JP2014206709A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】像面位相差AFによって容易に合焦を行えるばかりでなく、撮像素子の出力である撮像画像の画質が劣化することがないようにする。【解決手段】撮像センサー102は2次元マトリックス状に配列された複数の画素と画素の各々に対応して配置され画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有している。制御用CPU107は動画撮影又はライブビュー動作の際には、可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて光軸を変更する第1の偏心モードとし、AF制御を行う際には可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて光軸を変更する第2の偏心モードとする。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、像面位相差を検出してAF(オートフォーカス制御)を行う撮像装置に関する。
一般に、デジタルカメラなどの撮像装置において、焦点検出(合焦検出)を行う際には所謂コントラスト方式又は位相差方式が用いられている。
コントラスト方式においては、撮像レンズ(フォーカスレンズ)を光軸に沿って移動させつつ(つまり、フォーカシング状態を変化させつつ)、撮像素子から得られる画像のコントラスト値を評価する。そして、当該コントラスト値に応じてフォーカスレンズの合焦位置を求めるので、合焦させるまでに時間が掛かってしまう。
一方、位相差方式においては、一度の測定でデフォーカス量を求められるので、高速に合焦を行うことができるものの、専用のAF光学系が必要となって、撮像装置が大型してしまう。
位相差方式におけるこのような問題を解決するため、撮像素子自体に位相差AF機構を備える撮像装置が知られている(特許文献1参照)。つまり、ここでは、オンチップレンズ(マイクロレンズ)によって、2つの画素集合が撮影レンズの異なる領域から光束を受光し、2つの画素集合の出力を比較することによって撮影レンズのフォーカス量を算出するようにしている。以下、撮像素子自体による位相差AFを像面位相差AFと呼ぶ。
なお、撮像素子の光電変換素子に対する入射光の変化に対処するため、撮像素子に配置されるマイクロレンズに流体レンズなどの形状可変レンズを用いるようにしたものがある(特許文献2又は3参照)。さらに、光学的収差を補正するため、所謂液体レンズを用いて当該液体レンズに印加する印加電圧を制御して界面の形状を変化させるようにしたものがある(特許文献4参照)。
特開2009−86144号公報 特開2008−172682号公報 特開2004−311666号公報 特開2009−37711号公報
ところで、特許文献1に記載の撮像装置においては、専用のAF光学系が不要となって、しかも1回の測定でデフォーカス量を求めることができるものの、位相差を検出するためマイクロレンズを特殊な形状に形成する必要がある。このため、撮像素子から出力される撮像画像における画質が劣化してしまうことがある。
従って、本発明の目的は、像面位相差AFによって容易に合焦を行えるばかりでなく、撮像素子の出力である撮像画像の画質が劣化することのない撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置であって、動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更手段と、オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置の制御方法であって、動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更ステップと、オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、2次元2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更ステップと、オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、オートフォーカス制御を行う際には、可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて光軸を変更するようにしたので、像面位相差オートフォーカス制御を行いつつ、撮影の際の画質の劣化を軽減することができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像センサーの構成の一例を示す断面図である。 図2に示すベイヤー配列の撮像センサーにおける重心ズレを説明するための図である。 図2に示す可変マイクロレンズの偏心の一例を示す図である。 図2に示す可変マイクロレンズの偏心を説明するための図であり、(a)は可変マイクロレンズが偏心されていない状態を示す図、(b)は可変マイクロレンズが第1の偏心マイクロレンズとされた状態を示す図、(c)は可変マイクロレンズが第2の偏心マイクロレンズとされた状態を示す図である。 図4に示すようにして可変マイクロレンズ201を偏心させた際の重心ズレを示す図である。 図2に示す可変マイクロレンズの偏心の他の例を示す図である。 図1に示すカメラで行われる可変マイクロレンズの形態切り替え制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置100は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、撮影レンズユニット(以下光学系と呼ぶ)101を有している。光学系101はフォーカスレンズを含む複数のレンズ(レンズ群)および絞りを備えており、後述するように、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させて合焦が行われる。
光学系101を通過した光学像(被写体像)は撮像センサー(例えば、CMOSイメージセンサー、撮像素子ともいう)102に結像する。図1には示されていないが、撮像センサー102は、複数の画素が2次元マトリックス状に配列されている。
ここでは、撮像センサー102は可変マイクロレンズおよびカラーフィルターを備え、複数の画素が格子状に並べられてベイヤー配列を形成し、画素の各々に可変マイクロレンズおよびカラーフィルターが対応づけられている。そして、撮像センサー102は被写体像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
このアナログ信号はA/D変換部103によってA/D変換されて、デジタル信号として信号処理部104に与えられる。信号処理部104は、ベイヤー配列のデジタル信号に対して、例えば、デモザイキング処理、γ補正、およびシャープネス補正などの信号処理を行って、表示・記録用の画像データに変換する。そして、信号処理部104は画像データを表示デバイス(例えば、液晶モニター)105に出力して画像データに応じた画像を表示デバイス105に表示する。
さらに、信号処理部105は画像データを記録デバイス106に与える。記録デバイス106は制御用CPU107の制御下で画像データを記録メディア(例えば、SDメモリカード)に記録する。
制御用CPU107はカメラ100全体の制御を司る。なお、制御用CPU107はレリーズボタン108の操作に応じて、後述するようにしてオートフォーカス制御(AF)および撮影動作を実行する。
図2は、図1に示す撮像センサー102の構成の一例を示す断面図である。
図示のように、撮像センサー102は複数の画素203を有し、これら画素203の各々は光電変換素子(PD)を有している。PDの上側にはPDに対応してカラーフィルター202が搭載され、カラーフィルター202上には集光用の可変マイクロレンズ201が配置されている。
可変マイクロレンズ201は画素203に入射する光に関する光軸の向きが可変であるマイクロレンズである。以下の説明では、光軸の向きが可変であることを「偏心する」という。例えば、可変マイクロレンズ201は液体マイクロレンズと分割電極とを備えて、分割電極に電圧を加えて液体マイクロレンズを偏心させる。
なお、可変マイクロレンズについては前述の特許文献2〜4に記載されているので、ここでは詳細な説明を省略する。また、後述するように、ここでは、可変マイクロレンズは、動画用マイクロレンズ形態、AF用マイクロレンズ形態、および静止画用マイクロレンズ形態の3つの偏心に選択的に制御される。
動画用マイクロレンズ形態(第1の偏心モード)では、可変マイクロレンズ201を制御して動画用に偏心させる。そして、動画用の偏心においては、静止画撮影用に多数の画素が搭載された撮像センサー102において、撮像センサー102で画像を動画サイズに縮小して読み出す際に生じる画素重心のズレを軽減するように、可変マイクロレンズ201が偏心制御される。
図3は、図2に示すベイヤー配列の撮像センサーにおける重心ズレを説明するための図である。
図3においては、説明の便宜上、2画素を加算して読み出す際の重心ズレが示されており、ここでは、水平方向の画素加算が示されている。図示の例では、カラーフィルター202としてR(赤)カラーフィルターおよびG1(緑)カラーフィルターが用いられ、同色の隣り合う画素であるR画素301およびR画素303を加算すると、加算結果の画素重心位置はG1画素302と同一の位置にあるR画素310となる。
同様にして、G1画素302とG1画素304とを加算した加算結果の画素重心位置はG1画素311となる。そして、次のR画素ペアを加算すると、加算結果の画素重心位置はR画素312の重心位置となる。また、次のG1画素ペアを加算すると、加算結果の画素重心位置はG1画像313の重心位置となる。
この際、R画素310とG1画素311とは互いに隣接しているが、G1画素311とR画素312との間には隙間がある。そして、隙間を詰めて読み出しが行われる結果、画素重心位置が等間隔であるとして信号処理を行うと画質の劣化が生じる。そこで、可変マイクロレンズ201を動画用に偏心させて、上記の重心ズレを軽減する。
図4は、図2に示す可変マイクロレンズ201の偏心の一例を示す図である。
図4に示す可変マイクロレンズ201の偏心は、動画用マイクロレンズ形態おいて用いられる。図4において、1ラインに2色ある画素のうち一方(ここでは、R画素)については、可変マイクロレンズ201を同一方向に所定の偏心量で偏心させる。
他方の画素(ここでは、G1画素)については、可変マイクロレンズ201を交互に異なる方向(つまり、逆方向)に所定の偏心量で偏心させる。
つまり、図示の例では、所定の色のカラーフィルター202に対応する可変マイクロレンズ210の一部についてその偏心を交互に逆方向としている。ここでは、図中左方向に偏心させた可変マイクロレンズ201を第1の偏心マイクロレンズ401として示し、図中右方向に偏心させた可変マイクロレンズ210を第2の偏心マイクロレンズ402として示す。
図5は、図2に示す可変マイクロレンズ201の偏心を説明するための図である。そして、図5(a)は可変マイクロレンズ201が偏心されていない状態を示す図であり、図5(b)は可変マイクロレンズ201が第1の偏心マイクロレンズ401とされた状態を示す図である。また、図5(c)は可変マイクロレンズ201が第2の偏心マイクロレンズ402とされた状態を示す図である。
図5(a)に示す偏心なしの状態では、可変マイクロレンズ210の重心位置500は画素(PD)の中心となる。一方、第1の偏心マイクロレンズ401の場合には(図5(b))、その重心位置501は重心位置500よりも図中左側にずれた位置となる。また、第2の偏心マイクロレンズ402の場合には(図5(c))、その重心位置502は重心位置500を軸として重心位置501と線対称の位置となる。
図6は、図4に示すようにして可変マイクロレンズ201を偏心させた際の重心ズレを示す図である。
図6において、入力画像において「第1」として示されている画素については、可変マイクロレンズ201は第1の偏心マイクロレンズ401に偏心され、「第2」として示されている画素については、可変マイクロ201は第2の偏心マイクロレンズ402に偏心されている。
このように、可変マイクロレンズ201を偏心させると、図5で説明したように、画素の重心位置は画素中心からずれた位置に偏る。この結果、加算結果の画素重心位置は可変マイクロレンズ201の偏心に応じてずれることになる。
図6に示す例では、同色の隣り合う画素であるR画素601およびR画素603を加算すると、加算結果の画素重心位置はR画素601とG1画素602との間に位置するR画素610となる。
同様にして、G1画素602とG1画素604とを加算した加算結果の画素重心位置はR画素611となる。そして、次のR画素ペアを加算すると、加算結果の画素重心位置はR画素612の重心位置となる。また、次のG1画素ペアを加算すると、加算結果の画素重心位置はG1画像613の重心位置となる。
この際、R画素310とG1画素311とは互いに隣接しているが、G1画素311とR画素312との間には隙間がある。そして、隙間を詰めて読み出しが行われる結果、画素重心位置が等間隔であるとして信号処理を行うと画質の劣化が生じる。そこで、可変マイクロレンズ201を動画用に偏心させて、上記の重心ズレを軽減する。
図6に示す例では、R画素610、G1画素611、R画素612、およびG1画素613の間隔は等間隔とならないが、可変マイクロレンズ201を偏心させない状態である図3に示す例に比べてその間隔は等間隔に近づいている。この結果、画素重心位置が等間隔であるとして信号処理を行った場合にはその画質劣化が低減する。
動画又はライブビューにおけるAF制御においては、図4に示す第1の偏心マイクロレンズ401および第2の偏心マイクロレンズ402を用いて像面位相差AF(像面位相差オートフォーカス制御)が行われる。偏心マイクロレンズを用いた像面位相差AFは、前述の特許文献1に記載の手法が用いられることになる。
図7は、図2に示す可変マイクロレンズ201の偏心の他の例を示す図である。
図7に示す可変マイクロレンズ201の偏心はAF用マイクロレンズ形態(第2の偏心モード)において用いられる。図7に示すAF用マイクロレンズ形態では、同色の画素について、交互に可変マイクロレンズ201を第1の偏心マイクロレンズ701および第2の偏心マイクロレンズ702とする。つまり、1ラインに2色ある画素の全てについて、同色の画素における可変マイクロレンズ201を交互に異なる方向に所定の偏心量で偏心させて、第1の偏心マイクロレンズ701および第2の偏心マイクロレンズ702が交互に位置するようにする。
なお、動画用マイクロレンズ形態では、水平方向の2色の画素のうち1色の画素のみを用いて像面位相差AFが行われるが、AF用マイクロレンズ形態においては全ての画素を用いて像面位相差AFが行われる。
静止画用マイクロレンズ形態(第3の偏心モード)では、全ての可変マイクロレンズ201が偏心なしとされる(無偏心モード)。この静止画用マイクロレンズ形態では、像面位相差AFが行われない撮像センサーと等価になって、静止画を撮影する際には画質を良好にすることができる。
続いて、上述のした可変マイクロレンズ201の形態の切り替え制御について説明する。
図8は、図1に示すカメラ100で行われる可変マイクロレンズ201の形態切り替え制御を説明するためのフローチャートである。なお、図8に示すフローチャートに係る処理は制御CPU107の制御下で行われる。
いま、図1に示すカメラ100において、ユーザが撮影モードを選択すると、制御用CPU107は撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を前述の動画用マイクロレンズ形態に切り替える(ステップS101)。
これによって、撮像センサー102は、ライブビュー動作状態となって(ステップS102)、信号処理部104によって表示デバイス105にライブビューが表示される。
次に、制御用CPU107はレリーズボタン108が操作されたか(押されたか)否かを判定する(ステップS103)。レリーズボタン108が操作されないと、つまり、ボタン解放状態であると(ステップS103において、NO)、制御用CPU107はステップS102の処理に戻ってライブビュー動作を継続する。
一方、レリーズボタン108が操作されると、つまり、ボタンが押されると(ステップS103において、YES)、制御用CPU107は撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を前述のAF用マイクロレンズ形態に切り替える(ステップS104)。そして、制御用CPU107はA/D変換部103の出力であるデジタル信号に応じて像面位相差AF制御を行って、図示しないレンズ駆動部によってフォーカスレンズを光軸方向に沿って駆動する(ステップS105)。
続いて、制御用CPU107はレリーズボタン108が全押しされたか否かを判定する(ステップS106)。レリーズボタン108が解放されると(ステップS106において、解放)、制御用CPU107はステップS102の処理に戻ってライブビュー動作を継続する。
一方、レリーズボタン108が半押しであると(ステップS106において、半押し)、制御用CPU107は撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を動画用マイクロレンズ形態に切り替える(ステップS107)。そして、制御用CPU107はライブビュー動作を行う(ステップS108)。
その後、制御用CPU107はレリーズボタン108が全押しされたか否かを判定する(ステップS109)。レリーズボタン108が解放されると(ステップS109において、解放)、制御用CPU107はステップS102の処理に戻ってライブビュー動作を継続する。レリーズボタン108が半押しであると(ステップS109において、半押し)、制御用CPU107はステップS108の処理に戻ってライブビュー動作を継続する。
一方、レリーズボタン108が全押しされると(ステップS109において、全押し)、つまり、静止画撮影指示があると、制御用CPU107は撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を前述の静止画用マイクロレンズ形態に切り替える(ステップS110)。ここでは、制御用CPU107は可変マイクロレンズ210の偏心を解除することになる。
そして、制御用CPU107は信号処理部104および記録デバイス106を制御して静止画撮影を行う(ステップS111:レリーズ動作)。これによって、撮像センサー102から出力された画像信号(アナログ信号)が画像処理された後、記録デバイス106に記録される。
その後、制御用CPU107はステップS101の処理に戻って、撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を動画用マイクロレンズ形態に切り替える。
なお、ステップS106において、レリーズボタン108が全押しであると(ステップS106において、全押し)、制御用CPU107はステップS110の処理に進んで、撮像センサー102を制御して可変マイクロレンズ201を静止画用マイクロレンズ形態に切り替える。
このように、本発明の実施の形態では、撮像センサー102に備えられた可変マイクロレンズ201の偏心を制御して、ライブビュー又は動画撮影の際には、可変マイクロレンズ201を動画用マイクロレンズ形態とする。また、AF制御の際には可変マイクロレンズ201をAF用マイクロレンズ形態として、静止画撮影の際には可変マイクロレンズ201を静止画用マイクロレンズ形態とする。これによって、像面位相差AFによって容易に合焦を行えるばかりでなく、撮影の際には、撮像素子の出力である画像の画質が劣化することを防止することができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、制御用CPU107が第1のモード変更手段および第2のモード変更手段として機能する。さらに、制御用CPU107は制御手段および第3のモード変更手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも第1のモード変更ステップおよび第2のモード変更ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 光学系
102 撮像センサー
103 A/D変換部
104 信号処理部
105 表示デバイス
106 記録デバイス
107 制御用CPU
108 レリーズボタン
201 可変マイクロレンズ
202 カラーフィルター

Claims (8)

  1. 2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置であって、
    動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更手段と、
    オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の偏心モードとされると、前記撮像素子の出力に基づいて前記オートフォーカス制御として像面位相差オートフォーカス制御を行う制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記像面位相差オートフォーカス制御を行った後、静止画撮影指示が行われると、前記可変マイクロレンズの全ての偏心を解除して前記光軸を所定の方向とする第3の偏心モードに変更する第3のモード変更手段を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画素の各々に対応してカラーフィルターが配置され、前記複数の画素はベイヤー配列で配列されており、前記撮像素子は互いに隣り合う同色のカラーフィルターが配置された画素の画素加算を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の偏心モードにおいては、所定の色のカラーフィルターが配置された画素に対応する前記可変マイクロレンズを交互に逆方向に偏心させ、他の色のカラーフィルターが配置された画素に対応する前記可変マイクロレンズを同一方向に偏心させることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の偏心モードにおいては、同一の色のカラーフィルターが配置された画素に対応する前記可変マイクロレンズを交互に逆方向に偏心させることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置の制御方法であって、
    動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更ステップと、
    オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. 2次元マトリックス状に配列された複数の画素と、前記画素の各々に対応して配置され前記画素に光を入射する際の光軸が可変の可変マイクロレンズとを有する撮像素子を備え、前記撮像素子の出力を画像として得る撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    動画撮影又はライブビュー動作の際には、前記可変マイクロレンズの一部を交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第1の偏心モードとする第1のモード変更ステップと、
    オートフォーカス制御を行う際には、前記可変マイクロレンズの全てを交互に逆方向に偏心させて前記光軸を変更する第2の偏心モードとする第2のモード変更ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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