JP2014204772A - テープ状の密接ホック - Google Patents
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Abstract
【課題】多数のホックが隙間なく密接したホックであって、空気遮断性や防水性に優れ、個々のホックを手で開閉でき、なおかつ磁石を使用しないものを提供する。【解決手段】複数のホックを有する第1テープ2と、複数のホックを有する第2テープ3とからなる密接ホック1である。第1テープの各ホック4は、第1テープに固定される基部と、基部から突出する係合部を有する。第2テープの各ホック5,6は、第2テープに固定される基部と、基部から突出する係合部を有する。第1、第2テープの係合部が相互に係合したとき、係合部同士が密接して実質的に隙間がなくなる。【選択図】図1
Description
本発明は、多数のホックが密接してテープに取り付けられたホック(以下、「密接ホック」と略称する)に関する。本明細書において「ホック」とは広い意味で「連結具」を意味し、例えばスナップファスナ、ボタンを含むが、多数の務歯やコイルを有するいわゆるスライドファスナーは含まない。
特開平10―33211や特開2001―149117のテープ付きファスナは、雄側テープと雌側テープとからなるファスナを開示している。雄側テープは、合成樹脂製の雄部材の複数個を所定間隔で生地テープに成形固定している。雌側テープも合成樹脂製の雌部材の複数個を前記雄部材と同一間隔で生地テープに成形固定している。両テープとも取付孔を穿設することなくそれぞれ雄部材、雌部材を射出成形して固定している。
上記従来技術は、各ファスナ部材の間の隙間が広くて空気遮断性や防水性に欠けるので、例えば防寒着などに使用するのに適当ではない。各雄部材、雌部材を間をあけないように設定しようとしても成形金型設置上の制約があるため、一定以上には接近させることができない。
本発明は、多数のホックが隙間なく密接させたホックであって、空気遮断性や防水性に優れ、しかも個々のホックを手で開閉できるものを提供することを目的とする。
本発明の密接ホックは、複数のホックを有する第1テープと、複数のホックを有する第2テープとからなる密接ホックであって、前記第1テープの各ホックは、前記第1テープに固定される基部と、前記基部から突出する係合部を有し、前記第2テープの各ホックは、前記第2テープに固定される基部と、前記基部から突出する係合部を有するものにおいて、スライダーを使用しないで前記第1、第2テープの前記係合部を相互に係合させこと、及び、相互に係合したとき、前記係合部同士が密接して実質的に隙間がなくなることを特徴とする(請求項1)。
ここで「基部」とは各ホックとテープが接合する位置をいう。「係合」とは広い意味で「接合」することをいい、「嵌め合い」(ただしスライドファスナーによる務歯の嵌め合いは含まない)、「引っかけ」、「接着」、「付着」、「吸引」、「追従」等の態様がある。「実質的に隙間がなくなる」とは、雌雄テープが結合した状態で、特に外部から力を加えなければ各ホックの間に1mm、好ましくは0.5mmを超える隙間がないことをいう。
ある実施態様(後記実施例2参照)では、前記雌側ホック(7,7C)と前記雄側ホック(8,8C)が同じ形状および構造であって、前記第1、第2テープ(2A,3A;2A,3C)の各係合側には、それぞれ「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)が複数個テープに固着されており、嵌合時に前記「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)を1つずつずらすことにより、一方のテープの「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)と、他方のテープの「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)同士の隙間とがはまりあう(請求項2)。
このとき、前記第1、第2テープ(2A,3A;2C,3C)の各係合側には、それぞれ前記「く」の字板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)が2個ずつ2本の細い橋(72,72C)により連結されており、この橋(72,72C)の延長線において前記「く」の字板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)に細い溝(73,73C)が刻まれており、前記橋(72,72C)と前記溝(73,73C)の高さは同じである(請求項3)。
別の実施態様(後記実施例3参照)では、前記雌側ホック(9)と前記雄側ホック(10)が同じ形状および構造であって、前記第1、第2テープ(2B,3B)の各係合側には、3方向に切欠き(92,93,94)と2つの爪(95,96)を有する表板(91)が複数個テープに固着されており、嵌合時に前記表板(91)を少しずつずらすことにより、一方の切欠き(93,94)と、他方の爪(95,96)同士がはまりあう(請求項4)。
別の実施態様(後記実施例1参照)では、前記第1テープ(2)の係合側には、複数の前記雌側ホック(4)が固定され、前記第2テープ(3)の係合側には、長方形型ホック(5)と皿型ホック(6)の2種類で対になった、複数の前記雄側ホック(5,6)が交互に固定されており、嵌合時に雄側の前記皿型ホック(6)が前記雌側ホック(4)と嵌合し、雄側の前記長方形型ホック(5)が前記雌側ホック(4)同士の間に入る(請求項5)。
このとき、前記雌側ホック(4)の係合側はリング状の壁(42)と底部(43)からなる皿状であって、皿の底部(43)では第1テープ(2)が露出しており、前記長方形型ホック(5)は、長辺部において内側に湾曲する凹み(51)を有し、前記皿型ホック(6)は、窪み(63)を有し、頭部の直径は、基部の直径よりもやや大きく膨出しており、嵌合時に雄側の前記皿型ホック(6)の表板(61)が前記雌側ホック(4)に入って底部(43)に達し、雄側の前記長方形型ホック(5)が前記雌側ホック(4)同士の間に入り、前記長方形型ホック(5)の前記湾曲凹み(51)に前記雌側ホック(4)の壁(42)が入る(請求項6)。
請求項1の発明によると、多数のホックからなる密接ホックが得られる。この密接ホックは、個々のホックを使用者が手で開閉できる。この密接ホックは、各ホックが密接しているので、隙間風や風雨が入ることがなく、防寒着などに使用可能である。また、使用者が個々のホックをどの場所からでも簡単に開閉できるので、生地その他を挟み込んでも修復が容易である。さらに、磁石を使用しないので、磁力に起因するさまざまなトラブルを避けられる。
請求項2,3の発明によると、本願実施例2,4の製品が得られる。
請求項4の発明によると、本願実施例3の製品が得られる。
請求項5,6の発明によると、本願実施例1の製品が得られる。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施例を説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例に係る密接ホック1である。
図1に示すように、一対のテープ2,3のそれぞれに複数の雌側ホック4と複数の雄側ホック5,6が固定されている。雌側ホック4の1個に対して、後記する2種類の雄側ホック5,6がそれぞれ1個ずつ対応する。
図2により雌側ホック4を詳しく見ると、非係合側(a)は円板状裏面41であり、係合側ではリング状の壁42と底部43からなる皿状であって、皿の底部43ではテープ2が露出している。皿の内側縁44は角が取れて斜面となっている。係合側の直径の方が非係合側の直径よりもやや大きい。
各ホック4はテープ2に対して射出成形により一体成形するのが好ましい。テープ生地としては、溶融されることなく溶融樹脂が織目や編目を通じて透過する生地であることが必要で、織物でも編物でもよく、例えば木綿生地、混紡生地等を採用することができる。合成樹脂としては、熱可塑性樹脂、例えばポリアセタール溶融樹脂を使用することができる。なお、以下で説明する各種ホック部品もこれと同様の方法により形成される。
雄側ホックは、図3に表されているように、長方形型5と皿型6の2種類あり、交互に並んでいる。
長方形型ホック5は、長辺部において内側に湾曲する凹み51を有するので、係合側(a)の表板52も非係合側(b)の裏板53も、けん玉の受け部側面のような外観を有する。非係合側(b)の中央には成形時のピンにより生じた浅い窪み54がある。
皿型ホック6は、係合側(a)の表部材61も非係合側(b)の裏部材62も皿状であるが、窪み63,64は浅い。非係合側の窪み64は成形時のピンにより生じたものである。皿型ホック6は結合時に係合凸部となる部分であり、係合頭部の直径は、基部の直径よりもやや大きく膨出している。
図3(c)の側面図や(d)の縦断面図からわかるように、係合側(a)では皿型ホック6の高さの方が長方形型ホック5の高さよりも高い。
雌雄の密接ホック4;5,6を指で押して係合させると、図4(a)の状態から(b)の状態になり、次のように嵌合が生じている。すなわち、雄側の皿型ホック6の表板61が雌側皿型ホック4に入って底部43に達し、雄側の長方形型ホック5が雌側皿型ホック4同士の間に入る。このとき、長方形型ホック5の湾曲凹み51に雌側皿型ホック4の壁42が入る。
結果として、雌雄の密接ホック4;5,6が結合すると、図4(b)に示すように、嵌合部では隙間がほとんどない完全密着状態となる。
本発明の密接ホックはたとえば図5に示すように衣服のファスナとして使用可能である。この実施例の密接ホックは特に雄側のホックの形状が独特奇抜であり、視覚的な意外性を楽しむことができる。また、スライダーを使用しないで指で開閉するので、必要個所のみ開放して内ポケットに手を入れるというようなことができる。
図6〜図9は本発明の第2実施例に係る密接ホック1Aである。
図6に示すように、一対のテープ2A,3Aのそれぞれに複数の雌側ホック7と複数の雄側ホック8が固定されている。雌側ホック7の1個に対して、雄側ホック8が1個対応する。
第1実施例と異なり、第2実施例で使用する雌側ホック7と雄側ホック8は同じものであるので、図7において、まとめて説明する。
係合側(a)を見ると、ブーメランのような「く」の字型表板71が複数枚テープに固着されており、この「く」の字板2個ずつが2本の細い橋72により連結されている。この橋72の延長線において「く」の字板に細い溝73が刻まれており、橋72と溝73の高さは同じである。この高さは、「く」の字型表板71の高さの約1/2である。「く」の字型表板71の中央部にはテープに達する穴74が設けられている。
非係合側(b)を見ると、連結された2個の「く」の字型裏板75は細い橋ではなく、太い接続板76により連結されている。「く」の字型裏板75の中央部には成形時のピンに生じた浅い窪み77がある。
この雌雄共通ホックを指で押して係合させると、図8(a)の状態から(b)の状態になり、次のように嵌合が生じている。すなわち、図6の矢印に示すように、雌雄共通ホックの「く」の字型表板71を1つずつずらすことにより、一方の「く」の字型表板71と、他方の「く」の字型表板71同士の隙間とがはまりあうのである。このとき雌雄共通ホックの「く」の字型表板71を1つずつずらすことにより、一方の「く」の字型表板71の橋72または溝73と、他方の「く」の字型表板71の橋72または溝73が接する。
結果として、雌雄共通密接ホック7,8(7)が結合すると、図8(b)に示すように、隙間がほとんどない完全密着状態となる。
本発明の密接ホックはたとえば図9に示すように衣服のファスナとして使用可能である。この実施例の密接ホックもホックの形状が独特奇抜であり、視覚的な意外性を楽しむことができる。
図10〜図14は本発明の第3実施例に係る密接ホック1Bである。
図10に示すように、一対のテープ2B,3Bのそれぞれに複数の雌側ホック9と複数の雄側ホック10が固定されている。(実際は両方とも雌雄部材を有するので「雌側」「雄側」というのは適当でないが、説明の便宜上このように名づけた。)雌側ホック9の1個に対して、雄側ホック10がそれぞれ1個ずつ対応する。
第2実施例と同様、第3実施例で使用する雌側ホック9と雄側ホック10は同じものであるので、図11において、まとめて説明する。
係合側(a)から見ると、羽を半ば畳んだ鷲のような形の表板91が複数枚テープに固着されている。この表板91は、3方向に切欠き92,93,94を有する円板であり、見方を変えれば左右の爪95,96を有するT字型にも見える。上方の切欠き92により左右の爪95,96が形成され、左右斜め下方の切欠き93,94によりT字が形成されている。図11(a)(e)(h)などからわかるように、切欠き壁部は垂直な切り落としではなく、段部97,98が形成されている。非係合側(b)から見ると、角が丸められた円板99である。
この雌雄共通ホック9,10を指で押して係合させると、図13(a)の状態から(b)の状態になり、次のように嵌合が生じている。すなわち、拡大した図12に示すように、左右の爪95,96が左右斜め下方の切欠き93,94にはまる。この時、相互の段部97,98同士も接触する。
結果として、雌雄共通密接ホック9,10(9)が結合すると、図13(b)に示すように、隙間がほとんどない完全密着状態となる。
本発明の密接ホックはたとえば図14に示すように衣服のファスナとして使用可能である。この実施例の密接ホックもホックの形状が独特奇抜であり、視覚的な意外性を楽しむことができる。
図15〜図18は本発明の第4実施例に係る密接ホック1Cである。
図15に示すように、一対のテープ2C,3Cのそれぞれに複数の雌側ホック7Cと複数の雄側ホック8Cが固定されている。雌側ホック7Cの1個に対して、雄側ホック8Cが1個対応する。
第2実施例と同様、第4実施例で使用する雌側ホック7Cと雄側ホック8Cは同じものであるので、図16において、まとめて説明する。
係合側(a)を見ると、やや湾曲した横長長方形の表板71Cが複数枚テープに固着されており、この横長長方形表板2個ずつが2本の細い橋72Cにより連結されている。この橋72Cの延長線において横長長方形表板に細い溝73Cが刻まれており、橋72Cと溝73Cの高さは同じである。この高さは、横長長方形表板71Cの高さの約1/2である。横長長方形表板71Cの中央部にはテープに達する穴74Cが設けられている。
非係合側(b)を見ると、縦長長方形の裏板75Cからなり、橋は存在しない。縦長長方形裏板75Cの上下部には成形時のピンに生じた浅い窪み77Cがある。
この雌雄共通ホックを指で押して係合させると、図17(a)の状態から(b)の状態になり、次のように嵌合が生じている。すなわち、図17の矢印に示すように、雌雄共通ホックの横長長方形表板71Cを1つずつずらすことにより、一方の横長長方形表板71Cと、他方の横長長方形表板71C同士の隙間とがはまりあうのである。このとき雌雄共通ホックの横長長方形表板71Cを1つずつずらすことにより、一方の横長長方形表板71Cの橋72Cまたは溝73Cと、他方の横長長方形表板71Cの橋72Cまたは溝73Cが接する。
結果として、雌雄共通密接ホック7Cと8C(7C)が結合すると、図17(b)に示すように、隙間がほとんどない完全密着状態となる。
本発明の密接ホックはたとえば図18に示すように衣服のファスナとして使用可能である。この実施例の密接ホックもホックの形状が独特奇抜であり、視覚的な意外性を楽しむことができる。
1,1A,1C 密接ホック
2,2A,2C 一方のテープ
3,3A,3C 他方のテープ
4 雌側ホック
41 円板状裏面
42 壁
43 底部
44 内側縁
5 雄側長方形型ホック
51 長辺部の湾曲凹み
52 表板
53 裏板
6 雄側皿型ホック
61 表部材
62 裏部材
7,7C 雌側ホック
71 「く」の字型表板
71C 横長湾曲長方形表板
72,72C 橋
73,73C 溝
74 穴
75 「く」の字型裏板
75C 縦長枠局長方形裏板
76 接続板
8,8C 雄側ホック
9 雌側ホック
10(9) 雄側ホック
91 表板
92,93,94 切欠き
95,96 爪
97,98 段部
99 円板
2,2A,2C 一方のテープ
3,3A,3C 他方のテープ
4 雌側ホック
41 円板状裏面
42 壁
43 底部
44 内側縁
5 雄側長方形型ホック
51 長辺部の湾曲凹み
52 表板
53 裏板
6 雄側皿型ホック
61 表部材
62 裏部材
7,7C 雌側ホック
71 「く」の字型表板
71C 横長湾曲長方形表板
72,72C 橋
73,73C 溝
74 穴
75 「く」の字型裏板
75C 縦長枠局長方形裏板
76 接続板
8,8C 雄側ホック
9 雌側ホック
10(9) 雄側ホック
91 表板
92,93,94 切欠き
95,96 爪
97,98 段部
99 円板
Claims (6)
- 複数のホック(4;7;9;7C)を有する第1テープ(2,2A,2B,2C)と、複数のホック(5,6;8;10,8C)を有する第2テープ(3,3A,3B,3C)とからなる密接ホック(1,1A,1B,1C)であって、
前記第1テープ(2,2A,2B,2C)の各ホック(4;7;9,7C)は、前記第1テープ(2,2A,2B,2C)に固定される基部と、前記基部から突出する係合部(42;71;95,96;71C)を有し、
前記第2テープ(3,3A,3B,3C)の各ホック(5,6;8,10;8C)は、前記第2テープ(3,3A,3B,3C)に固定される基部と、前記基部から突出する係合部(51,52,61;71;93,94;71C)を有するものにおいて、
スライダーを使用しないで前記第1、第2テープの前記係合部を相互に係合させこと、及び、相互に係合したとき、前記係合部同士が密接して実質的に隙間がなくなること
を特徴とする密接ホック。 - 前記雌側ホック(7,7C)と前記雄側ホック(8,8C)が同じ形状および構造であって、
前記第1、第2テープ(2A,3A;2A,3C)の各係合側には、それぞれ「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)が複数個テープに固着されており、
嵌合時に前記「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)を1つずつずらすことにより、一方のテープの「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)と、他方のテープの「く」の字型表板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)同士の隙間とがはまりあう請求項1記載の密接ホック。 - 前記第1、第2テープ(2A,3A;2C,3C)の各係合側には、それぞれ前記「く」の字板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)が2個ずつ2本の細い橋(72,72C)により連結されており、この橋(72,72C)の延長線において前記「く」の字板(71)又は横長湾曲長方形表板(71C)に細い溝(73,73C)が刻まれており、前記橋(72,72C)と前記溝(73,73C)の高さは同じである請求項2記載の密接ホック。
- 前記雌側ホック(9)と前記雄側ホック(10)が同じ形状および構造であって、
前記第1、第2テープ(2B,3B)の各係合側には、3方向に切欠き(92,93,94)と2つの爪(95,96)を有する表板(91)が複数個テープに固着されており、
嵌合時に前記表板(91)を少しずつずらすことにより、一方の切欠き(93,94)と、他方の爪(95,96)同士がはまりあう請求項1記載の密接ホック。 - 前記第1テープ(2)の係合側には、複数の前記雌側ホック(4)が固定され、
前記第2テープ(3)の係合側には、長方形型ホック(5)と皿型ホック(6)の2種類で対になった、複数の前記雄側ホック(5,6)が交互に固定されており、
嵌合時に雄側の前記皿型ホック(6)が前記雌側ホック(4)と嵌合し、雄側の前記長方形型ホック(5)が前記雌側ホック(4)同士の間に入る請求項1記載の密接ホック。 - 前記雌側ホック(4)の係合側はリング状の壁(42)と底部(43)からなる皿状であって、皿の底部(43)では第1テープ(2)が露出しており、
前記長方形型ホック(5)は、長辺部において内側に湾曲する凹み(51)を有し、
前記皿型ホック(6)は、窪み(63)を有し、頭部の直径は、基部の直径よりもやや大きく膨出しており、
嵌合時に雄側の前記皿型ホック(6)の表板(61)が前記雌側ホック(4)に入って底部(43)に達し、雄側の前記長方形型ホック(5)が前記雌側ホック(4)同士の間に入り、前記長方形型ホック(5)の前記湾曲凹み(51)に前記雌側ホック(4)の壁(42)が入る請求項5記載の密接ホック。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013082658A JP2014204772A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | テープ状の密接ホック |
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