JP2014200763A - 有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙ごみや生ごみ等の有機性廃棄物を効率的に且つ経済的に資源化することができる。
【解決手段】生ごみPを乾燥処理するための生ごみ乾燥装置3と、この生ごみ乾燥装置3によって乾燥資源化させた乾燥生ごみP1よりも低い含水率の紙ごみKを、乾燥生ごみP1に混合することで乾燥生ごみP1よりも含水率の低い例えば5〜35%に低下させた原料Gを生成する混合部4と、を備え、生ごみ乾燥装置3は、ガス化装置2の廃熱を熱源として生ごみPを乾燥処理する原料生成システム1を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】生ごみPを乾燥処理するための生ごみ乾燥装置3と、この生ごみ乾燥装置3によって乾燥資源化させた乾燥生ごみP1よりも低い含水率の紙ごみKを、乾燥生ごみP1に混合することで乾燥生ごみP1よりも含水率の低い例えば5〜35%に低下させた原料Gを生成する混合部4と、を備え、生ごみ乾燥装置3は、ガス化装置2の廃熱を熱源として生ごみPを乾燥処理する原料生成システム1を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば紙類ごみや生ごみ等の有機性廃棄物を効率的に且つ経済的に資源化する有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法に関する。
従来、例えば発電効率の高い発電用ガスエンジンの燃料などに用いるクリーンな高カロリーガス(生成ガス)を、バイオマスをガス化して生成するバイオマスのガス化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、この種のバイオマスのガス化装置には、バイオマスを供給してガス化するガス化反応炉と、ガス化反応炉でのガス化反応に必要な熱を供給する外熱炉と、ガス化反応炉にバイオマスを供給するバイオマス供給設備と、ガス化反応炉で生成したバイオマスガスから水分などを除去する脱水装置と、脱水装置で処理した生成ガスを貯留するガスタンクとを備えて構成したものがある。
そして、上述したガス化装置において、高温でガス化するための原料としては、木材を利用に合った形状や含水率に調整し、ガス化原料、ならびにガス反応炉を加熱する外熱炉の材料にすることが多い。また、上記原料として生ごみを用いる場合には、ガス化装置における例えば200〜600℃の高温の排熱を生ごみ乾燥装置に導入することで、生ごみを短時間で乾燥処理することが行われている。
しかしながら、従来のガス化装置では、木材を原料とする場合、木材を粉砕するために多量の電気を使うなど効率が良くないという問題があった。
また、都市域における有機性廃棄物には、主な発生ガス組成は、CO2を除く燃焼性の高いガス成分が70%以上あることから、ガス化原料、外熱炉原料としての利用が望まれているが、生ごみ等は材料の種類、形状などで不均一性があり、また紙ごみは種類が多く、形状が異なるうえ、汚れ等も付着していることから、ガス化としての原料の性質にバラツキがあり、原料の調整が難しいという問題があり、その点で改善の余地があった。
また、都市域における有機性廃棄物には、主な発生ガス組成は、CO2を除く燃焼性の高いガス成分が70%以上あることから、ガス化原料、外熱炉原料としての利用が望まれているが、生ごみ等は材料の種類、形状などで不均一性があり、また紙ごみは種類が多く、形状が異なるうえ、汚れ等も付着していることから、ガス化としての原料の性質にバラツキがあり、原料の調整が難しいという問題があり、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、紙ごみや生ごみ等の有機性廃棄物を効率的に且つ経済的に資源化することができる有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る有機性廃棄物を利用した原料生成システムでは、有機性廃棄物を乾燥させて原料を生成する有機性廃棄物を利用した原料生成システムであって、第1有機性廃棄物を乾燥処理するための乾燥手段と、乾燥手段によって乾燥資源化させた第1有機性廃棄物よりも低い含水率の第2有機性廃棄物を、乾燥資源化させた第1有機性廃棄物に混合することで第1有機性廃棄物よりも含水率の低い原料を生成する混合手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る原料生成方法では、有機性廃棄物を乾燥させて原料を生成する原料生成方法であって、第1有機性廃棄物を乾燥処理する乾燥工程と、乾燥工程によって乾燥資源化させた第1有機性廃棄物よりも低い含水率の第2有機性廃棄物を、乾燥資源化させた第1有機性廃棄物に混合することで第1有機性廃棄物よりも含水率の低い原料を生成する混合工程と、を有することを特徴としている。
本発明では、乾燥処理された第1有機性廃棄物と、その第1有機性廃棄物よりも含水率の低い第2有機性廃棄物とを混合させることで、第1有機性廃棄物よりも含水率が低く、熱ロスが少ない原料を効率的に生成することが可能となり、その原料をガス化原料や外熱炉原料として効果的に利用することができ、さらにガス化により生成したバイオマスガスを発電の燃料やメタノール合成の原料に用いることができる。この場合、含水率にバラツキの大きい第1有機性廃棄物に対して第2有機性廃棄物の混合量を調整することだけで、生成される原料を所望の含有率に設定することができるので、コストがかからず経済的である。
また、原料となる有機性廃棄物が最終的には灰になることから、都市域廃棄物を大幅に削減することができる。
また、原料となる有機性廃棄物が最終的には灰になることから、都市域廃棄物を大幅に削減することができる。
また、本発明に係る有機性廃棄物を利用した原料生成システムでは、第1有機性廃棄物は生ごみであり、前記第2有機性廃棄物は紙ごみであって、混合手段において、乾燥手段で乾燥資源化された乾燥生ごみと紙ごみとの混合割合を調整することで、その混合した原料の含有率を5〜35%に低下させることが好ましい。
本発明によれば、乾燥処理後で資源化された乾燥生ごみが高い含水率を有する場合でも、これにほぼ一定の含水率である紙ごみを混合させることで、含有率を5〜35%となるように調整した原料を生成することができる。
また、第1有機性廃棄物が生ごみの場合には、ガス化原料にして生成ガスにすることで、臭いを抑制することができる。また、外熱炉の原料に用いても400〜1000℃、或いはそれ以上の雰囲気下を通過するので、臭いを抑制できる。
また、第1有機性廃棄物が生ごみの場合には、ガス化原料にして生成ガスにすることで、臭いを抑制することができる。また、外熱炉の原料に用いても400〜1000℃、或いはそれ以上の雰囲気下を通過するので、臭いを抑制できる。
また、本発明に係る有機性廃棄物を利用した原料生成システムでは、乾燥手段は、ガス化装置の廃熱を熱源として第1有機性廃棄物を乾燥処理することが好ましい。
この場合、ガス化する際にはガス化装置が高温になるので、このときの廃熱を乾燥手段の熱源として利用することで、新たなボイラー等の熱源を設けずに第1有機性廃棄物を乾燥処理することができる。そのため、無駄な燃料や電気を使用する必要がなくなり、効率的に、且つ経済的となる利点がある。
本発明の有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法によれば、紙ごみや生ごみ等の有機性廃棄物を効率的に且つ経済的に資源化することができる。
以下、本発明の実施の形態による有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態による原料生成システム1は、バイオマスをガス化するガス化装置2の廃熱を利用して有機性廃棄物を乾燥させて熱原料を生成するためのものである。
図1に示すように、原料生成システム1は、ガス化装置2の廃熱を熱源として生ごみP(第1有機性廃棄物)を乾燥処理するための生ごみ乾燥装置3(乾燥手段)と、生ごみ乾燥装置3によって乾燥資源化させた乾燥生ごみP1よりも低い含水率の紙ごみK(第2有機性廃棄物)を、乾燥資源化させた乾燥生ごみP1に混合することでその乾燥生ごみP1よりも含水率の低い原料Gを生成する混合部4(混合手段)と、を備えている。
ガス化装置2は、図示しないガス化反応炉と外熱炉などからなり、ガス化反応炉内にバイオマスを投入してガス化し、一酸化炭素や水素などを含むバイオマスガスを生成する。また、このとき、外熱炉でガス化反応に必要な熱が供給される。ガス化反応炉内でのガス化の反応温度は約700〜1000℃とされているため、外熱炉温度は約1000℃以上に保たれている。
生ごみ乾燥装置3は、例えば熱風並流式で撹拌軸付のロータリーキルンなどが挙げられ、ガス化装置2の熱風が流通する流通経路と生ごみ乾燥装置3の内部を熱風導入用の配管、排気返送用の配管で接続して配設されている。
そして、本実施の形態の原料生成システム1においては、内部に生ごみPを収容した生ごみ乾燥装置3にガス化装置2の高温廃熱を熱風として熱源部5に導入し、この熱源部5の廃熱を利用することで生ごみPを乾燥処理する。このとき、生ごみ乾燥装置3に導入される生ごみPは、含水率が通常75〜85%程度であり、生ごみ乾燥装置3において時間当たり10〜30kgが乾燥処理される。そして、乾燥処理によって減容化して乾燥資源化させた生ごみP1は、その含水率が利用用途や生ごみ乾燥装置の製品仕様などにより一般的に異なるが、例えば10%程度〜35%程度であり、条件によっては60%を超える程度にまでしか乾燥されない場合もある。
なお、本実施の形態では、生ごみ乾燥装置3がガス化装置2の廃熱を利用して乾燥させる構成となるので、専用のボイラー等の熱源を設ける必要がない。
また、生ごみ乾燥装置3で生ごみPを乾燥させた後の排気は、ガス化装置2の熱風の流通経路に再投入されている。
また、生ごみ乾燥装置3で生ごみPを乾燥させた後の排気は、ガス化装置2の熱風の流通経路に再投入されている。
混合部4は、生ごみ乾燥装置3で乾燥処理された乾燥生ごみP1に、例えば含水率が10%程度の紙ごみKを混合処理し、混合した乾燥生ごみP1と紙ごみKからなる原料Gを含水率で15%程度(好ましくは10%前後)に調整して生成する部分である。生成される原料Gの含水率は、乾燥処理された乾燥生ごみP1と紙ごみKの割合を適宜変更することで調整される。
なお、紙ごみKは裁断等によって、生ごみPは分別破砕等によってそれぞれ必要に応じて前処理しておく。
なお、紙ごみKは裁断等によって、生ごみPは分別破砕等によってそれぞれ必要に応じて前処理しておく。
このように生成される原料Gは、ガス化装置2の原料としてこのガス化装置2のガス化反応炉に投入し、例えば800℃〜1000℃の高温で且つ還元性雰囲気(酸素不足雰囲気)で加熱して順次ガス化する。これにより、乾燥生ごみP1と紙ごみKを混合した原料Gを資源化してバイオガスが生成され、生成したバイオガスが建物や再開発街区等の発電、触媒を通してメタノール合成等に利用される。
また、生成される原料Gは、ガス化装置2の原料のみではなく、ペレットを燃料とする燃焼装置などの外熱炉として利用可能なボイラー等の原料としても良い。
また、生成される原料Gは、ガス化装置2の原料のみではなく、ペレットを燃料とする燃焼装置などの外熱炉として利用可能なボイラー等の原料としても良い。
次に、上述した有機性廃棄物を利用した原料生成システムの作用について、詳細に説明する。
本実施の形態では、図1に示すように、生ごみ乾燥装置3で乾燥処理された乾燥生ごみP1と、その乾燥生ごみP1よりも含水率の低い紙ごみKとを混合部4で混合させることで、乾燥生ごみP1よりも含水率が低く、熱ロスが少ない原料Gを効率的に生成することが可能となり、その原料Gをガス化原料や外熱炉原料として効果的に利用することができ、さらにガス化により生成したバイオマスガスを発電の燃料やメタノール合成の原料に用いることができる。
本実施の形態では、図1に示すように、生ごみ乾燥装置3で乾燥処理された乾燥生ごみP1と、その乾燥生ごみP1よりも含水率の低い紙ごみKとを混合部4で混合させることで、乾燥生ごみP1よりも含水率が低く、熱ロスが少ない原料Gを効率的に生成することが可能となり、その原料Gをガス化原料や外熱炉原料として効果的に利用することができ、さらにガス化により生成したバイオマスガスを発電の燃料やメタノール合成の原料に用いることができる。
この場合、含水率にバラツキの大きい生ごみPに対して紙ごみKの混合量を調整することだけで、生成される原料Gを所望の含有率に設定することができるので、コストがかからず経済的である。
また、原料Gとなる生ごみPや紙ごみKが最終的には灰になることから、都市域廃棄物を大幅に削減することができる。
また、原料Gとなる生ごみPや紙ごみKが最終的には灰になることから、都市域廃棄物を大幅に削減することができる。
また、本実施の形態では、乾燥処理後で資源化された乾燥生ごみP1が高い含水率を有する場合でも、これにほぼ一定の含水率である紙ごみKを混合させることで、含有率を5〜35%となるように調整した原料Gを生成することができる。
また、本実施の形態のように生ごみPを使用する場合には、ガス化原料にして生成ガスにすることで、臭いを抑制することができる。また、外熱炉の原料に用いても400〜1000℃、或いはそれ以上の雰囲気下を通過するので、臭いを抑制できる。
また、本実施の形態のように生ごみPを使用する場合には、ガス化原料にして生成ガスにすることで、臭いを抑制することができる。また、外熱炉の原料に用いても400〜1000℃、或いはそれ以上の雰囲気下を通過するので、臭いを抑制できる。
さらに、本実施の形態の原料生成システム1では、ガス化する際にはガス化装置2が高温になるので、このときの廃熱を生ごみ乾燥装置3の熱源部5に導入して利用することで、新たなボイラー等の熱源を設けずに生ごみPを乾燥処理することができる。そのため、無駄な燃料や電気を使用する必要がなくなり、効率的に、且つ経済的となる利点がある。
上述のように本実施の形態による有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法では、紙ごみKや生ごみPの有機性廃棄物を効率的に且つ経済的に資源化することができる。
以上、本発明による有機性廃棄物を利用した原料生成システムおよび原料生成方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、乾燥手段(生ごみ乾燥装置3)で乾燥処理される第1有機性廃棄物を生ごみPとし、乾燥生ごみP1に混合する第2有機性廃棄物を紙ごみKであるものとしたが、必ずしも有機性廃棄物を紙ごみ、生ごみに限定しなくてもよく、他の有機性廃棄物を資源化するために本発明を適用してもよい。要は、乾燥処理された第1有機性廃棄物に対して、この第1有機性廃棄物よりも含水率の低い第2有機性廃棄物を混合して目標の含水率の原料を生成できれば良いのである。
また、本実施の形態では、生成される原料Gの含有率を15%程度(好ましくは10%前後)としているが、これは一例であって、原料の含有率の目標値としては、混合する有機性廃棄物の条件に応じて適宜設定すればよく、例えば35〜45%と高めの含有率としてもよい。
さらに、本実施の形態では、ガス化の際の高温のガス化装置2の廃熱を生ごみ乾燥装置3の熱源部5に利用しているが、このような構成に限定されず、従来のようなボイラーを生ごみ乾燥装置3の熱源としても良い。
さらにまた、本原料生成システム1において生成した原料はガス化原料や外熱炉原料のみならず、他の熱利用であってもかまわない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 原料生成システム
2 ガス化装置
3 生ごみ乾燥装置(乾燥手段)
4 混合部(混合手段)
5 熱源部
G 原料
K 紙ごみ(第2有機性廃棄物)
P 生ごみ(第1有機性廃棄物)
P1 乾燥生ごみ(乾燥資源化された第1有機性廃棄物)
2 ガス化装置
3 生ごみ乾燥装置(乾燥手段)
4 混合部(混合手段)
5 熱源部
G 原料
K 紙ごみ(第2有機性廃棄物)
P 生ごみ(第1有機性廃棄物)
P1 乾燥生ごみ(乾燥資源化された第1有機性廃棄物)
Claims (4)
- 有機性廃棄物を乾燥させて原料を生成する有機性廃棄物を利用した原料生成システムであって、
第1有機性廃棄物を乾燥処理するための乾燥手段と、
該乾燥手段によって乾燥資源化させた第1有機性廃棄物よりも低い含水率の第2有機性廃棄物を、前記乾燥資源化させた第1有機性廃棄物に混合することで前記第1有機性廃棄物よりも含水率の低い原料を生成する混合手段と、
を備えていることを特徴とする有機性廃棄物を利用した原料生成システム。 - 前記第1有機性廃棄物は生ごみであり、前記第2有機性廃棄物は紙ごみであって、
前記混合手段において、前記乾燥手段で乾燥資源化された乾燥生ごみと紙ごみとの混合割合を調整することで、その混合した原料の含有率を5〜35%に低下させることを特徴とする請求項1に記載の有機性廃棄物を利用した原料生成システム。 - 前記乾燥手段は、ガス化装置の廃熱を熱源として前記第1有機性廃棄物を乾燥処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の有機性廃棄物を利用した原料生成システム。
- 有機性廃棄物を乾燥させて原料を生成する原料生成方法であって、
第1有機性廃棄物を乾燥処理する乾燥工程と、
該乾燥工程によって乾燥資源化させた第1有機性廃棄物よりも低い含水率の第2有機性廃棄物を、前記乾燥資源化させた第1有機性廃棄物に混合することで前記第1有機性廃棄物よりも含水率の低い原料を生成する混合工程と、
を有することを特徴とする原料生成方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170418 |