JP2014205329A - 景観配慮型コンクリートブロックの製造方法及び景観配慮型コンクリートブロック - Google Patents

景観配慮型コンクリートブロックの製造方法及び景観配慮型コンクリートブロック Download PDF

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Abstract

【課題】その表面において自然的な景観を醸し出すことで、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないコンクリートブロックを、短期間に、しかも安価に作製できる景観配慮型コンクリートブロックの製造方法を提供する。【解決手段】所定の形状の底板2と、この底板2の外周に立設する側板3とからなる型枠1にコンクリートを流し込むことによるコンクリートブロックの製造方法において、多数の細片化されたゴムを圧着成形することで表面及び全体に無数の微細な空隙を有する弾性変形自在の表面模様形成用型材4を、コンクリートブロック5の少なくとも一部表面に着接するように型枠内に配置し、コンクリートの所定の養生時間経過後に、表面模様形成用型材4をコンクリートブロック5から取り外して、コンクリートブロック5の少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材4により微細な凹凸が存在するようにした景観配慮型コンクリートブロックの製造方法。【選択図】図5

Description

本発明は、自然的な景観を醸し出すことにより、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようにした景観配慮型コンクリートブロックの製造方法及び景観配慮型コンクリートブロックに関する。
従来、コンクリートブロックの製造方法としては、まず、コンクリート型枠を用意し、このコンクリート型枠は、所定の形状たとえば長方形の底板と、この底板の外周から立設する4枚の側板とからなる有底箱状にしている。そして、この用意した有底箱状のコンクリート型枠内にコンクリートを流し込み、それから、流し込んだコンクリートの養生時間が経過するのを待って、その養生時間経過後にコンクリート型枠から脱型し、コンクリートブロックを作製するようにしていた。そして、この出来上がったコンクリートブロックにあっては、流し込んだコンクリート内に気泡が残ることにより、コンクリートが硬化した際にこの気泡があばたとして表面に現れるようになるが、振動機を用いてコンクリート内に振動をかけてコンクリート内に残っている気泡を無くす作業を行うことで、コンクリートブロックの表面を、あばたがほとんどなくつやのあるすべすべした人工的な表面に仕上げるようにしていた。
このように作製するコンクリートブロックにおいて、近年、自然的な景観を醸し出すことにより、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようにするコンクリートブロックの作製が求められるようになってきた。そこで、このようなコンクリートブロックを作製するため、コンクリートブロックの表面に凹凸を形成することにより、その表面において自然的な景観を醸し出すようにしたコンクリートブロックといったものが知られていた。
このコンクリートブロックの表面に凹凸を形成する手段については、第一の手段としては、有底箱状のコンクリート型枠として、底板に凹凸形状を付けたプラスチック製の型枠(樹脂型枠とも言う)を用いるものであって、このプラスチック製の型枠内にコンクリートを流し込んで、流し込んだコンクリートが硬化した後、プラスチック製の型枠から脱型することで、コンクリートブロックの表面に凹凸を形成するようにしている。
また、第二の手段としては、コンクリート型枠によって作製したコンクリートブロックにサンドブラスト加工するものであって、硬化したコンクリートブロックの表面に圧縮空気を用いて砂等の研磨材を吹き付けてコンクリートブロックの表面を削ることで、コンクリートブロックの表面に凹凸を形成するようにしている。
かかる従来のコンクリートブロックの表面に凹凸を形成する手段において、第一の手段では、凹凸形状を付けたプラスチック製の型枠を用いてコンクリートブロックの表面に凹凸を形成するようにしていたが、このプラスチック製の型枠におけるコンクリートからの脱型といったことを考えると、プラスチック製の型枠に付ける凹凸形状はある程度の抜き勾配を設けた大きめなものにしなければならず、そのため、コンクリートブロックの表面に形成する凹凸も大きめのものしか形成することができないので、微細な凹凸を形成することができず、コンクリートブロックの表面を自然的な景観を醸し出すような表面にすることが難しかった。
また、第二の手段では、作製したコンクリートブロックの表面をサンドブラスト加工することにより凹凸を形成するようにしていたが、このサンドブラスト加工の作業自体が非常に労力の掛かるものであり、しかも、このサンドブラスト加工によってコンクリートブロックの表面を自然的な景観を醸し出すような表面にするにはかなりの時間と手間が掛かることから、その作業性及び経済性といった点で好ましい成果を得ることができなかった。また、サンドブラスト加工の作業という工程が増えることから、コンクリートブロックの作製において、この工程の増加により、コンクリートブロックを短い期間でかつ安価に作製するといったことができなかった。
そこで、本発明は、これらの点に鑑み、コンクリートブロックの表面において自然的な景観を醸し出すことにより、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようなコンクリートブロックを、短期間に、しかも安価に作製できるようにする景観配慮型コンクリートブロックの製造方法を提供することを、その課題とする。
第一の発明は、所定の形状の底板と、この底板の外周から立設する側板とからなる有底箱状のコンクリート型枠を用意し、このコンクリート型枠内にコンクリートを流し込んでコンクリートブロックを作製するコンクリートブロックの製造方法において、多数の細片化されたゴムを圧着成形することによってその表面及び全体に無数の微細な空隙を有するようになる弾性変形自在の表面模様形成用型材を、コンクリート型枠における底板及び側板の内面又は流し込んだコンクリートの上面である作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に着接するように配置し、流し込んだコンクリートの所定の養生時間経過後に、表面模様形成用型材をコンクリートブロック5から取り外すことにより、作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようにしたことを特徴とする景観配慮型コンクリートブロックの製造方法である。
第二の発明は、第一の発明において、表面模様形成用型材にあっては、圧着成形する細片化されたゴムの平均粒度を、1〜20mmとした景観配慮型コンクリートブロックの製造方法である。
第三の発明は、第一又は第二の発明において、作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に着接した弾性変形自在の表面模様形成用型材を、変形させながら引き剥がすようにコンクリートブロックから取り外すようにした景観配慮型コンクリートブロックの製造方法である。
第四の発明は、第一乃至第三の発明において、表面模様形成用型材をコンクリートブロックから取り外す際において、流し込んだコンクリートの脱型強度を調節することにより、作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようにした景観配慮型コンクリートブロックの製造方法である。
第五の発明は、第一乃至第三の発明に記載した景観配慮型コンクリートブロックの製造方法によって作製され、少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在する景観配慮型コンクリートブロックである。
第六の発明は、第四の発明に記載した景観配慮型コンクリートブロックの製造方法によって作製され、少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在する景観配慮型コンクリートブロックである。
本発明によれば、表面模様形成用型材を使用し、作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようにしたことで、その表面では微細な凹凸によって、自然的な景観を醸し出すような表面にすることができ、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようなコンクリートブロックを作製できるようにしているが、このようなコンクリートブロックにおける表面への微細な凹凸の形成を、コンクリートブロックの表面に表面模様形成用型材を着接して所定の養生時間経過後に取り外すだけの極めて簡単かつ容易な作業とすることで、その作業性を極めて良いものにすることができる。また、この表面模様形成用型材は、多数の細片化されたゴムから作り出すことで、これを安価に作ることができ、しかも、繰り返しの使用が可能となることから、経済性という点でも良好な成果を得ることができる。
これらのことから、その表面において自然的な景観を醸し出すことにより、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようにするコンクリートブロックを、短期間に、しかも安価に作製することができる。
また、本発明によれば、表面模様形成用型材における細片化されたゴムの平均粒度を、1〜20mmとしたことで、コンクリートブロックの表面に微細な凹凸を形成する際、微細な凹凸を形成できない、あるいは大きめな凹凸しか形成できないといったことをなくし、コンクリートブロックの表面に、微細な凹凸を常に最適な状態に形成することができる。
また、本発明によれば、弾性変形自在の表面模様形成用型材を、変形させながら引き剥がすようにコンクリートブロックから取り外すようにしたことで、コンクリートブロックの作製において、その作業を容易なものにして作業性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、流し込んだコンクリートの脱型強度を調節することにより、作製するコンクリートブロックの少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようにしたことで、その表面では微細な凹凸と不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在することによって、より一層自然的な景観を醸し出すような表面にすることができる。しかも、不定形な割れ肌状の微細な凹凸にあっては、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙内へのコンクリートの残留がその都度異なるため、作製する毎に形状が変化し、どれとして同一の形状のものが出来上がることがなく、作製するコンクリートブロックの表面を常に異なる形状にすることができる。
本発明によれば、コンクリートブロックにおいて、その少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようにしたことで、その表面において、コンクリートブロック特有のつやのあるすべすべした人工的な表面ではなく、表面に形成した微細な凹凸によって、自然的な景観を醸し出すような表面にすることができ、これにより、このコンクリートブロックを構築した際、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようにすることができる。しかも、この表面に形成した微細な凹凸によって、コンクリートブロックの表面がざらざらした滑りにくい形状にすることができ、これにより、海岸や河川等の護岸に敷設して使用する場合、コンクリートブロックの上を人が歩いても滑らずに安全に歩くことができ、歩行時の転倒といった問題を防ぐことができる。
また、本発明によれば、コンクリートブロックにおいて、その少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようにしたことで、その表面において、表面に形成した微細な凹凸と不定形な割れ肌状の微細な凹凸とによって、より一層自然的な景観を醸し出すような表面にすることができ、これにより、このコンクリートブロックを構築した際、周囲の自然環境と調和して景観を損ねることのないようにすることができる。
本発明におけるコンクリート型枠の斜視図である。 本発明におけるコンクリート型枠及び表面模様形成用型材の斜視図である。 本発明におけるコンクリート型枠及び表面模様形成用型材の側面図である。 (a)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(b)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(c)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(d)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。 (e)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(f)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(g)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。(h)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法の工程図である。 本発明の景観配慮型コンクリートブロックの表面の状態を拡大して示す断端面図である。 本発明の景観配慮型コンクリートブロックの表面の状態を拡大して示す断端面図である。 本発明の景観配慮型コンクリートブロックの表面の状態を拡大して示す断端面図である。 本発明の景観配慮型コンクリートブロックの表面の状態を示す説明図である。 本発明の景観配慮型コンクリートブロックの斜視図である。 (a)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。(b)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。(c)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。 (d)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。(e)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。(f)本発明の景観配慮型コンクリートブロックの別の製造方法の工程図である。 (a)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(b)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(c)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(d)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。 (e)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(f)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(g)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。(h)本発明の景観配慮型コンクリートブロックのさらに別の製造方法の工程図である。
本発明による景観配慮型コンクリートブロックの製造方法及び景観配慮型コンクリートブロックの実施形態について説明する。
まず、本発明による景観配慮型コンクリートブロックの製造方法に用いられるコンクリート型枠1は、鋼製の型枠であって、図1に示すように、所定の形状たとえば前後1m、左右2mの長方形の底板2と、この底板2における前後左右の外周から立設する4枚の側板3とからなる有底箱状にしている。この4枚の側板3については、底板2に可倒自在に取り付けている。なお、この側板3については、底板2に可倒自在に取り付ける代わりに、底板2に脱着自在に取り付けるようにしても良い。また、コンクリート型枠1は、鋼製の型枠に限定されるものではなく、プラスチック製や木製等の他の型枠でも良い。さらに、コンクリート型枠1の形状についても、前記の長方形に限定されるものではなく、多角形や他の複雑な形のものでも良い。
そして、図2、図3に示すように、このコンクリート型枠1における底板2の内面である底板2の上に表面模様形成用型材4を配置する。この表面模様形成用型材4は、底板2の大きさより若干小さくなる前後1m弱、左右2m弱、厚さ5〜50mmの長方形のプレート状にし、コンクリート型枠1における底板2の全面に敷き詰めるように配置する。なお、この表面模様形成用型材4の形状については、基本的にはコンクリート型枠1における底板2と略一致する形状のものにするが、これに限定されるものではなく、底板2の全面ではなく一部にするのであれば、他の形状にすることも可能である。また、表面模様形成用型材4を配置する箇所としては、底板2の上に限定されるものではなく、コンクリート型枠1における側板3の内面といったその他の箇所でも良く、さらに、一ヶ所ではなく、作製するコンクリートブロック5の下面と側面等の複数の面に、あるいはすべての面に配置するようにしても良い。
この表面模様形成用型材4にあっては、多数の細片化されたゴムを圧着成形することによってその表面及び全体に無数の微細な空隙を有するようになる弾性変形自在となるもので、具体的には、ゴムを粒状やひじき状に粉砕して細片化することによって、細片化されたゴム(一般的には細片化されたゴムのことをゴムチップと言う)にする。この細片化するゴムは合成ゴムである。ただし、この合成ゴムに限定されるものではなく、天然ゴムでも良い。そして、このゴムとしては、新品のゴムでも良いが、環境に貢献するといったことを考えると、廃タイヤやその他の使用済み工業用ゴム製品等を用いるようにしても良い。
そして、この細片化されたゴムの平均粒度は、1〜20mmである。この平均粒度については、1mmより小さいと、作製するコンクリートブロック5の一部表面に微細な凹凸を形成することができ難くなり、また、20mmより大きいと、作製するコンクリートブロック5の一部表面に微細な凹凸ではなく、大きめな凹凸しか形成することができなくなる。これらのことから、圧着成形する細片化されたゴムの平均粒度を、1〜20mmとする。なお、平均粒度とは、細片化されたゴム全体の粒度の平均を意味するものであって、たとえば一般的に用いられるレーザー回折・散乱法により求めた値である。
それから、この細片化されたゴムに、ウレタン系、エポキシ系、ゴム系等のバインダーを所定の重量比で混ぜ合わせ、バインダーを混ぜ合わせた細片化されたゴムを、所定の圧力、温度、時間にて加圧加熱し、要するに圧着成形することにより、その表面及び全体に無数の微細な空隙を有するようになる弾性変形自在の表面模様形成用型材4を作り出す。この表面模様形成用型材4において、その無数の微細な空隙は、大きさや径は一定してはおらず、狭まったり広がったりして形も一定ではなく、また、無数の微細な空隙がそれぞれ連続することにより連通して空気が通るようにしている。
次に、このように構成されたコンクリート型枠1及び表面模様形成用型材4を用いて景観配慮型コンクリートブロックを作製する製造方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、表面模様形成用型材4を、コンクリート型枠1における底板2の内面である底板2の上に、底板2全面に敷き詰めるようにして配置する。このとき、表面模様形成用型材4はコンクリート型枠1の底板2上に載置しただけであって、固着はしない。これによって、表面模様形成用型材4を、コンクリート型枠1における底板2の内面である作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面に着接することができる。
そして、コンクリート型枠1における底板2の上に表面模様形成用型材4を配置した状態で、図4(b)に示すように、コンクリート型枠1の内部にコンクリートを流し込む。なお、流し込んだコンクリート内に必要に応じて鉄筋を組み込むようにしても良い。
それから、図4(c)に示すように、流し込んだコンクリートの所定の養生時間経過後に、コンクリート型枠1からの脱型及び表面模様形成用型材4の取り外しを行う。
これは、最初に、図4(d)に示すように、コンクリート型枠1の前後左右の4枚の側板3を可倒し、コンクリートブロック5の側面から側板3を離し、続いて、図5(e)に示すように、コンクリートブロック5の下面に表面模様形成用型材4が貼り付いた状態のままで、このコンクリートブロック5を持ち上げて、コンクリート型枠1より取り外して脱型する。そして、コンクリート型枠1から脱型したコンクリートブロック5を上下ひっくり返し、図5(f)に示すように、地面に載置する。このコンクリートブロック5を上下ひっくり返すことで、コンクリートブロック5の上部に表面模様形成用型材4が位置するようになる。それから、このコンクリートブロック5の上部に位置する表面模様形成用型材4を、図5(g)に示すように、変形させながら引き剥がすようにコンクリートブロック5から取り外す。これにより、図5(h)に示すように、コンクリートブロック5の作製が完了する。このように作製されたコンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになる。
また、この表面模様形成用型材4の取り外しにあっては、流し込んだコンクリートの脱型強度を調節することにより、コンクリートブロック5の上面に形成する微細な凹凸の形状を変えることができる。この流し込んだコンクリートの脱型強度の調節としては、養生時間を変更することによって脱型強度を調節することができ、また、流し込んだコンクリートに硬化遅延剤や硬化促進剤等の添加剤を混合することによっても脱型強度を調節することができる。また、他の手段によって脱型強度を調節するようにしても良い。
そこで、この脱型強度を調節するために養生時間を変更する場合について述べると、養生時間を長めの時間にして脱型強度を強くしたときは、コンクリートブロック5の硬化がかなり進んで表面強度も高めの状態となり、この状態で表面模様形成用型材4を取り外すと、図6に示すように、コンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸のみが存在するようになる。
また、この養生時間を長くも短くもない普通の時間にして脱型強度を普通にしたときは、コンクリートブロック5の硬化が進んでその表面強度も普通の状態となり、この状態で表面模様形成用型材4を取り外すと、図7に示すように、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が残留し、このコンクリートの一部が残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸が生じる。これにより、コンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになる。
また、この養生時間を短めの時間にして脱型強度を弱くしたときは、コンクリートブロック5の硬化が進むもののその表面強度は低い状態となり、この状態で表面模様形成用型材4を取り外すと、図8に示すように、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が大量に残留し、このコンクリートの一部が大量に残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸が生じる。これにより、コンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が大量に残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになる。
なお、この養生時間を短めの時間にするといっても、流し込んだコンクリートの硬化が所定の強度まで達しない状態まで時間を短くするのではなく、コンクリートの硬化が進み所定の強度まで達してからの時間を短くするものであって、十分な養生時間は確保している。
これによって、作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面である上面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになるコンクリートブロック5を、あるいは表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになるコンクリートブロック5を、作製することができる。
また、このコンクリートブロック5の上面の状態について説明すると、このコンクリートブロック5の上面は、図9に示すように、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在している。なお、この図9の中で、すべてではないが、丸い枠で囲った部分が不定形な割れ肌状の微細な凹凸である。
そして、作製するコンクリートブロック5の表面に着接するように配置して使用する表面模様形成用型材4にあっては、その無数の微細な空隙内にコンクリートが残留したりするが、この残留したコンクリートについては弾性変形自在となる表面模様形成用型材4を折り曲げては元に戻すといったことを繰り返すことにより、もしくは叩いたりすることによって、空隙内から容易に除去することができ、表面模様形成用型材4を繰り返し使用することができる。
次に、このような景観配慮型コンクリートブロックの製造方法によって作製される景観配慮型コンクリートブロックについて説明する。このコンクリートブロック5にあっては、図10に示すように、前後約1m、左右約2m、厚さ約0.5mの長方形体となっており、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が、その上面全体に存在するようになり、あるいは表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが、その上面全体に混在するようになる。
このように上面全体に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになるコンクリートブロック5、あるいは表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになるコンクリートブロック5にあっては、その上面に存在する微細な凹凸、あるいはその上面に混在する微細な凹凸と不定形な割れ肌状の微細な凹凸によって、この上面である表面の明度を大幅に下げると共に輝度も低くすることができる。しかも、微細な凹凸あるいは不定形な割れ肌状の微細な凹凸には埃や細かな塵が付着しやすくなることで、この埃や細かな塵の付着によっても、表面の明度が下がりかつ輝度も低くなる。このように表面の明度を大幅に下げると共に輝度も低くすることにより、コンクリートブロック5の表面において、コンクリートブロック5特有のつやのあるすべすべした人工的な表面ではなく、自然的な景観を醸し出すような表面にすることができる。
さらに、コンクリートブロック5の上面に存在する微細な凹凸、あるいは上面に混在する微細な凹凸と不定形な割れ肌状の微細な凹凸にあっては、微細な凹凸形状となることで、寒暖や乾湿による外気の温度変化や湿度変化の影響を受けやすくなり、コンクリートブロック5の上面である表面の劣化がしやすくなる。これにより、ここに微生物やコケ類等が早期に発生するようになり、また、明度・輝度の低下が起こり、コンクリートブロック5の表面において自然的な風合いが出てくるのが通常十数年かかるのが数年で自然的な風合いが出てくるようになる。なお、コンクリートブロック5の表面の劣化といっても、これは表面だけであって、その内部については従来のものと何ら変わることはない。
また、このコンクリートブロック5の上面については、表面模様形成用型材4によって、その表面に微細な凹凸、あるいは微細な凹凸と不定形な割れ肌状の微細な凹凸を形成するようにしているが、この表面模様形成用型材4は、無数の微細な空隙がそれぞれ連続することにより連通して空気が通るような構造にしていることから、コンクリートブロック5を作製する工程で、流し込んだコンクリート内に気泡が残っても、この気泡を表面模様形成用型材4における無数の微細な空隙によって吸収することで、コンクリート内の気泡を除去することができ、これにより、作製したコンクリートブロック5の表面に、あばたがないようにすることができる。
次に、前述した景観配慮型コンクリートブロックの製造方法とは別の製造方法の実施形態について説明すると、その景観配慮型コンクリートブロックの製造方法としては、まず、図11(a)に示すように、表面模様形成用型材4を、コンクリート型枠1における底板2の内面である底板2の上に、底板2全面に敷き詰めるようにして配置する。このとき、表面模様形成用型材4はコンクリート型枠1の底板2上に固着しておく。
そして、コンクリート型枠1における底板2の上に表面模様形成用型材4を配置した状態で、図11(b)に示すように、このコンクリート型枠1の内部にコンクリートを流し込む。
それから、図11(c)に示すように、流し込んだコンクリートの所定の養生時間経過後に、コンクリート型枠1及び表面模様形成用型材4からの脱型及び取り外しを行う。
これは、最初に、図12(d)に示すように、コンクリート型枠1の前後左右の4枚の側板3を可倒し、コンクリートブロック5の側面から側板3を離し、続いて、図12(e)に示すように、コンクリートブロック5を持ち上げて、コンクリート型枠1の底板2及び表面模様形成用型材4より取り外して脱型する。そして、コンクリート型枠1及び表面模様形成用型材4から脱型したコンクリートブロック5を上下ひっくり返し、図12(f)に示すように、地面に載置する。これにより、コンクリートブロック5の作製が完了する。このように作製されたコンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになる。あるいは脱型強度を調節することにより、コンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになる。
これによっても、作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面である上面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになるコンクリートブロック5を、あるいは表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになるコンクリートブロック5を、作製することができる。
次に、前述した景観配慮型コンクリートブロックの製造方法とはさらに別の製造方法の実施形態について説明すると、その景観配慮型コンクリートブロックの製造方法としては、まず、図13(a)に示すように、底板2と前後左右の4枚の側板3とからなる有底箱状のコンクリート型枠1を用意し、図13(b)に示すように、その内部にコンクリートを流し込む。
そして、図13(c)及び図13(d)に示すように、コンクリート型枠1の内部に流し込んだコンクリートの上部に表面模様形成用型材4を着接するように配置する。
それから、流し込んだコンクリートの所定の養生時間経過後に、コンクリート型枠1及び表面模様形成用型材4からの脱型及び取り外しを行う。
これは、最初に、図14(e)に示すように、コンクリート型枠1の前後左右の4枚の側板3を可倒し、コンクリートブロック5の側面から側板3を離し、続いて、図14(f)に示すように、コンクリートブロック5を持ち上げて、コンクリート型枠1の底板2より脱型する。そして、このコンクリートブロック5の上部に着接している表面模様形成用型材4を、図14(g)に示すように、変形させながら引き剥がすようにコンクリートブロック5から取り外す。これにより、図14(h)に示すように、コンクリートブロック5の作製が完了する。このように作製されたコンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようになる。あるいは脱型強度を調節することにより、コンクリートブロック5の上面には、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートの一部が残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになる。
これによっても、作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面である上面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようにしたコンクリートブロック5を、あるいは表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようになるコンクリートブロック5を、作製することができる。
なお、本発明による景観配慮型コンクリートブロックの製造方法ついては、前述した実施形態に限定されるものではなく、多数の細片化されたゴムを圧着成形することによってその表面及び全体に無数の微細な空隙を有するようになる弾性変形自在の表面模様形成用型材4を用いるものであって、同様の構成及び機能を有し、同様の効果を得るものであれば、その他の製造方法であっても良い。
また、本発明による景観配慮型コンクリートブロックについても、前述した実施形態に限定されるものではなく、コンクリートブロック5にあっては、微細な凹凸あるいは不定形な割れ肌状の微細な凹凸を形成する面を、上面以外の他の面に、または上面と側面というような複数の面に、さらにはすべての面に形成するようにしても良い。また、コンクリートブロック5自体の形状や大きさも前述した実施形態で述べた長方形体等に限定されるものではなく、他の形状のものでも良く、その大きさもそれぞれの製品に応じた大きさとすることができる。
1…コンクリート型枠、2…底板、3…側板、4…表面模様形成用型材、5…コンクリートブロック

Claims (6)

  1. 所定の形状の底板2と、この底板2の外周から立設する側板3とからなる有底箱状のコンクリート型枠1を用意し、このコンクリート型枠1内にコンクリートを流し込んでコンクリートブロック5を作製するコンクリートブロックの製造方法において、
    多数の細片化されたゴムを圧着成形することによってその表面及び全体に無数の微細な空隙を有するようになる弾性変形自在の表面模様形成用型材4を、コンクリート型枠1における底板2及び側板3の内面又は流し込んだコンクリートの上面である作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面に着接するように配置し、流し込んだコンクリートの所定の養生時間経過後に、表面模様形成用型材4をコンクリートブロック5から取り外すことにより、作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在するようにしたことを特徴とする景観配慮型コンクリートブロックの製造方法。
  2. 前記表面模様形成用型材4にあっては、圧着成形する細片化されたゴムの平均粒度を、1〜20mmとしたことを特徴とする請求項1記載の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法。
  3. 作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面に着接した弾性変形自在の表面模様形成用型材4を、変形させながら引き剥がすようにコンクリートブロック5から取り外すようにしたことを特徴とする請求項1及び2記載の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法。
  4. 前記表面模様形成用型材4をコンクリートブロック5から取り外す際において、流し込んだコンクリートの脱型強度を調節することにより、作製するコンクリートブロック5の少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか記載の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法によって作製され、少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸が存在することを特徴とする景観配慮型コンクリートブロック。
  6. 請求項4記載の景観配慮型コンクリートブロックの製造方法によって作製され、少なくとも一部表面に、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙によって形成される微細な凹凸と、表面模様形成用型材4の無数の微細な空隙内にコンクリートが残留することによって形成される不定形な割れ肌状の微細な凹凸とが混在することを特徴とする景観配慮型コンクリートブロック。
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