JP2014183917A - メイクアップ支援装置、メイクアップ支援方法、およびメイクアップ支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】メイク技術が不十分なユーザに対してもメイクアップの支援を適切に行うことができるメイクアップ支援装置を提供すること。
【解決手段】メイクアップ支援装置100は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、メイクアップの仕方であるメイクを選択するメイク選択部250と、顔の位置を所定の位置に案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させるメイク提示部260と、を有する。メイク提示部260は、例えば、所定の方向に向けて多色の化粧料の噴霧を行う噴霧部に対し、選択されたメイクに用いられる色のうち、所定の位置に顔が位置しているときの所定の方向に対応する色の化粧料を噴霧させる。
【選択図】図1
【解決手段】メイクアップ支援装置100は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、メイクアップの仕方であるメイクを選択するメイク選択部250と、顔の位置を所定の位置に案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させるメイク提示部260と、を有する。メイク提示部260は、例えば、所定の方向に向けて多色の化粧料の噴霧を行う噴霧部に対し、選択されたメイクに用いられる色のうち、所定の位置に顔が位置しているときの所定の方向に対応する色の化粧料を噴霧させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、顔のメイクアップ(化粧)を支援するメイクアップ支援装置、メイクアップ支援方法、およびメイクアップ支援プログラムに関する。
近年、顔のメイクアップの仕方(以下、単に「メイク」という)の多様化が進んでいる。無数の選択肢の中から適切なメイクを選択することは、特にメイクについての十分な知識を有さない人にとって、困難である。あらゆるメイクを実際に試して判断および比較を行うことは、膨大な時間および手間を要するからである。
そこで、顔の特徴に合うメイクを選択し、選択されたメイクが適用されたときの顔のシミュレーション画像を生成して提示する技術が、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。特許文献1および特許文献2に記載の技術は、メイクアップの対象となる顔(以下、単に「顔」という)を撮影した画像を取得し、顔の特徴を抽出し、予め定められた選択基準に基づいて、顔の特徴に合うメイクを選択する。そして、従来技術は、取得した画像に、選択したメイクを顔に適用したときのメイクの状態を示す画像を重畳して、シミュレーション画像を生成し、表示する。
これらの技術によれば、実際にメイクアップを行うことなく、シミュレーション画像生成の対象を顔の特徴に合うメイクに絞り込んで、メイクの良し悪しを判断することが可能となる。すなわち、より少ない時間および手間で適切なメイクを選択することが可能となる。
ところが、メイクの実施技術が不足しているユーザは、メイクのシミュレーション画像を提示されたとしても、そのメイクを再現することが困難である。そこで、特許文献3に記載された基礎化粧に関する技術を、メイクアップに転用することが考えられる。
特許文献3に記載の技術は、フェルト製、紙製、あるいは水溶性物質等を基材とする化粧用送達シートに、顔毎に選択されたスキンケアに対応する基礎化粧料を印刷する。ユーザは、かかる化粧用送達シートを、印刷された面を顔に向けて顔の皮膚に貼り付けることにより、基礎化粧料を顔に担持させることができる。この基礎化粧料に代えて、選択されたメイクに対応する一般化粧料を印刷することが考えられる。
しかしながら、特許文献3に記載の技術を用いたとしても、選択されたメイクを十分に再現することは困難である。なぜなら、化粧用送達シートから一般化粧料を上手く転写させるには、ある程度の技術を要するからである。また、化粧用送達シートを水溶性物質とし貼り付けたままとする場合、化粧用送達シートの溶解により、一般化粧料の濃度や分布が変化し、化粧崩れのような状態になり得るからである。したがって、従来技術は、メイク技術が不十分なユーザに対しては、メイクアップの支援を適切に行うことが難しいという課題を有する。
本発明の目的は、メイク技術が不十分なユーザに対してもメイクアップの支援を適切に行うことができる、メイクアップ支援装置、メイクアップ支援方法、およびメイクアップ支援プログラムを提供することである。
本発明の一態様に係るメイクアップ支援装置は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するメイク選択部と、前記顔の位置を所定の位置に案内し、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるメイク提示部と、を有する。
本発明の一態様に係るメイクアップ支援方法は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するステップと、前記顔の位置を所定の位置に案内するステップと、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるステップと、を有する。
本発明の一態様に係るメイクアップ支援プログラムは、コンピュータに、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択する処理と、前記顔の位置を所定の位置に案内する処理と、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させる処理と、を実行させる。
本発明によれば、メイク技術が不十分なユーザに対してもメイクアップの支援を適切に行うことができる。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1は、本発明の基本的態様の一例である。
本発明の実施の形態1は、本発明の基本的態様の一例である。
図1は、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、メイクアップ支援装置100は、メイク選択部250、およびメイク提示部260を有する。
メイク選択部250は、メイクアップを行う対象となる顔(以下、単に「顔」という)毎に、メイクアップの仕方であるメイクを選択する。
メイク提示部260は、顔の位置および向き(以下、単に「位置」という)を所定の位置および向き(以下、単に「所定の位置」という)に案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させる。
メイクアップ支援装置100は、図示しないが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、およびRAM(Random Access Memory)等の作業用メモリを有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
このようなメイクアップ支援装置100は、所定の位置に顔の位置を案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させることができる。これにより、ユーザは、案内に従って顔を所定の位置にセットすることにより、選択されたメイクを簡単に再現することができる。したがって、メイクアップ支援装置100は、メイク技術が不十分なユーザに対しても、メイクアップの支援を適切に行うことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、本発明の具体的態様の一例である。本実施の形態は、本発明を、デジタルカメラおよびタッチパネル付きディスプレイを備えた装置に適用した例である。
本発明の実施の形態2は、本発明の具体的態様の一例である。本実施の形態は、本発明を、デジタルカメラおよびタッチパネル付きディスプレイを備えた装置に適用した例である。
<用語の説明>
まず、本実施の形態において用いられる用語について説明する。
まず、本実施の形態において用いられる用語について説明する。
「顔部品」とは、目、眉、鼻、頬(ほお)骨、唇、輪郭等、顔の印象を特徴付ける部分を指すものとする。
「顔部品ID」とは、顔部品の識別情報である。
「顔部品の領域」とは、画像上あるいは実空間上で、顔部品が占める領域を指すものとし、目尻等、顔部品の特徴点の位置を含むものとする。
「顔特徴量」とは、顔の特徴を示す所定のパラメータの値である。ここでは、顔の幅に対する顔の長さの比、両目の間の間隔に対する鼻の長さの比、および、顔の幅に対する目の幅の比等の、複数の値から成る多変量データであるものとする。
「メイク」とは、アイシャドウや口紅等の、顔部品の特徴の印象を補正して審美性の向上を図るメイクアップの仕方(種類)を示し、化粧料の色、塗布濃度、および塗布範囲を少なくとも含む。
「メイク情報」とは、メイクの内容を示す情報である。
「メイク種別」とは、「ファンデーション」、「アイシャドウ」、「口紅」、および「チーク」等、少なくとも顔部品との位置関係により区別されるメイクの種類である。
「メイクID」とは、メイクの識別情報である。
<メイクアップ支援装置の構成>
次に、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置の構成について説明する。
次に、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置の構成について説明する。
図2は、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2において、メイクアップ支援装置100は、撮影部210、画像取得部220、顔部品取得部230、メイクテーブル格納部240、メイク選択部250、メイク提示部260、表示部270、および噴霧部280を有する。
撮影部210は、例えばデジタルビデオカメラであり、顔の映像を撮影する。そして、撮影部210は、撮影した映像を、画像取得部220へ出力する。映像は、時系列の複数の画像(フレーム画像)により構成される。なお、本実施の形態において、メイクの対象となる顔は、メイクアップ支援装置100のユーザの顔であるものとする。
画像取得部220は、入力された映像から、映像を構成する画像を順次取得する。そして、画像取得部220は、取得した画像を、顔部品取得部230およびメイク提示部260へ出力する。
顔部品取得部230は、入力された画像から、顔の顔部品の領域を取得する。顔部品の領域の取得は、例えば、画像の各部分領域と、予め用意された各顔部品のテンプレート画像とのマッチングにより行われる(例えば、特許文献4参照)。そして、顔部品取得部230は、取得した顔部品の識別情報および領域を示す情報(以下「顔部品情報」という)を、メイク選択部250へ出力する。
メイクテーブル格納部240は、メイクテーブルを格納している。メイクテーブルは、取得され得る顔の顔特徴量に対応付けて、その顔特徴量を有する顔に適切なメイクを記述したテーブルである。
なお、本実施の形態では、予め、過去にメイクアップ技術者によってメイクが行われた不特定多数の顔の顔特徴量のサンプルに対して、主成分分析が行われているものとする。そして、主成分分析結果は、主成分値が1σ以上であるか否か等を判定基準とする公知の主成分層別法により、予めグルーピングされているものとする。そして、メイクテーブルには、顔特徴量のグループ毎に、そのグループにする顔に対して過去に高い頻度で行われたメイクが、登録されているものとする。
図3は、メイクテーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、メイクテーブル410は、顔特徴量のグループ411毎に、複数のメイクID412を記述している。例えば、「FG1」という顔特徴量のグループ411には、「FM1、FM2」という2つのメイクID412が対応付けられている。これは、ユーザの顔の顔特徴量がFG1である場合、「FM1」というメイクIDが示すメイクと、「FM2」というメイクIDが示すメイクとが、適切であるということを示す。
なお、メイクの流行の変化は速く、提示すべきメイクの変化も速い。このため、メイクテーブル410は、例えば、メイクアップ支援装置100に備えられた通信回路(図示せず)を介して、インターネット上のサーバから定期的に更新されることが望ましい。
また、図2のメイクテーブル格納部240は、メイク情報テーブルを格納している。メイク情報テーブルは、メイクテーブル410(図3参照)に記述されたメイクIDが示すメイクの、メイク情報を記述したテーブルである。
図4は、メイクテーブル格納部240が格納するメイク情報テーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、メイク情報テーブル420は、例えば、メイクID421、メイク種別422、色423、濃度424、および範囲425を、対応付けて記述している。
メイクID421は、メイクテーブル410のメイクID412(図3参照)に対応している。メイク種別422は、ここでは簡略化して図示しているが、具体的には、「ファンデーション」、「アイシャドウ」、「口紅」、および「チーク」等である。色423は、ここでは簡略化して図示しているが、具体的には、RGB値および光沢度等である。濃度424は、ここでは簡略化して図示しているが、具体的には、顔の画像の上に重畳する際の透過度およびグラデーションの仕方等である。範囲425は、ここでは簡略化して図示しているが、具体的には、特徴点からの相対座標群、特徴点に対する中心点の相対位置と半径との組等である。
色423、濃度424、および範囲425の組は、少なくとも画像化に必要な情報を含む。すなわち、本実施の形態において、メイク情報は、少なくとも、顔の画像から、当該顔にメイクアップを施したときの画像を生成するために必要な情報(顔の色との差分を示す情報)を、含むものとする。
なお、図3に示すメイクテーブル410および図4に示すメイク情報テーブル420は、1つのテーブルに統合されていてもよい。
図2のメイク選択部250は、顔の顔特徴量を取得する。なお、メイク選択部250は、顔特徴量を、顔部品取得部230から入力された顔部品情報から取得してもよいし、画像取得部220が取得した画像を解析することにより画像から取得してもよい。メイク選択部250は、取得した顔特徴量に基づき、メイクテーブル410(図3参照)を参照して、顔部品毎に、顔部品毎に、後述の噴霧の対象となるメイクの候補である候補メイクを選択する。そして、メイク選択部250は、選択された候補メイクのメイク情報を、メイク情報テーブル420(図4参照)から取得し、メイク提示部260へ出力する。
なお、上述の通り、メイクテーブル410には、顔特徴量のグループ毎に、メイクID412が登録されている。したがって、メイク選択部250は、顔から取得された顔特徴量が、メイクテーブル410に登録された顔特徴量のグループ411のいずれに属するかを判定し、判定された顔特徴量のグループ411に対応するメイクID412を選択する。この判定は、例えば、取得された顔特徴量と各グループの代表値(セントロイド)との距離を算出することにより行われる。
また、メイク選択部250は、ユーザから、後述のシミュレーション画像の表示の対象となる候補メイク(以下「表示メイク」という)の切り替え操作と、表示メイクに対する選択操作とを受け付ける。これらの操作は、例えば、後述の表示部270に備えられたタッチパネルを介して行われる。メイク選択部250は、選択された表示メイクを、後述の噴霧の対象となるメイクである実施メイクとして選択する。そして、メイク選択部250は、選択された実施メイクのメイク情報を、メイク情報テーブル420(図4参照)から取得し、メイク提示部260へ出力する。
メイク提示部260は、候補メイクのシミュレーション画像を、後述の表示部270に表示させる。より具体的には、メイク提示部260は、画像取得部220から入力された画像に、顔に対して候補メイクを適用したときの候補メイクの状態を示す画像を重畳して、シミュレーション画像を生成する。候補メイクの画像の重畳位置は、例えば、顔部品情報と、メイク情報に含まれるメイクの範囲とから算出される。そして、メイク提示部260は、生成したシミュレーション画像の画像データを、表示部270へ出力する。
なお、シミュレーション画像における画像の重畳は、例えば、アルファ(α)ブレンド処理等の公知の画像合成処理により行われる。この場合、アルファ値(α)は、メイクの濃度に応じた値に設定される。アルファブレンド処理は、例えば、以下の式(1)〜(3)で表される。ここで、r1、g1、b1は、撮影された画像の任意の領域のRGB値であり、r2、g2、b2は、メイクのRGB値である。そして、R、G、Bは、シミュレーション画像の対応する領域のRGB値である。
R = r2×α+r1×(1−α) ・・・(1)
G = g2×α+g1×(1−α) ・・・(2)
B = b2×α+b1×(1−α) ・・・(3)
R = r2×α+r1×(1−α) ・・・(1)
G = g2×α+g1×(1−α) ・・・(2)
B = b2×α+b1×(1−α) ・・・(3)
また、メイクのそれぞれに、顔に重ねて塗布する場合の順序(以下「塗布順序」という)が設定されており、かつ、メイクを適用したときの画像が、濃度に応じた密度の網掛け画像であったとする。塗布順序は、例えば、チークの塗布が、ファンデーションの塗布の後にすべきものであるということを規定する。この場合、メイク提示部260は、画像の重畳を、撮影された画像に対して、各メイクの画像を塗布順序に応じた順序で上塗り処理することにより、行ってもよい。
また、メイク提示部260は、顔の位置を所定の位置に案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させる。
より具体的には、メイク提示部260は、映像を構成する画像毎に、所定の位置を示すガイド情報を画像に重畳して得られるガイド画像を、順次生成する。そして、メイク提示部260は、表示部270に対して、生成したガイド画像の画像データを出力し、ガイド画像を表示させる。
そして、メイク提示部260は、後述の噴霧部280に対し、選択されたメイクに用いられる色のうち、所定の位置に顔が位置しているときの、噴霧部280が噴霧を行う方向に対応する色の化粧料を、噴霧させる。この際、メイク提示部260は、顔の位置を取得すると共に、取得された顔の位置と、その位置における単位時間当たりの噴霧量と、の組を所定の周期で記録する。そして、メイク提示部260は、顔の位置および単位時間当たりの噴霧量の組の履歴に基づいて、化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御することにより、実際のメイクをシミュレーション画像に近付ける。
なお、後述するが、噴霧部280は、化粧料と、生体適合性ポリマーの粉粒体とを調合して、多色の化粧料の噴霧を行う。このため、メイク提示部260は、生体適合性ポリマーの粉粒体の皮膚上での厚さが、約10nm〜約500nmとなるように、化粧料の単位時間当たりの噴霧量と、生体適合性ポリマーの単位時間当たりの噴霧量とを算出する。この際、メイク提示部260は、生体適合性ポリマーの粉粒体の色や、皮膚に付着した後の光の散乱等を考慮して、化粧料の単位時間当たりの噴霧量を決定する。そして、メイク提示部260は、算出した値で生体適合性ポリマーが噴霧されるように、噴霧部280を制御する。
本実施の形態において、メイク提示部260は、噴霧すべき化粧料の色と単位時間当たりの噴霧量と、噴霧すべき生体適合性ポリマーの単位時間当たりの噴霧量と、を指定する化粧料噴霧情報を生成するものとする。そして、メイク提示部260は、生成した化粧料噴霧情報を噴霧部280へ出力することにより、噴霧部280の動作を制御するものとする。
表示部270は、例えば、タッチパネル付きディスプレイのディスプレイ部分である。表示部270は、入力されたシミュレーション画像の画像データに基づき、メイクアップ支援装置100のユーザにシミュレーション画像を表示する。また、表示部270は、入力されたガイド画像の画像データに基づき、ガイド画像を表示する。
噴霧部280は、所定の方向に向けて、多色の化粧料の噴霧を行う。より具体的には、噴霧部280は、メイク提示部260から入力される化粧料噴霧情報が指定する色および単位時間当たりの噴霧量で、色が異なる複数種類の化粧料を適宜調合して、化粧料の噴霧を行う。
本実施の形態において、噴霧部280は、化粧料と、生体適合性ポリマーの粉粒体(以下「ポリマー粉粒体」という。)とを調合して、多色の化粧料の噴霧を行うものとする。ここで、ポリマー粉粒体とは、例えば、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリカプロラクトン、あるいはこれらの共重合体、ヒアルロン酸、およびキトサン等の、生体適合性ポリマーから成る薄膜(例えば、特許文献5参照)を、粉砕したものである。また、本実施の形態において、噴霧部280は、卓上に載置した状態で噴霧を行う、卓上型の噴霧器であるものとする。
図5は、噴霧部280の概略構成の一例を示す断面図である。
図5に示すように、噴霧部280は、本体ハウジング部281の内部に、カートリッジ収納部282、撹拌部283、および噴霧ノズル部284を有している。
カートリッジ収納部282には、それぞれ異なる色の化粧料が格納された複数のカートリッジ群301〜304と、上述のポリマー粉粒体が格納されたカートリッジ群305とが、収納されている。なお、これらのカートリッジ群301〜305は、交換可能、あるいは、再充填可能となっている。
カートリッジ群301〜305は、それぞれ、化粧料噴霧情報に従って、格納する化粧料あるいはポリマー粉粒体をカートリッジ収容部282下部の空間306に吐出する。かかる空間306は、その下側に配置された、後述の撹拌部283と連通しており、空間306に吐出された化粧料およびポリマー粉粒体は、速やかに撹拌部283へと落下するようになっている。
撹拌部283は、下部に、カートリッジ収容部282から落下してくる化粧料およびポリマー粉粒体を受けて蓄積する空間307を有している。また、撹拌部283は、当該空間307に蓄積された化粧料およびポリマー粉粒体を撹拌するための、撹拌機構308を有している。空間307は、その横方向に配置された、後述の噴霧ノズル部284と連通している。
噴霧ノズル部284は、撹拌部283に蓄積された、化粧料およびポリマー粉粒体の撹拌物(以下「化粧用粉粒体」という)を、化粧料噴霧情報により指示された時間当たりの噴霧量で、所定の範囲(以下「噴霧エリア」という)309に向けて噴霧する。
なお、化粧用粉粒体の噴霧手法としては、化粧用粉粒体が液体である場合、例えば、静電霧化方式を採用することができる。静電霧化方式とは、粉粒体に電圧を印加して静電気を発生させ、静電気によって粉粒体の状態を不安定にして微細化して霧化させる手法である。(例えば、特許文献6参照)。このようにして噴霧された化粧用粉粒体は、導電体である皮膚に引き寄せられ易い状態となる。
なお、ここでは図示および説明を省略しているが、噴霧部280は、カートリッジ群301〜305の吐出ヘッド、撹拌機構308、および噴霧ノズル部284を動作させるための電源を供給する、電源部を更に有している。また、噴霧部280は、噴霧を行わない間、収容する粉粒体が外部に漏れ出したり乾燥したりしないように、撹拌部283と噴霧ノズル部284との間に配置されたシャッター、または、噴霧ノズル部284に取り付けられる栓を有している。
また、本実施の形態において、カートリッジ群301〜305からの化粧料およびポリマー粉粒体の吐出から、吐出された化粧料およびポリマー粉粒体から成る化粧用粉粒体の噴霧までに要する時間は、非常に短いものとする。噴霧部280は、入力された化粧料噴霧情報に対応する動作を、ほぼリアルタイムで実現するものとする。
また、少なくとも撮影部210、表示部270、および噴霧部280は、ユーザの顔の正面側であってユーザの顔から約20cmの距離に、近接して(例えば一体的に)配置されるものとする。また、メイク提示部260は、撮影部210と噴霧部280との位置関係を把握しており、かかる位置関係に基づいて、上述のガイド情報を生成するものとする。
また、図2のメイクアップ支援装置100は、図示しないが、例えば、CPU、制御プログラムを格納したROM等の記憶媒体、およびRAM等の作業用メモリを有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
このようなメイクアップ支援装置100は、所定の位置に顔の位置を案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させることができる。これにより、ユーザは、案内に従って顔を所定の位置にセットすることにより、選択されたメイクを簡単に再現することができる。
<メイクアップ支援装置の動作>
次に、メイクアップ支援装置100の動作について説明する。
次に、メイクアップ支援装置100の動作について説明する。
図6は、メイクアップ支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1100において、撮影部210は、ユーザの顔の映像の撮影を開始し、画像取得部220は、撮影された映像を構成する画像の取得を開始する。また、顔部品取得部は、画像に含まれる顔の顔部品の取得を開始する。
この際、顔部品取得部230は、例えば、画像510(図7参照)を解析することにより、画像510から顔の(顔部品の)特徴点を抽出する。そして、顔部品取得部230は、同一の顔部品を構成する特徴点により形成される領域を、顔部品の領域として取得する。そして、顔部品取得部230は、取得した顔部品の領域から、顔部品情報を生成する。
図7は、図6のステップS1100において取得される、画像の一例を示す図である。
図7に示すように、画像510は、ユーザの顔の画像(以下「顔画像」という)511を含む。ユーザは、メイクアップをしていない状態である。
図8は、図6のステップS1100において抽出される、顔の特徴点の配置の一例を示す図である。
図8に示すように、顔画像511からは、複数の特徴点(記号「●」で示す)が抽出される。例えば、第1〜第4の特徴点521〜524は、右目を構成する。したがって、顔部品取得部230は、第1〜第4の特徴点521〜524により囲まれる領域525を、右目の領域として取得する。
図9は、図6のステップS1100において生成される、顔部品情報の一例を示す図である。
図9に示すように、顔部品情報530は、例えば、顔部品ID531毎に、領域532および人ID533を記述している。顔部品ID531は、左目、上唇等の、顔部品の識別情報である。領域532は、画像における顔部品の領域の範囲を示す情報であり、例えば、画像上に設定された座標系の座標値リストである。人ID533は、人の識別情報である。人ID533は、例えば、撮影が開始される毎に、タッチパネル付きディスプレイに対する操作等を介してユーザにより指定された値が、設定される。
そして、図6のステップS1200において、メイク選択部250は、顔特徴量を取得する。顔特徴量は、上述の通り、顔の特徴を示す所定のパラメータについての多変量データである。メイク選択部250は、例えば、画像510(図7参照)、顔の特徴点群(図8参照)、および、顔部品情報530(図9参照)のいずれかから、顔特徴量を取得する。そして、メイク選択部250は、取得された顔特徴量に基づいて、候補メイクを選択する。ここでは、複数の候補メイクが選択されるものとする。
そして、ステップS1300において、メイク選択部250は、複数の候補メイクの中から、表示メイクを1つ決定する。そして、メイク選択部250は、決定した表示メイクに対応するメイク情報を、メイク提示部260へ出力する。
そして、ステップS1400において、メイク提示部260は、決定された表示メイクに関するメイク情報に基づいて、シミュレーション画像を生成し、表示部270に表示させる。
図10は、図6のステップS1400において生成される、シミュレーション画像の一例を示す図である。
図10に示すように、シミュレーション画像540は、顔画像511に、アイブロウ、アイシャドウ、アイライナー、チーク、および口紅といった、メイクの画像541〜545を重畳した画像となっている。
そして、ステップS1500において、メイク選択部250は、現在の表示メイクを実施メイクとして選択する操作が行われたか否かを判断する。メイク選択部250は、かかる操作が行われていない場合(S1500:NO)、処理をステップS1600へ進める。
ステップS1600において、メイク選択部250は、表示メイクを他の候補メイクに切り替える操作が行われたか否かを判断する。メイク選択部250は、かかる操作が行われていない場合(S1600:NO)、処理を後述のステップS1800へ進める。また、メイク選択部250は、かかる操作が行われた場合(S1600:YES)、処理をステップS1700へ進める。
ステップS1700において、メイク選択部250は、表示メイクを他の候補メイクに変更し、対応するメイク情報をメイク提示部260へ出力して、ステップS1800へ進む。
そして、ステップS1800において、画像取得部220は、映像の入力が継続しているか否かを判断する。画像取得部220は、映像の入力が継続している場合(S1800:YES)、ステップS1400へ戻り、次の画像に処理を移す。また、画像取得部220は、映像の入力が終了した場合(S1800:NO)、一連の処理を終了する。
一方、いずれかの候補メイクについて実施メイクとして選択する操作が行われた場合(S1500:YES)、メイク選択部250は、処理をステップS1900へ進める。
ステップS1900において、メイク提示部260は、所定の位置にユーザの顔の位置を案内するガイド画像を生成し、表示部270に表示させる。
図11は、ガイド画像の一例を示す図である。ここでは、メイクのうち、左頬のチークのメイクを実施するときの例を示す。
図11に示すように、ガイド画像550は、顔画像511に、ガイド情報として、所定の位置を顔部品の位置等によって示す顔位置画像551と、左頬のチークの画像544を重畳した画像となっている。顔位置画像551としては、例えば、過去に撮影された顔画像を用いることができる。
メイク提示部260は、顔位置画像551の配置を、例えば、撮影部210の撮影範囲と、噴霧部280の噴霧エリア309(図5参照)との位置関係、および、各顔部品と左頬のチークとの位置関係から、算出する。すなわち、メイク提示部260は、噴霧エリア309が、左頬のチークの範囲に一致するように、あるいは、含まれるように、顔位置画像551を生成し、顔画像511に重畳する。
ユーザは、表示部270を見ながら、顔位置画像551に顔画像511が一致するように、顔を移動させたり、顔の向きを変えたりする。これにより、ユーザは、噴霧部280から噴霧されるチークの化粧用粉粒体が、シミュレーション画像540(図10参照)で提示されたチークの画像544の位置に当たるようにすることができる。
そして、図6のステップS2000において、メイク提示部260は、例えば顔部品情報から、顔の位置を取得すると共に、取得した顔の位置と、その位置における単位時間当たりの噴霧量と、の組を記録する。なお、後述のステップS2100の判断処理により、この記録は、所定の周期で行われる。そして、メイク提示部260は、顔の位置および単位時間当たりの噴霧量の組の履歴に基づいて、実際のメイクがシミュレーション画像に近付くように、噴霧部280による化粧用粉粒体の単位時間当たりの噴霧量を制御する。
例えば、噴霧によるメイクの対象となっている皮膚の範囲(例えば、チークが施されるべき範囲。以下「メイク対象領域」という)以外の領域が、噴霧エリア309に位置していたとする。この場合、メイク提示部260は、単位時間当たりの噴霧量をゼロにする。これは、メイク対象領域以外の領域に、化粧用粉粒体が付着するのを防ぐためである。
また、例えば、メイク対象領域が、噴霧エリア309を包含するように、噴霧エリア309に移動してきたとする。この場合、メイク提示部260は、単位時間当たりの噴霧量を、必要な噴霧量を2秒等の所定の時間で実現するような値、に制御する。これは、メイク対象領域に、化粧用粉粒体を適切な濃度で付着させるためである。
また、例えば、メイク対象領域のうち既に噴霧が行われた領域が、噴霧エリア309に再び移動してきたとする。この場合、メイク提示部260は、単位時間当たりの噴霧量を、必要な噴霧量から既に行われた噴霧量を差し引いた値を、所定の時間で実現するような値に、制御する。これは、二度塗りのような形で化粧用粉粒体が噴霧され、メイクが濃くなることを防ぐためである。
そして、ステップS2100において、メイク提示部260は、選択されたメイクについてのメイクアップが終了したか否かを判断する。メイク提示部260は、メイクアップがまだ終了していない場合(S2100:NO)、処理をステップS1900へ戻し、ガイド画像の表示と化粧用粉粒体の噴霧の制御とを継続する。また、メイクアップが終了した場合(S2100:YES)、一連の処理を終了する。
なお、メイク提示部260は、メイクに塗布順序が設定されている場合、かかる塗布順序に沿った順序で、化粧料の噴霧を行うことが望ましい。
また、メイク提示部260は、選択されたメイクのうち、ファンデーションやチーク等、比較的広範囲に施されるものであってシャープさを必要としないようなメイクのみを、噴霧の対象としてもよい。この場合、メイク提示部260は、ガイド画像と、噴霧の対象とならないメイクをガイドするための画像とを、切り替えて、表示部270に表示させることが望ましい。
<本実施の形態の効果>
以上のように、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置100は、所定の位置に顔の位置を案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させる。これにより、ユーザは、案内に従って顔を所定の位置にセットすることにより、選択されたメイクを簡単に再現することができる。したがって、メイクアップ支援装置100は、メイク技術が不十分なユーザに対しても、メイクアップの支援を適切に行うことができる。
以上のように、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置100は、所定の位置に顔の位置を案内し、所定の位置を基準として、選択されたメイクに対応する化粧料を噴霧させる。これにより、ユーザは、案内に従って顔を所定の位置にセットすることにより、選択されたメイクを簡単に再現することができる。したがって、メイクアップ支援装置100は、メイク技術が不十分なユーザに対しても、メイクアップの支援を適切に行うことができる。
また、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置100は、色が異なる複数種類の化粧料を適宜調合して、多色の化粧料の噴霧を行う。これにより、メイクアップ支援装置100は、メイク選択部250が選択したメイクの、複雑な色、微妙な濃淡を、高い精度で再現することができる。
また、本実施の形態に係るメイクアップ支援装置100は、多色の化粧料と生体適合性ポリマーの粉粒体とを調合して、多色の化粧料の噴霧を行う。これにより、多色の化粧料が均一に混合され易くし、また、化粧料を皮膚に付着し易くすることができる。また、皮膚に付着した粉粒体は、皮膚の表面で、メッシュ(網目)状であって、薄く、皮膚への密着性が高く、かつ、伸縮性に富んだ薄膜を形成する。すなわち、酸素および水分等について適度な透過性を有しつつ、初期の状態が維持されるような薄膜を、皮膚の表面に形成する。したがって、メイクアップ支援装置100は、皮膚への負担が少なく、かつ、化粧崩れの可能性が少ない、メイクを実現することができる。
<候補メイクの他の選択手法>
なお、候補メイクの選択手法は、上述の例に限定されない。例えば、メイク選択部250は、顔特徴量とは無関係に流行のメイクを優先的に選択してもよいし、顔特徴量と他の情報とに基づいて候補メイクを選択してもよい。
なお、候補メイクの選択手法は、上述の例に限定されない。例えば、メイク選択部250は、顔特徴量とは無関係に流行のメイクを優先的に選択してもよいし、顔特徴量と他の情報とに基づいて候補メイクを選択してもよい。
メイクの選択は、例えば、肌状態に基づいて行われる。肌状態は、例えば、顔の皮膚の染み、皺、皮脂分泌、隠れ染み、水分、血流、および発汗等の度合いであり、例えば、日常光、紫外線、赤外光、あるいはレーザ光を用いて撮影された画像の解析により取得される。
具体的には、メイク選択部250は、例えば、染みの部分や目の下の隈の部分に対して、コンシーラを噴霧するメイクを選択する。
また、メイクの選択は、例えば、予測される肌状態の変化に基づいて行われてもよい。肌状態の変化は、例えば、上述の肌状態、環境情報、および体調情報から、予測される。環境情報は、例えば、天気、気温、季節、および日射量である。体調情報は、例えば、睡眠時間、体温、身体活動量、瞼の開度、瞬目頻度、月経周期における時期、血圧である。
具体的には、メイク選択部250は、例えば、ユーザが寝不足である場合には、時間経過後に目の下の隈が濃くなることを想定して、目の下にコンシーラを噴霧するメイクを選択する。
また、メイクの選択は、例えば、年齢や居住地域の、ユーザの属性情報に基づいて行われてもよい。
メイクの選択に用いられる各種情報は、ユーザの操作により入力されてもよいし、メイクアップ支援装置100が、通信により、インターネット上のサーバや、ユーザが使用する各種家電機器あるいはセンサ機器等から取得してもよい。
また、例えば、メイク選択部250は、メイクの色補正を行ってもよい。
顔の色の印象は、周囲の色や場面に応じて変化する。例えば、赤系の服を着ている人の顔色は、本来の色よりもやや青緑側に寄った色に見える。また、同じメイクであっても、場面に応じて派手な色合いに感じられたり地味な色合いに感じられたりする。
そこで、メイク選択部250は、例えば、画像からユーザの服の色、肌の色、および髪の色等を取得し、取得された色に基づいて、適切な色合いのメイクを候補メイクとして選択したり、選択した候補メイクの色合いを適切な色合いに補正する。これにより、メイクアップ支援装置100は、より適切なメイクを選択し、ユーザに提示することができる。また、ユーザは、自分で色合いの良し悪しを判断することなく、適切な色合いのメイクを実施することができる。このようなメイクの選択は、特に、ファンデーションの色の選択において、高い効果を奏する。
<基礎化粧料の顔毎の選択>
また、メイクアップ支援装置100は、化粧料の噴霧により実現されるスキンケアを、顔毎に選択するようにしてもよい。
また、メイクアップ支援装置100は、化粧料の噴霧により実現されるスキンケアを、顔毎に選択するようにしてもよい。
この場合、メイク選択部250は、メイクに代えて、または、メイクと併せて、顔毎に、基礎化粧料を用いたスキンケアを選択する。そして、メイク提示部260は、噴霧部280に対し、選択されたスキンケアに対応する基礎化粧料を噴霧させる。
スキンケアの選択は、例えば、肌状態に基づいて行われる。
具体的には、メイク選択部250は、例えば、染みの部分に対して、光散乱効果の高い基礎化粧料を噴霧するスキンケアを選択し、隠れ染みの部分に対して、美白効果の高い基礎化粧料を噴霧するスキンケアを選択する。また、メイク選択部250は、毛穴の楕円率から老化度が高いと推定される部分に対して、収斂作用および皮脂吸着作用の高い基礎化粧料を噴霧するスキンケアを選択する。
また、スキンケアの選択は、例えば、予測される肌状態の変化に基づいて行われる。
具体的には、メイク選択部250は、例えば、ユーザの体温が高い場合には、肌の乾燥が進むことを想定して、保湿美容液を噴霧するスキンケアを選択する。
スキンケアの選択に用いられる各種情報は、ユーザの操作により入力されてもよいし、メイクアップ支援装置100が、通信により、インターネット上のサーバや、ユーザが使用する各種家電機器あるいはセンサ機器等から取得してもよい。
特に、化粧料を生体適合性ポリマーの粉粒体と調合して噴霧する場合、上述の通り、汗や皮脂による基礎化粧料の化粧崩れの可能性を低減することができ、初期の分布状態を長時間維持することができる。このような分布状態の維持は、例えば、紫外線の皮膚への到達を低減する、いわゆるUVカット機能を有する基礎化粧料に好適である。
<噴霧器の他の構成>
また、噴霧部280の構成は、上述の例に限定されない。
また、噴霧部280の構成は、上述の例に限定されない。
例えば、噴霧部280は、化粧用粉粒体の噴霧手法として、スプレーガン方式を採用したものであってもよい。
また、噴霧部280は、ハンディタイプの噴霧器であってもよい。この場合、噴霧部280は、無線通信により、メイク提示部260からの化粧料噴霧情報等の情報のやり取りを行うことが望ましい。
また、噴霧部280は、広い範囲を走査しながら狭い範囲へのインクの噴霧を行う、インクジェットプリンタであってもよい。この場合、化粧料噴霧情報は、例えば、各位置の色および濃度を指定する画像データとすることができる。
また、化粧料粉粒体が、皮膚に密着し易い素材から成る場合、必ずしも、噴霧の際にポリマー粉粒体を用いなくてもよい。また、化粧料粉粒体は、ポリマー粉粒体に代えて、またはポリマー粉粒体と併せて、水あるいはエタノール等の生体適合性を有する弱揮発性の溶液と調合されて、噴霧されてもよい。また、化粧料粉粒体は、乾性ゲルと調合されてもよい。但し、この場合、メイクをする際に、指による塗布を行う必要がある。また、この場合、メイクアップ支援装置100は、どの場所に塗布すべきか等を案内する情報を、ユーザに提示することが望ましい。
また、複数の色の化粧料およびポリマー粉粒体を搬送および調合するための機構は、上述の例に限定されない。また、噴霧の対象となる化粧料粉粒体が格納される空間は、メイク種別や色が変わる毎に、洗浄されてもよい。
例えば、噴霧部は、ポンプにより、各粉粒体を搬送し、ポンプによる洗浄剤の注入と注入された洗浄剤の排出とにより、化粧料粉粒体が格納される空間の洗浄を行う(例えば、特許文献7参照)。これにより、メイクアップ支援装置100は、メイク種別や色の変更に対応し易くすることができる。
<顔の位置の他の案内手法>
また、顔の位置を所定の位置に案内する手法は、上述の例に限定されない。
また、顔の位置を所定の位置に案内する手法は、上述の例に限定されない。
例えば、メイク提示部260は、顔の位置を所定の位置に案内するためのガイド情報の提示を、「顔をあと5cm、噴霧部に近付けて下さい。」、「顔をもう少しだけ右に向けて下さい。」等の音声を出力することにより行ってもよい。
また、メイク提示部260は、噴霧部280がハンディタイプの噴霧器である場合、噴霧器の位置および向きを案内するガイド情報を提示してもよい。かかるガイド情報は、すなわち、顔の噴霧器に対する相対的な位置が、所定の位置となるように、噴霧器の位置および向きを案内する。この案内は、噴霧器の位置および向きを示す画像を表示することにより行ってもよいし、テキスト表示あるいは音声出力により行ってもよい。
なお、この場合、メイク提示部260は、撮影画像から、あるいは、噴霧部280に取り付けられた位置および向きを検出するセンサの出力等から、噴霧部280の位置および向き(つまり、噴霧部280に対する顔の位置および向き)を取得することが望ましい。そして、メイク提示部260は、取得した噴霧部280の位置および向きに基づいて、上述の、単位時間当たりの噴霧量を制御することが望ましい。
また、メイク提示部260は、噴霧部280が、広い範囲を走査しながら狭い範囲へのインクの噴霧を行う、インクジェットプリンタである場合、その操作範囲に顔を嵌め込むフレーム等を用いて、顔の位置を所定の位置に案内してもよい。この場合、フレームは、少なくとも噴霧部280に対して位置および向きが固定され、かつ、髪の生え際等、顔の輪郭以外の部分を覆う構成となっていることが望ましい。
<噴霧量の他の制御手法>
また、メイク提示部260は、ユーザの吸気が行われるタイミングでは、化粧料粉粒体およびポリマー粉粒体の噴霧を行わないようにしてもよい。
また、メイク提示部260は、ユーザの吸気が行われるタイミングでは、化粧料粉粒体およびポリマー粉粒体の噴霧を行わないようにしてもよい。
この場合、メイクアップ支援装置100は、メイク対象者(メイクの対象となる顔の持ち主)の呼吸のタイミングを検出する呼吸タイミング検出部を、更に有する必要がある。呼吸タイミング検出部は、例えば、メイク対象者の顔画像から、メイク対象者の体の動きを検出し、検出した体の動きから、メイク対象者の呼吸のタイミングを検出する(例えば、特許文献8参照)。また、呼吸タイミング検出部は、噴霧部280周辺の湿度および温度を検出したり、遠赤外線あるいはUWB(Ultra Wide Band)波によりメイク対象者の身体の動きを検出することにより、呼吸のタイミングを検出してもよい。そして、メイク提示部260は、検出された呼吸のタイミングに基づいて、化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御する。これにより、メイク対象者が、化粧料粉粒体およびポリマー粉粒体を体内に吸引してしまうのを防ぐことができる。
また、メイクアップ支援装置100は、噴霧の可否を示す所定の操作をユーザから受け付け、かかる操作が行われているか否かに応じて、噴霧を行うか否かを制御してもよい。例えば、メイクアップ支援装置100は、所定のキースイッチが押下されている間にのみ、噴霧を行うようにする。これにより、ユーザが噴霧のオンオフを制御することが可能になる。
<その他の構成の変形例>
また、上述の各種テーブルは、必ずしもメイクアップ支援装置100に格納されていなくてもよい。例えば、メイクアップ支援装置100がネットワークに接続可能である場合、メイクアップ支援装置100は、上記テーブルが格納されたネットワーク上のサーバにアクセスして、メイクを選択すればよい。
また、上述の各種テーブルは、必ずしもメイクアップ支援装置100に格納されていなくてもよい。例えば、メイクアップ支援装置100がネットワークに接続可能である場合、メイクアップ支援装置100は、上記テーブルが格納されたネットワーク上のサーバにアクセスして、メイクを選択すればよい。
また、メイクアップ支援装置100は、分散配置型のシステムを構成してもよい。例えば、図2に示す機能部のうち、撮影部210および表示部270のみをユーザの所持する端末に配置し、噴霧部280を携帯型の噴霧器とし、他の装置部については、ネットワーク上のサーバや、ユーザの自宅PC上に配置してもよい。この場合、これらの装置間で通信を行うための通信部を、それぞれの装置に備える必要がある。
また、メイク選択部250は、外光を検出し、画像から、外光の影響を軽減した状態で、顔特徴量の取得を行うようにしてもよい。
また、メイクの具体的内容は、上述の例に限定されない。例えば、提示の対象となるメイクには、リップグロスの仕方等が含まれる。
また、メイクの対象部位は、顔に限定されるものではなく、首や手の甲等を含んでもよい。メイクアップ支援装置100は、例えば、顔に施すファンデーションの噴霧を、首の上部から下に向かって徐々に薄くなるようにグラデーションを掛けて行うようにする。なお、このようなグラデーションは、顔においても、髪の生え際や首に向かう方向に行われてもよい。
また、メイクアップ支援装置100は、スキンケアについては、化粧料の噴霧とは別の手法により、ユーザに提示してもよい。例えば、メイクアップ支援装置100は、スキンケアに関する情報を、表示部270に表示させてもよい。この場合のスキンケアには、顔のマッサージの仕方、食生活の仕方等、基礎化粧料の塗布以外の各種肌対策が含まれ得る。
本開示のメイクアップ支援装置は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するメイク選択部と、前記顔の位置を所定の位置に案内し、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるメイク提示部と、を有する。
なお、上記メイクアップ支援装置は、所定の方向に向けて多色の化粧料の噴霧を行う噴霧部、を更に有し、前記メイク提示部は、前記噴霧部に対し、選択された前記メイクに用いられる色のうち、前記所定の位置に前記顔が位置しているときの前記所定の方向に対応する色の化粧料を噴霧させてもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記噴霧部は、色が異なる複数種類の化粧料を適宜調合して、前記多色の化粧料の噴霧を行ってもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記顔を撮影した画像を取得する画像取得部と、前記画像から、前記顔の顔部品の領域を取得する顔部品取得部と、画像を表示する表示部と、を更に有し、前記メイク選択部は、前記顔部品毎に、前記噴霧の対象となるメイクの候補である候補メイクを選択し、前記メイク提示部は、前記画像に、前記顔に対して前記候補メイクを適用したときの前記候補メイクの状態を示す画像を重畳して得られるシミュレーション画像を、前記表示部に表示させ、前記メイク選択部は、表示された前記候補メイクに対する選択操作を受け付け、選択された前記候補メイクを、前記噴霧の対象となるメイクである実施メイクとして選択してもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記顔の映像を撮影する撮影部、を更に有し、前記画像取得部は、前記映像を構成する画像を取得し、前記メイク提示部は、前記映像を構成する前記画像毎に、前記所定の位置を示すガイド情報を前記画像に重畳して得られるガイド画像を、順次生成して、前記表示部に表示させてもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記メイク提示部は、前記顔の位置を取得し、取得された前記顔の位置に基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御してもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記メイク提示部は、取得された前記顔の位置と、その位置における単位時間当たりの噴霧量と、の組を所定の周期で記録し、前記顔の位置および前記単位時間当たりの噴霧量の組の履歴に基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御してもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記顔の持ち主であるメイク対象者の呼吸のタイミングを検出する呼吸タイミング検出部、を更に有し、前記メイク提示部は、検出された前記呼吸のタイミングに基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御してもよい。
また、上記メイクアップ支援装置において、前記噴霧部は、前記多色の化粧料と生体適合性ポリマーの粉粒体とを調合して、前記多色の化粧料の噴霧を行ってもよい。
本開示のメイクアップ支援方法は、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するステップと、前記顔の位置を所定の位置に案内するステップと、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるステップと、を有する。
本開示のメイクアップ支援プログラムは、コンピュータに、メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択する処理と、前記顔の位置を所定の位置に案内する処理と、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させる処理と、を実行させる。
本発明は、メイク技術が不十分なユーザに対してもメイクアップの支援を適切に行うことができる、メイクアップ支援装置、メイクアップ支援方法、およびメイクアップ支援プログラムとして有用である。
100 メイクアップ支援装置
210 撮影部
220 画像取得部
230 顔部品取得部
240 メイクテーブル格納部
250 メイク選択部
260 メイク提示部
270 表示部
280 噴霧部
281 本体ハウジング部
282 カートリッジ収納部
283 撹拌部
284 噴霧ノズル部
301〜305 カートリッジ群
306、307 空間
308 撹拌機構
210 撮影部
220 画像取得部
230 顔部品取得部
240 メイクテーブル格納部
250 メイク選択部
260 メイク提示部
270 表示部
280 噴霧部
281 本体ハウジング部
282 カートリッジ収納部
283 撹拌部
284 噴霧ノズル部
301〜305 カートリッジ群
306、307 空間
308 撹拌機構
Claims (11)
- メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するメイク選択部と、
前記顔の位置を所定の位置に案内し、前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるメイク提示部と、を有する、
メイクアップ支援装置。 - 所定の方向に向けて多色の化粧料の噴霧を行う噴霧部、を更に有し、
前記メイク提示部は、
前記噴霧部に対し、選択された前記メイクに用いられる色のうち、前記所定の位置に前記顔が位置しているときの前記所定の方向に対応する色の化粧料を噴霧させる、
請求項1に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記噴霧部は、
色が異なる複数種類の化粧料を適宜調合して、前記多色の化粧料の噴霧を行う、
請求項2に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記顔を撮影した画像を取得する画像取得部と、
前記画像から、前記顔の顔部品の領域を取得する顔部品取得部と、
画像を表示する表示部と、を更に有し、
前記メイク選択部は、
前記顔部品毎に、前記噴霧の対象となるメイクの候補である候補メイクを選択し、
前記メイク提示部は、
前記画像に、前記顔に対して前記候補メイクを適用したときの前記候補メイクの状態を示す画像を重畳して得られるシミュレーション画像を、前記表示部に表示させ、
前記メイク選択部は、
表示された前記候補メイクに対する選択操作を受け付け、選択された前記候補メイクを、前記噴霧の対象となるメイクである実施メイクとして選択する、
請求項2に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記顔の映像を撮影する撮影部、を更に有し、
前記画像取得部は、
前記映像を構成する画像を取得し、
前記メイク提示部は、
前記映像を構成する前記画像毎に、前記所定の位置を示すガイド情報を前記画像に重畳して得られるガイド画像を、順次生成して、前記表示部に表示させる、
請求項4に記載のメイクアップ支援装置 - 前記メイク提示部は、
前記顔の位置を取得し、取得された前記顔の位置に基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御する、
請求項5に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記メイク提示部は、
取得された前記顔の位置と、その位置における単位時間当たりの噴霧量と、の組を所定の周期で記録し、前記顔の位置および前記単位時間当たりの噴霧量の組の履歴に基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御する、
請求項6に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記顔の持ち主であるメイク対象者の呼吸のタイミングを検出する呼吸タイミング検出部、を更に有し、
前記メイク提示部は、
検出された前記呼吸のタイミングに基づいて、前記化粧料の単位時間当たりの噴霧量を制御する、
請求項2に記載のメイクアップ支援装置。 - 前記噴霧部は、
前記多色の化粧料と生体適合性ポリマーの粉粒体とを調合して、前記多色の化粧料の噴霧を行う、
請求項3に記載のメイクアップ支援装置。 - メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択するステップと、
前記顔の位置を所定の位置に案内するステップと、
前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させるステップと、を有する、
メイクアップ支援方法。 - コンピュータに、
メイクアップを行う対象となる顔毎に、前記メイクアップの仕方であるメイクを選択する処理と、
前記顔の位置を所定の位置に案内する処理と、
前記所定の位置を基準として、選択された前記メイクに対応する化粧料を噴霧させる処理と、を実行させる、
メイクアップ支援プログラム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013059810A JP5372276B1 (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | メイクアップ支援装置、メイクアップ支援方法、およびメイクアップ支援プログラム |
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