JP2014206779A - 座席指定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各利用者の嗜好に適した座席環境を提供できる座席指定システムを提供する。【解決手段】座席指定システム10が、記憶手段20と、記憶手段20に記憶している候補者情報を参照して、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者を候補者の中から特定する利用者特定手段12と、所定の管理対象時間帯において管理対象室の内部で予測される座席環境状態の分布をシミュレートする環境状態シミュレート手段11と、環境状態シミュレート手段11によりシミュレートされた管理対象時間帯における管理対象室の内部での座席環境状態の分布と、記憶手段20に記憶されている管理対象室の座席配置情報及び利用者特定手段12が特定した利用者の嗜好情報とに基づいて、その利用者の嗜好情報に適した管理対象室での利用者の座席を決定する座席決定手段13とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、教室などの管理対象室において利用者の座席を指定する座席指定システムに関する。
特許文献1には、複数の利用者の快適性を考慮しながら特定の管理対象室を使用させるシステムが記載されている。例えば、特許文献1に記載のシステムは、空調設備などにより環境が制御されるエリア内に居てその環境を享受する利用者から、環境に関する快適度を示す環境情報を得る。そして、その環境情報に基づいて空調設備の制御プランを決定する。
このように、特許文献1に記載のシステムでは、特定の管理対象室に滞在している利用者から、実際の快適度に関する要望を受け付け、その要望を空調設備の動作制御に反映させることで、各利用者にとって快適度の高い環境を提供しようとしている。つまり、ある座席に座る利用者の嗜好(快適度)を満足させるために、その座席の座席環境状態を変えようとしている。
特許第4966364号公報
特許文献1に記載のシステムでは、空調設備の動作制御を行うことで、管理対象室に滞在している各利用者の座席での快適度を高めようとしている。しかし、例えば、管理対象室の中で、寒がりの人物と暑がりの人物とが隣り合って座っている場合、寒がりの人物が座っている領域の温度を高く調節し、その隣の暑がりの人物が座っている領域の温度を低く調節するといった細かな制御は実質的に不可能である。つまり、特許文献1に記載のシステムでは、各利用者の嗜好に適した座席環境が提供されているとは言い難い。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、各利用者の嗜好に適した座席環境を提供できる座席指定システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る座席指定システムの特徴構成は、管理対象室での座席指定を受ける候補者に関する候補者情報、前記管理対象室での座席配置情報、及び、座席環境状態に関する前記候補者の嗜好情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶している前記候補者情報を参照して、前記管理対象室を所定の管理対象時間帯に利用する利用者を前記候補者の中から特定する利用者特定手段と、
前記管理対象時間帯において前記管理対象室の内部で予測される座席環境状態の分布をシミュレートする環境状態シミュレート手段と、
前記環境状態シミュレート手段によりシミュレートされた前記管理対象時間帯における前記管理対象室の内部での前記座席環境状態の分布と、前記記憶手段に記憶されている前記管理対象室の前記座席配置情報及び前記利用者特定手段が特定した前記利用者の前記嗜好情報とに基づいて、当該利用者の前記嗜好情報に適した前記管理対象室での前記利用者の座席を決定する座席決定手段とを備える点にある。
上記特徴構成によれば、座席決定手段が、環境状態シミュレート手段によりシミュレートされた管理対象時間帯における管理対象室の内部での座席環境状態の分布と、記憶手段に記憶されている管理対象室の座席配置情報及び利用者特定手段が特定した利用者の嗜好情報とに基づいて、当該利用者の嗜好情報に適した管理対象室での利用者の座席を決定する。つまり、従来のように、ある座席に座る利用者の嗜好を満足させるためにその座席の座席環境状態を変えようとするのではなく、ある座席の座席環境状態に適した嗜好を持つ利用者がその座席に座るように決定する。その結果、寒がりの人物と暑がりの人物とが隣り合う座席に座る、即ち、座席環境状態に関する嗜好が全く異なる二人の利用者が隣同士の席になるといったことを避けることができる。
従って、各利用者の嗜好に適した座席環境を提供できる座席指定システムを提供できる。
本発明に係る座席指定システムの別の特徴構成は、前記候補者情報が前記候補者の連絡先についての連絡先情報を含み、前記座席決定手段が決定した、前記管理対象室での前記利用者の座席についての情報を当該利用者である前記候補者の連絡先に伝達する座席伝達手段を備える点にある。
上記特徴構成によれば、利用者は、管理対象室での自身の座席がどこであるのかの伝達を受けて、その座席へ確実に移動することができる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記環境状態シミュレート手段が、前記管理対象時間帯に予測される気象情報と、前記管理対象室を前記管理対象時間帯に利用する前記利用者の数と、前記管理対象室の内部の前記座席環境状態に作用する設備の設置状態情報とに基づいて、前記管理対象室の内部での前記座席環境状態の分布をシミュレートする点にある。
管理対象時間帯に予測される気象に応じて、管理対象室の内部の座席環境状態は変化し得る。また、管理対象室に利用者が滞在すると、その利用者から放出される息やそれら利用者の体温により管理対象室の内部の温度や湿度は上昇する。つまり、管理対象室を利用する利用者の数に応じて、管理対象室の内部の座席環境状態は変化し得る。更に、通常、例えば、管理対象室に設置されている空調装置は、その管理対象室全体を所望の空調状態とするように運転されるが、このように空調が実行される場合にあっても、管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置状態情報に応じて、管理対象室の内部の各座席での座席環境状態は変化し得る。
そこで、以上のように、本特徴構成によれば、環境状態シミュレート手段が、管理対象室の内部の座席環境状態を変化させる要因となり得る、管理対象時間帯に予測される気象情報と、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者の数と、管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置状態情報とを考慮することで、管理対象室の内部での座席環境状態の分布を適切にシミュレートすることができる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記座席環境状態が、温度状態、湿度状態或いは明るさ状態の何れか一種以上である点にある。
上記特徴構成によれば、温度状態、湿度状態或いは明るさ状態の何れか一種以上によって座席環境状態を特定することができる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記候補者の前記嗜好情報のそれぞれに関連して、当該嗜好情報の対象とする状態量に対して、当該嗜好に関する耐久度に対応する耐久度情報が前記記憶手段に記憶され、前記座席決定手段が、前記座席環境状態の分布と前記座席配置情報及び前記嗜好情報に加えて前記耐久度情報に基づいて、前記利用者の前記管理対象室での座席を決定する点にある。
上記特徴構成によれば、座席決定手段が、利用者の嗜好情報に適した管理対象室での座席を決定するとき、上記耐久度情報を参照する。つまり、座席決定手段は、嗜好に関する耐久度から見て適切であれば、利用者の嗜好情報に適していない座席であっても、その利用者の座席として決定する。例えば、嗜好情報の対象とする状態量(好みの温度(暑がり、寒がり等)に対して、その嗜好に関する耐久度(冷房が強くても構わない、暖房が弱くても構わない等)が記憶手段に記憶されていれば、座席決定手段は、寒がりの人物に対して冷房が強い座席を割り当てることもできる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記管理対象室は、前記候補者が履修科目を学習するための教室であり、前記候補者が履修登録した履修科目情報が前記候補者情報として前記記憶手段に記憶され、前記利用者特定手段は、前記記憶手段に記憶されている前記履修科目情報を参照して、前記管理対象室で前記管理対象時間帯に前記履修科目を学習する履修者を前記利用者として特定する点にある。
上記特徴構成によれば、利用者特定手段は、記憶手段に記憶されている履修科目情報を参照して、管理対象室で管理対象時間帯にその履修科目を学習する履修者を、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者として正確に特定することができる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記利用者特定手段が特定した前記履修科目の前記履修者の人数に基づいて、複数の候補室の中から、候補室に備えられる座席の数が、前記履修者の人数を超える形態で、前記管理対象室を選択する管理対象室選択手段を備える点にある。
上記特徴構成によれば、管理対象室選択手段が、利用者特定手段によって特定された履修科目の履修者の人数に基づいて、複数の候補室の中から、候補室に備えられる座席の数が、その履修者の人数を超える形態で、管理対象室を選択する。つまり、管理対象室選択手段が選択した管理対象室において、履修科目の履修者(利用者)の座席が不足しないようにできる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記候補室を備える棟が優先順位を付けられた状態で複数存在し、前記管理対象室選択手段は、最も優先順位の高い棟に備えられている候補室から順に、前記管理対象室としての選択を行う点にある。
管理対象室として選択され、その管理対象室において履修科目の学習が行われるようになると、その管理対象室の座席環境状態を快適なものとするためにその管理対象室に対して空調設備を動作させることなどが必要となる。このとき、例えば2つの管理対象室が互いに異なる棟から選択されると、2つの棟で各別に空調設備を動作させる必要がある。
ところが本特徴構成によれば、管理対象室選択手段が、最も優先順位の高い棟に備えられている候補室から順に、管理対象室としての選択を行う。つまり、同一の棟から複数の管理対象室が選択されるので、一つの棟の空調設備を動作させるだけでよい。その結果、管理対象室の空調に要するエネルギーを相対的に小さくすることができる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、空調を低コストで行うことができる前記棟ほど、前記優先順位を高く設定する点にある。
上記特徴構成によれば、空調を低コストで行うことができる棟に備えられている候補室から順に上記管理対象室として選択される。例えば、一つの棟に備えられている候補室が既に管理対象室として選択されて空調が行われている場合或いは空調が行われる予定である場合、それとは別の棟の空調を新たに開始するよりも、その同じ一つの棟に備えられている別の候補室の空調を行う方が低コストとなる。このように、例えば、既に空調が行われている棟或いは空調が行われる予定である棟の優先順位を高く設定することで、複数の管理対象室に対して空調を行う場合のコストを低くできる。
本発明に係る座席指定システムの更に別の特徴構成は、前記複数の候補室が前記棟の異なった階に渡って備えられており、前記管理対象室選択手段は、下の階にある前記候補室から順に、前記管理対象室としての選択を行う点にある。
上記特徴構成によれば、管理対象室選択手段は、同じ棟の中でも下の階にある候補室から順に、管理対象室としての選択を行う。つまり、下の階にある候補室ほど、直射日光の影響を受け難いので、管理対象室の空調に要するエネルギーを相対的に小さくすることができる。
座席指定システムが教育機関の構内で運用される形態を説明する図である。 第1実施形態の座席指定システムの構成を説明する図である。 第2実施形態の座席指定システムの構成を説明する図である。
本願では、管理対象室の利用者の嗜好に合致するように座席を指定する例を第1実施形態で、上記第1実施形態の構成に加えて管理対象室の選択を行う例を第2実施形態で、利用者の嗜好を充分満足できないまでも、ある程度満足できる構成の例で第3実施形態で紹介する。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態の座席指定システム10について説明する。図1は、座席指定システムが大学等の教育機関の構内で運用される形態を説明する図である。図1に示すように、教育機関の構内には○○棟50A、△△棟50B、××棟50Cなどの校舎棟50が設けられている。各校舎棟50は複数の階層で構成され、各階層には複数の教室5が設けられている。各校舎棟50には、空調設備(図示せず)が設置されている。そして、各校舎棟50に設けられている教室5で、様々な履修科目についての講義が行われる。
図1に示した例では、構内にエネルギーセンター棟40が設けられる。このエネルギーセンター棟40には、電力を発生する発電設備や、熱を発生する熱発生設備などが設けられている。例えば、発電設備としては、太陽電池発電装置や、エンジンによって駆動される発電機などがある。熱発生設備としては、温熱発生設備及び冷熱発生設備がある。温熱発生設備の例としては、太陽熱集熱装置や、上記エンジンの排熱を回収する排熱回収装置などがある。冷熱発生設備としては吸収式冷凍機などがある。例えば、吸収式冷凍機は、上記太陽熱集熱装置や排熱回収装置で集めた熱を利用する排熱利用型の吸収式冷凍機を利用できる。そして、これら発電設備や熱発生設備から各校舎棟50に設けられる空調設備などに対して電力や熱が供給される。発電設備や熱発生設備の運用制御は、設備運用システム30が行う。これら発電設備や熱発生設備は、それぞれ複数台の設備から構成されており、実際に使用される教室5の電力需要量、熱利用量に基づいて、それらの運転台数が制御される。
構内には、本発明に係る座席指定システム10も設けられている。座席指定システム10は、各校舎棟50に設けられている教室5(管理対象室)での利用者の座席を指定するためのものである。例えば、この教育機関に所属している学生(候補者)のうち、特定の履修科目についての履修登録を行った候補者は、その履修科目の講義が行われる教室5(管理対象室)の利用者となる。そして、教室5(管理対象室)での利用者の座席が、本発明に係る座席指定システム10によって指定される。
座席指定システム10は、構内の情報通信ネットワークNに接続されており、同じく情報通信ネットワークNに接続されているデータベース20との間で情報の読み出し・書き込みを行うことができる。本実施形態では、データベース20は座席指定システム10にとっての記憶手段として機能するため、データベース20は座席指定システム10の一部であると見なすことができる。
情報通信ネットワークNには、種々の情報の表示が行われる電子掲示板1や、例えばICチップが埋め込まれた学生証などのICカード4の情報を読み取る情報読取機3なども接続されている。また、学生が所有する情報端末機器2を情報通信ネットワークNに接続することもできる。
以下に、図1及び図2を参照して、本発明に係る座席指定システム10について説明する。
図2は、第1実施形態の座席指定システム10Aの構成を説明する図である。図2に示すように、座席指定システム10Aは、環境状態シミュレート手段11と、利用者特定手段12と、座席決定手段13と、上述した記憶手段としてのデータベース20を備える。また、本実施形態の座席指定システム10Aは、座席伝達手段14も備えている。
データベース20は、設備情報、学生情報、気象情報、カリキュラム情報などを記憶している。
設備情報は、各校舎棟50の各階に設けられる教室5に関する情報や、各教室5での座席配置情報や、各校舎棟50に設けられている空調設備に関する情報や、各校舎棟50に設けられている照明設備に関する情報などである。
学生情報は、各学生の学生コードや、各学生が履修登録した履修科目情報や、各学生の座席環境状態に関する嗜好情報などである。例えば、座席環境状態に関する嗜好情報としては、「暑がり」であるか又は「寒がり」であるか又は「どちらでもない」のかというように、座席の気温環境に関する嗜好情報がある。他にも、「照明機器の直下の座席を好む」、「照明機器の直下以外の座席を好む」、「(外光が入る)窓側の座席を好む」、「廊下側の座席を好む」、というように、座席の明るさ環境に関する嗜好情報がある。
気象情報は、将来の気象予報情報などである。
カリキュラム情報は、どの日のどの時間帯にどのような科目の講義が行われるかといった情報である。
以上のように、本発明の座席指定システム10Aが備える記憶手段としてのデータベース20は、管理対象室(教室5)での座席指定を受ける候補者(学生)に関する候補者情報(上記学生情報の一部)、及び、管理対象室での座席配置情報(上記設備情報の一部)、及び、管理対象室での座席環境状態に関する候補者の嗜好情報(上記学生情報の一部)を記憶する。
利用者特定手段12は、記憶手段としてのデータベース20に記憶している候補者情報を参照して、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者を候補者の中から特定する。例えば、管理対象室は、学生である候補者が履修科目を学習するための教室5である。候補者が履修登録した履修科目情報が学生情報(候補者情報)として上記データベース20に記憶されている。その結果、利用者特定手段12は、データベース20に記憶されている履修科目情報を参照して、管理対象室で管理対象時間帯に履修科目を学習する履修者を利用者として特定することができる。
環境状態シミュレート手段11は、所定の管理対象時間帯において管理対象室の内部で予測される座席環境状態の分布をシミュレートする。例えば、環境状態シミュレート手段11は、管理対象時間帯に予測される気象情報と、管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置情報と、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者の数とに基づいて、管理対象室の内部での座席環境状態の分布をシミュレートする。この座席環境状態は、温度状態、湿度状態或いは明るさ状態の何れか一種以上で特定される。
上述した管理対象時間帯に予測される気象情報は、例えば、管理対象時間帯に予測される気温、湿度、日射量などであり、環境状態シミュレート手段11がデータベース20に記憶されているそれらの気象情報を読み出すことで得られる。管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置情報は、例えば、管理対象室の面積、天井高さ、窓の位置・大きさ、空調設備から供給される空気の吹出位置・吹出方向などであり、環境状態シミュレート手段11がデータベース20に記憶されているそれらの設置情報を読み出すことで得られる。管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者の数は、上述したように利用者特定手段12によって特定される。
つまり、管理対象室の内部の座席環境状態は、管理対象時間帯に予測される気象に応じて変化し得る。また、管理対象室に利用者が滞在すると、その利用者から放出される息やそれら利用者の体温により管理対象室の内部の温度や湿度は上昇するため、管理対象室を利用する利用者の数に応じて、管理対象室の内部の座席環境状態も変化し得る。更に、管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置状態情報に応じて、管理対象室の内部の座席環境状態は変化し得る。
このように、環境状態シミュレート手段11が、管理対象室の内部の座席環境状態を変化させる要因となり得る、管理対象時間帯に予測される気象情報と、管理対象室を管理対象時間帯に利用する利用者の数と、管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置状態情報とを考慮することで、管理対象室の内部での座席環境状態の分布を適切にシミュレートすることができる。
図1には、環境状態シミュレート手段11がシミュレートした一つの教室5の内部での座席環境状態(温度状態)の分布の例を示す。この温度分布では、最も温度が低くなると予測される領域Z1と、2番目に温度が低くなると予測される領域Z2と、3番目に温度が低くなると予測される領域Z3と、4番目に温度が低くなると予測される領域Z4と、5番目に温度が低くなると予測される領域Z5とが導出されている。例えば、環境状態シミュレート手段11は、上述した管理対象室の内部の座席環境状態に作用する設備の設置情報を考慮して、空調(冷房)設備からの冷気が直接吹き付けられると予測される位置(即ち、最も温度が低くなると予測される領域)を領域Z1と決定する。そして、領域Z1から遠ざかるにつれて温度が高くなる関係で、各領域Z2〜Z5を決定している。尚、上述した各領域の決定は、教室5内の各種遮蔽物等に応じ分布状態が変化することを加味して、事前にシミュレートしておくことが望ましい。或いは、管理対象室に各種センサ(温度センサ、湿度センサ、光量センサなど)を配置して座席環境状態を実測した上で、各領域を決定してもよい。
座席決定手段13は、環境状態シミュレート手段11によりシミュレートされた管理対象時間帯における管理対象室の内部での座席環境状態の分布と、記憶手段としてのデータベース20に記憶されている管理対象室の座席配置情報及び候補者の嗜好情報とに基づいて、利用者特定手段12が特定した利用者の嗜好情報に適した座席を利用者毎に決定する。また、座席環境状態の分布を、例えば、構内の電子掲示板1で表示することや、情報端末機器2に送信することで学生(利用者)などが確認できるようにしておくことで、学生による自主的な座席の選択を可能とする構成としてもよい。
図1に示した例では、環境状態シミュレート手段11がシミュレートした教室5の内部での座席環境状態の分布と、データベース20に記憶されている管理対象室の座席配置情報とが重ねて表示されている。例えば、図1に示すように、領域Z1は座席C4(図1中において、列記号が「C」、行記号が「4」の座席)の近傍に対応する。従って、座席決定手段13は、座席C4が領域Z1に対応すると判定する。また、本実施形態において、座席決定手段13は、一つの座席が複数の領域に跨っているとき、その一つの座席が最も温度が低い側の領域に対応すると判定する。例えば、座席B4は領域Z1及び領域Z2の両方に含まれているが、本実施形態では、座席決定手段13は、この座席B4を、温度が低い側の領域Z1に対応すると判定する。
以上のようにして、座席決定手段13は、座席の温度状態という観点から全座席を分類することができる(即ち、全ての座席が領域Z1〜Z5の何れか一つに対応付けられる)。
また、図1には示していないが、「照明機器の直下の座席」、「照明機器の直下以外の座席」、「(外光が入る)窓側の座席」、「廊下側の座席」、というように、座席の明るさ環境という観点から全座席を分類することもできる。
そして、座席決定手段13は、利用者特定手段12が特定した利用者(学生)の嗜好情報(即ち、上述した温度に関する嗜好情報、明るさに関する嗜好情報など)をデータベース20から読み出して、例えば暑がりの学生には領域Z1に対応する座席を優先的に割り当て、寒がりの学生には領域Z5に対応する座席を優先的に割り当てることができる。また、座席決定手段13は、明るさに関する全座席の分類結果と、明るさに関する利用者の嗜好情報とに基づいて、各利用者に座席を割り当てることもできる。
その後、座席決定手段13は、決定した教室5での利用者の座席についての情報をデータベース20に記憶させる。例えば、ある利用者の座席が「座席B2」に決定されたとき、履修科目、校舎棟、教室番号及び座席位置(座席B2)に関する情報をその利用者の学生コードと関連付けてデータベース20に記憶させることができる。
本実施形態では、データベース20に記憶されている候補者情報は候補者の連絡先についての連絡先情報を含む。例えば、連絡先情報として、学生が所有している情報端末機器2で受信することができる電子メールアドレスなどがある。そして、座席伝達手段14は所定の履修科目の講義が始まる前に、その履修科目の履修登録を行っている学生の学生コードをデータベース20から抽出し、更に、その学生コードと関連付けて記憶されている座席決定手段13が決定した利用者の座席位置についての情報(必要であれば履修科目、校舎棟、教室番号及び座席位置に関する情報)をその利用者の連絡先(電子メールアドレス)に伝達する。その結果、学生は、その履修科目の講義が始まる前に、その講義での座席に関する情報を得ることができる。
以上のように、本実施形態の座席指定システム10Aでは、従来のように、ある座席に座る利用者の嗜好を満足させるためにその座席の座席環境状態を変えようとするのではなく、ある座席の座席環境状態に適した嗜好を持つ利用者がその座席に座るように決定する。その結果、寒がりの人物と暑がりの人物とが隣り合う座席に座る、即ち、座席環境状態に関する嗜好が全く異なる二人の利用者が隣同士の席になるといったことを避けることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の座席指定システム10Bは、複数の候補室の中から管理対象室を選択する管理対象室選択手段15を備える点で上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の座席指定システム10Bについて説明するが上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図3は、第2実施形態の座席指定システム10Bの構成を説明する図である。図示するように、第2実施形態の座席指定システム10Bは、管理対象室選択手段15を備える。
この管理対象室選択手段15は、利用者特定手段12が特定した履修科目の履修者の人数に基づいて、複数の候補室の中から、候補室に備えられる座席の数が、履修者の人数を超える形態で、管理対象室を選択する。
具体的には、データベース20には、学生情報(候補者情報)として、各学生(候補者)が履修登録した履修科目情報が記憶されている。また、データベース20には、カリキュラム情報として、どの日のどの時間帯にどの科目の講義が行われるかといった情報が記憶されている。その結果、利用者特定手段12は、データベース20に記憶されている上記履修科目情報を参照して、所定の管理対象時間帯に特定の履修科目を学習する履修者を利用者として特定することができる。つまり、利用者特定手段12は、ある履修科目の講義に出席する候補者(利用者)の人数を特定できる。
また、データベース20には、設備情報として、各校舎棟50の各階に設けられる教室5に関する情報や、各教室5での座席配置情報などが記憶されている。その結果、管理対象室選択手段15は、各校舎棟50に設けられている全教室5を、講義が行われる候補室とし、各候補室に備えられる座席の数を知ることができる。そして、管理対象室選択手段15は、候補室に備えられる座席の数が、上述のように特定した履修科目の講義に出席する候補者(利用者)の人数を超える形態で、一つの候補室を選択する。その結果、管理対象室選択手段15が選択した教室5(管理対象室)において、履修科目の履修者(利用者)の座席が不足しないようにできる。
本実施形態では、図1に例示したように校舎棟50が、○○棟50A、△△棟50B、××棟50Cというように3棟設けられている。また、各校舎棟50は複数の階層で構成され、各階層には複数の教室5が設けられている。本実施形態では、校舎棟50に優先順位が付けられている。つまり、校舎棟50が優先順位を付けられた状態で複数存在している。そして、データベース20には、設備情報として、各校舎棟50に付けられた優先順位に関する情報が記憶されている。そして、管理対象室選択手段15は、最も優先順位の高い校舎棟50に備えられている候補室から順に、講義が行われる管理対象室としての選択を行う。つまり、この優先順位は、講義が行われる教室5(管理対象室)として選択されるときの優先順位である。
また、管理対象室選択手段15は、下の階にある候補室から順に、講義が行われる教室5(管理対象室)としての選択を行う。
ここで、講義が行われる教室5(管理対象室)として選択されると、その管理対象室の座席環境状態を快適なものとするためにその管理対象室に対して空調設備を動作させることなどが必要となる。このとき、例えば講義が行われる2つの管理対象室が互いに異なる校舎棟50から選択されると、それら2つの校舎棟50で空調設備を動作させることが必要となる。これに対して、本実施形態では、管理対象室選択手段15が、最も優先順位の高い校舎棟50に備えられている候補室から順に、講義が行われる管理対象室としての選択を行う。つまり、同一の校舎棟50から複数の管理対象室が選択されるので、一つの校舎棟50の空調設備を動作させるだけでよい。その結果、管理対象室の空調に要するエネルギーを相対的に小さくすることができる。特に、本実施形態では、管理対象室選択手段15は、同じ校舎棟50の中でも下の階にある候補室から順に、講義が行われる管理対象室としての選択を行う。つまり、下の階にある候補室ほど、直射日光の影響を受け難いので、管理対象室の空調に要するエネルギーを相対的に小さくすることができる。
ここで、空調を低コストで行うことができる校舎棟50ほど、上記優先順位を高く設定しておくことができる。その場合、空調を低コストで行うことができる校舎棟50に備えられている候補室から順に上記管理対象室として選択される。例えば、一つの校舎棟50に備えられている候補室が既に管理対象室として選択されて空調が行われている場合或いは空調が行われる予定である場合(即ち、設備運用システム30の制御によってエネルギーセンター棟40に設けられた各種設備が動作している場合或いは動作する予定である場合)、それとは別の棟の空調を新たに開始するよりも、その同じ一つの棟に備えられている別の候補室の空調を行う方が低コストとなる。例えば、特定の一つの校舎棟50において、設備運用システム30の制御によってエネルギーセンター棟40に設けられた各種設備が動作している場合或いは動作する予定である場合、設備運用システム30は、データベース20に、設備情報として、その特定の一つの校舎棟50に付けられた優先順位が最も高くなるように設定して記憶させる。このように、例えば、既に空調が行われている棟或いは空調が行われる予定である棟の優先順位を高く設定することで、複数の管理対象室に対して空調を行う場合のコストを低くできる。
以上のようにして管理対象室選択手段15が、講義が行われる管理対象室の決定を行うと、その情報はデータベース20に記憶されると共に、設備運用システム30にも情報通信ネットワークNを介して伝達される。その結果、設備運用システム30は、どの時間帯にどの校舎棟50のどの階層のどの教室5で空調を行う必要があるのかを知ることができるので、その空調負荷に応じてエネルギーセンター棟40に設置されている設備の動作制御を行う。
<第3実施形態>
第3実施形態の座席指定システム10Bは、管理対象室での利用者の座席決定の手法が上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の座席指定システム10Bについて説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態において、データベース20には、候補者の嗜好情報のそれぞれに関連して、その嗜好情報の対象とする状態量(温度状態、湿度状態、明るさの状態など)に対して、その嗜好に関する耐久度に対応する耐久度情報が記憶されている。例えば、この耐久度は、嗜好からどの程度逸脱した状態を許容するのかの指標となる情報である。例えば、データベース20に、座席環境状態に関する各学生の嗜好情報として、「暑がり」であるか又は「寒がり」であるか又は「どちらでもない」のかというような座席での温度状態に関する嗜好情報が記憶されており、それと共に、その嗜好に関する耐久度(例えば、冷房が弱くても構わない、冷房が強くても構わない、暖房が弱くても構わない、暖房が強くても構わない、湿度が高くても構わない、湿度が低くても構わない、明るくても構わない、暗くても構わない等)が記憶されているとする。このとき、座席決定手段13は、利用者の嗜好情報に適した管理対象室での座席を決定するとき上記耐久度情報を参照する。つまり、座席決定手段13は、嗜好に関する耐久度から見て適切であれば、利用者の嗜好情報に適していない座席であっても、その利用者の座席として決定する。例えば、嗜好情報の対象とする状態量として「寒がり」とデータベース20に登録している人物が、その嗜好に関する耐久度として「冷房が強くても構わない」とデータベース20に登録していれば、座席決定手段13は、その寒がりの人物に対して冷房が強い座席を割り当てることもできる。尚、ここで説明した「耐久度」の例は単に例示目的で記載したものであり、適宜変更可能である。
このように、座席決定手段13が、上記耐久度情報に基づいて、利用者の嗜好情報に適していない座席をその利用者に割り当てたとき、その利用者に特典(例えば、商店で利用可能なポイントなど)を付与してもよい。特に、座席決定手段13が、冷房の効きが弱い座席や、暖房の効きが弱い座席を利用者に割り当てたとき、その利用者は省エネルギに寄与したと言えるため、利用者に特典を付与する理由がある。従って、ここでいう耐久度(それに基づいて与えられる特典)は、ある意味、例えば空調負荷を低下側に導くものとでき、「省エネ協力度」の指標とすることができる。そして、座席決定手段13は、利用者に特典を付与することを決定した場合、データベース20に例えばその利用者の学生コードと関連付けて特典を記憶させることができる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態において、座席指定システム10の構成について具体的に説明したが、座席指定システム10の構成は適宜変更可能である。例えば、図2及び図3には、座席指定システム10が座席伝達手段14を備える例を記載したが、座席指定システム10が座席伝達手段14を備えないような変更も可能である。具体的には、座席決定手段13が決定した利用者の座席についての情報をデータベース20に記憶しておき、利用者が情報通信ネットワークNに接続されているコンピュータ端末(図示せず)を利用してデータベース20にアクセスしたときに、その利用者の座席をコンピュータ端末で表示させるような変更も可能である。
<2>
上記実施形態では、座席指定システム10の説明を行う目的で幾つかの例を記載したが、本発明に係る座席指定システム10はそれらの例には限定されない。例えば、図1において教室5の内部での温度分布を記載したが、それは単に例示目的で記載したものであり、実際の温度分布を表したものではない。
本発明は、各利用者の嗜好に適した座席環境を提供できる座席指定システムに利用できる。
1 電子掲示板
2 情報端末機器
3 情報読取機
4 ICカード
5 教室(管理対象室)
10 座席指定システム
11 環境状態シミュレート手段
12 利用者特定手段
13 座席決定手段
14 座席伝達手段
15 管理対象室選択手段
20 データベース(記憶手段)
30 設備運用システム
40 エネルギーセンター棟
50 校舎棟(棟)

Claims (10)

  1. 管理対象室での座席指定を受ける候補者に関する候補者情報、前記管理対象室での座席配置情報、及び、座席環境状態に関する前記候補者の嗜好情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶している前記候補者情報を参照して、前記管理対象室を所定の管理対象時間帯に利用する利用者を前記候補者の中から特定する利用者特定手段と、
    前記管理対象時間帯において前記管理対象室の内部で予測される座席環境状態の分布をシミュレートする環境状態シミュレート手段と、
    前記環境状態シミュレート手段によりシミュレートされた前記管理対象時間帯における前記管理対象室の内部での前記座席環境状態の分布と、前記記憶手段に記憶されている前記管理対象室の前記座席配置情報及び前記利用者特定手段が特定した前記利用者の前記嗜好情報とに基づいて、当該利用者の前記嗜好情報に適した前記管理対象室での前記利用者の座席を決定する座席決定手段とを備える座席指定システム。
  2. 前記候補者情報が前記候補者の連絡先についての連絡先情報を含み、
    前記座席決定手段が決定した、前記管理対象室での前記利用者の座席についての情報を当該利用者である前記候補者の連絡先に伝達する座席伝達手段を備える請求項1に記載の座席指定システム。
  3. 前記環境状態シミュレート手段が、前記管理対象時間帯に予測される気象情報と、前記管理対象室を前記管理対象時間帯に利用する前記利用者の数と、前記管理対象室の内部の前記座席環境状態に作用する設備の設置状態情報とに基づいて、前記管理対象室の内部での前記座席環境状態の分布をシミュレートする請求項1又は2に記載の座席指定システム。
  4. 前記座席環境状態が、温度状態、湿度状態或いは明るさ状態の何れか一種以上である請求項1〜3の何れか一項に記載の座席指定システム。
  5. 前記候補者の前記嗜好情報のそれぞれに関連して、当該嗜好情報の対象とする状態量に対して、当該嗜好に関する耐久度に対応する耐久度情報が前記記憶手段に記憶され、
    前記座席決定手段が、前記座席環境状態の分布と前記座席配置情報及び前記嗜好情報に加えて前記耐久度情報に基づいて、前記利用者の前記管理対象室での座席を決定する請求項1〜4の何れか一項に記載の座席指定システム。
  6. 前記管理対象室は、前記候補者が履修科目を学習するための教室であり、
    前記候補者が履修登録した履修科目情報が前記候補者情報として前記記憶手段に記憶され、
    前記利用者特定手段は、前記記憶手段に記憶されている前記履修科目情報を参照して、前記管理対象室で前記管理対象時間帯に前記履修科目を学習する履修者を前記利用者として特定する請求項1〜5の何れか一項記載の座席指定システム。
  7. 前記利用者特定手段が特定した前記履修科目の前記履修者の人数に基づいて、複数の候補室の中から、候補室に備えられる座席の数が、前記履修者の人数を超える形態で、前記管理対象室を選択する管理対象室選択手段を備える請求項6に記載の座席指定システム。
  8. 前記候補室を備える棟が優先順位を付けられた状態で複数存在し、
    前記管理対象室選択手段は、最も優先順位の高い棟に備えられている候補室から順に、前記管理対象室としての選択を行う請求項7に記載の座席指定システム。
  9. 空調を低コストで行うことができる前記棟ほど、前記優先順位を高く設定する請求項8に記載の座席指定システム。
  10. 前記複数の候補室が前記棟の異なった階に渡って備えられており、
    前記管理対象室選択手段は、下の階にある前記候補室から順に、前記管理対象室としての選択を行う請求項8又は9に記載の座席指定システム。
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