JP2014195175A - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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均 佐々木
Norimitsu Mukai
紀光 向井
Kaori Endo
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Abstract

【課題】音漏れによる迷惑を防止し且つユーザの利便性低下を防止する。
【解決手段】音声再生装置10において、調整部16は、車内検出部13で音声再生装置10が電車内に在ることが検出された場合、雑音レベル検出部15で検出されたレベルに応じて、フィルタ18における高周波数成分の減衰量特性を調整する。例えば、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を低くする。また、例えば、車内検出部13は、GPS部11で検出された位置がメモリ12に記憶された地図情報における鉄道位置と一致する場合、電車内に在ることを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生装置及び再生方法に関する。
近年、携帯型の音声再生装置が広く普及されている。また、携帯電話機の多くには、音声再生装置が搭載されている。音声再生装置の普及に伴い、公共交通機関内で多くのユーザが音声再生装置を使用している。そして、音声再生装置で再生された音声がイヤホンから漏れ出す、所謂「音漏れ」が、他の乗客に不快感を与えるため問題となっている。
この音漏れを防止するために、従来、周囲の騒音レベルに応じて、再生される音楽のカテゴリを決定する音声再生装置が提案されている。すなわち、この従来の音声再生装置では、音声再生装置が、周囲環境に適した音楽を決定し、決定した音楽を再生する。これにより、音漏れが他の乗客に不快感を与えやすい環境では、音漏れが生じにくい音楽を再生して、音漏れによる問題の解決を図っている。
2010−231218号公報
しかしながら、従来技術では、音声再生装置が周囲環境に応じて音楽を変更してしまい、変更した音楽がユーザの好みに合わない可能性もある。すなわち、ユーザの利便性が低下してしまう可能性がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、音漏れによる迷惑を防止し且つユーザの利便性低下を防止する、再生装置及び再生方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、専用の軌道を移動する交通手段内において、周囲雑音のレベルを検出し、前記検出されたレベルに応じて、フィルタによる高周波数成分の減衰量特性を調整し、前記調整された減衰量特性に応じて、音声データの高周波数成分を減衰させ、前記高周波数成分が減衰された音声データを再生する。
開示の態様によれば、音漏れによる迷惑を防止し且つユーザの利便性低下を防止する。
図1は、実施例1の音声再生装置の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、音声再生装置の電車内検出処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、減衰量特性の調整の説明に供する図である。 図4は、実施例2の音声再生装置の一例を示す図である。 図5は、実施例3の音声再生装置の一例を示すブロック図である。 図6は、再生音量及びフィルタ特性の調整の一例の説明に供する図である。 図7は、フィルタ特性の調整の説明に供する図である。 図8は、音声再生装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する再生装置及び再生方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する再生装置及び再生方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[音楽再生装置の構成例]
図1は、実施例1の音声再生装置の一例を示す機能ブロック図である。図1において、音声再生装置10は、GPS(Global Positioning System)部11と、メモリ12と、車内検出部13と、マイク14と、雑音レベル検出部15と、調整部16と、音声データ出力部17と、フィルタ18と、再生部19とを有する。音声再生装置10は、携帯型の装置である。音声再生装置10は、例えば、携帯電話機やスマートフォンに搭載されていてもよい。
GPS部11は、音声再生装置10の現在位置を検出し、検出した位置に関する情報(以下では、単に、「位置情報」と呼ばれることがある)を車内検出部13へ出力する。
メモリ12は、地図情報を記憶している。地図情報は、例えば、各鉄道の位置(以下では、「鉄道位置」と呼ばれることがある)に関する情報を記憶している。
車内検出部13は、GPS部11で検出された位置情報と、メモリ12に記憶されている鉄道位置とに基づいて、音声再生装置10が電車内に在るか否かを判定する。具体的には、車内検出部13は、音声再生装置10の現在位置が鉄道位置と一致する場合又は音声再生装置10の現在位置が鉄道位置と所定の誤差範囲内にある場合、電車内に在ることを検出する。車内検出部13は、電車内に在ると検出すると、通知信号を調整部16へ出力する。なお、ここでは、電車の場合について説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、モノレールや電気以外を動力とする列車等でもよい。すなわち、専用の固定軌道を移動する交通手段であればよい。そして、車内検出部13は、音声再生装置10の現在位置と、上記の専用の固定軌道の位置と比較すればよい。
マイク14は、音声再生装置10の周りの音を集音する。すなわち、マイク14は、周囲の雑音を集音する。
雑音レベル検出部15は、マイク14で集音された周囲雑音のレベルを検出し、検出したレベルの値を調整部16へ出力する。
調整部16は、車内検出部13から通知信号を受け取ると、雑音レベル検出部15で検出されたレベル値に応じて、フィルタ18における高周波数成分の減衰量特性を調整する調整処理を実行する。すなわち、調整部16は、車内検出部13で電車内に在ることが検出された場合に調整処理を実行する。具体的には、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を低くする。
音声データ出力部17は、例えば、音楽データ等の音声データをフィルタ18へ出力する。
フィルタ18は、音声データ出力部17から音声データを受け取り、調整部16によって調整された減衰量特性に応じて高周波成分を減衰させた音声データを出力する。フィルタ18は、上記の減衰量特性が異なる複数のフィルタを有していてもよいし、設定されるフィルタ係数に応じて上記の減衰量特性を変更可能に構成されていてもよい。前者の場合、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベル値に応じて、複数のフィルタの中の1つを選択する。また、後者の場合、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベル値に応じたフィルタ係数をフィルタ18に設定する。
再生部19は、フィルタ18から出力された音声データを再生する。
[音声再生装置の動作例]
以上の構成を有する音声再生装置10の処理動作の一例について説明する。
<電車内検出処理>
図2は、音声再生装置10の電車内検出処理の一例を示すフローチャートである。
音声再生装置10において車内検出部13は、GPS部11から現在位置を取得する(ステップS101)。
車内検出部13は、取得した現在位置と、メモリ12に記憶されている鉄道位置とが一致するか否かを判定する(ステップS102)。
一致すると判定した場合(ステップS102肯定)、車内検出部13は、電車内に在ることを検出する(ステップS103)。このとき、車内検出部13は、調整部16へ通知信号を出力する。
一致しないと判定した場合(ステップS102否定)、車内検出部13は、電車外に在ることを検出する(ステップS104)。
車内検出部13は、終了条件を満たしたか否かを判定する(ステップS105)。終了条件は、例えば、音声再生装置10の電源がオフにされることである。
終了条件を満たしていない場合(ステップS105否定)、処理はステップS101へ戻る。終了条件を満たした場合(ステップS105肯定)、処理が終了する。すなわち、ステップS101−S105の処理は終了条件が満たされるまで繰り返される。
<フィルタ特性の調整処理>
調整部16は、車内検出部13から通知信号を受け取った場合、調整処理を実行する。すなわち、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルに応じて、フィルタ18における高周波数成分の減衰量特性を調整する。具体的には、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を低くする。
図3は、減衰量特性の調整の説明に供する図である。図3には、一例として、減衰量特性の異なる2つのフィルタ特性が示されている。フィルタ特性C1及びフィルタ特性C2のいずれも、4kHzまでは減衰量がゼロである。すなわち、ゼロkHzから4kHzまでの低周波数成分は、減衰されることなく、フィルタ特性C1及びフィルタ特性C2のフィルタを通過する。フィルタ特性C1及びフィルタ特性C2のいずれも、減衰量が4kHzから徐々に大きくなり、8kHzで減衰量が最大値となり、8kHz以上では減衰量が一定となっている。ただし、減衰量の最大値は、フィルタ特性C2よりもフィルタ特性C1の方が大きくなっている。
例えば、フィルタ18がフィルタ特性C1及びフィルタ特性C2に対応する2つのフィルタを有しているものとする。このとき、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが閾値以上である場合には、減衰量の最大値が小さいフィルタ特性C2のフィルタを選択する。これにより、周囲雑音が大きい場合には音漏れしても周囲へ余り迷惑をかけることにならないので、音質の低下を抑えてユーザの利便性を優先させることができる。一方、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが閾値未満である場合には、減衰量の最大値が大きいフィルタ特性C1のフィルタを選択する。これにより、周囲雑音が小さい場合には音漏れによる周囲への迷惑が大きくなるので、ユーザの利便性よりも音漏れ防止を優先させることができる。
又は、フィルタ18が、設定されるフィルタ係数に応じてフィルタ特性を変更可能に構
成されているものとする。このとき、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが閾値以上である場合には、減衰量の最大値が小さいフィルタ特性C2に対応するフィルタ係数をフィルタ18に設定する。一方、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが閾値未満である場合には、減衰量の最大値が大きいフィルタ特性C1に対応するフィルタ係数をフィルタ18に設定する。
なお、ここでは2つのフィルタ特性の場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、検出されるレベル値に応じたさらに多くのフィルタ特性を用意してもよい。
以上のように本実施例によれば、音声再生装置10において、調整部16は、車内検出部13で音声再生装置10が電車内に在ることが検出された場合、雑音レベル検出部15で検出されたレベルに応じて、フィルタ18における高周波数成分の減衰量特性を調整する。
この音声再生装置10の構成により、音漏れによる周囲への迷惑度の指標となる雑音レベルに応じて、音漏れの要因となる高周波数成分のカット量を調整できるので、音漏れによる迷惑を防止しつつ、ユーザの利便性低下を防止することができる。
具体的には、調整部16は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を低くする。
この音声再生装置10の構成により、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが相対的に小さい場合、つまり音漏れによる周囲への迷惑度が相対的に大きい場合に、高周波数成分のカット量を相対的に大きくするので、音漏れによる迷惑を効果的に防止することができる。一方、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが相対的に大きい場合、つまり音漏れによる周囲への迷惑度が相対的に小さい場合には、高周波数成分のカット量を相対的に小さくするので、音質の低下を抑えることができ、ユーザの利便性低下を防止することができる。
また、音声再生装置10において車内検出部13は、GPS部11で検出された位置がメモリ12に記憶された地図情報における鉄道位置と一致する場合、電車内に在ることを検出する。
この音声再生装置10の構成により、音漏れによる周囲への迷惑が顕著である電車内に音声再生装置10が在ることを正確に検出することができる。
[実施例2]
実施例2では、位置検出部で検出された位置が鉄道位置と一致し、且つ、算出部で算出された移動速さが所定値未満から所定値以上に切り替わった場合、電車内に在ることを検出する。
図4は、実施例2の音声再生装置の一例を示す図である。図4において、音声再生装置30は、加速度センサ31と、速さ算出部32と、車内検出部33とを有する。
加速度センサ31は、音声再生装置30の加速度を所定周期で検出し、検出した加速度の値を速さ算出部32へ出力する。
速さ算出部32は、加速度センサ31から順次受け取る加速度値を積分することにより、音声再生装置30の移動速さを算出し、算出した移動速さの値を車内検出部33へ出力する。
車内検出部33は、速さ算出部32から受け取る移動速さと、上記の現在位置と、上記の鉄道位置とに基づいて、電車内に在るか否かを検出する。具体的には、車内検出部33は、GPS部11で検出された位置がメモリ12に記憶されている鉄道位置と一致し、且つ、速さ算出部32で算出された移動速さが所定値未満から当該所定値以上に切り替わった場合、電車内に在ることを検出する。これにより、例えば、ユーザがホームに立っていたり線路沿いに歩いていたりしている場合に、音声再生装置30が電車内に在ると誤検出することを防止することができる。なお、ここでは、電車の場合について説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、モノレールや電気以外を動力とする列車等でもよい。すなわち、専用の固定軌道を移動する交通手段であればよい。そして、車内検出部33は、音声再生装置10の現在位置と、上記の専用の固定軌道の位置と比較すればよい。
以上のように本実施例によれば、音声再生装置30において車内検出部33は、GPS部11で検出された位置がメモリ12に記憶された地図情報における鉄道位置と一致し、且つ、速さ算出部32で算出された移動速さが所定値未満から所定値以上に切り替わった場合、電車内に在ることを検出する。
この音声再生装置30の構成により、例えば、ユーザがホームに立っていたり線路沿いに歩いていたりしている場合に音声再生装置30が電車内に在ると誤検出しないので、電車内に音声再生装置30が在ることをさらに正確に検出することができる。
[実施例3]
実施例3では、雑音レベルに応じて、再生音量及びフィルタ特性を調整する。
図5は、実施例3の音声再生装置の一例を示すブロック図である。図5において、音声再生装置50は、調整部51と、再生部52とを有する。
調整部51は、車内検出部13から通知信号を受け取ると、雑音レベル検出部15から受け取る雑音レベルに応じて、再生部52の再生音量及びフィルタ18のフィルタ特性を調整する。
具体的には、調整部51は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、再生部52の再生音量を大きくする制御を行い、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を高くする制御を行う。
図6は、再生音量及びフィルタ特性の調整の一例の説明に供する図である。図6に示すように、調整部51は、周囲雑音レベルが−60dBを超えると徐々に再生部52の再生音量の増加量を増やしていき、−20dBで最大値の40dBとする。また、調整部51は、周囲雑音レベルが−60dBを超えると徐々にフィルタ18の高周波数成分の減衰量(最大値)を徐々に増やしていき、−20dBで最大値の20dBとする。すなわち、調整部51は、周囲雑音レベルが−40dBの時には、図7の周波数特性C3になるようにフィルタ18を制御する。また、調整部51は、周囲雑音レベルが−20dBの時には、図7の周波数特性C4になるようにフィルタ18を制御する。図7は、フィルタ特性の調整の説明に供する図である。なお、図6では、周囲雑音レベルが−20dB以上の場合には、フィルタ18の高周波数成分の減衰量(最大値)を一定としているが、これに限定されるものではなく、周囲雑音レベルが−20dB以上の所定値以上になった場合、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を減少させてもよい。
以上のように本実施例によれば、音声再生装置50において調整部51は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、再生部52における音声データの再生音量を大きくする調整を行う。
この音声再生装置50の構成により、周囲雑音レベルが大きくて再生された音声をユーザが聞き取り難い状況では再生音量を大きくするので、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、調整部51は、雑音レベル検出部15で検出されたレベルが高いほど、フィルタ18の高周波数成分の減衰量を高くする。
この音声再生装置50の構成により、再生音量を大きくすることによって大きくなってしまう音漏れを効果的に抑制することができる。
なお、上記の説明では、音声再生装置50の構成を、実施例1の音声再生装置10の構成をベースとしたがこれに限定されるものではない。実施例3で説明した機能部を、実施例2の音声再生装置30に適用してもよい。
[他の実施例]
[1]実施例1から3では、電車内検出部がGPS部11で検出された位置情報とメモリ12に記憶された地図情報とに基づいて、音声再生装置が電車内に在るか否かを判定しているが、これに限定されるものではない。例えば、音声再生装置に非接触型のIC(Integrated Circuit)が内蔵されている場合には、自動改札を通過したときに、電車内検出部が電車内に在ることを検出してもよい。
[2]ハードウェア構成図
実施例1から3で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1から3の音声再生装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図8は、音声再生装置のハードウェア構成例を示す図である。図8において、音声再生装置100は、データ出力チップ101と、プロセッサ102と、再生チップ103と、スピーカ104と、操作部105と、センサ106と、メモリ107と、表示部108と、マイク109とを有する。
プロセッサ102の一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ107の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1から3の音声再生装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを増幅装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、車内検出部13,33と、雑音レベル検出部15と、調整部16,51と、速さ算出部32と、フィルタ18とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ107に記録され、各プログラムがプロセッサ102で実行されてもよい。また、GPS11と、加速度センサ31とは、センサ106によって実現されてもよい。また、音声データ出力部17は、データ出力チップ101によって実現されてもよい。また、再生部19,52は、再生チップ103によって実現されてもよい。また、メモリ12は、メモリ107によって実現されてもよい。
10,30,50 音声再生装置
11 GPS部
12 メモリ
13,33 車内検出部
14 マイク
15 雑音レベル検出部
16,51 調整部
17 音声データ出力部
18 フィルタ
19,52 再生部
31 加速度センサ
32 速さ算出部

Claims (6)

  1. 自装置が専用の軌道を移動する交通手段内に在るか否かを検出する車内検出部と、
    周囲雑音のレベルを検出するレベル検出部と、
    前記車内検出部で前記交通手段内に在ることが検出された場合、前記レベル検出部で検出されたレベルに応じて、フィルタにおける高周波数成分の減衰量特性を調整する調整部と、
    前記調整部によって調整された減衰量特性に応じて高周波成分を減衰させて音声データを出力するフィルタと、
    前記フィルタから出力された音声データを再生する再生部と、
    を具備することを特徴とする再生装置。
  2. 前記調整部は、前記レベル検出部で検出されたレベルが高いほど、前記フィルタの高周波数成分の減衰量を低くする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記再生部は、前記レベル検出部で検出されたレベルが高いほど、再生音量を大きくし、
    前記調整部は、前記レベル検出部で検出されたレベルが高いほど、前記フィルタの高周波数成分の減衰量を高くする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 自装置の位置を検出する位置検出部と、
    地図情報を記憶する記憶部と、をさらに具備し、
    前記車内検出部は、前記位置検出部で検出された位置が前記地図情報における前記軌道の位置と一致する場合、前記交通手段内に在ることを検出する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の再生装置。
  5. 自装置の加速度を検出する加速度検出部と、
    前記加速度検出部で検出された加速度に基づいて、自装置の移動速さを算出する算出部と、をさらに具備し、
    前記車内検出部は、前記位置検出部で検出された位置が前記地図情報における前記軌道の位置と一致し、且つ、前記算出部で算出された移動速さが所定値未満から前記所定値以上に切り替わった場合、前記交通手段内に在ることを検出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
  6. 専用の軌道を移動する交通手段内に在る再生装置における再生方法であって、
    周囲雑音のレベルを検出し、
    前記検出されたレベルに応じて、フィルタによる高周波数成分の減衰量特性を調整し、
    前記調整された減衰量特性に応じて、音声データの高周波成分を減衰させ、
    前記高周波数成分が減衰された音声データを再生する、
    再生方法。
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