JP2014191530A - 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム - Google Patents

生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014191530A
JP2014191530A JP2013065438A JP2013065438A JP2014191530A JP 2014191530 A JP2014191530 A JP 2014191530A JP 2013065438 A JP2013065438 A JP 2013065438A JP 2013065438 A JP2013065438 A JP 2013065438A JP 2014191530 A JP2014191530 A JP 2014191530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biometric authentication
biometric
patient
user
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013065438A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Suetsugu
伸吉 末次
Isao Magara
勲 真柄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013065438A priority Critical patent/JP2014191530A/ja
Publication of JP2014191530A publication Critical patent/JP2014191530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】病院の手術室において、手術対象である患者の取り違えを防止する為に、患者の手のひらを用いる生体認証が行われている。しかし、手術室に運ばれた患者は、例えば、麻酔の影響により一時的に体が不自由となり、手のひらの動きが制限されている場合がある。このため、手術室に運ばれた患者の手のひらを生体認証装置に対して広げてかざすことは容易でない。従って、従来の手のひらを用いる生体認証装置では、体が一時的に不自由な人に対して、生体認証を適切に行えないという課題がある。1つの側面では、本発明は、健康状態に配慮した生体認証を行える生体認証装置を提供することを目的とする。
【解決手段】生体認証サービスの利用者の健康状態に応じて、生体認証において用いる生体部位を特定し、該利用者について登録された該生体部位に対応する登録生体情報を用いて、該利用者によって入力された生体情報についての生体認証処理を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は生体認証に関する。
各個人固有の生体情報を用いる生体認証は、他人によるなりすましが容易でないことから、本人認証として注目されている。
生体認証を行う際は、利用者が、生体認証に用いる生体の部位を生体認証装置に対して所定の状態に配置する。その後、生体認証装置は生体情報を取得し、予め登録された生体情報を参照して、認証処理を行う。例えば、掌紋を用いる生体認証では、利用者が手のひらを生体認証装置に対して広げてかざした状態で、生体認証を行うことに関する技術が特許文献1に記載されている。
特開平11−203474号公報
病院の手術室において、手術対象である患者の取り違えを防止する為に、手術室に運ばれた患者が手術対象の患者であるかを確認する際に、患者の手のひらを用いる生体認証が行われている。しかし、手術室に運ばれた患者は、例えば、麻酔の影響により一時的に体が不自由となり、手のひらの動きが制限されている場合がある。このため、手術室に運ばれた患者の手のひらを生体認証装置に対して広げてかざすことは容易でないことに発明者らは気づいた。従って、従来の手のひらを用いる生体認証装置では、体が一時的に不自由な人に対して、生体認証を適切に行えないという課題がある。
1つの側面では、本発明は、健康状態に配慮した生体認証を行える生体認証装置を提供することを目的とする。
1つの実施形態によれば、生体認証装置が提供される。この生体認証装置は、生体認証サービスの利用者の健康状態に応じて、生体認証において用いる生体部位を特定する特定手段と、該利用者について登録された該生体部位に対応する登録生体情報を用いて、該利用者によって入力された生体情報についての生体認証処理を行う生体認証処理手段と、を備える。
健康状態に配慮した生体認証を行うことが可能となる。
生体認証装置1のハード構成例を表す図 生体認証装置1の機能構成例を表す図 薬品履歴テーブル30の例を表す図 生体情報テーブル40の例を表す図 部位一覧テーブル50の例を表す図 部位の一例を表す図 生体情報テーブル60の例を表す図 生体認証処理のフローチャートを表す図
以下に図面を参照して、本実施例に係る生体認証装置1について詳細に説明する。
図1は、生体認証装置1のハード構成例を表す図である。プロセッサ10は、バス16を介して生体認証装置1が有する各デバイスを制御する。例えば、CPU(Central Processing Unit)はプロセッサ10の一例である。主記憶装置11は、プロセッサ10により実行される生体認証に係るプログラムやデータなどを予め記憶している。例えば、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)は、主記憶装置11の一例である。補助記憶装置12は、主記憶装置11を補う記憶装置である。例えば、DVD(Digital Versatile Disc)は補助記憶装置12の一例である。
入力装置13は、操作コマンドやデータなど、ユーザによる操作に応じた信号を生体認証装置1へ入力する装置である。例えば、キーボードやマウスは入力装置13の一例である。また、入力装置13は、操作コマンドやデータなどを、ネットワークを介して生体認証装置1へ入力する装置でもよい。出力装置14はプロセッサ10による処理結果を出力する装置である。例えば、ディスプレイやプリンターは出力装置14の一例である。生体情報取得装置15は、ユーザの生体情報を取得する装置である。以下では、生体情報取得装置15はユーザの手のひらの静脈情報を取得する装置とするが、これに限らない。例えば、ユーザの虹彩情報など、ユーザの体の複数の部位それぞれについての情報を取得する装置でも構わない。
図2は、生体認証装置1の機能構成例を表す図である。入力部20は、操作コマンドやデータなどを、ユーザによる操作やネットワークを介して生体認証装置1へ入力する機能ユニットであり、入力装置13により実現される。
生体認証処理部21は、生体認証にかかる処理を行う機能ユニットであり、薬品情報取得部22と、健康状態取得部23と、健康状態判定部24と、部位特定部25と、生体情報取得部26と、生体認証部27とを有する。
薬品情報取得部22は、入力部に入力された識別子に示される患者に投与された薬品情報を記憶部28から取得する機能ユニットである。健康状態取得部23は、薬品状態取得部22により取得された薬品情報に応じて、記憶部28から健康状態の情報を取得する機能ユニットである。健康状態判定部24は、健康状態取得部23により取得された健康情報に基づいて、生体認証に係るユーザの生体の部位が一時的に不自由であるかを判定する機能ユニットである。
ここで、生体認証に係るユーザは、隋意に動かせる自身の部位の生体情報を登録したが、例えば、薬品を投与され、薬品の影響により一時的に、生体認証に係る部位が隋意に動かせないことを、生体認証に係るユーザの生体の部位が一時的に不自由であると呼ぶ。
部位特定部25は、健康状態判定部24により判定された結果に基づいて、生体認証を行う生体の部位を特定する機能ユニットである。生体情報取得部26は、ユーザの生体情報を取得する機能ユニットであり、生体情報取得装置15により実現される。生体認証部27は、生体情報取得部26により取得された生体情報と、部位特定部25により特定された生体の部位の情報とを用いて生体認証を行う機能ユニットである。
記憶部28は、生体認証に係るプログラムやデータが予め格納されている機能ユニットであり、主記憶装置11と、補助記憶装置12とのいずれか又は両方により実現される。出力部29は、生体認証処理部21による処理結果を出力する機能ユニットであり、出力装置14により実現される。プロセッサ10が生体認証に係るプログラムを読み込んで、実行することで、上述の薬品情報取得部22と、健康状態取得部23と、健康状態判定部24と、部位特定部25と、生体認証部27とを実現する。
図3は、記憶部28に格納されている薬品履歴テーブル30の例を表す図である。薬品履歴テーブル30は、項目「患者ID」31と、項目「薬品」32とを対応づけているレコードを格納している。
項目「患者ID」31は、患者を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。項目「薬品」32は、項目「患者ID」31に格納されている識別子に示される患者に投与された薬品を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。
例えば、生体認証処理部21がレコード33にアクセスした場合、患者IDが「10000183」である患者は全身麻酔を投与されたという意味の情報が読み出される。薬品履歴テーブル30に格納されている夫々のレコードは、例えば、医師が患者に薬品を投薬すると、医師により入力されてもよい。
また、薬品履歴テーブル30に格納されている夫々のレコードは、例えば、医師が患者に投与した薬品の効果は切れたと判断したら、医師により、削除されてもよい。このようにすることで、健康状態判定部23は、患者の健康状態を適切に判定することが可能になる。
上記の例では、薬品履歴テーブル30に格納されている夫々のレコードは項目「患者ID」31と、項目「薬品」32とを対応付けて格納しているが、これらの項目以外にも、他の項目を対応付けて格納してもよい。
図4は、記憶部28に格納されている健康状態テーブル40の例を表す図である。健康状態テーブル40は、項目「薬品」41と、項目「健康状態」42とを対応付けているレコードを格納している。
項目「薬品」41は、薬品を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。また、項目「薬品」41は、薬品履歴テーブル30の項目「薬品」32と対応するデータ項目である。項目「健康状態」42は、項目「薬品」41に格納されている識別子に示される薬品を投与された患者の健康状態を示すフラグを格納しているデータ項目である。ここで、項目「薬品」41に格納されている識別子に示される薬品を投与された患者の体のうち、生体情報取得部26により生体情報を取得される部位が不自由であることを示すフラグを「1」とし、不自由でないことを示すフラグを「0」とする。
ここで、生体認証装置1は、複数の生体情報取得装置15を有する場合は、健康状態テーブル40は、生体認証装置の種類を一意に識別可能な識別子ごとに、項目「薬品」41、及び、項目「健康状態」42を格納することになる。このようにすることで、生体情報取得装置15により生体情報を取得される部位ごとに、所定の薬品による影響を考慮することができる。
例えば、生体認証処理部21がレコード43にアクセスした場合、全身麻酔を投与された患者の体は不自由であるという意味の情報が読み出される。健康状態テーブル40に格納されている夫々のレコードは、例えば、予め医者により入力されてもよい。
また、健康状態テーブル40に格納されている夫々のレコードは項目「薬品」41と、項目「健康状態」42とを対応付けて格納しているが、これらの項目以外にも、他の項目を対応付けて格納してもよい。
図5は、記憶部28に格納されている部位一覧テーブル50の例を表す図である。部位一覧テーブル50は、項目「患者ID」51ごとに項目「健康状態」52と、項目「部位」53との各項目を対応付けているレコードを格納している。
項目「患者ID」51は、患者を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。また、項目「患者ID」51は、薬品履歴テーブル30の項目「患者ID」31と対応するデータ項目である。項目「健康状態」52は、健康状態を示すフラグを格納しているデータ項目である。また、項目「健康状態」52は、健康状態テーブル40の項目「健康状態」42と対応するデータ項目である。項目「部位」53は、項目「患者ID」51に格納されている識別子に示される患者が、項目「健康状態」52に格納されているフラグに示される健康状態の場合に、生体認証に係る部位を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。
例えば、生体認証処理部21がレコード55にアクセスした場合は、患者ID「10000183」である患者の体が不自由な状態の場合の、生体認証に係る部位は、左手の手のひらの下部であるという意味の情報が読み出される。部位一覧テーブル50に格納されている夫々のレコードは、例えば、予め生体情報取得部26により生体情報を登録された際に、生体情報取得部26により入力されてもよい。
図6は、レコード54の項目「部位」53と、レコード55の項目「部位」53とにそれぞれ格納されている識別子に示される部位を説明するための図である。左手60は、生体認証を行うユーザの左手を表す。点線枠61は、レコード54の項目「部位」53に格納されている識別子「左手の手のひら」に示される部位を表している。実線枠62は、レコード55の項目「部位」53に格納されている識別子「左手の手のひらの下部」に示される部位を表している。ここで、点線枠61の範囲と、実線枠62の範囲とは、これに限定はされず、例えば、予め医師によりそれぞれ設定されていてもよい。健康状態が「1」、すなわち、生体情報を取得される部位が不自由な場合として、例えば上述のように、麻酔の影響下にある場合が考えられる。そこで、「1」と対応付けて格納される部位は、体が弛緩した状態でも容易に生体情報を採取できる体の部位であることが望ましい。
ここで、項目「部位」53に格納されている識別子に示される部位は、図6に図示している左手の手のひらと、左手の手のひらの下部とに限らず、生体情報取得部26により生体情報を取得することが可能な部位であればよい。例えば、右目虹彩や、右手人差し指というように、生体認証に係る生体の部位を一意に識別可能な識別子が格納されていてもよい。
ここで、図5の部位一覧テーブル50には、1人の患者に対して、患者の生体のうち2つの部位それぞれを一意に識別可能な識別子を格納しているが、これに限定されるものではない。部位一覧テーブル50には、1人の患者に対して、患者の生体のうち2つ以上の部位それぞれを一意に識別可能な識別子を格納されていればよい
また、部位一覧テーブル50に格納されている夫々のレコードは項目「患者ID」51と、項目「健康状態」52と、項目「部位」53とを対応付けて格納しているが、これらの項目以外にも、他の項目を対応付けて格納してもよい。
図7は、記憶部28に格納されている生体情報テーブル70の例を表す図である。生体情報テーブル70は項目「患者ID」71ごとに項目「部位」72と、項目「生体情報」73との各項目を対応付けているレコードを格納している。
項目「患者ID」71は、患者を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。また、項目「患者ID」71は、薬品履歴テーブル30の項目「患者ID」31と対応するデータ項目である。項目「部位」72は、項目「患者ID」71に格納されている識別子に示される患者の生体の部位を一意に識別可能な識別子を格納しているデータ項目である。また、項目「部位」72は、部位一覧テーブル50の項目「部位」53と対応するデータ項目である。項目「生体情報」73は、項目「部位」72に格納されている識別子に示される部位の生体情報へのリンク情報を格納しているデータ項目である。例えば、URL(Uniform Resource Locator)やファイル名は、生体情報へのリンク情報の一例である。
例えば、生体認証処理部21がレコード74にアクセスした場合に、患者IDが「10000183」である患者の左手の手のひらの生体情報へのリンク情報は「seitai1」であるという意味の情報が読み出される。ここで、「seitai1」のリンク先には、図6の点線枠61の内部における生体情報が格納されている。生体情報テーブル70に格納されている夫々のレコードは、例えば、予め生体情報取得部25により患者の生体情報を登録された際に、生体情報取得部25により入力されてもよい。
上記の例では、生体情報テーブル70に格納されている夫々のレコードは項目「患者ID」71と、項目「部位」72と、項目「生体情報」73との各項目を対応付けて格納しているが、これらの項目以外にも、他の項目を対応付けて格納してもよい。
図8は、生体認証装置1による生体認証処理のフローチャートを表す図である。患者を一意に識別可能な識別子が入力部20により入力されると、生体認証装置1は図8に表されるフローチャート処理を実行する。
ステップS1において、薬品情報取得部22は、薬品履歴テーブル30にアクセスし、入力部20により入力された患者を一意に識別可能な識別子を含むレコードから、項目「薬品」32に格納されている識別子を取得する。例えば、入力部により「10000183」が入力された場合は、薬品情報取得部22は、「全身麻酔」と、「インスリン」とを取得する。
ステップS2において、健康状態取得部23は、健康状態テーブル40にアクセスし、薬品情報取得部22により取得された識別子を含むレコードから、項目「健康状態」42に格納されているフラグを取得する。例えば、ステップS1において、薬品情報取得部22により「全身麻酔」が取得された場合は、健康状態取得部23は、「1」を取得する。また、ステップS1において、薬品情報取得部22により「インスリン」が取得された場合は、健康状態取得部23は、「0」を取得する。ここで、ステップS2において健康状態取得部23により、1つでも「1」が取得された場合は、「1」が取得されたこととして扱う。例えば、ステップS1において薬品情報取得部22により「全身麻酔」と、「インスリン」とが取得された場合は、健康状態取得部23は、ステップS2において「1」を取得したことになる。
ステップS3において、健康状態判定部24は、ステップS2において取得されたフラグに「1」が含まれているかを判定する。ステップS2において取得されたフラグに「1」が含まれている場合は、生体認証装置1の処理はステップS4に移行し、「1」が含まれていない場合は生体認証装置1の処理はステップS8に移行する。
ステップS4において、部位特定部25は、部位一覧テーブル50にアクセスし、入力部20により入力された患者を一意に識別可能な識別子と、健康状態取得部23により取得されたフラグ「1」を含むレコードから、項目「部位」53に格納されている識別子を取得する。例えば、入力部20により入力された患者IDが「10000183」の患者の場合は、部位特定部25は、レコード55を参照し、「左手の手のひらの下部」を取得する。
例えば、生体認証装置1が、ユーザの手のひらの静脈情報を用いて生体認証を行う場合は、通常、図6の点枠61に示されるように手のひら全体の静脈情報を用いて生体認証を行う。しかし、麻酔などにより昏睡状態にある患者の手のひらを広げることは、患者本人のみならず、看護師などが行うとしても容易でないために、生体認証装置1は患者の手のひら全体の静脈情報を用いて生体認証を行うことは困難である。
その場合においても、患者本人、又は、看護師は、図6の実枠62に示される部位を、生体認証装置1にかざすことは可能なので、生体認証装置1は実枠62に示さる部位を用いて生体認証を行うことが可能である。
このように、患者に投与された薬品情報に基づいて、患者の健康状態を判定することで、体が一時的に不自由な患者に対しても、生体認証を適切に行える生体の部位を特定することができる。
ステップS8において、部位特定部25は、部位一覧テーブル50にアクセスし、入力部20により入力された患者を一意に識別可能な識別子と、項目「健康状態」52がフラグ「0」であるレコードから、項目「部位」53に格納されている識別子を取得する。例えば、入力部20により入力された患者IDが「10000183」の患者の場合は、部位特定部25は「左手の手のひら」を取得する。
ステップS5において、出力部29はステップS4、又は、ステップS8において部位特定部25により取得された部位を一意に識別可能な識別子を表示する。
ステップS6において、生体情報取得部26は生体情報を取得する。ここで、ユーザが、ステップS5において出力部29により出力された識別子に示されるユーザの生体の部位を、生体認証装置1に対して所定の状態に配置した後に、生体情報取得部26は生体情報を取得する。ここで、ユーザが、ステップS5において出力部29により出力された識別子に示されるユーザの生体の部位を、生体認証装置1に対して所定の状態に配置することが困難な場合は、例えば、医者が、この生体の部位を生体認証装置1に対して所定の状態に配置する。
ステップS7において、生体認証部27は、生体情報テーブル70にアクセスし、ステップS6において生体情報取得部26により取得された生体情報と、入力部20により入力された患者を一意に識別可能な識別子と、ステップS4、又は、ステップS8において部位特定部25により取得された部位を一意に識別可能な識別子とを含むレコードの項目「生体情報」73に格納されているリンク情報にアクセスして得られる生体情報とを用いて照合処理を行う。
その後、出力部28は、生体認証部27による照合処理が成功した場合は、成功した旨を表示し、生体認証装置1の処理は終了する。また、出力部28は、生体認証部27による照合処理が失敗した場合は、失敗した旨を表示し、生体認証装置1の処理は終了する。
このように、生体認証装置1は患者に投与された薬品情報に基づいて、生体認証に係る患者の生体の部位が一時的に不自由であるかの判定を行う。患者の生体の部位が一時的に不自由であれば、隋意に体を動かせる場合とは異なる部位を特定し、特定された部位の生体情報を用いて、生体認証を行うことで、一時的に体が不自由な患者に対しても、生体認証を行うことができる。
なお、健康状態取得部23は、薬品情報取得部22により取得された識別子に基づいて、記憶部28からユーザの健康状態を取得したが、ユーザの健康状態を示す情報は入力部20により入力されてもよい。この場合は、薬品情報取得部22はなくても構わない。
1 生体認証装置
10 プロセッサ
11 主記憶装置
12 補助記憶装置
13 入力装置
14 出力装置
15 生体認証装置
16 バス
20 入力部
21 生体認証処理部
22 薬品情報取得部
23 健康状態取得部
24 健康状態判定部
25 部位特定部
26 生体情報取得部
27 生体認証部
28 記憶部
29 出力部

Claims (6)

  1. 生体認証サービスの利用者の健康状態に応じて、生体認証において用いる生体部位を特定する特定手段と、
    該利用者について登録された該生体部位に対応する登録生体情報を用いて、該利用者によって入力された生体情報についての生体認証処理を行う生体認証処理手段と、
    を備えたことを特徴とする生体認証装置。
  2. 前記生体部位は、前記利用者の手のひら、又は、該手のひらの一部であることを特徴とする請求項1に記載の生体認証装置。
  3. 前記特定手段は、前記健康状態が昏睡状態である場合に、前記手のひらの一部を前記生体部位として特定することを特徴とする請求項2に記載の生体認証装置。
  4. 前記健康状態は、前記利用者に投与された薬品の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の生体認証装置。
  5. 生体認証装置により実行される方法であって、
    生体認証サービスの利用者の健康状態に応じて、生体認証において用いる生体部位を特定し、
    該利用者について登録された該生体部位に対応する登録生体情報を用いて、該利用者によって入力された生体情報についての生体認証処理を行う
    ことを特徴とする生体認証方法。
  6. 生体認証装置により実行されるプログラムであって、
    生体認証サービスの利用者の健康状態に応じて、生体認証において用いる生体部位を特定し、
    該利用者について登録された該生体部位に対応する登録生体情報を用いて、該利用者によって入力された生体情報についての生体認証処理を行う
    ことを特徴とする生体認証プログラム。
JP2013065438A 2013-03-27 2013-03-27 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム Pending JP2014191530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013065438A JP2014191530A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013065438A JP2014191530A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014191530A true JP2014191530A (ja) 2014-10-06

Family

ID=51837740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013065438A Pending JP2014191530A (ja) 2013-03-27 2013-03-27 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014191530A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002197186A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Fujitsu Ltd 個人情報管理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002197186A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Fujitsu Ltd 個人情報管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6698178B2 (ja) 社会保険詐欺行為を識別する方法、装置、設備及びコンピュータ可読記憶媒体
US20060178913A1 (en) Medical and other consent information management system
CN112331298B (zh) 开具药方的方法、装置、电子设备及存储介质
WO2020036207A1 (ja) 医療用情報処理システム、医療用情報処理装置、および医療用情報処理方法
JP6367504B1 (ja) 患者情報管理システム、患者情報管理方法、情報処理装置、情報処理プログラム、通信端末、通信端末の制御プログラム、および、アプリケーションプログラム
JP2007188290A (ja) 医療情報提供システム
US20130346110A1 (en) Clinical information processing apparatus and clinical information processing program
CN111640477A (zh) 身份信息的统一方法、装置以及电子设备
JP7099751B2 (ja) 患者アセスメント支援装置、患者アセスメント支援方法、プログラム
JP2019525337A (ja) 患者の状況、ユーザの役割、現在のワークフロー及びディスプレイの近接度に基づいて、ユーザ体験を最適化するためのシステム及び方法
US20180288313A1 (en) Image capture apparatus, image capture processing system and method for processing image capture
JP7235342B2 (ja) 看護支援装置、看護支援方法、プログラム
JP2014146275A (ja) 認証装置、認証方法及びプログラム
JP6176938B2 (ja) 医療情報端末及びプログラム
JP2014086001A (ja) 病院内患者ガイダンスシステム
JP2014086001A5 (ja)
JP6585911B2 (ja) 情報処理装置及び方法、並びにプログラム
US20140358583A1 (en) System and method for confirming the identity of a patient
JP2014191530A (ja) 生体認証装置、生体認証方法、及び、生体認証プログラム
US20150363574A1 (en) Emergency medical service system, emergency response apparatus, and emergency medical information providing apparatus
JP2012221386A (ja) ホームヘルスケアシステム及び生体情報管理プログラム
US20190244691A1 (en) Medical record/management system with augmented patient images for rapid retrieval
KR102558521B1 (ko) 사용자 건강정보를 고려한 해결책 추천 서버 및 그것의 동작방법
JP6686528B2 (ja) 操作支援プログラム、装置及び方法
US10878957B2 (en) Need determination system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151106

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170321