JP2014204707A

JP2014204707A - 小動物捕獲具

Info

Publication number: JP2014204707A
Application number: JP2013095906A
Authority: JP
Inventors: 廣和田; Hiroshi Wada
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-04-10
Filing date: 2013-04-10
Publication date: 2014-10-30

Abstract

【課題】本発明は大小さまざまな小動物を捕獲するための捕獲具を得るにある。
【解決手段】本発明は、金網篭２と、その側面に付く進入扉３と、シーソー式踏み台５と、前記、進入扉３を開いた状態にする作用と、シーソー式踏み台５と連動して閉じる作用をする扉開閉バー４と、餌箱６と、後方扉７から構成される小動物捕獲具。
【選択図】図１

Description

本発明は小動物捕獲具に関する。

従来、小動物捕獲器が提案されている。（特許文献１）これは、入り口にシーソー板を設け小動物がシーソーに乗り奥へ進むとその重さによって傾斜しシーソー板が入り口を閉じてロック機構が働き捕獲するものだが、
しかしながら、シーソー板が長いため入り口を閉じるにはある程度の体重のある動物でなくてはならず、子ネズミやハツカネズミ等は反応しずらい欠点があった。

特許公開２００９−１８３２７４

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、小動物の中でも子ネズミやハツカネズミ等小さなものから大きいネズミやハクビジン等のものまで捕獲することができる小動物捕獲具を提供することを目的としている。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は解説のためのものであって、本発明の記述的範囲を限定するものではない。

上記目的を達成するために本発明は、
小動物を入れて捕獲するための金網篭２と、該、金網篭２の側面に設け上枠を回動固定した内開きの進入扉３と、該、進入扉３を開いた状態にする作用と踏み板５ａと連動して閉じる作用をする扉開閉バー４と、該、扉開閉バー４を介して進入扉３を閉じる作用をするシーソー式踏み台５と、金網篭２内におびきよせるため後方に配置する餌箱６と、該、餌箱６に餌を入れるための後方扉７から成るもので、前記、扉開閉バー４の形状において、二又に折り曲げ進入側を前方立ちバー４ａとし、後方側を後方立ちバー４ｂとし、該、後方立バー４ｂの下端を床面と平行し篭内を横断する踏み台連結バー４ｃとし自立した形状としたもので、前記、前方立ちバー４ａには上部に扉掛け部４ｄを設け、下端は折り返し部４ｅを付けた構造としたもので、小動物は開いた状態の進入扉３から入り餌の前に横断して配置したシーソー式踏み台５を踏むことにより扉開閉バー４が反応して閉じる小動物捕獲具を構成している。

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）進入扉３を扉開閉バー４の扉掛け部４ｄに掛け開いた状態とし踏み台連結バー４ｃはシーソー式踏み台５の踏み板５ａに載せ連動していて、シャフト受け部５ｂを基点にしてテコの原理で踏み板５ａは押えられるので、その幅を大きくすることで小さい応力でも扉開閉バー４が作動されるので、子ネズミのような小さなものからハクビジン程度の大きな動物まで捕獲することができる。

本発明を実施するための第１の形態の斜視図。本発明を実施するための第１の形態の側面図。

以下、図面に示す発明を実施するための形態により本発明を詳細に説明する。

図１ないし図２に示す本発明を実施するための第１の形態において、
１は小動物捕獲具で、子ネズミからハクビジン程度の大きさのものを捕獲される。
２は金網篭で形状として直方体を基本とするが上面はアーチ形でもよく、網目の大きさやその太さは捕獲するものにより考慮する。
３は進入扉で、正方形や長方形を基本とし、ロック機構として上枠を回動固定し内開きとし自重による回転力作用によるため上部を前に出し傾斜した状態で閉じるのが好ましく扉の内面にトゲを付けると脱出防止に有益となる。。
４は扉開閉バーで前方立ちバー４ａと後方立ちバー４ｂと踏み台連結バー４ｃで自立構造とし金網篭２の左右いずれかの側面に接近して配置し踏み板５ａとは進入側端部に載せシーソー踏み台５と連動するもので、扉掛け部４ｄは進入扉３の左右いずれかの下端を載せるもので、折り返し部４ｅは金網篭２底面に載せるためのものでスライドしやすくシーソー踏み台５との連動作用をスムーズにするものである。

５はシーソー式踏み台で、踏み板５ａとシャフト受け台５ｂから成り金網篭２の進入方向に対して直角にし横断した配置とすることで、進入した小動物は必ず踏み板５ａを踏むものとなる。踏み板５ａの進入側端部に踏み台連結バー４ｃを載せ連動させ、後方はシャフト受け台５ｂを基点としたテコになり、その長さを大きくすることで小さな動物でも反応し進入扉３を閉じることができる。
６は餌箱で匂いや目視により獲物をおびきよせる。
７は後方扉で餌を入れるためのもので上下に開閉しロックしておく。、

本発明は小動物捕獲具を製造する産業で利用される。

１：小動物捕獲具、２：金網篭、３：進入扉、４：扉開閉バー、４ａ：前方立ちバー、４ｂ：後方立ちバー、４ｃ：踏み台連結バー、４ｄ：扉掛け部、４ｅ：折り返し部、５：シーソー式踏み台、５ａ：：踏み板、５ｂ：シャフト受け台、６：餌箱、７：後方扉。

Claims

小動物を入れて捕獲するための金網篭（２）と、該、金網篭（２）の側面に設け上枠を回動固定した内開きの進入扉（３）と、該、進入扉（３）を開いた状態にする作用と踏み板（５ａ）と連動して閉じる作用をする扉開閉バー（４）と、該、扉開閉バー（４）を介して進入扉（３）を閉じる作用をするシーソー式踏み台（５）と、金網篭（２）内におびきよせるため後方に配置する餌箱（６）と、該、餌箱（６）に餌を入れるための後方扉（７）から成るもので、前記、扉開閉バー（４）の形状において、二又に折り曲げ進入側を前方立ちバー（４ａ）とし、後方側を後方立ちバー（４ｂ）とし、該、後方立ちバー（４ｂ）の下端を床面と平行し篭内を横断する踏み台連結バー（４ｃ）とし自立した形状としたもので、前記、前方立ちバー（４ａ）は上部に扉掛け部（４ｄ）を設け、下端は折り返し部（４ｅ）を付けた構造としたもので、
小動物は開いた状態の進入扉（３）から入り餌の前に横断して配置したシーソー式踏み台（５）を踏むことにより扉開閉バー（４）が反応して閉じる小動物捕獲具。