    前記光ディスクにデータが書込まれた後、前記光ディスクカートリッジが前記ライブラリ装置から取り外される前に前記データを読み出して第1の再生品質を計測し、計測された当該の第1の再生品質に基づき前記光ディスクの前記データの読み出しに係る第1の寿命を算出し、
    前記光ディスクカートリッジが前記ライブラリ装置から取り外された後、再び装着された後に前記データを読み出して第2の再生品質を計測し、計測された当該の第2の再生品質に基づき前記光ディスクの前記データの読み出しに係る第2の寿命を算出し、
    当該の第2の寿命が前記第1の寿命よりも所定の閾値を超えて短い場合には、前記第2の寿命を前記解析して得た属性と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  13. 請求項12に記載の光ディスクライブラリシステムであって、
    前記属性とは、前記データを前記光ディスクから読み出した光ディスクドライブを識別するための情報、その際の温度、湿度、時刻、前記光ディスクの光ディスクカートリッジにおける位置を識別するための情報、又は再生品質の優劣に係る情報のうちのいずれかを含む
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  14. 請求項3に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記ライブラリコントローラは、
    前記光ディスクにデータが書込まれた後、前記光ディスクカートリッジが前記ライブラリ装置から取り外される前に前記データを読み出して第1の再生品質を計測し、
    計測された当該の第1の再生品質に基づき前記光ディスクの前記データの読み出しに係る第1の寿命を算出し、
    前記光ディスクカートリッジが前記ライブラリ装置から取り外された後、再び装着された後に前記データを読み出して第2の再生品質を計測し、
    計測された当該の第2の再生品質に基づき前記光ディスクの前記データの読み出しに係る第2の寿命を算出し、
    前記第1の寿命と前記第2の寿命とを算出する際に前記環境センサから環境情報を取得し、
    算出した前記第1の寿命と前記第2の寿命の差と取得した前記環境情報に基づいて算出した前記第2の寿命を補正し、
    補正した当該の第2の寿命を前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  15. 請求項14に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記第2の寿命の補正に用いる前記環境情報は、前記光ディスクが置かれる環境における平均値である
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  16. 請求項14に記載の光ディスクライブラリシステムにおいて、
    前記第2の寿命の補正に用いる前記環境情報は、前記光ディスクが置かれる環境のうち寿命の短い環境に係る
    ことを特徴とする光ディスクライブラリシステム。
  17. 交換できる記録媒体である光ディスクに対してデータを書込み読み出すライブラリ装置と、複数の当該のライブラリ装置を管理するストレージ管理サーバとを有する光ディスクライブラリシステムにおける前記したライブラリ装置であって、
    前記光ディスクは、複数の前記光ディスクを格納し前記ライブラリ装置に対して着脱できる光ディスクカートリッジに格納されており、
    前記ライブラリ装置は、
    装着された前記光ディスクに対してデータを書込み読み出す光ディスクドライブ部と、
    前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリコントローラと、
    当該のライブラリコントローラからの制御に基づき前記光ディスクドライブ部と前記光ディスクカートリッジとの間で前記光ディスクを搬送する搬送ロボット
    を有し、
    当該のライブラリコントローラは、
    前記光ディスクドライブ部を制御して前記光ディスクに対してデータを書込ませ、当該のデータを読み出させ、当該の読み出されたデータに基づいて再生品質を計測し、計測された当該の再生品質に基づき前記光ディスクの互いに異なる環境条件における前記データの読み出しに係る寿命を算出し、算出された当該の寿命を前記環境条件と関連付けて前記ストレージ管理サーバに報告する
    ことを特徴とするライブラリ装置。
  18. 交換できる記録媒体である光ディスクに対してデータを書込み読み出すライブラリ装置であって、
    前記光ディスクは、複数の前記光ディスクを格納し前記ライブラリ装置に対して着脱できる光ディスクカートリッジに格納されており、
    前記ライブラリ装置は、
    装着された前記光ディスクに対してデータを書込み読み出す光ディスクドライブ部と、
    前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリコントローラと、
    当該のライブラリコントローラからの制御に基づき前記光ディスクドライブ部と前記光ディスクカートリッジとの間で前記光ディスクを搬送する搬送ロボット
    を有し、
    当該のライブラリコントローラは、
    前記光ディスクドライブ部を制御して前記光ディスクに対してデータを書込ませ、当該のデータを読み出させ、当該の読み出されたデータに基づいて再生品質を計測し、計測された当該の再生品質に基づき前記光ディスクの互いに異なる環境条件における前記データの読み出しに係る寿命を算出し、算出された当該の寿命に基づいて前記光ディスクの寿命を管理する
    ことを特徴とするライブラリ装置。
  19. 交換できる記録媒体である光ディスクに対してデータを書込み読み出すライブラリ装置における光ディスクの管理方法であって、
    前記光ディスクに対してデータを書込ませ、
    当該のデータを読み出させ、
    当該の読み出されたデータに基づいて再生品質を計測し、
    計測された当該の再生品質に基づき前記光ディスクの互いに異なる環境条件における前記データの読み出しに係る寿命を算出し、
    算出された当該の寿命に基づいて前記光ディスクの寿命を管理する
    ことを特徴とするライブラリ装置における光ディスクの管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20180130490A1 (en) * 2016-11-04 2018-05-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Optical disk device, optical-disk checking method and optical-disk checking program

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