JP2014206966A - 来場者確認システム及び来場者確認方法 - Google Patents

来場者確認システム及び来場者確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明では、個人情報を保護しながら来場者本人の確認を迅速かつ確実に行えることを課題とする。
【解決手段】
申込者の顔写真情報と申込情報を受信する手段と、顔写真から電子割符Aと電子割符Bを生成する手段と、電子割符Aと申込情報を用いて発券データを生成する手段と、電子割符Bと申込情報を用いて確認用データを生成する手段を備えた管理サーバを有する管理システムと、会場サーバと、読取装置と表示装置と、確認用データを受信する手段と、来場者の保有する非接触通信媒体の電子チケットデータを読取る手段と、電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号する復号手段と、複合された複合顔写真情報を表示する手段を有する会場システムと、発券データを用いた電子チケットデータを有する非接触通信媒体とを備える来場者確認システムとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、イベント等の会場に来場する来場者を確認システム及び来場者を確認方法に関する。
従来、イベント等のチケットを購入し、イベント会場で入場する時、本当に購入者が来場したかを確認する方法として、以下のような手法がとられていた。
(1)顔写真付の本人確認書類をチケット等と同時に提出しての確認。
この方法では、本人確認書類を確認の上、入場を許可する。
(2)会員証やチケットをかざして確認(電子チケット等も同一の運用)。
この方法では、会員証やチケットを持った人のみサービスを付与する(特許文献1参照)。
(3)予めサーバ側に顔写真を登録。チケットをかざすと顔写真が映し出され照合。
この方法では、登録した顔写真と本人の顔とを照合し、合致した場合入場を許可する。
(4)ICカード側に顔写真情報を登録。チケットをかざすと顔写真が表示され照合。
このようなICカードとして、例えば、パスポート、運転免許証がある。この方法でも、登録した顔写真を本人の顔と照合し、合致した場合入場を許可する。
(5)暗証番号を登録。カードをかざし、暗証番号を入力して照合。
この方法では、登録した暗証番号と入力した暗証番号とを照合し、同一のとき入場を許可する。
ここで、以下に、上記(1)及び(2)の方法を併用してなされる本人確認の処理の流れの例を、図6のフローチャートに従って説明する。
イベント参加の申込者は、イベント参加の申込情報を管理サーバに送信する(S1)。
管理サーバは、申込情報を受信して登録する(S2)。
管理サーバは、登録した申込情報に基づいて、申込者を識別する申込識別情報を作成し、この申込者識別情報を含むカード発券用データを作成してカード発行機に送信し、この申込者識別情報を含む確認用データを作成してイベント会場サーバに送信するデータ処理を行う(S3)。
カード発行機は、カード発券用データを受信する(S4)。
カード発行機は、非接触ICカードのメモリにカード発券用データを書き込んで発行する。尚、発行した非接触ICカードは、申込者に送付される(S5)。
申込者は、非接触ICカードを受領する(S6)。
申込者が、イベント会場の入口に設置されているリーダ/ライタに非接触ICカードをかざすと、リーダ/ライタは、非接触ICカードから申込者識別情報を読み取って、イベント会場サーバに送信する。
イベント管理サーバは、管理サーバから確認用データを受信して保管する(S8)。
イベント会場サーバは、イベント会場の入口に設置されているリーダ/ライタから、このリーダ/ライタが非接触ICカードから読み出した申込者識別情報を受信して、このリーダ/ライタが非接触ICカードから読み出した申込者識別情報と、保管している確認用データに含まれる申込者識別情報とを照合し、このリーダ/ライタが非接触ICカードから読み出した申込者識別情報に一致するものが、保管している確認用データに含まれているか否かで認証を行う(S9)。
一致するものが含まれる場合、認証に成功したとして、次にイベント会場サーバは認証が成功したことをイベント会場の入口に設置されている表示装置で表示し、入場管理者は、これを見て、非接触ICカードの所持者に、顔写真付の本人確認書類の提示を求めると、この非接触ICカードの所持者は、顔写真付の本人確認書類を提示する(S10)。
S9において、一致するものが含まれない場合、認証に失敗したとして、イベント会場サーバは、非接触ICカードの所持者を申込者本人でないことをイベント会場の入口に設置されている表示装置で表示し、入場管理者は、これを見て、この非接触ICカードの所持者の入場を拒む(S11)。
S10において提示される顔写真付の本人確認書類について、入場管理者は、これを提示した者が、申込者本人であるか否かを確認する(S12)。
S12において本人であると確認した場合、入場管理者は、顔写真付本人確認書類を提示した者が、申込者本人であると確認できたとして、入場を許可する。
S12において本人でないと確認した場合入場管理者は、顔写真付本人確認書類を提示した者が、申込者本人でないとして、入場を拒む。
しかしながら、上記(1)〜(5)の本人確認方法には、以下のような問題がある。
上記(1)の方法では、全て目視確認となるため確認に時間がかかる。入場に時間がかることから、イベント開始時間の遅れ等、影響が大きい。
上記(2)の方法では、かざす運用となるため、転売や譲渡した場合をはじくことが出来ない。本人確認を厳密に行う場合、上記(1)の方法と併用となるため業務負担がかかる。
上記(3)の方法のように、サーバ側に照合用の顔写真を登録する場合、ネットワークが使えなくなったとき照合ができない。ローカルに全ての情報を落とすことは個人情報保護の観点から望ましくない。チケット側に顔写真を持たせることも個人情報保護の観点から望ましくない。
上記(4)の方法のように、ICカード側に顔写真情報を持たせる場合、ICカードを紛失したとき顔写真情報の漏洩リスクがある。
上記(5)の方法では、暗証番号の入力で一人に対して時間がかかることから、イベント等の短時間で第人数の本人確認を行う場合において望ましくない。
特開2003−346196号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、個人情報を保護しながら来場者本人の確認を迅速かつ確実に行えることを課題とする。
本発明は、管理サーバを有する管理システムと、会場サーバと読取装置と表示装置とを有する会場システムと、電子チケットデータが格納される非接触通信媒体とを備える来場者確認システムであって、管理サーバは、申込者の顔写真情報及び申込情報を受信する手段と、顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを生成する手段と、電子割符Aと申込情報を用いて発券データを生成する手段と、電子割符Bと申込情報を用いて確認用データを生成する手段とを有し、非接触通信媒体は、管理システムで生成した発券データを用いて電子チケットデータを格納する手段を備え、会場システムは、管理サーバにより管理システムで生成した確認用データを受信する手段と、読取装置により来場者の保有する非接触通信媒体の電子チケットデータを読取る手段と、電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bを用いて申込者の顔写真情報を復号する復号手段と、表示装置により復号された復号顔写真情報を表示する手段を備える、ことを特徴とする来場者確認システム。
また、非接触通信媒体が、申込者の顔写真を撮影し撮影手段と、該撮影手段により申込者の顔写真情報を取得する顔写真情報取得手段と、顔写真情報及び申込情報送信手段と、管理システムから発券データを受信する発券データ受信手段、発券データ書込手段を備え、
発券データを書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納されチケットが発行されることを特徴とする。
また、前記管理システムがさらに発行機を備え、該発行機は管理サーバで生成した発券データを非接触通信媒体に書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納されチケットが発行されることを特徴とする。
また、前記会場システムがさらに表示装置を備え、表示装置復号された復号顔写真情報を表示する手段を有することを特徴とする。
また、前記会場システムがさらにゲートを備え、前記復号顔写真を確認したらゲートを開くゲート開閉手段を備えることを特徴とする。
また、電子チケットデータ及び確認用データが識別情報を有し、電子チケットデータに含まれる識別情報と確認用データに含まれる識別情報から、対応する電子チケットデータと確認用データを特定する特定手段を有し、対応する電子チケットデータと確認用データが特定された際に、前記復号手段により電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号することを特徴とする。
また、前記会場システムは、さらにゲートに設置された来場者撮像手段を備え、
来場者撮影手段により撮影された来場者顔写真情報と、前記復号された申込者顔写真情報を照合することにより復号された申込者顔写真情報を確認する手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、管理サーバを有する管理システムと、会場サーバと読取装置と表示装置とを有する会場システムと、電子チケットデータが格納される非接触通信媒体とを備える来場者確認システムを用いた来場者確認方法であって、管理サーバで、申込者の顔写真情報及び申込情報を受信するステップと、顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを生成するステップと、電子割符Aと申込情報を用いて発券データを生成するステップと、電子割符Bと申込情報を用いて確認用データを生成するステップとを有し、非接触通信媒体で、管理システムで生成した発券データを用いて電子チケットデータを格納するステップを有し、会場システムで、管理サーバにより管理システムで生成した確認用データを受信するステップと、読取装置により来場者の保有する非接触通信媒体の電子チケットデータを読取るステップと、電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bを用いて申込者の顔写真情報を復号するステップと、表示装置により復号された復号顔写真情報を表示するステップを備える、ことを特徴とする来場者確認方法とする。
また、前記非接触通信媒体で、申込者の顔写真を撮影するステップと、撮影するステップにより申込者の顔写真情報を取得するステップと、顔写真情報及び申込情報を管理システムに送信するステップと、管理システムで生成した発券データを受信するステップ、受信した発券データを書込むことにより電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納しチケットが発行するステップとを有する、ことを特徴とする。
また、前記管理システムがさらに発行機を備え、発行機で、管理サーバで生成した発券データを非接触通信媒体に書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納しチケットが発行することを特徴とする。
また、前記会場システムがさらにゲートを備え、前記復号顔写真を確認したらゲートを開くゲート開閉ステップを有することを特徴とする。
また、前記会場システムがさらにゲートを備え、前記復号顔写真を確認したらゲートを開くゲート開閉ステップを有することを特徴とする。
また、電子チケットデータ及び確認用データが識別情報を有し、電子チケットデータに含まれる識別情報と確認用データに含まれる識別情報から、対応する電子チケットデータと確認用データを特定するステップを有し、対応する電子チケットデータと確認用データが特定された際に、前記復号手段により電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号することを特徴とする。
また、前記会場システムは、さらにゲートに設置された来場者撮像手段を備え、来場者撮影手段により来場者を撮影し来場者顔写真情報を取得するステップと、該来場者顔写真情報と前記復号された申込者顔写真情報を照合することにより復号された申込者顔写真情報を確認するステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、個人情報を保護しながら来場者本人の確認を迅速かつ確実に行えることができる。
本発明の来場者確認システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の来場者確認システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の来場者確認システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の来場者確認の流れの一例を示すフロー図である。 本発明の来場者確認の流れの一例を示すフロー図である。 従来の来場者確認の流れの一例を示すフロー図である。
以下に、本発明を説明する。
本発明の来場者確認システムでは、管理システム1と会場システム2と電子チケットデータが記録される非接触通信媒体3を用いる。
具体的には、例えば第1の例として図1に示すように、非接触通信媒体3として非接触ICカードを用い、管理サーバ11と、カード発行機13と、イベント会場サーバ21と、リーダ/ライタ(R/W)23と表示装置24とを備えたシステムを用いることができる。
管理サーバとイベント会場サーバとは、ネットワークを介して通信可能であり、管理サーバとイベント参加の申込者の端末とも、ネットワークを介して通信可能である。
また、管理サーバとイベント会場サーバはそれぞれ、操作端末12、22などにより操作可能である。
カード発行機は管理サーバに接続され、リーダ/ライタ(R/W)と表示装置とは、イベント会場の出入口に設置され、イベント会場サーバに接続されている。
カード発行機は、非接触ICカードのICチップにデータを書き込む機能と、必要に応じ、券面印字機能、エンボス加工機能などを備える。
表示装置は、特に限定するものではなく、開場の出入り口近傍に固定設置された液晶やプラズマディスプレイパネルなどでもよいし、出入り口近傍に配置又は係員の保有するタブレット型端末の表示部を用いてもよい。
管理サーバは、顔写真を含むイベント参加の申込情報を入手して登録して保管し、顔写真から電子割符Aと電子割符Bとを作成する。
管理サーバにはイベントのチケット情報が保管されており、チケット情報と申込情報と電子割符Aとを含む発券用データを作成してカード発行機に送信するとともに、チケット情報と申込情報と電子割符Bを含む確認用データを作成してイベント会場サーバに送信する。
申込情報は、チケットを取り扱う店舗の端末で入力して管理サーバに送信してもよいし、申込者が保有する端末機器で入力して管理サーバに送信してもよい。
申込者の端末としては、例えば、携帯電話機、スマートフォン、パソコンなどが挙げられる。
申込情報としては、申込日時、イベント名、氏名、住所、生年月日、電話番号、ファンクラブなどの会員番号、申込端末情報、チケット購入権利当選情報、申込数、クレジットカード番号等の決済情報などが挙げられる。
チケット情報は、チケットを特定する情報で、チケットナンバー、会場名、座席情報、開場時間、開始時間などがあげられる。
なおここで申込情報、チケット情報のうち、チケット又は申込者を特定できる情報を識別情報とする。
電子割符Aと電子割符Bとは、顔写真の電子データから分割されたデータであり、これら電子割符Aと電子割符Bとから元の顔写真のデータを復元可能なものである。
電子割符は、秘密技術分散法と呼ばれる技術を利用するものであり、電子データを複数のデータに分割して保管する技術である。これら複数のデータは個別には意味をなさないデータであるため、電子割符A又は電子割符Bのみでは顔写真は判別できないものとなる。
電子割符は、暗号化技術とは異なりデータを解読されることはないため、一方の電子割符データが外部に漏れても元の電子データが第三者に漏れる心配はない。
カード発行機は、管理サーバから受信した発券用データを用いて、電子チケットデータとして非接触ICカードに書き込むことによりカードを発行する装置である。非接触ICカードの代わりに、カード以外の形状した非接触IC媒体でも良く、例として、チケット等が挙げられる。発行されたカードは、イベント参加の申込者に送付される。
イベント会場サーバは、管理サーバから確認用データを受信して保管する。そしてリーダ/ライタが非接触通信媒体から読み取った電子チケットデータに含まれる識別情報と、保管している確認用データに含まれる識別情報から対応する電子チケットデータと確認用データを特定する。
なお、この時、識別情報として、データの改ざんなどを防ぐために、暗号鍵などにより暗号化された情報を用いてもよい。
対応する電子チケットデータと確認用データを特定した場合、リーダ/ライタにより非接触通信媒体から読み取った電子チケットデータに含まれる電子割符Aと、対応する確認用データに含まれている電子割符Bとから、申込者の顔写真情報を復元(復号)する。
復元された顔写真は表示装置で表示する。また、対応する電子チケットデータと確認用データを特定したにその結果を表示装置で表示してもよい。
なお、対応する電子チケットデータと確認用データを特定できなかった場合、エラー処理を行う。エラー処理の結果は表示装置で「該当チケットなし」等の表示することができる。
また、図3に示すように会場サーバで出入り口(ゲート)25を制御してもよく、その場合、復号した申込者顔写真情報と来場者が一致した場合にゲートを開場することができる。
また他の例である第2の例として図2に示すように、非接触通信媒体3としてスマートフォン等の非接触IC媒体を用い、管理サーバ11と、イベント会場サーバ21と、リーダ/ライタ(R/W)23と表示装置24とを備えたシステムを用いることができる。
非接触IC媒体は、NFC(Near field communication)対応のものを好適に用いることができる。
管理サーバは、顔写真を含むイベント参加の申込情報を入手して登録して保管し、顔写真から電子割符Aと電子割符Bとを作成する。
管理サーバにはイベントのチケット情報が保管されており、チケット情報と申込情報と電子割符Aとを含む発券用データを作成して非接触IC媒体に送信するとともに、チケット情報と申込情報と電子割符Bを含む確認用データを作成してイベント会場サーバに送信する。
非接触IC媒体では受信した発券用データを用い電子チケットデータを格納することでチケットを発行したものとする。
これ以外は第1の例と同様である。
また、他の例として、図3に示すように、会場サーバには顔認証機能を備え、出入り口(ゲート)25近傍には会場サーバに接続された撮像手段26を備え、復号した顔写真情報と撮像した来場者の顔写真を顔認証機能により照合してもよい。
そして照合の結果、一致した場合に出入り口ゲートを開場することができる。このようにすることで、来場者確認を完全に自動化することができ、好ましいものとなる。なお、この場合、表示装置及び復号された申込者顔写真情報の表示は省略してもよい。
また、申込者顔写真情報は3以上の電子割符に分割してもよい。その場合はさらに外部の認証サーバを設け、電子割符のうちの1つを電子チケットデータの中に、もう1つを確認用データの中に、それ以外を外部の認証サーバ内に保管し、会場で割符画像を復号するときに外部データから電子割符データを受信して復号することができる。なおこの時、外部のサーバに保管される電子割符は電子チケットデータの識別情報と紐付けて記憶させておくことができる。
このようにすることでより会場サーバ内のデータが漏洩したときなどを想定するとよりセキュリティが向上させることができる。
以下、本発明の来場者確認システムにより行われる来場者確認の流れの一例を、図4のフローチャートに従って説明する。
イベント参加の申込者は、この申込者の端末等から、この申込者の顔写真を含むイベント参加の申込情報を管理サーバに送信する(S1)。
管理サーバは、申込者の端末から、申込情報を受信して登録して保管する(S2)。
管理サーバは、管理サーバに記憶されているチケット情報を読出すと共に、申込情報に含まれる申込者の顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを作成し、申込情報とチケット情報と電子割符Aから発券用データを作成する(S3〜S5)。そして、申込情報とチケット情報と電子割符Bから確認用データを作成する(S6)。
生成した発券用データはカード発行機に送信され、確認用データはイベント会場サーバに送信される。
カード発行機は、管理サーバから、発券用データを受信する(S7)。
そして受信した発券用データを用いて非接触ICカードに電子チケットデータを格納することでチケットの発行を行う(S8)。
発行したカードは、申込者に送付される。
申込者は、非接触ICカードを受領する(S9)。
そして申込者(来場者)が来場した際に、イベント会場の出入口に設置されているリーダ/ライタに非接触ICカードをかざすと、リーダ/ライタは非接触ICカードから電子チケットデータを読出してイベント会場サーバに送信する(S10)。
イベント会場サーバは、予め管理サーバから、確認用データを受信して保管する(S11)。
イベント会場サーバは、イベント会場の出入口に設置されているリーダ/ライタから読出した来場者の電子チケットデータを受信して、この電子チケットデータに対応する確認用データの有無を検索する(S12)。
この検索は、電子チケットデータ、確認用データに含まれるチケット番号、申込者氏名、会員番号などの識別情報を用いて検索することができる。
検索の結果、読み取った電子チケットデータに対応する確認データがあった場合、電子チケットデータに含まれる電子割符Aと確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号する(S14)。
復号された申込者の顔写真情報は会場内の出入り口(ゲート)近傍に設置されている表示装置により表示される(S15)。表示された顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定できた場合、ゲートが開場される。
なお、読み取った電子チケットデータに対応する確認データがない場合、該当ない、エラーなどを表示装置で表示してもよい。
また、表示された顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定できなかった場合、申込者とは異なる人物が来場したとして、ゲートは閉じたまま、すなわち来場者の入場を拒むことができる。
判定は入退管理者により表示装置に表示される顔写真と来場者を目視による確認で行うことができる。
また、読み取った電子チケットデータを用いて来場処理を行うことができる。来場処理は来場者が申込者本人と確認できた後、ゲートの開場前に行うことが好ましい。
次に、本発明の来場者確認システムにより行われる来場者確認の流れの他の一例を、図5のフローチャートに従って説明する。
イベント参加の申込者は、申込者が所有するNFC端末(非接触IC媒体)でチケットの当選情報を取得する(S1)。
次にNFC端末(非接触IC媒体)に申込者の顔写真情報を撮影又は取込むと共に、当選情報を用いて申し込み情報に必要な事項を記入又は取得する。そして申込者の顔写真情報を含むイベント参加の申込情報を管理サーバに送信する(S2)。
管理サーバは、申込者の端末から、申込情報を受信して登録して保管する(S3)。
管理サーバは、管理サーバに記憶されているチケット情報を読出すと共に、申込情報に含まれる申込者の顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを作成し、申込情報とチケット情報と電子割符Aから発券用データを作成する(S4〜S6)。そして、申込情報とチケット情報と電子割符Bから確認用データを作成する(S7)。
生成した発券用データは申込者の所有するNFC端末(非接触IC媒体)に送信され、確認用データはイベント会場サーバに送信される。
申込者の所有するNFC端末(非接触IC媒体)は、管理サーバから、発券用データを受信する。そして受信した発券用データを用いてNFC端末(非接触IC媒体)に電子チケットデータを格納することでチケットの発行を行う(S8)。
そして申込者(来場者)が来場した際に、イベント会場の出入口に設置されているリーダ/ライタにNFC端末(非接触IC媒体)をかざすと、リーダ/ライタはNFC端末(非接触IC媒体)から電子チケットデータを読出してイベント会場サーバに送信する(S9)。
イベント会場サーバは、予め管理サーバから、確認用データを受信して保管する(S10)。
イベント会場サーバは、イベント会場の出入口に設置されているリーダ/ライタから読出した来場者の電子チケットデータを受信して、この電子チケットデータに対応する確認用データの有無を検索する(S11)。
この検索は、電子チケットデータ、確認用データに含まれるチケット番号、申込者氏名、会員番号などの識別情報を用いて検索することができる。
検索の結果、読み取った電子チケットデータに対応する確認データがあった場合、電子チケットデータに含まれる電子割符Aと確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号する(S13)。
復号された申込者の顔写真情報は会場内の出入り口(ゲート)近傍に設置されている表示装置により表示される(S14)。表示された顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定される(S15)。
判定は出入り口(ゲート)近傍に設置されている撮影手段により来場者顔写真を撮影し、来場者顔写真と申込者顔写真情報を照合することにより行われる。
来場者顔写真と申込者顔写真情報は公知の顔認証技術を用いて行うことができる。
顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定できた場合、ゲートは開場される。
なお、読み取った電子チケットデータに対応する確認データがない場合、該当ない、エラーなどを表示装置で表示してもよい(S12)。
また、表示された顔写真情報と来場者の顔が同一人物と判定できなかった場合、申込者とは異なる人物が来場したとして、ゲートは閉じたまま、すなわち来場者の入場を拒むことができる(S16)。
また、読み取った電子チケットデータを用いて来場処理を行うことができる。来場処理は来場者が申込者本人と確認できた後、ゲートの開場前に行うことが好ましい。

Claims (14)

  1. 管理サーバを有する管理システムと、会場サーバと読取装置とを有する会場システムと、電子チケットデータが格納される非接触通信媒体とを備える来場者確認システムであって、
    管理サーバは、申込者の顔写真情報及び申込情報を受信する手段と、顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを生成する手段と、電子割符Aと申込情報を用いて発券データを生成する手段と、電子割符Bと申込情報を用いて確認用データを生成する手段とを有し、
    非接触通信媒体は、管理システムで生成した発券データを用いて電子チケットデータを格納する手段を備え、
    会場システムは、管理サーバにより管理システムで生成した確認用データを受信する手段と、読取装置により来場者の保有する非接触通信媒体の電子チケットデータを読取る手段と、電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bを用いて申込者の顔写真情報を復号する復号手段とを備える、
    ことを特徴とする来場者確認システム。
  2. 非接触通信媒体が、申込者の顔写真を撮影し撮影手段と、該撮影手段により申込者の顔写真情報を取得する顔写真情報取得手段と、顔写真情報及び申込情報送信手段と、管理システムから発券データを受信する発券データ受信手段、発券データ書込手段を備え、
    発券データを書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納されチケットが発行されることを特徴とする請求項1に記載の来場者確認システム。
  3. 前記管理システムがさらに発行機を備え、
    該発行機は管理サーバで生成した発券データを非接触通信媒体に書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納されチケットが発行されることを特徴とする請求項1に記載の来場者確認システム。
  4. 前記会場システムがさらに表示装置を備え、表示装置復号された復号顔写真情報を表示する手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の来場者確認システム。
  5. 前記会場システムがさらにゲートを備え、
    前記復号顔写真を確認したらゲートを開くゲート開閉手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の来場者確認システム。
  6. 電子チケットデータ及び確認用データが識別情報を有し、
    電子チケットデータに含まれる識別情報と確認用データに含まれる識別情報から、対応する電子チケットデータと確認用データを特定する特定手段を有し、
    対応する電子チケットデータと確認用データが特定された際に、前記復号手段により電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の来場者確認システム。
  7. 前記会場システムは、さらにゲートに設置された来場者撮像手段を備え、
    来場者撮影手段により撮影された来場者顔写真情報と、前記復号された申込者顔写真情報を照合することにより復号された申込者顔写真情報を確認する手段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の来場者確認システム。
  8. 管理サーバを有する管理システムと、会場サーバと読取装置とを有する会場システムと、電子チケットデータが格納される非接触通信媒体とを備える来場者確認システムを用いた来場者確認方法であって、
    管理サーバで、申込者の顔写真情報及び申込情報を受信するステップと、顔写真情報から電子割符Aと電子割符Bとを生成するステップと、電子割符Aと申込情報を用いて発券データを生成するステップと、電子割符Bと申込情報を用いて確認用データを生成するステップとを有し、
    非接触通信媒体で、管理システムで生成した発券データを用いて電子チケットデータを格納するステップを有し、
    会場システムで、管理サーバにより管理システムで生成した確認用データを受信するステップと、読取装置により来場者の保有する非接触通信媒体の電子チケットデータを読取るステップと、電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bを用いて申込者の顔写真情報を復号するステップとを備える、
    ことを特徴とする来場者確認方法。
  9. 前記非接触通信媒体で、申込者の顔写真を撮影するステップと、撮影するステップにより申込者の顔写真情報を取得するステップと、顔写真情報及び申込情報を管理システムに送信するステップと、管理システムで生成した発券データを受信するステップ、受信した発券データを書込むことにより電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納しチケットが発行するステップとを有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の来場者確認方法。
  10. 前記管理システムがさらに発行機を備え、
    発行機で、管理サーバで生成した発券データを非接触通信媒体に書込むことにより、電子チケットデータが非接触通信媒体内に格納しチケットが発行することを特徴とする請求項8に記載の来場者確認方法。
  11. 前記会場システムがさらに表示装置を備え、表示装置復号された復号顔写真情報を表示するステップを有することを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の来場者確認方法。
  12. 前記会場システムがさらにゲートを備え、
    前記復号顔写真を確認したらゲートを開くゲート開閉ステップを有することを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の来場者確認方法。
  13. 電子チケットデータ及び確認用データが識別情報を有し、
    電子チケットデータに含まれる識別情報と確認用データに含まれる識別情報から、対応する電子チケットデータと確認用データを特定するステップを有し、
    対応する電子チケットデータと確認用データが特定された際に、前記復号手段により電子チケットデータに含まれる電子割符A及び確認用データに含まれる電子割符Bから申込者の顔写真情報を復号することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の来場者確認方法。
  14. 前記会場システムは、さらにゲートに設置された来場者撮像手段を備え、
    来場者撮影手段により来場者を撮影し来場者顔写真情報を取得するステップと、該来場者顔写真情報と前記復号された申込者顔写真情報を照合することにより復号された申込者顔写真情報を確認するステップを有することを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の来場者確認方法。
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