JP2014202454A - 脱硫装置用熱交換器およびその防食方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バンドルヘッダの腐食を防止・抑制する。
【解決手段】 内部に伝熱管2が配設され、この伝熱管2に対して熱媒を入出させるための第1のバンドルヘッダ31が、ハウジング5から一部が露出した状態で水平に延びて配設され、ハウジング5を覆う外装板7を取り付けるための取付部材6が第1のバンドルヘッダ31の上方に設けられている熱回収器1において、取付部材6と第1のバンドルヘッダ31との間に第1のバンドルヘッダ31に沿って配設され、取付部材6側から流れ落ちる雨水Wを受け止めて、第1のバンドルヘッダ31の端部よりも外側から雨水Wを排水する排水樋4を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、排ガス中の硫黄酸化物を除去する脱硫装置の上流側や下流側に設置される脱硫装置用熱交換器およびその防食方法に関する。
火力発電所などにおいては、化石燃料の燃焼により発生する排ガスに含まれる硫黄酸化物を除去するために脱硫装置(排煙脱硫装置)が設置されており、この脱硫装置には、吸着剤として石膏スラリーやアルカリ水溶液を用いる湿式脱硫装置や、活性炭を用いる乾式脱硫装置などが存在する。また、湿式脱硫装置では、排煙の拡散性の向上、白煙化の防止、ダクトや煙突などの低温腐食防止などのために、脱硫後の排ガスの温度を上昇させる必要がある。
このように脱硫後の排ガスの温度を上げる方法・手法として、ノンリーク式ガス−ガスヒータ(GGH、熱媒循環式ガス−ガスヒータ)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この方法は、脱硫装置の上流側に熱回収器(熱交換器)が設置され、脱硫装置の下流側に再加熱器(熱交換器)が設置され、熱回収器と再加熱器とを熱媒(水・温水)が循環するようになっている。
そして、高温の排ガスが熱回収器を通過することで熱媒が昇温し、この熱媒が再加熱器に送られる。一方、熱回収器を通過した排ガスは、脱硫装置を通過して脱硫され、その後再加熱器を通過することで、高温の熱媒によって温度が上昇されるものである。
また、例えば、熱回収器内には、熱媒を流通させて排ガスとの熱交換を行うための伝熱管が配設され、この伝熱管に熱媒を流入させたり、伝熱管から熱媒を流出させたりするためのバンドルヘッダが設けられている。すなわち、図5に示すように、このバンドルヘッダ101は、水平に延びる円管状で、熱回収器のハウジング102からその半円部が露出するようにして配設されている。また、バンドルヘッダ101の上方に配設された取付部材103を介して外装板(保温材)104が配設され、この外装板104によってバンドルヘッダ101とハウジング102とがカバーされている。
特開2002−250514号公報
ところで、取付部材103と外装板104との間は、コーキングなどによって防水処理が施されている。しかしながら、本願発明者は、防水処理の経年劣化などによって、取付部材103と外装板104との間に隙間が生じ、この隙間から雨水などが侵入して、ハウジング102を伝わりバンドルヘッダ101側に流れる場合があることを発見・確認した。そして、このような雨水などの流入が発生すると、バンドルヘッダ101とハウジング102との境目・溶接部であるバンドルヘッダ101の上部101aに雨水などが溜まり、バンドルヘッダ101やハウジング102が腐食してしまう。
さらに、バンドルヘッダ101の腐食が進行して薄肉化すると、高い内圧によって腐食穴が形成されるおそれがあり、バンドルヘッダ101を補修したり取り替えたりする必要がある。しかしながら、バンドルヘッダ101は、溶接検査を受ける必要がある対象物であるため、バンドルヘッダ101の補修や取り替えには多大な労力と時間とを要するばかりでなく、設備全体(発電ユニット)を長期間停止しなければならない。
一方、外装板104を外して開放点検を行うには、大規模な足場を設置等しなければならず、多大な労力と時間とを要するため、点検頻度を多くすることが実務上困難であり、バンドルヘッダ101の腐食状況を的確、リアルタイムに把握することが困難である。また、防水処理による取付部材103と外装板104間の防水効果を永続的に維持することは困難であり、雨水などの侵入は避け難く、またその発見も困難である。
そこでこの発明は、バンドルヘッダの腐食を防止・抑制することが可能な脱硫装置用熱交換器およびその防食方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器であって、内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられ、前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間に前記バンドルヘッダに沿って配設され、前記取付部材側から流れ落ちる液体を受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する排液樋を備える、ことを特徴とする。
この発明によれば、取付部材と外装板との間に隙間が形成されて、この隙間から例えば雨水が侵入した場合、取付部材側から流れ落ちる雨水が排液樋で受け止められ、バンドルヘッダの端部よりも外側から雨水が排水(排液)される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の脱硫装置用熱交換器において、前前記排液樋は、一端側が下がるように斜めに配設されている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器において、内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられており、前記バンドルヘッダの腐食を防止するための脱硫装置用熱交換器の防食方法であって、前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間に前記バンドルヘッダに沿って排液樋を配設し、前記取付部材側から流れ落ちる液体を前記排液樋で受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の脱硫装置用熱交換器の防食方法において、前記排液樋を、一端側が下がるように斜めに配設する、ことを特徴とする。
請求項1、3の発明によれば、取付部材と外装板との隙間から雨水などが侵入したとしても、取付部材側つまりバンドルヘッダの上方から流れ落ちる雨水などが、排液樋で受け止められ排液されるため、バンドルヘッダに雨水などが達しない。このため、バンドルヘッダの上部に雨水などが溜まってバンドルヘッダが腐食してしまう、ということを防止・抑制することができる。しかも、排液樋を設けるだけでよいため、容易、迅速かつ低コストで防食処理を行うことができるとともに、既設・既存の脱硫装置用熱交換器に対しても容易に適用することができる。
請求項2、4の発明によれば、一端側が下がるように排液樋が斜めに配設されているため、排液樋で受け止められた雨水などが、一端側に流れやすくなる。このため、雨水などが排液樋から溢れ出ることが防止され、バンドルヘッダの腐食をより防止・抑制することが可能となる。
この発明の実施の形態に係る熱回収器のバンドルヘッダ周りを示す概略側面図である。 図1の熱回収器の配設位置を示す図である。 図1の熱回収器のバンドルヘッダ周りを示す正面図である。 図1の熱回収器のバンドルヘッダ周りを示す斜視図である。 従来の熱回収器のバンドルヘッダ周りを示す概略側面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜4は、この発明の実施の形態を示し、図1は、この発明の実施の形態に係る熱回収器(脱硫装置用熱交換器)1のバンドルヘッダ周りを示す概略側面図である。この熱回収器1は、火力発電所において、脱硫装置200によって脱硫された排ガスの温度を、上昇させるためのノンリーク式ガス−ガスヒータを構成する熱交換器である。
すなわち、脱硫装置200は、吸着剤として石膏スラリーやアルカリ水溶液を用いる湿式脱硫装置であり、図2に示すように、脱硫装置200の上流側に熱回収器1が設置され、脱硫装置200の下流側に再加熱器(脱硫装置用熱交換器)301が設置されている。熱回収器1内には、熱媒(水・温水)が流れる伝熱管2が配設され、その一端部には、外部から伝熱管2に熱媒を流入するための第1のバンドルヘッダ31が配設され、他端部には、伝熱管2から外部に熱媒を流出させるための第2のバンドルヘッダ32が配設されている。同様に、再加熱器301内には、熱媒が流れる伝熱管302が配設され、その一端部には、外部から伝熱管302に熱媒を流入するための第3のバンドルヘッダ331が配設され、他端部には、伝熱管302から外部に熱媒を流出させるための第4のバンドルヘッダ332が配設されている。
また、第1のバンドルヘッダ31と第4のバンドルヘッダ332とが第1の連結管33で連結され、第2のバンドルヘッダ32と第3のバンドルヘッダ331とが第2の連結管34で連結され、循環ポンプ35によって、熱回収器1と再加熱器301とを熱媒が循環するようになっている。そして、化石燃料の燃焼により発生した高温の排ガスが、熱回収器1を通過することで熱交換されて熱媒が昇温し、この熱媒が第2の連結管34を介して再加熱器301に送られる。一方、熱回収器1を通過した排ガスは、脱硫装置200を通過して脱硫され、その後、再加熱器301を通過することで、高温の熱媒と熱交換されて所定の温度に昇温されるものである。
このような熱回収器1において、バンドルヘッダ31、32の上方に排水樋(排液樋)4が設けられている。ここで、第1のバンドルヘッダ31と第2のバンドルヘッダ32に対して、ともに同等の構成であるため、第1のバンドルヘッダ31について主として以下に説明する。また、液体として雨水Wが侵入する場合について主として説明する。
第1のバンドルヘッダ31は、図1、3、4に示すように、水平に延びる円管状で、熱回収器1のハウジング(ケーシング)5からその半円部(一部)が露出するようにして配設されている。すなわち、円管を垂直に割った一方の半円部がハウジング5内に位置し、他方の半円部がハウジング5外に位置するように第1のバンドルヘッダ31が配設され、第1のバンドルヘッダ31とハウジング5との境目が溶接されている。
また、第1のバンドルヘッダ31の上方に取付部材6が、第1のバンドルヘッダ31の長手方向に沿って延びるように配設され、この取付部材6を介して外装板(および保温材)7が取り付けられることで、外装板7によって第1のバンドルヘッダ31とハウジング5とがカバーされている。また、取付部材6と外装板7との間は、コーキングなどによって防水処理が施されている。
排水樋4は、このような取付部材6と第1のバンドルヘッダ31との間に(第1のバンドルヘッダ31の直上に)、第1のバンドルヘッダ31の長手方向に沿って延びるように配設されている。この排水樋4は、断面が略コ字形の軒樋・水切り板で、C型鋼で構成され、図1に示すように、開口が上方に向くようにハウジング5に配設され、取付部材6側(上方)からハウジング5を伝わって流れ落ちる雨水(液体)Wを受け止めるようになっている。ここで、ハウジング5に接する排水樋4の側面部が、ハウジング5に溶接されて、排水樋4が取り付けられている。
また、排水樋4は、図3に示すように、一端側(図中右側)が下がるように斜めに配設され、排水樋4に受け止められた雨水Wが一端側に流れやすいようになっている。さらに、排水樋4の長さは、第1のバンドルヘッダ31の上方をすべてカバーするように第1のバンドルヘッダ31よりも長く、その端部が第1のバンドルヘッダ31の端部およびハウジング5の端部よりも外側に突出するように設定されている。これにより、排水樋4に受け止められた雨水Wが、第1のバンドルヘッダ31およびハウジング5の端部よりも外側から、外部に排水・排液されるようになっている。
ここで、複数の第1のバンドルヘッダ31が直線状に配設されている場合には、すべての第1のバンドルヘッダ31の上方をカバーするように、すべての第1のバンドルヘッダ31を合わせた全長よりも長く、排水樋4の長さが設定されている。
次に、このような構成の熱回収器1の防食方法、防食作用について説明する。
取付部材6と外装板7との間の防水処理が劣化して、取付部材6と外装板7との間に隙間が形成されると、図1に示すように、この隙間から雨水Wが侵入する。この雨水Wは、第1のバンドルヘッダ31の上方(取付部材6側)からハウジング5を伝わって流れ落ち、排液樋4で受け止められる。そして、排液樋4内に受け止められた雨水Wは、排水樋4の一端側(図3中右側)に流れて、一端から外部に排水(落下)される。つまり、第1のバンドルヘッダ31の端部およびハウジング5の端部よりも外側から、雨水Wが排水されるものである。
以上のように、この熱回収器1およびその防食方法によれば、取付部材6と外装板7との隙間から雨水Wが侵入したとしても、取付部材6側つまり第1のバンドルヘッダ31の上方から流れ落ちる雨水Wが、排液樋4で受け止められ排水されるため、第1のバンドルヘッダ31に雨水Wが達しない。このため、第1のバンドルヘッダ31の上部・溶接部に雨水Wが溜まって第1のバンドルヘッダ31が腐食してしまう、ということを防止・抑制することができる。
しかも、一端側が下がるように排液樋4が斜めに配設されているため、排液樋4で受け止められた雨水Wが、一端側に流れやすくなる。このため、雨水Wが排液樋4から溢れ出ることが防止され、第1のバンドルヘッダ31の腐食をより防止・抑制することが可能となる。また、第1のバンドルヘッダ31の端部およびハウジング5の端部よりも外側から、雨水Wが排水されるため、第1のバンドルヘッダ31やハウジング5に雨水Wが当たることがなく、第1のバンドルヘッダ31やハウジング5の腐食を防止・抑制することができる。
さらに、排水樋4がC型鋼で構成され、排水樋4の側面部がハウジング5に溶接されているため、排水樋4内に雨水Wが溜まったとしても、雨水Wがハウジング5に接することがなく、ハウジング5の腐食を防止・抑制することができる。この結果、雨水Wが溜まって腐食が生じても、排水樋4のみを補修したり取り替えたりすればよく、大規模なハウジング5の補修や取り替えを行う必要がなく、費用を軽減することができる。
また、排水樋4を配設するだけでよいため、容易、迅速かつ低コストで防食処理を行うことができるとともに、既設・既存の熱回収器1に対しても容易に適用することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、熱回収器1に排水樋4を設ける場合について説明したが、再加熱器301のバンドルヘッダ331、332に対して排水樋4を設けてもよい。
1 熱回収器(脱硫装置用熱交換器)
2 伝熱管
31 第1のバンドルヘッダ
32 第2のバンドルヘッダ
4 排水樋(排液樋)
5 ハウジング
6 取付部材
7 外装板
200 脱硫装置
301 再加熱器(脱硫装置用熱交換器)
302 伝熱管
331 第3のバンドルヘッダ
332 第4のバンドルヘッダ
W 雨水(液体)
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器であって、内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられ、前記取付部材と前記外装板との間が防水処理され、前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間前記バンドルヘッダに沿って前記ハウジングに配設され、前記取付部材側から前記ハウジングを伝わって流れ落ちる液体を受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する排液樋を備える、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器において、内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられ、前記取付部材と前記外装板との間が防水処理されており、前記バンドルヘッダの腐食を防止するための脱硫装置用熱交換器の防食方法であって、前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間前記バンドルヘッダに沿って前記ハウジングに排液樋を配設し、前記取付部材側から前記ハウジングを伝わって流れ落ちる液体を前記排液樋で受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する、ことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器であって、
    内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられ、
    前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間に前記バンドルヘッダに沿って配設され、前記取付部材側から流れ落ちる液体を受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する排液樋を備える、
    ことを特徴とする脱硫装置用熱交換器。
  2. 前記排液樋は、一端側が下がるように斜めに配設されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の脱硫装置用熱交換器。
  3. 脱硫装置の上流側や下流側に設置され、脱硫後の排ガスの温度を上昇させるための脱硫装置用熱交換器において、内部に伝熱管が配設され、該伝熱管に対して熱媒を入出させるためのバンドルヘッダが、ハウジングから一部が露出した状態で水平に延びて配設され、前記ハウジングを覆う外装板を取り付けるための取付部材が前記バンドルヘッダの上方に設けられており、前記バンドルヘッダの腐食を防止するための脱硫装置用熱交換器の防食方法であって、
    前記取付部材と前記バンドルヘッダとの間に前記バンドルヘッダに沿って排液樋を配設し、前記取付部材側から流れ落ちる液体を前記排液樋で受け止めて、前記バンドルヘッダの端部よりも外側から前記液体を排液する、
    ことを特徴とする脱硫装置用熱交換器の防食方法。
  4. 前記排液樋を、一端側が下がるように斜めに配設する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の脱硫装置用熱交換器の防食方法。
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