JP2014182516A - 樹種識別装置及び樹種識別方法 - Google Patents

樹種識別装置及び樹種識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、上空から樹木を撮影した画像内の異なる樹木の境界を明確にすることを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む基準スペクトルデータを記憶した記憶部と、前記分光スペクトルデータと前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、前記記憶部に記憶された前記混合基準スペクトルを用いて、境界上の前記樹種を判定する樹種判定部とを有することを特徴とする樹種識別装置により達成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、衛星や航空機からのリモートセンシングを用いた植生調査における樹種の識別技術に関する。
従来の植生調査方法には、主に2つの方法がある。第1の調査方法は、識別者が現地を踏破し、現地の状況を目視で判別する方法である。第2の調査方法は、衛星や航空機から撮影された写真や画像を用いて識別者が判別する方法(リモートセンシング)である。これらの方法は、それぞれ単独または組み合せて使用されている。
第2の調査方法のリモートセンシングで使用されているセンサは、以前はパンクロマチック(白黒)であったが、最近ではマルチスペクトル(カラー)に移り変わってきており、専門家(識別者)がマルチスペクトルの写真や画像を判読することによって植生の識別を行っている。
また、最近では、GIS(Geographic Information System)による植生図作製が主流となっている。GISでは、予め用意された各植物種の樹冠形状や色を示す基準情報として正規植生指標(NDVI:Normalized Difference Vegetation Index)を用いて、カメラやセンサで撮影された画像をパターンマッチングすることによって、植物種を識別する。
また、近年では、従来のマルチスペクトルの10倍以上のバンド計測が可能なハイパースペクトルセンサを搭載した衛星(衛星名:EO−1(センサ名:Hyperion)、衛星名:PROBA(センサ名:CHRIS)が地球環境衛星などとして打ち上げられ、ハイパースペクトルセンサによる計測も行われている。ハイパースペクトルセンサを使用することによって得られる情報量は、マルチスペクトルよりも飛躍的に向上している。また、航空機搭載型のハイパースペクトルセンサも開発されており、環境、農業分野を含む様々な分野で活用され始めている。
さらに、樹種判別の従来手法として、森林現況を示す画像データを小班区画に分けて、画像データの各小班区画の樹種を判別する手法が知られている。また、樹種の解析適期をもとに複数のバンドデータを取得し、各バンドデータの輝度値に対して上下限値を設定した各樹種の対象抽出マップを生成して各樹種のNDVIをマスク処理し、樹種分布を抽出する手法が知られている。
また、上空から撮影した森林の画像データの輝度値を峰と谷とで平坦化し、平坦化した画像データの輝度値の空間変化に対して領域分割して樹冠形状およびそのテクスチャ特徴量を求め,既知の樹冠のテクスチャ特徴量をもとに樹種を判定する手法が知られている。
特開2010−086276号公報 特開2006−085517号公報 特開2006−285310号公報
近年開発されたハイパースペクトルセンサ(ハイパースペクトルカメラ)を使用して情報を取得することによって、従来のマルチスペクトルセンサよりも多くの情報を取得することができる。
ハイパースペクトルセンサにより得られるハイパースペクトルデータは、画像の座標ごと(1ピクセルごと)の波長情報と光強度情報とを含むスペクトルデータを有し、いわば、画像としての2次元要素にスペクトルデータとしての要素を併せ持った3次元的構成のデータであるといえる。
一方、反射スペクトルは樹種により、特徴があるため、高精度のスペクトルデータが得られるハイパースペクトルデータを用いることにより、樹種の判別が可能になってきている。
つまり、判別したい樹木の基準スペクトルと識別対象のスペクトルデータを照らし合わせ、類似度をSpectral Angel Mapperなどにより求め、類似度の高いピクセルを抽出し、樹木を判別する。
しかしながら、1ピクセル中に2種の樹木が混在(ミクセル)する場合があり、その画素は個々の樹木のスペクトルと異なり、両樹木の割合に応じて混合されたスペクトルを示すため、スペクトル形状から見た判定では、どちらの樹木にも当てはまらなくなる。
また、1画素中に1種類の樹木しか存在しない場合でも、その場所での照射条件などの違いにより、基準スペクトルに対する類似度が低くなり、該樹木に当てはまらなくなることがある。
従って、該樹木に当てはまらない理由が「2種の樹木の混合」、であるか、または、「その場所の照射条件の違い」であるか、判断できず、植生図の作成が困難であった。樹木Aと樹木Bしか存在しないエリアにおいても、図8に示す樹木Aと樹木Bの基準スペクトルに対し、類似度が低い(例えば、類似度0.9以下の)ピクセルが存在する。
1つの側面において、本発明の目的は、上空から樹木を撮影した画像内の異なる樹木の境界を明確にすることである。
本実施例の一態様によれば、樹種識別装置であって、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む基準スペクトルデータを記憶した記憶部と、前記分光スペクトルデータと前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、前記記憶部に記憶された前記混合基準スペクトルを用いて、境界上の前記樹種を判定する樹種判定部とを有する。
また、上記課題を解決するための手段として、樹種識別方法、コンピュータに上記樹種識別装置として機能させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
本実施例の一態様によれば、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを用いて、境界上の前記樹種を判定することによって、上空から樹木を撮影した分光スペクトルデータ内の異なる樹木による境界を明確にすることができる。
樹種識別装置のハードウェア構成を示す図である。 樹種識別装置の機能構成例を示す図である。 樹種基準スペクトル例を示す図である。 混合基準スペクトル例を示す図である。 樹種判定処理を説明するためのフローチャート図である。 樹種判定処理を説明するためのフローチャート図である。 本実施例における樹種判定処理の他の例について説明する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施例では、上空から樹木を撮影した画像内の異なる樹木が混合したピクセルにおいて、異なる樹木のスペクトルを混合させたスペクトルを基準スペクトルとして用いることにより、異なる樹木の境界に存在するピクセルを抽出して境界を決定し、各樹種を判別する。
本実施例における樹種識別装置100は、図1に示すようなハードウェア構成を有する。図1は、樹種識別装置のハードウェア構成を示す図である。図1において、樹種識別装置100は、コンピュータによって制御される端末であって、CPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、入力装置14と、表示装置15と、出力装置16と、通信I/F(インターフェース)17と、ドライブ18とを有し、バスBに接続される。
CPU11は、主記憶装置12に格納されたプログラムに従って樹種識別装置100を制御する。主記憶装置12には、RAM(Random Access Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を格納する。また、主記憶装置12の一部の領域が、CPU11での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
補助記憶装置13には、ハードディスクドライブが用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13に格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11に実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130は、主記憶装置12及び/又は補助記憶装置13を有する。
入力装置14は、マウス、キーボード等を有し、ユーザが樹種識別装置100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。出力装置16は、プリンタ等を有し、ユーザからの指示に応じて各種情報を出力するために用いられる。通信I/F17は、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)等に接続し、外部装置との間の通信制御をするための装置である。通信I/F17による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
樹種識別装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によって樹種識別装置100に提供される。即ち、プログラムが保存された記憶媒体19がドライブ18にセットされると、ドライブ18が記憶媒体19からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがバスBを介して補助記憶装置13にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、補助記憶装置13にインストールされたプログラムに従ってCPU11がその処理を開始する。尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図2は、樹種識別装置の機能構成例を示す図である。図2において、樹種識別装置100は、樹種スペクトルデータ作成部41と、混合スペクトルデータ作成部42とを有する。データ入力部51と、樹種判定部52とを有する。また、記憶部130には、ハイパースペクトルデータ31と、基準スペクトルデータ32と、粗判定データ37と、樹種判定データ39とが記憶される。
樹種スペクトルデータ作成部41は、樹木毎に、各樹木を判定するための樹種基準スペクトル331、332、・・・を予測する。スペクトルの予測は、例えば、樹種を特定済みのスペクトルデータを正規化し各樹種について分類したスペクトルパターンを作成することにより行われる。
樹種基準スペクトルは、反射率スペクトルデータであり、樹種判定の際の教師データとして参照される。例えば、樹種基準スペクトル331は樹木Aの基準スペクトルであり、樹種基準スペクトル332は樹木Bの基準スペクトルである。樹種基準スペクトル331、332等は、記憶部130に記憶される。
混合スペクトルデータ作成部42は、所定の混合割合毎の混合基準スペクトルを予測する。例えば、樹木A対樹木Bが1:3、1:1、3:1等の夫々に相当する混合基準スペクトル341、342、343、・・・が予測され記憶部130に記憶される。
樹種基準スペクトル331、332等、混合基準スペクトル341、342、343等は、樹種判定前に予め予測され記憶部130に基準スペクトルデータ32として記憶保持される。
データ入力部51は、植生調査の対象箇所でハイパースペクトルデータ31を外部から入力する。入力されたハイパースペクトルデータ31は、記憶部31に格納される。ハイパースペクトルデータ31は、分光スペクトルデータに相当する。
樹種判定部52は、ハイパースペクトルデータ31において、基準スペクトルデータ32を参照することによって、ピクセル毎の樹種を判定する。ピクセルの反射率スペクトルデータの特徴と最も適合する樹種基準スペクトル(又は、混合基準スペクトル)を特定することによって、樹種が判定される。正規化された樹種基準スペクトル(又は、混合基準スペクトル)との相関係数から樹種の特定を行う。樹種判定部52による判定結果を示す樹種判定データ39が記憶部130に出力される。樹種判定データ39は、表示装置15に植生図として表示されても良い。
ハイパースペクトルデータ31は、衛星、航空機等から撮影された写真又は画像である。基準スペクトルデータ32は、樹種スペクトルデータ作成部41及び混合スペクトルデータ作成部42によって予測された反射率スペクトルデータである。
樹種判定データ39は、樹種判定部52によって、ハイパースペクトルデータ31においてピクセル毎で判定された樹種を視覚的に容易に識別可能に表したデータである。粗判定データ37は、樹種基準スペクトルのみで大まかに樹種判定を行った結果である。粗判定データ37には、樹種が不明なピクセル(樹種不明ピクセル)が含まれる。樹種不明ピクセルには、更に、異なる樹木間の境界が含まれている。
次に、基準スペクトルデータ32の例について図3、図4で説明する。図3は、樹種基準スペクトル例を示す図である。縦軸にスペクトル強度を示し、横軸には波長を示している。図3では、樹木Aと樹木Bの2種類の樹木の反射率スペクトルの特徴(形状)を示している。樹木Aの反射率スペクトルの特徴を予測したデータが、樹種基準スペクトル331であり、樹木Bの反射率スペクトルの特徴を予測したデータが、樹種基準スペクトル332である。
図4は、混合基準スペクトル例を示す図である。縦軸にスペクトル強度を示し、横軸には波長を示している。図4では、樹木Aと樹木Bの混合割合毎に予測した反射率スペクトルの特徴(形状)が示されている。
この例では、樹木A対樹木Bが1:3、1:1、3:1等の場合で予測した反射率スペクトルの特徴が示されている。例えば、混合割合1:3の場合が混合基準スペクトル341に相当し、混合割合1:1の場合が混合基準スペクトル342に相当し、混合割合3:1の場合が混合基準スペクトル343に相当する。
混合割合は、この例に限定されない。また、予め用意する混合割合の種類もこの例の3種類に限定されるものではなく、更に種類が多くても良い。ユーザによって適宜設定されれば良い。樹種基準スペクトルと照らし合わせて、類似度が所定値以上となるように、混合基準スペクトルを作成するのが好ましい。所定値とは、樹木を判別する時に用いる類似度であり、通常0.95を用いる。
次に、図5及び図6で、本実施例における樹種判定処理の一例について説明する。図5及び図6は、樹種判定処理を説明するためのフローチャート図である。図5において、データ入力部51は、ユーザによるデータ入力の操作に応じて、ハイパースペクトルデータ31を樹種識別装置100に入力し記憶部130に記憶する(ステップS11)。ハイパースペクトルデータ31が既に記憶部130に保存されている場合は、この処理は省略可能である。
樹種判定部52は、記憶部130に記憶されたハイパースペクトルデータ31に対して、所定のピクセル毎に樹種不明を許容した粗判定を行う(ステップS12)。
樹種判定部52は、記憶部130に記憶されたハイパースペクトルデータ31を所定のピクセル単位のメッシュ状に分割し、基準スペクトルデータ32から1の樹種基準スペクトルを参照して、各ピクセルのスペクトルと照らし合わせて比較し、樹種基準スペクトルとの類似度が所定値(0.95)以上の場合に樹木が特定されたと判断し、樹木を指定する判定情報をピクセル値に設定する。1ピクセルは、例えば、70cmの領域に相当する。
全てのピクセルに対して1の樹種基準スペクトルを用いたスペクトルを比較する処理が終了したら、基準スペクトルデータ32から次の樹種基準スペクトルを参照して、ハイパースペクトルデータ31全体に対して上述した同様の処理を行う。
全ての樹種基準スペクトルとの比較結果を示す粗判定データ37が記憶部130に記憶される。粗判定データ37には、何れの樹種基準スペクトルとも類似しない樹種不明ピクセルが含まれている場合がある。
粗判定データ37の例として、樹木Aと判定された樹木Aピクセル5aは色Aで表され、樹木Bと判定された樹木Bピクセル5bは色Bで表され、樹種が不明であった樹種不明ピクセル5cは色Cで表される。樹種不明ピクセル5cには、隣接する樹木Aと樹木Bとの境界に相当し、樹木Aと樹木Bとが混在すために、樹木A又は樹木B特定用の樹種基準スペクトルとの比較では判定できなかったピクセルを含んでいる可能性がある。
樹種判定部52は、樹木の判定ができなかった樹種不明ピクセル5cのうち、混合基準スペクトルとの類似度が所定値以上となるピクセル(混合ピクセル)5eを抽出する(ステップS13)。混合基準スペクトルとの類似度が所定値以上となるピクセル(混合ピクセル)5eを示す作業データ37−1が記憶部130に格納される。
樹種判定部52は、基準スペクトルデータ32のうち、混合基準スペクトル341、342、343・・・を用いて、各混合基準スペクトルと樹種不明ピクセル5cとを比較した結果、いずれかの混合基準スペクトルとの類似度が所定値(例えば、0.95)以上を示す場合、混合ピクセル5eであると判定する。
図4の混合基準スペクトル例の場合、樹木A対樹木Bが1:3の混合基準スペクトルと、1:1の混合基準スペクトルと、3:1の混合基準スペクトルの少なくとも1つ以上で類似度が0.95であった場合、樹種不明ピクセル5cを混合ピクセル5eであると判定する。混合ピクセル5eに対しては、境界を示す判定情報(色E)が対応付けられる。
そして、樹種判定部52は、混合ピクセル5eを除いた樹種不明なピクセル5cに対して、周辺のピクセルの判定情報を適用する(ステップS14)。周辺ピクセルの判定情報は、粗判定データ37から取得すればよい。周辺ピクセルの判定情報が所定の割合以上で樹木Aを示す場合、樹木Aを示す判定情報が対応付けられる。樹木Bを示す場合、樹木Bを示す判定情報が対応づけられる。このような処理を繰り返し行うことによって、混合ピクセル5eを除いて、樹種不明なピクセル5cに対して樹種の判定情報を対応付けることができる。
次に、図6を参照して、樹種判定部52は、作業データ37−1から混合ピクセル5eを抽出する(ステップS15)。作業データ37−1から混合ピクセル5e以外のピクセルの判定情報を初期化してもよい。混合ピクセル5eの判定情報のみが抽出された作業データ37−2が記憶部130に格納される。
樹種判定部52は、各混合ピクセル5eに対して樹種を判定する(境界上の樹種判定)(ステップS16)。混合ピクセル5eによって形成される境界の形状から、粗判定データ37を参照して、境界内部に相当する混合ピクセル5eに対しては、既に粗判定されている境界内部の判定情報を適用し、それ以外の混合ピクセル5eに対しては、既に粗判定されている境界外部の判定情報を適用する。作業データ37−2から混合ピクセル5eの樹種判定結果を示す作業データ37−3が作成される。
また、樹種判定部52は、作業データ37−3に、粗判定データ37の樹種判定済みのピクセル値を重ね合わせる(ステップS17)。作業データ37−3に対して粗判定データ37の樹種判定済みのピクセル値が重ね合わされた作業データ37−4が記憶部130に作成される。例えば、粗判定データ37内の樹木A、樹木B等の樹種を特定するピクセル値のみが適用される。
そして、樹種判定部52は、作業データ37−4において、未判定のピクセルについて、周辺ピクセルの判定情報を適用する(ステップS18)。ピクセル値が未設定のピクセルに、周辺ピクセルの値(判定情報)が設定される。
樹種判定部52は、周辺ピクセルの判定情報が適用された作業データ37−4を樹種判定データ39として記憶部130に格納し表示装置に表示する(ステップS19)。樹種判定データ39は、植生図に相当する。樹種判定部52は、作成された樹種判定データ39を植生図として表示装置15に表示される。また、樹種判定データ39を外部装置からアクセス可能とし、樹種判定データ39を外部装置の表示部に植生図として表示しても良い。
上述した樹種判定処理による実施例を以下に示す。
[実施例1]
ハイパースペクトルカメラ(HSC−1701、エバジャパン株式会社製)を用いて、上空から2種の樹木が混在する森林を撮影した場合の例で説明する。
森林を撮影した画像から、樹木Aと樹木Bのスペクトルを求め、夫々の混合割合を変更して、4:1、3:2、2:3、及び1:4の4種類の混合基準スペクトルを作成した。
これら4種類の混合基準スペクトルに対し、類似度0.95以上のピクセルを抽出した(図6の作業データ37−2に相当)。しかし、境界で判別できないピクセルが若干(凡そ80%)発生した。次に、4:1、3:2の混合基準スペクトルに対し、類似度0.95以上のピクセルを抽出した(図6の作業データ37−4に相当)。
これらの処理により、90%以上のピクセルで樹種の判別が可能となった。
[実施例2]
混合基準スペクトルを、樹木A対樹木Bが1:1から、類似度0.95刻みに混合基準スペクトルを作成し、混合基準スペクトルを9種類作成した以外は、実施例1と同様に処理を行った。その結果、境界上のピクセルについて樹種判定を100%行えた。
[比較例]
本実施例における、異なる樹木のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを用いた樹種判定のステップS13(図5)以降の処理を実施しない関連技術では、異なる樹木の境界を抽出できず、精度良く樹種を判別した植生図を作成することができなかった。図5の粗判定データ37相当の結果であった。
次に、樹種判定処理の他の例について説明する。図7は、本実施例における樹種判定処理の他の例について説明する。図7において、樹種判定部52は、ユーザによるデータ入力の操作に応じて、ハイパースペクトルデータ31を樹種識別装置100に入力し記憶部130に記憶する(ステップS31)。ハイパースペクトルデータ31が既に記憶部130に保存されている場合は、この処理は省略可能である。
樹種判定部52は、記憶部130に記憶されたハイパースペクトルデータ31を所定のピクセル単位のメッシュ状に分割し、基準スペクトルデータ32から1の樹種基準スペクトルデータを参照して、ピクセル毎に、ピクセルのスペクトルと、樹種基準スペクトル331、332等と混合基準スペクトル341、342等の各々とを比較して、基準スペクトルの類似度が所定値以上の場合に樹木が特定されたと判断し、樹木を指定する判定情報をピクセル値に設定する(ステップS32)。
この場合、例えば、樹木A又は樹木Aの比率が樹木Bより高いスペクトルとの類似度が所定値(0.95)以上である場合、樹木Aを指定する判定情報をピクセル値に設定する。同様に、樹木B又は樹木Aより樹木Bの比率が高いスペクトルとの類似度(0.95)が所定値以上である場合、樹木Bを指定する判定情報をピクセル値に設定する。
ステップS32での処理では、ピクセル毎に境界部分(樹種が混在する領域)の判定も同時に行う処理である。ステップS32での処理結果は、作業データ37−4で示され記憶部に格納される。作業データ37−4は、図6のステップS17までの処理の結果に相当する。
樹種判定部52は、作業データ37−4において、判定情報が設定されていない樹木不明ピクセルに対して、周辺ピクセルの判定情報を適用してピクセル値を設定する(ステップS33)。
全てのピクセルに対して各基準スペクトル331、332等及び341、342等とを比較する処理が終了したら、樹種判定部52は、樹種判定データ39を格納して表示装置に表示する(ステップS34)。
図7における樹種判定処理例では、各ピクセルに対して、混合割合も含めて複数の基準スペクトルとの比較を行うため、単純な繰り返し処理で精度良く植生図を得ることができる。特に、ハイパースペクトルデータ31が少量の場合には、効率的な処理となる。
一方、図7における樹種判定処理例と比べて処理内容が複雑であるが前述した図5及び図6における樹種判定処理例の方が、樹種不明ピクセルに対してのみ混合基準ピクセルとの比較処理等を行うため、ハイパースペクトルデータ31が大量にある場合に適していると言える。
上述した本実施例における樹種判定処理により、ハイパースペクトルデータ31から精度良く樹種の識別を行うことができるため、樹種不明ピクセルを低減できる。
本実施例では、上空から樹木を撮影した分光スペクトルデータに対して、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを用いることによって、境界上の樹種を明確に判定できる。
従って、人口衛星、航空機等を利用した追加の現地調査を行う必要がなく、工数削減及び作業員の危険性を回避することが可能となる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の種々の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む基準スペクトルデータを記憶した記憶部と、
前記分光スペクトルデータと前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、前記記憶部に記憶された前記混合基準スペクトルを用いて、境界上の前記樹種を判定する樹種判定部と
を有することを特徴とする樹種識別装置。
(付記2)
前記記憶部は、2種以上の混合割合の夫々に対応する2以上の混合基準スペクトルを記憶し、
前記樹種判定部は、前記2以上の混合基準スペクトルを用いて、前記樹種を判定することを特徴とする付記1記載の樹種識別装置。
(付記3)
2種の樹種の混合割合を類似度を基に変更して、複数の混合基準スペクトルを作成する作成部を更に有することを特徴とする付記1又は2記載の樹種識別装置。
(付記4)
前記類似度が前記基準スペクトルデータに照らし合わせ、前記スペクトル形状の類似度により樹種を識別する類似度と同等であることを特徴とする付記3記載の樹種識別装置。
(付記5)
基準スペクトルデータを記憶した記憶部に記憶された、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、該混合基準スペクトルを用いて、境界上の該樹種を判定する
ことを特徴とする樹種識別方法。
(付記6)
基準スペクトルデータを記憶した記憶部に記憶された、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、該混合基準スペクトルを用いて、境界上の該樹種を判定する
処理をコンピュータに実行させる樹種識別プログラム。
(付記7)
基準スペクトルデータを記憶した記憶部に記憶された、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、該混合基準スペクトルを用いて、境界上の該樹種を判定する
処理をコンピュータに実行させる樹種識別プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入力装置
15 表示装置
16 出力装置
17 通信I/F
18 ドライブ
19 記憶媒体
31 ハイパースペクトルデータ
32 基準スペクトルデータ
331、332、・・・ 樹種基準スペクトル
341、342、・・・ 混合基準スペクトル
41 樹種スペクトルデータ作成部
42 混合スペクトルデータ作成部
51 データ入力部
52 樹種判定部
100 樹種識別装置
130 記憶部

Claims (5)

  1. 識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む基準スペクトルデータを記憶した記憶部と、
    前記分光スペクトルデータと前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、前記記憶部に記憶された前記混合基準スペクトルを用いて、境界上の前記樹種を判定する樹種判定部と
    を有することを特徴とする樹種識別装置。
  2. 前記記憶部は、2種以上の混合割合の夫々に対応する2以上の混合基準スペクトルを記憶し、
    前記樹種判定部は、前記2以上の混合基準スペクトルを用いて、前記樹種を判定することを特徴とする請求項1記載の樹種識別装置。
  3. 2種の樹種の混合割合を類似度を基に変更して、複数の混合基準スペクトルを作成する作成部を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の樹種識別装置。
  4. 前記類似度が前記基準スペクトルデータに照らし合わせ、前記スペクトル形状の類似度により樹種を識別する類似度と同等であることを特徴とする請求項3記載の樹種識別装置。
  5. 基準スペクトルデータを記憶した記憶部に記憶された、識別対象の分光スペクトルデータと、2種以上の樹木の混合割合に基づいて各樹種のスペクトルを混合した混合基準スペクトルを含む前記基準スペクトルデータとを比較して、スペクトル形状の類似度により樹種を識別する際に、該混合基準スペクトルを用いて、境界上の該樹種を判定する
    ことを特徴とする樹種識別方法。
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