JP2014191585A - コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Junya Oishi
淳也 大石
Atsushi Okada
敦 岡田
Kei Fujimoto
圭 藤本
Masaya Tokunaga
正哉 徳永
Nagisa Shiomi
なぎさ 塩見
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Abstract

【課題】ユーザが所定のコンテンツを視聴する際に生じる煩わしさを軽減する方法を提供する。
【解決手段】コンテンツごとにコンテンツの視聴領域を記憶するコンテンツ情報記憶部と、端末装置の位置が視聴領域内である場合に、視聴領域に応じたコンテンツを配信するコンテンツ配信部と、を備えるコンテンツ配信装置。前記コンテンツ配信部は、前記端末装置の位置が前記コンテンツの視聴領域内であり、かつ、前記視聴領域に応じたコンテンツが配信期間内である場合に前記コンテンツを配信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツの配信技術に関する。
従来、博物館や美術館などの施設において展示されている展示物の近傍に設置されている装置により、展示物について音声解説を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の技術によれば、博物館や美術館の見物客(ユーザ)は、展示物について音声による解説を聞くことができる。
また、博物館や美術館などの施設において持ち運び可能な音声ガイドも利用されている。この音声ガイドは、音声データがオーディオプレイヤーに記録された機器であり、展示物毎の音声データが記録されている。そのため、博物館や美術館の見物客は、音声ガイドを持ち歩きながら各展示物の解説を聞くことができる。
特開2002−259612号公報
しかしながら、音声ガイドを利用して展示物の解説を聞くためには、見物客は展示物の音声データ毎に割り当てられた番号に対応する音声ガイドのボタンを押下する必要がある。したがって、見物客は施設内のあらゆる場所で展示物について解説を聞く度に、解説を聞きたい展示物の音声データに対応するボタンを選択しなければならない。そのため、見物客にとってそのような作業が煩わしいという問題があった。また、このような問題は、音声データに限らず、映像や文字などのコンテンツを視聴する機器にも共通する問題である。
上記事情に鑑み、本発明は、ユーザが所定のコンテンツを視聴する際に生じる煩わしさを軽減する技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、コンテンツごとにコンテンツの視聴領域を記憶するコンテンツ情報記憶部と、端末装置の位置が前記視聴領域内である場合に、前記視聴領域に応じた前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、を備えるコンテンツ配信装置である。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツ情報記憶部は、前記コンテンツ配信部が配信したコンテンツの配信履歴を配信先の端末装置に対応付けてさらに記憶し、管理装置の要求に応じて前記コンテンツの配信履歴を、前記管理装置に送信する通信部を更に備える。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ配信装置であって、前記コンテンツ配信部は、前記端末装置の位置が前記コンテンツの視聴領域内であり、かつ、前記視聴領域に応じたコンテンツが配信期間内である場合に前記コンテンツを配信する。
本発明の一態様は、コンテンツごとにコンテンツの視聴領域をコンテンツ情報記憶部に記憶するコンテンツ情報記憶部を備えるコンテンツ配信装置が、端末装置の位置が前記視聴領域内である場合に、前記視聴領域に応じた前記コンテンツを配信するコンテンツ配信ステップ、を有するコンテンツ配信方法である。
本発明により、ユーザが所定のコンテンツを視聴する際に生じる煩わしさを軽減することが可能となる。
本実施形態におけるコンテンツ配信システムのシステム構成を示す図である。 コンテンツ配信サーバ20の機能構成を表す概略ブロック図である。 データベースの具体例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ配信処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるコンテンツ配信処理の具体例を示すシーケンス図である。 変形例におけるコンテンツデータベースの一例を示す図である。 スタンプラリーにおける利用例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態におけるコンテンツ配信システムのシステム構成を示す図である。本実施形態のコンテンツ配信システムは、端末装置10、コンテンツ配信サーバ20及びネットワーク30を備える。コンテンツ配信システムの近傍には、コンテンツ登録端末40、管理装置50、複数の無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント60−1〜60−N(N:1以上の整数)及びGPS(Global Positioning System)衛星70が存在する。なお、以下の説明では、無線LANアクセスポイント60−1〜60−Nについて特に区別しない場合には、AP60と記載する。
端末装置10は、例えばスマートフォン、携帯ゲーム装置、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット装置、ノート型パーソナルコンピュータ等の装置である。端末装置10は、ユーザからの指示に応じて音声や映像などのコンテンツの配信の要求(以下、「コンテンツ配信要求」という。)をコンテンツ配信サーバ20に送信する。コンテンツ配信要求とは、端末装置10がユーザの操作に応じて、所定のコンテンツの配信を要求する際に送信される要求である。また、端末装置10は、AP60及びGPS衛星70から送信される電波を受信し、受信した電波に基づいて自装置(端末装置10)の位置情報及び時刻情報を取得する。端末装置10は、例えばPlaceEngine(登録商標)の技術を用いて自装置の位置情報及び時刻情報を取得する。位置情報は、端末装置10がAP60及びGPS衛星70から送信される電波を受信した地点の情報を表す。位置情報は、例えば緯度、経度、建物のフロアの高さなどの情報である。時刻情報は、端末装置10が位置情報を取得した時刻の情報を表す。
また、端末装置10は、ユーザIDを記憶する。ユーザIDは、端末装置10を使用しているユーザ毎に一意に対応付けられたIDである。そのため、ユーザIDは、端末装置10毎に固有の値となる。端末装置10は、コンテンツの配信を要求する際に、コンテンツ配信要求にユーザID及び位置情報を付与してコンテンツ配信サーバ20に送信する。
コンテンツ配信サーバ20は、情報処理装置を用いて構成される。コンテンツ配信サーバ20は、端末装置10の位置情報に応じたコンテンツを選択して配信する。コンテンツ配信サーバ20は、コンテンツを配信する度に、配信したコンテンツと配信先の端末装置10のユーザIDとを対応付けてコンテンツの配信履歴(コンテンツ配信履歴)として記録する。コンテンツ配信履歴は、どのコンテンツがどのユーザに配信されたのかを示す情報である。
ネットワーク30は、どのように構成されたネットワークでもよい。例えば、ネットワーク30はインターネットを用いて構成されてもよいし、ローカルエリアネットワークを用いて構成されても良い。
コンテンツ登録端末40は、情報処理装置を用いて構成される。コンテンツ登録端末40は、管理者の操作に応じてコンテンツ登録処理を行う。コンテンツ登録処理では、コンテンツ登録端末40は、コンテンツ配信サーバ20が配信するコンテンツごとに、コンテンツの視聴可能な領域などの登録情報を対応付けて設定する。そして、コンテンツ登録端末40は、設定された登録情報をコンテンツ配信サーバ20に送信する。登録情報は、コンテンツを新たに登録する際に設定される情報を表す。登録情報は、例えば新たに追加されるコンテンツの名前やコンテンツの位置情報などを含む。
管理装置50は、情報処理装置を用いて構成される。管理装置50は、管理者の操作に応じてコンテンツ配信サーバ20からコンテンツ配信履歴を取得し、出力する。コンテンツ配信履歴の出力はどのような態様で行われても良い。例えば、ディスプレイに表示されても良いし、音声によって出力されても良いし、プリンタによって印字されても良い。
AP60は、無線LANのアクセスポイントである。AP60は、端末装置10に対して無線LAN信号を電波で送信する。
GPS衛星70は、端末装置10に対して無線信号を電波で送信する。
図2は、コンテンツ配信サーバ20の機能構成を表す概略ブロック図である。コンテンツ配信サーバ20は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、配信プログラムを実行する。配信プログラムの実行によって、コンテンツ配信サーバ20は、通信部201、制御部202、コンテンツ情報記憶部203、登録部204、コンテンツ視聴可否判断部205、コンテンツ配信部206を備える装置として機能する。なお、コンテンツ配信サーバ20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、配信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、配信プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、端末装置10との間で無線通信を行う。通信部201は、例えば端末装置10から送信されたコンテンツ配信要求を受信する。なお、コンテンツ配信要求には、端末装置10のユーザID及び位置情報が付与される。また、通信部201は、コンテンツを端末装置10に送信する。また、通信部201は、コンテンツ登録端末40との間で通信を行う。通信部201は、例えばコンテンツ登録端末40から送信されたコンテンツ及びコンテンツに対応付けて設定されたコンテンツの視聴可能な半径などの登録情報を受信し、登録部204に転送する。また、通信部201は、管理装置50との間で通信を行う。通信部201は、例えば管理装置50からの要求に応じて、コンテンツ配信履歴を管理装置50に送信する。
制御部202は、コンテンツ配信サーバ20の各機能部を制御する。
コンテンツ情報記憶部203は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。コンテンツ情報記憶部203は、コンテンツデータベース及びコンテンツ配信履歴データベースを記憶している。
登録部204は、制御部202から転送された登録情報をコンテンツデータベースに追加登録する。
コンテンツ視聴可否判断部205は、端末装置10の位置情報に基づいてコンテンツが視聴可能であるか否かを判断する。コンテンツ視聴可否判断部205は、例えば端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツがあるか否かを判断する。
コンテンツ配信部206は、コンテンツ視聴可否判断部205の判断結果に基づいて、コンテンツを配信する。コンテンツ配信部206は、例えばコンテンツ視聴可否判断部205によって端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツがあると判断された場合に、当該視聴可能なコンテンツをコンテンツデータベースから検索し、端末装置10に通信部201を介して配信する。
図3は、コンテンツ情報記憶部203に記憶されるデータベースの具体例を示す図である。図3(A)は、コンテンツデータベースの構成図である。コンテンツデータベースは、コンテンツに関する情報を表すレコード100を複数有する。レコード100は、コンテンツID、コンテンツ名、位置情報の各値を有する。端末装置10に配信されるコンテンツのデータは、コンテンツID毎に対応付けて記録される。また、コンテンツデータベースには、ユーザに所望されているコンテンツと、そのコンテンツが本来視聴されることが望まれる位置とが対応付けて設定される。例えば、コンテンツが展示物の解説であれば、展示物の解説(コンテンツ)と、その解説を視聴することが一般的に希望される位置(例えば、その展示物の前など)とが対応付けて設定される。コンテンツIDの値は、レコード100によって表されるコンテンツを一意に識別するためのIDを表す。コンテンツ名の値は、レコード100によって表されるコンテンツの名前を表す。
位置情報は、レコード100によって表されるコンテンツが登録されている位置に関する情報を表す。位置情報の具体例として、緯度、経度、半径の各値がある。緯度の値は、レコード100によって表されるコンテンツが登録されている地点の緯度を表す。経度の値は、レコード100によって表されるコンテンツが登録されている地点の経度を表す。半径の値は、レコード100によって表されるコンテンツを視聴することが可能な領域を表す。図3の具体例では、半径の単位として“m(メートル)”が設定されている。
図3(A)に示す例では、コンテンツデータベースには1つのコンテンツIDが存在する。このコンテンツIDは、“0123456789”である。図3(A)において、コンテンツデータベースの最上段の行は、コンテンツIDの値が“0123456789”、コンテンツ名の値が“AAAAA”、緯度の値が“35.7”、経度の値が“139.5”、半径の値が“10.0”である。即ち、コンテンツID“0123456789”で識別されるコンテンツが“AAAAA”であり、コンテンツが登録されている地点の緯度が“35.7”であり、経度が“139.5”であり、コンテンツの視聴可能な領域がコンテンツの登録地点から半径“10.0m”であることが表されている。
図3(B)は、コンテンツ配信履歴データベースの構成図である。コンテンツ配信履歴データベースは、コンテンツの配信に関する情報を表すレコード110を複数有する。レコード110は、ユーザID、ユーザ名、性別、年齢、配信時刻、コンテンツIDの各値を有する。ユーザIDの値は、レコード110によって表されるコンテンツの配信を要求した端末装置10を使用しているユーザ毎に一意に対応付けられたIDを表す。ユーザ名の値は、レコード110によって表されるコンテンツの配信を要求したユーザの名前を表す。性別の値は、レコード110によって表されるコンテンツの配信を要求したユーザの性別を表す。年齢の値は、レコード110によって表されるコンテンツの配信を要求したユーザの年齢を表す。配信時刻の値は、レコード110によって表されるコンテンツが配信された時刻を表す。コンテンツIDの値は、レコード110によって表されるコンテンツを一意に識別するためのIDを表す。
図3(B)に示す例では、コンテンツ配信履歴データベースには1つのユーザIDが存在する。このユーザIDは、“9876543210”である。図3(B)において、コンテンツ配信履歴データベースの最上段の行は、ユーザIDの値が“9876543210”、ユーザ名の値が“BBBB”、性別の値が“M”、年齢の値が“23”、配信時刻の値が“2012/12/21 13:52:00”、コンテンツIDの値が“0123456789”である。即ち、ユーザID“9876543210”で識別されるユーザが“BBBB”であり、性別が“男性”であり、年齢が“23歳”であり、コンテンツの配信時刻が“2012年12月21日 13時52分00秒”であり、配信されたコンテンツのコンテンツIDが“0123456789”であることが表されている。
図4は、本実施形態におけるコンテンツ配信処理の流れの具体例を示すフローチャートである。
通信部201は、端末装置10から送信されたコンテンツ配信要求を受信する(ステップS101)。コンテンツ視聴可否判断部205は、受信されたコンテンツ配信要求に付与されている端末装置10の位置情報に基づいて、視聴可能なコンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS102)。具体的には、コンテンツ視聴可否判断部205は、コンテンツデータベースを参照し、端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツがあるか否かを判断する。
視聴可能なコンテンツが存在しない場合(ステップS102−NO)、コンテンツ配信部206はコンテンツの配信を行わず、コンテンツ配信処理は終了する。一方、視聴可能なコンテンツが存在する場合(ステップS102−YES)、コンテンツ配信部206は所定のコンテンツを端末装置10に配信する(ステップS103)。具体的には、コンテンツ配信部206は、端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツを、コンテンツ配信要求を送信した端末装置10に配信する。その後、コンテンツ配信部206は、配信したコンテンツに関する情報をコンテンツ配信履歴データベースに記録する(ステップS104)。具体的には、コンテンツ配信部206は、配信したコンテンツのコンテンツIDと配信先のユーザIDとを対応付けてコンテンツ配信履歴データベースに記録する。
図5は、本実施形態におけるコンテンツ配信処理の具体例を示すシーケンス図である。
位置情報収集ユーザがインストールされた端末装置10は、自装置(端末装置10)の周囲に存在するAP60又はGPS衛星70から電波を受信する。端末装置10は、受信した電波に基づいて自装置の位置情報及び時刻情報を取得する。その後、端末装置10は、ユーザの操作に応じてコンテンツ配信要求をコンテンツ配信サーバ20に送信する(ステップS201)。
コンテンツ配信サーバ20の通信部201は、端末装置10から送信されたコンテンツ配信要求を受信し、コンテンツ視聴可否判断部205に転送する。コンテンツ視聴可否判断部205は、転送されたコンテンツ配信要求に付与されている位置情報に基づいて、端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS202)。端末装置10が視聴可能なコンテンツが存在する場合、コンテンツ配信部206はコンテンツデータベースを参照し、コンテンツを検索する(ステップS203)。その後、コンテンツ配信部206は、端末装置10の位置で視聴可能なコンテンツを、通信部201を介して端末装置10に配信する(ステップS204)。
その後、コンテンツ配信部206は、配信したコンテンツに関する情報をコンテンツ配信履歴データベースに記録する(ステップS205)。管理装置50は、管理者の操作に応じて、コンテンツ配信履歴を要求する(ステップS206)。コンテンツ配信サーバ20の通信部201は、要求に応じてコンテンツ配信履歴データベースに記録されているコンテンツ配信履歴を管理装置50に送信する(ステップS207)。
以上のように構成されたコンテンツ配信システムによれば、端末装置10の位置に応じて所定のコンテンツが配信される。具体的には、コンテンツの配信を要求した端末装置10の位置がコンテンツの視聴可能な領域内であれば、その視聴可能な領域に対応付けて設定されているコンテンツが端末装置10に配信される。したがって、ユーザは、視聴したいコンテンツに対応付けて設定された番号を選択するといった動作を行う必要がない。そのため、ユーザが所定のコンテンツを視聴する際に生じる煩わしさを軽減することが可能になる。
また、音声ガイドのような特殊な装置を用いることなく、一般的に普及している端末装置10でコンテンツの配信が可能である。そのため、音声ガイドのように貸し出せる数に制限がなく、同時に多くのユーザが所定のコンテンツを視聴することができる。
また、コンテンツ配信サーバ20は、コンテンツを配信する度に、配信したコンテンツIDに配信先のユーザIDを対応付けて記録する。即ち、コンテンツ配信サーバ20は、どのようなコンテンツをどのようなユーザに配信したのかを記録する。そのため、管理者は、コンテンツの配信履歴を収集することによって、各属性のユーザにどのようなコンテンツが人気であるのかなどの情報を収集が可能になる。その結果、次回以降の展示に生かすことができる。
また、コンテンツの視聴可能な範囲を設定することによって、その場所でしか聞くことができないコンテンツとして貴重な情報をユーザに提供することができる。
<変形例>
端末装置10の位置情報を収集する技術は、上述の技術に限定される必要はない。例えばIMES(Indoor Messaging System)などの技術を用いて、端末装置10の位置情報を収集してもよい。
コンテンツ登録端末40及び管理装置50は、1つの装置として構成されてもよい。
また、コンテンツ配信履歴データベースに記録されている配信履歴は、1日でリセットされるように構成されてもよいし、月の締日にリセットされるように構成されてもよい。
本実施例では、端末装置10がユーザの操作に応じてコンテンツ配信要求を送信する構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、端末装置10が所定のタイミング(例えば、5分毎、10分毎など)でコンテンツ配信要求を送信するように構成されてもよい。
また、コンテンツデータベースは、上述の構成に限定される必要はない。例えば、コンテンツデータベースに記憶されているコンテンツごとに配信期間が設定されるように構成されても良い。図6を用いて具体的に説明する。
図6は、変形例におけるコンテンツデータベースの一例を示す図である。図6に示すコンテンツデータベースは、コンテンツに関する情報を表すレコード120を複数有する。レコード120は、コンテンツID、コンテンツ名、位置情報の各値を有する。コンテンツIDの値は、レコード120によって表されるコンテンツを一意に識別するためのIDを表す。コンテンツ名の値は、レコード120によって表されるコンテンツ名の名前を表す。位置情報は、レコード120によって表されるコンテンツが登録されている位置に関する情報を表す。位置情報の具体例として、緯度、経度、半径がある。
緯度の値は、レコード120によって表されるコンテンツが登録されている地点の緯度を表す。経度の値は、レコード120によって表されるコンテンツが登録されている地点の経度を表す。半径の値は、レコード120によって表されるコンテンツを視聴することが可能な領域を表す。図6の具体例では、半径の単位として“m(メートル)”が設定されている。配信期間の値は、レコード120によって表されるコンテンツが配信されている期間を表す。
図6に示す例では、コンテンツデータベースには1つのコンテンツIDが存在する。このコンテンツIDは、“11111111”である。図6において、コンテンツデータベースの最上段の行は、コンテンツIDの値が“11111111”、コンテンツ名の値が“BBBBB”、緯度の値が“35.7”、経度の値が“139.5”、半径の値が“10.0”、配信期間の値は、“2012/12/21 10:00:00〜2012/12/22 23:00:00”である。即ち、コンテンツID“11111111”で識別されるコンテンツが“BBBBB”であり、コンテンツが登録されている地点の緯度が“35.7”であり、経度が“39.5”であり、コンテンツの登録地点から半径“10.0m”であり、コンテンツが配信されている期間が“2012年12月21日 10時00分00秒〜2012年12月22日 23時00分00秒”であることが表されている。このように構成されたコンテンツデータベースは、図7に示すような期間限定のイベント等で利用することができる。
図7は、スタンプラリーにおける利用例を示す図である。図7に示すように、スタンプラリーに使用される複数のスタンプ台130(130−1〜130−4)が複数の場所に設置され、複数のスタンプ台130毎に領域140(140−1〜140−4)を設定する。そして、スタンプラリーの参加者がスタンプを押下する代わりに領域140内で音声を聞くことでスタンプの代わりとする。
このように構成されることで、本来、スタンプラリーのようなスタンプ台を複数の場所に設置する必要があり、開催場所が屋外である場合にはスタンプ台を毎日設置したり撤去したりするなどといった手間を軽減することができる。
また、スタンプ台の数に限りがある場合、スタンプを押印するために待ち行列が発生してしまう。しかしながら、本実施例におけるコンテンツ配信システムを利用することで、音声を視聴することによってスタンプの代わりとすることができるため、待ち行列を無くすことができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…端末装置, 20…コンテンツ配信サーバ(コンテンツ配信装置), 30…ネットワーク, 40…コンテンツ登録端末, 50…管理装置, 60…無線アクセスポイント, 70…GPS衛星, 201…通信部, 202…制御部, 203…コンテンツ情報記憶部, 204…登録部, 205…コンテンツ視聴可否判断部, 206…コンテンツ配信部

Claims (4)

  1. コンテンツごとにコンテンツの視聴領域を記憶するコンテンツ情報記憶部と、
    端末装置の位置が前記視聴領域内である場合に、前記視聴領域に応じた前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、
    を備えるコンテンツ配信装置。
  2. 前記コンテンツ情報記憶部は、前記コンテンツ配信部が配信したコンテンツの配信履歴を配信先の端末装置に対応付けてさらに記憶し、
    管理装置の要求に応じて前記コンテンツの配信履歴を、前記管理装置に送信する通信部を更に備える請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記コンテンツ配信部は、前記端末装置の位置が前記コンテンツの視聴領域内であり、かつ、前記視聴領域に応じたコンテンツが配信期間内である場合に前記コンテンツを配信する請求項1又は2に記載のコンテンツ配信装置。
  4. コンテンツごとにコンテンツの視聴領域をコンテンツ情報記憶部に記憶するコンテンツ情報記憶部を備えるコンテンツ配信装置が、端末装置の位置が前記視聴領域内である場合に、前記視聴領域に応じた前記コンテンツを配信するコンテンツ配信ステップ、を有するコンテンツ配信方法。
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