JP2014189400A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 係止部23A及びバネ23Bにより、装置本体に装着された給紙トレイ17が装置本体に対して移動することを規制するロック部23を構成する。そして、バネ23Bは、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる挟持力F1と、係止部23Aを規制位置に保持する規制力F2とを同時に発揮する。つまり、搬送用の第2接触部21B用のバネと、ロック部23を構成するバネとを共用できる。したがって、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を得ることができる。
【選択図】図2
【解決手段】 係止部23A及びバネ23Bにより、装置本体に装着された給紙トレイ17が装置本体に対して移動することを規制するロック部23を構成する。そして、バネ23Bは、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる挟持力F1と、係止部23Aを規制位置に保持する規制力F2とを同時に発揮する。つまり、搬送用の第2接触部21B用のバネと、ロック部23を構成するバネとを共用できる。したがって、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を得ることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の発明では、互いに対向する一対のローラにてシートを挟み込んでシートを搬送している。つまり、一方のローラは、バネにより他方のローラに押し付けられている。装置本体に装着された給紙トレイは、バネを有するロック部により装置本体に対して移動することが規制されている。
特許文献1に記載の発明では、搬送用のローラを押し付けるバネ、及びロック部を構成するバネを備えている。したがって、バネの種類や部品点数を低減することが難しい。
本発明は、上記点に鑑み、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記点に鑑み、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、シートに画像を形成する画像形成装置において、装置本体に着脱自在に装着され、シートが載置される給紙トレイ(17)と、給紙トレイ(17)から搬送されてくるシートに接触する第1接触部(21A)、及び第1接触部(21A)と反対側からシートに接触するとともに、第1接触部(21A)に対して変位可能な第2接触部(21B)を有し、シートを挟持して搬送する搬送部(21)と、給紙トレイ(17)の移動を規制する規制位置に対して変位可能な係止部(23A)を有し、装置本体に装着された給紙トレイ(17)が装置本体に対して移動することを規制するロック部(23)と、給紙トレイ(17)が装置本体に装着されたときに、第2接触部(21B)を第1接触部(21A)側に変位させる挟持力(F1)、及び係止部(23A)を規制位置側に変位させる規制力(F2)を発揮するバネ(23B)とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明では、係止部(23A)及びバネ(23B)により、装置本体に装着された給紙トレイ(17)が装置本体に対して移動することを規制するロック部(23)が構成される。そして、バネ(23B)は、第2接触部(21B)を第1接触部(21A)側に変位させる挟持力と、係止部(23A)を規制位置に保持する規制力とを同時に発揮する。
つまり、搬送用の第2接触部(21B)用のバネと、ロック部(23)を構成するバネとを共用できる。したがって、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を得ることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、電子写真方式の画像形成装置に本発明を適用したものである。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものであり、本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
(第1実施形態)
1.画像形成装置の概要
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙等のシートに画像を形成する画像形成部5が収納されている。本実施形態に係る画像形成部5は、プロセスカートリッジ7、露光器9及び定着器11等を有する電子写真方式である。
1.画像形成装置の概要
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、記録用紙等のシートに画像を形成する画像形成部5が収納されている。本実施形態に係る画像形成部5は、プロセスカートリッジ7、露光器9及び定着器11等を有する電子写真方式である。
プロセスカートリッジ7は、感光ドラム7A、帯電器7B及び現像器7C等を有している。感光ドラム7Aは、シートに転写される現像剤像を担持する。帯電器7Bは、感光ドラム7Aを帯電させる。露光器9は、帯電した感光ドラム7Aに静電潜像を形成する。現像器7Cは、感光ドラム7Aに現像剤を供給して現像剤像を形成する。
感光ドラム7Aと対向する位置には、転写部10が配設されている。転写部10は、搬送されるシートに感光ドラム7Aに担持されている現像剤像を転写させる。シートに転写された現像剤像は、定着器11にて加熱されてシートに定着する。
定着器11よりシート搬送方向下流側には、排紙ローラ対12、排出ローラ対13が設けられている。画像が形成されたシートは、排紙ローラ対12に搬送され、排出ローラ対13によって筐体3の外に排出され、筐体3の上面に設けられた排紙トレイ3Aに保持される。
感光ドラム7Aよりシート搬送方向上流側には、フィーダ機構19が設けられている。フィーダ機構19は、給紙トレイ17に載置されているシートを1枚ずつ画像形成部5側に向けて送出する。
フィーダ機構19は、ピックアップローラ19A、分離ローラ19B及び分離パッド19C等を有している。ピックアップローラ19Aは給紙トレイ17に載置されているシートを分離ローラ19B及び分離パッド19C側に送出する。
分離ローラ19B及び分離パッド19Cは、送出されたシートが2枚以上の場合にそれらシートを1枚ずつに分離し、分離された1枚のシートを搬送部21側に搬出する。搬送部21は、シートを挟み込んだ状態でシートを画像形成部5側に搬送する。
搬送部21は、第1接触部21A及び第2接触部21Bを有している。第1接触部21Aは、給紙トレイ17から搬送されてくるシートのうち一方の面に接触する。第2接触部21Bは、第1接触部21Aと反対側からシートに接触する。
本実施形態に係る第1接触部21A及び第2接触部21Bは、共に回転可能なローラにより構成されている。第1接触部21Aはシートに接触して回転して搬送力を付与する。第2接触部21Bは第1接触部21Aに対して変位可能である。
そして、第2接触部21Bは、シートを第1接触部21Aに押し付けながらシートの移動とともに従動回転する。つまり搬送部21は、シートを挟持して画像形成部5側に搬送する。なお、第1接触部21A及び第2接触部21Bは、装置本体に設けられている。
給紙トレイ17は、画像形成部5に搬送されるシートが載置される。給紙トレイ17は装置値本体に対して水平方向に着脱自在である。装置本体とは、例えば筐体3やメインフレーム(図示せず。)等の利用者により着脱もしくは交換されない部分をいう。なお、メインフレームは、感光ドラム7Aの軸方向両端に配設された略板状の強度部材である。
2.ロック部
2.1 ロック部の構成
ロック部23は、装置本体に装着された給紙トレイ17が装置本体に対して移動することを規制する機能を有する。ロック部23は、図2に示すように、係止部23A及びバネ23Bを有している。係止部23Aは、図2に示す規制位置と当該規制位置に対してずれた位置と間で変位可能である。
2.1 ロック部の構成
ロック部23は、装置本体に装着された給紙トレイ17が装置本体に対して移動することを規制する機能を有する。ロック部23は、図2に示すように、係止部23A及びバネ23Bを有している。係止部23Aは、図2に示す規制位置と当該規制位置に対してずれた位置と間で変位可能である。
給紙トレイ17が装置本体に装着された状態において係止部23Aが規制位置にあるとき、つまり図2に示す状態では、係止部23Aは、給紙トレイ17に設けられた被係止部23Cに接触して係止状態となる。係止部23Aと被係止部23Cとが係止状態となると、給紙トレイ17の移動が規制される。
被係止部23Cは、給紙トレイ17の着脱方向、つまり水平方向に対して傾斜した傾斜面であって、その傾斜の向きは、次の通りである。
すなわち、係止部23Aは、概ね着脱方向に延びる腕状の部材である。係止部23Aは、その延び方向一端側(図2では、後端側)が装置本体に設けられた軸心23Xを中心に揺動可能に連結され、かつ、略上下方向に揺動可能である。被係止部23Cの延び方向他端側(図2では、前端側)には、被係止部23Cに接触する接触部23Dが設けられている。
すなわち、係止部23Aは、概ね着脱方向に延びる腕状の部材である。係止部23Aは、その延び方向一端側(図2では、後端側)が装置本体に設けられた軸心23Xを中心に揺動可能に連結され、かつ、略上下方向に揺動可能である。被係止部23Cの延び方向他端側(図2では、前端側)には、被係止部23Cに接触する接触部23Dが設けられている。
接触部23Dは、被係止部23Cに接触した状態で被係止部23Cと略平行となり、かつ、着脱方向に対して傾斜している。そして、接触部23D及び被係止部23Cは、給紙トレイ17が着脱方向脱離側(図2では、前方側)に移動したときに、係止部23Aを規制位置から離間させる向きの力(以下、開放力という。)が接触部23Dに発生するように傾斜している。
バネ23Bは、図2に示すように、挟持力F1及び規制力F2を発揮する弾性部材である。挟持力F1は、給紙トレイ17が装置本体に装着されたときに、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる力である。
規制力F2は、係止部23Aを規制位置側に変位させる力である。そして、バネ23Bは、その弾性変形方向一端側で挟持力F1を発揮し、弾性変形方向他端側で規制力F2を発揮する。つまり、挟持力F1と規制力F2とは、作用・反作用の関係に相当する。
バネ23Bの弾性変形方向一端側は、揺動変位可能な腕状のアーム23Eに連結されている。アーム23Eの長手方向一端側(図2では、後端側)は、装置本体に設けられた軸心23Xを中心に揺動可能に連結されている。アーム23Eは係止部23Aと軸心23Xを共用している。アーム23Eの長手方向他端側(図2では、前端側)には、バネ23Bから挟持力F1を受ける被押圧部23Fが設けられている。
アーム23Eのうち軸心23Xからずれた位置には、被押圧部23Fで受けた挟持力F1を第2接触部21Bに伝達する作用部23Gが設けられている。作用部23Gは、軸心23Xに対して被押圧部23Fと同一側にずれた位置に設けられている。
なお、本実施形態では、係止部23Aはアーム23Eと軸心23Xを共用し、かつ、バネ23Bは、係止部23Aとアーム23Eとにより挟まれた状態で配設されている。
2.1 ロック部の作動
給紙トレイ17が装置本体に装着されて係止部23Aと被係止部23Cとが接触して係止状態となったときには、図2に示すように、バネ23Bは、圧縮弾性変形して挟持力F1及び規制力F2を発揮する。このため、係止部23Aは規制力F2により被係止部23Cに押し付けられるので、給紙トレイ17の移動が規制される。
2.1 ロック部の作動
給紙トレイ17が装置本体に装着されて係止部23Aと被係止部23Cとが接触して係止状態となったときには、図2に示すように、バネ23Bは、圧縮弾性変形して挟持力F1及び規制力F2を発揮する。このため、係止部23Aは規制力F2により被係止部23Cに押し付けられるので、給紙トレイ17の移動が規制される。
トレイ17は前方側に利用者が手をかけて引き出すためのハンドル17Aを備えている。利用者により、ハンドル17Aに引き出す力が作用し、給紙トレイ17が着脱方向脱離側に引き出されると、係止部23Aには開放力が作用する。開放力が、規制力F2を上回ると、係止部23Aは図3に示すように、被係止部23Cから離脱し、係止部23Aと被係止部23Cとの係止状態が開放され、非係止状態となる。
利用者により、給紙トレイ17が更に着脱方向脱離側に引き出されると、図4に示すように、給紙トレイ17が装置本体から取り外された状態(以下、取外状態という。)となる。そして、取外状態においては、給紙トレイ17が装置本体に装着されているときに比べて、バネ23Bの弾性変形量が小さくなる。これにより、取外状態では、挟持力F1が小さくなる。
なお、挟持力F1は、上述したように、規制力F2の反作用である。非係止状態では規制力F2は消失する。したがって、取外状態では、挟持力F1も消失する。このため、作用部23Gに回転可能に支持されている第2接触部21Bは、アーム23Eと共に重力により軸心23Xを中心に時計回りに揺動して下方側に変位して、第1接触部21Aから離間する。
給紙トレイ17が装置本体に装着される場合には、係止部23A及びアーム23E等は、取り外される場合と逆向きに作動する。このため、給紙トレイ17には、傾斜面23Hが設けられている。傾斜面23Hは、被係止部23Cと逆向きに傾斜した傾斜面であって、給紙トレイ17が装置本体に装着される際に係止部23Aと滑り接触する。
傾斜面23Hは、給紙トレイ17が装置本体に装着される際に、係止部23Aと滑り接触することにより、係止部23Aを規制位置からずれた位置に変位させる力を係止部23Aに作用させる。つまり、傾斜面23Hは、着脱方向と直交する仮想平面に対して被係止部23Cと反対向きに傾斜している。
3.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、係止部23A及びバネ23Bによりロック部23が構成される。そして、バネ23Bは、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる挟持力F1と、係止部23Aを規制位置に保持する規制力F2とを同時に発揮する。
本実施形態では、係止部23A及びバネ23Bによりロック部23が構成される。そして、バネ23Bは、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる挟持力F1と、係止部23Aを規制位置に保持する規制力F2とを同時に発揮する。
つまり、本実施形態では、第2接触部21Bを第1接触部21Aに押圧するためのバネと、ロック部23を構成するバネとを共用できる。したがって、バネの種類や部品点数を低減することが可能な画像形成装置を得ることができる。
本実施形態では、バネ23Bは、一端側で挟持力F1を発揮し、他端側で規制力F2を発揮することを特徴とする。これにより、単純な構成で、バネ23Bを挟持力F1と規制力F2とを同時に発揮させるばねとして機能させることができる。
本実施形態では、給紙トレイ17が装置本体に装着されたときに、係止部23Aと接触して係止状態となる被係止部23Cを備え、被係止部23Cは、給紙トレイ17の着脱方向に対して傾斜した傾斜面であることを特徴とする。これにより、本実施形態では、利用者が給紙トレイ17を着脱方向に移動させることにより、係止部23Aを変位させることができる。
本実施形態では、挟持力F1を受ける被押圧部23F、及び被押圧部23Fで受けた挟持力F1を第2接触部21Bに伝達する作用部23Gを有するアーム23Eを備えることを特徴とする。
これにより、本実施形態では、被押圧部23Fで受けた挟持力F1の方向を、アーム23Eにより容易に転向させることができる。したがって、第2接触部21Bの変位方向及び配置位置等に関する設計自由度を高めることができる。
本実施形態では、給紙トレイ17が装置本体から取り外されたときには、給紙トレイ17が装置本体に装着されているときに比べて、バネ23Bの弾性変形量が小さくなることを特徴とする。
これにより、本実施形態では、給紙トレイ17が装置本体から取り外されたときには、第2接触部21Bを第1接触部21A側に変位させる力、つまり挟持力F1が、給紙トレイ17が装置本体に装着されているときに比べて小さくなる。
したがって、利用者が給紙トレイ17を装置本体から取り外せば、挟持力F1が小さくなるので、第1接触部と第2接触部との間にシートが詰まったときに、当該シートを利用者は容易に除去することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、図5に示すように、係止部23Aが給紙トレイ17に設けられた軸心23Yを中心に揺動可能に連結され、アーム23Eが装置本体設けられた軸心23Zを中心に揺動可能に連結されている。そして、被係止部23Cがアーム23Eに設けられ、バネ23Bの弾性変形方向一端側が給紙トレイ17に連結され、かつ、他端側が係止部23Aに連結されている。
本実施形態は、図5に示すように、係止部23Aが給紙トレイ17に設けられた軸心23Yを中心に揺動可能に連結され、アーム23Eが装置本体設けられた軸心23Zを中心に揺動可能に連結されている。そして、被係止部23Cがアーム23Eに設けられ、バネ23Bの弾性変形方向一端側が給紙トレイ17に連結され、かつ、他端側が係止部23Aに連結されている。
このため、本実施形態では、バネ23Bは、バネ23Bの弾性変形方向他端側で発生する弾性力により、係止部23Aを被係止部23Cに押し付ける。そして、当該弾性力は規制力F2であると同時に挟持力F1となる。
そして、利用者により、給紙トレイ17が着脱方向脱離側に引き出されると、係止部23Aに上記した開放力が作用する。このため、係止部23Aは、図6に示すように、被係止部23Cから離脱し、係止部23Aと被係止部23Cとの係止状態が開放され、非係止状態となる。
利用者により、給紙トレイ17が更に着脱方向脱離側に引き出されると、図7に示すように、取外状態となる。そして、取外状態においては、給紙トレイ17が装置本体に装着されているときに比べて、バネ23Bの弾性変形量が小さくなって、挟持力F1及び規制力F2が消失する。このため、第2接触部21Bは、アーム23Eと共に重力により下方側に変位して、第1接触部21Aから離間する。
(第3実施形態)
本実施形態は、図8に示すように、係止部23A及びアーム23Eを給紙トレイ17に設けられた軸心23Xを中心に揺動可能に組み付け、かつ、被係止部23Cを装置本体に設けるとともに、バネ23Bを係止部23A及びアーム23Eで挟み込む構成としたものである。
本実施形態は、図8に示すように、係止部23A及びアーム23Eを給紙トレイ17に設けられた軸心23Xを中心に揺動可能に組み付け、かつ、被係止部23Cを装置本体に設けるとともに、バネ23Bを係止部23A及びアーム23Eで挟み込む構成としたものである。
なお、第1実施形態に係るバネ23Bは圧縮変形することにより挟持力F1及び規制力F2を発揮したが、本実施形態に係るバネ23Bは伸張変形することにより挟持力F1及び規制力F2を発揮する。
そして、利用者により、給紙トレイ17が着脱方向脱離側に引き出されると、係止部23Aに上記した開放力が作用する。このため、係止部23Aは図9に示すように、被係止部23Cから離脱し、係止部23Aと被係止部23Cとの係止状態が開放され、非係止状態となる。
利用者により、給紙トレイ17が更に着脱方向脱離側に引き出されると、図10に示すように、取外状態となる。そして、取外状態においては、第2接触部21Bは給紙トレイ17と共に装置本体から離間するため、装置本体に設けられた第1接触部21Aから離間する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係るバネ23Bはコイルバネであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば捻りコイルバネ等であってもよい。
上述の実施形態に係るバネ23Bはコイルバネであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば捻りコイルバネ等であってもよい。
上述の実施形態では、係止部23A及び被係止部23Cが着脱方向に対して傾斜していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、係止部23A及び被係止部23Cのうち少なくとも一方が傾斜した構成、又はいずれも傾斜していない構成であってもよい。
上述の実施形態では、係止部23A及びアーム23Eは揺動可能であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば係止部23A及びアーム23Eを平行移動可能としてもよい。
上述の実施形態に係る第1接触部21A及び第2接触部21Bは共にローラであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1接触部21Aを分離ローラ19Bとし、第2接触部21Bを分離パッド19Cとしてもよい。
また、取外状態では第1接触部21Aと第2接触部21Bが離間する構成であったが、接触を保ったまま挟持力F1が小さくなる構成であってもよい。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像形成装置 5… 画像形成部 7… プロセスカートリッジ
7A… 感光ドラム 7B… 帯電器 7C… 現像器
9… 露光器 10… 転写部 11… 定着器 17… 給紙トレイ
19… フィーダ機構 19A… ピックアップローラ 19B… 分離ローラ
19C… 分離パッド 21… 搬送部 21A… 第1接触部
21B… 第2接触部 23… ロック部 23A… 係止部 23B… バネ
23C… 被係止部 23D… 接触部 23E… アーム 23F… 被押圧部
23G… 作用部 23H… 傾斜面 F1… 挟持力 F2… 規制力
7A… 感光ドラム 7B… 帯電器 7C… 現像器
9… 露光器 10… 転写部 11… 定着器 17… 給紙トレイ
19… フィーダ機構 19A… ピックアップローラ 19B… 分離ローラ
19C… 分離パッド 21… 搬送部 21A… 第1接触部
21B… 第2接触部 23… ロック部 23A… 係止部 23B… バネ
23C… 被係止部 23D… 接触部 23E… アーム 23F… 被押圧部
23G… 作用部 23H… 傾斜面 F1… 挟持力 F2… 規制力
Claims (8)
- シートに画像を形成する画像形成装置において、
装置本体に着脱自在に装着され、シートが載置される給紙トレイと、
前記給紙トレイから搬送されてくるシートに接触する第1接触部、及び前記第1接触部と反対側からシートに接触するとともに、前記第1接触部に対して変位可能な第2接触部を有し、シートを挟持して搬送する搬送部と、
前記給紙トレイの移動を規制する規制位置に対して変位可能な係止部と、
前記給紙トレイが前記装置本体に装着されたときに、前記第2接触部を前記第1接触部側に変位させる挟持力、及び前記係止部を前記規制位置側に変位させる規制力を発揮するバネと
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記バネは、一端側で前記挟持力を発揮し、他端側で前記規制力を発揮することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記給紙トレイが前記装置本体に装着されたときに、前記係止部と接触して係止状態となる被係止部を備え、
前記係止部及び前記被係止部のうち少なくとも一方は、前記給紙トレイの着脱方向に対して傾斜した傾斜面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記挟持力を受ける被押圧部、及び前記被押圧部で受けた前記挟持力を前記第2接触部に伝達する作用部を有するとともに、揺動可能なアームを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記給紙トレイが前記装置本体から取り外されたときには、前記給紙トレイが前記装置本体に装着されているときに比べて、前記バネの弾性変形量が小さくなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記給紙トレイは水平方向に着脱自在であって、前記係止部は、上下方向に変位可能であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記搬送部、前記係止部及び前記バネは、前記装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1接触部は、前記装置本体に設けられ、
前記第2接触部、前記係止部及び前記バネは、前記給紙トレイに設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2013069294A JP2014189400A (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 画像形成装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013069294A Pending JP2014189400A (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014189400A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017071495A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置 |
-
2013
- 2013-03-28 JP JP2013069294A patent/JP2014189400A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017071495A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置 |
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