JP2014186227A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光学系による画像の画質劣化に拘わらず位相差検出によって精度よく焦点検出を行う。
【解決手段】撮像素子103は光学系101の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列され、光学劣化推定部114は光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて画像における劣化領域の位置およびその方向を推定し、焦点検出領域設定部106は劣化領域の位置およびその方向に応じて画像において焦点検出領域を設定する。焦点検出画素積三部107および相関演算部108は焦点検出領域において画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出し、AF制御部109は位相差情報に基づいて光学系を光軸方向に沿って移動させて光学系をフォーカス位置に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像の結果得られた画像に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出機能を備える撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関する。
一般に、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮影レンズの焦点状態を検出する手法として、例えば、位相差検出方式(ずれ方式)が知られている。この位相差検出方式では、撮影レンズの射出瞳を通過した光束を2分割して、当該2分割した光束を一組の焦点検出用センサによって受光する。
そして、受光量に応じて焦点検出用センサから出力される一対の信号のずれ量、つまり、光束の分割方向の相対的位置ずれ量を検出する。この相対的位置ずれ量に応じて合焦させるために必要な撮影レンズの駆動量を求める。
従って、焦点検出用センサによって一度蓄積動作を行えば、ピントずれの量とその方向とが得られるので、位相差検出方式を用いれば、高速に焦点調節動作を行うことができる。そして、このような位相差検出機能を、撮像装置に備えられた撮像素子に備えて、専用の焦点検出用センサを不要とするとともに、高速で位相差AF(オートフォーカス)を行うようにしている。
例えば、1つのマイクロレンズに対応して複数の光電変換部を備える撮像素子を有する撮像装置において、射出瞳の異なる領域を通過した光束によって得られる信号を用いて位相差測距を行って、かつ当該信号に応じて画像信号を生成するようにしたものがある(特許文献1参照)。これによって、特許文献1に記載の撮像装置では、焦点検出と撮像とを両立させるようにしている。
ところで、特許文献1に記載の手法では、所謂口径食又は手ぶれ補正用レンズの駆動による収差の変化などの光学系に起因する画質劣化の影響によって焦点検出可能な範囲が限定されてしまう。このような焦点検出可能範囲の限定を回避するため、例えば、口径食の影響を考慮して位相差測距を行う画素の範囲を斜め方向として、画面周辺(つまり、画像周辺)まで焦点検出を可能とするようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2008−134389号公報 特開2010−140013号公報
ところで、上述の特許文献2に記載の手法では、複数の画素で規定された画素ブロックにおいてその画素信号を加算して、加算後の信号に応じて位相差検出を行い、低照度撮影の際の画素信号のS/N比を改善するようにしている。
しかしながら、特許文献2においては、加算する画素の範囲および方向を選択することができず、さらには、光学系による画質劣化に起因して焦点検出可能な範囲が影響を受け、被写体に含まれる斜め線成分の影響の差異による誤差が残留してしまう。
そこで、本発明の目的は、光学系による画質劣化に拘わらず位相差検出によって精度よく焦点検出を行うことのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備える撮像装置であって、前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列されており、前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定手段と、前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定手段と、前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出手段と、前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備え、前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列された撮像装置の制御方法であって、前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定ステップと、前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定ステップと、前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出ステップと、前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備え、前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列された撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定ステップと、前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定ステップと、前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出ステップと、前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、光学系の光学収差に基づいて画像における劣化領域の位置およびその方向を推定して、当該劣化領域の位置およびその方向に応じて画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定し、焦点検出領域において画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出するようにしたので、光学系に起因する画像の画質劣化に拘わらず位相差検出によって精度よく焦点検出を行って、合焦制御を行うことができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1の示す撮像素子における画素の構成を説明するための図であり、(a)は一対の画素を上方から見た図、(b)は画素の回路構成を示す図である。 図1に示す撮像素子の構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すA−A線に沿った断面を模式的に示す図である。 図1に示す撮像素子における光学劣化領域および焦点検出領域を示す図である。 図1に示す焦点検出領域設定部で設定された焦点検出領域の一例を拡大して示す図である。 図1に示す焦点検出領域設定部で設定された焦点検出領域の他の例を拡大して示す図である。 本発明の第2の実施形態によるカメラの一例についてその構成を示すブロック図である。 図8に示す画像解析部に入力される加算画像信号が示す画像を小領域に分割した状態を示す図である。 図8に示す画像解析部による解析処理によって得られたエッジ情報の一例を示す図である。 図8に示す焦点検出領域設定部で設定された焦点検出領域の一例を拡大して示す図である。 図8に示す焦点検出領域設定部で設定された焦点検出領域の他の例を拡大して示す図である。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、撮像レンズユニット(以下単に撮像レンズと呼ぶ)などの光学系101を有している。そして、この光学系101は光軸方向に沿って移動可能である。そして、光学系101は、例えば、ズームレンズ、絞り、およびフォーカスレンズを有するとともに、シフトレンズなどで構成される防振機構を備えている。
光学系駆動部102は、後述するAF制御部109の出力であるフォーカス情報およびシステム制御部111の出力である光学系駆動情報に応じて、光学系101を制御する。例えば、光学駆動部102は光学系101を光軸方向に移動制御して、光学系101をフォーカス位置に制御する。
撮像素子103には、光学系101を介して光学像(被写体像)が結像され、被写体像を光電変換によって電気信号(アナログ信号)に変換した後、A/D変換して画像信号として出力する。なお、撮像素子103は瞳分割された一対の画像信号(後述するA像の画像信号およびB像の画像信号)を出力する。そして、この画像信号は加算信号処理部104および焦点検出領域設定部106に与えられる。
加算信号処理部104は、撮像素子103から出力される瞳分割された画像信号を加算して、表示/記録用の加算画像信号を生成する。カメラ信号処理部105は加算信号処理部104から出力された加算画像信号に対して所定の画像処理を行って、表示/記録用の映像信号(カメラ信号ともいう)を生成する。
焦点検出領域設定部106は撮像素子103から画像信号を受けて、後述する光学劣化領域の位置およびその方向に応じて画素単位で焦点検出領域を設定する。焦点検出画素積算部107は、焦点検出領域設定部106で設定された光学劣化領域の位置およびその方向に応じて焦点検出領域の複数の画素について積算を行って対の位相差検出用信号を生成する。そして、相関演算部108は、後述するようにして、対の位相差検出用信号について相関演算を行って位相差情報を算出する。
AF(オートフォーカス)制御部109は、相関演算部108で算出された位相差情報に基づいて光学系101のフォーカス位置を制御するためのフォーカス情報を算出する。手ぶれ検出部110は、例えば、ジャイロセンサ又はベクトル検出などの既知の手法を用いて手ぶれを検出して、手ぶれ情報を生成する。
システム制御部111は撮像装置全体の制御を司る。システム制御部111はユーザの指示、撮影シーン、又は被写体検出などの撮影情報に基づいて光学系駆動部102および光学情報取得部113に、ズーム、絞り、およびレンズシフトなどの駆動状態を示す光学系駆動情報を出力する。
光学情報取得部113はシステム制御部111から受けた光学系駆動情報に基づいて、光学DB(データベース)112を検索して、光学系駆動情報に応じた光学収差情報を取得する。そして、光学情報取得部113は当該光学収差情報を光学劣化推定部114に与える。
光学劣化領域推定部114は、光学情報取得部113から受けた光学収差情報に基づいて画像における光学劣化領域を推定して光学劣化領域を示す光学劣化領域推定情報を光学焦点検出領域設定部106および焦点検出画素積算部107に送る。
図2は、図1の示す撮像素子103における画素の構成を説明するための図である。そして、図2(a)は一対の光電変換部を上方から見た図であり、図2(b)は画素の回路構成を示す図である。なお、撮像素子103は、所謂XYアドレス型の走査を用いた、例えば、CMOSイメージセンサである。
図2(a)に示す例では、2つの光電変換部(例えば、フォトダイオード(PD))201および202が示されている。そして、2つの光電変換部201および202に共通して1つのマイクロレンズ204が対応付けられている。
なお、撮像素子103は2次元マトリックス状に配列された複数の画素を有しており、画素の各々は上記の光電変換部を備えている。そして、ここでは、2つの画素とマイクロレンズとによって画素部が構成され、これら画素部が2次元マトリックス状に配列されていることになる。
図2(b)は、撮像素子103の1つの画素の構成が示されており、ここでは、画素には参照番号211が付されている。画素211は光電変換部(PD)201を有している(図2(a)に示す光電変換部202は他の画素が有している)。光電変換部201は入射光を受光して入射光に応じた電荷を発生する。
転送スイッチ205が転送パルスpTXによってオンとされると、光電変換部201の電荷はフローティングデフュージョン部(FD)206に転送されて、ここに一時的に蓄積される。また、リセットスイッチ207がリセットパルスpRESによってオンとされると、FD206に蓄積された電荷はリセットされる。
画素211は増幅MOSアンプ208を備えており、この増幅MOSアンプ208はソースフォロアアンプとして機能する。そして、増幅MOSアンプ208は選択スイッチ302に接続されるとともに、電源ライン209に接続されている。なお、図示のように、リセットスイッチ207は電源ライン209に接続されている。
選択スイッチ302は信号出力線210に接続され、転送スイッチ205、リセットスイッチ207、および選択スイッチ302のゲート電極は行単位でそれぞれ転送パルスpTX、リセットパルスpRES、選択パルスpSELを供給する信号線(図2(b)には示さず)に接続されている。
図3は、図1に示す撮像素子103の構成の一例を示すブロック図である。
図3も参照して、前述の転送パルスpTX、リセットパルスpRES、選択パルスpSELは垂直走査回路301から選択的に供給される。
図示のように、列方向に配列された画素211に接続された選択スイッチ302は1つの出力信号線210に接続されており、この出力信号線210には増幅MOSアンプ208の負荷となる定電流源304が接続されている。そして、画素211と定電流源304とは信号出力線210を介して列AD変換回路305に列単位で接続される。
FD206、増幅MOSアンプ208、および定電流源304によって所謂フローティングディフュージョンアンプが構成され、選択スイッチ302で選択された画素211の信号電荷が電圧信号に変換される。そして、当該電圧信号は信号出力線210を介して列AD変換回路208に出力される。
図3に示す例においては、2つの画素211および選択スイッチ302によって画素部203が構成されている。ここでは、説明の便宜上、3行×4列の画素211から成る撮像素子103が示されているが、実際には数十万〜数千万の画素211が2次元マトリックス状に配列されている。
さらに、撮像素子103では画素部203が所定のアスペクト比で2次元的に配置される。そして、画素部203の各々をR(赤)、G(緑)、およびB(青)のいずれかの色相のカラーフィルタによって覆うようにしてもよい。この際には、例えば、R、G、およびBのカラーフィルタがベイヤー配列に配置される。
列AD変換回路305は上述の電圧信号をデジタル信号に変換する回路であって、例えば、コンパレータによって電圧信号とランプ波形信号とを比較する。そして、列AD変換回路305はランプ波形信号の出力の開始とともにカウンターを動作させて電圧信号とランプ波形信号とが一致した際のカウンター値をデジタル信号として出力する。
このデジタル信号は列AD変換回路305からラインメモリ306に与えられて、ラインメモリ306は当該デジタル信号を一旦記憶する。タイミング制御回路307はシステム制御部111の制御下で(図1においては信号線は示されていない)、つまり、システム制御部111から送られる指示情報に応じたタイミングでラインメモリ306に記憶されたデジタル信号を画像信号として出力する。
さらに、タイミング制御回路307は、図2(a)に示すように、隣り合う2つの光電変換部201および202に対応するデジタル信号を同時にラインメモリ306から読み出して、これらデジタル信号を加算して出力するとともに、光電変換部201および202に対応するデジタル信号をそれぞれ出力する。
図4は、図2に示すA−A線に沿った断面を模式的に示す図である。
図4において、射出瞳401は、像側からみた撮像レンズの射出瞳であり、合焦の際の撮像レンズの結像面406から射出瞳401までの距離は射出瞳位置と呼ばれる。絞り(図示せず)よりも後方(結像面側)にあるレンズ群の曲率および絞りとの位置関係などに応じて射出瞳位置は変化する。また、絞りの径によって射出瞳の大きさは変化する。
射出瞳404および405はそれぞれマイクロレンズ204によって射出瞳位置に投影された光電変換部202および201の射出瞳である。光電変換部201には、射出瞳405を通過する光束403が入射するように設計され、一方、光電変換部202には、射出瞳904を通過する光束402が入射するように設計される。
なお、撮像素子103を構成する他の画素部についても同様に設計されており、光電変換部201と同一の位置に位置する複数の光電変換部には、撮像レンズの射出瞳401のうち左側の領域404で見た光学像が入射される。同様にして、光電変換部202と同一の位置に位置する複数の光電変換部には、撮像レンズの射出瞳401のうち右側の領域405で見た光学像が入射される。
いま、光束402によって撮像素子103に結像される像をA像、光束403によって撮像素子103に結像される像をB像とすると、合焦状態に応じて画像信号には視差が含まれることになる。
ここで、撮像素子103から出力される画像信号に応じた位相差検出による合焦について説明する。
加算信号処理部104は、撮像素子103から読み出された画像信号を受けて、A像およびB像の画像信号の加算処理を行って加算画像信号とする。A像の画像信号とB像の画像信号とは同一のマイクロレンズ204を通過した光束に応じて生成され、これら画像信号は視差を含む2分割された信号である。
よって、加算処理を行わないと、画素信号は画素部の数の2倍存在することになる。つまり、加算処理によって1画素部分の画素信号を得て、画素部の数と同一の数の画素信号を得るようにする。カメラ信号処理部105は、前述のように、加算信号処理部104から出力された加算画像信号に対して所定の画像処理を行って、表示/記録用の映像信号(カメラ信号)を生成する。
さらに、前述のように、撮像素子103から読み出された画像信号は、焦点検出領域設定部106に入力される。そして、焦点検出領域設定部106は、後述する光学劣化領域の位置およびその方向に応じて画素単位で焦点検出領域を設定する。焦点検出画素積算部107は、設定された光学劣化領域の位置およびその方向に応じて焦点検出領域における複数の画素信号を積算して、対の位相差検出用信号を生成する。
図5は、図1に示す撮像素子103における光学劣化領域および焦点検出領域を示す図である。
撮像レンズ(光学系)101においては、各レンズの収差特性および手ぶれ補正動作に応じたレンズの一方向への駆動などが起因となって、複数のレンズ間における相対関係がずれる。光学劣化領域とは、当該相対関係のずれによって、撮像素子103における結像位置が変化する領域をいう。
図5に示す例では、説明の便宜上、光学劣化領域501における結像位置が濃淡で示されている。そして、同一の濃さの領域が同一の結像位置である。また、図5においては光学劣化領域が斜め方向となっているものとする。実際には、光学系101の駆動状態によって光学劣化領域の方向および程度は変化するが、被写体に拘わらず、光学系101の駆動状態から一意に決まるので、光学劣化領域推定部114は光学劣化領域の方向およびその程度を推定することができる。
焦点検出領域設定部106は、光学劣化推定部114で特定された光学劣化領域に対して複数の焦点検出領域の位置、範囲、および方向を設定して焦点検出領域502を配置する。この際、焦点検出領域設定部106は各焦点検出領域502について同程度の結像位置にある画素が選択されるように焦点検出領域502を配置する。
そして、焦点検出画素積算部107は焦点検出領域における複数の画素について画素信号を積算して、対の位相差検出用信号を生成する。なお、焦点検出領域の方向および焦点検出画素の積算の組み合わせについては、焦点検出領域が配置される光学劣化領域の傾きに応じて決定される。つまり、焦点検出画素積算部107は光学劣化領域の位置およびその方向に応じて焦点検出領域において積算対象とする画素の範囲およびその方向を変更することになる。
図6は、図1に示す焦点検出領域設定部106で設定された焦点検出領域の一例を拡大して示す図である。
前述のように、画素にはベイヤー配列のカラーフィルタが配置されている。ここで、互いに隣接するA像用の画素とB像用の画素に対しては、同色のカラーフィルタが配置されているものとし、R、G、およびB画素をRa(A像)、Rb(B像)、Ga(A像)、Gb(B像)、Ba(A像)、およびBb(B像)として区別するものとする。
図6において、焦点検出領域51は斜め方向に配置されている。焦点検出領域51は、さらに複数の画素ブロック511、512、513、および514に分割されており画素ブロック511、512、513、および514毎にA像およびB像に係る焦点検出画素について積算処理が行われる。
画素ブロック511においてA像については画素511−aの積算が行われ、B像については画素511−bの積算が行われて、画素ブロック511、512、513、および514毎に対の位相差検出用信号が得られる。
図7は、図1に示す焦点検出領域設定部106で設定された焦点検出領域の他の例を拡大して示す図である。
図7に示す例では、図6に示す例においてさらに焦点検出領域52が斜め方向に配置されている。図6においては、画素ブロック511、512、513、および514が矩形状となるように焦点検出領域51が配置されているが、図7では、A像およびB像の対となる画素単位で画素ブロックが形成されるように焦点検出領域52が配置される。図7に示すように焦点検出領域52を配置すれば、その傾きが大きくなっても精度よく焦点の検出を行うことができる。
焦点検出領域設定部106は、光学劣化領域に対する結像位置の傾き角度と焦点検出領域51又は52の傾斜角度とが一致するように、A像およびB像の対となる画素単位で焦点検出領域の範囲を決定する。
相関演算部108はA像の画像信号とB像の画像信号とに応じて対の位相差検出用信号に基づいて、自己相関処理を行って光学系101の位相差情報を算出する。なお、自己相関処理とは、対の位相差検出用信号の位相差ずれを算出するための処理であり、位相差検出方式の焦点検出においては一般に自己相関処理が用いられるので、ここでは詳細説明を省略する。
続いて、AF制御部109は相関演算部108で得られた位相差情報に基づいて目標フォーカス位置を決定して、現在のフォーカス位置からの移動方向および移動量を示すフォーカス情報を光学系駆動部102に送る。そして、光学系駆動部102は当該フォーカス情報に応じて光学系101を駆動する。
このように、本発明の第1の実施形態では、光学系に起因して生じる撮像素子103の光学劣化領域の向きに応じて位相差測距で用いる焦点検出領域を設定するとともに、焦点検出画素の積算範囲を制御するようにしたので、光学系による画質劣化に拘わらず画位相差検出によって精度よく焦点検出を行うことができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例についてその構成を示すブロック図である。なお、図8において、図1に示すカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
図8に示すカメラでは、画像解析部115が備えられており、画像解析部115は加算信号処理部104の出力である加算画像信号に対して画像解析を行って、被写体のエッジ方向を検出する。そして、画像解析部115は被写体のエッジ方向を示すエッジ情報を焦点検出領域設定部106および焦点検出画素積算部107に送る。
図8に示す例では、焦点検出領域設定部106は、光学劣化領域の位置およびその方向と被写体のエッジ方向とに基づいて画素単位で焦点検出領域を設定する。また、焦点検出画素積算部107は光学劣化領域の位置およびその方向と被写体のエッジ方向とに基づいて焦点検出領域における複数の画素(つまり、画素信号)を積算して、対の位相差検出用信号を生成する。
そして、第1の実施形態で説明したように、相関演算部108は対の位相差検出用信号に対して自己相関処理を行って位相差情報を算出する。AF制御部109は位相差情報に基づいて光学系101のフォーカス位置を制御するためのフォーカス情報を算出する。
図9は、図8に示す画像解析部115に入力される加算画像信号が示す画像を小領域に分割した状態を示す図である。
画像解析部115は、加算信号処理部104から加算画像信号を受けると、当該加算画像信号が示す画像を所定サイズの複数の小領域901に分割する(図9)。毎のエッジ方向情報である。
図10は、図8に示す画像解析部115による解析処理によって得られたエッジ情報の一例を示す図である。
続いて、画像解析部115は小領域901毎に微分フィルタ処理を行って、水平方向、垂直方向、および斜め方向の勾配値を算出し画素毎の勾配値を統計処理して、小領域901毎のエッジ方向を判定する。図10に示す例では、小領域801においては、エッジ方向は垂直方向となっており、小領域802においては、エッジ方向は斜め方向となっている。
このように、画像解析部115は小領域毎にそのエッジ方向を判定してエッジ情報を生成する。なお、図9において、被写体領域以外の小領域においては、エッジ方向は垂直方向とされる。つまり、被写体のエッジが存在する小領域以外の小領域においてはそのエッジ方向は垂直方向とされる。
なお、第2の実施形態においては、焦点検出領域の方向および焦点検出画素の積算の組み合わせについては、焦点検出領域が配置される被写体のエッジ方向に応じて決定する。
図11は、図8に示す焦点検出領域設定部106で設定された焦点検出領域の一例を拡大して示す図である。
前述のように、画素にはベイヤー配列のカラーフィルタが配置されている。ここで、互いに隣接するA像用の画素とB像用の画素に対しては、同色のカラーフィルタが配置されているものとし、R、G、およびB画素をRa(A像)、Rb(B像)、Ga(A像)、Gb(B像)、Ba(A像)、およびBb(B像)として区別するものとする。
図11において、焦点検出領域91は斜め方向に配置されている。焦点検出領域91は、さらに複数の画素ブロック911、912、913、および914に分割されており画素ブロック911、912、913、および914毎にA像およびB像に係る焦点検出画素について積算処理が行われる。
積算対象となる画素ブロック911、912、913、および914の配置は、被写体のエッジ方向に応じて決定され、エッジ方向が垂直である場合には、積算すべき画素が垂直方向に並ぶように配置される。例えば、画素ブロック911においてA像については画素911−aの積算が行われ、B像については画素911−bの積算が行われる。そして、画素ブロック511、512、513、および514毎に対の位相差検出用信号が得られる。
図12は、図8に示す焦点検出領域設定部106で設定された焦点検出領域の他の例を拡大して示す図である。
図12に示す例では、被写体のエッジ方向に沿って焦点検出領域92が配置される。つまり、図11に示す例では、積算すべき画素が垂直に並ぶ画素ブロック911、912、913、および914となるように焦点検出領域91が配置されているが、図12に示す例では、積算すべき画素が被写体のエッジ方向に沿う画素ブロック921、922、923、および924となるように焦点検出領域92が配置される。図12に示すように焦点検出領域92を配置すれば、被写体の変化に応じて精度よく焦点の検出を行うことができる。
そして、相関演算部108はA像の画像信号とB像の画像信号とに応じて対の位相差検出用信号に基づいて、自己相関処理を行って光学系101の位相差情報を算出する。続いて、AF制御部109は相関演算部108で得られた位相差情報に基づいて目標フォーカス位置を決定して、現在のフォーカス位置からの移動方向および移動量を示すフォーカス情報を光学系駆動部102に送る。そして、光学系駆動部102は当該フォーカス情報に応じて光学系101を駆動する。
このように、本発明の第2の実施形態では、光学系に起因して生じる撮像素子103の光学劣化領域の向きと被写体のエッジ方向とに応じて位相差測距で用いる焦点検出領域を設定するとともに、焦点検出画素の積算範囲を制御するようにしたので、光学系による画質劣化に拘わらず画位相差検出によって精度よく焦点検出を行うことができばかりでなく、被写体の影響を回避して画位相差検出による焦点検出を行うことができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、システム制御部111、光学DB112、光学情報取得部113、および光学劣化推定部114が推定手段として機能する。また、焦点検出領域設定部106が設定手段として機能し、焦点検出画素積算部107および相関演算部108が算出手段として機能する。そして、AF制御部109および光学系駆動部102が制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも推定ステップ、設定ステップ、算出ステップ、および制御ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 光学系
102 光学系駆動部
103 撮像素子
104 加算信号処理部
105 カメラ信号処理部
106 焦点検出領域設定部
107 焦点検出画素積算部
108 相関演算部
109 AF制御部
111 システム制御部

Claims (7)

  1. 少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備える撮像装置であって、
    前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列されており、
    前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定手段と、
    前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定手段と、
    前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出手段と、
    前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸方向に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段は、前記劣化領域の位置およびその方向に応じて画素単位で焦点検出領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記焦点検出領域において積算対象とする画素の範囲およびその方向を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子から出力される画像を解析して被写体のエッジ方向を検出する解析手段を備え、
    前記焦点検出領域設定手段は、前記劣化領域の位置およびその方向と前記解析手段で検出された前記被写体におけるエッジ方向とに応じて画素単位で前記焦点検出領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記算出手段は、前記劣化領域の位置およびその方向と前記解析手段で検出された被写体におけるエッジ方向とに応じて焦点検出領域において積算対象とする画素の範囲およびその方向を変更することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備え、前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列された撮像装置の制御方法であって、
    前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定ステップと、
    前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定ステップと、
    前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出ステップと、
    前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸方向に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 少なくとも光軸方向に移動可能な光学系を介して結像された被写体像に応じた画像を得る撮像素子を備え、前記撮像素子は前記光学系の射出瞳を分割した領域を通過する光をそれぞれ受光する複数の光電変換部を備える画素部が2次元マトリックス状に配列された撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記光学系の駆動状態に対応する光学収差に基づいて前記画像における劣化領域の位置およびその方向を推定する推定ステップと、
    前記劣化領域の位置およびその方向に応じて前記画像において位相差測距を行うための焦点検出領域を設定する設定ステップと、
    前記焦点検出領域において前記画素部における画素信号を積算して得られる一対の位相差検出用信号に応じて位相差を示す位相差情報を算出する算出ステップと、
    前記位相差情報に基づいて前記光学系を前記光軸方向に沿って移動させて前記光学系をフォーカス位置に制御する制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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