JP2014203379A - 電子ドキュメント作成システム及び表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ローカル環境に依存するPCで制作されたドキュメントを国際的に標準化されたオープンなドキュメントに変換して表示できるシステムを提供する。画像化された文字に文字コードを付与する手段を提供する。【解決手段】少なくとも文字を編集可能な電子ドキュメント作成システムによって作成された電子ドキュメントにおいて、標準化されたドキュメントに変換する手段と、オブジェクトを画像化する手段と、オブジェクトの位置情報を記録する手段と、オブジェクトのうちテキストを含むオブジェクトから少なくとも文字コード情報と文字サイズ情報を取得する手段と、テキストオブジェクトを画像に変換した部分に非表示フォントを配置する手段と、画像化文字を選択する手段と、前記選択した文字をコピーする手段と、を備えることを特徴とする電子ドキュメント作成システム。【選択図】図1

Description

本発明は、HTML(Hyper Text Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)ePubなど国際的に標準化されたドキュメント(以下「標準化ドキュメント」ドキュメントという)、またはRTF(Rich Text Format)など文書構造がオープン化されたドキュメント(オープンドキュメント)フォーマットのいずれかの要件を満たすドキュメント(以下「オープンドキュメント」という)の作成及び表示に関する。
標準化ドキュメントとしてはW3C(World Wide Web Consortiumletter-spacing )が標準化を進めるWebドキュメントを表示するWebブラウザと、IDPF(International Digital Publishing Forum)標準化を進める電子書籍の標準フォーマットである、ePubドキュメントを表示するePubビューアがある。Webブラウザでドキュメント作成者が指定したフォント
が格納されていないローカルデバイスにおいて、オリジナルのフォントデザインを再現するためには、インターネット回線に接続されたサーバにフォントを格納し、ローカルデバイスにオリジナルのフォントをダウンロードして表示する手段としてWebフォントがある。Webブラウザで表示できるWebフォントのフォーマットとしては、WOFF(Web Open Font Format)、EOT(Embedded OpenType)、SVG(Scalable Vector Graphics)、SVGZ(gzip圧縮されたSVG)、TrueType、OpenTypeなどがある。
しかしながら、Webブラウザによって表示できるフォントが異なるため、どのWebブラウザでも表示するためには、表示したいWebブラウザ毎にサポートされているWebフォントを用意する必要がある。また、制作者が使用したフォントを提供するフォントベンダーがWebフォントを提供していない場合は、当該ドキュメントを表示する場合、ローカルデバイスに制作者が使用したフォントが格納していなければ表示できない。
制作者が使用したフォントがフォントベンダーからWebフォントとして提供されていない場合は、フォントを画像化することによって、すべてのWebブラウザで表示することが可能であるため、現在はフォントを画像化する手段が取られていることが多い。しかしながら、フォントを画像化すれば、テキスト属性が持てないために、文字を選択し、その選択した文字をコピーすることができなくなる。
広告やパンフレット、それに雑誌などの紙媒体による印刷物では、特に見出し文字などにおいて、文字毎に可変ピッチで文字を送る(以下「カーニング」という)ことがなされている場合がある。現状HTMLドキュメント作成ソフトではカーニングを行うことができないため、CSS(Cascade Style Seat)でプロパティによって、カーニングの刻み値毎に指定し、HTMLソース内にspan要素によってクラス名を指定必要である。文字毎にインライン要素で指定することはかなり手間がかかる。また、文章の段組を両端揃えにするためにはtext-alignプロパティでjustifyを指定することによって単語間のスペースを調整して行の両端を揃えることが可能であるが、日本語のなど2バイト圏の言語のみの文章の場合は、単語間にスペースが含まれていないので両端揃えが行われない。そのため、さらにtext-justifyプロパティで inter-ideographを指定することによって、両端揃えが可能になる。
しかしながら、CSSで両端揃えを指定してもWebブラウザによって表示が変わってしまうために、文章全体の表示エリアが異なってしまうためにレイアウトが崩れてしまう。また、text-alignプロパティやtext-justifyは、CSS3から新たに策定されたプロパティであるので、CSS3に未対応のブラウザでは両端揃えを行うことができない。
文章の縦書きにおいては、CSS3からサポートされたが現状では対応しているブラウザが少ない。また、縦書きのletter-spacingやtext-alignプロパティでのjustifyにおいてはCSS3でもドラフトとしても上がっていない状況であるので、縦書きでの段組の両端揃えや見出し文字のカーニングはWebブラウザやePubビューアでサポートされる見込みが立たない状況である。
以上はWebドキュメントにおける技術背景の現況であるが、電子書籍フォーマットであるePubもHTMLのサブセット的な仕様であり、スタイルシートはCSSを採用しているので技術的背景はHTMLと同様である。
本発明が解決しようとする課題は、少なくとも文章を編集可能な電子ドキュメントを作成することが可能なアプリケーションで作成された電子ドキュメントを標準化ドキュメントまたはオープンドキュメントに変換すること、オリジナルドキュメントで使用されているフォントがインストールされていないローカルデバイスにおいても表示可能なこと。
オリジナルドキュメントの文章がカーニングされていたり、段組された文章の両端揃えられていたり、また、縦書きである場合においても、デザイン及びレイアウトを崩さずに変換したドキュメントを表示し、変換したドキュメントの文字列を選択し、コピーできること。
(請求項1に対応)
上記の課題を解決するため、本発明の電子ドキュメント作成システムは、ワードプロッセサ-、DTP、グラフィック、Webデザインなど少なくとも文字を編集可能なアプリケーション(以下「電子ドキュメント作成ソフト」という)によって作成された電子ドキュメント(以下「オリジナルドキュメント」という)において、オリジナルドキュメントをHTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)ePubなど国際的に標準化されたドキュメントフォーマット(以下「標準化ドキュメント」という)または文書構造がオープン化されたドキュメントのフォーマットの要件を満たすドキュメント(以下「オープンドキュメント」という)に変換するドキュメント変換手段(ドキュメント変換手段によって変換されたドキュメントを以下「変換後ドキュメント」という)と、オリジナルドキュメントに配置されたオブジェクトを画像化するオブジェクト画像化手段と、オリジナルドキュメントに配置された前記オブジェクトの位置情報を記録する手段と、前記オブジェクトのうちテキストを含むオブジェクト(以下「テキストオブジェクト」という)から少なくとも文字コード情報と文字サイズ情報を取得する文字組情報取得手段と、テキストオブジェクトを画像に変換した部分(以下「画像化文字」という)が横書きの場合に画像化文字部分を文字として認識できる部分の文字毎に選択できる画像化文字部分選択手段と、画像化文字部分選択手段を実現するために画像化文字部分と同じ位置にグリフを持たないフォント(以下「非表示フォント」という)を重ねる非表示フォント配置手段と、前記画像化文字部分選択手段によって選択した文字をコピーする手段と、を備えることを特徴とする。
オリジナルドキュメントで様々なフォントが使用されていた場合、標準化ドキュメントまたは、オープンドキュメントに変換しても画像化することによりオリジナルドキュメントを正確に表示することが可能である。また、グリフを持たない非表示フォントを画像化文字の同じ位置に重ねて配置することにより、妨げられることなく画像化された文字を表示することが可能で、非表示フォントの文字列を選択することによって、下層の画像化文字の文字列を選択しているように認識することができる。また選択されている文字列は、コピーすることが可能で、さらにテキストを保持しているので、HTMLなどに変換したドキュメにントに保持しているテキストによってWebページ検索エンジンにインデックスされる可能性が高まる。
(請求項2に対応)
非表示フォントに格納されている文字種が、オリジナルドキュメントに使用されているそれぞれのフォントに格納されている文字種に設定されている文字幅と同じ文字幅を持った非表示フォント(以下「非表示プロポーショナルフォント」という)である請求項1記載の電子ドキュメント作成システムであって、非表示ポロポーショナルフォントを作成する非表示ポロポーショナルフォント作成手段を備えることを特徴とする。
オリジナルドキュメントに使用されているフォントが全ての文字種において同じ幅を持ったフォント(以下「等幅フォント」という)である場合は、画像化文字と非表示フォントは同じ幅であるために非表示フォントを選択した文字数と画像化文字が同期するが、オリジナルドキュメントに使用されているフォントが文字種それぞれに異なる幅を持ったフォント(以下「プロポーショナルフォント」という)である場合、非表示フォントを選択した文字数と画像化文字が同期できなくなるため、非表示フォントもオリジナルドキュメントで使用されているフォントと同じ幅を持った非表示プロポーショナルフォントを画像化文字に重ねて配置することによって、テキストレイヤーの非表示プロポーショナルフォントを選択した場合において、画像化文字と同期することが可能になる。
(請求項3に対応)
前記オリジナルドキュメントに横書きの前記テキストオブジェクトを有し、前記テキストオブジェクトに格納されている文字列がカーニングされた文字送りである場合において、さらにカーニングされた文字送りである前記画像化文字に対応したカーニング文字画像選択手段を備えることを特徴とする。
非表示フォントをオリジナルドキュメントのテキストオブジェクトに格納されている文字列が可変ピッチである文字送りと同じ文字送りを非表示フォントによって行うことにより、文章を段組表示して、なおかつ段組の両端に文字を揃えることを可能にする。また、見出し文章などで文字を詰めて表示することができ、文字を送り詰めた文字列を表示の通り選択し、コピーすることが可能になる。
(請求項4に対応)
オリジナルドキュメントに縦書きのテキストオブジェクトを有し、テキストオブジェクトの文字送りが固定ピッチである場合において、さらに画像化文字部分選択手段を実現できる縦書き文字選択手段を備えることを特徴とする。
WebブラウザでHTML5及びCSS3に対応していないブラウザでは、縦書きを表示することができないが、本発明ではローカルデバイスに格納されていないフォントでしかも縦書きの文字列を選択可能になる。
(請求項5に対応)
前記縦書きのテキストオブジェクトの文字送りがカーニングされている場合において、さらに前記縦書き文字選択手段を実現できる縦書きカーニング文字選択手段を備えることを特徴とする。
Webブラウザにおいて、縦書きの文章を表示したときにおいて、非表示フォントをオリジナルドキュメントのテキストオブジェクトに格納されている縦書きの文字列がカーニングされた文字送りと同じ文字送りを非表示フォントによって行うことにより、縦書きの文章を段組表示して、なおかつ段組の両端に文字を揃えることを可能にする。また、見出し文章などで文字を詰めて表示することができ、文字を送り詰めた文字列を表示の通り選択し、コピーすることが可能になる。
(請求項6に対応)
オリジナルドキュメントに配置されているテキストオブジェクトに含まれるすべての文字種をオリジナルドキュメントで指定されている以上の文字サイズでラスタライズした画像ファイル(以下「メージフォントン」という)と、画像化文字をイメージフォントによって生成する手段を備えることを特徴とする。
イメージフォントによって文字を1文字ずつ合成することにより、表示領域によって幅や高さを変更するテキストボックス(以下「リキッドテキストボックス」という)を実現することが可能になる。Webページや電子書籍では、表示領域によって文字組の幅や高さを変更することが望まれるが、これに対応することが可能である。
(請求項7に対応)
請求項1〜6に記載の電子ドキュメント作成システムによって作成した変換後ドキュメントと、請求項1に記載の前記非表示フォント、または、請求項2に記載の非表示プロポーショナルフォント、あるいは、請求項6に記載のイメージフォントを格納するインターネット回線を介して接続されるサーバと、前記変換後ドキュメントを表示可能なブラウザを格納する、インターネット回線に接続可能なローカルデバイスと、によって構成されるシステムであることを特徴とする。
前記システムでは、ローカルデバイスで変換後ドキュメントを表示する場合、変換後ドキュメントと非表示フォント、非表示プロポーショナルフォント、イメージフォントなど変換後ドキュメントを表示するために必要なファイルをすべてインターネット回線を介して表示システムであることを想定されているため、変換後ドキュメントは、HTMLドキュメントを想定した電子ドキュメント表示システムである。
(請求項8に対応)
請求項1〜6に記載の電子ドキュメント作成システムによって作成した変換後ドキュメントと、請求項1に記載の前記非表示フォント、または、請求項2に記載の非表示プロポーショナルフォント、あるいは、請求項6に記載のイメージフォントと、前記変換後ドキュメントを表示可能なブラウザを格納するインターネット回線に接続可能なローカルデバイスであることを特徴とする。
請求項8に記載の電子ドキュメント表示システムでは、オフラインで表示できることを前提としているため、変換後ドキュメントを含め、非表示フォント、非表示プロポーショナルフォント、イメージフォントなど変換後ドキュメントを表示するために必要なファイルをすべて、表示するデバイス格納することを特徴としているので、この場合、変換後ドキュメントはePubなどの電子書籍フォーマットを想定しており、前記デバイスは電子書籍デバイスとして利用されることを想定している。
(請求項9に対応)
少なくとも文字を編集可能な電子ドキュメント作成システム上のアドオンプログラムとして動作する請求項1〜6のいずれかに記載の電子ドキュメント作成システムであることを特徴とする。
ワードプロッセサ-、DTP、グラフィック、Webデザインなど文章を編集可能なアプリケーションにおいてアドオンプログラムを動作可能であれば、アドオンプログラムを介してデザイン及びレイアウト、そして文字情報を取得することが可能であり、オープンドキュメントに変換することが容易になる。
(請求項10に対応)
少なくとも文字を編集可能な電子ドキュメント作成システムと連携可能なプログラムとして動作する請求項1〜6のいずれかに記載の電子ドキュメント作成システムであることを特徴とする。
請求項9に記載の電子ドキュメント作成システムは、電子ドキュメント作成ソフトアドオンプログラムとして動作するが、請求項10に記載の電子ドキュメント作成システムは、電子ドキュメント作成アプリケーションがアドオン用のインターフェイスを用意していない場合において、標準化ドキュメントまたはオープンドキュメントに変換する手段を提供する。オリジナルドキュメントをローカルデバイスで読み込み、オリジナルドキュメントを標準化ドキュメントまたはオープンドキュメントに変換する。
(請求項11に対応)
オリジナルドキュメントをインターネット回線に接続されるサーバにアップロードするオリジナルドキュメントアップロード手段と、サーバにおいて、請求項1〜6のいずれかの手段を提供するASP(Application Service Provider)型の電子ドキュメント作成システムであることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、オリジナルドキュメントで使用されているフォントがインストールされていないローカルデバイスにおいても表示可能である。また、オリジナルドキュメントの文章がカーニングされていたり、段組された文章の両端揃えられていたり、また、縦書きである場合においても、デザイン及びレイアウトを崩さずに変換したドキュメントを表示し、変換したドキュメントの文字列を選択し、コピーすることが可能になる。
ドキュメントの変換前と変換後のファイル構成図である。 オリジナルドキュメントを変換するフローチャートである。 CSSでの非表示フォントのインポートの記述例である。 変換後ドキュメントのレイヤー構成図 オリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントを作成するフロー図である。 HTMLファイルにスタイルシートを埋め込んだ場合のインライン要素の記述例である。 横書きにおける全角での文字送りとカーニングされた文字列との比較図である。 横書きにおけるカーニングされた画像化文字に上層のテキストレイヤーに重ねられる非表示フォントの対応図である。 テキストオブジェクトの文字列が縦書きで固定ピッチの文字送りの場合表示図である。 縦書きにおけるカーニングされた画像化文字に上層のテキストレイヤーに重ねられる非表示フォントの対応図である。 縦書きでのスタイルシートとインライン要素の記述例である。 ドキュメント表示システムの概要図である。 イメージフォントのディレクトリ構成図である イメージフォントの生成フローチャートである。 ASP型のドキュメント変換システムの構成図である。 ASP型のサーブスフローの図である。
以下、複数の実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。第1の実施例は請求項1の実施例でテキストオブジェクト11に格納されている文字列が横組みの固定ピッチである場合である場合について以下に示す。また、以下に示す実施例では、変換後のドキュメントがHTMLドキュメントで、スタイルシートはCSSであることを前提とする。
(ドキュメントの変換前と変換後のファイル構成)
図1では、オリジナルドキュメント10を、HTMLドキュメントに変換した場合の変換前と変換後のファイル構成を示している。少なくともテキスト編集が可能な電子ドキュメントを作成することが可能なソフトウェアで作成されたオリジナルドキュメント10をテキストオブジェクト11、イメージオブジェクト12がオリジナルドキュメント10に配置されている。オリジナルドキュメント10を変換したファイル群である。変換後ドキュメント20は、テキストオブジェクト11を画像化文字21、イメージオブジェクト12を写真図版画像22へと、いずれも画像ファイルとして保存する。
スタイルシート23は、ドキュメントのサイズやマージン、それに配置されたオブジェクトの位置などのレイアウトを表している。ドキュメントがHTMLの場合はCSSファイルを生成する。HTML24は、Webブラウザが標準でサポートしているHTMLファイルで、テキスト情報、画像へのリンク情報などが格納される。
字間スタイルシート30は、オリジナルドキュメントのテキストオブジェクト11に格納されている文字列が固定ピッチである場合、テキストオブジェクト11毎に字間スタイルシート30で定義される。例えばオリジナルドキュメント10に配置されているすべてのテキストオブジェクトに格納されている文字の送りが全角の固定ピッチであった場合、字間スタイルシート31 、テキストオブジェクトオト毎に文字送りを指定する必要はない。
また、テキストオブジェクトの文字送りが幾つかの種類にまとめられる場合は、セレクタをクラスで指定することによって、同じ文字送りのスタイルをまとめて指定することができる。
また、テキストオブジェクト11の文字送りがそれぞれ異なる場合は、セレクタにIDを付与することによって、それぞれのテキストオブジェクトに対して異なった、文字送りを指定することができる。以上は、テキストオブジェクトの文字送りが固定ピッチである場合のスタイルの指定方法である。
スタイルシート23、字間スタイルシート30は図1のように別ファイルとしてHTMLソース内に別ファイルの外部スタイルシートを「@import」によって取り込むか、もしくはurl()関数によって外部スタイルシートへのパスを記述する。また、スタイルシートは、HTML24ソース内に直接記述してもよい。
非表示フォント40はグリフを持たないフォントで、図3に示すとおり、当該スタイルシートに非表示フォントを読み込むための記述(41)をする。非表示フォント40はWOFF(Web Open Font Format)、EOT(Embedded OpenType)、SVG(Scalable Vector Graphics)、SVGZ(gzip圧縮されたSVG)、TrueType、OpenTypeなどのフォントフォーマットによって記述される。
図1では、オリジナルドキュメント10のオブジェクト11、12がそれぞれ別々の画像
として書き出されているが、オブジェクト11、12を1つのファイルとして書き出しても良く、また、オリジナルドキュメント10を1つの画像としてページ全体を書き出してもかまわない。また、図1では、HTMLファイルに変換した場合のファイル構成を示しているが、XMLやePubドキュメントでも同様なファイル構成になる。
(オリジナルドキュメントを変換するフロー)
図2では、請求項1に記載の電子ドキュメント作成システムにおいて、ドキュメント作成ソフト上で開かれているオリジナルドキュメントのカレントページから、ドキュメントを標準化ドキュメント(本実施例ではHTMLドキュメント)に生成するまでのステップを示す。以下のステップは、オリジナルドキュメントのファイルフォーマットが非公開の場合は、ドキュメント作成ソフト上で動作するアドオンプログラム、スクリプトまたは、ドキュメント作成ソフトと連携可能なアプリケーションプログラムによって実施する。オリジナルドキュメントのファイルフォーマットが公開されている場合は、オリジナルドキュメントを表示できるブラウザ上で動作するアドオンプログラム、スクリプト、または、ドキュメント作成ソフトと連携可能なアプリケーションプログラムによって実施するか、ドキュメントデータを読み込むスタンドアロンのアプリケーションプログラムで実施する。上記のようにS01〜S10のステップのステップを実施するプログラムを以下「ドキュメント変換プログラム」という。
S01のステップにおいて、オリジナルドキュメントのカレントページのサイズ、マージン、背景色を取得する。
S02のステップにおいて、カレントページに配置されている、オブジェクトのサイズ、ページの左上からのx、y座標を取得する。
S03のステップにおいて、S02で取得したn番目のオブジェクトのサイズ、位置情報のスタイルを生成する。
S04のステップにおいて、n番目のオブジェクトに、テキストデータが含まれているかを判断する。n番目のオブジェクトにテキストデータが含まれていなければ、S07ステップに進む。S04のステップにおいて、オブジェクトにテキストデータを含んでいた場合、S05ステップに進み、文字組情報を取得する。前記文字組情報とは、文字コードと、段落の1行目のインデント、段落間の間隔、行間、1文字毎の文字サイズの情報である。
S06ステップにおいて、前記取得した文字組情報を基に前記オブジェクトを表現する文字に関連するスタイルを生成する。また、カレントオブジェクトの字間は、予め作成した字間スタイルシートにおいて定義したスタイルを指定する。
S07のステップにおいて、n番目のオブジェクトの画像データを生成する。
S08のステップにおいて、n番目のオブジェクトが最後のオブジェクトでない場合は、ステップS02に戻る。n番目のオブジェクトが最後のオブジェクトである場合は、ステップS09に進み、すべてのオブジェクトのスタイルを書き込んだスタイルシートを生成する。
最後にS10のステップにおいて、HTMLファイルを生成する。前記HTMLファイルには、テキストデータ、画像へのパス並びにページのサイズ、マージン、そしてS09のステップで生成したスタイルシートをHTMLファイルに内包するか、もしくはスタイルシートへのリンクパスを記述する。
(変換後ドキュメントのレイヤー構造)
前述では、オリジナルドキュメント10から、変換した変換後ドキュメント20のファイル構成とファイルの生成ステップについての説明をした。図4は、図1の変換後ドキュメント20に配置されるオブジェクトとレイヤー構造についての説明図である。
下層のレイヤーであるグラフィックレイヤー20aには、オリジナルドキュメント10のカレントページに配置されているすべてのオブジェクトを画像化し、オリジナルドキュメント10に配置されていたところと同じ位置に配置される。画像化文字21はオリジナルドキュメント10のカレントページに配置されていたテキストオブジェクト11をJPEG、PNG、GIFなどの画像に変換したオブジェクトである。
この画像化文字を生成する方法としては、S07のステップで取得した文字組情報によってバックグラウンドで描画した結果を画像として保存する。通常この描画は変換プログラムが動作するデバイスのオペレーティングシステムに描画する条件を渡すことによって画像を描画する。
下層のグラフィックレイヤー20aには、オリジナルドキュメントのカレントページに配置されている写真オブジェクト12である。このイメージオブジェクト12をwebブラウザが対応するJPEG、PNG、GIFなどのファイルフォーマットに変換して配置する。つまりグラフィックレイヤー20aは、表示するためのレイヤーである。
これに対して上層のテキストレイヤー20bは、表示されないレイヤーで文字列の選択とコピーを可能にするためのレイヤーである。このテキストレイヤー20bには非表示テキストオブジェクト21bが配置される。この非表示テキストオブジェクト21bは点線で表しているが実際は不可視状態であって、下層のレイヤーの画像化文字21と同じ位置に配置され、オリジナルドキュメント10からS05のステップによって取得した文字組情報によって、画像化文字21と同じ仮想サイズと同じ位置に非表示フォント40を配置する。
従って、変換後ドキュメント20を表示したブラウザで文字列を選択した場合、選択している部分は下層のグラフィックレイヤーの画像化文字部分を選択しているように認識されるが、実際は上層のテキストレイヤー20bに配置された、非表示フォント40の文字列を選択していることになる。
次に、第2実施例について説明する。第1実施形態では、オリジナルドキュメント10に使用されているフォントに格納されている、文字種のそれぞれの幅については、言及しなかった。このためオリジナルドキュメントで使用されているフォント(以下「オリジナルフォント」という)に格納されている文字種の幅がそれぞれ異なった幅を持つフォント(以下「プロポーショナルフォント」という)である場合、第1実施例で使用する非表示フォント40の文字列を選択する手段によって実施した場合、画像文字部分と同期することができなくなる。つまり、非表示フォントが固定幅である場合、または、オリジナルフォントに格納されている文字種に対応する非表示フォント40の文字種の幅が異なっている場合においてオリジナルフォントと同じ幅を持った非表示フォント(以下「オリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォント」という)を作成する必要がある。
以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。オリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントの作成方法について説明する。オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトに格納されている、オリジナルフォントが等幅フォントでなくプロポーショナルフォントであった場合、オリジナルフォントにマッピングされているそれぞれの文字種と同じ幅を持った、オリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントをWOFF、EOT、SVG、SVGZ、TrueType、OpenTypeなどのフォントフォーマットに従って作成する。オリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントは、すでに存在するフォント作成ソフトウェアもしくは、前記フォントフォーマットに従って作成する。図5はオリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントを作成するフロー図である。S20のステップで前記オリジナルドキュメント10を作成した際に使用したデバイスにおいてオリジナルドキュメント10に使用されている当該フォントファイルにアクセスする。
ステップ21において当該フォントがプロポーショナルフォントであるか判断する。当該フォントがプロポーショナルフォントであった場合、ステップ22においてn(nは当該フォントに格納されているフォントの最初の文字から最後の文字種まで)番目の文字種の幅、高さ、ベースラインの位置の情報(以下「非表示プロポーショナルフォント必要情報」)という)を取得する。
次にステップS23においてステップ22で取得した非表示プロポーショナルフォント必要情報を当該フォントフォーマットで指定される位置に記述する。
ステップS24において当該文字種が当該フォントに格納されている最後の文字であった場合、当該フォントフォーマットの仕様に従ってフォントを作成する。図5に示すオリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントの作成は、既存のフォント作成ソフトによって手動で作成してもかまわない。
この、オリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントは、実施例1と同じ手段によって非表示テキストオブジェクト21bに配置される。これによって、オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトに格納されているフォントがプロポーショナルフォントであっても、上層のテキストレイヤーに配置されたオリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントを選択しても下層のグラフィックレイヤーに配置された画像化文字と同期することが可能になる。
また、オリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントにおいて、オリジナルフォントに格納されている文字種すべてに対して非表示プロポーショナルフォント必要情報を記述する必要はない。少なくともオリジナルドキュメントに使用されているプロポーショナルフォントであってオリジナルドキュメントに使用されている文字種の非表示プロポーショナルフォント必要情報が格納されているオリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントを作成することができれば、第2実施例を実施することが可能であり、使っていない文字種の非表示プロポーショナルフォント必要情報を記述しないことによって、オリジナルフォント同幅プロポーショナルフォント非表示フォントのファイルサイズを小さくできる効用がある。
(テキストオブジェクトの文字列が横組みでカーニングする場合の実施例)
第2実施形態ではオリジナルドキュメントにプロポーショナルフォントが使用されていた場合の非表示フォント作成方法に対の説明であったが、オリジナルドキュメント10に配置されているテキストオブジェクト11に格納されている文字列がカーニングされていた場合、図2のS05ステップの処理(文字組情報の取得)でカレントテキストオブジェクトから、1文字毎に現在の文字の左端の位置と、前の文字の左端の位置を予め取得しておく。以下、第3実施例を第1実施例と異なる点を中心に説明する。
図6はHTMLファイル24に文字列をカーニング処理する場合の字間スタイル40の記述例である。前記記述例はHTMLソースに内包した記述例で、カーニングしたい文字列に使用する字間の種類をすべて記述する。24aはカーニングしたい文字列に適応させるための字間のCSSでクラス名が付与される。24aに記述されている「.kern-015」はクラス名である。また、「{letter-spacing:-0.15em;}」字間の指定で前記記述の場合は全角の15%字間が狭められることを意味する。
24bは「カーニング」という文字列を表示するブラウザが表示に使用するフォント固有の文字幅によって文字送りされる。例えば前記フォントに格納されている文字種の幅がすべて全角であった場合、フォントサイズに文字数を乗じた長さになる。これに対して24cは「カーニング」という文字列をカーニングによって文字送りした場合の記述である。CSSのインライン要素によってそれぞれの文字に対して異なった字間を設定する。
オリジナルフォントがプロポーショナルフォントで、第2実施例のオリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォントを使用し、なおかつカーニングされていた場合は、現在の文字の左端の位置と、前の文字の左端の距離を字間としてスタイルに記述するのではなく、カーニングによって変更された字間をのみを字間スタイルに記述しなければならない。また、オリジナルフォント同幅プロポーショナル非表示フォント使用した場合は、カーニングされていない場合で、現在の文字の左端の位置と、前の文字の左端の距離が全角でない場合は、字間スタイルを適応しなくてもよい。
図7は字間を全角の固定ピッチで文字送りされた文字列と、カーニングされたで文字列との比較である。HTMLファイル24のソース24bをブラウザで表示したものが71aですべて全角ピッチ文字送りされており、同じく前記HTMLファイル24のソース24cを表示した結果が72aでカーニングされた文字列の表示例である。
図8はカーニングされている文字列を含むオリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトを変換したカーニングされた画像化文字51に対して非表示フォントの位置52と52a〜52eの非表示フォントフォントの字間を表している。この字間は次の文字までの距離である。
例えばカーニングされた画像化文字51の「カ」に位置52aに「カ」の文字コードを持った非表示フォントの文字が配置され、次の文字までの距離、すなわち字間は0.85で次の非表示フォントの「−」の文字コードを持つ文字が配置される。52b〜52eも同様に配置される。この手段によって横組みでしかもカーニングされた文字列であっても下層のグラフィックレイヤー20a配置されたカーニングされた画像化文字51に対応した文字の選択ができ、文字コードコピーも可能になる。
(テキストオブジェクトの文字列が縦組みで固定ピッチの文字送りの場合の実施例)
第4実施例を第1実施例と異なる点を中心に説明する。図9はテキストオブジェクトの文字列が縦組みで固定ピッチの文字送りの場合の表示である。オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトが縦書きの場合、画像化文字を選択するために非表示フォントを縦書きにしなければならない。
HTMLドキュメントでは、CSS3から縦書きが可能になったが、CSS3をサポートしていないブラウザの場合、前記ブラウザで縦に文字を配置する場合、オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトに格納されている文章1行つきCSSにおいて1つのブロック要素60を作成する。前記ブロック要素は横幅を1em(1文字の高さに相当)、縦はauto(ブラウザのデフォルト値)、行の高さを1em、そして文字サイズを指定し、そのブロック要素60にクラス名を付与する。
HTMLソース内に前記指定したブロック要素60に1行に表示する文字列を記述し、前記ブロック要素を右から左へ並べることによってCSS3をサポート指定なブラウザにおいても縦書き表示が可能になる。図9ではブロック要素の中に「カーニング」という文字列60a〜60eを非表示フォント40によって記述した場合の表示で縦書きで1行を表示しているように見えるが、実際は幅が1文字で5行のカラムとして構成される。
(テキストオブジェクトの文字列が縦書きでカーニングされた文字送りの場合の実施例)第5実施例を第1実施例と異なる点を中心に説明する。図10はグラフィックレイヤーの画像化文字70とテキストレイヤー71との対応図である。オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクトが縦書きでさらにカーニングされていた場合、CSS3においても縦書きでのカーニング処理についてのドラフトは提出されていない。このため現状ではブラウザにおいて縦書きでカーニングされた文字列を表示することが不可能である。第5実施例ではCSS3に対応していない縦書きを表示できないブラウザにおいても、縦書きでカーニング表示をすることができる方法を以下に説明する。
縦書きの方法は第4実施例と同じであるが、オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクト11が縦書きでさらにカーニングされている文字列である場合、第2実施例の非表示プロポーショナルフォントでも実現不可能である。また、第3実施例のCSSによって字間を調整する方法をもちいても実現不可能である。高度な日本語組版処理が可能なソフトウェアにおいては、縦書きのカーニング処理を行うことができるが、残念ながらHTMLドキュメント及びePubには縦書きのカーニング処理についての仕様が含まれていないため、HTMLドキュメント並びにePubを表示することができるブラウザでは、縦書きのカーニング処理を行うことができない。
70a〜70eはカーニングされた文字列を画像化しているがカーニングされているためそれぞれの文字送りが異なっている。それぞれの文字の高さは70aが0.79em、70bが0.85em、70cが0.57em、70dが0.68em、70eが0.85emである。非表示フォント40を文字サイズをそれぞれ前記70a〜70eに対応する同じサイズによって非表示フォント40をテキストレイヤーのテキストボックス71に配置することによって、グラフィックレイヤーの画像化文字と同期して文字列を選択することが可能になる。
図11は縦書きでカーニングするためのHTMLドキュメントでスタイルシートを内包している。80は非表示フォント40を読み込むための記述で、81は縦書きの1行のテキストオブジェクトの記述でいずれもCSSによって記述される。81は幅1em(全角1文字分)のブロック要素である。
例えば10行の縦書きの文章は、81に記述の「tate-line」オブジェクト10個を左から順に並べることにより、縦書きで表示することが可能になる。
82は、HTMLのbodyタグ以下に記述されるソースで、前記「tate-line」オブジェクト毎に非表示フォントによって1文字以上のテキストにフォントサイズを指定することによってグラフィックレイヤーの画像化文字と同期して文字列を選択することが可能になる。
82では1文字毎にスタイルでフォントサイズを記述してあるが、前記スタイル記述は、テキスト要素にスタイル属性を追加して、HTMLソース中に直接スタイル指定した例である。前記スタイルの記述場所は、HTMLドキュメント内の<head>要素内に<style>要素を記述してもよく、また、スタイルシートを記述したCSSファイルをHTMLファイルとは別に作成して、HTMLファイル内から呼び出してもよい。
(イメージフォントによる画像化文字選択)
次に第6実施例について以下に説明する。第1実施例では、画像化文字を生成する方法としてS07のステップで取得した文字組情報によってバックグラウンドで描画した結果を画像として保存した。第6実施例ではイメージフォントを配置することによって画像化文字を形成する。
図12はドキュメント表示システムの概要図である。イメージフォントサーバ110には、オリジナルドキュメント10で配置されているテキストオブジェクト11に含まれる文字種をオリジナルドキュメントに描画されているサイズ以上でラスタライズされた画像ファイル群(以下「イメージフォント」という)が格納される。
Webサーバ100には変換後ドキュメント20であるHTMLドキュメントが格納される。前記HTMLドキュメント20に配置されているグラフィックレイヤー90の画像化文字92がイメージフォントによって(以下1文字以上のイメージフォントのグループを「イメージフォントオブジェクト」という)配置する。
イメージフォントをテキストオブジェクト11の1行毎に合成すれば、ブラウザの表示領域に合わせて高さが可変のテキストオブジェクトを作成することが可能になり、また、イメージフォントを1文字ずつ配置することにより、縦横可変のテキストオブジェクトを作成することができる。
イメージフォントオブジェクトは、イメージフォントサーバ110に格納されているイメージフォントによって構成され、電子書籍端末・タブレットPC131、スマートフォン132、パソコン133などウェブブラウザを動作させることが可能な端末から、Webサーバにアクセスする。
図13は、イメージフォントサーバ110に格納されているイメージフォントのディレクトリ構成である。イメージフォントサーバ110には変換後ドキュメント毎に画像化文字と同じフォントの文字種を格納する。ドキュメントAディレクトリ111のディレクトリ名の一部にドキュメントAの名称またはドキュメントAを特定できるユニークなID(以下「変換後ドキュメントID」という)を付与する。
ドキュメントAディレクトリ111の配下にはドキュメントA111で使用されているフォント毎にディレクトリ(以下イ「メージフォントディレクトリ」という)、図14ではイメージフォントAディレクトリ111a、イメージフォントBディレクトリ111b、イメージフォントCディレクトリ111cを作成し、前記イメージフォントディレクトリの配下には、さらにフォントサイズ毎にディレクトリ(以下「フォントサイズディレクトリ」という)図14では111a1、111b1、111c1を作成する。フォントサイズディレクトリには変換後ドキュメントのグラフィックレイヤー20aの画像化文字21に対応する、フォントの文字種、サイズのイメージフォントを格納する。
イメージフォントは、オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクト11で使用されている文字種のみが必要であるが、フォントやサイズが異なった場合は別に画像化してイメージフォントサーバ110に格納する。格納するフォントサイズはオリジナルドキュメント10と同じフォントサイズで画像化することを基本とするが、ブラウザで拡大した場合も滑らかに表示させるためには、オリジナルドキュメントで指定されているフォントサイズよりも大きなサイズを別に用意する。
例えばオリジナルドキュメント10に配置されているテキストオブジェクト11のフォントサイズが12ptであった場合、12ptでイメージフォントを生成することを基本とするが、2倍のサイズである24ptのサイズでイメージフォントを生成すれば拡大した時も滑らかに表示でき、また、元のサイズである12ptに縮小してもきれいに表示することが可能である。
このようにオリジナルドキュメント10で指定されているフォントサイズと同じフォントサイズのみを生成する以外にも、オリジナルドキュメント10で指定されているフォントサイズの倍数のフォントサイズのイメージフォントを複数のサイズを生成してもよい。
次に、図14においてイメージフォントの生成フローを説明する。まず、ステップS30でオリジナルドキュメントに配置されたオブジェクトのタイプを判断する。
前記オブジェクトのタイプがテキストオブジェクトであれば、ステップS31に進み、n番目の文字の文字コード、フォント名、フォントサイズ(以下「イメージフォント情報」という)を取得する。前記オブジェクトのタイプがテキストオブジェクトでなければ、次のオブジェクトのタイプを判定する。
次にステップS32に進み、S31によって取得したイメージフォント情報によってバックグラウンドでカレント文字を任意の色(通常はブラックが好ましい)による連続した透過度、あるいは連続したグレースケールによって描画する。
次にS33に進み、前記描画した画像を保存する。前記保存した画像のファイル名の一部に文字コード関連情報を付与する。
最後にS34進み、カレントオブジェクトから取得した文字が最後の文字であれば、カレントオブジェクトに含まれる文字のイメージフォント生成は終了する。オリジナルドキュメントにまだ前記処理をしていないオブジェクトが存在する場合には、同様の処理をステップS30から行う。
オリジナルドキュメントに配置されたすべてのオブジェクトに対して図15のイメージフォントの生成ステップによる処理を行った後に、図14に示す構造に従って生成したイメージフォントをイメージフォントサーバ110に格納する。
第6実施例では、オリジナルドキュメント10のテキストオブジェクト11と同じ位置にイメージフォントサーバに格納されている変換後ドキュメントIDに関連づけられたドキュメントディレクトリの同じフォント、同じサイズのイメージフォントへのリンクを記述することによって、画像化文字を形成することが可能になる。
イメージフォントは任意のカラーによる連続した透過度、あるいは連続したグレースケールによって記録されているので、オリジナルドキュメント10の当該文字がイメージフォントのカラーと異なっていた場合は、JavaScript(登録済み商標)で色の変更をおこなうか、当該カラーに変更したイメージフォントを予めイメージフォントサーバ110に保存しておく。
イメージフォントはイメージフォントサーバ110に格納されるが、Webサーバに格納してもよく、格納される場所はインターネット回線に接続されているサーバであれば構わない。
イメージフォントを1文字ずつ並べていった場合、画像化文字も1文字ずつ選択可能だが、選択した文字コードコピーを行うことができないため、文字コードコピーを可能にするためにイメージフォントによって生成された画像化文字同じ位置に上から非表示フォントを重ねることにより文字コードコピーを行うことが可能になる。
第1〜第6実施例では、オリジナルドキュメント10をテキスト属性を保持した上で忠実に再現できるドキュメント生成の方法について説明したが、第1〜第6実施例によって生成した変換後ドキュメントを表示するシステムについて図12によって以下に説明する。
第1〜第6実施例のいずれかの方法によって生成した変換後ドキュメントを格納するWebサーバ100と、イメージフォントが格納されるイメージフォントサーバ110非表示等幅フォントまたは、非表示プロポーショナルフォントが格納されるWebフォントサーバ120(以下「サーバ群」という)と、電子書籍端末・タブレットPC131または、スマートフォン132、あるいはパソコン133(以下「電子表示端末」という)には、第1〜第6実施例のいずれかの方法によって生成した変換後ドキュメントを表示することが可能なブラウザ(変換後ドキュメントがHTMLドキュメントの場合はWebブラウザ)を格納する。
サーバ群と電子表示端末はすべてインターネット回線に接続され、電子表示端末にインターネット回線を介して変換後ドキュメントがダウンロードされるとともに変換後ドキュメ20あるいは、イメージフォントがダウンロードされる。この図12の電子ドキュメント表示システムでは、電子表示端末に変換後ドキュメントが予め格納されていない場合のシステムであり、インターネットに接続し第1〜6実施例によって生成された変換後ドキュメントをその都度ダウンロードし、表示するためのシステム構成である。
また、サーバ群は3台で構成されているが、1台にまとめてもよく、または4台以上に分割してもよい。
また、電子表示端末に第1〜6実施例によって生成された変換後ドキュメント、並びに変換後ドキュメントに使用されている、非表示フォント、または、非表示プロポーショナルフォント、あるいはイメージフォントをすべて予め格納して変換後ドキュメントを表示することも可能である。通常この形態を取る場合は、変換後ドキュメントのフォーマットはePub形式にするのが望ましい。
次に、請求項11に記載する第1〜6実施例の実行をインターネット回線に接続されるサーバによってサービスを提供するASP(Application Service Provider)型のサービスシステムについて説明する。
前記サービスシステムでは、利用者が各自保有のコンピュータ等によって作成したオリジナルドキュメントをインターネット回線を介してASPサーバにアップロードし、ASPサーバに格納されている第1〜6実施例を実行可能なアプリケーションによってオリジナルドキュメント10を標準化ドキュメントまたはオープンドキュメントに変換する。このサービスシステムの場合、変換前のオリジナルドキュメント10もHTML、XML、ePubなど国際的に標準化された標準化ドキュメントまたは文書構造がオープン化されたオープンドキュメントのフォーマットの要件を満たしている必要がある。
図15は、ASP型のサービスシステム構成を表している。ASPサーバ140とクライアント141で構成され、ASPサーバ140はオリジナルドキュメントを変換する第1〜6実施例のいずれかを実行することが可能なアプリケーションとオリジナルドキュメントで使用されているフォントが格納される。クライアント141には、オリジナルドキュメント10をASPサーバ140にアップロードできるアプリケーションを格納する。
図16でASP型のサービスのフローについて説明する。ステップS40において、ASPサーバにログインする。ログインはユーザIDとパスワードを入力かOAuth認証などによってユーザ認証を行う。
次にステップS41においてログインして認証OKであれば、ステップS42に進み、ユーザが作成した、オリジナルドキュメント10をアップロードするための画面を表示する。
ステップS43において、アップロードするオリジナルドキュメント10を選択し、ステップS44において、HTML、XML、ePubなど変換したいドキュメントのファイルフォーマットを指定したあと、送信ボタンを押下し、前記オリジナルドキュメント10とユーザが指定した変換後ドキュメントのタイプをステップS45において、ASPサーバ140に送信する。
次にステップS46において、ASPサーバ140に格納された変換プログラムによってオリジナルドキュメント10を変換する。
次にステップS46において変換後ドキュメントのダウンロード画面を表示する。
次にステップS47において、ダウンロード画面の保存ボタンを押下すると保存する場所を指定する画面が表示されるので保存場所を指定する。WebブラウザによってS00〜S00のステップを実行する場合は、保存する場所を指定するステップはWebブラウザに設定されている保存場所かもしくはWebブラウザによって保存場所を指定する。
次にステップS48において、ASPサーバ140においてオリジナルドキュメントをユーザが指定した変換後ドキュメントタイプに変換する。
最後にステップS49において、ユーザのローカルデバイスに変換後ドキュメント10を送信する。ASPサーバ140からメールに変換後ドキュメントを添付して送信してもよく、また、ダウンロード画面へのURLを記述したメールを送信し、ユーザは、受信した前記メールに記載されているURLを押下してダウンロード画面をWebブラウザによって表示し変換後ドキュメントをダウンロードしてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、作成したドキュメントのデザインが標準化ドキュメントやオープンドキュメントに変換してもオリジナルのデザインを忠実に再現できる。
10 オリジナルドキュメント
11 テキストオブジェクト
12 イメージオブジェクト
20 変換後ドキュメント
20a グラフィックレイヤー
20b テキストレイヤー
21 画像化文字
21b 非表示テキストオブジェクト
22 写真図版画像
23 スタイルシート
24 HTML
24a カーニングしたい文字列に適応させるための記述
24b フォント固有の文字幅によって文字送りの場合の記述
24c カーニングによって文字送りした場合の記述
30 字間スタイルシート
40 非表示フォント
41 CSSでの非表示フォントのインポートの記述例
51 カーニングされた画像化文字
52 非表示フォントの位置
52a 非表示フォント「カ」
52b 非表示フォント「―」
52c 非表示フォント「ニ」
52d 非表示フォント「ン」
52e 非表示フォント「グ」
60 CSSのブロック要素
00a 全角送りでの表示
00a カーニングによる表示
70 グラフィックレイヤーの画像化文字
70a 画像化文字「カ」
70b 画像化文字「―」
70c 画像化文字「ニ」
70d 画像化文字「ン」
70e 画像化文字「グ」
71 テキストレイヤーのテキストボックス
71a 非表示フォント「カ」
71b 非表示フォント「―」
71c 非表示フォント「ニ」
71d 非表示フォント「ン」
71e 非表示フォント「グ」
80 非表示フォントを読み込むためのCSSの記述
81 縦書き1行のテキストオブジェクトのCSSの記述
82 縦書きのスタイルを適用したHTMLソースの記述
100 Webサーバ
110 イメージフォントサーバ
111 ドキュメントAディレクトリ
111a イメージフォントAディレクトリ
111a1 イメージフォントAサイズ別ディレクトリ
111b イメージフォントBディレクトリ
111b1 イメージフォントBサイズ別ディレクトリ
111c イメージフォントCディレクトリ
111c1 イメージフォントCサイズ別ディレクトリ
120 Webフォントサーバ
130 インターネット
131 電子書籍端末・タブレットPC
132 スマートフォン
133 パソコン
140 ASPサーバ
141 クライアント

Claims (11)

  1. 電子ドキュメント作成ソフトによって作成されたオリジナルドキュメントにおいて、
    オリジナルドキュメントをHTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)ePubなど国際的に標準化された標準化ドキュメントまたは文書構造がオープン化されたオープンドキュメントのフォーマットの要件を満たすドキュメントに変換するドキュメント変換手段と、
    前記オリジナルドキュメントに配置されたオブジェクトを画像化するオブジェクト画像化手段と、
    前記オリジナルドキュメントに配置された前記オブジェクトの位置情報を記録する手段と、
    前記オブジェクトのうちテキストを含むテキストオブジェクトから少なくとも文字コード情報と文字サイズ情報を取得する文字組情報取得手段と、
    前記テキストオブジェクトを画像に変換した画像化文字が横書きの場合に前記画像化文字を文字として認識できる部分の文字毎に選択できる画像化文字選択手段と、
    画像化文字選択手段を実現するために画像化文字と同じ位置にグリフを持たない非表示フォントを重ねる非表示フォント配置手段と、
    前記画像化文字選択手段によって選択した文字をコピーする手段と、
    を備える電子ドキュメント作成システム。
  2. 前記非表示フォントに格納されている文字種が、オリジナルドキュメントに使用されているそれぞれのフォントに格納されている文字種に設定されている文字幅と同じ文字幅を持った非表示プロポーショナルフォントである、請求項1記載の電子ドキュメント作成システムであって、
    非表示ポロポーショナルフォントを作成する非表示ポロポーショナルフォント作成手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項1記載の電子ドキュメント作成システム。
  3. 前記オリジナルドキュメントに横書きの前記テキストオブジェクトを有し、前記テキストオブジェクトに格納されている文字列がカーニングされた文字送りである場合において、さらにカーニングされた文字送りである前記画像化文字に対応したカーニング文字画像選択手段と、
    を備えた請求項1または請求項2に記載の電子ドキュメント作成システム。
  4. 前記オリジナルドキュメントに縦書きのテキストオブジェクトを有し、前記テキストオブジェクトの文字送りが固定ピッチである場合において、
    さらに前記画像化文字選択手段を実現できる縦書き文字選択手段を備えた請求項1〜請求項3に記載のいずれかを備えた電子ドキュメント作成システム。
  5. 前記縦書きのテキストオブジェクトの文字送りがカーニングされている場合において、
    さらに前記縦書き文字選択手段を実現できる縦書きカーニング文字選択手段と、
    を備えた請求項1〜請求項4に記載のいずれかを備えた電子ドキュメント作成システム。
  6. 前記オリジナルドキュメントに配置されている前記テキストオブジェクトに含まれるすべての文字種をオリジナルドキュメントで指定されている以上の文字サイズでラスタライズした画像ファイルを生成するイメージフォント生成手段と、
    前記画像化文字を前記イメージフォントによって生成する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子ドキュメント作成システム。
  7. 請求項1〜6に記載の電子ドキュメント作成システムによって作成した前記変換後ドキュメントと、前記非表示フォント、または、前記非表示プロポーショナルフォント、あるいは、前記イメージフォントを格納するインターネット回線を介して接続されるサーバと、前記変換後ドキュメントを表示可能なブラウザを格納する、インターネット回線に接続可能なローカルデバイスと、
    によって構成されることを特徴とする、電子ドキュメント表示システム。
  8. 請求項1〜6に記載の電子ドキュメント作成システムによって作成した変換後ドキュメントと、
    請求項1に記載の前記非表示フォント、または、請求項2に記載の非表示プロポーショナルフォント、あるいは、請求項6に記載のイメージフォントと、
    前記変換後ドキュメントを表示可能なブラウザと
    を格納するデバイスである電子ドキュメント表示システム。
  9. 少なくとも文字を編集可能な電子ドキュメント作成システム上のアドオンプログラムとして動作する請求項1〜6のいずれかに記載の電子ドキュメント作成システム。
  10. 少なくとも文字を編集可能な電子ドキュメント作成システムと連携可能なプログラムとして動作する請求項1〜6のいずれかに記載の電子ドキュメント作成システム。
  11. 前記オリジナルドキュメントをインターネット回線に接続される前記サーバにアップロードするオリジナルドキュメントアップロード手段と、
    前記サーバにおいて、請求項1〜6のいずれかの手段を提供するASP(Application Service Provider)型の電子ドキュメント作成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019128853A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 有限会社グッドライフ黒田工務所 生活動線の設計方法および設計ツール

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