JP2014202495A - 不釣合い修正装置 - Google Patents

不釣合い修正装置

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Abstract

【課題】不釣合い修正に要するサイクルタイムの短縮化を図ることができる不釣合い修正装置を提供すること。
【解決手段】回転軸は有さない被修正体2に対して不釣合い修正を行うための不釣合い修正装置1では、加工基準台14Aに被修正体2がセットされる。加工基準台14Aに結合された作業テーブル13の外側位置13B,13Cには、クランプ装置15,16がスライド移動可能に設けられている。クランプ装置15,16は、加工基準台14Aにセットされた被修正体2の外側側面部2Cを180°隔たる位置で挟持して、被修正体2をX−Y平面において回転しないように固定する。制御装置30は、作業テーブル13と切削装置18とのX−Y平面における相対的な位置関係と、切削装置18のZ軸方向位置とを制御して、切削装置18に、被修正体2の不釣合い部分を切削させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、回転体の不釣合いを修正する不釣合い修正装置に関するものである。
下記特許文献1では、回転体の不釣合いを測定してから、回転体に切込みを形成することによって、回転体に存在する不釣合い量が限りなく零に近くなるように不釣合い修正する不釣合い修正装置が提案されている。
また、従来の不釣合い修正装置が、図7に示されている。この不釣合い修正装置70が不釣合い修正の対象とする回転体71は、たとえば、高速ターボコアアッセンブリの構成部品である中空のアルミインペラ部である。不釣合い修正装置70は、床面に固定されるベッド72と、ベッド72から上方へ延びる支柱73と、支柱73の上端に固定されたモータ等の回転装置74と、回転装置74の出力軸に連結されて水平方向(X軸方向)へ延び出た回転軸75と、ベッド72上においてX軸方向に移動可能な押込み装置76と、切削装置77とを含んでいる。
この不釣合い修正装置70における回転体71の不釣合い修正手順として、まず、図示しない搬送装置によって回転体71を回転軸75にセットし、回転軸75を回転体71の中空部分に挿通する。次いで、押込み装置76がX軸方向に移動し、その際、押込み装置76に設けられた案内棒76Aにおいてテーパー状に尖った先端76Bが、回転体71を、回転軸75に設けられた加工基準部75A(位置決め用の段部)へ押さえ付ける。
その後、回転装置74を駆動して回転体71を回転軸75周りに回転させて(破線矢印参照)、回転体71における修正開始位置(不釣合い修正のための切込みの形成を開始する位置)が真上になるように、回転体71の位置を決める。次いで、切削装置77の切削工具77AをX軸方向およびZ軸方向(上下方向)に移動させて、回転体71の修正開始位置に接近させる。そして、回転体71に対して、切削工具77Aによって一定大きさ(深さ)の切込みを与えながら、回転装置74によって回転体71を回転させる。すると、回転体71の回転量に応じた大きさの切込みが回転体71に形成されることによって、この回転体71の不釣合いが修正される。
特開2013−3021号公報
しかし、この不釣合い修正装置70では、中空部分に回転軸75が挿通された回転体71を加工基準部75Aに押し付けるだけで回転体71を保持しているため、回転軸75に対して回転体71を保持する力(保持力)を十分に確保することが困難である。そのため、不釣合い修正のために切込みを形成している最中において、回転体71が回転軸75に対して滑る虞がある。また、回転体71の滑りを防止するために押込み装置76による押込み力(回転体71を加工基準部75Aへ押し込む力)を増大させると、押込み装置76の案内棒76Aの先端76Bによって、回転体71に傷が付いたり回転体71が変形したりする虞がある。
また、押込み装置76は、回転体71を不釣合い修正装置70にセットする搬送装置(図示せず)との干渉を防止するために、不釣合い修正の前後に毎回X軸方向へ大きく逃げないといけない。さらに、回転体71の滑りを防止するためには、回転体71に切込みを形成する速度を大幅に落とさねばならない。これらの要因によって、不釣合い修正装置70が1回の不釣合い修正を完了させるために要するサイクルタイムが長くなってしまう虞がある。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、不釣合い修正に要するサイクルタイムの短縮化を図ることができる不釣合い修正装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、それぞれに直交するX軸(X)、Y軸(Y)およびZ軸(Z)で定義されるXYZ3次元空間において構築される不釣合い修正装置(1)であり、挿通孔(4)を有し、回転軸は有さない回転体である被修正体(2)に対して不釣合い修正を行うための不釣合い修正装置であって、被修正体の挿通孔に嵌まり込む突部(14B)を備え、挿通孔がZ軸方向に向くように、X−Y平面において挿通孔を中心とする所定の角度位置に被修正体がセットされる加工基準台(14A)と、前記加工基準台に対して一定の空隙を介在させた状態で結合されており、X−Y平面において前記加工基準台を中心に180°隔たる外側位置(13B,13C)を少なくとも有している作業テーブル(13)と、前記作業テーブルの外側位置に設けられ、前記加工基準台に対して進退する進退方向にスライド移動可能に設けられ、前記加工基準台にセットされた被修正体の外側側面部(2C)を180°隔たる位置で挟持して、被修正体をX−Y平面において回転しないように固定するクランプ装置(15,16)と、前記作業テーブルに連結されていて、前記作業テーブルを180°反転させる反転装置(12)と、Z軸方向に進退位置を制御でき、被修正体を切削するための切削装置(18)と、前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の不釣合い部分(2D)を切削させる制御装置(30)と、を含むことを特徴とする、不釣合い修正装置である。
また、請求項2記載の発明は、前記制御装置は、前記反転装置により、前記作業テーブルを、Z軸方向下方を向く位置に反転させて、前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の一方の側面(2B)における不釣合い部分を切削させる第1の制御手段(30)と、前記反転装置により、前記作業テーブルを、Z軸方向上方を向く位置に反転させて、前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の他方の側面(2A)における不釣合い部分を切削させる第2の制御手段(30)と、を含むことを特徴とする、請求項1記載の不釣合い修正装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。以下、この項において同じ。
請求項1記載の構成によれば、不釣合い修正装置による不釣合い修正の対象となる被修正体は、挿通孔を有し、回転軸は有さない回転体である。不釣合い修正装置で加工基準台にセットされた被修正体は、外側側面部で180°隔たる位置においてクランプ装置によって挟持される。この状態で被修正体の不釣合い部分を切削しても、被修正体は、回転しないように固定されているので、固定治具(加工基準台やクランプ装置)に対して滑ることはない。よって、被修正体が滑らないように被修正体の切削速度を低くするといった処置を取らずに済む。
また、被修正体の周りに位置する作業テーブルと加工基準台との間には、一定の空隙が確保されているので、この空隙に切削装置を進入させて被修正体を切削すれば、被修正体の位置を(切削装置が届くように)細かく調整しなくても、被修正体の不釣合い修正が可能となる。
さらに、請求項2記載の構成のように作業テーブルを180°反転させれば、加工基準台に被修正体をセットし直さなくても、被修正体の一方の側面(例えば裏面)および他方の側面(例えば背面)の両方の不釣合い修正が可能となる。
以上の結果、不釣合い修正に要するサイクルタイムの短縮化を図ることができる。
請求項3記載の発明は、前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪(19)を有していて、前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面(20)は、被修正体の外側側面部に沿った円弧面で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置である。
この構成によれば、クランプ爪と被修正体との接触領域が広くなるので、その分、クランプ装置は、被修正体を強固に挟持することができ、被修正体が前記固定治具に対して滑ることを確実に防止できる。これにより、不釣合い修正に要するサイクルタイムの一層の短縮化を図ることができる。
請求項4記載の発明は、前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪を有していて、前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面は、異なる被修正体のそれぞれの外側側面部に応じて曲率半径の異なる複数の円弧面(20C,20D)で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置である。
この構成によれば、1種類のクランプ爪で、外側側面部の曲率半径が異なる複数種類の被修正体を挟持できることから、被修正体の種類毎に種類の異なるクランプ爪を準備しておく必要がなくなるので、クランプ爪に関するコスト低下を図ることができる。
請求項5記載の発明は、前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪を有していて、前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面は、被修正体に2点接触するようにV字に交差した2つの平面(20A,20B)で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置である。
この構成によれば、2つの平面をV字に交差させて構成された接触面を有するクランプ爪は、加工が容易である。
図1は、この発明の一実施形態に係る不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。 図2は、不釣合い修正装置1の模式的な平面図である。 図3は、被修正体2の表面2Aに不釣合い修正を施す様子を説明するための不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。 図4は、被修正体2の背面2Bに不釣合い修正を施す様子を説明するための不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。 図5は、不釣合い修正後の被修正体2を示した模式図である。 図6は、不釣合い修正装置1において被修正体2を保持する構成の模式的な平面図である。 図7は、従来例に係る不釣合い修正装置70の模式的な正面図である。
以下では、この発明の実施形態について詳細に説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係る不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。図2は、不釣合い修正装置1の模式的な平面図である。図3は、被修正体2の表面2Aに不釣合い修正を施す様子を説明するための不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。図4は、被修正体2の背面2Bに不釣合い修正を施す様子を説明するための不釣合い修正装置1の模式的な正面図である。
図1を参照して、この不釣合い修正装置1は、高速ターボコアアッセンブリを構成する回転体であるアルミインペラ部(以下では、被修正体2ということにする)に対して不釣合い修正を行うためのものである。
被修正体2は円盤状である。そして、被修正体2では、羽根3が形成された側面(図1における上向きの円錐面)が表面2A(他方の側面)であり、反対側の側面(図1における下向きの円錐面)が背面2B(一方の側面)である。また、被修正体2における表面2Aと背面2Bとの境界には、円盤状の被修正体2の輪郭(最も外側の外周面)を規定する円周面をなす外側側面部2Cが形成されている。被修正体2には、挿通孔4が形成されている。挿通孔4は、表面2A、背面2Bおよび外側側面部2Cのそれぞれの円中心(被修正体2の回転中心でもある)を通って被修正体2を貫通する丸孔であり、表面2Aおよび背面2Bのそれぞれから露出されている。このような被修正体2には、その回転中心を通って延びる回転軸(不釣合い修正装置1によって掴むことができるシャフト部分)が存在しない。
不釣合い修正装置1は、加工テーブル10と、支柱11と、反転装置12と、作業テーブル13と、加工基準部14と、クランプ装置15と、クランプ装置16と、押込み装置17と、切削装置18とを主に含んでいる。
ここで、不釣合い修正装置1は、それぞれに直交するX軸、Y軸およびZ軸で定義されるXYZ3次元空間において構築されている。そこで、不釣合い修正装置1の各構成部品を説明する際には、X軸、Y軸およびZ軸を用いて説明することにする。なお、X軸が延びる方向が、X軸方向であり、Y軸が延びる方向が、Y軸方向であり、Z軸が延びる方向が、Z軸方向である。また、この実施形態では、X軸およびY軸は、水平面上で互いに直交しており、Z軸は、水平面に対して直交した鉛直方向に延びているものとする。なお、図1では、紙面の左右方向がX軸方向であり、紙面に垂直な方向がY軸方向である。
加工テーブル10は、水平方向に延びる平板状である。加工テーブル10は、図示しないアクチュエータによって駆動されることによって、X軸方向およびY軸方向に沿って水平移動可能である。
支柱11は、加工テーブル10のX軸方向における一端(図1では左端)からZ軸方向に沿って上方へ延びている。
反転装置12は、支柱11の上端に固定されている。反転装置12は、例えば、電動モータであり、回転駆動される出力軸12Aを有している。出力軸12Aは、反転装置12から、加工テーブル10のX軸方向における他端(図1では右端)側へ向けて水平に延びている。
作業テーブル13は、X軸方向に延びる2辺とY軸方向に延びる2辺とを有する四角形の枠体形状である(図2も参照)。作業テーブル13の厚さ方向における一方の側面(図1では上面であり、作業面13Aということにする)には、クランプ装置15およびクランプ装置16が設けられている。作業テーブル13(詳しくは、四角形をなす作業テーブル13においてY軸方向に延びる1辺の長手方向中央)には、反転装置12の出力軸12Aが連結されている。これにより、作業テーブル13は、反転装置12が駆動されることによる出力軸12Aの回転に伴って、作業テーブル13から上方へ離れた位置において、出力軸12Aと一体回転することができる(点線の曲線矢印参照)。具体的には、作業テーブル13は、作業面13Aが水平に沿いつつZ軸方向上方を向く表位置(図1および図3参照)と、作業面13Aが水平に沿いつつZ軸方向下方を向く裏位置(図4参照)との間で、2分の1回転(180°反転)することができる。また、表位置や裏位置にある作業テーブル13は、位置がずれないようにロックされる。なお、作業テーブル13の回転方向は、一方向とは限らない。
加工基準部14は、四角形の枠体形状をなす作業テーブル13においてY軸方向に沿って平行に延びる2本の枠の間(詳しくは、当該2本の枠の長手方向中央部の間)に架設されて、X軸方向に直線状に延びる細長い帯状である(図2も参照)。そのため、加工基準部14と作業テーブル13とは、Y軸方向における加工基準部14の両側に一定の空隙(図2においてドットを付した部分を参照)を介在させた状態で結合されている。加工基準部14の表面(図1における上面)は、作業テーブル13の作業面13Aと面一になっている。加工基準部14の長手方向中央(四角形の作業テーブル13における中心位置)には、加工基準部14の表面から一段突き出た加工基準台14Aが形成されている。加工基準台14Aの表面(図1における上面)は、作業面13Aと平行に延びる平坦面である。加工基準台14Aの表面は、たとえば、四角形状や丸形状であり、加工基準台14Aの表面における中心位置には、当該表面から突出した突部14Bが、加工基準台14Aの一部として設けられている。
ここで、作業テーブル13において、前述した2本の枠(Y軸方向に沿って平行に延びていて加工基準部14が連結された部分)を、外側位置13B,13Cということにする。外側位置13Bと外側位置13Cとは、X−Y平面(ここでは水平面)において加工基準台14Aを中心に互いに180°隔たる位置である(図2も参照)。
クランプ装置15およびクランプ装置16のそれぞれは、作業面13Aから上方へ突出したブロック状のクランプ爪19を有している。クランプ装置15およびクランプ装置16は、外側位置13Bおよび外側位置13Cのそれぞれにおける作業面13Aに設けられている。そのため、クランプ装置15およびクランプ装置16は、図2に示すように、加工基準部14の加工基準台14Aを中心とする周方向において180°間隔を隔てて配置されている。つまり、クランプ装置15およびクランプ装置16は、加工基準台14Aを中心として対称に配置されていて、加工基準台14Aを挟んで互いに対向している。図1では、クランプ装置15およびクランプ装置16は、X軸方向に並んでおり、クランプ装置15とクランプ装置16との間に加工基準台14Aが位置している。クランプ装置15とクランプ装置16とは、互いに接離しつつ、加工基準台14Aに対して進退する進退方向(ここではX軸方向)に沿ってスライド移動することができる(点線の直線矢印参照)。なお、X軸方向に延びる加工基準部14は、クランプ装置15およびクランプ装置16のそれぞれの移動をガイドするガイドレールとしての機能も兼ねている。また、作業テーブル13や加工基準部14には、クランプ装置15およびクランプ装置16のそれぞれを移動させるアクチュエータ(図示せず)が内蔵されている。
押込み装置17は、作業テーブル13よりも上方に配置されている。押込み装置17は、下方へ突出した押込み軸17Aを有している。押込み軸17Aの先端(下端)17Bは、先細りするテーパー状である。押込み装置17は、図示しないアクチュエータによって駆動されることによって、押込み軸17Aを下方へ向けた状態で、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のいずれの方向にも自在に移動できる。なお、押込み装置17は、不釣合い修正装置1内に配置しなくてもよく、例えば、被修正体2を不釣合い修正装置1へ搬送するための搬送装置(図示せず)のアーム先端に設けられた(被修正体2を保持するための)治具に対して、ばね構造と共に組み込まれていてもよい。
押込み装置17は、当該搬送装置によって搬送されてきた被修正体2(これから不釣合い修正が施される被修正体2)を受け取る。この際、押込み装置17では、押込み軸17Aの先端17Bが、被修正体2において表面2Aから露出されている挿通孔4に対して嵌め込まれる。これにより、押込み装置17は、被修正体2を受け取った状態にある。
そして、押込み装置17は、被修正体2を、背面2Bが下方を向くようにぶら下げて、(予め表位置にある)作業テーブル13における加工基準部14の加工基準台14Aの真上まで移動してから下降する。被修正体2の背面2Bにおける挿通孔4に加工基準台14Aの突部14Bが嵌まり込んで被修正体2が加工基準台14A上に載るまで、押込み装置17が下降する。下降を終えた押込み装置17は、被修正体2を加工基準台14Aに対して上から押し付けた状態になる。そして、被修正体2は、図1に示すように、挿通孔4がZ軸方向に向くように、X−Y平面において挿通孔4を中心とする所定の角度位置(後述する)において、加工基準台14Aにセットされた状態になる。
作業面13A上のクランプ装置15およびクランプ装置16は、加工基準台14Aにセットされた被修正体2の(X軸方向における)両側に位置している。その後、クランプ装置15およびクランプ装置16(それぞれのクランプ爪19)は、図3に示すように、互いに接近する方向へ移動して、被修正体2の外側側面部2Cを、X軸方向における両側(つまり、180°隔たる位置)から挟持(クランプ)する(図2において点線で示したクランプ爪19も参照)。これによって、被修正体2は、X−Y平面において回転しないように作業テーブル13(加工基準台14A)において固定された状態になる。このときの被修正体2は、図2に示すように、作業テーブル13の厚さ方向(図2ではZ軸方向)から見て、枠体形状の作業テーブル13の内側に収まっている。
図3を参照して、切削装置18は、図示しないアクチュエータによって駆動されることによって、Z軸方向に進退位置を制御できる。切削装置18は、その下端部に、Z軸周りに回転する工具部分18A(ドリル等)を有している。切削装置18は、作業テーブル13よりも上方に配置されていて、作業テーブル13上の被修正体2に対して上方から接近することができる。不釣合い修正装置1では、切削装置18が、被修正体2において不釣合いを発生させる部分(不釣合い部分2Dということにし、図2参照)を被修正体2から削り取ることによって、被修正体2の不釣合いを修正する。なお、不釣合い部分2Dは、被修正体2の表面2Aおよび背面2Bの一方に存在する場合もあれば、両方に存在する場合もある。
ここで、この不釣合い部分2Dが加工基準部14および作業テーブル13(枠体部分)のどちらからも離れて配置されるように、不釣合い修正前の被修正体2は、前述したX−Y平面における所定の角度位置において、作業テーブル13(加工基準部14の加工基準台14A)に位置決めされる(図2参照)。
また、不釣合い修正装置1は、前述したアクチュエータや反転装置12の動作を制御する制御装置30(第1の制御手段、第2の制御手段)も含んでいる。制御装置30は、マイクロコンピュータ等によって構成されていて、アクチュエータや反転装置12の動作を制御することによって、加工テーブル10、作業テーブル13、クランプ装置15,16、押込み装置17(図1参照)および切削装置18のそれぞれを動作させる。
被修正体2の不釣合い修正の手順としては、まず、不釣合い修正装置1を操作するオペレータからの指令を受けた制御装置30が、前述したように被修正体2が位置決めされた作業テーブル13を、図3に示す表位置から、図4に示す裏位置へと2分の1回転(反転)させる。作業テーブル13が裏位置にあるとき、被修正体2の背面2Bが、枠体形状の作業テーブル13の内側から上方へ露出されている。なお、不釣合い修正に先立って、押込み装置17(図1参照)は、不釣合い修正の邪魔にならない位置まで退避している。
次に、制御装置30は、切削装置18の工具部分18Aが原点位置(待機位置)から被修正体2の修正開始位置(前述した不釣合い部分2Dの一端)に来るように、作業テーブル13と切削装置18とのX−Y平面における相対的な位置関係と、切削装置18のZ軸方向位置とを制御する。具体的には、制御装置30は、加工テーブル10(換言すれば作業テーブル13)をX軸方向およびY軸方向に動かして、切削装置18の工具部分18Aの真下に、(作業テーブル13に固定された)被修正体2の修正開始位置が位置するようにし、その後、切削装置18の工具部分18AをZ軸方向に沿って下降させる。
そして、制御装置30は、工具部分18Aを回転させながら切削装置18をさらに下降させる。すると、図4に示すように、被修正体2の背面2Bにおける修正開始位置が工具部分18Aによって切削され、修正開始位置には、一定深さの切込み22が形成される。このときの工具部分18Aは、図5に示された修正開始位置C(図5においてドットを付して示した不釣合い部分2Dの一端)にある。そのまま状態で、制御装置30は、加工テーブル10(つまり、作業テーブル13)を、X軸方向およびY軸方向の一方または両方に動かすことによって、被修正体2の中心(挿通孔4)を円弧中心とする一定半径の円弧状に移動させる。すると、工具部分18Aは、被修正体2に対して、当該一定半径の円弧状軌跡(不釣合い部分2Dに一致する)に沿って相対移動し(実際には静止している)、最終的には、被修正体2の背面2Bにおける修正終了位置D(不釣合い部分2Dの他端)に配置される。これに伴い、背面2Bの不釣合い部分2Dが、工具部分18Aによる切削によって除去される。
工具部分18Aが修正開始位置Cから修正終了位置Dに移る間に、被修正体2の背面2Bでは、先ほどの切込み22が進展して、円弧状(前述した一定半径の円弧状)に延びる溝23(被修正体2の背面2Bにおける工具部分18Aの加工痕)になる。切込み22(溝23)が完成した後に、切削装置18の工具部分18Aを、先ほどの原点位置まで戻せば、被修正体2の背面2Bにおける不釣合い修正が完了する。
前述したように、不釣合い部分2Dが加工基準部14および作業テーブル13(枠体部分)のどちらからも離れて配置されるように、不釣合い修正前の被修正体2は、X−Y平面における所定の角度位置において、作業テーブル13(加工基準部14)に位置決めされる。詳しくは、図5に示すようにX軸およびY軸が被修正体2の円中心(挿通孔4)を通る場合を基準に説明する。この場合、被修正体2は、背面2Bの不釣合い角度位置(被修正体2の円中心を中心とする周方向における不釣合い部分2Dの位置)が、X軸に対して90°または−90°の近傍(つまり、Y軸側)になるように予め位置決めされてから、クランプ装置15および16によって作業テーブル13に固定される。
この場合、図2に示す作業テーブル13内における被修正体2の周囲の領域AおよびB(図2においてドットを付した領域を参照)は、隙間(空間)となっており、これらの領域AおよびB内に、切削装置18の工具部分18Aを進入させて、被修正体2の背面2Bにおける不釣合い修正を行うことができる。前述した溝23の角度範囲(被修正体2の円中心を基準とする周方向において切込み22が形成される範囲)が、図5において、Y軸から例えば±60°範囲内であれば、切削装置18の工具部分18Aが作業テーブル13やクランプ装置15,16と干渉しない。そのため、図4の状態において、背面2Bにおける不釣合い修正を上方から行うこと(完遂すること)ができる。このように、X−Y平面に被修正体2が所定の角度位置に位置決めされていることとは、不釣合い部分2Dが、Y軸から±60°範囲内であり、好ましくは、Y軸周辺にあることである(図5参照)。
被修正体2の背面2Bにおける不釣合い修正が完了すると、制御部30は、作業テーブル13を、今までの裏位置から、図3に示す表位置へと反転させ、その後、被修正体2の背面2Bの不釣合い修正と同様の手順で、被修正体2の表面2A(頭部)における不釣合い修正を行う。頭部における不釣合い修正の際にも、押込み装置17(図1参照)は、不釣合い修正の邪魔にならない位置まで退避している。
そして、被修正体2の表面2Aにおける不釣合い修正が完了すると、図1に示すように、クランプ装置15および16による被修正体2のクランプが解除される。次いで、押込み装置17における押込み軸17Aの先端17Bが、被修正体2において表面2Aから露出されている挿通孔4に対して嵌め込まれ、押込み装置17は、被修正体2を作業テーブル13から離脱させる。これにより、被修正体2における一連の不釣合い修正が完了する。なお、以上では、被修正体2の表面2Aおよび背面2Bの両方に不釣合い部分2Dが存在する場合について説明したが、表面2Aおよび背面2Bの一方だけに不釣合い部分2Dが存在するのであれば、他方の不釣合い修正は、省略される。また、切込み22(溝23)の大きさは、不釣合い部分2Dの大きさと一致しており、不釣合い部分2Dが小さければ、切込み22(溝23)は、浅く短いものとなる。
以上のように、不釣合い修正装置1を使用すると、加工基準台14Aにセットされた被修正体2は、図3に示すように、外側側面部2Cで180°隔たる位置においてクランプ装置15,16によって挟持される。この状態で被修正体2の不釣合い部分2D(図2参照)を切削しても、切削加工中において、被修正体2は、回転しないように十分な保持力で固定されているので、固定治具(加工基準台14Aやクランプ爪19)に対して滑ることはない。よって、被修正体2が滑らないように被修正体2の切削速度を低くするといった処置を取らずに済む。
また、被修正体2の周りに位置する作業テーブル13と加工基準台14Aとの間には、一定の空隙(図2における領域A,Bを参照)が確保されているので、この空隙に切削装置18を進入させて被修正体2を切削すれば、被修正体2の位置を(切削装置18が届くように)細かく調整しなくても、被修正体2の不釣合い修正が可能となる。
さらに、作業テーブル13を180°反転させれば、加工基準台14Aに被修正体2をセットし直さなくても、被修正体2の表面2Aおよび背面2Bの両方の不釣合い修正が可能となる(図3および図4参照)。
以上の結果、不釣合い修正に要するサイクルタイムの短縮化を図ることができる。また、この場合には、不釣合い修正中において、被修正体2の保持力を上げるために、押込み装置17の押込み軸17A(図1参照)によって被修正体2を加工基準台14Aに押し付けずに済むので、押込み軸17Aの先端17Bによって被修正体2に傷や変形が生じることも防止できる。
図6は、クランプ装置15および16のそれぞれにおいて被修正体2を掴むクランプ爪19の形状を示している。
クランプ爪19において被修正体2の外側側面部2Cに接触する接触面20を、図6(a)に示すように、V字に交差して配列された2つの平面20Aおよび20Bによって構成してもよい。この場合、各クランプ爪19の接触面20は、平面20Aおよび20Bにおいて被修正体2の外側側面部2Cに2点接触することによって、被修正体2を保持できる。
または、接触面20は、図6(b)に示すように、被修正体2の外側側面部2Cに沿った(つまり、外側側面部2Cとほぼ同じ一定の曲率半径を有する)円弧面であってもよい。この場合には、クランプ爪19と被修正体2との接触領域が広くなるので、クランプ爪19における被修正体2の保持力を、図6(a)の場合よりも大きくすることができる。よって、クランプ装置15,16は、被修正体2を強固に挟持することができ、被修正体2が前記固定治具に対して滑ることを確実に防止できる。これにより、不釣合い修正に要するサイクルタイムの一層の短縮化を図ることができる。
不釣合い修正の対象となる被修正体2の外側側面部2Cの曲率半径が2種類存在する場合には、各クランプ爪19の接触面20を、図6(c)に示すような形状とすることができる。具体的には、接触面20は、異なる被修正体2のそれぞれの外側側面部2Cに応じて曲率半径の異なる複数(ここでは2つ)の円弧面20Cおよび20Dを組み合わせることによって構成されている。円弧面20Cの曲率半径は、円弧面20Dの曲率半径より小さく、円弧面20Cは、円弧面20Dの円周方向(沿面方向)における途中(厳密には、円周方向における中央)に形成されていて、円弧面20Dよりも一段窪んでいる。円弧面20Cの曲率半径は、ある被修正体2の外側側面部2Cの曲率半径とほぼ一致しており、円弧面20Dの曲率半径は、別の被修正体2の外側側面部2Cの曲率半径とほぼ一致している。
この場合、1種類のクランプ爪19によって、外側側面部2Cの曲率半径が異なる2種類の被修正体2を保持することができる。すなわち、外側側面部2Cの曲率半径が小さな被修正体2は、クランプ爪19の内側における円弧面20Cによって保持することができ、外側側面部2Cの曲率半径が大きな被修正体2は、クランプ爪19の外側における円弧面20Dによって保持することができる。このように、1種類のクランプ爪19で、外側側面部2Cの曲率半径が異なる複数種類の被修正体2に対応可能なため、被修正体2の種類毎に種類の異なるクランプ爪19を準備しておく必要がなくなるので、クランプ爪19に関するコスト低下を図ることができる。
なお、図6(a)に示すようなV字形状のクランプ爪19の場合、クランプ爪19を製造するための加工が容易である。しかし、このクランプ爪19は、2点で被修正体2を保持するので、被修正体2の不釣合い修正中に被修正体2がクランプ爪19に対して滑ったり、被修正体2においてクランプ爪19に保持される外側側面部2Cに傷や変形が生じたりする場合があり得る。そこで、接触面20が円弧状のクランプ爪19(図6(b)および図6(c)参照)を使用すれば、V字形状のクランプ爪19の欠点を補うことができるし、保持力もV字形状のクランプ爪19より大きくすることができる。
なお、図6(b)に示すクランプ爪19について、接触面20の曲率半径が異なるクランプ爪19を複数種類用意して、作業テーブル13に配置しておいてもよい。この場合、被修正体2の外側側面部2Cの曲率半径に一致する接触面20を有するクランプ爪19が選択されて、被修正体2の保持に用いられるとよい。そうすれば、クランプ爪19は、外側側面部2Cの曲率が異なる個々の被修正体2を、図6(c)のクランプ爪19よりも強い保持力での保持することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、図6(c)に示すクランプ爪19の接触面20は、曲率半径の異なる2つの円弧面20Cおよび20Dを組み合わせることによって構成されているが、曲率半径の異なる3つ以上の円弧面によって構成されても構わない。この場合、1種類のクランプ爪19によって、外側側面部2Cの曲率半径が異なる3種類以上の被修正体2を保持することができる。
また、X軸、Y軸およびZ軸は、前述した実施形態と異なる態様で定義しても構わない。たとえば、水平面上においてY軸およびZ軸が互いに直交していて、X軸が水平面に対して直交している場合もあり得る。
また、被修正体2に形成された挿通孔4は、被修正体2を貫通せずに、被修正体2の途中で途切れていてもよい。
1 不釣合い修正装置
2 被修正体
2A 表面
2B 背面
2C 外側側面部
2D 不釣合い部分
4 挿通孔
12 反転装置
13 作業テーブル
13B 外側位置
13C 外側位置
14A 加工基準台
14B 突部
15 クランプ装置
16 クランプ装置
18 切削装置
19 クランプ爪
20 接触面
20A 平面
20B 平面
20C 円弧面
20D 円弧面
30 制御装置
X X軸(X軸方向)
Y Y軸(Y軸方向)
Z Z軸(Z軸方向)

Claims (5)

  1. それぞれに直交するX軸、Y軸およびZ軸で定義されるXYZ3次元空間において構築される不釣合い修正装置であり、
    挿通孔を有し、回転軸は有さない回転体である被修正体に対して不釣合い修正を行うための不釣合い修正装置であって、
    被修正体の挿通孔に嵌まり込む突部を備え、挿通孔がZ軸方向に向くように、X−Y平面において挿通孔を中心とする所定の角度位置に被修正体がセットされる加工基準台と、
    前記加工基準台に対して一定の空隙を介在させた状態で結合されており、X−Y平面において前記加工基準台を中心に180°隔たる外側位置を少なくとも有している作業テーブルと、
    前記作業テーブルの外側位置に設けられ、前記加工基準台に対して進退する進退方向にスライド移動可能に設けられ、前記加工基準台にセットされた被修正体の外側側面部を180°隔たる位置で挟持して、被修正体をX−Y平面において回転しないように固定するクランプ装置と、
    前記作業テーブルに連結されていて、前記作業テーブルを180°反転させる反転装置と、
    Z軸方向に進退位置を制御でき、被修正体を切削するための切削装置と、
    前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の不釣合い部分を切削させる制御装置と、
    を含むことを特徴とする、不釣合い修正装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記反転装置により、前記作業テーブルを、Z軸方向下方を向く位置に反転させて、前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の一方の側面における不釣合い部分を切削させる第1の制御手段と、
    前記反転装置により、前記作業テーブルを、Z軸方向上方を向く位置に反転させて、前記作業テーブルと前記切削装置とのX−Y平面における相対的な位置関係と、前記切削装置のZ軸方向位置とを制御して、前記切削装置に、被修正体の他方の側面における不釣合い部分を切削させる第2の制御手段と、
    を含むことを特徴とする、請求項1記載の不釣合い修正装置。
  3. 前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪を有していて、
    前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面は、被修正体の外側側面部に沿った円弧面で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置。
  4. 前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪を有していて、
    前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面は、異なる被修正体のそれぞれの外側側面部に応じて曲率半径の異なる複数の円弧面で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置。
  5. 前記クランプ装置は、被修正体を挟持するためのクランプ爪を有していて、
    前記クランプ爪において被修正体に接触する接触面は、被修正体に2点接触するようにV字に交差した2つの平面で構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の不釣合い修正装置。
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