JP2014195850A - 板状物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時的に加工ムラの生じにくい板状物品研磨デバイスを用い、端面に加工ムラが生じにくい板状物品の製造方法を提供する。
【解決手段】一対の磁場形成部の磁場形成面が相対する空間に、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリーを保持するスラリー保持工程と、上記一対の磁場形成部を回転軸周りに回転することで、上記空間に保持された上記磁性体研磨スラリーを上記回転軸を中心に連続して回転させ、上記磁性体研磨スラリーに板状物品の端面を挿入して上記端面を研磨する端面処理工程と、上記端面処理工程により上記空間に保持された上記磁性体研磨スラリーの表面に形成された起伏形状を平坦化するスラリー修整工程と、を備える板状物品の製造方法を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、板状物品の製造方法に関する。
板状に成形されたガラス板等の板状物品は所望のサイズとなるよう切断される。例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ用のガラス基板の製造工程は、マザーガラスと呼ばれる大板ガラスにケガキ線を形成し切断する工程を含んでいる。ガラス基板の切断面には、通常細かなクラックや非常に鋭いエッジが形成される。この切断面は、例えば断面がR形状となるように形状が整えられ、さらに研磨ホイールを用いた研磨加工により鏡面状に仕上げられる。
特許文献1(国際公開第2012/067587号公報)は、ガラス基板の端面の研磨加工に磁性流体を用いる技術を開示している。磁性流体を用いた研磨加工では、磁性体粉と非磁性体の研磨砥粒とを含む磁性流体を一対の磁石の間に保持し、ガラス基板の端面を磁性流体に接触させた状態で、ガラス基板の端面と磁性流体とを相対的に移動させることで、ガラス基板の端面を研磨する。磁性流体による研磨加工では、砥粒が被加工物の形状に追従して研磨を行うことができ、被加工物に対するダメージが比較的少ない。したがって、ガラス基板の端面の研磨加工に磁性流体を用いた場合、従来の研磨ホイールを用いた研磨加工と比較して、より平滑な端面が得られる。また、磁性流体に含まれる非磁性体の研磨砥粒を主とした研磨ではなく、磁性体粉自体を主たる研磨砥粒として用いる技術の開発も行われている。
しかしながら、上記磁性体粉を含む磁性体研磨スラリーを用いた研磨加工では、例えば図14、15に示すように、研磨装置700において磁石712により保持された研磨スラリー720を回転軸718周りに回転させながらガラス板PGの端面を接触させると、研磨スラリー720にはガラス板PGの端面が押し付けられることにより凹凸が形成され原型復旧しない場合がある。また、ガラス板PGの端面が研磨スラリー720に押し付けられることで、研磨スラリー720が磁石712の間の空間の外に押し出され、その結果、ガラス板PGの端面を適正に研磨できなくなる場合がある。
本発明の目的は、経時的に加工ムラの生じにくい板状物品研磨デバイスを用い、端面に加工ムラが生じにくい板状物品の製造方法を提供することである。
本発明の板状物品の製造方法は、スラリー保持工程と、端面処理工程と、スラリー修整工程とを備える。スラリー保持工程は、一対の磁場形成部の磁場形成面が相対する空間に、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリーを保持する。端面処理工程は、上記一対の磁場形成部を回転軸周りに回転することで、上記空間に保持された上記磁性体研磨スラリーを上記回転軸を中心に連続して回転させ、上記磁性体研磨スラリーに板状物品の端面を挿入して上記端面を研磨する。スラリー修整工程は、上記端面処理工程により上記空間に保持された上記磁性体研磨スラリーの表面に形成された起伏形状を平坦化する。
上記起伏形状は、上記端面の形状が転写された溝形状を有する場合がある。
上記磁性体研磨スラリーは、磁性粉体と液体とを含む磁性体研磨スラリーであって、磁性粉体の濃度は70wt%以上であることが好ましい。
好ましくは、上記スラリー修整工程は、上記空間に保持される上記磁性体研磨スラリーの上記磁性粉体の濃度を維持するように、上記磁性粉体又は液体を供給するスラリー濃度維持工程を備える。
また、上記スラリー修整工程は、整地面を有する治具を用いて、上記起伏形状に、前記整地面を接触させることで、上記磁性体研磨スラリーの表面を平坦化してもよい。
さらに、上記スラリー修整工程は、上記一対の磁場形成部の上記磁場形成面をそれぞれに独立して移動させることで上記磁性体研磨スラリーの表面を平坦化してもよい。
さらにまた、上記スラリー修整工程は、上記磁性体研磨スラリーが保持された上記空間に隣り合うように補助磁場形成部を設け、上記補助磁場形成部による磁場を作用させることで上記磁性体研磨スラリーを平坦化してもよい。
本発明によれば、端面に加工ムラが生じることが抑制された板状物品の製造方法を提供できる。
本実施形態に係るガラス基板の製造方法のフローチャートである。 本実施形態に係るガラス基板の製造方法で用いられるガラス基板の製造装置1を示す模式図である。 本実施形態に係る研磨工程のフローチャートである。 本実施形態に係る研磨装置10の概略を示す平面図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 図4のVI-VI線に沿う断面図である。 変形例1に係る研磨装置100の概略を示す平面図である。 図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。 変形例2に係る研磨装置200の概略を示す平面図である。 図9のX-X線に沿う断面図である。 変形例3に係る研磨装置の制御ブロック図である。 変形例3に係る研磨装置300の作用を模式的に示す概略断面図である。 変形例4に係る研磨装置400の概略を示す断面図である。 従来例のガラス基板研磨装置700の概略を示す平面図である。 図14のXV-XV線に沿う断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の板状物品の製造方法における一実施形態のガラス基板の製造方法について説明する。本実施形態に係るガラス基板の製造方法では、ダウンドロー法を用いてガラス基板が製造される。
(1)ガラス基板の製造方法の概要
まず、図1および図2を参照して、ガラス基板の製造方法に含まれる複数の工程および複数の工程に用いられるガラス基板の製造装置1を説明する。ガラス基板の製造方法は、図1に示すように、主として、溶融工程S1と、清澄工程S2と、成形工程S3と、冷却工程S4と、切断工程S5と、研磨工程S6とを含む。
溶融工程S1は、ガラスの原料が溶融される工程である。ガラスの原料は、所望の組成になるように調合された後、図2に示すように、上流に配置された溶融装置2に投入される。ガラス原料は、例えば、SiO2,Al23,B23,CaO,SrO,BaO等の組成からなる。具体的には、歪点が660℃以上となるガラス原料を用いる。ガラスの原料は、溶融装置2で溶融されて、溶融ガラスになる。溶融温度は、ガラスの種類に応じて調整される。本実施形態では、ガラス原料が1500〜1650℃で溶融される。溶融ガラスは、上流パイプ3を通って清澄装置4に送られる。
清澄工程S2は、溶融ガラス中の気泡の除去を行う工程である。清澄装置4内で気泡が除去された溶融ガラスは、その後、下流パイプ5を通って、成形装置6へと送られる。
成形工程S3は、溶融ガラスをシート状のガラス(シートガラス)に成形する工程である。本実施形態では、オーバーフローダウンドロー法を用いる。
冷却工程S4は、シートガラスを冷却(徐冷)する工程である。ガラスシートは、冷却工程S4を経て室温に近い温度へと冷却される。なお、冷却工程S4における、冷却の状態に応じて、ガラス基板の厚み(板厚)、ガラス基板の反り量、およびガラス基板の歪量が決まる。
切断工程S5は、室温に近い温度になったシートガラスを、切断装置8において所定の大きさに切断し、ガラス板PGを製造する工程である。シートガラスを切断する際には、シートガラスにスクライブ線を形成し、スクライブ線に引っ張り応力を集中させてシートガラスを割断する。スクライブ線は、一般に、ダイヤモンドカッターを用いて機械的に形成する方法や、レーザを利用した加熱と急冷により初期亀裂を進行させる方法によって形成される。スクライブ線が機械的に形成された場合、スクライブ線の周囲に細かなクラックが不可避的に存在する。レーザを利用してスクライブ線が形成された場合、分断されたガラス板PGの端面と表裏面との間の角部には、非常に鋭いエッジが形成される。これらのエッジは、面取り機において、矩形状のガラス板PGの短辺の端面について、研削用のダイヤモンドホイールを用いて、端面の断面形状が曲率のついた凸形状、円弧状またはR形状に研削される。
ガラス板PGの端面の上記算術平均粗さRaは、例えば0.1μmから0.2μm程度になるように研削される。しかしながら、研削されたガラス板PGの端面には、マイクロクラックやヘアクラックと呼ばれる微小なクラックを含む層が形成される。この層は、加工変質層あるいは脆弱破壊層と呼ばれ、例えば1μmから3μm程度の厚さで存在する。このような層が存在することで、ガラス板PGの端面における破壊強度が低下する。このような層を除去し、ガラス板PGの端面における破壊強度を向上させるために、研磨工程S6が行われる。
(2)研磨工程
研磨工程S6は、上記研削されたガラス板PGの端面を、研磨装置10において研磨加工する工程である。ガラス板PGは、これらの工程を経て、ガラス基板となる。図3〜図6を参照して、研磨工程S6に含まれる複数の工程および複数の工程に用いられるガラス基板の研磨装置10を説明する。
研磨工程S6は、図3に示すように、主として、スラリー保持工程S61と、端面処理工程S62と、スラリー修整工程S63とを含む。
図4は、本実施形態の研磨装置10を用いた研磨加工の概略を示す平面図である。図5は、図4のV-V線に沿う断面図であり、図6は、図4のVI-VI線に沿う断面図である。研磨装置10では、所定のサイズに切断され、ダイヤモンドホイールによって断面形状が円弧状あるいはR形状に研削されたガラス板PGの端面を研磨する。
図4〜図6に示すように、本実施形態に係るガラス基板の製造方法で用いられる研磨装置10は、
回転軸18と、
一対の磁場形成部12a、12bと、
上記一対の磁場形成部12a、12bの磁場形成面14a、14bが相対する空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20を有し、
上記磁性体研磨スラリー20に被研磨体としてのガラス板PGが挿入されることにより上記被研磨体を研磨するように形成された研磨ホイール11;及び
上記磁性体研磨スラリー20に上記被研磨体が挿入されることにより形成された溝などの起伏形状21を平坦化するように設けられたスラリー修整部材30を備えている。
さらに、スラリー修整部材30は、好ましくは、磁性体研磨スラリー20のはみ出し22を、上記空間Eへ戻す。
研磨ホイール11とスラリー修整部材30は、それぞれ、フレーム40に固定されている。なお、一対の磁場形成部12a、12bをまとめて、磁場形成部12という場合がある。また、磁場形成部12aを第1磁場形成部材、磁場形成部12bを第2磁場形成部材という場合がある。上記磁場形成部12は、例えば永久磁石や電磁石などの磁石により構成され、第1磁場形成部材12aと第2磁場形成部材12bとの間に所望の強さの磁場を形成するように設けられている。
上記磁場形成面14a、14bが相対する空間Eは、磁場形成部12の第1磁場形成部材12aと第2磁場形成部材12bとの間に形成される空間Eと言い換えられてもよく、また、上記空間Eには磁場が形成されていてもよい。
(2−1)スラリー保持工程
スラリー保持工程S61は、一対の磁場形成部12a、12bの磁場形成面14a、14bが相対する空間Eに、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリー20を保持する工程である。磁性体研磨スラリー20は、磁場により保持される。
磁性体研磨スラリー20は、磁性粉体と液体とにより構成され、磁場形成部12の第1磁場形成部材12aと第2磁場形成部材12bとの間に形成される空間Eに保持されている。後述のように、磁性体研磨スラリーは磁場がない状態でも保持される場合があるが、磁場によって拘束・保持されることにより、磁性体研磨スラリーの表面はより平坦化された状態で保持される。
磁性粉体は、ガラス板PGなどの脆性材料を研磨するための研磨砥粒として機能し、例えば酸化鉄やフェライトなどの磁性体の粒子により構成されている。磁性粉体としてフェライトを用いることで、酸化防止のための添加物が不要になるか、またはその添加物を削減しつつ、磁性粉体の経時的な変質を抑制することができる。
磁性粉体と混合される液体として、例えば、水、炭化水素、エステル類、エーテル類、フッ化水素などを用いることができる。また、水を主成分とし、炭化水素、エステル類、エーテル類、フッ化水素などを添加した液体を用いても良い。さらに、磁性粉体の凝集を防止するために、磁性体研磨スラリーに界面活性剤を0.5wt%以下で添加しても良い。界面活性剤としては、脂肪酸エステルが例示される。また、組成変化を緩和するために、水よりも沸点の高いプロピレングリコールを3%未満で添加しても良い。液体としては、水が好ましい。水を用いることで、研磨中の磁性体研磨スラリーの温度上昇を抑えることができる。
本実施形態では、磁性体研磨スラリー20中の磁性粉体の濃度が好ましくは70wt%以上になるように、磁性粉体と水とを混合している。磁性粉体の濃度は、ガラスの除去能力の観点から、80wt%以上であることが好ましく、85wt%以上であることがより好ましい。
磁性体研磨スラリー20中の磁性粉体の濃度が70wt%以上である場合、磁性体研磨スラリー20はペースト状になる。すなわち、磁性体研磨スラリー20は、磁場による拘束がない状態であっても、第1磁場形成部材12aと第2磁場形成部材12bとの間で、形状を保持することができる。また、磁性体研磨スラリー20は、磁場の拘束がない状態であっても、少なくとも形状を保持することができる程度に水分等の液体を含むことが好ましい。
磁性体研磨スラリー20に含まれる磁性粉体の形状は、球状または角部を有する不定形状である。ここで、球状とは、断面形状が円形のものだけでなく、断面形状が楕円形、長円形などの角のない丸みを帯びた形状を含む。また、角部を有する不定形状とは、1つまたは複数の鋭い角を有する立体的な一様でない形状を含む。また、角部を有するとは、粒子が縁に向かって薄くなっていること、粒子の断面の輪郭線が1つまたは複数の鋭角または鈍角を形成すること、及び粒子の縁が尖っていることを含む。
磁性粉体の平均粒子径は、例えば2μm以下であってもよい。また、磁性粉体の平均粒子径は、2μm以上かつ6μm以下であってもよい。さらに、磁性粉体の平均粒子径は、6μm以上かつ15μm以下であってもよく、15μmより大きくてもよい。ここで、磁性粉体の平均粒子径は、例えば、粒子の画像解析により求めることができる。具体的には、粒子の画像を撮影し、その粒子の投影面積に等しい円形の粒子の径をその粒子の径として用いることで、不定形状の磁性粉体の平均粒子径を求めることができる。
磁性粉体の形状が角部を有する不定形状である場合には、被研磨材であるガラスの除去能力と、研磨する面の平滑性とを両立する観点から、磁性粉体の平均粒子径は15μm以下であることが好ましい。すなわち、磁性粉体の形状が角部を有する不定形状である場合には、同じ径の球状の磁性粉体と比較してガラスを研削する能力が高いため、磁性体砥粒の平均粒子径が15μmを超えると、研磨するガラス板PGの端面の平滑性を向上させることが困難になる。
磁性粉体の形状が球状である場合には、被研磨材であるガラスの除去能力と、研磨する面の平滑性とを両立する観点から、磁性粉体の平均粒子径は2μm以上かつ20μm以下であることが好ましい。すなわち、磁性粉体の形状が球状である場合には、同じ径の角部を有する不定形状の磁性粉体と比較してガラスを研削する能力が低いため、磁性体砥粒の平均粒子径が2μm未満になると、研磨に要する加工時間がガラス基板Gの量産に適さないほど長くなる。また、磁性粉体の形状が球状である場合に磁性粉体の平均粒子径が20μmを超えると、研磨するガラス板PGの端面の平滑性を向上させることが困難になる。
磁性粉体は、最大磁束密度が1.0T以上であり、最大透磁率が3.0H/m以上であることが好ましい。また、磁性体研磨スラリー20中の磁性粉体の濃度が85%未満の場合、最大磁束密度は1.3T以上または1.6T以上であり、最大透磁率が3.3H/m以上であることがより好ましい。磁性体研磨スラリー20中の磁性粉体の濃度が85%未満の場合には、最大磁束密度及び最大透磁率が高い方が、磁性粉体に対する磁場の拘束力が増加することにより、ガラスの除去能力すなわち研磨能力が向上するためである。
(2−2)端面処理工程
端面処理工程S62では、上記一対の磁場形成部12a、12bを、図4の白抜き矢印で示すように回転軸18周りに回転する。これにより、上記空間Eに保持された上記磁性体研磨スラリー20を、上記回転軸18周りに連続して回転させる。そして、回転している磁性体研磨スラリー20にガラス板PGの端面を挿入して研磨する。
回転軸18は不図示の回転駆動部に接続され、軸周りに所望の回転速度で回転するように設けられている。また、回転軸18は、不図示の移動機構によりガラス板PGに対して近接及び離反するように設けられている。磁場形成部12は、回転軸18に固定され、円盤状の第1磁場形成部材12a及び第2磁場形成部材12bは、回転軸18と共に回転する。第1磁場形成部材12a及び第2磁場形成部材12bは、回転軸18の軸方向にガラス板PGを研磨するのに適した所定の間隔で配置される。
端面処理工程S62では、ガラス板PGの端面の加工変質層あるいは脆弱破壊層を除去し、ガラス板PGの端面の算術平均粗さRaが、例えば0.01μm未満になるように、磁性体研磨スラリー20によってガラス板PGの端面を研磨する。図4に示すように、回転軸18を中心として研磨ホイール11を回転させる。このとき、図5に示すように、ガラス板PGの端部が磁性体研磨スラリー20に食い込んで、ガラス板PGの端面が磁性体研磨スラリー20と接触した状態で研磨ホイール11が回転することで、磁性体研磨スラリー20とガラス板PGの端面とが相対的に移動する。これにより、ガラス板PGの端面が、磁場形成部12の形成する磁場により拘束された磁性体研磨スラリー20中の磁性粉体によって研磨される。
なお、本実施形態では研磨ホイール11をガラス板PGの搬送方向へ移動させずに端面の研磨を行うが、ガラス板PGを静止させ、あるいはガラス板PGを搬送しながら、研磨ホイール11を移動させてガラス板PGの端面を研磨してもよい。
(2−3)スラリー修整工程
スラリー修整工程S63は、上記端面処理工程により上記空間に保持された上記磁性体研磨スラリー20に形成された起伏形状を平坦化する工程である。上記起伏形状は、上記端面の形状が転写された溝形状を有している場合がある。
上記端面処理工程S62でのガラス板PGの端面の研磨が終了すると、ガラス板PGは、磁性体研磨スラリー20から離れて搬送される。この場合に、磁性体研磨スラリー20が、磁場による拘束がない状態であっても第1磁場形成部材12aと第2磁場形成部材12bとの間である程度、形状を保持することができる状態になっていた場合、図6に示すように、磁性体研磨スラリー20には、ガラス板PGの端面が押し付けられたことにより、上記端面の形状が転写されて形成された溝形状の凹凸や起伏形状21が残り、原型復旧しない場合がある。また、ガラス板PGの端面が磁性体研磨スラリー20に押し付けられることで、磁性体研磨スラリー20が上記空間Eの外に押し出され、磁性体研磨スラリー20のはみ出し22が生じる場合がある。
ここで、上述のように、研磨ホイール11は白抜き矢印の方向に回転している。図6において、研磨ホイール11の回転軸18に対して向かって左側は、紙面の手前側から奥に向かって回転する。この回転に伴い、磁性体研磨スラリー20がスラリー修整部材30と接触し、磁性体研磨スラリー20の溝形状の凹凸や起伏形状21がならされ、磁場形成面14a、14bが相対する空間E内に押し付けられて、平坦化される。この場合に、好ましくは、はみ出し22が上記空間E内に戻される。この工程により、上記空間Eに、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリー20が適正に保持され、適正な研磨性が維持される。さらに、上記空間Eに磁場が形成されている場合には、磁性体研磨スラリー20が磁場によって拘束・保持されることにより、磁性体研磨スラリーの表面はより平坦化された状態で保持できる。また、上記のように磁性体研磨スラリー20をスラリー修整部材30により移動させることにより、磁性体研磨スラリー20の流動性が低い場合でも、磁性体研磨スラリー20に含まれる砥粒としての磁性粉体に攪拌が生じる。これにより、一部の砥粒群のみに研磨による負荷がかかることを抑制できる。
スラリー修整部材30としては、磁性体研磨スラリーの表面をならすことができる押し付ける面である整地面を有していればよい。整地治具としては、例えば、整地面を有する平型レーキ状治具やヘラ状治具が使用される。上記磁性体研磨スラリー20に整地治具の整地面を接触させ、磁性体研磨スラリーの表面をならすように押し付けることで、磁性体研磨スラリー20の表面を平坦化できる。さらに、好ましくは、整地治具は、磁性体研磨スラリー20のはみ出し22をこそげ取り、上記空間Eへ戻すことができる。
本実施形態の研磨装置10では、研磨ホイール11が複数個並べられていてもよい。この場合に、スラリー修整部材30は、各研磨ホイール11に1個ずつ備えられていてもよく、例えば、一端又は両端の研磨ホイール11のみに備えられていてもよい。また、1つの研磨ホイールに対して、複数のスラリー修整部材30が備えられていてもよい。
(3)変形例
(3−1)変形例1
上記実施形態におけるスラリー修整工程S63は、空間Eに保持される磁性体研磨スラリー20の磁性粉体の濃度を維持するように、磁性粉体又は液体を供給するスラリー濃度維持工程S631を備えていてもよい。本変形例1に係るガラス基板の製造方法で用いられるガラス基板の研磨装置100は、図7、8に示すように、スラリー修整部材130が、磁性体研磨スラリー20の供給機構としてスラリーを供給するための通路132を有している。なお、図面において同じ部材には同じ参照番号を付し、説明を省略する場合がある。
スラリー濃度維持工程S631では、スラリー供給部材134に形成された開口136から、スラリー修整部材130に形成された通路132を通って、磁性体研磨スラリー20、磁性粉体、又は液体が、磁場形成面14a、14bが相対する空間Eに供給・補給される。これにより、磁性体研磨スラリー20の粘性を調節でき、磁性体研磨スラリー20の流動性を適切に維持することができる。このため、スラリー修整部材130による磁性体研磨スラリー20の修整がよりスムーズに行えるようになり、適正な研磨状態を維持できる。スラリー供給部材134、開口136はフレーム40に固定されていなくてもよい。スラリー供給部材134はなくてもよく、開口136は、通路132に通じるように、スラリー修整部材130に直接設けられていてもよい。
(3−2)変形例2
上記実施形態におけるスラリー修整部材30は、ホイール形状の部材であってもよい。図9、10に示すように、変形例2の研磨装置200は、
一対の磁場形成部12a、12bと、
上記空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20とを有し、
上記磁性体研磨スラリー20にガラス板PG等の被研磨体が挿入されることにより上記被研磨体を研磨するように形成された研磨ホイール11;及び
上記研磨ホイール11を挟んだ両端にそれぞれ設けられ、被研磨体を研磨しない少なくとも2個の補助ホイール230
を備え、
上記補助ホイール230は、上記磁性体研磨スラリー20に上記被研磨体が挿入されることにより形成された溝を、上記補助ホイール230から上記研磨ホイール11の上記空間Eへ上記磁性体研磨スラリー20を移動させることにより、埋めるように設けられている。
研磨ホイール11と補助ホイール230は、それぞれ、フレーム40に固定されている。また、補助ホイール230は、別のフレームに固定されていてもよい。
補助ホイール230は、ガラス板PGを研磨せず、専ら磁性体研磨スラリー20の修整のために設けられる。補助ホイール230は、研磨ホイール11を挟んだ両端に1個ずつ設けられる。補助ホイール230の回転軸218は不図示の回転駆動部に接続され、軸周りに所望の回転速度で回転するように設けられている。スラリー修整部212は、円柱形状であり、回転軸218に固定され、回転軸218と共に回転する。スラリー修整部212は、上記円柱の側面に、磁性体研磨スラリー20の表面をならすように押し付ける面231を有している。磁性体研磨スラリー20に形成された起伏形状をならすように、面231を磁性体研磨スラリー20に接触させて押し付け、研磨ホイール11の上記空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20の表面を平坦化できる。また、好ましくは、上記空間Eからはみ出した磁性体研磨スラリー20が上記空間E内に戻される。この工程により、上記空間Eに、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリー20が適正に保持され、適正な研磨性が維持される。さらに、上記空間Eに磁場が形成されている場合には、磁性体研磨スラリー20が磁場によって拘束・保持されることにより、磁性体研磨スラリーの表面はより平坦化された状態で保持できる。
(3−3)変形例3
変形例3の実施形態におけるスラリー修整工程S363では、一対の磁場形成部である第1磁場形成部材312a、第2磁場形成部材312bの磁場形成面314a、314b(図12参照)をそれぞれ独立して移動させることで上記磁性体研磨スラリー20を平坦化できる。
図12に示すように、変形例3の研磨装置300は、
一対の磁場形成部312a、312bと、
上記一対の磁場形成部としての第1磁場形成部材312a、第2磁場形成部材312bの磁場形成面314a、314bが相対する空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20とを有し、
上記磁性体研磨スラリー20に被研磨体としてのガラス板PGが挿入されることにより上記被研磨体を研磨するように形成され、
上記第1磁場形成部材312aと上記第2磁場形成部材312bとが、磁場形成面に垂直な方向にそれぞれ独立して移動自在に設けられ、上記磁場形成面314a、314b間の間隔が調整可能である研磨ホイール311を備えている。
上記空間Eに磁場が形成され、磁性体研磨スラリー20が空間Eに磁場により保持されていてもよい。
変形例3の研磨装置300は、制御装置302を備える(図11参照)。制御装置302は、研磨装置300に含まれる磁場形成部回転駆動部304、第1磁場形成部材上下動駆動部306ならびに第2磁場形成部材上下動駆動部308の各駆動部を制御する。
磁場形成部回転駆動部304は、回転軸318(図12参照)に接続され、回転軸318を軸周りに所望の回転速度で回転させるように設けられている。第1磁場形成部材312aと上記第2磁場形成部材312bとを回転軸318周りに回転させることで、上記空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20を、上記回転軸318を中心に連続して回転させる。
第1磁場形成部材上下動駆動部306ならびに第2磁場形成部材上下動駆動部308は、第1磁場形成部材312aならびに第2磁場形成部材312bにそれぞれ接続され、第1磁場形成部材312aならびに第2磁場形成部材312bをそれぞれ独立して、図12の白抜き矢印で示すように、磁場形成面に垂直な方向に沿って移動させる。第1磁場形成部材312aならびに第2磁場形成部材312bをこのように移動させることで、相対する磁場形成面314a、314bの間隔が調整可能であるため、上記空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20の磁場方向への移動をより容易にさせることができる。
変形例3の実施形態におけるスラリー修整工程S363では、上記のように磁性体研磨スラリー20を移動させるため、磁性体研磨スラリー20にガラス板PGの端面が押し付けられたことにより、上記端面の形状が転写されて形成された溝形状の凹凸や起伏形状21が残り、原型復旧しない場合、また、ガラス板PGの端面が磁性体研磨スラリー20に押し付けられることで、磁性体研磨スラリー20が上記空間Eの外に押し出され、磁性体研磨スラリー20のはみ出し22が生じた場合にも、図12に模式的に示すように、磁性体研磨スラリー20の表面を平坦に修整し、適正な研磨状態が保持される。さらに、上記空間Eに磁場が形成されている場合には、磁性体研磨スラリー20が磁場によって拘束・保持されることにより、磁性体研磨スラリーの表面はより平坦化された状態で保持できる。
変形例3の研磨装置300では、上記の実施形態における研磨ホイール11と研磨ホイール311とを複数個併用してもよい。また、例えば、複数並んだ研磨ホイール11の両端に研磨ホイール311を備えていてもよい。
(3−4)変形例4
変形例4の実施形態におけるスラリー修整工程S463では、図13に示すように、磁場形成面14a、14bが相対する空間Eに隣合うように設けられた補助磁場形成部412a、412bによる磁場を磁性体研磨スラリー20に作用させることで上記磁性体研磨スラリー20を平坦化する。
変形例4の研磨装置400は、
一対の磁場形成部12a、12bと、
上記一対の磁場形成部12a、12bの磁場形成面14a、14bが相対する空間Eに保持された磁性体研磨スラリー20とを有し、
上記磁性体研磨スラリー20にガラス板PG等の被研磨体が挿入されることにより上記被研磨体を研磨するように形成された研磨ホイール11;及び
上記一対の磁場形成部12a、12bに隣接して、上記磁性体研磨スラリー20に磁場を作用させるように設けられた補助磁場形成部412a、412b
を備え、
上記補助磁場形成部412a、412bは、上記磁性体研磨スラリー20に上記被研磨体が挿入されることにより形成された溝を、上記補助磁場形成部412a、412bにより形成された磁場を上記磁性体研磨スラリー20に作用させることで移動させることにより埋めるように設けられている。
補助磁場形成部412a、412bは、ホイール形状であって、この付設ホイールに磁性体研磨スラリーを保持しており、上記付設ホイールは、上記磁性体研磨スラリー20に上記被研磨体が挿入されることにより形成された溝を、上記付設ホイールから上記研磨ホイール11の上記空間Eへ上記磁性体研磨スラリーを移動させることにより埋める、ものであることが好ましい。
補助磁場形成部412a、412bは、図13に示すように、隣り合う磁場形成部12a、12bと逆方向の磁場を形成することが好ましい。これにより、磁性体研磨スラリー20にガラス板PGの端面が押し付けられたことにより、上記端面の形状が転写されて形成された溝形状の凹凸や起伏形状が残り、原型復旧しない場合、また、ガラス板PGの端面が磁性体研磨スラリー20に押し付けられることで、磁性体研磨スラリー20が磁場形成面14a、14bが相対する空間Eの外に押し出され、磁性体研磨スラリー20のはみ出しが生じた場合にも、磁性体研磨スラリー20は、補助磁場形成部412a、412bの磁場により平坦に修整され、適正な研磨状態が保持される。磁性体研磨スラリー20には、補助磁場形成部412a、412bによる磁場と磁場形成部12a、12bによる磁場とを交互に作用させてもよい。
変形例4の研磨装置400では、研磨ホイール11を複数個有していてもよい。この場合に、補助磁場形成部412a、412bは、各研磨ホイール11に1個ずつ備えられていてもよく、例えば、一端又は両端に備えられた研磨ホイール11のみに備えられていてもよい。また、1つの研磨ホイールに対して、複数の補助磁場形成部412a、412bが備えられていてもよい。
(3−5)変形例5
上記実施形態で用いたガラス板は、金属板、セラミック板等の他の板状物品であってもよい。
10、100、200、300、400 研磨装置
11 研磨ホイール
12 磁場形成部
14 磁場形成面
18 回転軸
20 磁性体研磨スラリー
21 磁性体研磨スラリーの溝形状の凹凸や起伏形状
22 磁性体研磨スラリーのはみ出し
30 スラリー修整部材(ヘラ状治具)
40 フレーム
132 通路
134 開口
136 スラリー供給部材
230 補助ホイール
412 補助磁場形成部
PG ガラス板
1 ガラス基板の製造装置
2 溶融装置
4 清澄装置
6 成形装置
8 切断装置
国際公開第2012/067587号

Claims (7)

  1. 一対の磁場形成部の磁場形成面が相対する空間に、磁性粉体を含む磁性体研磨スラリーを保持するスラリー保持工程と、
    前記一対の磁場形成部を回転軸周りに回転することで、前記空間に保持された前記磁性体研磨スラリーを前記回転軸を中心に連続して回転させ、前記磁性体研磨スラリーに板状物品の端面を挿入して前記端面を研磨する端面処理工程と、
    前記端面処理工程により前記空間に保持された前記磁性体研磨スラリーの表面に形成された起伏形状を平坦化するスラリー修整工程と、
    を備える板状物品の製造方法。
  2. 前記起伏形状は、前記端面の形状が転写された溝形状を有する、請求項1に記載の板状物品の製造方法。
  3. 前記磁性体研磨スラリーは、磁性粉体と水とを含む磁性体研磨スラリーであって、磁性粉体の濃度が70wt%以上である、請求項1又は2に記載の板状物品の製造方法。
  4. 前記スラリー修整工程は、前記空間に保持される前記磁性体研磨スラリーの前記磁性粉体の濃度を維持するように、前記磁性粉体又は液体を供給するスラリー濃度維持工程を備える、請求項3に記載の板状物品の製造方法。
  5. 前記スラリー修整工程は、整地面を有する治具を用いて、前記起伏形状に、前記整地面を接触させることで、前記磁性体研磨スラリーの表面を平坦化する、請求項1から4の何れか1項に記載の板状物品の製造方法。
  6. 前記スラリー修整工程は、前記一対の磁場形成部の前記磁場形成面をそれぞれに独立して移動させることで前記磁性体研磨スラリーの表面を平坦化する、請求項1から4の何れか1項に記載の板状物品の製造方法。
  7. 前記スラリー修整工程は、前記磁性体研磨スラリーが保持された前記空間に隣合うように補助磁場形成部を設け、前記補助磁場形成部による磁場を作用させることで前記磁性体研磨スラリーを平坦化する、請求項1から4の何れか1項に記載の板状物品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019014004A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 日本特殊陶業株式会社 セラミック製品の製造方法
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