JP2014185590A - 送風装置及びこの送風装置を備えた居室 - Google Patents

送風装置及びこの送風装置を備えた居室 Download PDF

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Hisatake Takei
寿剛 竹居
Kanefusa Oshima
兼芳 大嶋
Atsushi Tokoro
篤史 所
Hiroyuki Hakamada
浩之 袴田
Nobumasa Yasue
宣征 安江
Shinya Oishi
晋也 大石
Akihiro Hanawa
晃裕 花輪
Tokuaki Sasaki
徳昭 佐々木
Seiji Nakajima
誠治 中島
Tsunemitsu Matsubara
庸充 松原
Jun Miyaki
潤 宮木
Toshiaki Hayashi
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Abstract

【課題】天井面の汚れを低減する送風装置及びこの送風装置を備えた居室を提供する。
【解決手段】ケーシング11bは、天面側開口部11b1が送風装置本体3の天面部3aの下面に対向し、側面側開口部11b2が空気吐出口9に対向するように、送風装置本体3の底面部3bの上面に設けられ、送風装置本体3の天面部3aの下面とケーシング11bの上面との間には、隙間が形成され、モータ11cで羽根11aが駆動されると、空気は、空気取入口8から送風装置本体3の内部に取り入れられ、隙間、天面側開口部11b1、側面側開口部11b2を順に通って、空気吐出口9から送風装置本体3の外部に吹き出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、送風装置及びこの送風装置を備えた居室に関する。
従来、室内の温度分布の均一化と汚染物質の滞留防止とを目的とした、多数の天井設置型の送風装置が提案されている。具体的には、送風装置を照明器と一体型又は連結型としたものであり、照明器は室内のほぼ中央に配置されるものがある。
このような送風装置として例えば、天井面に設けられた引掛けシーリングに取り付けられ、下面に照明器を連結可能な循環送風機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。循環送風機の外面のうちで露出する本体側面には、循環送風機本体の内部に空気を吸い込む吸込口と、循環送風機本体の内部の空気が吹き出される吹出口とが形成されている。
特開2002−130186号公報([0041]〜[0045]、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された循環送風機においては、吸込口から循環送風機本体の内部に吸い込まれる空気が、遠心ファンの下方から遠心ファンの内部に流入し、遠心ファンの側方から吹出口に向かって吹き出される。このため、吹出口から吹き出される空気に含まれる塵埃が、特に吹出口の付近における天井に付着して汚れるおそれがあった。
本発明は、上述のような課題を背景としてされたものであり、天井面の汚れを低減する送風装置及びこの送風装置を備えた居室を提供することを目的とする。
本発明に係る送風装置は、送風装置本体と、羽根及びモータを収容したケーシングを有し、前記送風装置本体の内部に設けられる輻流型の送風手段と、を備え、前記送風装置本体の側面には空気取入口及び空気吐出口が形成され、前記ケーシングには、該ケーシングの内部に空気を取り入れる天面側開口部及び該ケーシングの内部から空気を吐き出す側面側開口部が形成され、前記ケーシングは、前記天面側開口部が前記送風装置本体の天面部の下面に対向し、前記側面側開口部が前記空気吐出口に対向するように、前記送風装置本体の底面部の上面に設けられ、前記送風装置本体の天面部の下面と前記ケーシングの上面との間には、隙間が形成され、前記モータで前記羽根が駆動されると、空気は、前記空気取入口から前記送風装置本体の内部に取り入れられ、前記隙間、前記天面側開口部、前記側面側開口部を順に通って、前記空気吐出口から前記送風装置本体の外部に吹き出される。
本発明に係る居室は、本発明の送風装置を備えたものである。
本発明によれば、モータで羽根が駆動されると、空気は、空気取入口から送風装置本体の内部に取り入れられ、送風装置本体の天面部の下面とケーシングの上面との間に形成される隙間、天面側開口部、側面側開口部を順に通って、空気吐出口から送風装置本体の外部に吹き出される。したがって、空気が、従来よりも天井面から遠ざかるように空気吐出口から吹き出されるため、特に空気吐出口の付近における天井面の汚れを低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る送風装置1が設置された居室の側面概要図である。 本発明の実施の形態1に係る送風装置1が設置された居室の平面概要図である。 本発明の実施の形態1に係る送風装置1の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る送風装置1の横断面図である。 本発明の実施の形態1に係る送風装置1の縦断面図である。 図3の空気清浄ユニット20の斜視図である。 図6の空気清浄ユニット20の平行取り出しを説明する分解斜視図である。 図6の空気清浄ユニット20の回転取り出しを説明する斜視図である。 図6の空気清浄ユニット20の分解斜視図である。 図9の曲面状外枠22に空気清浄手段24が装着された状態を示す斜視図である。 図9の曲面状外枠22から空気清浄手段24を取り外した状態を示す分解斜視図である。 図9の除菌手段25を示す斜視図である。 図9の除菌手段25の分解斜視図である。 図9のオゾンVOC除去手段26の取り付け状態の説明図である。 図14の分解斜視図である。
本発明の実施の形態1に係る送風装置1、及び居室100を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態1により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る送風装置1が設置された居室100の側面概要図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る送風装置1が設置された居室100の平面概要図である。図1、図2及び後述の図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
図1、図2に示されるように、居室100は、屋外105と、建物の水周り等の他室106との間に設けられた空間である。居室100と屋外105とは、例えば一枚の板を介して仕切られており、居室100と他室106との関係も同様である。本実施の形態1では例えば、居室100の外壁は、居室100の天面部を構成する天井面101、居室100の屋外105側の側面部の一部を構成する窓面104、居室100の側面部の一部を構成する壁面108、及び居室100の底面部を構成する床面109で構成されている。
図1、図2に示されるように、例えば天井面101の略中央部には、居室100内の空気を循環させる送風装置1が設けられている。送風装置1の下面には、居室100内の照明を行う照明器40が設置されている。
居室100や他室106を有する建物には全般換気設備(図示せず)が設けられている。居室100の屋外105側の壁面108には、全般換気に供する給気口102が形成され、屋外105と連通している。居室100の他室106側の壁面108には、全般換気に供する排気口103が形成され、他室106と連通している。
居室100と他室106とに連通して設置された全般換気設備により、屋外105から全般換気設備に至る空気の流通経路に圧力差を生じさせている。これにより、屋外105の空気は、給気口102を通って、居室100内に流入し、排気口103を通って他室106に排出される。送風装置1は、本体周辺の室内空気を窓面104の方向へ吐出し、循環送風を行う。本実施の形態1に係る送風装置1は、室内の空気から汚染物質を除いて循環させ、全般換気と合わせて、有効換気換算量を確保して、建物内の適切な室内環境を維持する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る送風装置1の分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る送風装置1の横断面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る送風装置1の縦断面図である。
(概略)
図3、図4に示されるように、送風装置1は、送風装置1の外郭を形成する円柱状の送風装置本体3と、送風手段11と、風向調節手段13と、空気清浄ユニット20と、電源ユニット30とを備えている。送風装置1の下側には照明器40が設けられている。送風装置1は、例えば天井面101(図1)に固着される取付手段50を介して天井面101に設置され、シーリングローゼット60を介して給電される。
送風装置本体3は、上下両端部が開口した略円筒状の本体枠5と、本体枠5の略中心部に設けられ、上下両端部が開口した略円筒状の内筒7とを有する。また、送風装置本体3は、外周面を構成する本体側面3cと、天面を構成する円板状の天面部3aと、及び底面を構成する円板状の底面部3bとを有する。天面部3aには、取付穴(ここでは引掛け穴とする)3a1が形成されている。送風装置本体3は、取付穴3a1に取付手段50の取付金具50aが係合し、天面部3aが天井又は壁等の設置面と対向するように設置面に取り付けられる。なお、天面部3a及び底面部3bの外周形状が円形である例について説明したが、多角形であってもよい。
天面部3aは、送風装置1及び照明器40の重量を支える必要があり、強度を確保するため、板金で形成されることが望ましい。送風装置本体3(天面部3aを除く)は、重量及び成形性の観点から樹脂材料で形成されることが望ましい。
送風装置1は、施工上の利便性を考慮して、天井面101と照明器40との間に設置される。また、送風装置1はデザイン上目立ちにくくするため、送風装置1が天井面101と照明器40との間に設置された状態で、居室100の照明器40の真下から天井面101を見たとき、送風装置1は円形の照明器40に隠れて視認できない構造となっている。また、天井面101から床面109側になるべく突出しない構造となっている。このような構造上の制約から、送風装置本体3は、高さの低い円柱形を採用している。送風装置1は、天面部3aが天井面101に接し、下方側の底面部3bには照明器40が接するようにして、天井面101と照明器40との間に設置される。
なお、「高さの低い円柱形」とは、本体側面3cの展開面積が、天面部3aの天井面101への投影面積及び底面部3bの天井面101への投影面積よりも小さい送風装置1の形状を指す。ここで、円柱の直径をd、高さをhとすると、天面部3a及び底面部3bの投影面積はそれぞれπd/4であり、本体側面3cの展開面積はπdhである。このため、「高さの低い円柱形」とはh<d/4の場合となる。本実施の形態1では、天面部3aの直径は、一般的な居間用のシーリングライトと同等とすることで照明器40に隠れるようにしている。h<d/4を満たすために、直径dは例えば約600mmであり、高さhは例えば80mmとなる。
(吸込みと吐出し)
本体枠5の本体側面3cには、送風装置本体3外部の空気を送風装置本体3内部に取り入れる空気取入口8が形成されている。空気取入口8は、本体側面3cのほぼ半分の面積を占めるように形成されている。また、本体側面3cには、送風装置本体3内部の空気を送風装置本体3外部に吐出する空気吐出口9が形成されている。
空気取入口8及び空気吐出口9は、送風装置本体3の中心を基準として相対して形成されている。空気取入口8及び空気吐出口9が形成されることで、居室100(図1)と送風装置本体3内部とが連通する。以下、空気取入口8と空気吐出口9とを結ぶ送風装置本体3内の風路を内部風路10と称する。
(ボディ)
内筒7内には、電源ユニット30が配設されており、天面部3aにおいて内筒7と対向して設けられた開口を介して送風装置本体3外から電源ユニット30に給電されるようになっている。
(電源ユニット)
電源ユニット30は、受電手段30aと、取付給電手段30bと、本体給電手段30cと、ユニット本体30dとを備えており、これらが一体となってユニット化されている。受電手段30aは、ユニット本体30dの上面に設けられ、天井面101に配電設置されたシーリングローゼット60に接続されて給電される。取付給電手段30bは受電手段30aからの電力を照明器40(図1)側へ給電するものであり、ユニット本体30dの下面に設けられている。
ユニット本体30dには、取付給電手段30bの下方に、照明器40を構成する一要素である照明部材40aが取り付けられており、この照明部材40aに取付給電手段30bが接続され、受電手段30aからの電力が照明器40(図1)側へ給電される。本体給電手段30cは電源ユニット30から突出した配線を送風装置本体3の端子台(図示せず)に接続し、受電手段30aからの電力を後述の送風手段11へ給電するものである。このようにして、送風装置1及び照明器40への給電が行われる。
(送風手段)
送風装置1は、送風装置本体3の内部に複数(ここでは2つ)の送風手段11を備えている。送風手段11は、羽根11a、ケーシング11b、及びモータシャフト11c1を有するモータ11cを備えている。送風手段11は、空気吐出口9から送風装置本体3の外部に空気を送出するものであり、本実施の形態1では、輻流型の送風機である。複数の送風手段11は、一台毎又は複数台毎に、運転及び停止を切り替えることができるようになっている。以下、送風手段11の運転及び停止を切り替える一台又は複数台の単位を送風単位という。
送風手段11は、送風装置本体3の厚み方向(図3の上下方向)にモータ11cの回転軸が延びるように送風装置本体3内に設置される。モータ11cの回転軸を送風装置本体3の厚み方向と直交する方向とすると、送風装置本体3の厚み寸法を羽根11aの外径寸法以下にできず、薄型化が困難である。よって、送風装置本体3の厚み方向(図3の上下方向)にモータ11cの回転軸が延びるように送風手段11を配置することで、送風装置本体3の薄型化を可能としている。なお、本発明は、必ずしも送風装置本体3の厚み方向(図3の上下方向)にモータ11cの回転軸が延びるように送風手段11を配置することに限定されるものではない。
図5に示されるように、ケーシング11bには、送風装置本体3の内部に流入した空気をケーシング11bの内部に取り入れるための天面側開口部11b1と、ケーシング11bの内部に取り入れられた空気をケーシング11bの外部に吐出するための側面側開口部11b2とが形成されている。
ケーシング11bの外面には、フランジ状に形成され、ネジの挿通孔が形成されたケーシング取付部11b3が設けられている。ケーシング取付部11b3は、ケーシング11bの外周に所定の間隔を置いて複数設けられている(図4)。図5に示されるように、送風装置本体3の底面部3bの上面には、上方に突出する筒状のネジボス3fbが複数設けられている。ネジボス3fbは、ケーシング11bを底面部3bに取り付けるための部材であり、ネジ孔(図示省略)が形成され、上端が開口している。ケーシング取付部11b3は、このネジボス3fbにネジ16を介して取り付けられる。
また、モータ11cの外面には、フランジ状に形成され、ネジの挿通孔が形成されたモータ取付部11c3が設けられている。モータ取付部11c3は、モータ11cの外周に設けられている(図5)。図5に示されるように、送風装置本体3の底面部3bの上面には、上方に突出する筒状のネジボス3fcが設けられている。ネジボス3fcは、モータ11cを底面部3bに取り付けるための部材であり、ネジ孔(図示省略)が形成され、上端が開口している。モータ取付部11c3は、このネジボス3fcにネジ16を介して取り付けられる。なお、ネジボス3fb、3fcが、本発明における「取付手段」に相当する。
図5を用いて、送風手段11の送風装置本体3への固定手順を説明する。なお、送風手段11の構成部品である羽根11a、ケーシング11b、及びモータ11cは全て送風装置本体3の天面部3a側から、底面部3bに向かって取り付けられる。このとき、上述した各構成部品の取付面が送風装置本体3の底面部の上面と対向するように、送風装置本体3の底面部3bの上面に取り付けられる。
まず、使用者は、モータシャフト11c1の先端を底面部3bに対して垂直上向きとし、モータ取付部11c3の穴とネジボス3fc(図5)の穴とを一致させた状態で、モータ11cを底面部3bの上面に配置する。このようにモータ11cが配置された状態で、使用者は、ネジ16を、モータ取付部11c3の穴、底面部3bから上方に突出したネジボス3fc(図5)の順に挿通する。こうして、モータ11cは底面部3bの上面に取り付けられる。
次に、使用者は、羽根11aの軸穴にモータシャフト11c1を挿通して、底面部3bの上面に羽根11aを配置する。
そして、使用者は、天面側開口部11b1を送風装置本体3の天面部3aの下面に対向させ、側面側開口部11b2を空気吐出口9に対向させ、ケーシング取付部11b3の穴とネジボス3fbの穴とを一致させた状態で、ケーシング11bを底面部3bの上面に配置する。このようにケーシング11bが配置された状態で、使用者は、ネジ16を、ケーシング取付部11b3の穴、底面部3bから上方に突出したネジボス3fbの順に挿通する。こうして、ケーシング11bは底面部3bの上面に取り付けられる。
なお、ケーシング11b及びモータ11cを送風装置本体3の上面に取り付けるための部材は、上述したネジボス3fb、3fcであることに限定されない。すなわち、送風装置本体3の上面に設けられ、ネジ16と螺合する部材であれば、ネジボス3fb、3fcのように、上端が開口した筒状の部材でなくともよい。
ここで、ケーシング11bの高さは送風装置本体3の高さよりも小さくなっている。このため、ケーシング11bが底面部3bの上面に取り付けられた状態で、ケーシング11bと天面部3aとの間に隙間が形成される。この隙間は、例えば20〜40mm程度である。
なお、本実施の形態では複数の送風手段11を備えているが、各送風手段11の羽根11a及びケーシング11bは、それぞれ同一の部品で構成することができる。また、1つのケーシング取付部11b3についてネジボス3fbを1つ設けるのではなく、図4に示されるように、1つのケーシング取付部11b3に対してネジボス3fbを複数設けておくとよい。このように構成すれば、ケーシング11bの底面部3bに対する取付位置を、空気吐出方向に合わせて調整することができるため、空気吐出方向の微調整が可能となる。
上述したように、送風装置本体3(天面部3aを除く)を樹脂材料で構成すれば、ネジボス3fb,3fc等の送風装置1の取付手段を送風装置本体3に容易に形成できる。このため、部品点数を減らすことができる。また、送風装置本体3にネジボス3fb,3fc等の送風装置1の取付手段を形成すると、各部品を送風装置本体3に集約させることができる。このため、部品点数を削減することができる。また、ネジボス3fb,3fcは、送風装置本体3の底面部3bから天面部3aに向かって突出するように設けられる。
このため、送風装置1の構成部品(例えば、送風手段11のような送風装置1の内蔵物)を送風装置本体3に固定するとき、その全てを一方向から取り付けることができる。したがって、送風装置1の組立を容易にすることができるため、製造工程を簡素化できる。また、送風装置1は、送風装置本体3を軽量化することができるため、比較的柔構造の天井面101等に直接取り付けることができる。
(風向調節手段)
風向調節手段13は空気の吐出方向を調節する、いわゆるルーバーである。風向調節手段13は、例えば平板で構成され、その平板面が略水平方向に向くようにして設けられている。なお、風向調節手段13は、手動あるいは自動で、空気の吐出方向を、略水平方向よりも下方に向くように調節可能なものであってもよい。
(空気清浄ユニット)
図6は、図3の空気清浄ユニット20の斜視図である。
空気清浄ユニット20は、送風装置本体3内に別体で設けられ、空気取入口8から吸い込まれた空気を清浄化するものである。本実施の形態では、空気清浄ユニット20が2つ設けられている。なお、空気清浄ユニット20の数は2つに限定するものではない。
空気清浄ユニット20には、後述するが、定期的なメンテナンスが必要な部材が設けられている。このため、本実施の形態1では、空気清浄ユニット20のメンテナンスを容易に行える構造を採用している。以下、この構造についてまず説明し、その後、空気清浄ユニット20に備えられた各浄化手段について順次説明する。なお、本実施の形態1では、空気清浄ユニット20のメンテナンスを容易に行える構造として、空気清浄ユニット20を送風装置本体3から天井又は壁等の設置面と平行な方向に取り出し自在の構造としており、以下、具体的な構造例として、2例説明する。
(構造例1)
図7は、図6の空気清浄ユニット20の平行取り出しを説明する分解斜視図である。
図7に示すように、空気清浄ユニット20は、送風装置本体3に対して着脱自在に装着可能となっている。また、底面部3b側に照明器40(図3)が取り付けられたままでも空気清浄ユニット20を送風装置本体3から着脱できるように、空気清浄ユニット20を天井又は壁等の設置面と平行な方向に取り出すことができるようになっている。
また、空気清浄ユニット20には、送風装置本体3に設けられた突起3dが嵌合する嵌合穴21eが設けられている。空気清浄ユニット20が送風装置本体3に収納されている状態では、送風装置本体3の突起3dが空気清浄ユニット20の嵌合穴21eに嵌って送風装置本体3と空気清浄ユニット20とが固定されている。このため、送風装置本体3に振動等が発生しても、空気清浄ユニット20が送風装置本体3の側面方向に飛び出すことが無いようになっている。この突起3d及び嵌合穴21eにより本発明の係合手段が構成されている。なお、係合手段の構造及び配置位置は図7に記載のものに限定するものではなく、空気清浄ユニット20が送風装置本体3に収納された状態で互いに係合して固定できるように構成されていればよい。
また、空気清浄ユニット20には、空気清浄ユニット20を送風装置本体3に収納した状態で、送風装置本体3外に露出する部分に引掛部21fが設けられている。この引掛部21fに指を引掛けて空気清浄ユニット20を送風装置本体3から引き出すことができる。この引掛部21fにより簡単に空気清浄ユニット20を送風装置本体3から引き出すことができるため、清掃及びメンテナンス性が向上する。なお、引掛部21fの形状は図7に示したように空気清浄ユニット20の角部に形成した凹部とする形状に限られたものではなく、指を引掛けられる形状であればよい。
(構造例2)
図8は、図6の空気清浄ユニット20の回転取り出しを説明する斜視図である。
空気清浄ユニット20を、送風装置本体3に対して設置面と平行な方向に回転自在に送風装置本体3に連結する。連結手段は、具体的には、図8に示すように、本体枠5内に天面部3a及び底面部3bと直交する方向に延びる回転軸3eと空気清浄ユニット20の端部に形成した貫通穴21gとで構成される。そして、貫通穴21gに回転軸3eが挿入されることで、空気清浄ユニット20が回転軸3eを中心として回転自在となっている。この構造としたことにより、送風装置本体3の内部に収納された状態の空気清浄ユニット20を、回転軸3eを中心として回転させて送風装置本体3の外部に引き出して露出させることができる。
以上の構造例1、構造例2に示したように、空気清浄ユニット20は、送風装置本体3から天井又は壁等の設置面と平行な方向に引き出し自在に送風装置本体3に支持されている。これにより、送風装置1が天井等の設置面に設置されたまま、また、底面部3b側に照明器40(図3)が取り付けられたままでも、空気清浄ユニット20を清掃及びメンテナンスすることができる。また、図8では、送風装置本体3から空気清浄ユニット20を取り外すこと無くメンテナンスすることができ、メンテナンス性とメンテナンス時の空気清浄ユニット20の落下等に対する安全性が向上する。
以下、空気清浄ユニット20の構成について説明する。
図9は、図6の空気清浄ユニット20の分解斜視図である。以下、図3〜図7を参照して空気清浄ユニット20について説明する。
空気清浄ユニット20の筐体は、吸込口21a及び吹出口21bを有する略扇形状の箱体21と、箱体21の吸込口21aに着脱自在に装着された曲面状外枠22とを備えている。空気清浄ユニット20の吸込口21aが前述の空気取入口8となっている。そして、曲面状外枠22に埃捕集手段23が装着されており、筐体内には、空気清浄ユニット20を通過する空気の上流側から順に、埃捕集手段23、空気清浄手段24、除菌手段25及びオゾンVOC除去手段26が配置されている。そして、箱体21、曲面状外枠22、埃捕集手段23、空気清浄手段24、除菌手段25及びオゾンVOC除去手段26が一体のユニットとして構成されている。
以下、空気清浄ユニット20を構成する各構成部材について順に説明する。
(埃捕集手段)
図10は、図9の曲面状外枠22に空気清浄手段24が装着された状態を示す斜視図である。図9及び図10を参照して曲面状外枠22及び曲面状外枠22に装着された埃捕集手段23について説明する。
曲面状外枠22は、短冊状の板材を円弧状に湾曲させた外面部22aと、外面部22aの下流側から矩形状の枠体が延びて形成された矩形収納部22bとを有している。外面部22aの周方向の両端部には、箱体21に形成された被係合手段(図示せず)に係合される係合手段22cが設けられており、係合手段22cによって曲面状外枠22が箱体21に対して着脱自在に装着されている。また、外面部22aには空気取入口8に連通する複数の開口部8aが設けられている。矩形収納部22bの下流側端面には、短手方向に対向する一対の係止片22dが周方向に間隔を空けて複数設けられている。
埃捕集手段23は、送風装置本体3内部に流入する空気に含まれる埃を捕集するものであり、例えば、ポリエチレンの細糸を40〜50メッシュ/平方インチの網目に構成したものである。これにより、0.5mm以上の埃や虫は、送風装置本体3の内部に侵入する前に埃捕集手段23で捕捉される。
埃捕集手段23は、曲面状外枠22の形状に沿うように横断面が円弧状に形成されている。そして、埃捕集手段23は、図9及び図6に示すように、その捕集面が外部に露出するように、外面部22aに、例えばインサート成形などによって一体に固定されている。埃捕集手段23は、複数の開口部8aを覆う大きさに形成されており、開口部8aから流入した空気が埃捕集手段23を通過するようになっている。
(埃捕集手段のメンテナンス)
埃捕集手段23は、送風装置1の外郭側面部に配置される状態となるため、埃や小虫の捕集状態が居住エリアから視認できる。このため、室内清掃時等の日常作業の一環で、掃除機等で、埃捕集手段23に付着した埃及び虫を清掃除去することが可能であり、室内空気を清浄する性能を維持できる。また、埃捕集手段23は、送風装置1の外郭側面部に配置される状態となるため、空気清浄ユニット20が送風装置本体3に収納された状態のままでも、清掃可能である。
また、埃捕集手段23を曲面状外枠22と共に箱体21から取り外し、清掃することも可能である。このように埃捕集手段23を曲面状外枠22と共に箱体21から取り外して清掃することが可能であることにより、清掃及びメンテナンス性を向上することができる。
(空気清浄手段)
図11は、図9の曲面状外枠22から空気清浄手段24を取り外した状態を示す分解斜視図である。
空気清浄手段24は、曲面状外枠22の矩形収納部22b内に着脱自在に収納されており、埃捕集手段23を通過した空気が通過する大きさに形成されている。また、空気清浄手段24は、曲面状外枠22を箱体21から取り外した際に矩形収納部22bから落下しないように係止片22dによって取り外し自在に係止されている。空気清浄手段24は、曲面状外枠22と共に箱体21から容易に取り外し可能であり、更に、図11に示すように曲面状外枠22からも取り外し可能である。
空気清浄手段24は、吸込空気に含まれる、浮遊微粒子の除去を行う機能を有するものである。空気清浄手段24により花粉及び埃等の10μm以上の粒子が捕集される。空気清浄手段24は例えば、セルロースに活性炭を混抄した混抄紙に人工酵素を添着した濾材を、圧損の少ない230メッシュ/平方インチ程のコルゲートハニカム構造に成形したもの、不織布での構成された面状濾材を折り返してプリーツ構造にしたものが用いられている。空気清浄手段24により、室内の埃、花粉等のアレルギー物質を除去することにより、居住者の花粉症等のアレルギー症状の発生を低減することができる。
(空気清浄手段のメンテナンス)
上述したように、空気清浄手段24は、曲面状外枠22と共に箱体21から容易に取り外し可能であり、更に、図11に示すように曲面状外枠22からも取り外し可能である。このため、空気清浄手段24の清掃及びメンテナンスすることが可能であり、清掃及びメンテナンス性を向上することができる。また、空気清浄手段24の交換も容易に行うことができる。
(除菌手段)
図12は、図9の除菌手段25を示す斜視図である。図13は、図9の除菌手段25の分解斜視図である。
除菌手段25は、放電、電界空間発生装置により除菌を行う手段であり、電源部25aと電極部25bとを備えている。電源部25aを有する筐体25cは、電極部25bの後述の電極部本体25hを収納する収納部25dを有している。収納部25dには、収納部25dに収納された電極部25b側に延びる一対の保持片25eが形成されており、この一対の保持片25eにより電極部25bの電極部本体25hが収納部25d内に着脱自在に保持されている。収納部25dには、電極部25bを通過した空気が通過する開口部25jが設けられている。また、筐体25cにはネジ穴25fが設けられ、ネジ(図示せず)により空気清浄ユニット20の箱体21にネジ留めされている。
電極部25bは、複数個の電極(図示せず)と、この複数個の電極に空気が通過するように形成された開口部25gとを有する電極部本体25hを有している。電極部本体25hには、取手部25iが一体に形成されており、この取手部25iを掴み、埃捕集手段23と同様に、天面部3aと平行な方向に引き出して送風装置本体3から容易に取り出すことが可能となっている。
電極部25bは、電極部本体25hが収納部25dに収納されることにより、電源部25a内に配線された電源線と電気的に接続され、本体給電手段30cからの電力が電源部25aを介して電極部本体25hの複数個の電極(図示せず)に印加されるようになっている。このように複数個の電極間に所定電圧が印加されることにより、空気の除菌を行うことができる。すなわち、開口部25gを通過する空気に含まれる、細菌、カビ、ウィルス等を、強電界と電流によって内部破壊させ、除去・不活性化することができる。このように除菌手段25を設けることにより、室内空気に含まれるウィルス等の細菌を不活性化することができ、居住者同士がインフルエンザ等のウィルスに飛沫感染する確率を低減することができる。
電極部25bにおいて除菌面となる電極部本体25hの露出面は、箱体21の底面21c(図9参照)に対して傾斜して配置されている。つまり、空気清浄ユニット20の厚み方向(図3の上下方向)に対して傾斜して配置されている。このように配置することで、電極部本体25hの露出面を、空気清浄ユニット20の厚み方向(図3の上下方向)に沿う方向に配置する場合に比べて空気清浄ユニット20の厚みを低減することが可能である。よって、送風装置本体3の厚み方向の寸法を低減しコンパクト化することができ、送風装置本体3の意匠性を向上することができる。
また、除菌手段25を放電、電界空間発生装置とすることにより、年1回程度の清掃にて、除菌機能を継続的に得ることができる。
(除菌手段のメンテナンス)
除菌手段25のメンテナンスの際には、空気清浄ユニット20を送風装置本体3から引き出した後、空気清浄ユニット20の曲面状外枠22を箱体21から取り外し、除菌手段25の取手部25iを掴んで除菌手段25を箱体21の外に引き出す。これにより、除菌手段25を容易に天井下から取り出すことができ、除菌手段25をメンテナンス及び清掃することができ、清掃、メンテナンス性が向上する。
また、空気清浄ユニット20が送風装置本体3に挿入された状態、又は送風装置本体3から部分的に引き出された状態においても同様に、空気清浄ユニット20の曲面状外枠22を箱体21から取り外し、除菌手段25の取手部25iを掴んで天井又は壁等の設置面と平行な方向に引き出すことができる。これにより、除菌手段25を容易に天井下から取り出すことができ、除菌手段25を清掃及びメンテナンスすることができ、清掃、メンテナンス性が向上する。
また、空気清浄ユニット20の箱体21の下面(照明器側の面)には、除菌手段25の取手部25iと対向する位置に切欠き21d(図9参照)が設けられている。切欠き21dは箱体21の外部から切欠き21dを介して取手部25iを掴むことが可能な大きさに形成されている。つまり、空気清浄ユニット20の下面側から切欠き21dを介して除菌手段25の取手部25iを掴むことが可能な構造となっている。この構造により、除菌手段25を箱体21から取り出すに際し、空気清浄ユニット20の下面側から除菌手段25の取手部25iを掴むことができるため、除菌手段25の脱着が行い易く、清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、除菌手段25では、電極部25bのみが送風装置本体3から着脱可能であるため、定期的に清掃が必要となる電極部25bのみを容易に取り外して清掃することが可能であり、清掃メンテナンス性が向上する。
(オゾンVOC除去手段)
図14は、図9のオゾンVOC除去手段26の取り付け状態の説明図で、空気清浄ユニット20を吹出口21b側から見た斜視図である。図15は、図14の分解斜視図である。
オゾンVOC除去手段26は、除菌手段25から発生するオゾンを除去することができるものである。また、吸込空気に含まれる揮発性有機化合物(VOC)を捕集することもできる。オゾンVOC除去手段26を設けることにより、室内空気に含まれるVOCを除去することができ、有効換気換算量を増加させ、その増加分の全般換気量を削減することにより暖冷房負荷を低減することができる。また、空気清浄ユニット20内で発生したオゾンを除去することができ、人体に毒性のあるオゾンを室内に放出するのを防ぐことができる。
(オゾンVOC除去手段のメンテナンス)
オゾンVOC除去手段26は、箱体21に設けられた箱状収納部21hに着脱自在に係合されており、箱状収納部21hの取出開口21iから、図15に示すように引き出して取り外し、清掃及びメンテナンスすることが可能である。また、取出開口21iにはオゾンVOC除去手段26の一部、好ましくは角部を箱体21外に露出する切欠き21jが設けられており、切欠き21jよりオゾンVOC除去手段26を掴み、引き出すことが可能である。これにより、空気清浄ユニット20を送風装置1から引き出せば、オゾンVOC除去手段26を容易に取り外すことが可能であり、清掃及びメンテナンス性が向上する。
(空気清浄ユニットの動作)
以上のように構成された空気清浄ユニット20においては、送風手段11が駆動されると、居室100の空気が、埃捕集手段23、空気清浄手段24、除菌手段25、オゾンVOC除去手段26の順で空気清浄ユニット20内を通過し、清浄化される。
なお、空気清浄ユニット20において空気を清浄化するための各浄化手段23〜26を前記のような順に配置することにより、室内空気に含まれる汚染物質の大きな物から順に上流側で除去することができる。このため、下流側に配置された除菌手段25、オゾンVOC除去手段26のメンテナンス回数を低減することができる。なお、空気を清浄化するための浄化手段23〜26の配置順は上記の順に限定するものではなく任意に選択可能であり、用途に応じて選択し空気清浄ユニット20の空気清浄能力を選択することが可能である。また、本発明は浄化手段として各浄化手段23〜26の全てを備える構成に限定されず、1又は複数を組み合わせて備えた構成としてもよい。すなわち、送風装置1を使用する使用者の用途に応じて、空気清浄ユニット20の空気清浄機能をカスタマイズすることができる。
次に、有効換気換算量について説明する。有効換気換算量は、揮発性有機化合物の捕集効率と送風手段11の送風風量とに基づいて、以下の式(1)により算出される。
毎時有効換気換算量=毎時送風風量×揮発性有機化合物捕集効率 ・・・(1)
式(1)における、揮発性有機化合物捕集効率は、次の式(2)で表される。
揮発性有機化合物捕集効率=(空気清浄手段の上流の濃度C−空気清浄手段の下流の濃度Cp)÷空気清浄手段の上流の濃度C ・・・(2)
すなわち、有効換気換算量が既定の値で規制されている場合、揮発性有機化合物の捕集効率が高位となれば送風風量を減ずることができる。更に、有効換気換算量が居室100の全般換気における必要換気量以上の値となれば、全般換気は不要となり、換気設備を設備する必要がなく、暖冷房費、機器施工費を削減することもできる。
すなわち、送風装置1における送風手段11の毎時送風風量とオゾンVOC除去手段26の揮発性有機化合物の捕集効率との積である有効換気換算量が、送風装置1が設置される居室100の気積の50%以上であれば、建築基準法のシックハウス対策で求められる毎時0.5回以上の居室100全般換気量を満足することができる。
(送風装置の作用)
以下に、送風装置1の作用を説明する。
図4及び図5に示されるように、送風手段11が駆動されると、空気は、空気取入口8から送風装置本体3の内部に流入し、空気清浄ユニット20で浄化される。空気清浄ユニット20で浄化された空気は、送風装置本体3の天面部3aの下面とケーシング11bの上面との間に形成される隙間、天面側開口部11b1、側面側開口部11b2を順に通って、空気吐出口9から送風装置本体3の外部に吹き出される。このため、特に空気吐出口9の付近における天井面101の汚れを低減することができる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、図3及び図4に示されるように、一台又は複数台ずつ複数の送風単位に分けられ、送風単位毎に運転及び停止が切替可能である複数の送風手段11を備えている。このため、小風量運転時には一部の送風単位を運転又は停止させることで、風量の増減を制御できる。このため、小風量運転時に一部の送風単位が運転を停止しても、空気吐出口9から送風装置本体3の外部に吐出される空気の速度が確保される。したがって、送風装置本体3から吐出される室内空気を部屋の隅々まで行き渡らせることにより空気の淀みを解消して汚染物質濃度を低下させ、室内の温度分布を均一化し、送風動力と暖冷房負荷を低減することができる。このように、一台又は複数台の送風単位で動作可能な複数の送風手段11を備えているため、室内環境の悪化が抑制される。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、図1及び図2に示されるように、天井から吊り下げられた照明器40の天井側に連結される。つまり、照明器40は通常、居室100のほぼ中央に設けられるため、送風装置1も、居室100のほぼ中央の天井付近に設けられることになる。このため、空気取入口8及び空気吐出口9から流入出する空気は、循環流路107で流通し、天井面101、壁面108、床面109に沿って居室100全体の空気を循環させる。よって、冬季において、居住者に気流感を感じさせることなく、部屋全体の空気循環により空気質、温熱環境の不均一を抑制できる。
更に、壁面108に形成された給気口102からの外気流入、及び、窓面104の伝熱に起因する室内空気のコールドドラフトも天井面101近傍の暖気を壁面108、給気口102、窓面104に沿わせて流通させることで軽減することができ、肌寒さ感や結露の発生を抑制できる。
(効果)
以上のように、本発明の実施の形態1に係る送風装置1は、送風装置本体3の側面には空気取入口8及び空気吐出口9が形成され、ケーシング11bには、ケーシング11bの内部に空気を取り入れるための天面側開口部11b1及びケーシング11bの内部から空気を吐き出すための側面側開口部11b2が形成される。そして、ケーシング11bは、天面側開口部11b1が送風装置本体3の天面部3aの下面に対向し、側面側開口部11b2が空気吐出口9に対向するように、送風装置本体3の底面部3bの上面に設けられ、送風装置本体3の天面部3aの下面とケーシング11bの上面との間には、隙間が形成される。このため、モータ11cで羽根11aが駆動されると、空気は、空気取入口8から送風装置本体3の内部に取り入れられ、送風装置本体3の天面部3aの下面とケーシング11bの上面との間に形成される隙間、天面側開口部11b1、側面側開口部11b2を順に通って、空気吐出口9から送風装置本体3の外部に吹き出される。したがって、特に空気吐出口9の付近における天井面101の汚れを低減することができる。本発明の実施の形態1に係る送風装置1は、デザインの制約で送風装置本体3をなるべく高さの低い円柱形状として構成する場合に特に有効である。
また、上述した風路構造とする場合、送風手段11は輻流型の送風機であり、送風手段11は、モータ11cの軸が円形平面に対して垂直向きになるように送風装置本体3に設置されるため、羽根11aの羽根径を大きくでき、送風性能上有効である。
また、居室100からの排気と居室100への給気を常時(24時間)機能させる全般換気の省エネルギー化を行う。そして、送風装置1は、一台又は複数台ずつ複数の送風単位に分けられ、送風単位毎に運転及び停止が切替可能である複数の送風手段11を備えている。このため、上述したように、全般換気における小風量換気時において、送風装置本体3内部から吐出された空気を部屋の隅々まで行き渡らせることにより空気の淀みを解消し、汚染物質濃度を低下させ、室内の温度分布を均一化し、送風動力と暖冷房負荷を低減することができる。
また、空気清浄ユニット20が、送風装置本体3から平行な方向に引き出し自在に送風装置本体3に支持される構造としたため、空気清浄ユニット20を送風装置本体3から引き出す際に、送風装置1及び照明器40を天井面101から取り外す必要がない。このため、空気清浄ユニット20を容易にメンテナンスすることができ、清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、空気清浄ユニット20を、連結手段(回転軸3e、貫通穴21g)により設置面と平行な方向に回動自在に送風装置本体3に連結するようにしたので、空気清浄ユニット20を回転させて送風装置本体3の外部に引き出して内部を露わにし、清掃及びメンテナンスすることができる。また、空気清浄ユニット20を送風装置本体3から取り外さずに連結したままメンテナンスすることができるため、メンテナンス性とメンテナンス時の空気清浄ユニット20の落下等に対する安全性とが向上する。
また、空気清浄ユニット20及び送風装置本体3に、空気清浄ユニット20が送風装置本体3に収納された状態で互いに係合して固定する係合手段(突起3d、嵌合穴21e)を設けたので、送風装置本体3に振動等が発生した場合でも空気清浄ユニット20が送風装置本体3から外れることがないようにすることができる。
また、空気清浄ユニット20に、空気清浄ユニット20を送風装置本体3内に収納した状態で送風装置本体3外から指を引掛けられる引掛部21fを設けたので、清掃及びメンテナンスの際に引掛部21fに指を引掛けて空気清浄ユニット20を引き出すことができる。よって、容易にメンテナンスを行うことができ、清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、空気清浄ユニット20に、空気取入口8から取り入れられた空気に含まれる埃を捕集する埃捕集手段23を設けたので、室内空気の埃を捕集し、清浄化することができる。
また、空気清浄ユニット20に、空気取入口8から取り入れられた空気に含まれる浮遊微粒子を捕集する空気清浄手段24を設けたので、室内の埃、花粉等のアレルギー物質を除去することができる。このため、居住者の花粉症等のアレルギー症状の発生を低減することができる。
また、空気清浄ユニット20に、空気の除菌を行う除菌手段25を設けたので、室内空気に含まれるウィルス等の細菌を不活性化することができ、居住者同士がインフルエンザ等のウィルスに飛沫感染する確率を低減することができる。
また、空気清浄ユニット20に、オゾン除去と揮発性有機化合物の捕集とを行うオゾンVOC除去手段26を設けたので、室内空気に含まれるVOCを除去することができ、有効換気換算量を増加させ、その増加分の全般換気量を削減することにより送風動力と暖冷房負荷を低減することができる。よって、省エネルギー化を図ることができる。また、空気清浄ユニット20内で発生したオゾンを除去することができ、人体に毒性のあるオゾンを室内に放出するのを防ぐことができる。また、建物改修時のシックハウス対策を容易に行うことができる。
また、空気清浄ユニット20に、埃捕集手段23、空気清浄手段24、除菌手段25及びオゾンVOC除去手段26のうちの複数を備えることにより、送風装置1を使用する使用者の用途に応じて空気清浄機能をカスタマイズした空気清浄ユニット20を構成できる。
また、空気取入口8から取り入れられた空気の上流側から順に埃捕集手段23、空気清浄手段24、除菌手段25及びオゾンVOC除去手段26を備えたので、室内空気に含まれる汚染物質の大きな物から順に上流側で除去することができる。このため、下流側に配置された除菌手段25、オゾンVOC除去手段26のメンテナンス回数を低減することができる。
また、埃捕集手段23は、その捕集面が外部に露出するように空気清浄ユニット20の曲面状外枠22に固定されているので、清掃メンテナンス時には、曲面状外枠22が空気清浄ユニット20の箱体21に設置された状態のまま、埃捕集手段23を清掃できる。又は、埃捕集手段23を曲面状外枠22と共に空気清浄ユニット20の箱体21から取り外して清掃することもできる。これにより、埃捕集手段23の清掃及びメンテナンス性を向上することができる。
また、空気清浄手段24は、曲面状外枠22に設けられた矩形収納部22bに着脱自在に収納されているので、清掃メンテナンス時には、曲面状外枠22と共に容易に取り外して清掃することが可能であり、清掃及びメンテナンス性を向上することができる。
また、除菌手段25の除菌面となる電極部25bを有する電極部本体25hが、送風装置本体3に着脱自在に保持されており、送風装置本体3から設置面と平行な方向に引き出し自在であるので、以下の効果を有する。すなわち、清掃及びメンテナンス時には送風装置本体3の設置面と平行な方向に電極部25bを取り出して、清掃及びメンテナンスすることが可能である。これにより、空気清浄ユニット20が送風装置本体3に挿入された状態、もしくは部分的に引き出された状態であっても、送風装置本体3側面から電極部25bを取り外し、メンテナンスすることが可能であり、清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、除菌手段25は、その除菌面となる電極部本体25hの露出面が、空気清浄ユニット20の厚み方向に対して傾斜するように空気清浄ユニット20に配置されているので、空気清浄ユニット20の厚みを低減することが可能である。よって、送風装置1の厚み方向の寸法を低減することができ、コンパクト化が可能で、送風装置1の意匠性を向上することができる。
また、除菌手段25を放電、電界空間発生装置とすることにより、1回/年程度の清掃にて、除菌機能を継続的に得ることができる。
また、放電、電界空間発生装置を電源部25a、電極部25bを備えた構成とし、電極部25bのみが箱体21から着脱可能としたので、定期的に清掃が必要となる電極部25bのみを容易に取り外して清掃することが可能であり、清掃メンテナンス性が向上する。
また、除菌手段25は取手部25iを有し、空気清浄ユニット20の箱体21において照明器40側の面には取手部25iと対向して切欠き21dが設けられており、切欠き21dは、箱体21から切欠き21dを介して取手部25iを掴むことが可能な大きさに形成されている。このため、空気清浄ユニット20の外部から(図9では下面側から)除菌手段25の取手部25iを掴み、箱体21外へ取り外すことが可能である。よって、除菌手段25の脱着が行い易く、清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、オゾンVOC除去手段26は空気清浄ユニット20に着脱自在に収納されている。このため、空気清浄ユニット20から取り外し、清掃及びメンテナンスすることが可能である。よって、空気清浄ユニット20を送風装置本体3から引き出せば、オゾンVOC除去手段26を容易に取り外すことが可能であり、オゾンVOC除去手段26の清掃及びメンテナンス性が向上する。
また、空気清浄ユニット20の箱体21は、オゾンVOC除去手段26の一部を箱体21外に露出する切欠き21jを有していることにより、この切欠き21jを介して箱体21外部からオゾンVOC除去手段26を掴むことができる。特に、図15に示すようにオゾンVOC除去手段26の角部を箱体21外に露出するように切欠き21jを設けた場合、箱体21外部からオゾンVOC除去手段26を容易に掴むことができる。このようにすることで、オゾンVOC除去手段26を掴んで箱体21外に取り外すことができるため、オゾンVOC除去手段26の清掃及びメンテナンス性を向上することができる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、必要な送風量を実現するにあたり1つの送風手段11で実現するのではなく、複数の送風手段11で実現するようにしている。このため、1つの送風手段とする場合に比べて複数の送風手段11のそれぞれのサイズを小さく構成することができ、送風装置本体3を薄型化することができる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、空気清浄ユニット20が、送風装置本体3の本体側面3cのほぼ半分の面積を占めて多面に亘って配設される構成となっている。このため、空気流通面積が大きくなり、吸込流速が低減される。したがって、空気吐出口9から送風装置1の外部に吐出された空気が直接、空気取入口8に吸い込まれるショートサーキットの発生が抑制され、送風手段11にかかる圧力損失が抑制され、送風手段11の消費電力が低減される。また、オゾンVOC除去手段26における揮発性有機化合物の捕集効率は、流通速度が低いほど高位になる傾向があるため、本実施の形態1のように、吸込流速が低減された場合には捕集効率が高位となる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、送風手段11が、羽根11a、ケーシング11b、及びモータ11cで構成された複数個の輻流型の送風機を備えている。このため、回転体の振動を微小に抑制して分散させることができる。したがって、送風装置1の振動による騒音の発生が抑制され、送風装置1の下面に取り付けられた照明器40のチラツキ等の不具合を抑制でき、室内空間の視聴覚環境を改善することができる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、送風装置1及び照明器40に給電を行うための電源ユニット30が内筒7内に配設されている。内筒7内は、空気吐出口9から吐出された空気が循環して空気取入口8から送風装置1の内部に流入する風路から隔絶されている。よって、この内筒7に電源ユニット30を配設することにより、室内を流通する空気に含まれる微細な塵や湿気が、電源ユニット30の電装部品(受電手段30a、取付給電手段30b)の充電部に堆積して電源のトラッキングやショートなどの不具合を起こすことが抑制される。このため、送風装置1の安全が確保されると共に送風装置1及び照明器40の取付工事が容易になる。
また、本実施の形態1に係る送風装置1は、上述したように送風装置本体3が薄型化されるため、送風装置1の下面に設けられる照明器40が室内へ突出することも抑制される。したがって、室内空間の視覚環境を改善することができる。
また、本実施の形態1に係る居室100は、内部で送風装置1が運転されるため、居室100内の空気に含まれる汚染物質が除かれ、汚染物質が除かれた空気が循環する。
また、本実施の形態1に係る居室100は、送風装置1の運転により汚染物質が除去されるため、有効換気換算量を増加させることができ、その増加分の全般換気量を低減することができる。また、有効換気換算量が居室100の全般換気における必要換気量以上の値となれば、全般換気装置による全般換気は不要となるため、送風装置1を運転させるだけでよい。送風装置1のみ運転させる場合には、全般換気設備を設置する必要がないため、暖冷房費、機器施工費を削減することができる。
1 送風装置、3 送風装置本体、3a 天面部、3a1 取付穴、3b 底面部、3c 本体側面、3d 突起、3e 回転軸、3fb,3fc ネジボス、5 本体枠、7 内筒、8 空気取入口、8a 開口部、9 空気吐出口、10 内部風路、11 送風手段、11a 羽根、11b ケーシング、11b1 天面側開口部、11b2 側面側開口部、11b3 ケーシング取付部、11c モータ、11c1 モータシャフト、11c3 モータ取付部、13 風向調節手段、16 ネジ、20 空気清浄ユニット、21 箱体、21a 吸込口、21b 吹出口、21c 底面、21d 切欠き、21e 嵌合穴、21f 引掛部、21g 貫通穴、21h 箱状収納部、21i 取出開口、21j 切欠き、22 曲面状外枠、22a 外面部、22b 矩形収納部、22c 係合手段、22d 係止片、23 埃捕集手段、24 空気清浄手段、25 除菌手段、25a 電源部、25b 電極部、25c 筐体、25d 収納部、25e 保持片、25f ネジ穴、25g 開口部、25h 電極部本体、25i 取手部、25j 開口部、26 オゾンVOC除去手段、30 電源ユニット、30a 受電手段、30b 取付給電手段、30c 本体給電手段、30d ユニット本体、40 照明器、40a 照明部材、50 取付手段、50a 取付金具、60 シーリングローゼット、100 居室、101 天井面、102 給気口、103 排気口、104 窓面、105 屋外、106 他室、107 循環流路、108 壁面、109 床面。

Claims (6)

  1. 送風装置本体と、
    羽根及びモータを収容したケーシングを有し、前記送風装置本体の内部に設けられる輻流型の送風手段と、を備え、
    前記送風装置本体の側面には空気取入口及び空気吐出口が形成され、
    前記ケーシングには、該ケーシングの内部に空気を取り入れる天面側開口部及び該ケーシングの内部から空気を吐き出す側面側開口部が形成され、
    前記ケーシングは、前記天面側開口部が前記送風装置本体の天面部の下面に対向し、前記側面側開口部が前記空気吐出口に対向するように、前記送風装置本体の底面部の上面に設けられ、前記送風装置本体の天面部の下面と前記ケーシングの上面との間には、隙間が形成され、
    前記モータで前記羽根が駆動されると、空気は、前記空気取入口から前記送風装置本体の内部に取り入れられ、前記隙間、前記天面側開口部、前記側面側開口部を順に通って、前記空気吐出口から前記送風装置本体の外部に吹き出される
    ことを特徴とする送風装置。
  2. 前記送風装置本体の側面の展開面積は、前記送風装置本体の天面部の投影面積及び前記送風装置本体の底面部の投影面積よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 前記送風手段を構成する各構成部品は、
    前記各構成部品の取付面が前記送風装置本体の底面部の上面と対向するように、前記送風装置本体の底面部の上面に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送風装置。
  4. 前記送風装置本体の底面部の下面は、照明器が取り付けられる面である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の送風装置。
  5. 前記送風手段は複数設けられ、
    前記複数の送風手段は、一又は複数台ずつ複数の送風単位に分けられ、前記送風単位毎に運転及び停止が切替可能である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の送風装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の送風装置を備えた
    ことを特徴とする居室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018179358A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 シャープ株式会社 送風装置
JP2021050866A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 英昭 和田 冷蔵オープンショーケースの冷気整流体の埃付着防止方法および冷蔵オープンショーケースの冷気整流体用の埃捕捉シート

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JP7216416B2 (ja) 2019-09-25 2023-02-01 英昭 和田 冷蔵オープンショーケースの冷気整流体の埃付着防止方法および冷蔵オープンショーケースの冷気整流体用の埃捕捉シート

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