JP2014187657A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影パラメータの変更時に何に注目したのかを第三者に容易に伝えることを可能にする。
【解決手段】撮像装置は、撮像素子からの画像信号に基づいて画像を取得するとともに、ユーザの動作を検出することによりその画像におけるユーザの注目位置を判定する。撮像装置は、撮影パラメータの変更を検出すると、上記の取得された画像と判定された注目位置と変更後の撮影パラメータを関連付けて保持する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、撮影技術教育を支援するのに好適な、撮像装置およびその制御方法に関するものである。
写真を撮影する際には、ファインダ内あるいは、背面液晶に表示された画像をチェックして、ズームや露出、絞りなどを設定して、撮影パラメータを決定する。このような撮影パラメータによって写真の仕上がりが大きく異なってくるため、撮影パラメータの設定方法について学ぶユーザが多い。
撮影パラメータの一般的な設定方法を学ぶための学習方法としては、実際の撮影画像のメタデータから撮影パラメータを読み取ったり、それらの方法が書かれた書籍などを入手して独学で学んだりするのが一般的である。あるいは講師が撮影技術を教えてくれる教室(カメラ教室)などを受講したりするユーザも多い。
しかし、このような学習方法では、人物・風景・花などの主要な被写体に対しての一般的な設定方法しか分からない。実際の撮影時には、主要被写体と、主要ではない被写体や背景などとの関係がそれぞれ異なるため、より良いパラメータ設定値はそれらの関係によって異なってくる。つまり、撮影時には、主要被写体だけでなく、それ以外の要素も撮影パラメータに影響してくるのである。たとえば、背景に不要な物体が入ってしまうのを防ぐために、ズームを変更して画角を変えたり、背景のぼけ具合を調整するために絞りを変えたり、あるいは、主要ではない被写体の状態も考慮して露出を決定したりすることになる。
そこで、撮影中のパラメータ決定の過程において、ファインダ内の何に注目して、どの撮影パラメータをどのように変更したのかを知ることが有益である。このようなパラメータ決定方法を伝えるために、上述のカメラ教室などで講師が撮影しながら実際にパラメータの設定値の決定方法を解説する場合がある。このような方法で、パラメータの変更過程を知ることは、一般的な設定値を学ぶ学習よりも応用範囲が広い学習となる。
一方、撮影者が撮影画像の中の何を重要だと判断したかを自動で判別する技術が従来技術として知られており、特許文献1では、撮影画像に対する重要領域を決定する方法が開示されている。特許文献1によれば、撮影に至るまでの「視線情報」、コンテクスト情報と呼ぶズーム設定値などの「撮影パラメータの設定情報」および背面液晶への表示用に利用されるような「低解像度画像」の3つの情報が取得される。そして、これら3つの情報から撮影画像内における重要領域が決定される。
特許第4511821号公報
しかしながら、上述の従来技術では、撮影画像の主要被写体は判別できるが、撮影パラメータ決定時に何に注目して、どの撮影パラメータを変更したのかという情報は得られないという課題があった。
そこで本発明では、撮影パラメータの変更時に何に注目したのかを第三者に容易に伝えることを可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像装置であって、
イメージセンサからの画像信号に基づいて画像を取得する取得手段と、
ユーザの動作を検出することにより前記画像におけるユーザの注目位置を判定する判定手段と、
前記撮像装置における撮影パラメータの変更を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記撮影パラメータの変更が検出された場合に、前記取得手段により取得された画像と前記判定手段により判定された注目位置と変更後の撮影パラメータを関連付けて保持する保持手段と、を備える。
本発明は、撮影に至る過程で撮影パラメータの変更と、その時に着目した領域に関する情報を容易に共有でき、撮影パラメータの変更時に何に注目したのかを第三者に容易に伝えることが可能になる。
デジタルカメラの背面からの概観を示す斜視図。 図1のデジタルカメラの垂直断面図。 デジタルカメラの前面からの概観を示す図。 デジタルカメラの回路構成例を示すブロック図。 ベイヤ配列を示す図。 パラメータ変更履歴用バッファのデータ構成例を示す図。 視線検出装置を示す図。 パラメータ変更履歴の保存処理を示すフローチャート。 変更履歴の出力処理を示すフローチャート。 画像の領域分割の一例を示す図。 撮影パラメータ変更履歴のデータセットの一例を示す図。 パラメータ変更履歴の送信処理を示すフローチャート。 注目タグの付与処理を示すフローチャート。 パラメータ変更履歴の表示処理を示すフローチャート。 パラメータ変更履歴の表示の例を示す図。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
〔第一実施形態〕
図1において、カメラ本体100の上部には、ファインダ観察用の接眼窓111、AE(自動露出)ロックボタン112、AFの測距点選択ボタン113、撮影操作をするためのレリーズボタン114が設けられている。更に、カメラ本体100には、電子ダイヤル411、撮影モード選択ダイヤル117、および外部表示器409が設けられている。電子ダイヤル411は、他の操作ボタンと併用してカメラに数値を入力したり、撮影モードを切り換えたりするための多機能信号入力装置である。また、外部表示器409は、液晶表示装置から構成され、シャッタースピード、絞り、撮影モードなどの撮影条件や、他の情報を表示する。
また、カメラ本体100の背面には、撮影された画像や各種設定画面などを表示するLCDモニタ417、LCDモニタ417をオン/オフするためのモニタスイッチ121、十字配置スイッチ116、およびメニューボタン124が設けられている。
十字配置スイッチ116は、上下左右に配された4つのボタンと、中央に配されたSETボタンを有し、ユーザがLCDモニタ417に表示されるメニュー項目などの選択や実行をカメラに指示するために用いられる。
メニューボタン124は、LCDモニタ417にカメラの各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのボタンである。例えば、撮影モードを選択、設定する時は、このメニューボタン124を押した後、十字配置スイッチ116の上下左右のボタンを操作して希望のモードを選択し、希望のモードが選択された状態でSETボタンを押すことにより設定が完了する。
本実施形態のLCDモニタ417は透過型であるため、LCDモニタ417の駆動だけでは画像を視認することはできず、その裏面には図2に示すようにバックライト照明装置416が必要である。このようにLCDモニタ417とバックライト照明装置416は画像表示装置を構成している。
図2に示すように、撮像光学系の撮影レンズ200はカメラ本体100に対してレンズマウント202を介して着脱可能である。撮影レンズ200とカメラ本体100は、レンズマウント202の接点を介して、通信可能となっている。図2において201は撮影光軸、203はクイックリターンミラーである。クイックリターンミラー203は撮影光路中に配置され、撮影レンズ200からの被写体光をファインダ光学系に導く位置(図2に示す位置、斜設位置と呼ぶ)と撮影光路外に退避する位置(退避位置と呼ぶ)との間で移動可能である。なお、本実施形態では、クイックリターンミラー203はハーフミラーであり、被写体光をファインダ光学系に導くと共に、撮像デバイス418に結像させる。撮像デバイスに結像された画像を縮小して作成した画像をライブビュー画像として表示することが可能であるが、本実施形態ではこの画像を撮影パラメータ決定時の情報としての記録にも用いる。また、光学ファインダの代わりに、小型液晶表示器を用いた電子部ビューファインダを採用してもよい。
図2において、ピント板204上にはクイックリターンミラー203からファインダ光学系に導かれる被写体光が結像される。205はファインダの視認性を向上させるためのコンデンサレンズ、206はペンタゴナルダハプリズムであり、ピント板204およびコンデンサレンズ205を通った被写体光をファインダ観察用の接眼レンズ208および測光センサ207に導く。ペンタゴナルダハプリズム206と接眼レンズ208の間には、視線検出用の機構が位置している(詳細は図6の参照により後述する)。
209、210はそれぞれシャッターを構成する後幕と先幕で、これら後幕209、先幕210の開放によって後方に配置されている固体撮像素子である撮像素子431が必要時間だけ露光される。撮像素子431はプリント基板211に保持されている。このプリント基板211の後方には、もう一枚のプリント基板である表示基板215が配置されている。この表示基板215の反対側の面にLCDモニタ417およびバックライト照明装置416が配置されている。419は画像データを記録する記録装置、217は電池(携帯用電源)である。これらの記録装置419および電池217は、カメラ本体に対して着脱可能である。
図3の303はカメラ本体100から撮影レンズ200を取り外すためのレンズ取り外しボタンである。304は絞込みボタンで、その時設定されている絞り数値までレンズの絞りを絞込み、図1のLCDモニタ417で被写界深度を確認することができる。絞込みボタン304が押されていない通常時には、絞りが開放の状態になった画像がLCDモニタ417に表示される。
図4は、本実施形態によるカメラ本体100と撮影レンズ200の回路構成例を示すブロック図である。撮影レンズ200とカメラ本体100は、レンズ側の通信接点425と、カメラ側の通信接点434を介して通信可能である。操作スイッチ421は、カメラに設けられた電子ダイヤルを含む多数のスイッチ類の信号をレンズCPU426に伝え、マニュアル操作によるズーミング、フォーカシングおよび絞り値の設定や、オートフォーカス及びマニュアルフォーカスの切り換え等を行う。レンズ制御回路422は、撮影レンズ200内にある不図示のレンズ群との通信およびAF(オートフォーカス)時のレンズの駆動制御や絞り羽根の駆動制御を行う。レンズCPU426は、撮影レンズ200内の動作を制御する。
不図示のレンズ群および絞りから構成される撮影光学系Lを通過した被写体光は、撮像素子431の撮像面(受光面)に結像する。撮像素子431は、CCDやCMOSなどの光電変換素子で構成されており、光学像を光電変換によって電気信号に変換する。本実施形態では撮像素子431は単板式のCCDで、カラーフィルタの配列は典型例なベイヤ配列であるとする(図5A)。画像縮小回路432は、撮像素子から得られた画像信号を現像処理した結果から、背面液晶(LCDモニタ417)用の確認画像を生成する。外部記憶装置433は例えばカメラ本体100に着脱可能なハードディスクドライブや半導体メモリカード等である。
レリーズスイッチ435は、2段スイッチで構成されており、1段目のスイッチはレリーズボタン114(図1参照)の半押し状態でオンし、デジタルカメラは撮影準備状態になる。さらに、レリーズボタン114が最後まで押された状態(全押し状態)になると、レリーズスイッチ435の2段目のスイッチがオンし、撮像素子431への露光が開始される。本実施形態では、レリーズボタン114の半押し状態から全押し状態に至るまでの間を、撮影パラメータ調整期間と定義し、この期間の情報を解析・共有するものとする。
表示ユニット439は、カメラCPU436の制御下で、被写体をリアルタイムで表示したライブビュー画像や、撮像素子431を用いて撮影された動画像や静止画像をLCDモニタ417に表示する。設定スイッチ440は、撮影モードや各種設定等を行うために操作される。視線検出回路441とパラメータ変更履歴用バッファ438は、上記撮影パラメータ調整期間の間に、撮影パラメータおよびその変更履歴、視線情報、撮像素子431から得られた画像を保存する。カメラCPU436は、表示ユニット439、設定スイッチ440の駆動制御や電源437における残り容量のチェックや電力の分担等といった種々の制御を行っている。図4に図示した以外にも、測距(AF)回路、測光(AE)回路、バックライト照明、ゴミ位置メモリ、ストロボ発光調光制御回路など様々な構成要素が考えられるが、ここでは、説明を簡単にするために、省略する。
図6は、視線検出装置を説明する図である。発光ダイオード604は撮影者の眼球605に対して不感の赤外光線を放射する。ダイクロイックミラー603は可視光を透過して赤外光を反射する特性を持つ光学部材であり、ペンタゴナルダハプリズム206と接眼レンズ208の間に挟まれる光路中に配置される。発光ダイオード604によって撮影者の眼球605を照射すると、眼球での反射光は、ダイクロイックミラー603により反射されて受光レンズ602に入射する。受光レンズ602は眼球の角膜像をイメージセンサ601に結像させる。イメージセンサ601で検出された撮影者の眼球の角膜像を、図4に示す視線検出回路441が解析することにより、ファインダ内におけるユーザの視線の位置が検出される。
次に、視線検出情報を使ってパラメータ変更履歴を保存する処理について説明する。カメラCPU436が撮影パラメータ調整期間を検出し、その間のパラメータ変更履歴を保存するまでの動作を、図7のフローチャートを使って説明する。なお、上述したように撮影パラメータ調整期間は、レリーズボタン114が半押し状態になると開始され、全押し状態になった時点で終了する。そして、この撮影パラメータ調整期間における撮影パラメータの変更、ファインダ内における視線位置および、その時に撮像素子431に結像されていた画像が保存され、解析されることになる。
ステップS701において、カメラCPU436は、撮影パラメータ変更履歴を保存するファイル(パラメータ変更履歴保存用ファイル)を作成する。図10は、以下に説明される処理により作成されるファイルのデータ構成例を示す図である。ここで、カメラCPU436は、ファイルのヘッダ情報1001として、このファイルの識別子および、画像の分割サイズなどの基本データを出力し、データの書き込みが可能な状態で処理をステップS702へ進める。なお、画像の分割サイズについては、後に図9を用いて説明する。
ステップS702において、カメラCPU436は、レリーズボタン114が半押し状態になった時点での、撮影パラメータ、およびファインダ内の視線位置、撮像素子431に結像された画像から作成される背面液晶用の縮小画像を取得する。そして、カメラCPU436は、それら取得した情報をパラメータ変更履歴用バッファ438(図5B参照、但し、「注目タグ」は第二実施形態で用いられる)に一時的に保存する。本実施形態では、撮影パラメータとして絞り値、露出設定値、ズーム位置、シャッタースピードを関連付けたデータ集合を記録する。また、視線位置としてはファインダ内の画像の中に視線が位置している場合のみ、縮小画像にマッピングした時の座標を、画像の左上を原点として記録するものとする。したがって、パラメータの視線入力などのために画像の外に視線位置が移動した場合は、視線位置は記録されない。画像の中に視線があるのか、その外側のパラメータ情報が書かれている場所に視線があるのかの判断は、たとえば、撮影パラメータの視線入力や視線位置に対するAF機能などの従来技術で行われているものである。
ステップS703では、パラメータ変更履歴用バッファ438の使用カウンタ(cnt)に1が代入される。次に、ステップS704において、カメラCPU436は、データ記録タイミングかどうかを判別する。データ記録タイミングは所定の時間間隔を有し、たとえば、カメラ本体100がライブビュー撮影用に背面液晶用の縮小画像を作成する時と同じタイミングでも良いし、その整数倍長いタイミングでも良い。本実施形態では、背面液晶用の縮小画像は、一秒間に60回作成されるものとし、データの記録タイミングはその2倍の長さのタイミング、つまり一秒間に30回とする。
ステップS704でデータの記録タイミングであると判定された場合には、処理はステップS705へ進む。ここで、カメラCPU436は、パラメータ変更履歴用バッファ438のcnt番目(buffer[cnt])に、その時点での撮影パラメータ、ファインダ内における視線の検出位置(視線位置)および、縮小画像を保存する。そして、ステップS706において、カメラCPU436はパラメータ変更履歴用バッファ438の使用カウンタcntに1を加算する。ステップS707において、カメラCPU436は、今回のタイミングでbuffer[cnt-1]に保存した撮影パラメータと、その直前のタイミングでbuffer[cnt-2]に保存した撮影パラメータとを比較する。両者が同じ値であれば、ステップS709へ進み、異なる値であれば、ステップS708へ進む。
ステップS708において、カメラCPU436は、変更履歴の解析を行いその結果をステップS701で作成したファイルに出力し、buffer[0]からbuffer[cnt-2]までのデータを削除し、最新のデータであるbuffer[cnt-1]をbuffer[0]にコピーする。この変更履歴の出力については、後に図8を用いて詳しく説明する。ステップS709において、カメラCPU436は、あらかじめ用意されたパラメータ変更履歴用バッファ438にまだ空きがあるかどうかを調べる。本実施形態では、150セットの撮影パラメータ、視線位置、縮小画像を保存できるだけのバッファ容量が用意されているものとする。したがって、cntが150未満であればバッファにまだ空き領域があり、cntが150以上であればすべてのバッファ容量が使用されていると判断できる。パラメータ変更履歴用バッファ438に空き領域がなければ処理はステップS710へ進み、まだ空き容量があれば処理はステップS711に進む。なお、データ記録タイミングにおいて、直前のデータ記録タイミングと撮影パラメータが異なる場合には、ステップS708で変更履歴用バッファに空き領域が出る。そのため、ステップS710へ進んだ場合には、変更履歴用バッファの全てにおいて、同一の撮影パラメータ(視線位置のみ異なる)が保存されている。
ステップS710において、カメラCPU436は、パラメータ変更履歴用バッファ438内で最も古いデータ(本実施形態ではbuffer[0]のデータ)を削除し、残りのデータについたバッファの番号を一つずつ若い番号に付け替える。さらに、カウンタcntの値から1を引く。つまり、本例ではcntの値を149とする。ステップS711では、レリーズボタン114が全押しされた状態になったかどうかを検出する。カメラCPU436は、レリーズボタン114がまだ半押し状態になっていれば、引き続き撮影パラメータ調整期間内にあるものと判断し、ステップS704へ処理を戻す。他方、カメラCPU436は、レリーズボタン114が全押し状態になっていれば、撮影パラメータ調整期間が終了したと判断し、処理をステップS712に進める。ステップS712では、ステップS701で作成したファイルをクローズし、このフローを終了する。
次に、図8を参照して、撮影パラメータが変更された場合の変更履歴の書き込みフローを説明する。
ステップS801においてカメラCPU436は、変更前後の撮影パラメータをステップS701で作成したファイルにそれぞれ撮影パラメータ1002、撮影パラメータ1003として書き込む。より具体的には、buffer[0]からbuffer[cnt-2]までは同一の撮影パラメータになっているため、パラメータ変更履歴用バッファ438内で最も古いデータが格納されているbuffer[0]と、一番新しいデータが格納されているbuffer[cnt-1]を、撮影パラメータ1002,1003として書き込むことになる。次に、ステップS802において、カメラCPU436は、ステップS801で書き込まれたパラメータの変更前後の縮小画像として、今回ファイルに書き込む縮小画像の枚数をファイルに書き込む。具体的には、buffer[0]からbuffer[cnt-1]のcnt枚の画像がファイルに書き込まれることになるので、値cntが画像の枚数1004として書き込まれる。
ステップS803において、カメラCPU436は、画像用カウンタIを用意し、これにゼロを代入して初期化する。ステップS804では、buffer[I]の視線位置からユーザの注目位置としての視線集中領域番号を算出する。本実施形態では、ファイルに書き込むデータとしては、図9に示すように、画像領域を8×6の48分割し、左上から順にラスター順に領域番号を振る。そして、buffer[I]に格納されている視線位置の座標から領域番号を算出する。たとえば、縮小画像のサイズが640×480画素で、検出された視線位置の座標が(520,40)であるとすると、視線集中領域番号は6番と算出される。
ステップS805において、カメラCPU436は、buffer[I]の縮小画像をJPEGで圧縮する。ステップS806において、カメラCPU436は、ステップS804で算出した視線集中領域番号とステップS805で作成された圧縮データを、ファイルに出力する。これにより、視線集中領域番号(AI)と縮小画像1006(PI)がファイルに書き込まれる。画像用カウンタIが0である場合、視線集中領域番号1005(A0)と縮小画像1006(P0)がファイルに書き込まれる。
ステップS807において、カメラCPU436は、画像用カウンタIをインクリメントする。ステップS808において、カメラCPU436は、画像用カウンタIと、書き込むべき縮小画像の枚数cntとを比較することで、今回の撮影パラメータ変更に伴う書き込みが終了したかどうかを判断する。画像用カウンタIと、縮小画像の枚数cntとが等しければ、書き込みが終了したものと判断され、処理はステップS809へ進む。他方、画像用カウンタIと、縮小画像の枚数cntとが等しくなければ、処理はステップS804に戻る。ステップS809において、カメラCPU436は、一番新しいデータが格納されているbuffer[cnt-1]のデータをbuffer[0]にコピーし、buffer[1]〜buffer[cnt-1]までのデータは削除して、このフローを終了する。また、ステップS809においてカウンタcntの値が1にリセットされる。
以上のような処理により、図10に示すようなファイルが生成される。すなわち、
・変更前後の撮影パラメータ(撮影パラメータ1002、1003)と、
・その変更過程において注目していた領域を表す縮小画像と視線集中領域番号の組み合わせ(視線集中領域番号1005と縮小画像1006〜視線集中領域番号1007と縮小画像1008)が、
撮影パラメータ変更履歴のデータセットとしてパラメータ変更の度にファイルに保存されることになる。したがって、このファイルを第三者に提供することで、撮影パラメータ決定時に何に注目して、どのパラメータを変更したのかという情報を容易に第三者に開示できる。
また、撮影パラメータ変更履歴のデータセットとして保存する縮小画像は、圧縮して保存されるため、パラメータ変更履歴保存用ファイルサイズを小さく抑えることが可能である。また、視線集中領域番号とその時の縮小画像を一緒に保存することで、撮影に至る過程でカメラを向ける位置や構図、画角が変わることにより、最終的に撮影された画像内には含まれなかった物体であっても、撮影パラメータ決定の際に注目されたことを知ることが可能になる。この効果については第三実施形態で詳しく述べる。
〔第二実施形態〕
第二実施形態では、撮影パラメータ調整期間中の撮影パラメータ変更履歴をファイルに保存せずに、外部装置に送信する。第二実施形態による撮像装置の構成は第一実施形態と同様である。以下、第二実施形態による撮像装置の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、図11において、図7と同じ処理のステップには、図7と同じ参照番号が付与されている。また、第二実施形態では、第一実施形態と同様に、パラメータ調整期間の撮影パラメータの変更、ファインダ内における視線位置、その時に撮像素子431に結像されていた画像をモニタする。そして、あらかじめ登録された、表示デバイスを持つ外部装置(デジタルカメラ、PC、タブレットPCなど)に、撮影パラメータ、縮小画像、視線位置などを送信する。
また、第二実施形態のパラメータ変更履歴用バッファ438には、第一実施形態で保存した撮影パラメータ、縮小画像、視線位置の他に、それらのデータが撮影パラメータ変更直前のデータであるかどうかを示す注目タグを保存する領域が設けられている(図5B参照)。撮影パラメータ変更直前のデータである場合には、注目タグに視線集中領域番号が保存され、そうでない場合には、負の値が保存されているものとする。
ステップS1102では、第一実施形態同様に、buffer[0]に撮影パラメータ、縮小画像、視線位置を保存し、さらに注目タグにマイナス1を入れて初期化する。ステップS703、ステップS704は第一実施形態と同様の動作をする。ステップS1102では、ステップS1101と同様に、buffer[cnt]に撮影パラメータ、縮小画像、視線位置を保存し、注目タグをマイナス1で初期化する。ステップS706、ステップS707は第一実施形態と同様の動作をする。ステップS707で、buffer[cnt-2]とbuffer[cnt-1]の撮影パラメータが同じ場合には、ステップS709へ進み、第一実施形態と同様の処理が行われる。
他方、ステップS707において両者の撮影パラメータが異なる場合、処理はステップS1103に進む。ステップS1103において、カメラCPU436は、buffer[cnt-1]に注目タグを付与し、ステップS709へ進む。注目タグの付与方法については、図12のフローチャートの参照により後述する。ステップS709では、第一実施形態同様にパラメータ変更履歴用バッファ438に空きがあるかどうかを判断する。空きがあればステップS711に進む。
パラメータ変更履歴用バッファ438に空きがなければ、処理はステップS1104へ進む。ステップS1104においてカメラCPU436は、buffer[0]のデータのうち、撮影パラメータ、縮小画像、注目タグの値を、あらかじめ登録されている外部装置に送信する。ステップS1105においてカメラCPU436は、buffer[k+1](k=0〜n-1)のデータをbuffer[k]にコピーし、バッファ使用カウンタcntの数を1減らし、処理をステップS711へ進める。ステップS711では、第一実施形態と同様に、カメラCPU436がレリーズボタン114の全押し状態の検出を判断する。レリーズボタン114の全押し状態が検出されなかったら、カメラCPU436は処理をステップS704へ処理を戻し、検出したら処理をステップS1106へ進める。ステップS1106では、バッファ内に残っているすべてのデータセット、すなわち、撮影パラメータ、縮小画像、および注目タグを送信し、このフローを終了する。
次に、ステップS1103の注目タグの付与処理について、図12を用いて説明する。なお、図12において、第一実施形態で説明した図8の処理と同様の動作をするステップには、図8と同じ番号を付与してある。
ステップS803で、カメラCPU436は、画像用カウンタIにゼロを代入し、初期化する。ステップS1201においてカメラCPU436は、パラメータ変更履歴用バッファ438内の画像の中で、注目タグが付与されていない先頭の画像を探すために、buffer[I]のデータセットに注目タグが付与されているかどうかを判断する。本実施形態の場合、注目タグがマイナス1であれば、まだ注目タグが付与されていないと判断でき、その場合、処理はステップS804へ進む。この時点で注目タグが設定されている画像は、前回の撮影パラメータ変更時の注目領域であると判断され、処理はステップS1202へ進む。ステップS1202において、画像用カウンタIに1を加算する。
ステップS804においてカメラCPU436は、ユーザの注目位置としての視線集中領域番号を算出する。視線集中領域番号の算出処理は、第一実施形態で説明したとおりである。ステップS1203においてカメラCPU436は、注目タグにステップS804で算出された視線集中領域番号を代入する。ステップS807、S808は第一実施形態と同様である。
第二実施形態の場合、あらかじめ登録されていた外部装置は、ほぼリアルタイムで撮影パラメータ変更の過程をデジタルカメラと共有することができる。したがって、外部装置において、図10に示したようなパラメータ変更履歴保存用ファイルを保持することができる。また、本実施形態では、送信する画像データ(縮小画像)は圧縮されていないが、JPEGなどにより画像データを圧縮してから送信するようにしてもよい。また、情報処理装置は、撮像装置からステップS1104とS1106で送信されたデータの全てをファイルに保持してもよいし、注目タグが付与されているデータをファイルに保持するようにしてもよい。注目タグが付与されているデータをファイルに保持するようにすれば、情報処理装置において第一実施形態で説明したファイル(図10)と同等のファイルが生成されることになる。
〔第三実施形態〕
第三実施形態では、第一実施形態で作成されたファイルを表示する方法について、図13のフローチャートを用いて説明する。以下では、デジタルカメラのカメラCPU436が、外部記憶装置433に格納されたパラメータ変更履歴保存用ファイルを読み出して表示する場合を説明する。なお、第二実施形態で説明したように、外部装置にパラメータ変更履歴保存用ファイルが保持され、外部装置がこれを読み出して表示する場合も同様であることは当業者には明らかである。
ステップS1301においてカメラCPU436は、パラメータ変更履歴が保存されたパラメータ変更履歴保存用ファイルを取得し、読出し用にオープンする。ステップS1302においてカメラCPU436は、ファイルのヘッダ情報1001を読み、画像の領域分割のサイズを取得する。本実施形態の場合、画像は縦横80画素の正方形で分割されていることが分かる(縮小画像のサイズが640×480画素であり、8×6に分割されるため)。ステップS1303においてカメラCPU436は、変更前の撮影パラメータPbeforeとして、撮影パラメータ1002を読み出す。また、ステップS1304においてカメラCPU436は、変更後の撮影パラメータPafterとして、撮影パラメータ1003を読み出す。
ステップS1305においてカメラCPU436は、ステップS1303で取得したPbeforeとステップS1304で取得したPafterを比較する。そして、撮影パラメータとして記録されている、絞り値、露出設定値、ズーム位置、シャッタースピードなどの撮影パラメータのうち、変更された撮影パラメータ(以下、変更パラメータ)とその値を取得する。本実施形態では、ズームの値が50mmから70mmに変更されていたものとする。ここで、差分dを求めることにより、d≠0となったパラメータが変更パラメータであり、後述する図14の表示領域1402で表示される変更パラメータが特定される。
ステップS1306においてカメラCPU436は、この変更パラメータに関連して記録された画像の枚数1004(N)をファイルから読み出す。ステップS1307においてカメラCPU436は、画像のカウンタhにゼロを代入して初期化する。ステップS1308においてカメラCPU436は、h番目の視線集中領域番号(h=0の場合は視線集中領域番号1005)と縮小画像(h=0の場合は縮小画像1006)を読み出す。そして、カメラCPU436は、ステップS1305において取得した変更パラメータおよびその値と共に、線集中領域番号と縮小画像を表示する。
ステップS1309においてカメラCPU436は、カウンタhに1を足してインクリメントする。ステップS1310においてカメラCPU436は、カウンタhとステップS1306で取得した画像の枚数Nを比較する。カウンタhが画像の枚数Nと同じであれば、現在の変更パラメータに関連する画像の表示が終了したと判断され、処理はステップS1311へ進む。他方、カウンタhと画像の枚数Nが異なる場合には、まだ表示していない画像があると判断され、処理はステップS1308へ戻る。ステップS1311においてカメラCPU436は、処理がファイルの終端(最後の変更履歴のデータセット)まで終了したかどうかを判断する。まだファイルの終端に到達していなければ、他にも撮影パラメータ変更履歴が保存されているものと判断され、処理はステップS1303に戻る。ファイルの終端であれば、すべてのパラメータ変更履歴の表示が終わったものと判断され、このフローを終了する。
第三実施形態で表示されるパラメータ変更履歴の一例を図14に示す。図14(a)はズームを変更する前の様子を表しており、図14(c)はズームの変更が確定された後の様子を示し、図14(b)はその途中経過を示している。1401は、撮影パラメータの全ての設定値を示す表示領域であり、1402は撮影パラメータの中で変更のあったパラメータを表示する表示領域である。1403は、画像中の視線集中領域を示している。このように、表示される各画像において視線集中領域1403、すなわちユーザの注目位置が識別可能に表示されるので、パラメータ変更時にユーザが画像のどの部分に注目していたかを直ちに把握することができる。
また、図14は、主要な被写体を中心に据えつつ、不要な物体を撮影領域から外すために、撮影パラメータを変更した例を示している。つまり、ズーム50mmで主要被写体を中心に持ってくると、領域1403に不要な物体が含まれてしまう。そこで、ズーム位置を70mmに変更して、主要被写体が中心で、かつ不要な物体が写りこまない、という構図を決めている。このように、本実施形態では、撮影に至るまでの撮影パラメータと一緒に、その時の縮小画像を保持しているため、撮影画像からはずれした物体と、そのための撮影パラメータの変更過程をも知ることができる。
ズームのように連続的に変化するパラメータの場合、変更開始から変更後パラメータが決定されるまでに、図10に示すような撮影パラメータ1002から縮小画像1008までの一連のデータのデータセットが複数組ファイル内に生成される。変更前後の撮影パラメータを表示領域1402に表示する際、変更後の撮影パラメータ1003が、次の一連のデータの先頭にある変更前のパラメータと同一であれば、その連続性を考慮して、変更後のパラメータとして表示領域1402に示す値を決定する方が良い。たとえば、ズームが50mm→60mmのデータセットに続いてズームが60mm→70mmのデータセットが有る場合には、ズーム変更の連続性を考慮して、図示のように50mm→70mmというように変更前後のパラメータを表示領域1402に表示することが好ましい。
〔その他の実施形態〕
第一実施形態、第二実施形態では、注目領域の算出にファインダ内の視線位置情報を使用したがこれに限られるものではない。たとえば、撮像装置にファインダがなく、視線位置情報を取得できない場合、たとえばタッチパネルディスプレイに表示された画像に対して指による指示を視線集中領域として使用するようにしてもよい。たとえば、LCDモニタ417としてタッチパネルディスプレイを使ったカメラの場合、ズームの中心点を2本の指で指示し、そのまま指を開くことでズームの倍率を指定するようなUIを持っている。この場合、たとえば、上述した撮影パラメータ調整期間において画像を表示中のタッチパネルディスプレイに入力された、2本の指で指示した中心点を視線位置情報として用いることができる。
また、上記各実施形態では、画像をあらかじめ分割し、ユーザの注目位置として注目領域番号を共有していたが、視線位置の座標を注目位置として共有するようにしてもよい。また、その場合、注目位置としてその座標位置を点で示してもよいし、視線位置の座標を中心に円を描き、その円を注目位置(視線集中領域)として表示してもよい。あるいは、画像を解析し、視線位置の座標を含むオブジェクトを切り出して、そのオブジェクトを提示するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、撮影パラメータ変更履歴のデータセットとして保存される画像を、JPEG圧縮する方法を説明したが、たとえばJPEG2000やPNGなどの別の圧縮方法でも構わないことは言うまでもない。JPEG2000で圧縮する場合には、視線集中領域はJPEG2000のROI(関心領域)を使って示すこともできる。その場合、撮影パラメータ変更履歴のデータセットとして視線集中領域番号をあえて入れる必要はない。
さらに、視線集中領域として提示したい画像領域は圧縮率を低くし、それ以外の領域は圧縮率を高くして保存するようにしてもよい。これは、JPEG圧縮を使う場合には、視線集中領域の画像はQファクタの値を大きくして、それ以外の領域はQファクタの値を小さくすることで容易に実現できる。この場合も、撮影パラメータ変更履歴のデータセットの中に、あえて視線集中領域番号を入れる必要はない。
あるいは、一連の画像を動画とみなして、MPEGやH264などの動画用の圧縮方式で保存することも可能である。その場合、各フレームに対する視線集中領域番号を、その動画データの先頭にまとめて保存、あるいは送信すれば良い。
また、上記各実施形態で保存・送信する画像は背面液晶用に縮小された画像を使用したが、撮影画像サイズが小さい場合には、あえて縮小せず、撮影画像サイズと同じ大きさの画像を使用してもよい。その場合、縮小処理がない分、カメラ本体の処理負荷が軽減する。
また、上記各実施形態では、撮影パラメータ調整期間の検出にレリーズボタンを使用し、レリーズボタンが半押し状態から全押し状態に至るまでの間とした。しかし、明示的に撮影中を示すモードを新たに設けて、そのモードに切り替えることで撮影パラメータ調整期間を検出してもよい。
さらに、上記第一実施形態では、ステップS708の変更履歴の出力において、撮影パラメータの変更検出時からパラメータ変更履歴用バッファ438に保持されている最古のものまでをファイルに出力している(図8)がこれに限られるものではない。たとえば、撮影パラメータの変更検出時およびそこから過去の所定枚数をファイルに出力するようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 撮像装置であって、
    撮像素子からの画像信号に基づいて画像を取得する取得手段と、
    ユーザの動作を検出することにより前記画像におけるユーザの注目位置を判定する判定手段と、
    前記撮像装置における撮影パラメータの変更を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記撮影パラメータの変更が検出された場合に、前記取得手段により取得された画像と前記判定手段により判定された注目位置と変更後の撮影パラメータを関連付けて保持する保持手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 所定の時間間隔で、前記取得手段により取得された画像と前記判定手段により判定された注目位置と撮影パラメータとを関連付けたデータ集合をバッファに保存する保存手段を更に備え、
    前記保持手段は、前記変更後の撮影パラメータと関連付けるべき画像と注目位置を前記バッファから取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持手段は、前記検出手段により前記撮影パラメータの変更が検出された場合に、その変更の検出時とそれより前の、複数のデータ集合を前記バッファから取得して保持することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影パラメータとは、ズーム、露出、絞り、シャッタースピードのいずれかを含む請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段は、ファインダ内におけるユーザの視線の検出位置に基づいて前記注目位置を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子から得られた画像を表示するタッチパネルディスプレイを備え、
    前記判定手段は、画像の表示中に前記タッチパネルディスプレイで指示された位置に基づいて前記注目位置を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記保持手段は、前記バッファから取得した前記複数のデータ集合から得られる変更の前後の撮影パラメータ、複数の画像とそれぞれの注目位置をファイルとして保存することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  8. 前記バッファに保持された、前記データ集合を外部装置に送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項3または7に記載の撮像装置。
  9. 前記保持手段により保存された前記ファイルから、前記変更の前後の撮影パラメータを読み出して表示し、前記複数の画像から選択された画像を読み出して表示し、表示された画像に関連付けられた注目位置を読み出して前記画像に識別可能に表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 撮像装置の制御方法であって、
    取得手段が、撮像素子からの画像信号に基づいて画像を取得する取得工程と、
    判定手段が、ユーザの動作を検出することにより前記画像におけるユーザの注目位置を判定する判定工程と、
    検出手段が、前記撮像装置における撮影パラメータの変更を検出する検出工程と、
    保持手段が、前記検出工程で前記撮影パラメータの変更が検出された場合に、前記取得工程で取得された画像と前記判定工程で判定された注目位置と変更後の撮影パラメータを関連付けて保持する保持工程と、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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