JP2014194428A - 液体検出装置 - Google Patents

液体検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014194428A
JP2014194428A JP2014118476A JP2014118476A JP2014194428A JP 2014194428 A JP2014194428 A JP 2014194428A JP 2014118476 A JP2014118476 A JP 2014118476A JP 2014118476 A JP2014118476 A JP 2014118476A JP 2014194428 A JP2014194428 A JP 2014194428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
tube
light receiving
emitting element
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014118476A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hayashida
建一 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuden KK
Original Assignee
Tsuden KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsuden KK filed Critical Tsuden KK
Priority to JP2014118476A priority Critical patent/JP2014194428A/ja
Publication of JP2014194428A publication Critical patent/JP2014194428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers
    • G01V8/12Detecting, e.g. by using light barriers using one transmitter and one receiver
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/28Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
    • G01F23/284Electromagnetic waves
    • G01F23/292Light, e.g. infrared or ultraviolet
    • G01F23/2921Light, e.g. infrared or ultraviolet for discrete levels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】取付対象の大きさや形状に影響されることなく、発光素子および受光素子を適切な位置に簡単に固定することができる液体検出装置を提供する。
【解決手段】液体検出装置において、発光素子3bを筐体内に有する投光部3と、受光素子4bを筐体内に有する受光部4と、投光部3および受光部4のバンド装着部3cに挿通された可撓性のバンド部材5と、角タンク2’の外周に沿って囲繞されたバンド部材5を結束状態で係止するバンド係止部材6と、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を所定の位置に調節する位置決め手段とを備え、バンド部材5が結束された状態で係止部材によって係止された際に、発光素子3bおよび受光素子4bが角タンク2’を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と角タンク2’の外周とが交わる2つの交点におけるそれぞれの外周に対する垂線がなす角度が所定の角度になるような位置関係で固定される。
【選択図】図28

Description

本発明は、円筒管(パイプ、チューブ、カテーテル等)または円筒容器(タンク等)内、角管または角容器、ならびにテーパー状容器内などにおける液体の有無を外部から検出する液体検出装置に関し、より詳細には、この液体検出装置における検出部の装着手段の改良に関する。
従来より、円筒管や円筒容器の中にある液体の有無を判定する方法として、光学的または導電的に液体の有無を検出する方法が知られている。その中で、例えば特許文献1には、発光素子と受光素子とを組み合わせて、透過性の円筒管内を流れる液体の有無を検出する液体検出方法が開示されている。この検出方法では、円筒管の同一円周上に、この管の中心に向けて所定の発受光角度(略70°〜135°)になるように発光素子および受光素子が配され、広角発光された発光素子からの光が、広角受光可能な受光素子によって受光されたか否かにより、管内における液体の有無を検出するようになっている。
このような光電方式による液体検出方法では、原理上、発光素子と受光素子との位置関係が180°(直径)および0°(接線)以外であれば、検出器を透過性の円筒管内の同一円周上に取り付けることにより、液体の有無を検出することができる。ところが、実際には、光の広がり、管径、管厚、管材、検出器の大きさ等により、液体の有無を検出可能な発光素子と受光素子との位置関係の範囲(角度)が狭くなってしまう。この検出可能な取り付け位置関係の範囲は、諸条件などにより異なるが、管径と管厚との比が同一であれば、基本的には同じ角度になる。
以下、図1ないし図5を参照にしながら、光電方式の液体検出方法における検出可能な発光素子と受光素子との位置関係について説明する。これらの図に示すように、この光電方式の液体検出方法は、液体による光の屈折を利用したものであり、発光素子101および受光素子102は、光を透過し易い透過性(光の屈折率が1.3〜3.0程度であり、かつ、管径に対する管厚の比率が0.1%〜20.0%程度)の円筒管103を介在して対向するように配される。具体的には、発光素子101および受光素子102の中点を結ぶ直線と管103の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管103に対する中心角(すなわち、管103の中点OおよびP1を結ぶ直線OP1と中点OおよびP2を結ぶ直線OP2とがなす角度)が所定の角度になるような位置関係で、発光素子101および受光素子102が管103の外周部に配される。
図1に示すように、交点P1,P2と管103の中心点Oとによってなされる中心角が30°になるように発光素子101および受光素子102が配された場合、発光素子101から発射された光は、管103内の液体の有無に関わらず、常に受光素子102によって受光されてしまう。すなわち、交点P1,P2を結ぶ直線が管103の接線と同程度になってしまい、発光素子101からの光の一部(特に最外部)が管103の内部を通過しないため、管103内の液体を検出ことができない。
これに対して、図2,図3,図4に示すように、交点P1,P2と管103の中心点Oとによってなされる中心角がそれぞれ40°,90°,130°になるように発光素子101および受光素子102が配された場合には、管103内における液体の有無により受光の可否が異なる。各図の(a)に示すように、管103内に液体が無い場合には、発光素子101からの発射された光は、管103の外壁から屈折して入射するとともに、管103の内壁で屈折して管103内を直進し、その後、管103の内壁および外壁で屈折して受光素子102に到達するようになっている。一方、各図の(b)に示すように、管103内に液体が充満している場合には、発光素子101からの発射された光は、管103の外壁から屈折して入射し、管103の内壁では管103と液体の屈折率が近いため殆ど屈折することなく管103内を直進し、その後、管103の内壁および外壁で屈折して、受光素子102の上方に抜けてしまう。すなわち、管103内に液体が無い場合には発光素子101からの光が受光素子102に到達する一方で、管103内に液体がある場合には発光素子101からの光が受光素子102に到達しないので、これを利用して管103内の液体の有無を検出することができる。特に、図3に示すように、交点P1,P2と管103の中心点Oとによってなされる中心角が90°の場合には、管103内に液体が無いときに発光素子101から発射された略全ての光が受光素子102に到達するとともに、管103内に液体が有るときに発光素子101から発射された光が受光素子102より大きく上方に逸れて通過するようになっているので、より確実に管103内の液体を検出することができる。
また、図5に示すように、交点P1,P2と管103の中心点Oとによってなされる中心角がそれぞれ150°になるように発光素子101および受光素子102が配された場合には、管103内に液体が充満していたとしても、管103の外壁および内壁における光の屈折が小さいため、受光素子102に発光素子101からの光が到達してしまう。すなわち、交点P1,P2を結ぶ直線が管103の直径と同程度になってしまい、管103内の液体の有無に関わらず、発光素子101からの光の一部(特に最外部)が受光素子102によって受光されてしまうため、管103内の液体を検出することができない。
以上の点から、光電方式の液体検出装置における検出可能な発光素子101と受光素子102との位置関係は、発光素子101および受光素子102の大きさにもよるが、発光素子101および受光素子102の中点を結ぶ直線と管103の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管103に対する中心角が40°〜130°になっていることが好ましく、特に90°前後であることが望ましい。したがって、当業者の間では、このような好適な範囲で簡単に発光素子101および受光素子102を固定できる手段が望まれている。
特開平4−47261号公報
このような固定手段として、所定の外径を有する管に対して発光素子および受光素子を上述した好適な範囲に固定できるように予め設定された固定治具などを用いる方法が考えられる。しかしながら、この場合、管の外径が異なる場合には新たな固定治具が必要になるため、各管の外径に対応した固定治具を製造することによりコストが嵩んでしまう、という問題があった。特に、外径が大きい管に対応する固定治具を製造する場合、その管径に伴なって固定治具も大きくする必要があるため、その増大分の材料コストが嵩んでしまう、という問題があった。
また、光電方式の液体検出装置では、図1ないし図5を参照にしながら説明したように、投受光面が管の外径に対して正しい角度で固定されないと、検出にエラーが生じる虞がある。したがって、このような固定治具を介して発光素子や受光素子を取り付けるには、ある程度の熟練度が必要であり、発光素子および受光素子を適切な位置に固定するのが困難である、という問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付対象の大きさや形状に影響されることなく、発光素子および受光素子を適切な位置に簡単に固定することができる液体検出装置を提供することである。
本発明の上記目的は、発光素子と受光素子とを組み合わせて透過性の円筒管内における液体の有無を検出する液体検出装置において、前記発光素子を筐体内に有する投光部と、前記受光素子を筐体内に有する受光部と、前記投光部および前記受光部に形成されたバンド装着部に挿通されるとともに、前記管の外周に沿って囲繞される可撓性のバンド部材と、前記バンド部材の一部に配設され、前記管の外周に沿って囲繞された前記バンド部材を結束状態で係止するバンド係止部材と、前記発光素子および前記受光素子の配置を所定の位置に調節する位置決め手段と、を備え、前記バンド部材が結束された状態で前記バンド係止部材によって係止された際に、前記発光素子および前記受光素子が、前記位置決め手段によって、前記管を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と前記管の外周とが交わる2つの交点の前記管に対する中心角が所定の角度になるような位置関係で固定されることを特徴とする液体検出装置により、達成される。
また、上記目的は、前記位置決め手段が、前記投光部および前記受光部の前記筐体に回動自在に支持された連結部材であり、前記投光部および前記受光部と前記連結部材との各支持点が、前記バンド部材が結束された際に前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係になるように予め設定され、かつ、前記バンド部材が結束された状態で前記バンド係止部材によって係止された際に、前記連結部材によって、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記連結部材が、前記管の外径の大きさに応じて予め穿設された複数の調節孔を有し、前記各支持点のうちのいずれか一方が、前記調節孔のいずれかを介して回動自在に固定され、かつ、前記連結部材が前記管の外径に該当する前記調節孔を介して前記投光部および前記受光部のいずれか一方に固定された状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記位置決め手段が、前記投光部および前記受光部のうちの一方の前記筐体に回動自在に支持された連結部材と、前記投光部および前記受光部のうちの他方の前記筐体に回動自在に支持されるとともに、内部に前記連結部材が摺動自在に挿通された連結摺動部と、前記管の外径の大きさに応じて前記連結部材の表面に予め表示された数種類の目盛りと、前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で前記連結摺動部を前記連結部材に固定する位置決め固定部とからなり、かつ、前記連結摺動部が前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で前記連結部材に固定された状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記位置決め手段が、前記投光部および前記受光部のうちの一方の前記筐体に回動自在に支持された連結部材と、前記投光部および前記受光部のうちの他方の前記筐体に回動自在に支持されるとともに、内部に穿設された連結孔に前記連結部材が挿通された連結摺動部と、前記管の外径の大きさに応じて前記連結部材の表面に予め表示された数種類の目盛りと、前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で前記連結摺動部を前記連結部材に固定する位置決め固定部とからなり、かつ、前記連結摺動部が前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で前記連結部材に固定された状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記投光部の筐体および前記受光部の筐体が、それぞれの一端部には前記バンド装着部が回動自在に支持されるとともに、それぞれの他端部には前記発光素子の発光方向に対して平行に延びる連結部が形成され、前記発光素子および前記受光素子が、互いに対向するように前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体に配設され、前記位置決め手段が、前記投光部の筐体および前記受光部の筐体のうちの一方の連結部が他方の連結部の中空部に挿通されて前記発光方向に沿って摺動可能に支持された摺動機構と、前記管の外径の大きさに応じて前記中空部に挿通される前記連結部の表面に予め表示された数種類の目盛りと、前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で前記連結部を固定する位置決め固定部とからなり、かつ、前記連結部が前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で固定された状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記投光部の筐体および前記受光部の筐体が、それぞれの一端部には前記バンド装着部が所定の角度で取付固定されるとともに、それぞれの他端部には前記発光素子の発光方向に対して平行に延びる連結部が形成され、前記発光素子および前記受光素子が、互いに対向するように前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体に配設され、前記位置決め手段が、前記投光部の筐体および前記受光部の筐体のうちの一方の連結部が他方の連結部の中空部に挿通されて前記発光方向に沿って摺動可能に支持された摺動機構からなり、かつ、前記バンド部材が結束された状態で前記バンド係止部材によって係止された際に、前記摺動機構によって、前記発光素子および前記受光素子が自動的に前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記位置決め手段が、前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体の背面に当接される2辺を有するとともに、該2辺のなす角が前記所定の角度に予め設定された断面L字型形状の位置決め板であり、かつ、前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体の背面が前記位置決め板に当接するとともに、前記投光部および前記受光部の前記バンド装着部が前記管の外周面に当接した状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されるようになっていることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、前記位置決め手段が、前記投光部と前記受光部との間の前記バンド部材を被覆するように配設された中空の位置決めチューブであり、前記位置決めチューブが、前記管の外径の大きさに応じて予め表示されてた数種類の目盛りを有するとともに、前記管の外径に該当する前記目盛りの位置で切断された後に前記投光部と前記受光部との間に配され、かつ、前記投光部と前記受光部とが前記位置決めチューブの両端部に当接された状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が前記位置関係に配されることにより、効果的に達成される。
また、上記目的は、発光素子と受光素子とを組み合わせて透過性の角タンク内における液体の有無を検出する液体検出装置であって、前記発光素子を筐体内に有する投光部と、前記受光素子を筐体内に有する受光部と、前記投光部および前記受光部に形成されたバンド装着部に挿通されるとともに、前記角タンクの外周に沿って囲繞される可撓性のバンド部材と、前記バンド部材の一部に配設され、前記角タンクの外周に沿って囲繞された前記バンド部材を結束状態で係止するバンド係止部材と、前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体の背面に当接される同寸法の2辺を有し、該2辺の各端部には内側に突出した係止部が形成されるとともに、該2辺のなす角が予め所定の角度に設定された位置決め板と、を備え、前記投光部と前記受光部の前記筐体の背面および一側面が前記位置決め板の前記辺および前記係止部に当接するとともに、前記投光部および前記受光部の前記バンド装着部が前記角タンクの外周面に当接した状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が、前記角タンクの一角を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と前記角タンクの外周とが交わる2つの交点におけるそれぞれの前記外周に対する垂線がなす角度が所定の角度になるような位置関係で固定されることを特徴とする液体検出装置によっても、達成される。
また、上記目的は、発光素子と受光素子とを組み合わせて透過性のテーパー状容器内における液体の有無を検出する液体検出装置であって、前記発光素子を有する投光部と、前記受光素子を有する受光部と、前記投光部および前記受光部に一部に挿通されるとともに、前記テーパー状容器の外周に沿って囲繞される可撓性のバンド部材と、前記バンド部材の一部に配設され、前記テーパー状容器の外周に沿って囲繞された前記バンド部材を結束状態で係止するバンド係止部材と、前記発光素子および前記受光素子の配置を所定の位置に調節する位置決め手段と、を備え、前記投光部および前記受光部の筐体が、前記テーパー状容器の外周面に当接される基部筐体と、該基部筐体に枢軸を介して枢動自在に取り付けられた揺動筐体とからなり、それぞれの前記揺動筐体には、その長手方向に対して光軸が平行になるように前記発光素子および前記受光素子が設けられ、かつ、前記バンド部材が結束された状態で前記バンド係止部材によって係止された際に、前記発光素子および前記受光素子は、前記位置決め手段によって、前記テーパー状容器を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と前記テーパー状容器の外周とが交わる2つの交点の前記テーパー状容器に対する中心角が所定の角度になるような位置関係で固定されることを特徴とする液体検出装置によっても達成される。
また、上記目的は、前記所定の角度が40°〜130°であることにより、効果的に達成される。
さらに、上記目的は、前記所定の角度が略90°であることにより、効果的に達成される。
本発明に係る液体検出装置によれば、投光部および受光部に挿通されたバンド部材が管などに囲繞されて結束されると、位置決め手段によって、投光部の発光素子および受光部の受光素子が、管を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点の管に対する中心角が所定の角度になるような位置関係で固定されるようになっている。これにより、取付対象の大きさや形状に影響されることなく、発光素子および受光素子を検出に適した位置で容易に固定することができる。この結果、検出部の取り付けに要するコストおよび労力の軽減を図ることができるので、検出精度の高い液体検出を低コストで実現することができる。
光電方式の液体検出方法における検出可能な投光部と受光部との位置関係について説明する図であって、交点P1,P2と管の中心点Oとによってなされる中心角が30°になるように発光素子および受光素子が配され、管内に液体が無い場合の光路を示す図である。 光電方式の液体検出方法における検出可能な投光部と受光部との位置関係について説明する図であって、交点P1,P2と管の中心点Oとによってなされる中心角が40°になるように発光素子および受光素子が配され、(a)は、管内に液体が無い場合の光路を示す図であり、かつ、(b)は、管内に液体が有る場合の光路を示す図である。 光電方式の液体検出方法における検出可能な投光部と受光部との位置関係について説明する図であって、(a)は、交点P1,P2と管の中心点Oとによってなされる中心角が90°になるように発光素子および受光素子が配され、(a)は、管内に液体が無い場合の光路を示す図であり、かつ、(b)は、管内に液体が有る場合の光路を示す図である。 光電方式の液体検出方法における検出可能な投光部と受光部との位置関係について説明する図であって、(a)は、交点P1,P2と管の中心点Oとによってなされる中心角が130°になるように発光素子および受光素子が配され、(a)は、管内に液体が無い場合の光路を示す図であり、かつ、(b)は、管内に液体が有る場合の光路を示す図である。 光電方式の液体検出方法における検出可能な投光部と受光部との位置関係について説明する図であって、交点P1,P2と管の中心点Oとによってなされる中心角が150°になるように発光素子および受光素子が配され、管内に液体が無い場合の光路を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の外観を概略的に示す上面図である。 図6中の矢印VIIから見た液体検出装置の矢視図である。 図6中の矢印VIIIから見た液体検出装置の矢視図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の回路構成の一例を概略的に示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の光路を示す説明図である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(1)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(2)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(3)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(4)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(5)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(6)である。 管の材質の屈折率を示す屈折率一覧表(7)である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第1変形例を概略的に示す上面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第2変形例を概略的に示す上面図であり、(b)はバンド部材の要部正面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第3変形例を概略的に示す上面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第4変形例を概略的に示す上面図であり、(b)は投光部を示す要部上面図であり、(c)は受光部を示す要部上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第5変形例を概略的に示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第6変形例を概略的に示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第7変形例を概略的に示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第8変形例を概略的に示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第9変形例を概略的に示す上面図である。 本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第10変形例を概略的に示す説明図であって、(a)は取付前の状態を示す正面図であり、(b)は取り付けた状態を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る液体検出装置を角タンクに取り付けた場合の一例を示す概略上面図である。 本発明の第2実施形態に係る液体検出装置を説明するための概略正面図である。
以下、図面を参照にしながら、本発明の実施形態について説明する。
《第1実施形態》
図6は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の外観を概略的に示す上面図であり、図7は、図6中の矢印VIIから見た液体検出装置の矢視図であり、かつ、図8は、図6中の矢印VIIIから見た液体検出装置の矢視図である。これらの図において、本実施形態に係る液体検出装置1は、光を透過し易い透過性(光の屈折率が1.3〜3.0程度であり、かつ、管径に対する管厚の比率が0.1%〜20.0%程度)の円筒管2内の液体の有無を検出するものであり、筐体3a内に発光素子3bを有する投光部3と、筐体4a内に受光素子4bを有する受光部4と、投光部3および受光部4に形成された同一形状のバンド装着部3c,4cに挿通されるとともに、管2の外径に沿って囲繞されたバンド部材5と、該バンド部材5の一部に配設され、管2の外周に沿って囲繞されたバンド部材5を結束状態で係止するバンド係止部材6と、発光素子3bおよび受光素子4bの配置が後述する所定の位置関係になるように調整する位置決め手段としての連結部材7とを備えている。
図8に示すように、受光部3と投光部4とは、連結部材7に沿って配された配線8を介して電気的に接続され、受光部4の筐体4aの背面(図7参照)から延びているケーブル8を介して接続された後述の電子回路によって、発光素子3bによる発光と受光素子4bによる受光のタイミングを制御されている。
また、連結部材7は、投光部3の筐体3aの一部と受光部4の筐体4aの一部とに、ねじ10,10を介して回動自在に支持されている。このねじ10,10による各支持点は、バンド部材5が結束されて投光部3および受光部4の各バンド装着部3c,4cがそれぞれ管2の外周面に当接した際に、発光素子3bおよび受光素子4bの位置関係が、管2を介在して互いに対向する状態であり、かつ、それぞれを結ぶ直線と管2の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角(すなわち、管2の中点OおよびP1を結ぶ直線OP1と中点OおよびP2を結ぶ直線OP2とがなす角度)が所定の角度になるように調整されている。ここでは、上述した図1ないし図5を参照して、この所定の角度が90°に設定されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、管2内における液体の有無を検出可能な範囲(略40°〜130°)であればよい。
図9は、本発明の実施形態に係る液体検出装置の回路構成の一例を概略的に示す回路図である。同図において、投光部3の発光素子3bは、発光電源3dによって発光し、この光が受光部4の受光素子4bに到達すると、増幅器11の出力電圧V0がその光量に応じて出力され、一方、受光素子4bによって光が受光されなければ出力電圧V0は零となる。
図10は、本発明の実施形態に係る液体検出装置の光路を示す説明図である。なお、図11ないし図17は、本実施形態に係る液体検出装置を適用可能な管の材質に関する屈折率を示す一覧表である。
ここでは、管2として材質がアクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル)であり、管径(外径)が180mmである円筒を用い、かつ、管2内の液体として水を用いた場合について説明する。同図に示すように、発光素子3bと受光素子4bの位置関係は、図6と同様に、管2を介在して互いに対向する状態であり、かつ、それぞれを結ぶ直線と管2の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が90°に設定されている。
管2内に水が無い状態で発光素子3bから発射された光は、管2の外壁から屈折して入射するとともに、管2の内壁で屈折して管2内を直進し、その後、管2の内壁および外壁で屈折して受光素子4bに到達するようになっている。ここで、管2による光の屈折角θ2(1)は、アクリル樹脂の屈折角を1.49として計算すると、28.33°となる。
一方、管2内に水が有る(充満している)状態で発光素子3bから発射された光は、管2の外壁から屈折して入射し、管2の内壁では管2と液体(水)の屈折率が近いので殆ど屈折することなく管2内を直進し、その後、管2の内壁および外壁で屈折して、受光素子4bの上方に逸れて管2の外部に抜けてしまう。すなわち、管2内に水が有る場合には、管2の外壁から屈折して入射した光が、管2の内壁において殆ど屈折することなく上方に逸れたまま直進してしまうため、受光素子4bの位相から大きく上方にずれて受光素子4bに到達しないようになっている。ここで、管2内の水による光の屈折角θ2(2)は、水の屈折率を1.33として計算すると、21.68°となる。
したがって、管2内に液体が無い場合には発光素子3bからの光が受光素子4bに到達し、管2内に液体が有る時には発光素子3bからの光が受光素子4bに到達しないことを利用して出力信号V0について信号処理を行なうことにより、例えば液体が無い場合にブザー等で警報したり、あるいは自動的に液体の補充を実行させたりすることができる。
以上のように、本実施形態に係る液体検出装置1によれば、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束されると、投光部3および受光部4の筐体3a,4aに回動自在に支持された連結部材7によって、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で一義的に固定されるようになっている。これにより、発光素子3bおよび受光素子4bを検出に適した位置になるように、投光部3および受光部4を管2に容易に固定することができる。
また、異なる外径を有する管2に投光部3および受光部4を装着する場合には、連結部材7をその管2の外径に応じて穿設された支持点(ねじ10,10の挿通孔)を有するものに交換するだけでよいので、取付対象である管2の大きさに影響されることなく、様々な種類の管2に対して低コストで対応することができる。
[第1変形例]
図18は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第1変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図18に示すように、第1変形例に係る液体検出装置1Aでは、投光部3および受光部4の筐体3a,4aに回動自在に支持されている連結部材7Aが、管2の外径の大きさに応じて予め穿設された複数の調節孔7Aaを有し、投光部3と連結部材7Aとを連結するねじ10がこの調節孔7Aのいずれかを介して挿通されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この複数の調節孔7Aaは、例えば同図右から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定され、取付対象である管2に対応する調節孔7Aaで投光部3と連結部材7Aとを連結することにより、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で配されるようになっている。
以上のように、この第1変形例に係る液体検出装置1Aによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、連結部材7Aに管2の外径の大きさに応じて予め穿設された複数の調節孔7Aaが連結部材7Aの表面に形成されているので、異なる外径を有する管2に投光部3および受光部4を装着する場合に、連結部材7Aを別途用意することなく対応することができる。
[第2変形例]
図19(a)は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第2変形例を概略的に示す上面図であり、(b)はバンド部材の要部正面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図19に示すように、第2変形例に係る液体検出装置1Bでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段として、管2の外径の大きさに応じて数種類の目盛り12Ba,12Bbがバンド部材5Bの表面に予め表示されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この目盛り12Ba,12Bbのうち、左側の目盛り12Baは投光部3の位置決めに参照される基準点である。一方、右側の目盛り12Bbは、受光部4の位置決めに参照され、例えば左から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定されている。そして、基準点12Baに合わせて投光部3を配置するとともに、取付対象である管2に対応する目盛り12Bbに合わせて受光部4を配置することにより、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5Bが管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係に配されるようになっている。
以上のように、この第2変形例に係る液体検出装置1Bによれば、投光部3および受光部4を管2の外径に該当する目盛り12Ba,12Bbの位置に配した状態でバンド部材5Bを結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、上述した第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
[第3変形例]
図20は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第3変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図20に示すように、第2変形例に係る液体検出装置1Cでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が、投光部3の筐体3aおよび受光部4の筐体4aの背面に当接される2辺を有するとともに、該2辺のなす角が上述した所定の中心角(略90°)に予め設定された断面L字型形状の位置決め板7Cであるという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この位置決め板7Cを用いて投光部3および受光部4の位置決めを行う場合、投光部3の筐体3aおよび受光部4の筐体4aの背面が当接された状態で、投光部3および受光部4のバンド装着部3c,4cを管2の外周面に当接する。これにより、発光素子3bおよび受光素子4bは、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係に配されるようになっている。
以上のように、この第3変形例に係る液体検出装置1Cによれば、投光部3および受光部4の各筐体3a,4a背面を位置決め板7Cに当接するとともに、各バンド装着部3c,4cを管2の外周面に当接した状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、上述した第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
[第4変形例]
図21(a)は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第4変形例を概略的に示す上面図であり、(b)は投光部を示す要部上面図であり、(c)は受光部を示す要部上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図21に示すように、第4変形例に係る液体検出装置1Dでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段として、投光部3の筐体3aおよび受光部4の筐体4aの各上面に、それぞれの発光方向および受光方向(それぞれの背面に対して45°の方向)を指す矢印マークが表示されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この矢印マーク13Da,13Dbを用いて投光部3および受光部4の位置決めを行う場合、各筐体3a,4aに表示された2つの矢印マーク13Da,13Dbの方向が同一直線上になるような位置に投光部3および受光部4を管2の外周面に沿って移動させる。これにより、発光素子3bおよび受光素子4bは、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係に配されるようになっている。
以上のように、この第3変形例に係る液体検出装置1Dによれば、管2の外周面上で矢印マーク13Da,13Dbの方向が同一直線上になるような位置に投光部3および受光部4を配し、この状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、上述した第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
[第5変形例]
図22は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第5変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図22に示すように、第5変形例に係る液体検出装置1Eでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が、受光部4の筐体4aにねじ10Eを介して回動自在に支持された連結部材7Eと、投光部3の筐体3aに回動自在に支持されるとともに、内部に連結部材7Eが摺動自在に挿通された連結摺動部14Eと、管2の外径の大きさに応じて連結部材7Eの表面に予め表示された数種類の目盛り12Eと、管2の外径に該当する目盛り12Eの位置で連結摺動部14Eを連結部材7Eにねじ締結などにより固定する位置決め固定部15Eとから構成されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この数種類の目盛り12Eは、例えば同図右から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定され、取付対象である管2に対応する目盛り12Eで連結摺動部14Eと連結部材7Eとを位置決め固定部15Eによって固定することにより、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で配されるようになっている。
以上のように、この第5変形例に係る液体検出装置1Eによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、連結部材7Eの表面に管2の外径の大きさに応じて数種類の目盛り12Eが表示され、管2の外径に該当する目盛り12Eの位置に連結摺動部14Eを固定した状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、異なる外径を有する管2に投光部3および受光部4を装着する場合に、連結部材7Eを別途用意することなく対応することができる。
[第6変形例]
図23は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第6変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図23に示すように、第6変形例に係る液体検出装置1Fでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が、投光部3の筐体3aにねじ10Fを介して回動自在に支持された直線形状の第1連結部材7Faと、受光部4の筐体4aにねじ10Fを介して回動自在に支持されるともに、該支持部の反対側の端部が第1連結部材7Faの中空部に摺動自在に支持された直線形状の第2連結部材7Fbと、管2の外径の大きさに応じて第2連結部材7Fbの表面に予め表示された数種類の目盛り12Fと、管2の外径に該当する目盛り12Fの位置で第1連結部材7Faと第2連結部材7Fbとを固定する位置決め固定部15Fとから構成されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この数種類の目盛り12Fは、例えば同図右から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定され、取付対象である管2に対応する目盛り12Fで第1連結部材7Faと第2連結部材7Fbとを位置決め固定部15Fによって固定することにより、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で配されるようになっている。
以上のように、この第6変形例に係る液体検出装置1Fによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、第2連結部材7Fbの表面に管2の外径の大きさに応じて数種類の目盛り12Fが表示され、管2の外径に該当する目盛り12Fの位置で第1連結部材7Faと第2連結部材7Fbとを固定した状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、異なる外径を有する管2に投光部3および受光部4を装着する場合に、連結部材7Fを別途用意することなく対応することができる。
[第7変形例]
図24は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第7変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図24に示すように、第7変形例に係る液体検出装置1Gでは、発光素子3bおよび受光素子4bの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が、投光部3の筐体3aにねじ10Gを介して回動自在に支持された『くの字』形状の第1連結部材7Gaと、受光部4の筐体4aにねじ10Gを介して回動自在に支持されるともに、該支持部の反対側の端部が第1連結部材7Gaの中空部に摺動自在に支持された『くの字』形状の第2連結部材7Gbと、管2の外径の大きさに応じて第2連結部材7Gbの表面に予め表示された数種類の目盛り12Gと、管2の外径に該当する目盛り12Gの位置で第1連結部材7Gaと第2連結部材7Gbとを固定する位置決め固定部15Gとから構成されているという点で、上述した第1実施形態とは相違している。この数種類の目盛り12Gは、例えば同図右から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定され、取付対象である管2に対応する目盛り12Gで第1連結部材7Gaと第2連結部材7Gbとを位置決め固定部15Gによって固定することにより、投光部3および受光部4に挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3bおよび受光素子4bが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で配されるようになっている。
以上のように、この第7変形例に係る液体検出装置1Gによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、第2連結部材7Gbの表面に管2の外径の大きさに応じて数種類の目盛り12Gが表示され、管2の外径に該当する目盛り12Gの位置で第1連結部材7Gaと第2連結部材7Gbとを固定した状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3bおよび受光素子4bを上述した位置関係で固定することができるので、異なる外径を有する管2に投光部3および受光部4を装着する場合に、連結部材7Gを別途用意することなく対応することができる。
また、上述した第6変形例と比較すると、第1連結部材7Gaおよび第2連結部材7Gbが管2の外径方向に屈曲しているので、図24中の点線で示すように第1連結部材7Gaおよび第2連結部材7Gbが直線形状の場合には当たってしまうような大きい管2に対しても適用することができる。
[第8変形例]
図25は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第8変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図25に示すように、第8変形例に係る液体検出装置1Hでは、投光部3Hの筐体3Haおよび受光部4Hの筐体4Haが、取付対象である管2の断面と同一平面における形状がL字型になるように形成され、各一端部にバンド装着部3Hc,4Hcがねじ10Hを介して回動自在に取り付けられている。また、投光部3Hの筐体3Haおよび受光部4Hの筐体4Haの各他端部には、発光素子3Hbの発光方向に対して平行に延びる連結部3Hd,4Hdが形成され、投光部3Hの筐体3Haの連結部3Hdは、受光部4Hの筐体4Haの連結部4Hdの中空部に挿通されて摺動自在に支持されている。この投光部3Hの筐体3Haの連結部3Hdの表面には、管2の外径の大きさに応じて予め表示された数種類の目盛り12Hが記され、一方、受光部4Hの筐体4Haの連結部4Hdには、管2の外径に該当する目盛り12Hの位置で筐体3Haと筐体4Haとを固定する位置決め固定部15Hが配設されている。さらに、各筐体3Ha,4Haのバンド装着部3Hc,4Hcの下方には、発光素子3Hbおよび受光素子4Hbが対向するように配設されている。すなわち、投光部3Hおよび受光部4Hは、発光素子3Hbと受光素子4Hbとを結ぶ直線に沿って移動する機構になっており、この投光部3Hおよび受光部4Hの筐体3Ha,4Haからなる摺動機構と、目盛り12Hと、位置決め固定部15Hとによって、発光素子3Hbおよび受光素子4Hbの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が構成されている。
数種類の目盛り12Hは、例えば同図右から5インチ管用、6インチ管用、・・・と設定され、取付対象である管2に対応する目盛り12Hで投光部3Hの筐体3Haの連結部3Hdと受光部4Hの筐体4Haの連結部4Hdとを位置決め固定部15Hによって固定することにより、投光部3Hおよび受光部4Hの各バンド装着部3Hc,4Hcに挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、発光素子3Hbおよび受光素子4Hbが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で配されるようになっている。
以上のように、この第6変形例に係る液体検出装置1Hによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、投光部3Hの筐体3Haの連結部3Hd表面に管2の外径の大きさに応じて数種類の目盛り12Hが表示され、管2の外径に該当する目盛り12Hの位置で投光部3Hの筐体3Haの連結部3Hdと受光部4Hの筐体4Haの連結部4Hdとを固定した状態でバンド部材5を結束することにより、発光素子3Hbおよび受光素子4Hbを上述した位置関係で固定することができるので、連結部材7などを別途用意することなく対応することができる。
また、この液体検出装置1Hでは、発光素子3Hbと受光素子4Hbとが常に対向する位置関係を維持しながら配置調整される構造になっているので、仮に管2の外径に該当する目盛り12Hの位置を誤って固定してしまったとしても、発光素子3Hbと受光素子4Hbとの位置関係が上述した所定の範囲内(2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が略40°〜130°)であれば、管2内の液体の有無を検出可能である。
[第9変形例]
図26は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第9変形例を概略的に示す上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図26に示すように、第9変形例に係る液体検出装置1Iでは、投光部3Iの筐体3Iaおよび受光部4Iの筐体4Iaが、取付対象である管2の断面と同一平面における形状がL字型になるように形成され、各一端部にバンド装着部3Ic,4Icが所定の取付角度で固定されている。また、投光部3Iの筐体3Iaおよび受光部4Iの筐体4Iaの各他端部には、発光素子3Ibの発光方向に対して平行に延びる連結部3Id,4Idが形成され、投光部3Iの筐体3Iaの連結部3Idは、受光部4Iの筐体4Iaの連結部4Idの中空部に挿通されて摺動自在に支持されている。また、各筐体3Ia,4Iaのバンド装着部3Ic,4Icの下方には、発光素子3Ibおよび受光素子4Ibが対向するように配設されている。すなわち、投光部3Iおよび受光部4Iは、発光素子3Ibと受光素子4Ibとを結ぶ直線に沿って移動する機構になっており、この投光部3Iおよび受光部4Iの筐体3Ia,4Iaからなる摺動機構によって、発光素子3Ibおよび受光素子4Ibの配置を検出に適した位置関係になるように調整する位置決め手段が構成されている。
この液体検出装置1Iでは、投光部3Iおよび受光部4Iの各バンド装着部3Ic,4Icに挿通されたバンド部材5が管2に囲繞されて結束された場合に、投光部3Iの筐体3Iaおよび受光部4Iの筐体4Iaがそれぞれの連結部3Id,4Idで摺動し、発光素子3Ibおよび受光素子4Ibが、管2を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と管の外周とが交わる2つの交点P1,P2の管2に対する中心角が適切な角度(略90°)になるような位置関係で自動的に配されるようになっている。
以上のように、この第9変形例に係る液体検出装置1Iによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、バンド部材5を結束するだけで、発光素子3Ibおよび受光素子4Ibを上述した位置関係で固定することができるので、連結部材7などを別途用意することなく対応することができる。
また、上述した第8変形例と比較すると、目盛りを用いた位置決めなどが不要であるため、投光部3Iおよび受光部4Iを管2に固定する作業をより簡易化することができる。
[第10変形例]
図27は、本発明の第1実施形態に係る液体検出装置の第10変形例を概略的に示す説明図であって、(a)は取付前の状態を示し、(b)は取り付けた状態を示している。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図27(a)には図示されていないが、第10変形例に係る液体検出装置1Jは、投光部3および受光部4の筐体3a,4aの裏面(接触面)側に、上述した実施形態や各変形例と同様に発光素子3bおよび受光素子4bを備え、各筐体3a,4aの上下2箇所には、バンド部材5を挿通するためのバンド装着部3c,4cが形成されている。また、投光部3と受光部4との間には、その区間のバンド部材5を被覆する中空の位置決めチューブ16Jが差し込まれている。この位置決めチューブ16Jは、塩化ビニル等の滑り止め効果がある合成樹脂などで成形され、その表面には取付対象である管の直径(例えば、5インチ管用,6インチ管用,・・・)に対応する目盛り12Jが表示されている。
なお、同図において符号17で示されている部材は、上下2本のバンド部材5の平行度(水平度)を維持するための固定部材であるが、この固定部材17は、必須の部材ではなく、例えば、バンド部材5の幅を大きくして、1本のバンド部材5で投光部3および受光部4の平行度を維持できるようになっていれば、この固定部材17を省略することができる。
この液体検出装置1Jを管2に取り付ける際には、まず、バンド部材5が挿通されていない状態で、位置調整チューブ16Jを取付対象である管2の直径に該当する目盛り12Jの部分(図27(a)中の点線X−X)で切断する。続いて、この切断された位置調整チューブ16J、ならびに投光部3および受光部4の各バンド装着部3c,4cにバンド部材5を挿通する。そして、このバンド部材5を管2の外周に沿って囲繞し、結束することにより、投光部3および受光部4が位置決めチューブ16Jの両端に当接され、この状態でバンド部材5をバンド係止部材6によって係止する。これにより、上述した第1実施形態と同様に、投光部3の発光素子3bおよび受光部4の受光素子4bが、管2内の液体を検出するのに最適な位置関係になるように、自動的に位置決めされる。
以上のように、この第10変形例に係る液体検出装置1Jによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、発光素子3bおよび受光素子4bを所定の位置に調節するための位置決め手段として可撓性チューブ16Jが適用されているので、例えば大径または小径の管2であっても容易に対応可能であり、発光素子3bおよび受光素子4bを液体を検出するのに最適な位置関係で固定することができる。
<角タンクへの取付例>
図28は、本発明の実施形態に係る液体検出装置を角タンクに取り付けた場合の一例を示す概略上面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、本実施形態に係る発光素子3bおよび受光素子4bは、例えば、図20を参照にしながら説明した本実施形態の第5変形例を応用して、断面矩形状の角タンク2´に取り付けることができる。この液体検出装置1C´は、発光素子3bおよび受光素子4bを所定の位置に調節するための位置決め手段として、投光部3の筐体3aおよび受光部4の筐体4aの背面に当接される2辺を有するとともに、該2辺のなす角が略90°に設定された位置決め板7C´を備えている。この位置決め板7C´の各辺は同寸法に設定され、各辺の端部には内側に突出した係止部7Ca´が形成されている。
この液体検出装置1C´を管2に取り付ける際には、まず、投光部3および受光部4のバンド装着部3c,4cにバンド部材5を挿通し、取付対象である角タンク2´の外周に沿って囲繞する。そして、投光部3および受光部4を角タンク2´の一角に摺動移動させ、それらを位置決め板7C´の各辺および係止部7Ca´に当接させた状態でバンド部材5を結束し、この状態でバンド部材5をバンド係止部材6によって係止する。これにより、上述した第1実施形態と同様に、投光部3の発光素子3bおよび受光部4の受光素子4bが、角タンク2´の一角を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と角タンク2´の外周とが交わる2つの交点P1,P2におけるそれぞれの外周に対する垂線がなす角度が90°になるような位置関係、すなわち角タンク2´内の液体を検出するのに最適な位置関係で自動的に位置決めされる。
以上のように、本実施形態に係る液体検出装置1C´によれば、取付対象が断面矩形状の角タンクや角管であっても、上述した第1実施形態と同様に、発光素子3bおよび受光素子4bを液体検出に最適な位置関係で固定することができる。
《第2実施形態》
図29は、本発明の第2実施形態に係る液体検出装置を説明するための概略正面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、本発明の第2実施形態に係る液体検出装置1Kは、テーパー状容器2´´に取り付け可能に構成されている。この液体検出装置1Kの投光部3Kは、テーパー状容器2´´の外周面に当接される基部筐体3Kaと、該基部筐体3Kaに枢軸18を介して枢動自在に取り付けられた揺動筐体3Kdと、該揺動筐体3Kdに配設された発光素子3Kbとを備え、この発光素子3Kbの光軸は、揺動筐体3Kdの長手方向に対して平行になるように設定されている。また、これと同様に、この液体検出装置1Kの受光部4Kは、テーパー状容器2´´の周面に当接される基部筐体4Kaと、該基部筐体4Kaに枢軸18を介して枢動自在に取り付けられた揺動筐体4Kdと、該揺動筐体4Kdに配設された受光素子4Kbとを備え、この受光素子4Kbの光軸は、揺動筐体4Kdの長手方向に対して平行になるように設定されている。そして、投光部3Kおよび受光部4Kの各揺動筐体3Kd,4Kdの先端部にはバンド部材5が挿通され、この部材間のバンド部材5は、上述した第1実施形態の変形例10と同様の位置決めチューブ16Kによって被覆されている。
この液体検出装置1Kをテーパー状容器2´´に取り付ける際には、取付対象であるテーパー状容器2´´のサイズに対応する長さに調整された位置調整チューブ16K、ならびに投光部3Kおよび受光部4Kの各揺動筐体3Kd,4Kdの先端部にバンド部材5を挿通し、該バンド部材5をテーパー状容器2´´の外周に沿って囲繞する。そして、このバンド部材5を結束することにより、投光部3Kおよび受光部4Kの各基部筐体3Ka,4Kaがテーパー状容器2´´の外周面に当接するとともに、揺動筐体3Kd,4Kdが位置調整チューブ16Kの両端部に当接し、この状態でバンド部材5をバンド係止部材(図示せず)によって係止する。これにより、発光素子3Kbおよび受光素子4Kbは、自動的にテーパー状容器2´´に対して垂直に維持されるとともに、テーパー状容器2´´内の液体を検出するのに最適な位置関係になるように位置決めされる。
以上のように、本実施形態に係る液体検出装置1Kによれば、上述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られることはもとより、テーパー状容器2´´のように周面が傾いている管やケースなどに対しても、発光素子3Kbおよび受光素子4Kbを液体検出に最適な位置関係で固定することができる。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1,1A〜1K・・・液体検出装置
2・・・管
2´・・・角タンク
2´´・・・テーパー状タンク
3,3H,3I,3K・・・投光部
3a,3Ha,3Ia・・・筐体
3Ka・・・基部筐体
3b,3Hb,3Ib,3Kb・・・発光素子
3c,3Hc,3Ic・・・バンド装着部
3Kd・・・揺動筐体
3Hd,3Id・・・連結部
4,4H,4I,4K・・・受光部
4a,4Ha,4Ia・・・筐体
4Ka・・・基部筐体
4b,4Hb,4Ib,4Kb・・・受光素子
4c,4Hc,4Ic・・・バンド装着部
4Kd・・・揺動筐体
4Hd,4Id・・・連結部
5,5B・・・バンド部材
6・・・バンド係止部材
7,7A,7E・・・連結部材
7Aa・・・調節孔
7Fa,7Ga・・・第1連結部材
7Fb,7Gb・・・第2連結部材
10,10A,10E〜10H・・・ねじ
12Ba,12Bb,12E〜12H・・・目盛り
13Da,13Db・・・矢印マーク
14E・・・連結摺動部
15E〜15H・・・位置決め固定部
16J,16K・・・位置決めチューブ

Claims (3)

  1. 発光素子と受光素子とを組み合わせて透過性の角タンク内における液体の有無を検出する液体検出装置であって、
    前記発光素子を筐体内に有する投光部と、
    前記受光素子を筐体内に有する受光部と、
    前記投光部および前記受光部に形成されたバンド装着部に挿通されるとともに、前記角タンクの外周に沿って囲繞される可撓性のバンド部材と、
    前記バンド部材の一部に配設され、前記角タンクの外周に沿って囲繞された前記バンド部材を結束状態で係止するバンド係止部材と、
    前記投光部の前記筐体および前記受光部の前記筐体の背面に当接される同寸法の2辺を有し、該2辺の各端部には内側に突出した係止部が形成されるとともに、該2辺のなす角が予め所定の角度に設定された位置決め板と、
    を備え、
    前記投光部と前記受光部の前記筐体の背面および一側面が前記位置決め板の前記辺および前記係止部に当接するとともに、前記投光部および前記受光部の前記バンド装着部が前記角タンクの外周面に当接した状態で前記バンド部材が結束されることにより、前記発光素子および前記受光素子が、前記角タンクの一角を介在して互いに対向する状態で、かつ、それぞれを結ぶ直線と前記角タンクの外周とが交わる2つの交点におけるそれぞれの前記外周に対する垂線がなす角度が所定の角度になるような位置関係で固定されることを特徴とする液体検出装置。
  2. 前記所定の角度は、40°〜130°である請求項1に記載の液体検出装置。
  3. 前記所定の角度は、略90°である請求項1又は2に記載の液体検出装置。
JP2014118476A 2008-12-02 2014-06-09 液体検出装置 Pending JP2014194428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118476A JP2014194428A (ja) 2008-12-02 2014-06-09 液体検出装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008308003 2008-12-02
JP2008308003 2008-12-02
JP2014118476A JP2014194428A (ja) 2008-12-02 2014-06-09 液体検出装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541272A Division JP5565812B2 (ja) 2008-12-02 2009-10-22 液体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014194428A true JP2014194428A (ja) 2014-10-09

Family

ID=42233156

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541272A Active JP5565812B2 (ja) 2008-12-02 2009-10-22 液体検出装置
JP2014118476A Pending JP2014194428A (ja) 2008-12-02 2014-06-09 液体検出装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541272A Active JP5565812B2 (ja) 2008-12-02 2009-10-22 液体検出装置

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP5565812B2 (ja)
WO (1) WO2010064502A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023027233A1 (ko) * 2021-08-24 2023-03-02 주식회사 웰리스 액체 잔량 측정장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7154713B2 (ja) * 2019-03-13 2022-10-18 三機工業株式会社 オイルレベル制御装置の液位設定検出装置及びオイルレベル制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3015723B2 (ja) * 1995-12-05 2000-03-06 サンクス株式会社 液面検出装置
JP2000329609A (ja) * 1999-05-24 2000-11-30 Tdk Corp 液体検出装置
JP3719130B2 (ja) * 2000-11-10 2005-11-24 株式会社山武 液面監視装置
JP2003075231A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Sunx Ltd 液体検出センサ
JP4474664B2 (ja) * 2004-01-15 2010-06-09 株式会社ツーデン 管内液体検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023027233A1 (ko) * 2021-08-24 2023-03-02 주식회사 웰리스 액체 잔량 측정장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010064502A1 (ja) 2010-06-10
JPWO2010064502A1 (ja) 2012-05-10
JP5565812B2 (ja) 2014-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006100520A4 (en) Laser Levelling Device
JP2015509819A5 (ja)
CN203908504U (zh) 一种带测温功能的光纤光栅位移装置
JP2007155413A5 (ja)
CN103697836A (zh) 偏光片的轴角测定装置
JP5565812B2 (ja) 液体検出装置
CN201974214U (zh) 基于线阵ccd与透明管的液位测量装置
WO2007130990A3 (en) Measurement of linear and circular diattenuation in optical elements
CN101887077A (zh) 激光投影标尺系统
CN203432721U (zh) 数字式眼镜应力测试仪
CN204229238U (zh) 太阳跟踪器跟踪精度红外检测系统
CN203811528U (zh) 平板式光纤气体传感器
CN202533142U (zh) 一种液位测量装置
CN113375603A (zh) 物体垂直面高精度的快速测量设备及垂直度测量方法
CN205333481U (zh) 粉尘仪校准器组
CN106841221B (zh) 数字光纤式墙体裂缝监测装置
CN215114697U (zh) 一种流体做工计量装置
CN103968977B (zh) 数字式眼镜应力测试仪
CN205028044U (zh) 手表轮片检查仪
CN105094108B (zh) 太阳跟踪器跟踪精度红外检测系统
CN207502804U (zh) 一种测径设备用的镜筒组件
CN204462575U (zh) 一种加装防反射装置的自由空间反向光纤隔离器
CN212779239U (zh) 一种新型全站仪的底座
CN210761635U (zh) 一种可标记检测深度的光电传感器
CN201126354Y (zh) 便携式铁道线路高低检查工具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150707