JP2014205921A - Ge−Sb−Te膜の成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CVDにより平滑性の高いGe−Sb−Te膜を得ることができるGe−Sb−Te膜の成膜方法を提供する。【解決手段】処理容器内に基板を搬入する前に処理容器内をClおよびFの少なくとも一方を含む前処理ガスに曝露させる前処理工程(工程1)と、その後、処理容器内に基板を搬入する工程(工程2)と、基板が搬入された処理容器内に、ClおよびFの少なくとも一方を含むガスが存在している状態で、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料とを導入してCVDにより基板上にGe2Sb2Te5となるGe−Sb−Te膜を成膜する工程(工程3)とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、CVDによりGe−Sb−Te膜を成膜するGe−Sb−Te膜の成膜方法に関する。
近時、相変化膜を用いて情報を記憶するPRAM(Phase-change Random Access Memory)が高速、長寿命の不揮発性メモリ素子として注目されている。相変化膜は、高温(例えば600℃以上)に加熱し、急冷することにより高い抵抗値を示すアモルファスになり、低温(例えば400℃以上)に加熱し、徐冷することにより通常の抵抗値を示す結晶相になる材料で形成され、PRAMは、この2つの相の抵抗値の差を利用してデータの記憶を行う。この相変化は、電流パルスの大きさを制御することにより実現する。つまり、大きな電流パルスを流すことでアモルファス相になり、小さい電流パルスを流すことで結晶相になる。
このようなPRAMに用いる相変化膜の材料としてGe−Sb−Te膜であるGeSbTeが用いられている(特許文献1等)。特許文献1に記載されているように、このGe−Sb−Te膜は、スパッタリングのようなPVDにより形成されるのが一般的であったが、PVDではステップカバレッジが十分でないことから、ステップカバレッジの良好なCVDにより成膜することが試みられている。
特開2008−103731号公報
このようなGe−Sb−Te膜をCVDにより形成する場合、成膜原料として有機化合物であるGe化合物、Sb化合物、Te化合物を用いるのが一般的であるが、これらの原料を用いてCVDによりGe−Sb−Te膜を形成した場合、膜表面の平滑性が悪いという問題が生じることが判明した。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、CVDにより平滑性の高いGe−Sb−Te膜を得ることができるGe−Sb−Te膜の成膜方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため検討を重ねた結果、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料とを用いてCVDによりGeSbTeとなるGe−Sb−Te膜を成膜する場合には、強い晶癖を示す粗大な結晶粒が疎に形成され、表面平滑性の悪い膜となるが、処理容器内をClFでクリーニングした後に同様にGe−Sb−Te膜を成膜する場合には、平滑性が良好になることを見出した。このことを元にさらに検討した結果、処理容器内をClおよびFの少なくとも一方を含むガスに曝露させた後に、処理容器内に基板を搬入し、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料を導入すると、これら原料がClおよびFの少なくとも一方と反応することにより、蒸気圧が高く活性な塩化物やフッ化物が生成され、これにより初期核の形成が促進される結果、比較的小さい結晶粒が密に形成された平滑性の高い膜となることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、処理容器内に基板を搬入する前に前記処理容器内をClおよびFの少なくとも一方を含む前処理ガスに曝露させる工程と、その後、前記処理容器内に基板を搬入する工程と、基板が搬入された前記処理容器内に、ClおよびFの少なくとも一方を含むガスが存在している状態で、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料とを導入してCVDにより基板上にGeSbTeとなるGe−Sb−Te膜を成膜する工程とを有することを特徴とするGe−Sb−Te膜の成膜方法を提供する。
本発明において、前記処理容器内を前記前処理ガスに曝露させる工程は、前記前処理ガスとして、ClFガス、Fガス、およびClガスから選択されたものを用いることが好ましい。
また、前記Ge−Sb−Te膜を成膜する工程は、200〜500℃の範囲の温度で行うことが好ましい。
この場合に、前記処理容器内を前記前処理ガスに曝露させる工程は、前記Ge−Sb−Te膜を成膜する工程の温度の±50℃の範囲の温度で行うことが好ましい。
さらに、Ge原料、Sb原料およびTe原料は、アルキル基を含む化合物よりなることが好ましい。
本発明によれば、CVDによりGe−Sb−Te系膜を成膜する際に、処理容器内に基板を搬入する前に前記処理容器内をClおよびFの少なくとも一方を含む前処理ガスに曝露させ、その後基板を搬入し、処理容器内に、ClおよびFの少なくとも一方を含むガスが存在している状態で、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料とを前記処理容器内に導入するので、これら原料がClおよびFの少なくとも一方と反応して蒸気圧が高く活性な塩化物やフッ化物が生成され、これにより初期核の形成が促進されて平滑性の高いGe−Sb−Te膜を得ることができる。
本発明に係るGe−Sb−Te膜の成膜方法の実施に用いることができる成膜装置の概略構成を示す断面図である。 図1の成膜装置が複数搭載されたマルチチャンバタイプの処理システムを示す概略構成図である。 本発明の成膜方法を説明するためのフローチャートである。 実験1により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。 実験2により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。 実験3により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。 実験4により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。 実験5により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。 実験6により得られた膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡写真である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
ここでは、Ge−Sb−Te膜を、半導体ウエハ上にPRAMの相変化層として成膜する場合について説明する。
図1は、本発明に係るGe−Sb−Te膜の成膜方法の実施に用いることができる成膜装置の概略構成を示す断面図である。図1に示す成膜装置100は、例えばアルミニウムなどにより円筒状あるいは箱状に成形された処理容器1を有しており、処理容器1内には、被処理基板である半導体ウエハ(以下、単にウエハと記す)Wが載置される載置台3が設けられている。載置台3は厚さ1mm程度の例えばグラファイト板あるいはSiCで覆われたグラファイト板などのカーボン素材、窒化アルミニウムなどの熱伝導性の良いセラッミクス等により構成される。
載置台3の外周側には、処理容器1底部より起立させた円筒体状の例えばアルミニウムよりなる区画壁13が形成されており、その上端を例えばL字状に水平方向へ屈曲させて屈曲部14を形成している。このように、円筒体状の区画壁13を設けることにより、載置台3の裏面側に不活性ガスパージ室15が形成される。屈曲部14の上面は、載置台3の上面と実質的に同一の平面上にあり、載置台3の外周から離間しており、この間隙に連結棒12が挿通されている。載置台3は、区画壁13の上部内壁より延びる3本(図示例では2本のみ記す)の支持アーム4により支持されている。
載置台3の下方には、複数本、例えば3本のL字状のリフタピン5(図示例では2本のみ記す)がリング状の支持部材6から上方に突出するように設けられている。支持部材6は、処理容器1の底部から貫通して設けられた昇降ロッド7により昇降可能となっており、昇降ロッド7は処理容器1の下方に位置するアクチュエータ10により上下動される。載置台3のリフタピン5に対応する部分には載置台3を貫通して挿通穴8が設けられており、アクチュエータ10により昇降ロッド7および支持部材6を介してリフタピン5を上昇させることにより、リフタピン5をこの挿通穴8に挿通させてウエハWを持ち上げることが可能となっている。昇降ロッド7の処理容器1への挿入部分はベローズ9で覆われており、その挿入部分から処理容器1内に外気が侵入することを防止している。
載置台3の周縁部には、ウエハWの周縁部を保持してこれを載置台3側へ固定するため、ウエハWの輪郭形状に沿った略リング状の例えば窒化アルミニウムなどのセラミック製のクランプリング部材11が設けられている。クランプリング部材11は、連結棒12を介して上記支持部材6に連結されており、リフタピン5と一体的に昇降するようになっている。リフタピン5や連結棒12等はアルミナなどのセラミックスにより形成される。
リング状のクランプリング部材11の内周側の下面には、周方向に沿って略等間隔で配置された複数の接触突起16が形成されており、クランプ時には、接触突起16の下端面が、ウエハWの周縁部の上面と当接してこれを押圧するようになっている。なお、接触突起16の直径は1mm程度であり、高さは略50μm程度であり、クランプ時にはこの部分にリング状の第1ガスパージ用間隙17を形成する。なお、クランプ時のウエハWの周縁部とクランプリング部材11の内周側とのオーバラップ量(第1ガスパージ用間隙17の流路長さ)L1は数mm程度である。
クランプリング部材11の外周縁部は、区画壁13の上端屈曲部14の上方に位置され、ここにリング状の第2ガスパージ用間隙18が形成される。第2ガスパージ用間隙18の幅(高さ)は、例えば500μm程度であり、第1ガスパージ用間隙17の幅よりも10倍程大きい幅とされる。クランプリング部材11の外周縁部と屈曲部14とのオーバラップ量(第2ガスパージ用間隙18の流路長さ)は、例えば略10mm程度である。これにより、不活性ガスパージ室15内の不活性ガスは、両間隙17、18から処理空間側へ流出できるようになっている。
処理容器1の底部には、上記不活性ガスパージ室15に不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構19が設けられている。このガス供給機構19は、不活性ガス例えばArガス(バックサイドAr)を不活性ガスパージ室15に導入するためのガスノズル20と、不活性ガスとしてのArガスを供給するためのArガス供給源21と、Arガス供給源21からガスノズル20にArガスを導くガス配管22とを有している。また、ガス配管22には、流量制御器としてのマスフローコントローラ23および開閉バルブ24,25が設けられている。不活性ガスとしてArガスに替えてHeガス等の他の希ガスを用いてもよい。
処理容器1の底部の載置台3の直下位置には、石英等の熱線透過材料よりなる透過窓30が気密に設けられており、この下方には、透過窓30を囲むように箱状の加熱室31が設けられている。この加熱室31内には、加熱手段として複数個の加熱ランプ32が、反射鏡も兼ねる回転台33に取り付けられている。回転台33は、回転軸を介して加熱室31の底部に設けられた回転モータ34により回転される。したがって、加熱ランプ32より放出された熱線が透過窓30を透過して載置台3の下面を照射してこれを加熱する。
また、処理容器1底部の周縁部には、排気口36が設けられ、排気口36には図示しない真空ポンプに接続された排気管37が接続されている。そして、この排気口36および排気管37を介して排気することにより処理容器1内を所定の真空度に維持し得るようになっている。また、処理容器1の側壁には、ウエハWを搬入出する搬入出口39が設けられており、搬入出口39はゲートバルブGにより開閉可能となっている。そして、処理容器1は、ゲートバルブGを介して後述する処理システムの搬送室に繋がっている。
一方、載置台3と対向する処理容器1の天井部には、ソースガスなどを処理容器1内へ導入するためシャワーヘッド40が設けられている。シャワーヘッド40は、例えばアルミニウム等により構成され、内部に空間41aを有する円盤状をなすヘッド本体41を有している。ヘッド本体41の天井部にはガス導入口42が設けられている。ガス導入口42には、Ge−Sb−Te系膜の成膜に必要な処理ガスを供給する処理ガス供給機構50がその配管51によって接続されている。ヘッド本体41の底部には、ヘッド本体41内へ供給されたガスを処理容器1内の処理空間へ放出するための多数のガス噴射孔43が全面に亘って配置されており、ウエハWの全面にガスを放出するようになっている。また、ヘッド本体41内の空間41aには、多数のガス分散孔45を有する拡散板44が配設されており、ウエハWの表面に、より均等にガスを供給可能となっている。さらに、処理容器1の側壁内およびシャワーヘッド40の側壁内およびガス噴射孔43の配置されたウエハ対向面内には、それぞれ温度調整のためのカートリッジヒータ46,47が設けられており、ソースガスとも接触する側壁やシャワーヘッド部を所定の温度に保持できるようになっている。
処理ガス供給機構50は、Te原料を貯留するTe原料貯留部52と、Sb原料を貯留するSb原料貯留部53と、Ge原料を貯留するGe原料貯留部54と、処理容器1内のガスを希釈するためのアルゴンガス等の希釈ガスを供給する希釈ガス供給源55と、前処理を行うための前処理ガスを供給する前処理ガス供給源78とを有している。なお、膜質向上のための添加ガスとしてNHガス、Hガスを供給可能な構成とすることもできる。
シャワーヘッド40に接続されている配管51には、Te原料貯留部52から延びる配管56、Sb原料貯留部53から延びる配管57、Ge原料貯留部54から延びる配管58、前処理ガス供給源78から延びる配管81が接続されており、配管51には上記希釈ガス供給源55が接続されている。配管51には、流量制御器としてのマスフローコントローラ(MFC)60とその前後の開閉バルブ61,62が設けられている。また、配管58には、流量制御器としてのマスフローコントローラ(MFC)63とその前後の開閉バルブ64,65が設けられている。さらに、配管81には、流量制御器としてのマスフローコントローラ(MFC)82とその前後の開閉バルブ83,84が設けられている。
Te原料貯留部52には、Ar等のバブリングのためのキャリアガスを供給するキャリアガス供給源66が配管67を介して接続されている。配管67には、流量制御器としてのマスフローコントローラ(MFC)68とその前後の開閉バルブ69,70が設けられている。また、Sb原料貯留部53にも、Ar等のキャリアガスを供給するキャリアガス供給源71が配管72を介して接続されている。配管72には、流量制御器としてのマスフローコントローラ(MFC)73とその前後の開閉バルブ74,75が設けられている。Te原料貯留部52、Sb原料貯留部53には、それぞれヒータ76、77が設けられている。そして、Te原料貯留部52に貯留されたTe原料およびSb原料貯留部53に貯留されたSb原料は、これらヒータ76、77で加熱された状態で、バブリングにより処理容器1に供給されるようになっている。また、Ge原料貯留部54に貯留されたGe原料はマスフローコントローラ(MFC)63により流量制御しつつ処理容器1に供給されるようになっている。図示してはいないが、Ge原料、Sr原料およびTi原料を気化した状態で供給する処理容器1までの配管やマスフローコントローラにもヒータが設けられている。
なお、本実施形態では、Ge原料をマスフローコントローラ供給とし、Sb原料およびTe原料をバブリング供給した例を示したが、Ge原料をバブリング供給してもよいし、Sb原料、Te原料をマスフローコントローラ供給してもよい。また、液体の状態の原料を液体マスフローコントローラで流量制御して気化器により気化して供給するようにしてもよい。
Ge原料、Sb原料、Te原料としては、気体供給が可能な化合物であれば用いることができる。蒸気圧が高い化合物であれば気化しやすく有利である。アルキル基を含む化合物は、蒸気圧が高く安価であるため、好適に用いることができる。ただし、アルキル基を含むものに限定されない。
アルキル基を含むものとして具体的には、Ge原料としては、メチルゲルマニウムGe(CH)H、ターシャリブチルゲルマニウム[Ge((CHC)H]、テトラメチルゲルマニウム[Ge(CH]、テトラエチルゲルマニウム[Ge(C]、テトラジメチルアミノゲルマニウム[Ge((CHN)]等を挙げることができ、Sb原料としては、トリイソプロピルアンチモン[Sb(i−C]、トリメチルアンチモン[Sb(CH]、トリスジメチルアミノアンチモン[Sb((CHN)]等を挙げることができ、Te原料としては、ジイソプロピルテルル[Te(i−C]、ジターシャリブチルテルル[Te(t−C]、ジエチルテルル[Te(C]等を挙げることができる。
前処理ガス供給源78から供給される前処理ガスは、Ge−Sb−Te膜を成膜するに先立って、ウエハWが搬入される前の処理容器1内を前処理するものであり、この前処理ガスとしてはClおよびFの少なくとも一方を含むガスが用いられる。ClおよびFの少なくとも一方を含むガスとしては、ClFガス、Fガス、Clガス等を挙げることができる。これらのガスの流量は、200〜1000mL/min(sccm)程度、あるいは分圧で示すと133〜399Pa程度が好ましい。前処理ガスとしてClFガスを用いる場合には、処理容器1内をクリーニングするクリーニングガスを兼用することができる。前処理ガスとしては、ClおよびFの少なくとも一方を含むガスの他、希釈ガスとしてArガス等の不活性ガスを供給してもよい。
処理容器1の側壁上部には、クリーニングガスであるNFガスを導入するクリーニングガス導入部85が設けられている。このクリーニングガス導入部85にはNFガスを供給する配管86が接続されており、この配管86にはリモートプラズマ発生部87が設けられている。そして、このリモートプラズマ発生部87において配管86を介して供給されたNFガスがプラズマ化され、これが処理容器1内に供給されることにより処理容器1内がクリーニングされる。なお、リモートプラズマ発生部をシャワーヘッド40の直上に設け、クリーニングガスをシャワーヘッド40を介して供給するようにしてもよい。また、NFの代わりにFを用いてもよいし、リモートプラズマを使用せず、ClF等によるプラズマレスの熱クリーニングを行うようにしてもよい。
実際のGe−Sb−Te膜の成膜処理は、以上のような成膜装置100が複数搭載され、ウエハWを搬送する機構を備えたマルチチャンバタイプの処理システムにより行われる。以下、このような処理システムについて説明する。図2は、成膜装置100が複数搭載された処理システム200を示す概略構成図である。
この処理システム200は、上記成膜装置100を4個有しており、これら成膜装置100の処理容器1が真空に保持された搬送室105にゲートバルブGを介して接続されている。また、搬送室105にはロードロック室106、107がゲートバルブGを介して接続されている。ロードロック室106、107の搬送室105と反対側には大気雰囲気の搬入出室108が設けられており、搬入出室108のロードロック室106、107の接続部分と反対側にはウエハWを収容可能なキャリアCを取り付ける3つのキャリア取り付けポート109、110、111が設けられている。
搬送室105内には、4つの成膜装置100の処理容器1と2つのロードロック室106,107に対して、ウエハWの搬入出を行う搬送装置112が設けられている。この搬送装置112は、搬送室105の略中央に設けられており、回転および伸縮可能な回転・伸縮部113の先端に半導体ウエハWを支持する2つの支持アーム114a,114bを有しており、これら2つの支持アーム114a,114bは互いに反対方向を向くように回転・伸縮部113に取り付けられている。
搬入出室108内には、キャリアCに対するウエハWの搬入出およびロードロック室106,107に対するウエハWの搬入出を行う搬送装置116が設けられている。この搬送装置116は、多関節アーム構造を有しており、キャリアCの配列方向に沿ってレール118上を走行可能となっていて、その先端の支持アーム117上にウエハWを載せてその搬送を行う。
処理システム200は制御部120を有しており、制御部120は、マイクロプロセッサからなるプロセスコントローラ121と、ユーザーインターフェース122と、記憶部123とを有している。プロセスコントローラ121には、処理システム200の各構成部が電気的に接続されており、これらがプロセスコントローラ121により制御される。例えば、成膜装置100のアクチュエータ10、ランプ32、回転モータ34、バルブ、マスフローコントローラ等がプロセスコントローラ121により制御される。
ユーザーインターフェース122は、プロセスコントローラ121に接続されており、オペレータが処理システム200を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、プラズマ処理装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなる。
記憶部123は、プロセスコントローラ121に接続されており、処理システム200で実行される各種処理をプロセスコントローラ121の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じて処理システム200の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわち処理レシピが格納されている。処理レシピは記憶部123の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクのような固定的なものであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース122からの指示等にて任意の処理レシピを記憶部123から呼び出してプロセスコントローラ121に実行させることで、プロセスコントローラ121の制御下で、処理システム200での処理、すなわちウエハWの搬送および成膜装置100におけるGe−Sb−Te膜の成膜処理が行われる。
次に、本実施形態の成膜方法について図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、キャリアCから搬入出室108の搬送装置116によりロードロック室106,107のいずれかにウエハWを搬入し、そのロードロック室を真空排気した後、搬送室105の搬送装置112により、そのウエハWを取り出し、いずれかの成膜装置100にウエハWを搬入するが、ウエハWの搬入に先だって、搬入予定の成膜装置100の処理容器1に前処理ガス供給源78から処理容器1内に前処理ガスを導入し、処理容器1内に前処理ガスを曝露させて前処理を行う(工程1)。前処理ガスとしては、ClおよびFの少なくとも一方を含むガス、例えばClFガス、Fガス、Clガスが用いられ、この工程により、このような前処理ガスが処理容器1内に存在した状態となる。この際の温度は、前処理ガスの種類によって適切な温度に設定すればよいが、250〜450℃が好ましい。処理のスループットを高める観点からは、成膜処理の際の温度と同じ温度であるか、異なっていても±50℃程度であることが好ましい。
なお、工程1の前処理を行っている間、成膜処理されるウエハWは、ロードロック室106または107に待機した状態とされるか、または、搬送装置112の支持アーム114aまたは114b上に待機した状態とされる。
次に、ゲートバルブGを開けて、待機されていたウエハWを搬入出口39から処理容器1内に搬入し、載置台3の上に載置する(工程2)。そして、ゲートバルブGを閉じ、処理容器1内を排気して所定の真空度に調整する。載置台3はあらかじめ加熱ランプ32により放出され透過窓30を透過した熱線により加熱されており、その熱によりウエハWを加熱する。
次に、Ge原料ガス、Sb原料ガス、Te原料ガスを所定流量で流し、Ge−Sb−Te膜を成膜する(工程3)。この工程においては、まず希釈ガス供給源55から希釈ガスとして例えばArガスを100〜500mL/sec(sccm)の流量で供給しつつ、図示しない真空ポンプにより排気口36および排気管37を介して処理容器1内を排気することにより処理容器1内の圧力を60〜1330Pa程度に真空排気する。この際のウエハWの加熱温度は、例えば200〜500℃に、好ましくは300〜400℃に設定される。
そして、希釈用ガス、例えばArガスの流量を200〜1000mL/sec(sccm)としつつ、処理容器1内の圧力を成膜圧力である60〜6650Paに制御し、実際の成膜を開始する。なお、処理容器1内の圧力調整は、排気管37に設けられた自動圧力制御器(APC)によりなされる。
この状態で、例えば、所定流量のキャリアガスを流してバブリングにより、Sb原料貯留部53からのSb原料ガスを処理容器1内に導入し、所定流量のキャリアガスを流してバブリングにより、Te原料貯留部52からのTe原料ガスを処理容器1内に導入し、さらに、マスフローコントローラ(MFC)63によりGe原料貯留部54から所定流量のGe原料ガスを処理容器1内に導入する。これにより、GeSbTeの組成比でGe−Sb−Te膜が得られる。このときのガス流量は、例えば、Ge原料ガス流量(N換算で)550mL/min(sccm)、Sb原料キャリアArガス流量20mL/min(sccm)、Te原料キャリアArガス流量50mL/min(sccm)に設定される。この場合に、Ge原料ガス、Sb原料ガスおよびTe原料ガスを同時に供給してGe−Sb−Te膜を成膜してもよいし、Ge原料ガス、Sb原料ガスおよびTe原料ガスを交互的に供給してGe−Sb−Te膜を成膜してもよい。なおGe原料ガス流量(N換算で)とは、Geガス流量をN用マスフローコントローラを用いて測定した場合の測定値である。
この工程3の成膜処理の際には、工程1の前処理工程により処理容器1内にはClおよびFの少なくとも一方を含むガスが存在している状態となっているので、Ge原料ガスと、Sb原料ガスと、Te原料ガスが処理容器1内に導入された際に、これら原料がClおよびFの少なくとも一方と反応して蒸気圧が高く活性な塩化物やフッ化物が生成され、これにより初期核の形成が促進される。したがって、比較的小さい結晶粒が密に形成され、平滑性の高い連続膜となる。
工程3の成膜が終了後、原料の供給を停止し、処理容器1内を希釈ガスによりパージした後、ゲートバルブGを開け、成膜後のウエハWを搬送装置112により処理容器1から搬出する(工程4)。そして、搬出したウエハWをロードロック室106,107のいずれかに搬入し、ウエハWを搬入したロードロック室を大気圧に戻して、搬送装置116によりそのウエハWをキャリアCに収納する。これにより1枚のウエハに対する成膜処理が完了する。そして、このような処理をキャリアC内の複数のウエハWについて連続的に行う。
次に、実際にGe−Sb−Te膜を成膜した実験結果について示す。
<実験1>
上記図1の成膜装置において、カートリッジヒータにより処理容器壁の温度を160℃に設定し、ランプパワーを調節して、載置台の温度を360℃に設定し、搬送装置の支持アームを用いて処理容器内に直径200mmの円板状をなすウエハを搬入し、以下の条件でGe−Sb−Te膜を成膜した。なお、Ge原料、Sb原料、Te原料として、それぞれターシャリブチルゲルマニウム、トリイソプロピルアンチモン、ジイソプロピルテルルを用いた。ターシャリブチルゲルマニウムは、常温の原料容器の後段に設置したマスフローコントローラにて蒸気流量を直接制御して処理容器に供給し、トリイソプロピルアンチモンは、50℃に温度コントロールした原料容器にキャリアガスとして流量制御されたArガスを容器内に通じたバブリング法にて処理容器に供給し、ジイソプロピルテルルは、35℃に温度コントロールした原料容器にキャリアガスとして流量制御されたArガスを容器内に通じたバブリング法にて処理容器に供給した。マスフローコントローラおよび原料容器から処理容器までの配管は、マントルータにより160℃に保持した。
以下に、この実験におけるGe−Sb−Te膜の成膜条件を示す。
載置台温度:360℃
処理容器内圧力:665Pa
Ge原料ガス流量:550mL/min(sccm):ただしN換算にて
Te原料キャリアArガス流量:50mL/min(sccm)
Sb原料キャリアArガス流量:20mL/min(sccm)
希釈Arガス流量:100mL/min(sccm)
バックサイドArガス流量:200mL/min(sccm)
成膜時間:90sec
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Ge/Sb/Te=22/26/53(at%)となり、XRF換算膜厚は151nmであった。その表面性状は図4の走査型電子顕微鏡(SEM)写真で示すように、晶癖の強い粒が疎に集合したもので膜の平滑性は不良であった。
<実験2>
次に、実験1と同様の装置を用い、処理容器内にウエハWとしてSiウエハを搬入するに先立って、以下の条件で処理容器内を前処理ガスに曝露させて前処理を行った後、実験1と全く同様にGe−Sb−Te膜を成膜した。
前処理条件は、以下の通りである。
載置台温度:300℃
処理容器内圧力:612Pa
前処理ガス流量
ClFガス流量:400mL/min(sccm)
Arガス(希釈ガス)流量:400mL/min(sccm)
処理時間:1800sec
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Ge/Sb/Te=19/26/55(at%)となり、XRF換算膜厚は196nmであった。その表面性状は図5の走査型電子顕微鏡(SEM)写真で示すように、平滑性が良好なものであった。
<実験3>
次に、処理容器内にウエハWとしてSiOウエハを搬入するに先立って、以下の条件で処理容器内を前処理ガスに曝露させて前処理を行った後、実験1と全く同様にGe−Sb−Te膜を成膜した。
前処理条件は、以下の通りである。
載置台温度:360℃
処理容器内圧力:665Pa
前処理ガス流量
ClFガス流量:400mL/min(sccm)
Arガス(希釈ガス)流量:600mL/min(sccm)
処理時間:600sec
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Te/Sb/Te=20/26/54(at%)となり、XRF換算膜厚は197nmであった。その表面性状は図6のようになり、図5と同様、平滑性が良好なものであった。実験3では、前処理の温度と成膜の際の温度とが同じであるため、処理のスループットを高くすることができる。
<実験4>
次に、実験3と同様、処理容器内にSiOウエハを搬入するに先立って、処理時間が60secである点を除いて同じ条件で処理容器内を前処理ガスに曝露させて前処理を行った後、実験1と全く同様にGe−Sb−Te膜を成膜した。
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Ge/Sb/Te=26/23/52(at%)となり、XRF換算膜厚は111nmであった。その表面性状は図7の走査型電子顕微鏡(SEM)写真で示すように、平滑性という観点からは実験3に劣るものとなった。これより前処理時間が長いほど、連続化が進むために平滑性が良くなり、また成膜量も増加することがわかる。
次に被処理基板の種類が異なる場合(SiウェハとSiOウェハ)の影響について調べた。
<実験5>
処理容器内にSiウエハを搬入するに先立って、ClFガス流量が200sccmである点を除いては実験3と同じ条件で処理容器内を前処理ガスに曝露させて前処理を行った後、実験1と全く同様の成膜条件でGe−Sb−Te膜を成膜した。
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Ge/Sb/Te=22/25/53(at%)となり、XRF換算膜厚は181nmであった。その表面性状は図8の走査型電子顕微鏡(SEM)写真で示すようになった。
<実験6>
処理容器内に搬入する被処理基板がSiOウエハである点のみが異なり、他は実験5と同じ条件(前処理条件、成膜条件)でGe−Sb−Te膜を成膜した。
蛍光X線分析法(XRF)にて得られた膜の組成を測定した結果、Ge/Sb/Te=20/26/54(at%)となり、XRF換算膜厚は163nmであった。その表面性状は図9の走査型電子顕微鏡(SEM)写真で示すようになった。
実験5、6の結果より、同じ前処理条件で基板を処理してもSiウエハの方がSiOウエハよりも膜の連続化が進み、成膜量も増加するのがわかる。
また前処理時のClF流量のみが異なる実験3(ClFガス流量400sccm/分圧266Pa)、実験6(ClFガス流量200sccm/分圧166Pa)の結果より、ClF分圧の高い方が膜の連続化が進み、成膜量も増加するのがわかる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々限定可能である。例えば、前処理は、基板を処理容器に搬送する前に行ったものを示したが、基板を処理容器に搬送してから前処理を行い、処理容器の前処理と基板の前処理を同時に行っても良い。その際、基板の前処理を処理容器の前処理よりも低い温度で行いたい場合は、リフタピンを調節して、基板を載置台から浮かせた状態で行い、処理の圧力を266Pa以下好ましくは133Pa以下にすれば、載置台より50℃から100℃低い温度に基板を保つことが可能となる。例えば、成膜装置としてランプ加熱で被処理基板を加熱するものを示したが、抵抗加熱ヒータで加熱するものであってもよい。また、上記実施形態では、成膜装置を4個搭載したマルチチャンバタイプの処理システムを用いた例を示したが、成膜装置の数は特に限定されるものではなく、また成膜装置が1個であってもよい。さらに上記実施形態では、Ge−Sb−Te膜をPRAMの相変化層へ適用した例について示したが、相変化型光記憶媒体の記録層へ適用することもできる。
1;処理容器
3;載置台
32;加熱ランプ
40;シャワーヘッド
50;処理ガス供給機構
52;Te原料貯留部
53;Sb原料貯留部
54;Ge原料貯留部
90;プロセスコントローラ
92;記憶部
100;成膜装置
W;半導体ウエハ

Claims (5)

  1. 処理容器内に基板を搬入する前に前記処理容器内をClおよびFの少なくとも一方を含む前処理ガスに曝露させる工程と、
    その後、前記処理容器内に基板を搬入する工程と、
    基板が搬入された前記処理容器内に、ClおよびFの少なくとも一方を含むガスが存在している状態で、気体状のGe原料と、気体状のSb原料と、気体状のTe原料とを導入してCVDにより基板上にGeSbTeとなるGe−Sb−Te膜を成膜する工程と
    を有することを特徴とするGe−Sb−Te膜の成膜方法。
  2. 前記処理容器内を前記前処理ガスに曝露させる工程は、前記前処理ガスとして、ClFガス、Fガス、およびClガスから選択されたものを用いることを特徴とする請求項1に記載のGe−Sb−Te膜の成膜方法。
  3. 前記Ge−Sb−Te膜を成膜する工程は、200〜500℃の範囲の温度で行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のGe−Sb−Te膜の成膜方法。
  4. 前記処理容器内を前記前処理ガスに曝露させる工程は、前記Ge−Sb−Te膜を成膜する工程の温度の±50℃の範囲の温度で行うことを特徴とする請求項3に記載のGe−Sb−Te膜の成膜方法。
  5. Ge原料、Sb原料およびTe原料は、アルキル基を含む化合物よりなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のGe−Sb−Te膜の成膜方法。
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