JP2014201058A - パターン形成方法およびスクリーン印刷版 - Google Patents

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Koji Yoshida
幸治 吉田
山名 毅
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Abstract

【課題】基体に低粘度ペーストをスクリーン印刷する場合に印刷パターンの印刷ニジミを抑制するパターン形成方法を提供する。
【解決手段】パターン形成方法は、印刷工程を備える。印刷工程は、基体100に対してペースト110をスクリーン印刷して基体100上に静電容量検知用電極120および圧電電圧検知用電極130を形成する。印刷工程は、電極パターンとなる特定領域に第1領域140および第2領域150を形成する。第1領域140は、ペースト110が印刷される領域である。第2領域150は、第1領域140に対して平行に形成され、ペースト110が印刷されない領域である。第1領域140および第2領域150は、ペースト110の解像限界以下の幅で形成され、交互に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基体に対してペーストをスクリーン印刷して基体に電極パターンを形成する電極パターン形成方法、および、この電極パターン形成方法に用いられるスクリーン印刷版に関する。
近年、プラスチックフィルム基体に電極を形成するプリンテッドエレクトロニクスが注目されている。プリンテッドエレクトロニクスは、導電性ペースト等の機能材料と印刷技術を組み合わせることで、低温プロセスで回路を形成することができる技術である。
機能材料としては、メンブレンスイッチなどで一般的に用いられてきた金属導電体ペースト、誘電体ペーストおよび抵抗体ペーストが挙げられる。特に近年では、半導体ペーストや有機透明導電体ペーストなどの新規材料も検討されている。しかしながら、これらの新規材料は、膜厚1μm以下の薄膜で機能が発現することが多いため、ペーストを非常に低粘度にする必要がある。したがって、新規材料ペーストをスクリーン印刷する場合、印刷ニジミが生じて印刷パターン形成が困難になることがあった。
一方、一般的なペーストをスクリーン印刷することで形成される印刷パターンの印刷ニジミを抑制することができるスクリーン印刷版が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平07−309076号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたスクリーン印刷版は、通常の粘度ペーストをスクリーン印刷する場合には印刷パターンの印刷ニジミを抑制することができるが、透明電極に用いる新規材料ペースト(低粘度ペースト)をスクリーン印刷する場合には印刷パターンの印刷ニジミを抑制することができなかった。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、低粘度ペーストをスクリーン印刷する場合に印刷パターンの印刷ニジミを抑制することにある。
本発明に係るパターン形成方法は、印刷工程を備える。
印刷工程は、基体に対してペーストをスクリーン印刷してこの基体上の特定領域にパターンを形成する。印刷工程は、特定領域内に複数の第1領域および複数の第2領域を形成する。第1領域は、ペーストが印刷される領域である。第2領域は、ペーストが印刷されない領域である。第1領域および第2領域は、ペーストの解像限界以下の幅に形成され、交互に配置される。
この方法では、低粘度ペーストは、それぞれの第1領域の間、すなわち第2領域に拡がるので、パターンが形成される特定領域外への印刷ニジミの拡がりを抑制することができる。これにより、低粘度ペーストを用いた場合でも、精度の良い電極パターンを維持することができる。したがって、パターンが電極パターンである場合に、電極パターン間でショート不良が発生することがない。
また、この方法では、第2領域は、ペーストの解像限界以下の幅で形成されるため、この第2領域の幅の間隔で第1領域に印刷されたペーストは、第2領域にニジミ出し、第1領域のペーストそれぞれがつながって一つの膜になる。
また、印刷工程では、第2領域の一部のみに第1領域同士をつなげるペーストを印刷した第3領域が形成されることが好ましい。この方法では、第3領域で第1領域同士がつながっているので、第2領域へのニジミ出しが進行しやすく、パターン内にペーストが存在しない部分が残りにくくなる。したがって、パターンが電極パターンである場合に、電極パターン内の断線を抑制することができる。
また、本発明に用いるスクリーン印刷版は、基体に対してペーストをスクリーン印刷して、この基体上の特定領域にパターンを形成する印刷工程に用いられる。また、スクリーン印刷版は特定領域に対応したパターン部分を有している。パターン部分には、ペーストを通過させる複数の第1ペースト吐出部と、ペーストを通過させない複数のマスク部とを備えている。第1ペースト吐出部およびマスク部は、ペーストの解像限界以下の幅で形成され、交互に配置されている。なお、スクリーン印刷版が基体に接する側の面で、マスク部が基体に接していることが好ましい。
この構造では、ペーストの吐出量を抑制することができるため、第1ペースト吐出部に、空間体積が大きいメッシュを使用することができる。したがって、スクリーン印刷版自体のコストを削減することができる。
また、マスク部の一部のみに第1ペースト吐出部同士をつなげる第2ペースト吐出部が形成されている。この方法では、複数の第1ペースト吐出部が第2ペースト吐出部によりつながっているので、上記第3領域を形成しやすい。そのため、第3領域で第1領域同士がつながっているので、第2領域へのニジミ出しが進行しやすく、パターン内にペーストが存在しない部分が残りにくくなる。したがって、パターンが電極パターンである場合に、電極パターン内の断線を抑制することができる。
本発明に係るパターン形成方法は、低粘度ペーストをスクリーン印刷する場合に印刷パターンの外側の領域への印刷ニジミを抑制することができる。
本発明の実施形態に係るパターン形成方法のフローを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る基体上にペーストをスクリーン印刷して熱処理した後の電極パターンを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す部分拡大図である。 本発明の第3実施形態に係るスクリーン印刷版の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るスクリーン印刷版の構成を示す部分拡大図である。 本発明の第4実施形態に係るスクリーン印刷版の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るパターン形成方法およびスクリーン印刷版を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、パターン形成方法のフローを示すフローチャートである。図2は、基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す図である。図3は、基体上にペーストをスクリーン印刷して熱処理した後の電極パターンを示す図である。
パターン形成方法は、印刷工程(S110)、熱処理工程(S120)、の順に行われる。
なお、本実施形態においては、タッチパネルに用いる変位センサの電極パターンを形成する方法を例に挙げて説明する。基体上に、タッチ位置の位置検出に用いる静電容量検知用電極と押圧量を検出する圧電電圧検知用電極となるパターンを透明電極ペーストで形成する。この基体には、ポリ乳酸やポリフッ化ビニリデン等の圧電フィルムやPETフィルムを用いることができる。
印刷工程は、基体100に対してペースト110をスクリーン印刷して基体100上に静電容量検知用電極120の元となる印刷パターンおよび圧電電圧検知用電極130の元となる印刷パターンを形成する(S110)。熱処理工程は、印刷工程でスクリーン印刷されたペースト110を所定の温度プロファイルで熱処理する(S120)。この処理により、ペースト110は乾燥し、基体100上に静電容量検知用電極120および圧電電圧検知用電極130が形成される。
静電容量検知用電極120は、矢印101方向に伸長する形状で形成されている。圧電電圧検知用電極130は、隣り合う静電容量検知用電極120の間に形成されている。圧電電圧検知用電極130は、静電容量検知用電極120の外形に沿った形状で形成されている。圧電電圧検知用電極130は、静電容量検知用電極120の外形に応じて交差しながら矢印101方向に伸びた状態で形成されている。
本実施形態では、基体100として、PETフィルム(東レ社製のルミラー75−S10)を使用した。なお、基体100の厚みは75μmである。ペースト110として、PEDOT/PSS(AGFA社製のORGACON3145)を使用した。ペースト110の粘度は、回転速度4s−1の粘度計を用いて測定したところ、2Pa・sであった。
パターン形成方法に使用されるスクリーン印刷版として、第1ペースト吐出部に配置されるメッシュは、500メッシュ、線形18μmであり、マスク部は、乳剤厚1μm、内寸280mm、パターンエリア90mm×110mm、最小線幅300μm、最小スペース幅100μmのものを使用した。なお、マスク部は基体100に接するように構成されている。
印刷条件として、ゴム硬度70°のマイクロスキージをスキージ圧150N/160mm幅、スキージ速度300mm/s、スキージアタック角度70°とし、ディスタンスを1.5mmとした。ペースト110を熱処理する際には、内部を130℃にした循環式オーブンに基体100を30分間投入した。
図4は、基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す部分拡大図である。
印刷工程は、基体100に対してペースト110をスクリーン印刷する際に、静電容量検知用電極120となる電極パターンを形成する特定領域内と、圧電電圧検知用電極130となる電極パターンを形成する特定領域内に、複数の第1領域140および複数の第2領域150を形成する。第1領域140は、ペースト110が印刷される領域であり、矢印101に直交する方向に伸長するパターンである。静電容量検知用電極120を形成する特定領域と圧電電圧検知用電極130を形成する特定領域を分離するスペース部にはペースト110は印刷されない。第2領域150は、第1領域140の伸長方向に対して平行に形成され、ペースト110が印刷されない領域である。第1領域140と第2領域150は特定領域内で交互に配置されている。
本実施形態では、圧電電圧検知用電極130の幅111は、300μmである。静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130の間のスペース幅112は、100μmである。第1領域140の幅は、100μmである。第2領域150の幅113は、50μmである。このように、第2領域150の幅は、スペース幅112に対して十分に小さい解像限界以下の値に設定している。
この方法では、低粘度ペーストは、それぞれの第1領域140の間、すなわち解像限界以下の幅の第2領域150側に拡がるので、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130を分離するスペース部分への印刷ニジミの拡がりを抑制することができる。すなわち、電極パターンと特定領域外への印刷ニジミを抑制できる。これにより、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130を分離するスペース部分を確保しつつそれぞれの電極パターンを形成することができる。したがって、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130の間でショート不良が発生することがない。なお、これらの電極を、押圧力およびタッチ位置を検出する平板状のタッチセンサに用いる場合には、圧電電圧検知用電極130をポリ乳酸やPVDF等の圧電フィルムを接触させるようにする。
また、この方法では、第1領域140および第2領域150は、ペースト110の解像限界以下の幅で形成され交互に配置されるため、印刷された複数の第1領域のペースト110は、それぞれがつながって一つの膜になる。
さらに、この方法を用いたスクリーン印刷版は、マスク部が基体に接するように構成されており、ペースト110の吐出量を抑制することができるため、第1吐出部に用いるメッシュは空間体積が大きいものを使用することができる。したがって、コストの低いメッシュを用いることができるので、スクリーン印刷版自体のコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、押圧量およびタッチ位置を検出する変位センサに用いる電極パターンを形成する場合を示したが、低粘度のペーストをパターン印刷するものであればどのようなものにでも適用できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態以降の各実施形態においては、第1実施形態において説明した内容を適宜省略する。
図5は、基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す図である。図6は、基体上にスクリーン印刷版のパターンそのままに印刷されたと仮定したペーストの印刷パターンを示す部分拡大図である。
本実施形態は、第2領域150の一部に複数の第1領域140をつなげる第3領域160を形成している。第3領域160は、ペースト110が印刷される領域である。本実施形態では、第3領域160の幅は、50μmである。
第3領域160は、第1領域140を連続してつなげる形状に形成されると好ましい。第3領域160は、静電容量検知用電極120となる特定領域内と圧電電圧検知用電極130となる特定領域内にそれぞれ形成されている。
第3領域160は、第1領域140を連続してつなげる形状に形成されるため、第3領域160が、第1領域140のペースト110が第2領域150への拡がることを補助する。したがって、第1領域140のペースト110が第2領域150に対して充分に拡がらないことによって生じる静電容量検知用電極120または圧電電圧検知用電極130内の断線を抑制することができる。
本実施形態の方法で印刷した圧電用電極130の断線率について調査した。断線率の調査は、カスタム社製のポータブルマルチメータCDM−2000を使用し、抵抗値30MΩ以下を導通ありとして検出した。また、断線率の調査は、100個の圧電電圧検知用電極130について調査した。その結果、断線率は0%だった。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は、スクリーン印刷版の構成を示す図である。図8は、スクリーン印刷版の構成を示す部分拡大図である。
スクリーン印刷版200は、基体100に対してペースト110をスクリーン印刷して基体100上の特定領域に静電容量検知用電極120および圧電電圧検知用電極130を形成する印刷工程に用いられる。
スクリーン印刷版200は、特定領域に形成する静電容量検知用電極120および圧電電圧検知用電極130に対応したパターン部分に第1ペースト吐出部210およびマスク部220を備える。第1ペースト吐出部210は、ペースト110を通過させて、基体100に対してペーストが印刷された第1領域140を形成する。第1ペースト吐出部210は、矢印102方向に直交する方向に伸長して形成される。マスク部220は、第1ペースト吐出部210の伸長方向に対して平行に形成され、ペースト110を通過させず、基体100に対してペーストが印刷されない第2領域150を形成する。スクリーン印刷時、マスク部220は基体100に接することで、ペーストが印刷されないようになっている。なお、印刷時にもペーストが印刷されない第2領域150側にニジミは進行しているので、印刷直後にはペーストが印刷されない第2領域150は無くなるようになっている。
本実施形態では、圧電電圧検知用電極130を形成するための対向するマスク部の幅114は、300μmである。静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130のスペース幅を形成するための版膜部220Aの幅115は、100μmである。第1ペースト吐出部210の幅は、100μmである。マスク部220の幅116は、50μmである。このように、マスク部220の幅は、版膜部220Aの幅115以下である。
この構成では、低粘度ペーストは、それぞれの第1領域140の間、すなわち第2領域150側に拡がるので、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130を分離するスペース幅部分への印刷ニジミの拡がりを抑制することができる。これにより、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130を分離するスペース幅部分を確保しつつそれぞれの電極パターンを形成することができる。したがって、静電容量検知用電極120と圧電電圧検知用電極130の間でショート不良が発生することがない。
また、この構成では、第1領域140および第2領域150は、ペースト110の解像限界以下の幅で形成され、交互に配置されるため、印刷されたペースト110は、それぞれがつながって一つの膜になる。したがって、静電容量検知用電極120の断線および圧電電圧検知用電極130の断線を抑制することができる。
さらに、この構成では、マスク部が基体に接するように構成されており、ペースト110の吐出量を抑制することができるため、第1吐出部に用いるメッシュは空間体積が大きいものを使用することができる。したがって、コストの低いメッシュを用いることができるので、スクリーン印刷版200自体のコストを削減することができる。
また、上述の構成では、第1ペースト吐出部210およびマスク部220は、静電容量検知用電極120の伸びる方向に対して直交に形成されている。
この構成では、静電容量検知用電極120および圧電電圧検知用電極130に対して第1領域140および第2領域150をバランスよく形成することができるため、静電容量電圧用電極120および圧電電圧検知用電極130が適切に形成されやすい。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図9は、スクリーン印刷版の構成を示す図である。
本実施形態では、スクリーン印刷版200は、第2ペースト吐出部230をさらに備えている。第2ペースト吐出部230は、ペースト110を通過させる。本実施形態では、第2ペースト吐出部230の幅は、50μmである。
第2ペースト吐出部230は、第1ペースト吐出部210を連続してつなげる形状に形成されると好ましい。第2ペースト吐出部230は、静電容量検知用電極120となる電極パターン内の第1領域を形成する第1ペースト吐出部210を連続してつなげる形状と圧電電圧検知用電極130となる電極パターン内の第1領域を形成する第1ペースト吐出部210を連続してつなげる形状とがそれぞれに形成されている。
第2ペースト吐出部230は、第1ペースト吐出部210を連続してつなげる形状に形成されるため、第2ペースト吐出部230から吐出されるペースト110が第1領域140のペースト110の第2領域150への拡がりを補助する。したがって、第1領域140のペースト110が第2領域150に対して充分に拡がらないことによって生じる静電容量検知用電極120または圧電電圧検知用電極130の断線を抑制することができる。
本実施形態のスクリーン印刷版200を使用して印刷した圧電電圧検知用電極130の断線率について調査した。断線率の調査は、カスタム社製のポータブルマルチメータCDM−2000を使用し、抵抗値30MΩ以下を導通ありとして検出した。また、断線率の調査は、100個の圧電用電極130について調査した。その結果、断線率は0%だった。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100−基体
110−ペースト
120−静電容量検知用電極
130−圧電電圧検知用電極
140−第1領域
150−第2領域
160−第3領域
200−スクリーン印刷版
210−第1ペースト吐出部
220−マスク部
230−第2ペースト吐出部

Claims (4)

  1. 基体に対してペーストをスクリーン印刷して前記基体上の特定領域にパターンを形成する印刷工程、
    を備え、
    前記印刷工程は、
    前記特定領域内に前記ペーストが印刷される複数の第1領域と、
    前記ペーストが印刷されない複数の第2領域と、
    を形成し、
    前記第1領域および前記第2領域は、前記ペーストの解像限界以下の幅で形成され、交互に配置される、
    パターン形成方法。
  2. 前記印刷工程は、
    前記第2領域の一部のみに前記第1領域同士をつなげる前記ペーストが印刷された第3領域が形成される、
    請求項1に記載のパターン形成方法。
  3. 基体に対してペーストをスクリーン印刷して前記基体上の特定領域にパターンを形成する印刷工程に用いられるスクリーン印刷版であって、
    前記特定領域に対応したパターン部分に前記ペーストを通過させる複数の第1ペースト吐出部と、
    前記ペーストを通過させない複数のマスク部と、
    を備え、
    前記第1ペースト吐出部および前記マスク部は、前記ペーストの解像限界以下の幅で形成され、交互に配置され、
    前記スクリーン印刷版の前記基体と接する側の面で、前記マスク部は前記基体と接する、
    スクリーン印刷版。
  4. 前記マスク部の一部のみに前記第1ペースト吐出部同士をつなげる第2ペースト吐出部が形成される、
    請求項3に記載のスクリーン印刷版。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017020850A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 倉敷紡績株式会社 フィルム回路基板の製造監視装置

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