JP2014202866A - 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、作像ユニット、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014202866A
JP2014202866A JP2013078114A JP2013078114A JP2014202866A JP 2014202866 A JP2014202866 A JP 2014202866A JP 2013078114 A JP2013078114 A JP 2013078114A JP 2013078114 A JP2013078114 A JP 2013078114A JP 2014202866 A JP2014202866 A JP 2014202866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
roller
brush
image forming
charging roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013078114A
Other languages
English (en)
Inventor
多和田 高明
Takaaki Tawada
高明 多和田
藤城 宇貢
Takatsugu Fujishiro
宇貢 藤城
渡辺 一彦
Kazuhiko Watanabe
一彦 渡辺
菊地 尚志
Hisashi Kikuchi
尚志 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013078114A priority Critical patent/JP2014202866A/ja
Publication of JP2014202866A publication Critical patent/JP2014202866A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】帯電ローラ表面の凹部の汚れを捕らえることができ、帯電ローラ表面を清浄な状態に維持することが可能な帯電装置を提供する。
【解決手段】帯電ローラ121をクリーニングする部材として帯電ローラ表面の凹部に入り込める細い繊維径のブラシ繊維125を有するブラシローラ124を用いる。ブラシ繊維125が帯電ローラ121表面の凹部に入り込み、トナーT等の汚れを捕捉、保持できる。それにより帯電ローラ121表面を清浄な状態に維持することが可能となる。すると帯電ローラ121の帯電性能を維持でき、それによって画像形成装置を高信頼性化することができるようになる。
【選択図】図4

Description

本発明は、帯電ローラ及び絶縁性材質からなる帯電ローラ清掃部材を備えた帯電装置と、これを備えた画像形成装置に関する。
昨今の画像形成装置、例えば電子写真式の複写機やプリンタは、そのカラー化、高速化、高画質化の進展とともに、4連タンデム方式と称されるタイプの画像形成装置が主流となってきている。また、環境意識への高まりから、リサイクル、高信頼性、高寿命化もますます重要になってきている。さらに、オフィス環境への配慮から、オゾン発生量、粉塵発生量に関しても、意識が高まっている。
そのために、電子写真式の画像形成装置では、帯電部材として、オゾン発生量が少ない帯電ローラ方式が採用されるものが多い。さらに、高寿命化を狙って、感光体に微小ギャップを持って、対向する帯電ローラが採用されることもある。また、高画質化への要求から、帯電ローラに帯電電流が十分に流れ帯電電位の安定する交流電圧を印加するものも多くなってきている。
図1は4連タンデム方式の画像形成装置の内部機構を概念的に示す断面図である。画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを用いてカラー画像形成を行う。画像形成装置1は、その下部に記録媒体としての用紙を収納する給紙カセット11、12を配した給紙部10を設け、その上方に作像部20、転写部30等を配置した構成を備える。
作像部20は、像担持体である感光体ドラム110Y、110M、110C、110K(以下、特に色を特定する必要がなければ感光体ドラム110と言う、他の部材も同じ。)を備えた4個の作像ユニット100Y、100M、100C、100Kを備える。転写部30は、複数のローラ31、32、33に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトで構成した中間転写体としての中間転写ベルト34と、二次転写ローラ35からなる。さらに、各感光体ドラム110Y、110M、110C、110Kに潜像を形成する潜像形成装置である光書込ユニット40と、用紙にトナー像を定着させる定着装置50等が配置されている。また、給紙カセット11、12から定着装置50までの間には、用紙を搬送する搬送経路60が形成されている。
また、中間転写ベルト34の、ローラ32と対向する部位に2次転写装置となる2次転写ローラ35を搬送経路に臨ませて設置し、ローラ31と対向する部位にベルト表面を清掃するベルトクリーニング装置37を設置している。
作像部20は、中間転写ベルト34のうちローラ31とローラ32との間に配置される中間転写ベルト34の下部側ベルト走行辺に対向するように配置されている。各作像ユニット100Y、100M、100C、100Kは、中間転写ベルト34に接するように各感光体ドラム110Y、110M、110C、110Kを配置している。なお、図中符号70Y、70M、70C、70Kは補給用トナーを収納するトナーボトルを示している。
この画像形成装置1では、作像ユニット100Y、100M、100C、100Kの感光体ドラム110Y、110M、110C、110Kが光書込ユニット40で所定パターンによって露光される。そして、感光体ドラム110Y、110M、110C、110Kが現像され、中間転写ベルト34上に順次転写される。さらに、給紙カセット11、12から用紙搬送経路60上を搬送される転写用紙に、2次転写ローラ35にて転写され、定着装置50で定着され排出される。
図2は、図1に示した作像ユニットを示す断面図である。作像ユニット100Y、100M、100C、100Kは、使用するトナーの色が異なる他、同一の構造を備えている。このため、一つの作像ユニット100についてその構造を符号に添え字を付さずに説明する。作像ユニット100において、感光体ドラム110の周囲には、帯電手段120、現像装置130、クリーニング装置150がそれぞれ配置してある。
この作像ユニットでは、帯電手段120には、高画質化、高寿命を狙い、感光体ドラム110に対してギャップを持って対向し、既述のように交流電圧が印加される帯電ローラ121を採用している。そして、トナーは高画質化を狙い、円形度が高く粒径の小さなマイナス帯電の重合トナーが採用される。このような作像ユニットで採用される重合トナーは、円形度が高くて粒径が小さいので、クリーニング性が悪く、感光体ドラム110をクリーニングするためのクリーニング装置150のクリーニングブレード151をすり抜けるトナー量も多くなる。
感光体ドラム110と接触して回転する帯電ローラ121は、クリーニングブレード151をすり抜けてきたトナー等の汚れが表面に付着する。帯電ローラ121表面の汚れが蓄積していくと、帯電ローラ121の体積抵抗が上昇して、やがて帯電性能が劣化して、帯電不良となり、色筋画像等の問題を発生させる。そのため、図3(A)に示すように、帯電ローラ121のクリーニング部材としてスポンジローラ等の帯電ローラクリーニング部材122を設けて、帯電ローラ121表面の汚れを除去している。帯電ローラクリーニング部材122は帯電ローラ121に連れ回りする。
また図3(B)に示すように、帯電ローラ121は、ローラ表面に凹凸形状を設けて、帯電ローラ121の表面と感光体ドラム110表面の接触面積を小さくしている。凹凸形状は、高低差が数μm、ピッチが十数μm程度である。これにより、クリーニング装置150のクリーニングブレード151をすり抜けてくるトナーT等の汚れを捕捉しにくくして、トナー汚れ防止し、経時性能を向上させている。
しかしながら、トナー等の汚れが帯電ローラ121表面の凹凸の凹部に入り込むと、帯電ローラクリーニング部材122では凹部の汚れまで部材先端が到達できない。図3(C)に示すように、帯電ローラクリーニング部材122にブラシローラを用いても、ブラシ123が帯電ローラ121表面凹部の汚れを除去しきれず、帯電ローラ121表面に汚れを徐々に蓄積させて、帯電不良による異常画像等を発生させてしまう。
特許文献1は、ブレードのクリーニング性能の寿命及び感光体寿命をのばし、長期にわたりディフェクトのない均一な画像形成を可能とすることを目的とする。そのため、潤滑剤を潜像担持体表面に供給する手段を有し、潜像担持体と接触する部分の、純水との接触角A及び23℃における100%モジュラス(MPa)Bが、下記数式(1)を満たすクリーニングブレードを備える画像形成装置及びそれに用いられるプロセスカートリッジ並びに画像形成方法を開示している。
数式(1):A≧−2.5×B+102
特許文献2は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの電子写真方式を用いた画像形成装置、特にトナー像を担持して循環移動する像担持体表面にゴム材料からなる先端エッジ部を圧接させたクリーニングブレードを備えたものに関する。廃トナーを再利用しながらも、外添剤粒子の添加量を増加させることなく長期にわたり像担持体表面の良好なクリーニング性を維持することを目的としている。そのため、クリーニングブレードによって像担持体表面から掻き取られた残留トナー粒子をトナー収容体に戻すトナー回収手段を備え、クリーニングブレードは、先端エッジ部が、23℃における100%モジュラスが4MPa以上18MPa以下の範囲に属するゴム材料からなるものである技術を開示している。
特許文献3は、信頼性の高いクリーニング方法、画像形成装置及び装置ユニットを提供することを目的としている。そのため、最表面層に無機又は有機の粒子を含有する有機感光体面に残留するトナーのクリーニング方法及び装置において、クリーニングブレードが弾性体であり、該弾性体の硬度が50〜90、ヤング率(kg/cm)が40〜90、100%モジュラス(kg/cm)が20〜65、300%モジュラス(kg/cm)が70〜150、引っ張り強さ(kg/cm)が240〜500、伸び(%)が290〜500、反発弾性(%)が30〜70、引裂強さ(kg/cm)が25〜75、永久伸び(%)が4.0以下であり、圧接力を10〜50(gf/cm)の範囲に設定した際、自由長部の厚さ(t)を1〜3mm、自由長(L)を5〜15mm、L/t比が2〜8であるクリーニング方法及び装置を開示している。
特許文献3は、積層構造のブレード部材を用いた構成で、初期のクリーニング性能を十分に維持することができるクリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置、プロセスカートリッジ、中間転写ユニット及び記録体搬送ユニットを提供することを目的としている。そのため、エッジ層1及びバックアップ層2からなる積層構造のブレード部材と、ブレード部材を保持するブレードホルダとを有し、ブレード部材の先端稜線部であるエッジ部を表面移動する感光体の表面に当接させて、感光体の表面をクリーニングするクリーニング装置で、ブレード部材を感光体に当接させた状態で所定の方法で測定する線圧低下率が90[%]となるように設定することを開示している。
特許文献4は、クリーニングブラシに印加する電圧と逆極性に帯電したトナー及びクリーニングブラシに印加する電圧と同極性に帯電したトナーをクリーニングブラシでクリーニングすることのできるクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的としている。そのため、クリーニングブラシに印加される電圧の極性と逆極性に帯電するクリーニングブラシを用いることで、被清掃体表面上のマイナス極性に帯電したトナーとプラス極性の帯電したトナーの両方をブラシ繊維に付着させることができる技術を開示している。これにより、ブラシ繊維に付着せずに、被清掃体に付着したままクリーニングブラシを通過してしまうトナーをほとんどなくすことができ、クリーニング不良を抑制することができるとしている。
本発明は、これらの問題点にかんがみてなしたもので、表面に凹凸形状を設けた帯電ローラ表面のトナー等の汚れを効果的に除去して、長期に渡って帯電ローラ表面を清浄な状態に維持し、帯電性能の劣化を防止し、画像形成装置を高信頼性化することを可能とすることを目的としている。
本発明の帯電装置は、帯電ローラ、及び絶縁性材質からなる清掃部材を備え、該清掃部材により前記帯電ローラの表面に付着したトナー等の汚れを捕捉する、画像形成装置用の帯電装置において、前記帯電ローラの表面に凹凸形状があり、前記清掃部材が、前記帯電ローラの表面の凹凸形状の凹部に入り込む繊維径の繊維からなるブラシを有するブラシローラであり、前記ブラシが、前記帯電ローラの表面との摩擦によって前記トナーの帯電極性とは逆極性に帯電する材質からなることを特徴とする。
本発明によれば、帯電ローラをクリーニングする部材として帯電ローラ表面の凹部に入り込める細い繊維径のブラシローラを用いることで、帯電ローラ表面の凹部の汚れを捕らえることができ、帯電ローラ表面を清浄な状態に維持することが可能となり、帯電性能を維持でき、それによって画像形成装置を高信頼性化することができる。
4連タンデム方式の画像形成装置の内部機構を概念的に示す断面図 図1に示した作像ユニットを示す断面図 図2に示した作像ユニットにおける帯電ローラのクリーニング構造を示す斜視図(A)、要部拡大断面図(B)、(C) 本発明による画像形成装置の作像ユニットの実施形態1の基本的構成を示す図2相当の断面図 図4に示した作像ユニットにおける帯電ローラのクリーニング構造を示す図2(B)相当の要部拡大断面図 図4に示したブラシローラのブラシの曲がりと摩擦帯電状態を拡大して示す概念図 本発明の実施形態2を示す図2(A)相当の斜視図 本発明の実施形態3を示す図2(A)相当の斜視図 本発明の実施形態4を示す図2(A)相当の斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお以下では従来の例と共通する部分には共通する符号を付して説明する。また、本実施形態は複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等の画像形成装置に関するが、本発明は図示の実施形態のものには限定されない。
<実施形態1>
図4に本発明による画像形成装置の作像ユニットの実施形態1の基本的構成を示す。本実施形態の作像ユニットは、図2に示した作像ユニットと基本的にはほぼ同じ構成で、感光体ドラム110や現像装置130、クリーニング装置150等を備えるが、帯電ローラ121をクリーニングする部材のブラシローラ124のみ異なる。
帯電ローラ121は単層でポリウレタンゴム材質で構成されている。帯電ローラ121の表面には凹凸形状を設けてある。また、詳細な図示と説明は省略するが、本発明の実施形態に係る画像形成装置の作像ユニットは、感光体ドラム、帯電装置、感光体クリーニング装置、潤滑剤塗布装置等が一体となったプロセスカートリッジとなっている。そして、作像ユニット、すなわちプロセスカートリッジを一体で交換するものである。帯電ローラ121には、高画質化、高寿命を狙い、感光体ドラムに対してギャップを持って対向し、交流電圧が印加されるものを採用できる。
本実施形態のブラシローラ124は、繊度0.8デニール繊維径5μm程度の極細のナイロンブラシ繊維(以下、ブラシ繊維と言う)125を絶縁性材質からなる清掃部材として備えて構成されている。そのため、帯電ローラ121表面の、高低差が数μm、ピッチが十数μmの凹凸の凹部にもブラシ繊維125が入り込み、帯電ローラ121表面の凹部に落ち込んだ汚れに到達できる。さらにブラシ繊維125は、帯電ローラ121の表面材質であるポリウレタンよりも帯電列が上位なので、ブラシ繊維125と帯電ローラ121の表面が回転によって摩擦すると、ブラシ繊維125はプラスに帯電する。
また図5に示すように、極細のブラシ繊維125は、帯電ローラ121の表面との接触で屈曲し、側面で帯電ローラ121の表面と接触しながら連れまわる。そのため、ブラシ繊維125は先端ばかりではなく、先端側の外側面も摩擦される。したがって、ブラシ繊維125の外面ばかりではなく、ブラシ繊維125の内側も摩擦帯電する。また、ブラシ繊維125を静電植毛により直立して植毛しておけば、ブラシの毛密度は外面から内側中心方向に向かって大きくなる。それにしたがって、ブラシ繊維125の摩擦帯電量もブラシローラ124の外面側から内側中心方向に向かって大きくなっている。
感光体ドラム110のクリーニング装置150によるクリーニングをすり抜けて帯電ローラ121に到達し、ローラ表面に付着したトナーTは、マイナス帯電している。そして、このトナーTとは逆の帯電極性、すなわち逆極性のプラスに帯電したブラシローラ124のブラシ繊維125に効果的に捕捉される。また、帯電ローラ121表面にある高低差が数μm、ピッチが十数μm程度の凹凸の凹部に入り込んだ汚れに対しても、図5に示すように、繊維径5μm程度の極細のブラシ繊維125が凹部に入り込んで、凹部の汚れを捕らえることができる。また、ブラシ繊維125の先端ばかりではなく、ブラシ繊維125の内側も摩擦帯電しているので、そこでも図6に示すようにトナーT等の汚れを捕捉、保持できる。これにより、トナー汚れ除去・保持性能が向上する。
さらに、ブラシローラの帯電量がブラシ外面から内側にかけて大きくなっている。そのため、ブラシローラ124により捕らえられたトナー汚れが、静電気力の大きなブラシローラ124の内側へ移動して保持される。そのため、より多くの帯電ローラ121のトナー汚れがブラシローラ124に効率的に保持できる。これにより、ブラシローラ124の汚れ保持性能が向上し、長期にわたってブラシローラ124のクリーニング性能が維持できる。こうした一連の事象により、長期にわたって帯電ローラ121の表面を清浄な状態に維持することが可能となり、帯電性能を維持でき、帯電不良による異常画像等が発生し難くなる。
<実施形態2>
図7に本発明の実施形態2を示す。本実施形態は、実施形態1のようにブラシローラ124を帯電ローラ121との連れ回りで回転させるのではない。別途に回転駆動するための回転駆動手段126を備えている。回転駆動手段126は、ブラシローラ124を帯電ローラ121の回転速度の例えば2倍の速度で回転させる。そのため、帯電ローラ121表面に対して、ブラシローラ124が相対的に回転することとなり、帯電ローラ121表面の汚れがブラシローラ124のブラシ繊維125と接触する確率が大きくなる。それにより、ブラシローラ124のクリーニング性能が向上する。また、より効果的に帯電ローラ121の表面を清浄な状態に維持することが可能となり、帯電性能を維持できる。
<実施形態3>
図8に本発明の実施形態3を示す。本実施形態も、実施形態2と同様にブラシローラ124を帯電ローラ121とは別途に回転駆動するための回転駆動手段126を備えている。ただし、実施形態2とは異なり、ブラシローラ124を帯電ローラ121の回転駆動方向と逆方向に回転させている。それにより、帯電ローラ121の表面に対してブラシローラ124が相対的に回転することとなり、帯電ローラ121の表面の汚れがブラシ繊維125と接触する確率が大きくなる。それにより、実施形態2と同様にブラシローラ124のクリーニング性能が向上する。
<実施形態4>
図9に本発明の実施形態4を示す。本実施形態も、実施形態2と同様にブラシローラ124を帯電ローラ121とは別途に回転駆動するための駆動手段127を備えている。ただし駆動手段127はブラシローラ124を帯電ローラ121の軸方向に揺動させ得る構成のものである。この実施形態では、ブラシローラ124の揺動により、軸方向に不均一な帯電ローラ121の汚れをブラシローラ124で軸方向に均し、かつ捕捉、保持できるようになる。そのため、部分的なブラシローラ124のクリーニング能力劣化(汚れ保持容量が満杯になり汚れが溢れる)を防止することが可能となる。したがって長期にわたってブラシローラ124のクリーニング性能を維持することが可能となる。なおこの実施形態では図示のように回転駆動手段126を備えているのではなく、帯電ローラ121の回転との連れ周りによって帯電ローラ121の軸方向に揺動させる構成としてもよい。
<実施形態5>
上述した本発明の実施対象を、感光体ドラム110に接触する帯電ローラばかりではなく、感光体ドラム110と微小ギャップをもって対向する帯電ローラに対しても適用できる。感光体ドラム110と微小ギャップをもって対向する帯電ローラは、表面に感光体ドラム110からトナー等の汚れが付着しにくく、帯電ローラの汚れがひどくなるのを抑制可能で長寿命化が図れる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
110 :感光体ドラム
121 :帯電ローラ
124 :ブラシローラ
125 :ブラシ繊維
126 :回転駆動手段
127 :駆動手段
130 :現像装置
150 :クリーニング装置
T :トナー
特許第4715259号公報 特許第4788240号公報 特開平8−328438号公報 特開2011−197309号公報

Claims (13)

  1. 帯電ローラ、及び絶縁性材質からなる清掃部材を備え、該清掃部材により前記帯電ローラの表面に付着したトナー等の汚れを捕捉する帯電装置において、
    前記帯電ローラの表面に凹凸形状があり、
    前記清掃部材が、前記帯電ローラの表面の凹凸形状の凹部に入り込む繊維径の繊維からなるブラシを有するブラシローラであり、
    前記ブラシが、前記帯電ローラの表面との摩擦によって前記トナーの帯電極性とは逆極性に帯電する材質からなる、
    ことを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1の帯電装置において、
    前記ブラシが、該ブラシの先端から側面にかけて前記帯電ローラの表面と摩擦して帯電することを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項2の帯電装置において、
    前記ブラシローラの帯電量が前記ブラシの外面から内側にかけて大きくなることを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項2又は3の帯電装置において、
    前記ブラシローラにおける前記ブラシの毛密度が前記ブラシローラの外面から内側にかけて大きくなることを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかの帯電装置において、
    前記ブラシローラを前記帯電ローラと連れ回りではなく回転させる回転駆動手段を備えることを特徴とする帯電装置。
  6. 請求項5の帯電装置において、
    前記回転駆動手段による前記ブラシローラの回転駆動方向を、前記帯電ローラの回転駆動方向と逆方向とすることを特徴とする帯電装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれかの帯電装置において、
    前記ブラシローラを前記帯電ローラの軸方向に揺動させることを特徴とする帯電装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの帯電装置において、
    前記帯電ローラに交流電圧を印加することを特徴とする帯電装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの帯電装置を備えた作像ユニット。
  10. 請求項9の作像ユニットを備えた画像形成装置。
  11. 請求項10の画像形成装置において、
    感光体を有し、
    前記帯電ローラが前記感光体に接触することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項10の画像形成装置において、
    感光体を有し、
    前記帯電ローラが前記感光体と微小ギャップをもって対向することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項10乃至12のいずれかの画像形成装置において、
    作像ユニットを、前記感光体及び、帯電装置、現像装置、前記感光体のクリーニング装置のうち少なくとも一つを含むプロセスカートリッジとして構成してなることを特徴とする画像形成装置。
JP2013078114A 2013-04-04 2013-04-04 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置 Pending JP2014202866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013078114A JP2014202866A (ja) 2013-04-04 2013-04-04 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013078114A JP2014202866A (ja) 2013-04-04 2013-04-04 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014202866A true JP2014202866A (ja) 2014-10-27

Family

ID=52353351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013078114A Pending JP2014202866A (ja) 2013-04-04 2013-04-04 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014202866A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054750A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置、帯電装置および画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228264A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP2006301233A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 帯電装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2007127952A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2007155844A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及び画像形成装置
JP2009037012A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Teijin Fibers Ltd 繊維ローラ、クリーニングローラ、シール部材及びその製造方法
JP2009080392A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228264A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP2006301233A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 帯電装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2007127952A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2007155844A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及び画像形成装置
JP2009037012A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Teijin Fibers Ltd 繊維ローラ、クリーニングローラ、シール部材及びその製造方法
JP2009080392A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054750A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置、帯電装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7587164B2 (en) Cleaning device, image carrier unit and image-forming apparatus
JP2007093863A (ja) クリーニング装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP2012177866A (ja) 画像形成装置
JP2007171822A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2005326758A (ja) 中間転写装置及び画像形成装置
JP5487148B2 (ja) クリーニング装置、及び画像形成装置
JP2013044871A (ja) 画像形成装置
JP5175753B2 (ja) クリーニング装置、および画像形成装置
JP6589901B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP5044313B2 (ja) クリーニング装置、これを用いた画像形成装置
JP2014202866A (ja) 帯電装置、作像ユニット、画像形成装置
JP2015068975A (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2011128363A (ja) フィルミング除去装置およびこれを有する画像形成装置
JP2008102248A (ja) 画像形成装置
JP2015079033A (ja) 清掃器および画像形成装置
JP2006259398A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP4432554B2 (ja) 画像形成装置
JP3852222B2 (ja) 画像形成装置
US20200150579A1 (en) Image forming apparatus
JP5377437B2 (ja) 画像形成装置
JP4744240B2 (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP2008268346A (ja) クリーニング装置
JP6376080B2 (ja) クリーニング装置、及び画像形成装置
JP2009134153A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2010217609A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20161214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180327