JP2014196906A - 気象観測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気象状況を示す指標値を、より広範囲かつ高精度に導出する。
【解決手段】気象観測装置は、航空機が送信する情報であって、該航空機の位置情報と該航空機において計測された計測情報とを含む情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した情報に基づき、気象状況を示す指標値を導出し、前記航空機の位置に対応付けられた値として出力する導出部と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】気象観測装置は、航空機が送信する情報であって、該航空機の位置情報と該航空機において計測された計測情報とを含む情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した情報に基づき、気象状況を示す指標値を導出し、前記航空機の位置に対応付けられた値として出力する導出部と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、航空機から送られて来る情報に基づき、気象観測を行う気象観測装置に関する。
航空機などの目標の位置および高度を検出する検出センサと、目標の位置および高度情報に基づいて目標周辺の降雨情報および風向風速情報を取得する気象レーダと、目標周辺の降雨情報および風向風速情報を取得管理して情報端末に提示する情報管理装置とを具備する気象情報提供システムが知られている。このシステムにおける気象レーダは、空港観測用に特化した気象レーダであり、目標の周辺にレーダパルスを照射し、レイリー散乱エコーを観測して降雨情報を得ると共に、ドップラーを観測して風向風速情報を得るものである。
また、航空機に質問信号を送信し、当該質問信号に応答して航空機から送信された応答信号を受信して航空機の飛行を監視する二次監視レーダが知られている。また、標準大気の圧力と高度を換算する換算表などが、国際民間航空機関(ICAO;International Civil Aviation Organization)によって規定されている。
"Aeronautical Telecommunications,ANNEX10,VOLUMEIV",Surveillance Radar and Collision Avoidance Systems,1996年7月,3-55頁(3.1.2.8.6項),ICAO
上記した気象情報提供システムでは、固定位置に設置される気象レーダによって風向風速情報を取得するため、情報を取得できる範囲が限られると共に、精度が不十分であるという問題があった。
本実施形態の気象観測装置は、航空機が送信する情報であって、該航空機の位置情報と該航空機において計測された計測情報とを含む情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した情報に基づき、気象状況を示す指標値を導出し、前記航空機の位置に対応付けられた値として出力する導出部と、を備える。
[全体構成]
以下、図面を参照し、気象観測装置の実施形態について説明する。図1は、気象観測装置1の通信環境を例示した図である。図1において、航空機100―1、100―2は、自機の位置情報、および各種計測機器により計測された計測情報を、自発的に放送(ブロードキャスト)している。
以下、図面を参照し、気象観測装置の実施形態について説明する。図1は、気象観測装置1の通信環境を例示した図である。図1において、航空機100―1、100―2は、自機の位置情報、および各種計測機器により計測された計測情報を、自発的に放送(ブロードキャスト)している。
気象観測装置1は、航空機100―1、100―2から受信した上記情報に基づいて、風向、風速、気圧などの気象状況を示す指標値を、航空機の位置に対応付けられた値として導出する。また、気象観測装置1は、二次監視レーダ(SSR;Secondary Surveillance Rader)200と通信し、航空機100―1、100―2から受信した情報を補完するための情報を取得する。
本実施形態において、気象観測装置1と通信する航空機の数に特段の限定は存在しない。以下、航空機を区別しないときは、単に航空機100と称して説明する。航空機100は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用して自機の位置を取得する。GNSSとしては、GPS(Global Positioning System)、GLONASS、Galileo、Compassなどが挙げられるが、以下の説明では、航空機100はGPSを利用して自機の位置を取得するものとする。
図2は、航空機100に搭載される機器の一部を例示した図である。航空機100には、例えば、GPS受信機102と、気圧高度計104と、対気速度計106と、姿勢方位測定表示装置(AHRS;Attitude Heading Reference System)108と、ATCトランスポンダ110とを備える。
GPS受信機102は、GPS衛星から到来する衛星電波を受信し、単独測位や干渉測位などの手法により、航空機100の位置(緯度、経度、高度)を算出する。GPS受信機102が算出する航空機100の高度は、WGS84で用いられる準拠楕円体に対する高度である。航空機100の位置は、慣性航法装置(INS;Inertial Navigation System)によって補正されてよい。
気圧高度計104は、航空機100の周囲の気圧を測定し、測定した気圧に所定の換算表を適用して、航空機100の高度ALを出力する。
対気速度計106は、ピトー管でラムエア圧を測定することにより、周囲の空気に対する航空機100の速度(対気速度;Air Speed)を測定して出力する。対気速度は、高度や気温、湿度により変化する空気の密度によって補正されてよい。
姿勢方位測定表示装置108は、定針儀飛行方位計と水平姿勢指示計が一体化されたものであり、磁北(Magnetic North)に対する航空機の機首方位(Heading)θを測定して出力する。機首方位θは、例えば、磁北を0[゜]として時計回りに360[゜]までの角度で表される。
対気速度計106は、ピトー管でラムエア圧を測定することにより、周囲の空気に対する航空機100の速度(対気速度;Air Speed)を測定して出力する。対気速度は、高度や気温、湿度により変化する空気の密度によって補正されてよい。
姿勢方位測定表示装置108は、定針儀飛行方位計と水平姿勢指示計が一体化されたものであり、磁北(Magnetic North)に対する航空機の機首方位(Heading)θを測定して出力する。機首方位θは、例えば、磁北を0[゜]として時計回りに360[゜]までの角度で表される。
ATCトランスポンダ110は、航空機100が飛行中のときに、航空機100の位置情報と、各種測定情報をADS―Bの信号として放送する。測定情報には、例えば、気圧高度計104が出力する航空機100の高度AL、対気速度と対地速度(Ground Speed)の差分ΔV、機首方位θ、その他、航空機100の降下率などが含まれる。なお、対地速度は、例えば、GPS受信機102により算出される航空機100の位置の変化に基づいて算出される。ATCトランスポンダ110は、対気速度と対地速度について、差分を求める前のデータをそれぞれ送信してもよい。また、ATCトランスポンダ110は、例えば、航空機100の位置情報を1[sec]おきに放送し、測定情報を10[sec]おきに放送する(これらの周期はあくまで一例であり、ATCトランスポンダ110の設定により変更されてよい)。
また、ATCトランスポンダ110は、二次監視レーダ200から受信した質問信号に応答し、GICBレジスタ112の内容を含む応答信号を二次監視レーダ200に送信する(図1参照)。GICBレジスタ112には、上記測定情報、その他のデータが格納される。
二次監視レーダ200は、空港に離着陸する航空機100や航空路を航行する航空機100の監視用として,空港や航空路下などに配設されている。二次監視レーダ200は、航空機100に質問信号を送信し、応答信号として返信された、航空機100の識別情報、位置情報、測定情報、その他の情報を、図示しない記憶装置に格納する。
図3は、気象観測装置1の機能構成の一例を示す図である。気象観測装置1は、アンテナ10と、受信処理部12と、デコーダ14と、トラック記憶部20と、導出結果記憶部22と、入力部30と、出力部32と、通信部40と、指標値導出部50と、気象予測部60とを備える。
受信処理部12およびデコーダ14は、アンテナ10が航空機100から受信した信号を解析し、解析結果(航空機100の識別情報、位置情報、および測定情報など)を、例えば受信時刻の情報と共に指標値導出部50に出力する。トラック記憶部20および導出結果記憶部22は、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、レジスタなどにより実現される。トラック記憶部20には、航空機100から受信したデータが格納される。導出結果記憶部22には、指標値導出部50により導出された指標値が格納される。
入力部30は、操作ボタン、キーボード、マウスなどの入力装置であり、気象観測装置1の各部への指示入力を受け付ける。出力部32は、各種ディスプレイ装置やスピーカーなどであり、指標値導出部50や気象予測部60による処理結果などを出力する。通信部40は、例えばネットワークカードを含み、二次監視レーダ200と通信を行う。気象観測装置1と二次監視レーダ200との間の通信は、専用回線によって行われてもよいし、インターネットなどのネットワークを介して行われてもよい。なお、指標値導出部50や気象予測部60による処理結果は、通信部40により、インターネットなどのネットワークを介して他のコンピュータ等に送信されてもよい。
指標値導出部50および気象予測部60は、例えば、気象観測装置1の図示しないCPU(Central Processing Unit)が、プログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これに代えて、指標値導出部50および気象予測部60は、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)などのハードウェア機能部であってもよい。なお、気象予測部60は、気象観測装置1とは別体の情報処理装置によって実現されてもよい。以下、指標値導出部50により実行される、気象状況を示す指標値を導出する処理について説明する。
[指標値の導出]
(1.風向および風速の導出)
指標値導出部50は、気象観測装置1が航空機100から受信する情報に含まれる対気速度と対地速度の差分ΔV、および機首方位θに基づいて、航空機100の位置に対応付けられた風向および風速を導出する(いずれか一方のみ導出しても構わない)。図4は、指標値導出部50が風向および風速を導出する原理を説明するための説明図である。以下、矢印(→)の後に符号が続くもの(→Wなど)は、ベクトルを示すものとする。
(1.風向および風速の導出)
指標値導出部50は、気象観測装置1が航空機100から受信する情報に含まれる対気速度と対地速度の差分ΔV、および機首方位θに基づいて、航空機100の位置に対応付けられた風向および風速を導出する(いずれか一方のみ導出しても構わない)。図4は、指標値導出部50が風向および風速を導出する原理を説明するための説明図である。以下、矢印(→)の後に符号が続くもの(→Wなど)は、ベクトルを示すものとする。
図4(A)は、ある状態1における航空機100の機首方位θ1、対気速度と対地速度の差分ベクトル→ΔV1、風速ベクトル→W、磁北MNの関係を示す図である。また、図4(B)は、図4(A)とは異なる状態2における航空機100の機首方位θ2、対気速度と対地速度の差分ベクトル→ΔV2、風速ベクトル→W、磁北MNの関係を示す図である。指標値導出部50は、図4(A)に示す状態と、図4(B)に示す状態とを比較して、風速ベクトル→W(風速の絶対値および方位角)を導出する。
図4(A)に示す状態と図4(B)に示す状態は、風速ベクトル→Wが略同じであるとみなすことができる関係にある状態である。例えば、図4(B)の状態は、図4(A)と同じ航空機100が、図4(A)の状態から所定時間(風速ベクトル→Wが変わらない程度の短時間)飛行した後の状態である。また、図4(B)に示す航空機100は、図4(A)とは異なる航空機100であって、図4(A)の航空機100と略同じ高度で且つ緯度および経度に関して所定範囲内を、同じ時間帯に飛行する他の航空機100である。このように、指標値導出部50は、同じ航空機100から時間差で取得したデータに基づいて風速ベクトル→Wを導出してもよいし、互いに近い位置を飛行する異なる航空機100から、同時期に取得したデータに基づいて風速ベクトル→Wを導出してもよい。
対気速度と対地速度の差は、主に、航空機100の機首方位に沿った風速ベクトルの成分により生じる。従って、図4(A)の状態において、次式(1)が成立する。また、図4(B)の状態において、次式(2)が成立する。更に、次式(3)に示すように、図4(A)における航空機100の機首方位θ1と風速ベクトル→Wとのなす角φ1と、図4(B)における航空機100の機首方位θ2と風速ベクトル→Wとのなす角φ2との差は、機首方位θ2とθ1との差に等しい。
ΔV1=W・sinφ1 ‥(1)
ΔV2=W・sinφ2 ‥(2)
φ1―φ2=θ2―θ1 ‥(3)
ΔV1=W・sinφ1 ‥(1)
ΔV2=W・sinφ2 ‥(2)
φ1―φ2=θ2―θ1 ‥(3)
ここで、対気速度と対地速度の差分の絶対値ΔV1、ΔV2、および機首方位の差{θ2―θ1}は、航空機100から取得される情報に基づく既知の値である。従って、式(1)〜(3)を連立方程式として解くことにより、風速ベクトル→Wを構成する未知数W、および風向{θ1+φ1}または{θ2+φ2}を得ることができる。指標値導出部50は、このようにして導出される風速および風向を、航空機100から取得する位置情報(緯度、経度、および高度)に対応付けられた情報として導出結果記憶部22に記憶させる(出力する)。
(2.気圧の導出)
指標値導出部50は、気象観測装置1が航空機100から受信する情報に含まれる高度ALに対し、航空機100の気圧高度計104が用いる所定の換算表とは逆の換算を行うことにより、航空機100周辺の気圧を導出する。そして、指標値導出部50は、導出した気圧を、航空機100から取得する位置情報(緯度、経度、および高度)に対応付けられた情報として導出結果記憶部22に記憶させる(出力する)。
指標値導出部50は、気象観測装置1が航空機100から受信する情報に含まれる高度ALに対し、航空機100の気圧高度計104が用いる所定の換算表とは逆の換算を行うことにより、航空機100周辺の気圧を導出する。そして、指標値導出部50は、導出した気圧を、航空機100から取得する位置情報(緯度、経度、および高度)に対応付けられた情報として導出結果記憶部22に記憶させる(出力する)。
図5は、導出結果記憶部22により記憶されるデータの内容を例示した図である。図5に示すように、導出結果記憶部22には、ある程度の範囲をもった緯度、経度、および高度に対応付けられた三次元データとして、風速、風向、気圧が記憶される。このような三次元データは、特定の監視空域の気象情報を管理するのに用いられてもよいし、天気図等を作成するのに用いられてもよい。また、後述するように三次元気象モデルの観測初期値として用いることもできる。また、風速、風向、気圧は、時系列データとして導出結果記憶部22の各項目に格納されてもよいし、時刻毎に図5に示すようなデータが生成されてもよい。
以上のように、指標値導出部50により導出される指標値(風速、風向、気圧)は、実際にその空域を飛行している航空機100によって測定された情報に基づくものであるため、気象観測装置1は、地上から直接的に計測を行うものに比して、高精度に指標値を導出することができる。また、気象観測装置1は、地上から照射するレーダの届く範囲内で測定を行うのではなく、広範囲な空域を飛行する航空機100から取得した情報に基づいて指標値を導出するため、より広範囲な空域について指標値を導出することができる。なお、実際には、指標値導出部50は、同じ範囲内の緯度、経度、および高度に対応付けられて導出された複数の風速、風向、気圧の平均を求めるなどして、データの平準化を図ると好適である。
また、前述したように、指標値導出部50は、導出結果記憶部22にデータが存在しない(或いは少数のデータしか存在しない)緯度、経度、および高度については、二次監視レーダ200が航空機100から取得した位置情報および測定情報を二次監視レーダ200から取得し、取得した情報に基づいて風速、風向、気圧を導出し、導出結果を導出結果記憶部22に記憶させる。これによって、データの漏れを少なくし、より広範囲かつ高精度に風速、風向、気圧を導出することができる。
[気象予測]
気象予測部60は、指標値導出部50により導出された指標値を観測初期値として三次元気象モデルを運用し、気象予測を行う。気象予測部60は、例えば、一定時間前から現在時刻までの指標値の変動パターンを、予め設定されている変動パターンとマッチングし、現在時刻以降の指標値の変動を予測する。また、気象予測部60は、流体力学の方程式系を時間積分により解くことで、現在以降の指標値の変動を予測してもよい。こうした気象予測については、既に種々の手法が公知となっており、如何なる手法を適用してもよいため、詳細な説明を省略する。
気象予測部60は、指標値導出部50により導出された指標値を観測初期値として三次元気象モデルを運用し、気象予測を行う。気象予測部60は、例えば、一定時間前から現在時刻までの指標値の変動パターンを、予め設定されている変動パターンとマッチングし、現在時刻以降の指標値の変動を予測する。また、気象予測部60は、流体力学の方程式系を時間積分により解くことで、現在以降の指標値の変動を予測してもよい。こうした気象予測については、既に種々の手法が公知となっており、如何なる手法を適用してもよいため、詳細な説明を省略する。
[まとめ]
以上説明した実施形態の気象観測装置1によれば、気象状況を示す指標値を、より広範囲かつ高精度に導出することができる。
以上説明した実施形態の気象観測装置1によれば、気象状況を示す指標値を、より広範囲かつ高精度に導出することができる。
また、実施形態の気象観測装置1によれば、航空機100が自発的に放送する情報を用いて指標値を導出するため、航空機100に質問信号を送信する動作を省略することができ、専ら航空機100に質問信号を送信して航空機100から情報を取得するものに比して、通信負荷を低減することができる。
以上、気象観測装置の実施形態について説明したが、こうした実施形態に何等限定されるものではなく、種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、気象状況を示す指標値の例として、風速、風向、気圧を挙げたが、気象観測装置1は、気温や湿度など、他の指標値を導出してもよい。
例えば、気象状況を示す指標値の例として、風速、風向、気圧を挙げたが、気象観測装置1は、気温や湿度など、他の指標値を導出してもよい。
1 気象観測装置
10 アンテナ
12 受信処理部
14 デコーダ
20 トラック記憶部
22 導出結果記憶部
30 入力部
32 出力部
40 通信部
50 指標値導出部
60 気象予測部
100 航空機
102 GPS受信機
104 気圧高度計
106 対気速度計
108 姿勢方位測定表示装置
110 ATCトランスポンダ
112 GICBレジスタ
200 二次監視レーダ
10 アンテナ
12 受信処理部
14 デコーダ
20 トラック記憶部
22 導出結果記憶部
30 入力部
32 出力部
40 通信部
50 指標値導出部
60 気象予測部
100 航空機
102 GPS受信機
104 気圧高度計
106 対気速度計
108 姿勢方位測定表示装置
110 ATCトランスポンダ
112 GICBレジスタ
200 二次監視レーダ
Claims (5)
- 航空機が送信する情報であって、該航空機の位置情報と該航空機において計測された計測情報とを含む情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した情報に基づき、気象状況を示す指標値を導出し、前記航空機の位置に対応付けられた値として出力する導出部と、
を備える気象観測装置。 - 請求項1記載の気象観測装置であって、
前記受信部が受信する情報は、飛行中の前記航空機が自発的に送信する情報である、
気象観測装置。 - 請求項1または2記載の気象観測装置であって、
前記導出部は、前記航空機から受信する情報に含まれる対気速度と対地速度との差分、および機首方位に基づいて、風向または風速を導出する、
気象観測装置。 - 請求項1から3のうちいずれか1項記載の気象観測装置であって、
前記導出部は、前記航空機から受信する情報に含まれる高度情報に基づいて、気圧を導出する、
気象観測装置。 - 請求項1から4のうちいずれか1項記載の気象観測装置であって、
前記導出部により導出された指標値を観測初期値として三次元気象モデルを運用し、気象予測を行う気象予測部を更に備える、
気象観測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013071551A JP2014196906A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 気象観測装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017190963A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 有限会社タイプエス | 気象観測システムおよび気象観測装置 |
KR20220001704A (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | (주)한국해양기상기술 | Ads-b 데이터 기반의 항로 기상 예측 방법, 장치 및 시스템 |
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2013
- 2013-03-29 JP JP2013071551A patent/JP2014196906A/ja active Pending
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