JP2014183682A - 電圧検出回路及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を抑制することが可能な電圧検出回路及び電子機器等を提供すること。
【解決手段】電圧検出回路は、太陽電池100の出力電圧PVINのノードと太陽電池100により充電される2次電池110の出力電圧VCCのノードとの間に設けられる第1スイッチ素子JSWと、太陽電池100の出力電圧PVINを分割した分割電圧を出力する電圧分割回路40と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路50と、分割電圧と基準電圧とを比較する比較回路20と、を含む。そして、第1の期間では、第1スイッチ素子JSWはオフになり、比較回路20は非動作状態又は低消費電力モードに設定される。第1の期間の後の第2の期間では、比較回路20は動作状態に設定され、分割電圧と基準電圧との比較動作を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電圧検出回路及び電子機器等に関する。
例えば携帯型の電子機器等では、充電可能な2次電池を電源とするものが多い。そのような電子機器では、2次電池の充放電制御やその他の制御を行うために、2次電池の出力電圧や2次電池を充電する電源(例えば太陽電池)の出力電圧を検出している。
例えば特許文献1には、時計装置において、2次電池の出力電圧が所定閾値以下である場合、且つ、太陽電池の出力電圧が2次電池の出力電圧以下の状態である非充電状態である場合に、時刻を計時する時計動作を停止する手法が開示されている。
特開2012−181180号公報
上記のような電子機器では一般的に電池電圧を単独で使用した時の動作稼動時間の長いことが要求されるため、2次電池の消費電力を抑制するという課題がある。即ち、上記のような電圧検出においても低消費電力化が必要である。
本発明の幾つかの態様によれば、消費電力を抑制することが可能な電圧検出回路及び電子機器等を提供できる。
本発明の一態様は、太陽電池の出力電圧のノードと前記太陽電池により充電される2次電池の出力電圧のノードとの間に設けられる第1スイッチ素子と、前記太陽電池の出力電圧を分割した分割電圧を出力する電圧分割回路と、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記分割電圧と前記基準電圧とを比較する比較回路と、を含み、第1の期間では、前記第1スイッチ素子はオフになり、前記比較回路は非動作状態又は低消費電力モードに設定され、前記第1の期間の後の第2の期間では、前記比較回路は動作状態に設定され、前記分割電圧と前記基準電圧との比較動作を行う電圧検出回路に関係する。
本発明の一態様によれば、第1の期間では、比較回路が非動作状態又は低消費電力モードに設定され、第2の期間では、比較回路が動作状態に設定され、比較回路により太陽電池の出力電圧を分割した電圧と基準電圧との比較動作が行われる。これにより、消費電力を抑制することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であってもよい。
このようにすれば、動作オン期間のうち第1の期間において少なくとも比較回路を非動作状態又は低消費電力モードに設定できるので、間欠的に行う電圧検出による消費電力を抑制できる。
また本発明の一態様では、前記間欠動作における動作オフ期間では、少なくとも前記基準電圧生成回路及び前記比較回路は非動作状態に設定される。
このようにすれば、間欠動作における動作オフ期間において電圧検出回路の少なくとも一部を非動作状態にできる。このような間欠的な電圧検出を行うことで、電圧検出回路の消費電力を抑制できる。
また本発明の一態様では、前記間欠動作における動作オフ期間のうち前記2次電池の充電期間では、前記第1スイッチ素子はオンになってもよい。
本発明の一態様では動作オン期間になると第1スイッチ素子がオフになるので、太陽電池の出力電圧が開放電圧に漸近していく。例えば開放電圧となってから第2の期間において開放電圧を検出する場合、第1の期間において少なくとも比較回路を非動作状態とすることで、消費電力を効果的に抑制できる。
また本発明の一態様では、前記第1の期間では、前記基準電圧生成回路は非動作状態又は低消費電力モードに設定されてもよい。
このようにすれば、第1の期間において基準電圧生成回路と比較回路が非動作状態又は低消費電力モードになるので、より2次電池の消耗を抑制することができる。
また本発明の一態様では、前記第2の期間では、前記基準電圧生成回路は動作状態に設定されてもよい。
このようにすれば、第2の期間において基準電圧生成回路が基準電圧を出力するため、第2の期間において太陽電池の出力電圧を分割した電圧と基準電圧とを比較することができる。
また本発明の一態様では、前記基準電圧生成回路及び前記比較回路は、前記2次電池の出力電圧により動作してもよい。
このようにすれば、第1の期間において基準電圧生成回路や比較回路が非動作状態又は低消費電力モードとなることで、2次電池の消費電力を抑制でき、2次電池を搭載したシステムの可動時間を増加できる。
また本発明の一態様では、前記電圧分割回路は、第1〜第nの電圧タップノード(nは2以上の自然数)と前記分割電圧の出力ノードとの間に設けられる第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子を有してもよい。
このようにすれば、第1〜第nの電圧タップノードのいずれかを選択し、そのノードの電圧を分割電圧として出力できる。これにより、同じ基準電圧であっても、多値の太陽電池の出力電圧で検出を行うことが可能となり、太陽電池の日照条件を判別することができる。
また本発明の一態様では、前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であり、第1の前記動作オン期間では、前記第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子のうち第iの電圧タップ用スイッチ素子(iは1≦i≦nの自然数)がオンになり、第2の前記動作オン期間では、前記第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子のうち第jの電圧タップ用スイッチ素子(jは1≦j≦nの自然数)がオンになってもよい。
このようにすれば、1つの動作オン期間につき1つの電圧タップノードが選択されるので、多値の太陽電池の出力電圧のうち、1つの動作オン期間につき1つの値の太陽電池の出力電圧を検出することが可能となる。
また本発明の一態様では、前記太陽電池の出力電圧のノードと前記電圧分割回路との間に設けられる第2スイッチ素子を含み、前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であり、前記間欠動作における動作オフ期間では、前記第2スイッチ素子はオフになり、前記電圧分割回路はグランド電圧を出力し、前記動作オン期間では、前記第2スイッチ素子はオンになり、前記電圧分割回路は前記分割電圧を出力してもよい。
また本発明の一態様では、前記電圧分割回路の出力電圧が入力される前記比較回路の第1入力端子と前記比較回路の第2入力端子との間に設けられる第3スイッチ素子と、前記基準電圧生成回路の出力ノードと前記第2入力端子との間に設けられる第4スイッチ素子と、を含み、前記動作オフ期間では、前記第3スイッチ素子がオンになり、前記第4スイッチ素子がオフになり、前記動作オン期間では、前記第3スイッチ素子がオフになり、前記第4スイッチ素子がオンになってもよい。
これらの本発明の一態様では、動作オフ期間において比較回路の第1入力端子及び第2入力端子を共に同一電圧に設定できる。差動入力に異なる電圧が長時間印加されることにより入力オフセットが変化する場合があるが、本発明の一態様によれば、そのような変化を抑制でき、正確な電圧比較が可能になる。
また本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載される電圧検出回路を含む電子機器に関係する。
本実施形態の電圧検出回路の比較例。 間欠動作についての説明図。 比較例の動作説明図。 本実施形態の電圧検出回路の構成例。 本実施形態の電圧検出回路の動作説明図。 本実施形態の電圧検出回路の動作説明図。 電圧分割回路の詳細な構成例。 電圧分割回路の動作説明図。 電圧分割回路を電圧検出回路に適用した場合の処理手順を示すフローチャート。 基準電圧生成回路の詳細な構成例。 電源回路の構成例。 電子機器の構成例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.間欠動作
図1に、本実施形態の電圧検出回路の比較例を示す。まず、この比較例を例にとり、間欠的に電圧検出を行う間欠動作について説明する。
図1の電圧検出回路は、第1入力端子INP(例えば正極端子)の電圧VPと第2入力端子INM(例えば負極端子)の電圧VMとを比較する比較回路20と、基準電圧Vrefを生成する基準電圧生成回路50と、太陽電池100の出力電圧PVINを抵抗素子RA、RBにより電圧分割する電圧分割回路40と、スイッチ素子NSW、TSW、CSW、JSWと、インバーターINAと、ダイオードDIAと、を含む。
スイッチ素子NSW、TSW、CSW、JSWはイネーブル信号ENによりオン・オフ制御される。また、比較回路20は、比較動作を行う動作状態(動作オン状態)と比較動作を行わない非動作状態(動作オフ状態)とがイネーブル信号ENにより切り替えられる。比較回路20及び基準電圧生成回路50は2次電池110から供給される電力(2次電池の出力電圧VCC)で動作し、その非動作状態は、例えば消費電流をゼロにした状態や低消費電流状態等である。
図2、図3に、上記の比較例における間欠動作の説明図を示す。図2に示すように、本実施形態の間欠動作では、電圧検出動作を行わない動作オフ期間Toff(例えば1秒程度)と、電圧検出動作を行う動作オン期間Ton(例えば数ミリ秒程度)と、を繰り返す。動作オフ期間Toffでは電圧検出回路の電力消費を抑制し、最小限の動作オン期間Tonにすることで2次電池110の消耗を抑えている。
具体的には図2及び図3に示すように、間欠動作の動作オフ期間Toffでは、スイッチ素子NSWがオフになることで太陽電池100からグランドへの電流経路を遮断し、電圧分割回路40は第1入力端子INPへ電圧PVINを出力する。また、スイッチ素子TSWがオフになり、スイッチ素子CSWがオンになることで、第2入力端子INMも電圧PVINに設定される。また、基準電圧生成回路50及び比較回路20は非動作状態に設定され、比較回路20は電圧比較動作を行わない。間欠動作の大部分を占める動作オフ期間Toffにおいて、このようにして電力消費を抑制することで、2次電池110の消耗を効果的に抑制できる。
一方、間欠動作の動作オン期間Tonでは、スイッチ素子JSWがオフになり、太陽電池100と2次電池110の接続が切断されることで、太陽電池100は無負荷の状態となり、出力電圧PVINは開放電圧になる。そして、スイッチ素子NSWがオンになり、電圧分割回路40は第1入力端子INPへ分割電圧VX=PVIN×RB/(RA+RB)を出力する。また、スイッチ素子TSWがオンになり、スイッチ素子CSWがオフになり、基準電圧生成回路50は第2入力端子INMへ基準電圧Vrefを出力する。比較回路20は、第1入力端子INPの電圧VP=VXと、第2入力端子INMの電圧VM=Vrefとを比較し、比較結果Voutを出力する。
なお図3では充電状態における動作を示しており、間欠動作の動作オフ期間Toffにおいてスイッチ素子JSWはオンになっているが、非充電状態では動作オフ期間Toffにおいてスイッチ素子JSWはオフになる。充電可能か否かは、後述する図11の充電判定回路230と過充電検出回路210により判定される。
さて、図3に示すように、スイッチ素子JSWがオンの状態では、太陽電池100と2次電池110がスイッチ素子JSWにより接続されており、太陽電池100の出力電圧PVINは2次電池110の出力電圧VCCとほぼ同一となっている。そして、動作オフ期間Toffから動作オン期間Tonに移行し、スイッチ素子JSWがオフになり、太陽電池100の出力が開放されると、電圧PVINは電圧VCCから次第に開放電圧に漸近する。この電圧PVINが開放電圧に達するのには、ある程度の時間が必要である。例えば、ソーラーセルとそれを覆うケースとの間には寄生容量が存在しており、その寄生容量を充電するためである。
動作オン期間Tonでは、比較回路20の第1入力端子INPの電圧VPには電圧PVINの分割電圧VXが入力されているため、その分割電圧VXも電圧PVINに従って開放電圧(の分割電圧)に漸近していく。そのため、第2入力端子INMの電圧VMである基準電圧Vrefとの比較を正確に行うためには、十分に開放電圧に近づいてから電圧比較を行う必要がある。この動作オン期間Tonでは回路は動作状態となっているためTon×Iope×VCC(Iopeは、VCC系での電圧検出回路の消費電流)の電力が消費されており、上述のように電圧PVINが開放電圧となるには時間を要することから2次電池110の消費電力が大きくなるという課題がある。例えばシステムが時計である場合には、ソーラーセルを覆う文字盤との間に寄生容量が生じ、その文字盤で覆われることによって光量が低下するため充電に時間が掛かり、動作オン期間Tonを長くとる必要があるため消費電力が増加する。
2.電圧検出回路
図4に、上記の課題を解決できる本実施形態の電圧検出回路の構成例を示す。図4の電圧検出回路は、比較回路20と、ラッチ回路30と、基準電圧生成回路50と、電圧分割回路40と、スイッチ素子JSW、PSW、TSW、CSWと、インバーターINAと、ダイオードDIAと、論理和回路ORAと、を含む。電圧分割回路40は、抵抗素子RA、RBを含む。なお図1で説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
スイッチ素子JSWは、太陽電池100の出力電圧PVINのノードとノードNJとの間に設けられる。スイッチ素子JSWは例えばP型トランジスターである。ダイオードDIAは、ノードNJと2次電池110の出力電圧VCCのノードとの間に設けられる。ダイオードDIAは、スイッチ素子JSWがオン状態であると共に太陽電池の電圧が電池電圧よりも低くなった状態において、2次電池110から電圧PVINの系へ電流を逆流させないために設けられている。
スイッチ素子PSWは、電圧PVINのノードとノードNAとの間に設けられる。スイッチ素子PSWは例えばP型トランジスターである。抵抗素子RAはノードNAとノードNBとの間に設けられ、抵抗素子RBはノードNBとグランド電圧のノードとの間に設けられる。スイッチ素子CSWは、比較回路20の第1入力端子INPと第2入力端子INMとの間に設けられる。スイッチ素子TSWは、基準電圧生成回路50の出力ノードNVBと比較回路20の第2入力端子INMとの間に設けられる。スイッチ素子TSW、CSWは、例えばN型トランジスターとP型トランジスターとを組み合わせたトランスファーゲートである。
基準電圧生成回路50は、動作状態において基準電圧Vrefを出力ノードNVBへ出力し、非動作状態において所定電圧(例えばグランド電圧等)を出力ノードNVBへ出力する。基準電圧生成回路50の詳細な構成例については後述する。
比較回路20は、例えばコンパレーターにより構成される。コンパレーターは例えばヒステリシス付きのコンパレーターである。即ち、第1入力端子INPの電圧VPが高い電圧から低い電圧に低下して第2入力端子INMの電圧VMを通過する場合には、第1閾値(例えばオフセット無し)で比較結果Voutがハイレベルからローレベルになる。一方、第1入力端子INPの電圧VPが低い電圧から高い電圧に上昇して第2入力端子INMの電圧VMを通過する場合には、第1閾値よりも高い第2閾値(例えば所定オフセット)で比較結果Voutがローレベルからハイレベルになる。このようにヒステリシスを付けることで、電圧VPと電圧VMが近い場合であっても頻繁に比較結果Voutが反転しなくなり、ノイズに影響され難い安定的な電圧比較が可能となる。
ラッチ回路30は、比較回路20からの比較結果Voutをラッチし、そのラッチした論理レベルFQを出力する。例えばラッチ回路30はフリップフロップ回路により構成される。論理レベルFQは、例えば不図示のマイクロコンピューター等(例えば図12の処理部300)に転送され、そのマイクロコンピューターによる処理に用いられる。例えば図7〜図9で後述するような照度を測定する処理に用いられる。
制御回路200(例えば図11で後述する制御回路200)は、制御信号IQとイネーブル信号ENとに基づいてイネーブル信号EN1〜EN3を出力する。制御信号IQとイネーブル信号ENは、例えば不図示のマイクロコンピューター等(例えば図12の処理部300)から供給される。イネーブル信号EN1は、スイッチ素子JSW、PSW、TSW、CSWをオン・オフ制御する信号である。イネーブル信号EN2は、基準電圧生成回路50及び比較回路20の動作状態と非動作状態とを切り替え制御する信号である。またイネーブル信号EN3は、ラッチ回路30が比較結果Voutをラッチするタイミングを規定する信号である。
図5、図6を用いて、上記の電圧検出回路の動作について説明する。間欠動作の動作オフ期間Toffでは、制御信号IQ=L(“L”はローレベル)、イネーブル信号EN=L(“H”はハイレベル)を受けて、イネーブル信号EN1=EN2=EN3=Lとなる。このとき、スイッチ素子JSWはオン(或は非充電時にはオフ)になり、スイッチ素子PSW(第2スイッチ素子)とスイッチ素子TSW(第4スイッチ素子)はオフになり、スイッチ素子CSW(第3スイッチ素子)はオンになり、比較回路20の第1入力端子INP及び第2入力端子INMはグランド電圧VSSに設定される。このようにするのは、NBTI(Negative Bias Temperature Instability)やホットキャリアの影響を受けて、時間の経過と共にコンパレーターの入力オフセットが変化するためである。即ち、間欠動作の動作オフ期間Toffにおいて差動入力を同電位に設定することで、入力オフセットの変化を抑制し、高精度な電圧検出を行うことが可能になる。
間欠動作の動作オン期間Tonは、第1の期間Ton1と、それに続く第2の期間Ton2を有している。第1の期間Ton1では、イネーブル信号ENがハイレベルになり、イネーブル信号EN1がハイレベルになる。その後イネーブル信号EN2、EN3がハイレベルになるまでにはタイムラグがあり、その期間が第1の期間Ton1に相当する。
この第1の期間Ton1では、スイッチ素子JSWがオフになり、太陽電池100の出力電圧PVINが開放電圧に漸近する。十分に開放電圧に近づくまでは電圧検出できないので、第1の期間Ton1では基準電圧生成回路50及び比較回路20を非動作状態に設定する。これにより、動作オフ期間Toffに加えて第1の期間Ton1でも非動作状態となるため消費電力はTon2×Iope×VCC(Iopeは、VCC系での電圧検出回路の消費電流)となり、2次電池110の消耗を抑制できる。なお、第1の期間Ton1の長さは、例えば電圧PVINが開放電圧となるために十分な期間を製品毎に予め設定しておけばよい。
第1の期間Ton1の次の第2の期間Ton2では、イネーブル信号EN2、EN3がハイレベルになる。この第2の期間Ton2では、スイッチ素子PSW、TSWがオンになり、スイッチ素子CSWがオフになる。また、基準電圧生成回路50及び比較回路20は動作状態に設定される。そして、比較回路20が、第1入力端子INPの電圧VP=VX(電圧PVINの開放電圧を分割した電圧)と、第2入力端子INMの電圧VM=Vrefとを比較する。VX>Vrefの場合には比較結果Voutは電圧VCC(ハイレベル)となる。
イネーブル信号EN3は、イネーブル信号EN2がローレベルになるよりも前にローレベルとなる。このイネーブル信号EN3の立ち下がりでラッチ回路30が比較結果Voutをラッチし、論理レベルFQとして保持する。VX>Vrefの場合にはFQ=Hが保持される。
なお、第1の期間Ton1では、スイッチ素子PSW、TSWがオンになり、スイッチ素子CSWがオフになる。第1入力端子INPの電圧VPは分割電圧VXであり、基準電圧生成回路50は非動作状態なので第2入力端子INMの電圧VMはグランド電圧である。このようにしているのは、比較回路20のヒステリシスによる検出電圧の誤差を防ぐためである。即ち、第1の期間Ton1では、(VP=VX)>(VM=VSS)であるため、第2の期間Ton2となりVM=Vrefとなったときに、第1入力端子INPの電圧VPが第2入力端子INMの電圧VMよりも高い電圧から低い電圧に低下する場合を必ず検出できることになる。これにより、いつもヒステリシスの電圧低下する時の閾値で電圧検出され、ヒステリシスの影響を避けることができる。
以上の実施形態では、電圧検出回路は、太陽電池100の出力電圧PVINのノードと太陽電池100により充電される2次電池110の出力電圧VCCのノードとの間に設けられる第1スイッチ素子(JSW)と、太陽電池100の出力電圧PVINを分割した分割電圧VXを出力する電圧分割回路40と、基準電圧Vrefを生成する基準電圧生成回路50と、分割電圧VXと基準電圧Vrefとを比較する比較回路20と、を含む。そして、第1の期間Ton1では、第1スイッチ素子(JSW)はオフになり、比較回路20は非動作状態又は低消費電力モードに設定される。第1の期間Ton1の後の第2の期間Ton2では、比較回路20は動作状態に設定され、分割電圧VXと基準電圧Vrefとの比較動作を行う。
このようにすれば、少なくとも比較回路20が第1の期間Ton1において非動作状態又は低消費電力モードに設定されるため、2次電池110の消耗を低減できる。太陽電池100の出力電圧PVINが開放電圧となる時間は照度等の条件によって異なるため、どのような条件でも開放電圧となるように十分な時間を確保しなければならない。そのため、上述の比較例のように動作オン期間Tonの全体において回路を動作状態にすると2次電池110の消耗が大きくなる。この点、本実施形態によれば、更なる低消費電力化により2次電池110の使用可能時間を増やすことが可能である。
また本実施形態では、第1の期間Ton1及び第2の期間Ton2は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間Ton内の期間である。具体的には、間欠動作における動作オフ期間Toffでは、少なくとも基準電圧生成回路50及び比較回路20は非動作状態に設定される。
このようにすれば、間欠動作における動作オフ期間Toffでは電圧検出の動作がオフとなり、電圧検出回路を非動作状態にできる。太陽電池100の出力電圧PVINや2次電池110の出力電圧VCCはそれほど急激に変化するものではないので、必ずしも頻繁に検出する必要がない。そのため、必要な間隔で電圧検出を行うようにすることで、効果的に低消費電力化できる。
また本実施形態では、間欠動作における動作オフ期間Toffのうち2次電池110の充電期間では、第1スイッチ素子(JSW)はオンになる。
電圧検出を行うためには第1スイッチ素子(JSW)をオフにし、太陽電池100の出力電圧PVINを開放電圧にする必要がある。上述のように開放電圧となるために時間がかかるため、開放電圧となるまでの第1の期間Ton1において非動作状態とすることで、消費電力を効果的に抑制できる。
3.電圧分割回路
以上の実施形態では電圧分割回路40が1つの電圧タップを有する場合を例に説明したが、本実施形態はこれに限定されず、電圧分割回路40が複数の電圧タップを有してもよい。
図7に、複数の電圧タップを有する場合の電圧分割回路40の構成例を示す。電圧分割回路40は、抵抗素子RT1〜RTn+1(nは2以上の自然数)と、電圧タップノードNT1〜NTnと出力ノードNBとの間に設けられる電圧タップ用スイッチ素子ST1〜STnと、論理積回路AN1〜ANnと、を含む。なお図7にはn=3である場合を図示するが、本実施形態はこれに限定されない。
図8に上記の電圧分割回路40の動作を模式的に示す。間欠動作における1つの動作オン期間Tonでは、いずれか1つのスイッチ素子がオンになる。即ち、第1の動作オン期間TonAではスイッチ素子STiがオンになり、スイッチ素子ST1〜STi−1、STi+1〜STnがオフになり、分割電圧はVX=VTiとなる。VTiは電圧タップノードNTiの電圧である。第2の動作オン期間TonBではスイッチ素子STjがオンになり、スイッチ素子ST1〜STj−1、STj+1〜STnがオフになり、分割電圧はVX=VTjとなる。VTjは電圧タップノードNTjの電圧である。i、jはn以下の自然数であり、i≠jであってもよいし、i=jであってもよい。なお、動作オフ期間Toffでは、例えばST1〜STnのうち、いずれか任意のスイッチ素子がオンになる。或は、直前の動作オン期間Tonにおいてオンのスイッチ素子が継属してオンになってもよい。
図9に、上記の電圧分割回路40を電圧検出回路に適用した場合の処理手順を示すフローチャートを示す。この処理手順は、例えば不図示のマイクロコンピューター等(例えば図12の処理部300)により実行される。以下では、電圧タップによりソーラーパネルに入射する光の照度を判定し、その判定結果に応じてGPS(Global Positioning System)受信処理を行い、時刻情報を取得する場合を例にとり説明する。
この処理が開始されると、2次電池110を充電可能な状態であるか否かを判定する(ステップS1)。この判定は、例えば図11で後述する充電判定回路230が行う。太陽電池100の出力電圧PVINが2次電池110の出力電圧VCCよりも高い場合には、充電可能と判断する。充電可能でないと判定した場合には、処理を終了する。充電可能と判定した場合には、変数k=1(kは自然数)を設定する(ステップS2)。
次に、動作オン期間Tonにおいてスイッチ素子STkをオンにする(ステップS3)。次に、電圧PVINの分割電圧VXが基準電圧Vrefよりも大きいか否かを判定する(ステップS4)。分割電圧VXが基準電圧Vrefよりも小さいと判定した場合には処理を終了する。分割電圧VXが基準電圧Vrefよりも大きいと判定した場合には、GPS受信処理を行う(ステップS5)。GPS受信に成功した場合には処理を終了する。GPS受信に失敗した場合には、k=nであるか否かを判定し(ステップS6)、k=nである場合には処理を終了する。k<nである場合にはk=k+1とし(ステップS7)、ステップS3を再び実行する。
さて、図7のn=3の場合を例にとり、VTk=Vrefとなるときの電圧PVINをPVINkとすると、PVIN1<PVIN2<PVIN3である。光の照度が大きいほど電圧PVINは高くなるので、PVINkに対応する照度を第kの照度とすると、第1の照度<第2の照度<第3の照度となる。ステップS4では最初に最も低い照度のPVIN1を検出する。このときの照度を例えば居室での一般的な照度よりも高い照度に設定しておくと、少なくとも居室よりも明るい場所にいない限りGPSの受信動作は行われないことになる。一般に建物内ではGPSの電波は受信困難であるため、このようにすることで、不要なGPS受信が行われず、GPS受信処理による電力消費を節約できる。
またステップS5でGPS受信に失敗した場合、段階的に照度を上げてGPS受信を試す。このとき、最初にGPS受信に成功した照度(kの値)を記憶しておき、次回の時刻測定からは、その記憶した照度を超えたときに初めてGPS受信処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、製品毎に照度と電圧PVINとの対応が異なる場合であっても、それに応じてGPS受信開始の照度が調整され、不要なGPS受信を抑制できる。
4.基準電圧生成回路
図10に、基準電圧生成回路50の詳細な構成例を示す。基準電圧生成回路50は、2次電池110の出力電圧VCCのノードとノードNVAとの間に設けられるP型トランジスターTPAと、ノードNVAと出力ノードNVBとの間に設けられるデプレッション型のN型トランジスターTNAと、出力ノードNVBとグランド電圧のノードとの間に設けられるエンハンスメント型のN型トランジスターTNB、TNCと、を含む。トランジスターTNA、TNBのゲートには出力ノードNVBが接続される。
トランジスターTPA、TNCは制御回路200によりオン・オフ制御される。即ち、非動作状態(動作オフ期間Toff、第1の期間Ton1)では、トランジスターTPAがオフになることで2次電池110からグランドへの電流経路を遮断し、トランジスターTNCがオンになることで基準電圧生成回路50が出力ノードNVBへグランド電圧を出力する。一方、動作状態(第2の期間Ton2)では、トランジスターTPAがオンになり、トランジスターTNCがオフになり、基準電圧生成回路50は出力ノードNVBへ基準電圧Vrefを出力する。基準電圧Vrefは、この構成例では、ダイオード接続されたトランジスターTNBのPN接合の順方向電圧である。
5.電源回路
図11に、本実施形態の電圧検出回路を適用できる電源回路の構成例を示す。電源回路は、太陽電池100(ソーラーセル)、2次電池110、放電制御回路140、保護回路160、電圧検出回路180を含む。
太陽電池100は、光エネルギーを電力に変換する装置であり、例えばシリコン型のソーラーパネルで構成される。太陽電池100の出力電圧PVINは、ソーラーパネルに入射する光の照度に応じて変化する。2次電池110は、充電により電力を蓄え、繰り返し充放電することが可能な電池であり、例えばニッケル・カドミウム蓄電池やリチウムイオン2次電池等である。2次電池110の出力電圧VCCは充放電に応じて変化する。
電圧検出回路180は、太陽電池100の出力による2次電池110の充電を制御する充電制御回路150と、太陽電池100の出力電圧PVINを検出する検出回路170と、を含む。充電制御回路150は、例えば図4のスイッチ素子JSW、ダイオードDIA、論理和回路ORAに対応する。検出回路170は、例えば図4の比較回路20、ラッチ回路30、電圧分割回路40、基準電圧生成回路50、スイッチ素子PSW、TSW、CSW、インバーターINAに対応する。
充電制御回路150は、太陽電池100の出力電圧PVINが2次電池110の出力電圧VCCよりも高いと保護回路160により判断された場合には、2次電池110に太陽電池100を接続し、2次電池110を充電する。また、2次電池110が過充電状態であると保護回路160により判断された場合には、充電制御回路150は、2次電池110から太陽電池100を切り離し、充電を停止する。
放電制御回路140は、2次電池110の電力をシステムに供給する制御を行う。具体的には、保護回路160が、2次電池110が過放電状態であると判断した場合には、2次電池110をシステムから切り離し、電力供給を停止する。
充電制御回路150と放電制御回路140は、例えばトランジスター等で構成されるスイッチ素子により実現できる。それらのスイッチ素子は、保護回路160或はシステムのマイクロプロセッサー(例えば図12の処理部300)等によりオン・オフ制御され、電力経路の接続及び切断を行う。
保護回路160は、太陽電池100の出力電圧PVINと2次電池110の出力電圧VCCとを監視し、2次電池110の充放電を制御する。具体的には保護回路160は、制御回路200、過充電検出回路210、過放電検出回路220、充電判定回路230を含む。
過充電検出回路210は、2次電池110の過充電検出を行い、検出結果を制御回路200へ出力する。具体的には、2次電池110の出力電圧VCCと過充電に対応する基準電圧(例えばリチウムイオン2次電池の場合には4.2V程度)とを比較し、電圧VCCが基準電圧を超えている場合には2次電池110が過充電状態であると判断する。
過放電検出回路220は、2次電池110の過放電検出を行い、検出結果を制御回路200へ出力する。具体的には、2次電池110の出力電圧VCCと過放電に対応する基準電圧(例えばリチウムイオン2次電池の場合には2.6V程度)とを比較し、電圧VCCが基準電圧を下回っている場合には2次電池110が過放電状態であると判断する。
充電判定回路230は、2次電池110を充電可能な状態か否かを判定し、判定結果を制御回路200へ出力する。具体的には、充電判定回路230は、ダイオードDIAを介して2次電池110に接続されている太陽電池100の出力電圧PVINと2次電池110の出力電圧VCCとを比較し、太陽電池100の出力電圧PVINが2次電池110の出力電圧VCCよりも高い場合には充電可能な状態であると判定する。
6.電子機器
図12に、本実施形態の電圧検出回路を適用できる電子機器の構成例を示す。電子機器は、処理部300、記憶部310、操作部320、入出力部330、電源回路360、GPS350、それらを接続するバス340、太陽電池100、2次電池110を含む。例えば電子機器としては、ソーラーパネルを備えた腕時計等を想定できる。
処理部300が電源回路360に対して電圧検出の開始を指示すると、電源回路360が間欠動作を行って太陽電池100の出力電圧PVINや2次電池110の出力電圧VCCを検出し、その検出結果に基づいて充電制御や放電制御を行う。また電源回路360は、電圧PVINの検出結果を処理部300へ転送し、処理部300は、その検出結果に基づいてGPS350の受信処理を行い、時刻測定を行う。また、電源回路360は、過放電検出結果を処理部300へ転送し、処理部300は、過放電状態が検出された場合にシステムをパワーダウンする処理を行ってもよい。記憶部310は、例えば処理部300のワーキングメモリーである。或は、処理部300の処理に必要な情報を記憶しておいてもよい。操作部320は、ユーザーからの操作を受け付けるものである。入出力部330は、外部とのデーターの入出力等を行う。例えば腕時計の場合には、時刻等の情報を表示する表示部であってもよい。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また本実施形態及び変形例の全ての組み合わせも、本発明の範囲に含まれる。また電圧検出回路、保護回路、電源回路、電子機器の構成・動作や、間欠動作における制御手法等も、本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
20 比較回路、30 ラッチ回路、40 電圧分割回路、
50 基準電圧生成回路、100 太陽電池、110 2次電池、
140 放電制御回路、150 充電制御回路、160 保護回路、
170 検出回路、180 電圧検出回路、200 制御回路、
210 過充電検出回路、220 過放電検出回路、
230 充電判定回路、300 処理部、310 記憶部、
320 操作部、330 入出力部、340 バス、
350 GPS、360 電源回路、
AN1〜ANn 論理積回路、CSW スイッチ素子、
DIA ダイオード、EN,EN1〜EN3 イネーブル信号、
INA インバーター、INM 第2入力端子、INP 第1入力端子、
IQ 制御信号、JSW スイッチ素子、NSW スイッチ素子、
NT1〜NTn 電圧タップノード、ORA 論理和回路、
PSW スイッチ素子、PVIN 太陽電池の出力電圧、
RA,RB,RT1〜RTn 抵抗素子、
ST1〜STn 電圧タップ用スイッチ素子、
TNA〜TNC,TPA トランジスター、TSW スイッチ素子、
Toff 動作オフ期間、Ton 動作オン期間、
Ton1 第1の期間、Ton2 第2の期間、
VCC 2次電池の出力電圧、VM 第2入力端子の電圧、
VP 第1入力端子の電圧、VSS グランド電圧、VX 分割電圧、
Vout 比較結果、Vref 基準電圧

Claims (12)

  1. 太陽電池の出力電圧のノードと前記太陽電池により充電される2次電池の出力電圧のノードとの間に設けられる第1スイッチ素子と、
    前記太陽電池の出力電圧を分割した分割電圧を出力する電圧分割回路と、
    基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記分割電圧と前記基準電圧とを比較する比較回路と、
    を含み、
    第1の期間では、前記第1スイッチ素子はオフになり、前記比較回路は非動作状態又は低消費電力モードに設定され、
    前記第1の期間の後の第2の期間では、前記比較回路は動作状態に設定され、前記分割電圧と前記基準電圧との比較動作を行うことを特徴とする電圧検出回路。
  2. 請求項1において、
    前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であることを特徴とする電圧検出回路。
  3. 請求項2において、
    前記間欠動作における動作オフ期間では、少なくとも前記基準電圧生成回路及び前記比較回路は非動作状態に設定されることを特徴とする電圧検出回路。
  4. 請求項2又は3において、
    前記間欠動作における動作オフ期間のうち前記2次電池の充電期間では、前記第1スイッチ素子はオンになることを特徴とする電圧検出回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記第1の期間では、前記基準電圧生成回路は非動作状態又は低消費電力モードに設定されることを特徴とする電圧検出回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記第2の期間では、前記基準電圧生成回路は動作状態に設定されることを特徴とする電圧検出回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記基準電圧生成回路及び前記比較回路は、前記2次電池の出力電圧により動作することを特徴とする電圧検出回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記電圧分割回路は、第1〜第nの電圧タップノード(nは2以上の自然数)と前記分割電圧の出力ノードとの間に設けられる第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子を有することを特徴とする電圧検出回路。
  9. 請求項8において、
    前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であり、
    第1の前記動作オン期間では、前記第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子のうち第iの電圧タップ用スイッチ素子(iは1≦i≦nの自然数)がオンになり、
    第2の前記動作オン期間では、前記第1〜第nの電圧タップ用スイッチ素子のうち第jの電圧タップ用スイッチ素子(jは1≦j≦nの自然数)がオンになることを特徴とする電圧検出回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記太陽電池の出力電圧のノードと前記電圧分割回路との間に設けられる第2スイッチ素子を含み、
    前記第1の期間及び前記第2の期間は、電圧検出の動作オン・オフを間欠的に繰り返す間欠動作における動作オン期間内の期間であり、
    前記間欠動作における動作オフ期間では、前記第2スイッチ素子はオフになり、前記電圧分割回路はグランド電圧を出力し、
    前記動作オン期間では、前記第2スイッチ素子はオンになり、前記電圧分割回路は前記分割電圧を出力することを特徴とする電圧検出回路。
  11. 請求項10において、
    前記電圧分割回路の出力電圧が入力される前記比較回路の第1入力端子と前記比較回路の第2入力端子との間に設けられる第3スイッチ素子と、
    前記基準電圧生成回路の出力ノードと前記第2入力端子との間に設けられる第4スイッチ素子と、
    を含み、
    前記動作オフ期間では、前記第3スイッチ素子がオンになり、前記第4スイッチ素子がオフになり、
    前記動作オン期間では、前記第3スイッチ素子がオフになり、前記第4スイッチ素子がオンになることを特徴とする電圧検出回路。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載される電圧検出回路を含むことを特徴とする電子機器。
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