JP2014201316A - Pump container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、泡状の液体を供給するポンプ容器に関する。 The present invention relates to a pump container that supplies a foam-like liquid.
液状物を貯留する容器体と、一方向に往復動することで液状物をノズル部の吐出口から吐出するポンプ部とを備える、所謂ハンドポンプと呼ばれるポンプ容器が知られている。このようなポンプ容器は、容器体にシャンプー、ハンドソープ、洗顔料及びシェービングクリーム等の液状物を貯留し、ポンプ部により適量の液状物をノズルから吐出可能に形成されている。 There is known a pump container called a so-called hand pump that includes a container body that stores a liquid substance and a pump unit that discharges the liquid substance from a discharge port of a nozzle part by reciprocating in one direction. Such a pump container is formed so that liquid substances such as shampoo, hand soap, face wash, and shaving cream are stored in the container body, and an appropriate amount of liquid substance can be discharged from the nozzle by the pump unit.
液状物を吐出するポンプ容器として、液状物に空気を混合する混合部を備え、空気と混合された液状物をスポンジ状又は網目状に形成された多孔体を通過させることで、当該液状物を泡状としてノズル部から吐出させる技術も知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
As a pump container for discharging a liquid material, a mixing unit that mixes air with the liquid material is provided, and the liquid material mixed with air is passed through a porous body formed in a sponge shape or a mesh shape, thereby There is also known a technique of discharging from a nozzle portion as a foam (see, for example,
このようなポンプ容器は、泡を吐出後、吐出口と多孔体との間の、液状物の流路に、泡が残留する。残留した泡は、時間の経過とともに、液状となり、液状物が流路に残留する。液状物が流路に残留すると、新たに形成された泡と流路に残留していた液状物が混じり合うことにより、泡質が水っぽくなる等、泡質の低下が生じる。また、1回あたりに吐出される泡の吐出量が不安定となり、安定した泡の吐出ができず、ポンプ容器としての機能が低下する虞がある。 In such a pump container, after the foam is discharged, the foam remains in the liquid material flow path between the discharge port and the porous body. The remaining bubbles become liquid as time passes, and the liquid remains in the flow path. When the liquid material remains in the flow path, the newly formed foam and the liquid material remaining in the flow path are mixed with each other, so that the foam quality is lowered, for example, the foam quality becomes watery. In addition, the amount of foam discharged per time becomes unstable, so that stable foam discharge cannot be performed, and the function as a pump container may be reduced.
そこで、ノズル部内に空気を圧送する空気ポンプを設けるとともに、混合部を有するあわ立て体を吐出口に隣接して設けるポンプ容器が知られている(例えば、特許文献3参照)。このような構成のポンプ容器は、吐出口に隣接して混合部を有するあわ立て体が設けられることから、あわ立て体から吐出口までの泡の流路を極力低減することが可能となる。これにより、泡の吐出後に、当該流路に残留する液状物の量を減少することができる。 Therefore, there is known a pump container in which an air pump for pumping air is provided in the nozzle portion, and a foaming body having a mixing portion is provided adjacent to the discharge port (see, for example, Patent Document 3). Since the pump container having such a configuration is provided with a foaming body having a mixing portion adjacent to the discharge port, it is possible to reduce the bubble flow path from the foaming body to the discharge port as much as possible. Thereby, the amount of the liquid substance remaining in the flow path after the foam is discharged can be reduced.
上述したポンプ容器では、以下の問題があった。即ち、上述したあわ立て体を有するポンプ容器は、あわ立て体を吐出口に隣接させるために、空気ポンプをノズル部内に設ける構成であることから、その構成が複雑となる、という問題がある。 The pump container described above has the following problems. That is, the above-described pump container having the baffle has a problem that the configuration is complicated because the air pump is provided in the nozzle portion so that the baffle is adjacent to the discharge port.
また、当該ポンプ容器は、空気及び液状物を混合する混合部が、吐出口に隣接するあわ立て体に設けられる構成であることから、液状物を混合部に供給するためには、液状物の流路を水平方向に設ける必要がある。このため、吐出口から泡を吐出した後に、混合部までの流路に液状物が残存すると、当該残存した液状物が乾燥して固化し、流路が閉塞される虞がある。 In addition, the pump container has a configuration in which the mixing unit for mixing the air and the liquid material is provided in the stirrer adjacent to the discharge port. Therefore, in order to supply the liquid material to the mixing unit, It is necessary to provide the flow path in the horizontal direction. For this reason, after the foam is discharged from the discharge port, if the liquid material remains in the flow path to the mixing portion, the remaining liquid material may be dried and solidified to block the flow path.
そこで、本発明は、簡単な構成で、泡質及び吐出量の安定化並びに液状物の流路の閉塞を防止することが可能なポンプ容器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a pump container that can stabilize foam quality and discharge rate and prevent clogging of a flow path of a liquid material with a simple configuration.
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のポンプ容器は、次のように構成されている。 In order to solve the above problems and achieve the object, the pump container of the present invention is configured as follows.
本発明の一態様として、ポンプ容器は、液状物を供給するポンプ部と、往復動することで前記ポンプ部を駆動するとともに、前記ポンプ部から供給された前記液状物の吐出流路を有するノズル部と、前記ノズル部内に、前記ポンプ部で吐出された前記液状物を空気と混合する混合部を備え、前記混合部は、前記ポンプ部の前記液状物を吐出する吐出部の直上であって、前記吐出部に連通して設けられるとともに、前記ノズル部の往復動方向と直交する方向で前記吐出流路と連通することを特徴とする。 As an aspect of the present invention, a pump container includes a pump unit that supplies a liquid material, and a nozzle that drives the pump unit by reciprocating and has a discharge passage for the liquid material supplied from the pump unit. And a mixing part for mixing the liquid material discharged from the pump part with air in the nozzle part, the mixing part being directly above the discharge part for discharging the liquid material in the pump part. , Provided in communication with the discharge part, and in communication with the discharge flow path in a direction orthogonal to the reciprocating direction of the nozzle part.
本発明によれば、簡単な構成で、泡質及び吐出量の安定化並びに液状物の流路の閉塞を防止することが可能なポンプ容器を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the pump container which can stabilize foam quality and discharge amount and can prevent the clogging of the flow path of a liquid substance by simple structure.
以下、本発明の一実施形態に係るポンプ容器1の構成を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るポンプ容器1の構成を示す断面図、図2はポンプ容器1に用いられる吐出ノズル34の構成を示す斜視図である。
Hereinafter, the structure of the
FIG. 1 is a sectional view showing a configuration of a
図1に示すように、ポンプ容器1は、容器体2と、ポンプ組立体3と、管体4と、を備えている。ポンプ容器1は、容器体2内に貯留された液状物200を、ポンプ組立体3により泡状で吐出する所謂ハンドポンプである。なお、液状物200は、容器体2内に貯留される内容物であって、例えば、シャンプー、ハンドソープ、洗顔料及びシェービングクリーム等の界面活性剤を含有する液体が用いられる。
As shown in FIG. 1, the
容器体2は、その内部に液状物200を貯留可能に形成されている。容器体2は、ガラス、陶器、樹脂材料等により形成されている。容器体2は、有底筒状に形成されている。容器体2は、その上端の一部が突出して開口する開口部10を有する第1固定部11を備えている。第1固定部11は、その外周面に雄螺子部12が形成されている。
The container body 2 is formed so that the
図1に示すように、ポンプ組立体3は、支持部15と、ノズル部16と、ポンプ部17と、を備えている。ポンプ組立体3は、支持部15により容器体2に固定される。
As shown in FIG. 1, the pump assembly 3 includes a support portion 15, a
支持部15は、容器体2の第1固定部11に固定される第1被固定部21と、ノズル部16を挿通する第1案内部22と、ポンプ部17の一部が固定される第2固定部23と、を備えている。支持部15は、樹脂材料により、第1被固定部21、第1案内部22及び第2固定部23が、樹脂材料により一体に形成されている。
The support portion 15 includes a first fixed
支持部15の第1被固定部21は、端面24を有する円筒状に形成されるとともに、その内周面に第1固定部11の雄螺子部12と螺合する雌螺子部25が形成されている。第1被固定部21は、その端面24の外面に第1案内部22が一体に設けられる。
The first fixed
また、第1被固定部21は、その端面24の内面に第2固定部23が一体に設けられる。第1被固定部21は、その端面24により、開口部10を覆う。第1案内部22は、第1被固定部21の端面24の一部を開口する円筒状に形成されている。
Further, the first fixed
第2固定部23は、円筒状に形成され、ポンプ部17の一部を固定可能に形成されている。具体的には、第2固定部23は、その外周面が、ポンプ部17の後述するシリンダ45と嵌合可能に形成されている。このような支持部15は、第1被固定部21を第1固定部11に固定することで、ポンプ組立体3を固定可能に形成されている。
The 2nd fixing |
ノズル部16は、第1案内部22に挿通可能な内筒部31と、その内部に第1案内部22を挿通可能な外筒部32と、内筒部31及び外筒部32の一端部に一体に形成された吐出ヘッド33と、吐出ヘッド33に設けられる吐出ノズル34と、を備えている。ノズル部16は、内筒部31、外筒部32及び吐出ヘッド33が、樹脂材料により一体に形成されている。また、ノズル部16は、内筒部31に後述する混合部35が形成されるとともに、吐出ヘッド33及び吐出ノズル34に、混合部35を通過した液状物200を通過させる吐出流路36が形成される。
The
内筒部31は、その外径が第1案内部22の内径よりも若干小径に形成されている。内筒部31は、吐出ヘッド33により一端側が閉塞される。内筒部31は、その内部に、ポンプ部17の一部が配置されるとともに、液状物200及び空気を混合する混合部35が形成される。また、吐出ヘッド33には、混合部35と吐出流路36を連通する孔部37と、その内面に突出して設けられ、混合部35に配置された後述する第2弁体92の移動を規制する規制部38と、を備えている。
The
混合部35は、ポンプ部17の二次側に設けられ、ポンプ部17から供給された空気及び液状物200を混合して二次側に通過させる空間である。混合部35は、ポンプ部17の吐出部、即ち後述する第2弁体92の弁体部92a及び第2弁座83に隣接して設けられ、孔部37を介して吐出流路36と連通する。混合部35は、円柱状の空間に形成される。具体的には、混合部35は、ポンプ部17の吐出部に連通して配置される。換言すると、混合部35は、ポンプ部17の吐出部の直上に配置される。
The mixing unit 35 is a space that is provided on the secondary side of the pump unit 17 and mixes the air and the
孔部37は、例えば円状に開口して形成され、混合部35の開口面積及び吐出流路36の開口面積よりも、その開口面積が小さく形成されている。なお、ここで、開口面積とは、空気及び液状物200の流れる流路の垂直断面における開口部の面積である。 The hole portion 37 is formed, for example, in a circular shape, and has an opening area smaller than the opening area of the mixing portion 35 and the opening area of the discharge channel 36. Here, the opening area is the area of the opening in the vertical cross section of the flow path through which air and the liquid 200 flow.
孔部37は、その空気及び液状物200の流れ方向が、換言すると、その軸心が、混合部35の軸心に対して直交する。孔部37は、吐出流路36の空気及び液状物200の流れ方向に沿って形成される。即ち、孔部37は、混合部35の中途部である内周面に設けられることで、空気及び液状物200の流れ方向を略90度曲げるとともに、その流路面積を減少させて流路を絞る。
In the hole 37, the flow direction of the air and the
規制部38は、混合部35に突出して形成され、ポンプ部17の後述する第2弁体92の移動を規制可能に形成されている。具体的には、規制部38は、混合部35から突出する長さが、第2弁体92と干渉する長さに形成されている。
The restricting
外筒部32は、その内径が第1案内部22の外径よりも若干大径に形成されている。外筒部32は、吐出ヘッド33により、内筒部31とともに一端側が閉塞される。即ち、外筒部32は、その内周面が内筒部31の外周面と対向し、その内周面と内筒部31の外周面との隙間に、第1案内部22を挿通可能に形成されている。また、外筒部32は、その一端部に一体に形成された吐出ヘッド33が第1案内部22の端部と当接する長さに形成されている。
The
吐出ヘッド33は、外筒部32よりも大径に形成された有底円筒状であって、その外周の一部が方形筒状に突出して形成されている。吐出ヘッド33は、その内筒部31及び外筒部32間に位置する一部が第1案内部22の端部と当接することで、ノズル部16の移動量を規制可能に形成されている。
The
また、吐出ヘッド33は、その外周の一部が突出する部位に、その内部が孔部37と連通する開口39が形成されている。開口39は、混合部35と孔部37を介して連通する。また、開口39は、その端部が吐出ヘッド33の外周の突出する部位から開口する。
Further, the
開口39は、例えば、その開口面積が混合部35の開口面積よりも小であって、且つ、孔部37の開口面積よりも大に形成された連通部39aと、連通部39aよりもその開口面積が大に形成された、吐出ノズル34が嵌合される嵌合部39bと、を備えている。開口39は、例えば、連通部39a及び嵌合部39bが、方形状に開口して形成される。
The
吐出ノズル34は、第1ホルダー41と、第2ホルダー42と、多孔体43と、を備えている。第1ホルダー41は、異なる大きさに形成された二つの方形筒状が同軸上に一体に組み合わされた形状に形成される。第1ホルダー41は、その一方、具体的にはその形状が小さい側が開口39に嵌合可能に形成されている。第1ホルダー41は、その一方の開口端に、多孔体43が固定される。また、第1ホルダー41は、その他方、具体的にはその形状が大きい側の開口端が、泡状の液状物200を吐出する吐出ノズル34の開口部34aを構成する。
The
第2ホルダー42は、方形筒状に形成される。第2ホルダー42は、その外形状が、第1ホルダー41の他方の内形状、換言すると、開口形状と略同一形状に形成され、第1ホルダー41の他方の開口に嵌合される。第2ホルダー42は、その開口形状が、第1ホルダー41の一方の開口形状と略同一形状に形成されている。第2ホルダー42は、その両開口端に、多孔体43が固定される。
The
多孔体43は、メッシュ状のネットであり、第1ホルダー41及び第2ホルダー42の開口端に、溶着等により固定される。このような吐出ノズル34は、第1ホルダー41及び第2ホルダー42の開口により、吐出流路36が形成される。多孔体43は、吐出流路36に設けられ、空気を含有する液状物200が通過することで、液状物200を微細な泡状に発泡可能に形成されている。
The
ポンプ部17は、シリンダ45と、ピストン46と、弁部47と、付勢部材48と、を備えている。また、ポンプ部17は、第1空気室H1、第2空気室H2及び液室H3を備えている。
The pump unit 17 includes a
シリンダ45は、第1シリンダ部51と、第1シリンダ部51に一体に形成された第2シリンダ部52と、第2固定部23に固定される第2被固定部53と、第2シリンダ部52に設けられた管体4の取付部54と、第2シリンダ部52及び取付部54間に設けられた弁部47の一部を成す第1弁座55と、を備えている。
The
シリンダ45は、第1シリンダ部51、第2シリンダ部52、第2被固定部53、取付部54及び第1弁座55が、樹脂材料により一体に形成されている。シリンダ45は、第1シリンダ部51及び第2シリンダ部52が同軸上、換言すると、それら軸心が同心上に配置される。
In the
第1シリンダ部51は、円筒状に形成されている。第1シリンダ部51は、一方の端部側に第2シリンダ部52が形成されるとともに、他方の端部に第2被固定部53が形成される。第1シリンダ部51は、その内周面に、ピストン46の一部が摺動可能に形成されている。第1シリンダ部51は、その内径が、第2固定部23の外径と同一径に形成されている。
The
また、第1シリンダ部51は、その周面の一部に、第1シリンダ部51内と容器体2内を連通する孔部56が形成されている。この孔部56は、ポンプ部17が支持部15を介して容器体2に固定された際に、容器体2の内部に位置するとともに、容器体2に貯留される液状物200の液面よりも高い位置となる、第1シリンダ部51の周面に配置される。孔部56は、第1シリンダ部51内の空間と容器体2の内部空間とを連通可能に形成される。孔部56は、第1シリンダ部51内を摺動するピストン46の一部により第1シリンダ部51内の空間と容器体2の内部空間との連通が遮断される。
In addition, the
第2シリンダ部52は、第1シリンダ部51よりもその径が小径に形成されている。第2シリンダ部52は、その内周面に、ピストン46の一部、即ち後述する第2ピストン部63が摺動可能に形成されている。第2シリンダ部52は、その軸心方向の長さが、ピストン46の摺動可能な長さと略同一長さに形成されている。また、第2シリンダ部52は、その端部に第1弁座55及び取付部54が設けられる。
The diameter of the
第2被固定部53は、第1シリンダ部51の端部に形成されている。第2被固定部53は、円筒状であって、その内径が第1シリンダ部51の内径よりも若干大径に形成され、第2固定部23の外周面に嵌合可能に形成されている。
The second fixed
取付部54は、第1弁座55を介して第2シリンダ部52の端部に設けられる。取付部54は、その内径が、管体4の外径と略同一径、又は、若干小径に形成され、管体4を嵌合可能に形成されている。取付部54は、第2シリンダ部52内への液状物200の吸込口を構成する。
The
第1弁座55は、第2シリンダ部52の端部に設けられる。第1弁座55は、第2シリンダ部52の軸心方向と直交する方向に延設された円環状の平面部と、平面部の内周縁に一体に設けられ、平面部から取付部54に向かって漸次縮径するテーパ面状の斜面部と、を備えている。
The
ピストン46は、内筒部31に固定されるロッド部61を有する第1ピストン部62と、ロッド部61に固定された第2ピストン部63と、を備えている。ピストン46は、内筒部31にロッド部61が固定されることで、ノズル部16の往復動に追従して往復動可能に形成されている。
The piston 46 includes a
ロッド部61及び第1ピストン部62が、樹脂材料により一体に形成されている。ロッド部61は、円筒状に形成され、その外周面に、内筒部31が嵌合される。ロッド部61は、その内周面に、第2ピストン部63が嵌合固定される。ロッド部61は、その内周面の一部に、その両端部間を連通する溝部61aが形成される。この溝部61aは、第1空気室H1から混合部35への空気の流路を構成する。
The rod portion 61 and the
第1ピストン部62は、第1シリンダ部51の内周面と摺動可能な第1摺動部71と、第1摺動部71をロッド部61に一体に連結する連結部72と、連結部72に設けられた孔部73と、を備えている。
The
第1摺動部71は、その両端が第1シリンダ部51の内周面と摺動可能に形成された円筒状に形成される。具体的には、第1摺動部71は、第1シリンダ部51の内径よりも若干小径に形成され、第1シリンダ部51の内周面とその外周面との間に微小な隙間を形成する胴部と、胴部の両端に設けられ、第1シリンダ部51の内径よりも若干大径に形成され、第1シリンダ部51の内周面と摺動可能な端部と、を備えている。
The first sliding
連結部72は、ロッド部61及び胴部を一体に連結する。連結部72は、孔部73に隣接して設けられた円筒状の溝部74を備えている。孔部73は、連結部72の溝部74の外周側に隣接して複数設けられる。
The connecting
第2ピストン部63は、円筒状に形成される。第2ピストン部63は、ロッド部61に固定され、その外周面が第2シリンダ部52の内周面と摺動可能に形成されている。具体的に説明すると、第2ピストン部63は、ロッド部61の内周面に固定される被嵌合部81と、第2シリンダ部52の内周面と摺動する第2摺動部82と、を備えている。第2ピストン部63は、被嵌合部81及び第2摺動部82が第2シリンダ部52とともに液室H3を構成する。
The second piston part 63 is formed in a cylindrical shape. The second piston part 63 is fixed to the rod part 61, and the outer peripheral surface thereof is formed to be slidable with the inner peripheral surface of the
また、第2ピストン部63は、第2被嵌合部81が設けられた端部の内周面に設けられた第2弁座83と、その内周面であって第2弁座83よりも他方の端部側に設けられた第1座面部84と、第2被嵌合部81及び第2摺動部82間に設けられた第3弁座85と、を備えている。第2ピストン部63は、その第2弁座83が設けられる側の端部の開口、さらに言えば、第2弁座83の開口により、液室H3から混合部35への液状物200の吐出口を構成する。
The second piston portion 63 includes a
第2摺動部82は、円筒状であって、その外径が第2シリンダ部52の内径と略同一又は若干大径に形成され、第2シリンダ部52の内周面と摺動可能に形成されている。
The second sliding portion 82 has a cylindrical shape, and has an outer diameter that is substantially the same as or slightly larger than the inner diameter of the
第2弁座83は、被嵌合部81の、混合部35と対向する端部の内周面に設けられた、第2摺動部82側に向かって漸次縮径するテーパ面状の斜面により構成される。第1座面部84は、第2摺動部82の内径が被嵌合部81側の内径よりも大径となることで形成された端面であって、付勢部材48の一方の端部を支持可能に形成されている。
The
第3弁座85は、第2摺動部82の第2被嵌合部81側の端部に設けられ、第2摺動部82の当該端部の外周面から円環状に突出して形成された突出部であって、第2被嵌合部81側の端面により構成される。
The third valve seat 85 is provided at an end portion of the second sliding portion 82 on the second fitted
弁部47は、第1弁座55と、第2弁座83と、第3弁座85と、第1弁体91と、第2弁体92と、第3弁体93と、第2弁体92の移動を案内する第2案内部94と、を備えている。弁部47は、ピストン46の往復動により、第1弁体91、第2弁体92及び第3弁体93が開閉可能に形成されている。
The
第1弁体91は、金属材料又は樹脂材料等により形成された球体である。第1弁体91は、第1弁座55の斜面部に配置され、その表面が、第1弁座55の斜面部の一部に円周状に接触する。また、第1弁体91は、取付部54からの液状物200の流れにより、第1弁座55から離間可能に形成されている。第1弁体91は、第1弁座55と離接することで、吸込口(取付部54)を開閉する開閉弁である。さらに言えば、第1弁体91は、液状物200の流路を開閉する開閉弁である。
The
第2弁体92は、樹脂材料で形成された、所謂ポペット弁である。第2弁体92は、その外周面が第2弁座83と当接する弁体部92aと、弁体部92aの端部に設けられた軸体92bと、を備えている。弁体部92aは、その外周面が漸次縮径するテーパ面状の斜面により形成され、第2弁座83に当接する当接面を成す。
The
弁体部92aは、その傾斜角度が、第2弁座83の傾斜角度と略同一角度に形成されている。また、弁体部92aは、先端側の端面の一部が、第2弁座83と接触せずに、第2ピストン部63の内部空間に対向する。
The
軸体92bは、弁体部92aと一体に構成されている。また、軸体92bは、その先端部、さらに言えば弁体部92aが設けられた端部と相対する端部に設けられ、その軸心方向に直交する方向に突出する突起部92cが、その先端に形成されている。
The
第2弁体92は、弁体部92aが第2弁座83と離接することで、吐出口(第2弁座83の開口)を開閉する開閉弁である。さらに言えば、第2弁体92は、液状物200の流路を開閉する開閉弁である。
The
第3弁体93は、連結部72に固定される固定体93aと、固定体93aの端部の外周側に設けられた第1開閉弁93bと、固定体93aの端部の内周側に設けられた第2開閉弁93cと、を備えている。
The
第3弁体93は、固定体93a、第1開閉弁93b及び第2開閉弁93cが、弾性変形が可能な樹脂材料又はゴム材料により一体に形成されている。固定体93aは、例えば、円筒状に形成され、連結部72に設けられた溝部74に嵌合されることで固定される。
In the
第1開閉弁93bは、連結部72に当接することで、孔部73を閉塞可能に形成されている。第2開閉弁93cは、第2ピストン部63の第3弁座85と当接することで、溝部61aを閉塞可能に形成されている。
The first on-off valve 93 b is formed so as to be able to close the hole 73 by contacting the connecting
第3弁体93は、第2空気室H2から第1空気室H1への空気の流路、及び、第1空気室H1から混合部35への空気の流路を開閉する開閉弁である。
The
第2案内部94は、樹脂材料で形成され、第1弁座55の平面部に配置される。第2案内部94は、円筒状に形成されている。第2案内部94は、一方の端部の外周部から円環状に突出して形成され、平面部と略同一径に形成された第2座面部94aと、一方の端部側に設けられ、第2案内部94の軸心方向に沿って設けられた複数の溝部94bと、他方の端部に設けられ、第2弁体92の突起部92cの弁体部92a側に形成された端面と当接することで、第2弁体92の移動を規制する突起部94cと、を備えている。
The
付勢部材48は、金属材料により構成されたスプリングである。付勢部材48は、第2ピストン部63の内周面に設けられた第1座面部84と、第2案内部94の第2座面部94aとに支持される。付勢部材48は、第1座面部84及び第2座面部94aを介して第2ピストン部63及び第2案内部94を互いに離間する方向に付勢する。
The urging
第1空気室H1は、第1シリンダ部51、第1ピストン部62、第2ピストン部63により形成され、第1ピストン部62の往復動でその容積が可変する。第1空気室H1は、孔部73を介して第2空気室H2と連続するとともに、ロッド部61の溝部61aにより、混合部35と連続する。
The first air chamber H <b> 1 is formed by the
第2空気室H2は、第1被固定部21の端面24、第2固定部23、第1シリンダ部51、ロッド部61、及び、第1ピストン部62により形成され、第1ピストン部62の往復動でその容積が可変する。第2空気室H2は、第1案内部22及び内筒部31間の隙間により、外気と連通する。また、第2空気室H2は、第1シリンダ部51の孔部を介して容器体2内の空間と連通する。
The second air chamber H <b> 2 is formed by the
液室H3は、第2シリンダ部52、第2ピストン部63、第1弁体91及び第2弁体92により形成され、第2ピストン部63の往復動で、その容積が増減する。液室H3は、第1弁体91が第1弁座55の斜面部から離間することで、取付部54及び管体4を介して容器体2の内部と連通する。また、液室H3は、第2弁体92の弁体部92aが第2ピストン部63の第2弁座83から離間することで、混合部35と連通する。
The liquid chamber H3 is formed by the
次に、このように構成されたポンプ容器1の動作について説明する。
先ず、図1に示すように、ポンプ容器1は、常時、付勢部材48により、第2ピストン部63が第2シリンダ部52に設けられた第2案内部94と離間する方向に付勢されることで、ノズル部16及びピストン46が上死点に維持される。なお、上死点とは、ノズル部16及びピストン46が、付勢部材48により付勢される方向、即ち、容器体2から離間する方向、さらに言えば、上方に移動する限界位置である。
Next, operation | movement of the
First, as shown in FIG. 1, the
ノズル部16及びピストン46が上死点に位置すると、第1空気室H1及び液室H3は、その容積が最大となる。また、ノズル部16及びピストン46が上死点に位置すると、第1弁体91、第2弁体92及び第3弁体93は閉状態が維持され、第1空気室H1及び第2空気室H2、第1空気室H1及び液室H3、第1空気室H1及び混合部35、並びに、液室H3及び混合部35が遮断される。
When the
次に、ノズル部16を容器体2に近接させる方向に押圧すると、上死点から下死点に向かってピストン46が移動する。なお、下死点とは、ノズル部16及びピストン46が、付勢部材48の付勢に抗って移動する方向、即ち、容器体2に近接する方向、さらに言えば、下方に移動する限界位置である。
Next, when the
具体的には、第1ピストン部62及び第2ピストン部63が下死点に向かって移動し、第1空気室H1及び液室H3の容積が漸次減少する。また、第1ピストン部62及び第2ピストン部63が下死点に向かって移動すると、第2空気室H2の容積が漸次増加する。
Specifically, the
このとき、第1空気室H1内の空気が、第1ピストン部62により圧縮されて、大気圧よりも高くなると、第3弁体93は、第2開閉弁93cが第1空気室H1内の空気により押圧され、第3弁座85から離間する方向に移動して開状態となる。同時に、第1開閉弁93bは閉状態となる。これにより、溝部61aが第1空気室H1と連通し、第1空気室H1内の空気が混合部35に移動する。
At this time, when the air in the first air chamber H1 is compressed by the
また、液室H3内の液状物200が、第2ピストン部63により圧縮されて、大気圧よりも高くなると、第1弁体91は、液室H3内の液状物200により第1弁座55の斜面部に押圧される。また、第2弁体92は、液室H3内の液状物200により、第2ピストン部63の移動方向とは逆方向、換言すると、第2弁座83から離間する方向に押圧され、第2弁座83から弁体部92aが離間して開状態となる。これにより、液室H3が混合部35と連通し、液室H3内の液状物200が混合部35に移動する。これら第1空気室H1の空気及び液室H3の液状物200の移動により、混合部35で液状物200及び空気が混合される。さらにピストン46が下死点に向かって移動すると、弁体部92aが規制部38と当接し、開状態を維持したままピストン46とともに押し下げられる。
When the
その後、下死点に第1ピストン部62及び第2ピストン部63が到達すると、第1空気室H1及び液室H3の容積が最小となるとともに、第2空気室H2の容積が最大となる。また、付勢部材48は、第2ピストン部63の第1座面部84により押圧されて圧縮する。
Thereafter, when the
ノズル部16及びピストン46が下死点に移動後、ノズル部16の押圧を解除すると、圧縮した付勢部材48は、復元力により伸張し、第1座面部84を介して第2ピストン部63を付勢する。これにより、ノズル部16及びピストン46が上死点に向かって移動する。
When the pressure of the
具体的には、第1ピストン部62及び第2ピストン部63が、上死点に向かって移動し、第1空気室H1及び液室H3の容積が漸次増加する。また、第1ピストン部62及び第2ピストン部63が上死点に向かって移動すると、第2空気室H2の容積が漸次減少する。
Specifically, the
このとき、第1空気室H1内の体積が第1ピストン部62の移動により増加し、第1空気室H1内の圧力が第2空気室H2内の圧力よりも低くなると、第3弁体93は、第1開閉弁93bが連結部72から離間する方向に移動し、開状態となる。同時に、第2開閉弁93cは閉状態となる。これにより、第1空気室H1及び第2空気室H2が連通し、第2空気室H2内の空気が第1空気室H1内に移動する。
At this time, when the volume in the first air chamber H1 increases due to the movement of the
また、第2ピストン部63が移動して、第2弁体92が弁座83に接触して閉状態となり、液室H3の容積が増加すると、液室H3内の圧力が容器体2内の圧力よりも小さくなり、管体4内の液状物200の圧力により第1弁体91が第1弁座55の斜面部から離間して開状態となる。これにより、容器体2内の液状物200が液室H3内に移動する。
Further, when the second piston part 63 moves, the
その後、上死点に第1ピストン部62及び第2ピストン部63が到達すると、第1空気室H1及び液室H3の容積が最大となるとともに、第2空気室H2の容積が最小となる。
Thereafter, when the
このような上死点及び下死点間のピストン46往復動により、容器体2内の液状物200及び空気が混合部35に供給される。また、混合部35で空気と混合した液状物200は、吐出流路36内で多孔体43を通過し、液状物200及び空気で形成される泡が微細化されることで、均質で微細な泡が形成される。これにより、液状物200が、泡状となり、吐出ノズル34から吐出される。
By such reciprocation of the piston 46 between the top dead center and the bottom dead center, the
このように構成されたポンプ容器1によれば、ポンプ部17により供給された空気及び液状物200を混合する混合部35は、第2弁体92の弁体部92a及び第2弁座83の二次側であって直上に、当該弁体部92a及び第2弁座83と隣接する。さらに言えば、混合部35は、ポンプ部17の吐出口の直上に、当該吐出口に隣接して配置される。
According to the
また、混合部35は、その内周面に設けられた孔部37を介して吐出流路36と連続する。即ち、混合部35は、ノズル部16の移動方向、さらに言えば重力方向に直交する方向で吐出流路36と連続する。
The mixing unit 35 continues to the discharge flow path 36 via a hole 37 provided on the inner peripheral surface thereof. That is, the mixing unit 35 continues to the discharge flow path 36 in the moving direction of the
これにより、混合部35で混合された空気を含む液状物は、吐出流路36を移動することで、吐出ノズル34の開口部34aから吐出される。そして、吐出後に混合部35に残存する空気を含む液状物200は、重力により第2弁座83及び第2弁体92の弁体部92aに移動(流下)する。この混合部35から流下した液状物200は、次回のポンプ部17による液状物200の供給時に、供給された液状物200と混合されて、再度、混合部35で空気と混合され、吐出流路36を流れる。このため、混合部35に残存する液状物200を、次回の液状物200の吐出時に、利用することが可能となる。
Thereby, the liquid substance containing air mixed in the mixing unit 35 is discharged from the opening 34 a of the
混合部35から第2弁座83及び第2弁体92上に流下した液状物200が、次回のポンプ部17による液状物200の供給までの間に固化したとしても、第2弁体92の移動に伴って固化した液状物200も移動することから、開口部が開口し、液状物200の流路が確保される。これにより、液状物200の流路(開口部)が閉塞することを防止できる。
Even if the
混合部35は、重力方向と直交する方向で吐出流路36と連続する構成とすることで、混合部35の二次側には、吐出ヘッド33及び吐出ノズル34により形成される吐出流路36のみとなる。このため、混合部35から開口部34aまでの距離を極力短くすることが可能となる。混合部35から開口部34aまでの距離を短くすることで、泡状の液状物200の吐出時に、吐出流路36に残存する液状物200を極力低減することが可能となる。
The mixing unit 35 is configured to be continuous with the discharge channel 36 in a direction orthogonal to the direction of gravity, so that the discharge channel 36 formed by the
吐出流路36に残存する液状物200を低減することで、液状物200が残存することによる泡質の低下及び泡の吐出量の変動を極力防止することが可能となる。すなわち、次回のポンプ部17による液状物200の供給時に、空気と混合した液状物200により形成された泡に対し、吐出流路36に残存する液状物200が混合することを極力低減することが可能となる。吐出流路36に残存する液状物200は、容器外の空気と接触することにより変質する為、新たに形成された泡に、残存する液状物200が混合されると、混合される量が多いほど泡質が水っぽい泡となる等、泡質が低下する。
By reducing the
しかし、本実施形態のポンプ容器1のように、残存する液状物200を極力低減させることで、吐出される泡状の液状物200の泡質を、良質な泡質に維持することが可能となる。また、吐出流路36に残存する液状物200を低減することにより、残存する液状物200が混合することによる吐出量の変動が抑制され、泡の吐出量の安定化が可能となる。
However, like the
混合部35を第2弁体92の二次側に隣接して設けるとともに、混合部35の側方に吐出流路36を連続させる構成は、ピストン46のロッド部61、ピストン46の第2ピストン部63の被嵌合部81、及び、第2弁体92の弁体部92aを、混合部35の直下まで延設させる、簡単な構成でよい。
The configuration in which the mixing portion 35 is provided adjacent to the secondary side of the
ロッド部61は、混合部35の直下まで延設させる構成であることから、内筒部31と嵌合(当接)する当接面積が増加する。これにより、内筒部31及びロッド部61は、その嵌合力が増加し、強固に固定することが可能となる。
Since the rod portion 61 is configured to extend directly below the mixing portion 35, the contact area that fits (contacts) the
また、混合部35及び吐出流路36を連通する孔部37は、上述したように、その開口面積が、混合部35及び吐出流路36の開口面積よりも小さく形成されることが好ましい。このように構成することにより、混合部35から吐出流路36へ空気と混合された液状物200が移動する際の流路の抵抗が生じることにより、混合室35において十分に空気と液状物200が混合されて吐出流路36へ移動するので泡質が良好なものとなる。 In addition, as described above, the hole 37 that communicates the mixing unit 35 and the discharge channel 36 is preferably formed so that the opening area thereof is smaller than the opening area of the mixing unit 35 and the discharge channel 36. With this configuration, a resistance of the flow path when the liquid 200 mixed with air moves from the mixing unit 35 to the discharge flow path 36 is generated, so that the air and the liquid 200 are sufficiently obtained in the mixing chamber 35. Are mixed and moved to the discharge flow path 36, the foam quality is improved.
上述したように本発明の一実施形態に係るポンプ容器1によれば、混合部35の直下にポンプ部17から供給される第2弁体92を配置するとともに、混合部35の側方に吐出流路36を配置する簡単な構成で、泡状の液状物200の泡質及び吐出量の安定化、並びに、液状物200の流路の閉塞を防止することが可能となる。
As described above, according to the
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。上述した例では、第1弁体91は球体を用いる構成を説明したがこれに限定されない。例えば、第1弁体91は、ポペット弁を用いる構成であってもよい。また、第2弁体92をポペット弁でなく、球体を用いる構成であってもよい。
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above. In the example mentioned above, although the
また、上述した例では、多孔体43は、メッシュ状のネットを用いる構成を説明したがこれに限定されない。例えば、多孔体43は、ネットではなく、第2ホルダー42内に多数の粒体を設け、この粒体により、空気が含有された液状物200を泡状とする構成であってもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
Moreover, although the
1…ポンプ容器、2…容器体、3…ポンプ組立体、4…管体、10…開口部、11…固定部、12…雄螺子部、15…支持部、16…ノズル部、17…ポンプ部、21…被固定部、22…案内部、23…固定部、24…端面、25…雌螺子部、31…内筒部、32…外筒部、33…吐出ヘッド、34…吐出ノズル、34a…開口部、35…混合部、36…吐出流路、37…孔部、38…規制部、39…開口、41…第1ホルダー、42…第2ホルダー、43…多孔体、45…シリンダ、46…ピストン、47…弁部、48…付勢部材、51…第1シリンダ部、52…第2シリンダ部、53…被固定部、54…取付部(吸込口)、55…第1弁座、56…孔部、61…ロッド部(液状物の流路)、61a…溝部(空気の流路)、62…第1ピストン部、63…第2ピストン部(液状物の流路)、71…摺動部、72…連結部、73…孔部、74…溝部、81…被嵌合部、82…摺動部、83…第2弁座(吐出口)、84…座面部、85…第3弁座、91…第1弁体、92…第2弁体、93…第3弁体、94…案内部、200…液状物、H1…第1空気室、H2…第2空気室、H3…液室。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
往復動することで前記ポンプ部を駆動するとともに、前記ポンプ部から供給された前記液状物の吐出流路を有するノズル部と、
前記ノズル部内に、前記ポンプ部で吐出された前記液状物を空気と混合する混合部を備え、
前記混合部は、前記ポンプ部の前記液状物を吐出する吐出部の直上であって、前記吐出部に連通して設けられるとともに、前記ノズル部の往復動方向と直交する方向で前記吐出流路と連通する、
ことを特徴とするポンプ容器。 A pump section for supplying a liquid material;
While driving the pump unit by reciprocating, a nozzle unit having a discharge passage for the liquid material supplied from the pump unit,
In the nozzle part, comprising a mixing part for mixing the liquid material discharged by the pump part with air,
The mixing unit is provided immediately above the discharge unit for discharging the liquid material of the pump unit, and is provided in communication with the discharge unit, and is in the direction orthogonal to the reciprocating direction of the nozzle unit. Communicate with
A pump container characterized by that.
前記液状物を吸い込む吸込口が形成されたシリンダと、
前記ノズル部の往復動に伴って前記シリンダ内を往復動可能に形成され、前記シリンダ内の往復動により容積が増減する液室を前記シリンダ内に形成するとともに、その往復動方向の上方に前記吐出部を形成するピストンと、
前記吸込口を開閉する第1弁体、及び、前記吐出部に対して離接可能に形成され、前記ピストンの前記吐出部を開閉する第2弁体を具備する弁部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のポンプ容器。 The pump part is
A cylinder formed with a suction port for sucking the liquid material;
A liquid chamber is formed in the cylinder so as to be able to reciprocate with the reciprocating movement of the nozzle portion, and the volume is increased or decreased by the reciprocating movement in the cylinder. A piston forming a discharge part;
A first valve body that opens and closes the suction port, and a valve portion that is formed to be separable from the discharge portion and includes a second valve body that opens and closes the discharge portion of the piston;
The pump container according to claim 1, comprising:
前記ピストンは、前記第1シリンダ部内を往復動可能に形成されるとともに、前記第1シリンダ部内の往復動により容積が増減する空気室を前記第1シリンダ部内に形成する、前記混合部に連通する前記空気室内の前記空気の流路を有する第1ピストン部、及び、前記第2シリンダ部内を往復動可能に形成されるとともに、前記液室を形成する、前記吐出部への前記液状物の流路を有する第2ピストン部を備え、
前記弁部は、前記空気の流路を開閉する第3弁体をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載のポンプ容器。 The cylinder includes a first cylinder part and a second cylinder part in which the axial centers are arranged concentrically,
The piston communicates with the mixing unit, which is formed so as to be capable of reciprocating in the first cylinder part and forms an air chamber in the first cylinder part whose volume is increased or decreased by reciprocating movement in the first cylinder part. The flow of the liquid material to the discharge part is formed so as to be able to reciprocate in the first piston part and the second cylinder part having the air flow path in the air chamber, and forms the liquid chamber. A second piston portion having a path;
The pump container according to claim 2, wherein the valve portion further includes a third valve body that opens and closes the air flow path.
前記吐出流路を形成する吐出ノズルと、
前記吐出ノズルの、前記吐出流路に設けられ、前記混合部で、前記空気と混合した前記液状物が通過する多孔体と、
を具備することを特徴とする請求項1に記載のポンプ容器。 The nozzle part is
A discharge nozzle forming the discharge flow path;
A porous body provided in the discharge flow path of the discharge nozzle and through which the liquid material mixed with the air passes in the mixing section;
The pump container according to claim 1, comprising:
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