JP2014185869A - 電気検査装置、電気検査方法 - Google Patents

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孝一 末弘
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Abstract

【課題】ウェブ状の対象物のバタつきを抑えて電気検査を好適に行うことができる電気検査装置等を提供する。
【解決手段】電気検査装置1は、ローラ12a、12bを連結部10で連結するとともに、連結部10に電気検査部11を配置しこれらを一体に構成したものである。ローラ12a、12bは、電気検査部11の両側近傍にそれぞれ設け、ローラ間の距離を電気検査部11のワーク搬送方向の長さとほぼ同程度にする。電気検査部11は、ワーク3の電気検査を非接触にて行う。ワーク3の検査時には、電気検査装置1を、ローラ12a、12bがワーク3に押し当てられるようにして配置し、これらのローラ12a、12bでワーク3を搬送しながら、電気検査部11でワーク3の電気検査を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブ状の対象物の電気検査を行うための電気検査装置および方法に関する。
ウェブ状の基材に導電層のパターンを形成したプリント回路基板などの製造時には、適正にパターンが形成されたかを検査する必要がある。このような検査の一例として、パターンの一部から電圧を印加して信号発生させ、他の一部から信号を受信することによる電気検査があり、信号の波形から、回路の短絡や断線など、パターンの異常を知ることができる。
ウェブ状の対象物の検査は、生産性等の観点から、図4に示すように対象物であるワーク3をローラ2で搬送しながら、ローラ2の間で行うことが多い。しかしながら、このような方法では、図4の点線で示すようにローラ2間でワーク3のバタつきがあると上手く検査ができないことがある。
これを防ぐ方法として、特許文献1には、フィルムの非導電面側に1対のローラを設け、これらのローラでフィルムを搬送しつつ、ローラに設けた電極により高周波電圧を印加し電気抵抗を測定することが記載されている。また、特許文献2には、フィルム上の配線・回路を検査するための電気検査において、フィルム回路基板の電気検査面とは反対側の面を粘着剤を介して保持体に仮着した状態で電気検査面の電気検査を行い、電気検査後、フィルム回路基板を保持体から剥離することが記載されている。
特開平10−253674号公報 特開2011−053129号公報
しかしながら、特許文献1ではローラに電極を設けるため、単純な導電層のパターンには適用可能だが、複雑な導電層のパターンを有するような対象物の電気検査には不向きであるという課題があった。
また、特許文献2では、保持体の粘着剤がフィルムに転写する恐れがある。さらに粘着剤の吸着・剥離工程が必要となるためタクトを向上できないという課題があった。
加えて、現在プリント回路基板等の検査対象は高精細化しており、その保護等の観点から、非接触式での電気検査を行うことが望まれている。特に非接触式で電気検査を行うような場合は、ワークのバタつきによりワークと検査部の距離が変動してしまうと高精度な検査が出来ない。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたもので、ウェブ状の対象物のバタつきを抑えて電気検査を好適に行うことができる電気検査装置等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ウェブ状の対象物の電気検査を行う電気検査装置であって、前記対象物の電気検査を行うための電気検査部の両側に、前記対象物の搬送を行うためのローラを備えたことを特徴とする電気検査装置である。
本発明の電気検査装置は、電気検査部の両側に設けたローラを対象物に押し当てるようにして配置し、ローラにより対象物の搬送を行うことで、ローラ間の電気検査部に対応する箇所で対象物のバタつきを抑えることが可能となり電気検査を好適に行うことができる。また、この電気検査装置はローラと電気検査部が一体となった構造であるため、対象物と電気検査部の距離を一定とでき、安定的に電気検査が可能となる。このように対象物のバタつきが抑えられることから、例えば複雑な導電層のパターンを有するような対象物であっても電気検査部によって好適に電気検査ができ、仮着等の工程も不要となる。さらに、タクト向上の為に搬送速度を上昇させても電気検査の障害とならないので、搬送要因による検出能力の低下を抑えた上で、より高精度・高タクトで検査することが可能である。
前記電気検査部は、前記対象物の電気検査を、非接触にて行うものであることが望ましい。
非接触式の電気検査では、検査対象と静電結合する電極等をセンサとして用いるので、電気検査部と対象物の距離を一定に保つことが特に重要である。この点から、本発明のようにローラと電気検査部が一体となった電気検査装置を適用することが特に好ましい。
前記ローラは、前記電気検査部の両側近傍にそれぞれ設けられることが望ましい。
これにより、ローラ間の距離を短くして対象物のバタつきをより低減できる。
第2の発明は、ウェブ状の対象物の電気検査を行う電気検査方法であって、電気検査部の両側にローラを備えた電気検査装置を、前記ローラが前記対象物に押し当てられるように配置して前記ローラで前記対象物を搬送し、前記電気検査部で前記対象物の電気検査を行うことを特徴とする電気検査方法である。
本発明により、ウェブ状の対象物のバタつきを抑えて電気検査を好適に行うことができる電気検査装置等を提供できる。
電気検査装置1の配置を示す図 電気検査装置1の斜視図 本発明の別の例を示す図 ワーク3のバタつきを説明する図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
(1.電気検査装置1)
図1、図2に、本実施形態に係る電気検査装置1を示す。図1は電気検査装置1の配置を示す図であり、図2は電気検査装置1の斜視図である。ここで、電気検査とは、対象物の電気的特性により良否等を検査するもの全般を指すものとする。
図1に示すように、電気検査装置1は、検査の対象物であるウェブ状のワーク3をローラ2で搬送する搬送経路において、ローラ2間に設けられる。このワーク3は、例えばウェブ状の基材に導電層にて回路パターンを形成したプリント回路基板などである。
電気検査装置1は、一対のローラ12a、12bを連結部10で連結するとともに、この連結部10に電気検査部11を配置し、これらを一体に構成したものである。
ローラ12a、12bは、バタつきを抑えつつワーク3を搬送するためのものであり、連結部10のワーク搬送方向(図1の矢印Aで示す)の両端にそれぞれ設けられる。ローラ12a、12bは、電気検査部11の両側近傍に設けてローラ間の間隔を電気検査部11のワーク搬送方向の長さとほぼ同程度にする。
図2に示すように、各ローラ12a、12bは、連結部10のワーク搬送方向(図2の左右方向)の両端において、ワーク搬送方向と直交する幅方向の両側に一対設けられる。一対のローラ12aは、共通の回転軸(不図示)を中心として回転する。回転軸は連結部10のワーク搬送方向の端部を貫通している。ローラ12bについても同様である。
連結部10は適当な強度を有する板状部材であり、その中央部付近に電気検査部11が配置される。
電気検査部11は、ワーク3に対し非接触式の電気検査を行うものである。電気検査部11では、電気検査を行うための一対のセンサを備えたユニット(不図示)がワーク3の回路パターンに合わせて1または複数設けられる。
本実施形態において、電気検査部11は、各ユニットの一方のセンサからワーク3の回路パターンの一部に交流電圧を印加して信号発生させ、他方のセンサにて回路パターンの別の一部から信号を受信し、この信号を用いて制御装置(不図示)により回路パターンの電気検査を行う。回路パターンに短絡、断線など異常があった時に受信する信号波形と、正常時の信号波形は異なるので、上記のようにして受信した信号波形を正常時の波形と比較することで異常検出が可能である。
なお、このような電気検査部11としては、例えば、特開2012−242283号公報のようなパターン検査装置において、第25、31段落に記載のように回路パターンと静電結合する電極を各センサとして用いたものを適用できる。
電気検査装置1でワーク3の電気検査を行う際は、図1に示すように、電気検査装置1を、ローラ12a、12bがワーク3の一面に押し当てられるようにして所定位置に配置し、ローラ12a、12bでワーク3を搬送しつつ、ローラ間にて電気検査部11による電気検査を行う。これにより、ワーク3のバタつきが抑えられ、ワーク3と電気検査部11との距離Dが、電気検査部11からローラ12a、12bの上端までの高さで一定になるので、好適に電気検査ができる。
以上説明したように、本実施形態では、電気検査部11の両側に設けたローラ12a、12bをワーク3に押し当てつつ搬送を行うことで、ローラ間の電気検査部11に対応する箇所で、ワーク3のバタつきを抑えることが可能になり電気検査を好適に行うことができる。またローラ12a、12bと電気検査部11が一体となった構造であるため、ワーク3と電気検査部11との距離は一定となり、安定的に電気検査が可能となる。このようにワーク3のバタつきが抑えられることから、例えば複雑な導電層のパターンを有するような対象物であっても電気検査部11によって好適に電気検査ができ、仮着等の工程も不要となる。さらに、タクト向上の為に搬送速度を上昇させても電気検査の障害とならないので、搬送要因による検出能力の低下を抑えた上で、より高精度・高タクトで検査することが可能である。
また、ローラ12a、12bは、電気検査部11の両側近傍にそれぞれ設けられるので、ローラ間の距離を短くすることで、バタつきをより低減でき検査精度の向上が見込める。
ただし、本発明が上記の実施形態に限ることはない。例えば本実施形態では、検査の対象物を導電層による回路パターンを形成したプリント回路基板とし、電気検査部11を非接触式にて電気検査するものとしたが、これに限ることはない。その他の電気検査、例えば基材に設けた導電層等の電気抵抗率の検査、あるいは接触式の検査に用いることも可能である。ただし、非接触式の電気検査では、検査対象と静電結合する電極等をセンサとして用いるので、電気検査部11とワーク3の距離を一定に保つことが特に重要である。この点から、本発明のようにローラ12a、12bと電気検査部11が一体となった電気検査装置1を適用することが特に好ましい。
また本実施形態では、図1に示したように、ローラ2で搬送されるワーク3の下面側(ローラ2側)に電気検査装置1を設けたが、これに限らず、場合によっては、図3(a)に示すようにワーク3の上面側に設けることも可能である。
また、電気検査装置の構成も図1、図2等で説明したものに限らない。例えば図3(b)の電気検査装置1aに示すように、連結部10のワーク搬送方向の両端を凹形状に窪ませ、その凹部のそれぞれにローラ12a、12bを1個ずつ設け、各凹部の幅方向の両側でローラ12a、12bの回転軸を軸支するようにしてもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:電気検査装置
2、12a、12b:ローラ
3:ワーク
10:連結部
11:電気検査部

Claims (4)

  1. ウェブ状の対象物の電気検査を行う電気検査装置であって、
    前記対象物の電気検査を行うための電気検査部の両側に、前記対象物の搬送を行うためのローラを備えたことを特徴とする電気検査装置。
  2. 前記電気検査部は、前記対象物の電気検査を、非接触にて行うものであることを特徴とする請求項1記載の電気検査装置。
  3. 前記ローラは、前記電気検査部の両側近傍にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気検査装置。
  4. ウェブ状の対象物の電気検査を行う電気検査方法であって、
    電気検査部の両側にローラを備えた電気検査装置を、前記ローラが前記対象物に押し当てられるように配置して前記ローラで前記対象物を搬送し、前記電気検査部で前記対象物の電気検査を行うことを特徴とする電気検査方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017049193A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 大日本印刷株式会社 配線シートの電気検査装置および方法

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