JP2014185946A - 指示計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 視覚的演出効果のある指示計器を提供する。
【解決手段】 導光部材41は、照明光を反射光Lとして視認者側へと反射させる反射部41cを有し、被覆部42には反射光Lを出射させる光出射領域42aが設けられているとともに、光出射領域42aには透光部43aとグラデーション表示部43bとを備えた意匠部材43が配設され、表示板60の背面側には、光透過部63に所定の間隔を有して開口形成された貫通孔部65から表示板60上へ突出する凸目盛部72cを備えた導光体72が配置されており、透光部43aを通じて意匠部材43から出射される第1の反射光L1は計測値表示部61を指示する指示発光部S1として視認され、グラデーション表示部43bを通じて意匠部材43から出射される第2の反射光L2は指示発光部S1に連なる帯状発光部S2として視認される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載された指示計器に関するものである。
従来より、この種の指示計器にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の指示計器は、所定の配線パターンが施された硬質の回路基板と、この回路基板に導通装着され回動軸が前方に延びる駆動装置と、この駆動装置の回動軸に装着され、計測値に応じて回動する指針と、この指針と回路基板との間に配置される白色の半透明な合成樹脂からなる透過板と、この透過板及び指針の前方側に配置される表示板と、回路基板に実装された透過板照明用の光源とを備えている。表示板は、その母材となる光透過性の基板に印刷形成された黒色の指標部を有し、この指標部は線状に延びる指針の作動範囲に対応するように円弧状に形成されている。
特開2007−271426号公報
ところで、特許文献1に記載の指示計器の場合、線状に延びる指針が、計測値に応じて指標部を常時、回動しながら指示するだけであるため、面白みのない単調な表示演出となってしまい、視覚的演出効果が不十分であり、この点で更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、視覚的演出効果のある指示計器の提供を目的とするものである。
本発明は、回動中心領域に設けられた受光部より光源からの照明光を導入可能な導光部材と、前記導光部材の前方側となる視認者側に配置される表示板と、前記導光部材を被覆する被覆部とを備え、前記表示板は、前記導光部材の作動範囲に設けられる計測値表示部と、前記計測値表示部に対応するように設けられる光透過部とを有し、前記導光部材は、前記導光部材内に導かれた照明光を反射光として視認者側へと反射させる反射部を有し、前記被覆部には前記反射光を出射させる光出射領域が設けられているとともに、前記光出射領域には透光部と前記透光部に連なるグラデーション表示部とを備えた意匠部材が配設され、前記表示板の背面側には前記光透過部に所定の間隔を有して開口形成された貫通孔部から前記表示板上へ突出するとともに前記計測値表示部の一部を構成する凸目盛部を備えた導光体が配置されており、前記反射光のうち、前記透光部を通じて前記意匠部材から出射される第1の反射光は、視認者側から見たときに前記計測値表示部を指示する指示発光部として視認され、前記反射光のうち、前記グラデーション表示部を通じて前記意匠部材から出射される第2の反射光は、視認者側から見たときに前記指示発光部に連なる帯状発光部として視認されることを特徴とする。
また本発明は、前記帯状発光部は、前記指示発光部から遠ざかるに従って、その濃淡が淡くなるグラデーション模様として形成されることを特徴とする。
また本発明は、前記計測値表示部の背景を形成する背景部を備え、前記背景部は、前記表示板の母材となる光透過性の基板に形成された遮光層からなり、前記光透過部に対応する前記基板箇所には暗色層が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記被覆部には、前記受光部並びに前記光出射領域に対応する領域を除いた前記導光部材箇所を覆う遮光領域が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、視覚的演出効果のある指示計器を提供できる。
本発明の実施形態による指示計器の正面図。 図1のA−A断面図。 同実施形態による回動部材の斜視図。 図3において、被覆部を取り除いた状態の回動部材の分解斜視図。 同実施形態による意匠部材の正面図。 同実施形態による指示発光部及び帯状発光部と意匠部材との対応関係を概略的に示す図。 同実施形態の変形例による意匠部材の正面図。 同実施形態の他の変形例による意匠部材の正面図。
以下、図1〜図6に基づいて、本発明を車両に搭載された速度計に適用した一実施形態を説明する。
図1、図2において、本実施形態による指示計器としての速度計は、回路基板10と、この回路基板10に導通装着され回動軸20が前方に延びる駆動装置30と、回動軸20にて回動駆動される回動部材40と、この回動部材40の背後に位置して回路基板10上に配置されるケース部材50と、このケース部材50と回動部材40の前方側となる視認者側に配置される表示板60と、この表示板60を照明する照明手段70と、回動部材40を照明する光源80とを備えている。
回路基板10は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質配線基板からなり、照明手段70に備えられる後述する表示用光源と、光源80と、駆動装置30の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
駆動装置30は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回動軸20が回路基板10を貫通するように、その主要部が回路基板10の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
回動部材40は、図3、図4に示すように透光性の合成樹脂材料にて形成された略細長平板状からなる導光部材41と、この導光部材41を部分的に被覆する被覆部42と、意匠部材43と、拡散シート(第1の拡散手段)44とを備え、回動軸20の先端に装着されている。
導光部材41は、回動軸20側(一端側)となる回動中心領域R1の背面に設けられた受光部41aより光源80からの照明光を導入可能に設けられているものである。
つまり、光源80からの照明光は、受光部41aを通じて、導光部材41の内部に採り入れられ、その後、受光部41aに対応するように回動中心領域R1の前面に設けられる傾斜形状からなる反射壁41bによって、回動中心領域R1とは反対側となる導光部材41の先端部(他端側)R2に反射導光されることで、導光部材41が長手状に発光する構成となっている。
また、この場合、導光部材41には、先端部R2に反射導光された照明光を反射させる反射部41cが設けられている。この反射部41cは、導光部材41における先端部R2にてC面取り加工が施された傾斜面形状からなり、導光部材41内に導かれた照明光を反射光Lとして視認者側へと反射させる反射面となっている。
また、被覆部42には、反射部41cによって反射導光された反射光Lを視認者側に出射させる光出射領域42aと、受光部41aに対応するように設けられた開口領域42bと、光出射領域42a並びに開口領域42b(受光部41a)に対応する領域を除いた導光部材41箇所を覆う遮光領域42cとが設けられている。ここで、遮光領域42cは、例えば蒸着や塗装等の手段を用いて、導光部材41外表面に層状に形成された黒色の遮光層領域にて形成されている。
光出射領域42aは、反射部41cに対応(対向)するように、導光部材41における先端部R2の上面に略矩形状に開口形成された開口窓部からなる。従って、この場合、光出射領域42aや開口領域42bは、遮光層領域からなる遮光領域42cが形成されない遮光領域42cの抜き部分として形成される。
意匠部材43は、その外形形状が光出射領域42aの開口エリアと略等しい外形形状となっている薄板状の透光性基板(図示せず)の表面または背面の所要部において、濃淡が変化するグラデーション模様が印刷形成された意匠パネルからなり、光出射領域42aを塞ぐように適宜固定手段を用いて光出射領域42aに固定(配設)されている。
この意匠部材43は、図4、図5に示すようにグラデーション模様が形成されずに前記透光性基板が露出している基板露出部分である透光部43aと、この透光部43aに連なるグラデーション模様をなすグラデーション表示部43bとを備えている。
この場合、透光部43aは、幅数ミリ程度(例えば幅2、3ミリ)の細長いライン状に形成され、後述する指示発光部に対応する位置に設けられるものである。また、グラデーション表示部43bは、透光部43a側が淡く、透光部43aから次第に遠ざかるに従って、濃くなるような濃淡変化をなすグラデーションとして形成されており、後述する帯状発光部に対応する位置に設けられるものである。
拡散シート44は、例えば乳白色を有する薄板状の光透過性合成樹脂材料にて形成され、その外形形状は意匠部材43の外形形状と略等しくなっている。
また、拡散シート44は、意匠部材43全体を覆うように意匠部材43の表面に適宜固定手段を用いて密着固定され、この場合、拡散シート44での光拡散効果によって、前記帯状発光部が滑らかな(自然な)グラデーション模様となるように設けられているものである。
ケース部材50は、例えば白色系の合成樹脂材料にて形成され、光源80からの照明光が通過する貫通孔形状からなる開口部51を有する筒状部52と、筒状部52(開口部51)を取り巻くように設けられる略L字型の壁部53と、この壁部53の外側に位置する外壁部54とが一体形成された構成となっている。
筒状部52は、光源80を包囲するように導光部材41の回動中心領域R1と回路基板10との間に位置し、光源80からの照明光を回動中心領域R1へと導く照明室としての機能を有している。
壁部53は、筒状部52(開口部51)を取り巻く略円環の平板形状からなる基部53aと、この基部53aの周縁から表示板60側に向けて延在する略円環状の立壁部53bとを有し、基部53aは、筒状部52の上端部と立壁部53bの下端部とを連結するように設けられている。
表示板60は、回動部材40(前記指示発光部)の作動範囲に沿った円弧状の配列形状を有し、前記指示発光部によって指示される速度目盛61a、速度数字61b等からなる計測値表示部61と、この計測値表示部61の背景を形成する遮光層からなる背景部62と、速度目盛61a及び速度数字61bの外側で背景部62を速度目盛61a及び速度数字61bを包囲するように略馬蹄形状に抜き形成してなる光透過部63とを有している。
これら計測値表示部61、背景部62並びに光透過部63は、回動部材40(導光部材41)の作動範囲に設けられる計測値表示部61が例えば白色の透光性インクにより、背景部62が例えば黒色の遮光性インクにより、それぞれ表示板60の母材となる薄板状からなる光透過性の基板64の表面に印刷形成される。
光透過部63は、背景部62を形成する遮光性インクを抜き印刷することにより、背景部62が形成されない抜き印刷部分からなり、計測値表示部61に対応するように設けられている。そして、この場合、光透過部63には、所定の間隔を有して(つまり速度目盛61aの後述する主目盛に対応して)略矩形状に開口形成された貫通孔からなる貫通孔部65が設けられている。
この貫通孔部65は、速度目盛61aの主目盛M1に対応するように設けられ、視認者が詳細情報を確認できるように、隣接する主目盛M1間に位置する速度目盛61aの副目盛M2には、これに対応するように貫通孔部65が設けられずに光透過部63が位置する構成となっている。
従って、計測値表示部61のうち、速度目盛61aの副目盛M2に対応するように設けられる光透過部63箇所は、基板64が部分的に露出し、他方、計測値表示部61のうち、速度目盛61aの主目盛M1に対応するように設けられる貫通孔部65箇所からは、照明手段70に備えられる後述する凸目盛部が突出し、これに伴い、視認者側からは前記指示発光部と前記帯状発光部との双方が、光透過部63や前記凸目盛部を通じて透視可能(視認可能)となっている。
なお、詳細図示は省略するが、必要に応じて、光透過部63に対応する基板64の表面箇所(あるいは基板64の背面箇所)に、スモーク色調を有する暗色層を設けてもよい。
照明手段70は、発光体としての表示用光源71と、この表示用光源71からの照明光を表示板60の計測値表示部61へと導くように、その主要部が表示板60の背面側に配置される導光体72とを備えている。
表示用光源71は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、回路基板10上に複数個実装されている。この場合、表示用光源71の発光面は、立壁部53bと外壁部54との間に位置する導光体72の後述する垂下部の底部と向かい合うような位置関係となっており、表示用光源71からの照明光は、前記底部を通じて前記垂下部へと導入される。
導光体72は、透光性合成樹脂材料からなり、表示板60の背面に沿うように配置される円板部72aと、この円板部72aの背面側周縁から下方側(表示用光源71側)に垂下する略筒状の垂下部72bと、円板部72aの表面側にて凸状に隆起形成された複数個の凸目盛部72cとが一体形成された構成となっており、垂下部72b底部の直下に複数個の表示用光源71が等間隔に配置されている。
この場合、複数個の凸目盛部72cは、個々の主目盛M1に対応して設けられる複数個の貫通孔部65から表示板60上へそれぞれ突出するように円板部72aの表面側に凸状に隆起形成されるとともに、計測値表示部61の一部を構成している。なお、72dは、円板部72aの表面側周縁に設けられる反射面である。また、複数個の凸目盛部72cの内側となる円板部72aの背面には、例えば円板部72a背面と当接するように、白色(または乳白色)の合成樹脂からなる円板状の拡散板(第2の拡散手段)90が設けられている。
この拡散板90は、表示用光源71から発せられる光(白色光)を速度目盛61aや速度数字61b側に効率よく拡散反射させるための光拡散機能と、回動部材40が計測値表示部61に沿うように回動している際に、計測値表示部61の照明ムラを抑制するための照明ムラ抑制機能とを兼ね備えている。
ここで、円板部72aの背面に拡散板90を設けない場合、例えば回動部材40が速度数字「40」に対応する速度数字61b部分に位置している状態では、この速度数字「40」に対応する速度数字61b部分の背後のみに黒色の遮光層領域としての遮光領域42cが位置していることから、表示用光源71の点灯時に速度数字「40」に対応する速度数字61b部分の白色発光表示が、速度数字「40」以外の他の速度数字61部分の白色発光表示よりも暗みがかったように視認者側から視認されるという現象(つまり前記照明ムラ)が生じる。
これに対し、本実施形態のように遮光領域42cを覆うように円板部72aの背面に拡散板90を設ける(つまり表示板60と遮光領域42cとの間に拡散板90を配置した)ことで、例えば回動部材40が速度数字「40」に対応する速度数字61b部分に位置している状態では、表示用光源71の点灯時に速度数字「40」に対応する速度数字61b部分の白色発光表示が、遮光領域42cの影響を受けないことになるので、表示用光源71の点灯時において、速度数字「40」に対応する速度数字61b部分の白色発光表示と、速度数字「40」以外の他の速度数字61部分の白色発光表示とが前記照明ムラの抑制された状態にて視認者側から視認される構成となる。
なお、以上の説明では、説明を簡略化するために速度数字61bの照明ムラを抑制する点について述べたが、例えば速度数字61b以外の計測値表示部61の他の部分(例えば主目盛M1)についても同様に照明ムラを抑制することができることは言うまでもない。
また、表示用光源71が点灯すると、表示用光源71から発せられる光は、その真上に位置する導光体72における垂下部72bの前記底部を通じて垂下部72b内に供給され、そのまま前方に進み、反射面72dを通じて円板部72a内に導かれ、速度目盛61a、速度数字61b並びに凸目盛部72cが白色にて発光する。この際、速度目盛61aや速度数字61bは、拡散板90を利用した光の拡散反射によって明るく(効率よく)照明される。このように本実施形態にて採用した拡散板90は、前記光拡散機能と、前記照明ムラ抑制機能とを兼ね備えている部材であると言える。
光源80は、適宜色(ここでは白色光)を発するチップ型発光ダイオードからなり、回動中心領域R1と対向するように回路基板10上に複数個実装され、導光部材41に照明光を供給する発光体からなる。
光源80から発せられる照明光は、筒状部52内を経て導光部材41の回動中心領域R1側へと進み、受光部41aを通じて導光部材41の内部に採り入れられ、その後、反射壁41bによって先端部R2に反射導光されることで、導光部材41が発光する。
また、この導光部材41において、先端部R2に反射導光された照明光は、先端部R2に設けられた反射部41cによって反射される。この反射部41cによって反射された反射光Lは、図2に示すように光出射領域42a側(表示板60側)に向けて反射導光されて光出射領域42aから出射される。
そして、この光出射領域42aから出射される反射光Lは、透光部43aとグラデーション表示部43bとが連なるように形成された意匠部材43を通過することになる。つまり、反射光Lは、意匠部材43を通過する際に、意匠部材43の透光部43aを通過する第1の反射光L1と、意匠部材43のグラデーション表示部43bを通過する第2の反射光L2とに大別される。
ここで、反射光Lのうち、透光部43aを通過し、透光部43aを通じて意匠部材43から出射される第1の反射光L1は、その後、拡散シート44、円板部72aを順次、透過し、視認者側から見たときに光透過部63越し(あるいは凸目盛部72c越し)に計測値表示部61を指示する白色の指示発光部S1として視認される(図1、図6参照)。なお、図6では、凸目盛部72cの図示は省略してある。
他方、反射光Lのうち、グラデーション表示部43bを通過し、グラデーション表示部43bを通じて意匠部材43から出射される第2の反射光L2は、その後、第1の反射光L1の光路と同様に、拡散シート44、円板部72a並びに光透過部63(あるいは拡散シート44、円板部72a並びに凸目盛部72c)を透過することで、視認者側から見たときに指示発光部S1に連なる白色の帯状発光部S2として視認されるようになっている(図1、図6参照)。
この場合、あたかも指示発光部S1の尾を引くように形成される帯状の帯状発光部S2は、指示発光部S1から遠ざかる(次第に離れる)に従って、その濃淡が淡くなるグラデーション模様として形成されている。
すなわち、グラデーション表示部43bは、透光部43a側が淡く、透光部43aから次第に遠ざかるに従って、濃くなるような濃淡変化をなすグラデーションとして形成されてことに起因して、帯状発光部S2は、グラデーション表示部43bの濃淡変化とは逆に、指示発光部S1に近い側が濃くなっているとともに指示発光部S1側から遠ざかるに従い薄くなる(つまり計測値表示部61に着目すれば、計測値「大」→計測値「小」へと向かうに従って色が淡くなる)ようなグラデーション模様となり、指示発光部S1に近い側の色味が強く、遠い側の色味が弱くなるように色の濃淡が変化するため、色の濃淡を利用した視覚的演出効果のある指示計器を提供することができる。
以上のように本実施形態によれば、導光部材41は、導光部材41内に導かれた照明光を反射光Lとして視認者側へと反射させる反射部41cを有し、被覆部42には反射光Lを出射させる光出射領域42aが設けられているとともに、光出射領域42aには透光部43aと透光部43aに連なるグラデーション表示部43bとを備えた意匠部材43が配設され、表示板60の背面側には、光透過部63に前記所定の間隔を有して開口形成された貫通孔部65から表示板60上へ突出するとともに計測値表示部61の一部を構成する凸目盛部72cを備えた導光体72が配置されており、反射光Lのうち、透光部43aを通じて意匠部材43から出射される第1の反射光L1は、視認者側から見たときに計測値表示部61を指示する指示発光部S1として視認され、反射光Lのうち、グラデーション表示部43bを通じて意匠部材43から出射される第2の反射光L2は、視認者側から見たときに指示発光部S1に連なる帯状発光部S2として視認されるものである。また、帯状発光部S2は、指示発光部S1から遠ざかるに従って、その濃淡が淡くなるグラデーション模様として形成されているものである。
従って、指示発光部S1の尾を引くように形成される帯状の帯状発光部S2は、指示発光部S1に近い側が濃く、指示発光部S1側から遠い程、薄く(淡く)なるようなグラデーション模様となり、指示発光部S1に近い側の色味が強く、遠い側の色味が弱くなるように色の濃淡が変化するため、色の濃淡を利用した視覚的演出効果のある指示計器を提供することができる。
また本実施形態では、計測値表示部61の背景を形成する背景部62を備え、背景部62は、表示板60の母材となる光透過性の基板64に形成された遮光層からなり、光透過部63に対応する基板64箇所(基板64の表面箇所または背面箇所)には暗色層が設けられていることにより、視認者側から表示板60を見たときに、前記暗色層が施されることでスモーク色調にて視認されることになる光透過部63の暗色視認エリアと、この暗色視認エリア以外となる背景部62箇所とが略同色になり、前記暗色視認エリアとこの周囲に位置する背景部62箇所との境界をぼかすことができ、表示品位の向上した指示計器を提供することができる。
また本実施形態では、被覆部42には、開口領域42b(受光部41a)並びに光出射領域42aに対応する領域を除いた導光部材41箇所を覆う遮光領域42cが設けられていることにより、回動する導光部材41に部分的に遮光領域42cを形成するといった簡素な構成にて、指示発光部S1及び帯状発光部S2を表現することができ、コスト的に有利である。
また本実施形態では、帯状発光部S2は、計測値表示部61に着目したときに、測定値が大きい方の色が濃く、計測値「大」→計測値「小」へと向かうに従って、色が淡くなるグラデーション模様となっている例について説明したが、例えばこれとは逆に本実施形態の変形例として図7に示すように計測値「小」→計測値「大」へと向かうに従って、色が淡くなるようなグラデーション模様により帯状発光部S2を形成してもよいし、あるいは本実施形態の他の変形例として図8に示すように指示発光部S1の上下に一対の帯状発光部S2が形成されるような構成としてもよい。
なお、図7に示す変形例の場合、意匠部材43の下端側に透光部43aを設け、グラデーション表示部43bを、透光部43a側が淡く、透光部43aから次第に遠ざかるに従って、濃くなるような濃淡変化をなすグラデーションとして形成する必要がある。
また、図8に示す他の変形例の場合、透光部43aを意匠部材43の中央部に設けるとともに透光部43aの上下に透光部43aから遠ざかるに従って濃淡が濃くなる一対のグラデーション表示部43bを設ける必要があり、この際、視認者が視認することになる一対の帯状発光部S2は、指示発光部S1から遠ざかるに従って、色が淡くなるようなグラデーション模様として形成されることになる。なお、図7、図8では、凸目盛部72cの図示は省略してある。
また本実施形態では、光出射領域42a並びに開口領域42b(受光部41a)に対応する領域を除いた導光部材41箇所を覆う遮光領域42cが、蒸着や塗装等によって導光部材41外表面に層状に形成されている例について説明したが、例えば被腹部42を導光部材41外表面を覆う略箱形形状の樹脂ケースのごとき黒色のケース体にて構成し、当該ケース体において、上述の光出射領域42a並びに開口領域42bに対応する位置に刳りぬいた貫通孔を2箇所、開口形成することで、被腹部42(前記ケース体)に光出射領域と開口領域とが形成されるようにしてもよい。
また本実施形態では、計測値表示部61が速度目盛61aと速度数字61bとで主に構成され、速度目盛61aの主目盛M1に対応するように凸目盛部72cが設けられている例について説明したが、例えば必要に応じて速度目盛61aを構成する主目盛M1、副目盛M2のうち少なくとも一方を廃止してもよい。
また本実施形態では、凸目盛部72cの内側となる円板部72aの背面に第2の拡散手段90が設けられ、この第2の拡散手段90が白色等の合成樹脂からなる拡散板からなる例について説明したが、例えば第2の拡散手段90として、拡散板に代えて凸目盛部72cの内側となる円板部72aの背面に施されたシボ加工を適用してもよい。
40 回動部材
41 導光部材
41a 受光部
41b 反射壁
41c 反射部
42 被覆部
42a 光出射領域
42b 開口領域
42c 遮光領域
43 意匠部材
43a 透光部
43b グラデーション表示部
44 拡散シート(第1の拡散手段)
50 ケース部材
60 表示板
61 計測値表示部
62 背景部
63 光透過部
64 基板
65 貫通孔部
70 照明手段
71 表示用光源
72 導光体
72c 凸目盛部
80 光源
90 拡散板(第2の拡散手段)
L 反射光
L1 第1の反射光
L2 第2の反射光
R1 回動中心領域
R2 先端部
S1 指示発光部
S2 帯状発光部

Claims (4)

  1. 回動中心領域に設けられた受光部より光源からの照明光を導入可能な導光部材と、
    前記導光部材の前方側となる視認者側に配置される表示板と、
    前記導光部材を被覆する被覆部とを備え、
    前記表示板は、前記導光部材の作動範囲に設けられる計測値表示部と、前記計測値表示部に対応するように設けられる光透過部とを有し、
    前記導光部材は、前記導光部材内に導かれた照明光を反射光として視認者側へと反射させる反射部を有し、
    前記被覆部には前記反射光を出射させる光出射領域が設けられているとともに、前記光出射領域には透光部と前記透光部に連なるグラデーション表示部とを備えた意匠部材が配設され、
    前記表示板の背面側には前記光透過部に所定の間隔を有して開口形成された貫通孔部から前記表示板上へ突出するとともに前記計測値表示部の一部を構成する凸目盛部を備えた導光体が配置されており、
    前記反射光のうち、前記透光部を通じて前記意匠部材から出射される第1の反射光は、視認者側から見たときに前記計測値表示部を指示する指示発光部として視認され、
    前記反射光のうち、前記グラデーション表示部を通じて前記意匠部材から出射される第2の反射光は、視認者側から見たときに前記指示発光部に連なる帯状発光部として視認されることを特徴とする指示計器。
  2. 前記帯状発光部は、前記指示発光部から遠ざかるに従って、その濃淡が淡くなるグラデーション模様として形成されることを特徴とする請求項1記載の指示計器。
  3. 前記計測値表示部の背景を形成する背景部を備え、
    前記背景部は、前記表示板の母材となる光透過性の基板に形成された遮光層からなり、
    前記光透過部に対応する前記基板箇所には暗色層が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の指示計器。
  4. 前記被覆部には、前記受光部並びに前記光出射領域に対応する領域を除いた前記導光部材箇所を覆う遮光領域が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか1つに記載の指示計器。
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