JP2014202342A - 発電機用軸封装置 - Google Patents

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宏二 会沢
小山田 具永
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具永 小山田
山本 幸弘
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幸弘 山本
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

【課題】分割型シールリングの各部分リング同士の合せ目における隙間を通じた油の漏出経路を封止する部分を設置することで、油の漏出量を低減可能とする。
【解決手段】ケーシングと、前記ケーシングの内部に配置したロータと、前記ロータと固定した回転軸と、前記回転軸の外周に軸方向に対向して併設された一対のシールリングと、これらのシールリングを収納するシールケースとを備え、前記一対のシールリングは円周方向で分割された複数の部分リングから成る分割型シールリングであって、該部分リングを回転軸間に隙間をもって円環状に並べて配置されてなり、かつ、該部分リングの合せ目を内径側で相互に重ねたことを特徴とする発電機用軸封装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は水素ガスを冷却媒体とするタービン発電機の発電機用軸封装置に関する。
大型のタービン発電機は、機内の冷却用に、気体の中で最も熱伝達効率が高い水素ガスを封入して使用される。この発電機においては、回転軸が機外に突出する部位に、例えば特許文献1に示すような軸封装置を設置し、水素ガスが機外に漏出するのを防止している。
この軸封装置では、高圧給油手段に接続したシールケーシングの内部において、2つのシールリングが油膜を介して回転軸と摺動可能に嵌合し、その軸方向端面が機内(水素ガス)と機外(大気など)のそれぞれに面して配置されている。シールリングは、概略円環状のリングを円周方向に分割した複数の部分リングから成る分割型シールリングが使用されている。
回転軸、シールリング、シールケーシングの間に生ずる隙間を水素ガスよりも高圧な密封油で常時満たすことにより、密封油が機内側と機外側の両方に漏出する一方、水素ガスが機内から機外へ漏出するのが防止される。
ところで、水素ガスは密封油に溶け込みやすい性質があり、機内に溜まった油を外部に排出する過程で、ともに機外に放出されてしまう。したがって、軸封装置から機内へ漏出する密封油量の増加は、水素ガスの消費を増加させる要因となるため、近年、その低減が課題となっている。
軸封装置から機内への密封油の漏出量低減を図る従来技術には、特許文献1が知られている。この文献には、「シールケーシング内に収納され、円周方向に複数個に分割されたセクタ外周面にスプリングを設けて各セクタが一体化支持されたシールリングと、回転軸との隙間に圧油を供給する軸封装置において、前記シールリングが、円周方向に分割され、そのシールリングの各セクタの合せ目が半径方向に相互に拘束される構造であって、且つ半径方向に多層構成とし、このうち外層材の熱伝導率は内層材の熱伝導率よりも大きく、さらに前記外層材の線膨張係数は前記内層材の線膨張係数よりも小さく、また前記外層材の弾性係数は前記内層材の弾性係数よりも大きい材料で構成したことを特徴とする回転機の軸封装置」が開示されている。
また、「円周方向に分割されたシールリングの各セクタの合せ目を半径方向に相互に拘束する手段として合せ目軸方向にピンを挿入したことを特徴とする回転機の軸封装置」と開示されている。
この文献によれば、分割型のシールリング(セクタ)の合せ目が半径方向に相互に拘束される構造とすることにより、密封油の漏出量を小さくすることが可能となる。また、異物等による回転軸及びシールリングの損傷が防止する。
さらに他の従来技術としては、特許文献2が知られている。この文献には、「真円またはほぼ真円のリング本体を複数に分割した分割リング体のそれぞれの端面を突き合わせて連結したことを特徴とするピストンリング」が開示されている。また、「突き合わせする前記一方の端面に凸部を形成すると共に、前記他方の端面に凹部を形成し、前記凸部と凹部を係合することを特徴とするピストンリング」が開示されている。
特開昭58−211072号公報 特開2003−294140号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、シールリングの各セクタの合せ目を半径方向に相互に拘束して密着させて密封油の漏出量を低減しているが、万一の円周方向への離れに対する配慮がされていないので、漏出量が増加するという問題がある。
また、上記特許文献2のものは、分割リング体のそれぞれの端面を突き合わせ密着させてシール性を向上しているが、分割リングの端面が離れる動きに対する配慮がされていないので、シール性が低下するという問題がある。
いずれの特許文献も、分割した合せ目に形成される経路からの漏油量低減に対する十分な配慮がされていないので、シール性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、信頼性を損なうことなく、密封油量の低減、水素ガス消費量(回収量)の低減を図ると共に、安定したシール性をもたらす発電機の軸封装置を提供することにある。
上記目的は、内部に水素ガスを封入したケーシングと、前記ケーシングの内部に配置したロータと、前記ロータと固定した回転軸と、前記回転軸の外周に軸方向に対向して併設された一対のシールリングと、これらのシールリングを収納するシールケースとを備え、前記シールケース内に圧入された高圧流体が前記一対のシールリングと回転軸とで形成される隙間をそれぞれ軸方向に流れることによりケーシング内の水素ガスの漏洩を防止する発電機用軸封装置において、前記一対のシールリングは円周方向で分割された複数の部分リングから成る分割型シールリングであって、該部分リングを回転軸間に隙間をもって円環状に並べて配置されてなり、かつ、該部分リングの合せ目を内径側で相互に重ねたことにより達成される。
また、上記目的は、
前記一対のシールリングの分割数を4個にしたことにより達成される。
また、上記目的は、
前記シールリングが対向するシールケース側に低熱伝導体層を敷設したことにより達成される。
また、上記目的は、前記低熱伝導体層の材料をPEEK樹脂で形成したことにより達成される。
本発明によれば、分割型シールリングにおける部分リング同士の合せ目の隙間から機内へ通じる流路を、内径側で相互に重ねて封止することにより、密封油の機内側への漏出量を低減し、水素ガス消費量の少ない発電機用軸封装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る停止時における分割型シールリングの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る軸封装置の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る運転時における分割型シールリングの部分リング同士の合せ目付近の配置を示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例に係る停止時における分割型シールリングの正面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例に係る運転時における分割型シールリングの部分リング同士の合せ目付近の配置を示す概略構成図である。 部分リング同士の合せ目の隙間と機内側への密封油漏出油との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る軸封装置の拡大断面図である。 一般的な軸封装置の配置を示す発電機の概略構成図である。
まず、一般的な水素冷却発電機の軸封装置の位置関係を図8により説明する。
図8において、発電機ロータ1は回転軸2に取り付けられ、発電機ケーシング3に納められている。発電機ケーシング3内には、発電機ロータ1等を冷却するために冷却水素6が封入されている。この水素6は、図示しない熱交換器と発電機ケーシング3とを循環し、発電機ケーシング3内を一定温度以下に保つように温度調節されている。回転軸2は発電機ケーシング3を貫通して外部に突出する。回転軸2が発電機ケーシング3を貫通する部位において、発電機ケーシング3から水素6が漏出するのを防ぐため、発電機ケーシング3と回転軸2との間に軸封装置4a、4bが設けられている。
軸封装置4a、4bは回転軸2の外径よりも大きい内径を有し、回転軸2表面と軸封装置4a、4bの内周面との間に所定の隙間を設けている。軸封装置4a、4bはともに一対のシールリングが装着されている。5a、5bは軸受であり、軸封装置4a、4bとともに発電機ケーシング3に固定されている。次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
図1は、本発明の第1実施形態に係る停止時における分割型シールリングの正面図である。シールリング30は分割型シールリングであり、概略円環状のリングを周方向に4分割した部分リング31(31a、31b、31c、31d)の集合体として構成されている。部分リング31(31a、31b、31c、31d)は回転軸間に隙間41aをもって円環状に並べて配置され、かつ、部分リングの内径側で相互に重ねている部分51で構成している。
各部分リング31の合せ目で、各円周方向の外径側合せ目32(32a、32b、32c、32d)と内径側合せ目34(34a、34b、34c、34d)は接触した状態にある。また、各部分リング31の各半径方向の合せ目33(33a、33b、33c、33d)も概略隙間なく接触させた状態にある。
各部分リング31の合せ目をこのように構成することにより、外周面35から摺動面36に連通する開口部が形成されないので、合せ目の半径方向の漏油が無くなり密封性が向上する。各合せ目は接触状態になっているので、外周側に作用する密封油の圧力により、一体のシールリング形状を保持できる。
各部分リング31の内径側に重ねている部分51を有しているので、半径方向と円周方向に拘束されるので合せ目が開くことが回避される。
シールリング30は4分割の部分リングを円周方向に並べた構造としている。4分割の場合、合せ目位置を水平、垂直位置とすることができるので、バランス良くリング形状を維持できる。また、シールリングを装着しているシールケースは半割構造となっているので、4分割の部分リングは、シールケースの半割面の両側から装着し、夫々の4分割の部分リング合せ面と半割面との出入り無く合致させると組込み作業が終了となり、他の分割数に比較して組込み作業時間が短縮でき作業性が向上する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る軸封装置4a付近の拡大断面図である。回転軸2は発電機ケーシング3(図示せず)に固定され、内部を回転軸2が貫通している。
図2において、軸封装置4aは、シールケース21と、一対のシールリング30と、このシールリング30の外周に接するように設けられたスプリング24からなっている。シールリング30は複数個に分割され合せ目で、相互に重ねている部分51を設けて、構成されている。
シールケース21は、高圧の密封油を供給する外部の給油手段(図示せず)と接続し、給油通路22を通じて密封油を内部空間23に導入する。シールリング30は、外周に接するスプリング24のバネ力および内部空間23の密封油の圧力によりシールケース21内壁のそれぞれ機内側、機外側に押し付けられる。シールリング30の内径は回転軸2の外径よりも大きく、回転軸2外周面とシールリング30内周面との隙間41a、41bを形成する。
重ねている部分51は概略隙間なく形成されているので、合せ目において、シールケースの内周面21aへの半径方向に通じる流路が封止されるので、この流路からの漏油はほとんど無くなり、給油通路22を通じて内部空間23に導入された密封油の多くは、一対のシールリング30の間を通過したのち、回転軸2外周面とシールリング30内周面との隙間41a、41bを通じてそれぞれ発電機の機内および機外へ漏出する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る運転時における分割型シールリングの部分リング同士(31a、31d)の合せ目付近の配置を示す概略構成図である。図3において、一点鎖線はシールケース21内壁の半径方向位置を示す。R1、R2はシールケース21内壁の内半径、外半径寸法を示す。ここでは、隣接する部分リング31a、31dを取り上げ合せ目の構成について説明するが、残りの分割リング同士の合せ目も類似の形状となっている。
部分リング31a、31dは円周方向に合せ目が離れた状態の配置となっている。このように、合せ目が開いているのは、運転時において、回転軸の偏心やシールリング30の摺動面で発生する摩擦熱により、シールリング30の内径が僅か大きくなるためである。
このような状態でも、外周側の重ねていない部分55に隙間が形成された場合でも、漏油が軽減できることを説明する。
この図において、回転軸2は紙面に垂直な方向に延伸し、手前が機内側である。図3に示すように、重ねている部分の厚さは軸方向幅の1/2程度としている。部分リングの重ねている部分に隙間がないように、厚さの加工精度が要求されるので、隣接の重ねている部分を同時研削し、装着した場合に軸方向厚さになるようにする。そのためには、重ねている部分の厚さは軸方向幅の1/2程度にすることが望ましい。
部分リング31aと部分リング31dは内径側に重ねている部分51を形成すると共に、円筒面52の部分では接触させている。部分リング31aの凸部端面53と部分リング31dの凹部端面54に隙間を形成している。円筒面52の半径R3とシールケース21内壁の外半径R2との関係はR2<R3としている。このような関係にすることで、円筒面52の部分で円周方向に対する封止機能が得られる。また、重ねていない部分55の隙間と摺動面の通路口56と連通しているが、摺動面と回転軸との隙間は狭く通路口56から軸方向へ流出する断面積が小さく封止効果が期待できる。従来例では、合せ目に重ねている部分が無いので、合せ目に隙間を形成すると、シールケース21内壁の内径R1と部分リング摺動面の半径方向に大きな隙間(従来構造での流路:斜線で示す枠内)ができて漏油するので密封性が低下する要因となっていた。
図4は、本発明の第1実施形態の第1変形例に係る組込み時における分割型シールリングの正面図である。図1〜図3に示した第1実施形態と同様の構成及び作用は、この第1変形例に取り込まれるものとして詳細な説明を省略し、相違する点について説明する。
図4に示すように、第1実施形態の第1変形例はシールリング30において、分割型シールリングであり、概略円環状のリングを周方向に4分割した部分リング31(31a、31b、31c、31d)の集合体として構成されているが、部分リングの重ねていない部分の外径側合せ目32(32a、32b、32c、32d)に隙間が形成されている点で相違している。
このような第1実施形態の第1変形例によれば、前記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができることに加えて、重ねていない部分55と重ねている部分を同時に接触させようとすると、高度な加工精度が必要となり、高価なものになるが、重ねていない部分55に隙間を持たせる設計とすることで、低コストの部分リングを提供できる。
図5は本発明の第1実施形態の第2変形例に係る分割型シールリングの部分リング同士の合せ目付近の配置を示す概略構成図である。
図1〜図4に示した第1実施形態と同様の構成及び作用は、この第1変形例に取り込まれるものとして詳細な説明を省略し、相違する点について説明する。
図5に示すように、第1実施形態の第2変形例は、
部分リング31a、31dの合せ目において、重ねている部分51を内径側から外径方向に傾斜させている点で第1実施形態と相違している。
このような第1実施形態の第2変形例によれば、前記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができることに加えて、重ねている部分51の摺動面の軸方向の距離hが長くなるので、密封性が更に向上できる。また、重ねている部分の加工が容易となり、部分リングの製作費用の低コスト化にも寄与できる。
図6は、部分リング同士の合せ目の隙間と機内側への密封油漏出量との関係を評価したグラフである。回転軸2の外周面とシールリング30の内周面との隙間が同等なもので比較したところ、部分リングの内径側合せ目を重ねない場合、部分リング合せ目の隙間を拡大すると、機内側への密封油漏出量が増加した。一方で、部分リングの内径側合せ目を重ねている場合、部分リング合せ目の隙間を拡大しても漏出量がほとんど増加しなかった。
すなわち、本発明の実施形態によれば、部分リング同士の重ねていない部分の隙間55から機内に通じる流路を内径側の重ねている部分で封止することにより、機内への密封油の漏出量を低減することができる。
≪第2実施形態≫
本発明の第2実施形態について図7を用いて説明する。
図7に示すように、第2の実施形態は、分割型シールリングの対向するシールケース21内壁側に低熱伝導体層60のシートを敷設している点で第1の実施形態と相違している。低熱伝導体層の材質としては、分割型シールリングが回転軸の偏心による半径方向に可動した際にも重度な摩耗や損傷を発生させにくいという観点から、樹脂系の材料が使用されうる。図7に示した例では炭素繊維を含むポリエーテルエーテルケトン樹脂が使用されている。ただし、低熱伝導体層60の材質としては、回転軸2とシールケース21およびシールリング30の材質や運転速度および密封油と水素ガスの圧力条件等に合わせ、例えば、炭素繊維を含むポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ナイロン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂等、およびこれらの樹脂と繊維材料等による複合材が使用されてもよい。
あるいはこれらの材料をシールケース21内壁の表面にコーティングした形態でも良い。または、金属系の板の表面に低熱伝導体層60をコーティングした部材をシールケース21内壁に取り付けた形態でも良い。低熱伝導体層60の敷設形態は長期信頼性を維持できるものであれば、とくに限定するものではない。これらの材料は、強化用添加物の配合量にもよるが、せいぜい数ワット/(m・℃)の熱伝導率が好ましい。低熱伝導体層60の厚さとしては、数mm程度である。
このような第2の実施形態によれば、前記した第1の実施形態と同等の作用効果を奏することができることに加えて、
断熱効果でシールリング30の円周方向の熱変形が軽減され、シールケース内壁との接触面からの漏油が改善できる。
また、シールリングとシールケース21内壁とが摺動性の良い低熱伝導体層を介して摺動することにより摩擦係数が減少し、万一の軸振動が起きてもシールリングは円環形状が確実に保持できる。
1 ロータ
2 回転軸
3 発電機ケーシング
4、4a、4b 軸封装置
5a、5b 軸受
6 水素ガス
21 シールケース
21a シールケース内周面
22 給油通路
23 内部空間
24 スプリング
30 シールリング
31a、31b、31c、31d 部分リング
32a、32b、32c、32d 外径側合せ目
33a、33b、33c、33d 半径方向の合せ目
34a、34b、34c、34d 内径側合せ目
41a、41b 回転軸2外周とシールリング30内周との隙間
51 重ねている部分
55 重ねていない部分
60 低熱伝導体層

Claims (6)

  1. 内部に水素ガスを封入したケーシングと、前記ケーシングの内部に配置したロータと、前記ロータと固定した回転軸と、前記回転軸の外周に軸方向に対向して併設された一対のシールリングと、これらのシールリングを収納するシールケースとを備え、前記シールケース内に圧入された高圧流体が前記一対のシールリングと回転軸とで形成される隙間をそれぞれ軸方向に流れることによりケーシング内の水素ガスの漏洩を防止する発電機用軸封装置において、前記一対のシールリングは円周方向で分割された複数の部分リングから成る分割型シールリングであって、該部分リングを回転軸間に隙間をもって円環状に並べて配置されてなり、かつ、該部分リングの合せ目を内径側で相互に重ねたことを特徴とする発電機用軸封装置。
  2. 請求項1に記載の発電機用軸封装置において、前記一対のシールリングは円周方向で4分割された部分リングから成ることを特徴とする発電機用軸封装置。
  3. 請求項1に記載の発電機用軸封装置において、前記一対のシールリングは円周方向で4分割された部分リングで、かつ部分リングの重ねていない部分の合せ目に隙間を形成したことを特徴とする発電機用軸封装置
  4. 請求項1に記載の発電機用軸封装置において、前記一対のシールリングは円周方向で4分割された部分リングで、かつ部分リングの重ねている部分を内径側から外径方向に傾斜させていることを特徴とする発電機用軸封装置
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の発電機用軸封装置において、前記シールリングが対向するシールケース内壁側に低熱伝導体層を敷設したことを特徴とする発電機用軸封装置。
  6. 請求項5に記載の発電機用軸封装置において、前記低熱伝導体層の材質を
    PEEK樹脂としたことを特徴とする発電機用軸封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109812583A (zh) * 2019-03-04 2019-05-28 南京林业大学 剖分式机械密封用整体式辅助密封圈及其在线制备方法

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