JP5772500B2 - 植物種特定のためのプログラム、情報処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
ハイパースペクトルカメラ(HSC−1701、エバジャパン株式会社製)を用いて土と樹木が混在する画像(ハイパースペクトルデータ)を撮影した。この時、樹木が70%で土が30%の場合の画素のハイパースペクトルデータと、樹木の基準スペクトルデータとの間の類似度を、図7に示すように、第1照合領域(400nm−700nm)と第2照合領域(700nm−800nm)とについて算出した。
400nm−700nm:類似度=0.879
700nm−800nm:類似度=0.572
k1=0.879/(0.879+0.572)=0.61
k2=0.572/(0.879+0.572)=0.39
第3の類似度=0.61×0.980+0.39×0.912=0.953
次に、第1照合領域を、500nm−600nmに変更する。500nm−600nmは、図2においてXで示すように、可視光領域において樹木の特徴が現れている領域である。この場合には、図8に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.9504で閾値以上となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できる。
次に、第2照合領域を、720nm−780nmに変更する。720nm−780nmは、図2においてYで示すように、近赤外光領域において樹木の特徴が現れている領域である。この場合には、図9に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.951で閾値以上となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できる。
次に、第2照合領域を、700nm−900nmに変更する。この場合には、図10に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.954で閾値以上となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できる。なお、400nm−900nm全域で類似度を算出すると0.928となってしまうが、上で述べたような手法で第3の類似度を算出すれば、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できる。
次に、第1照合領域を、550nm−600nmに変更する。これは可視光領域において樹木の特徴が現れる領域Xよりも狭くなっている。この場合、図11に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.924で閾値未満となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できていない。
次に、第2照合領域を、730nm−800nmに変更する。これは近赤外光領域における樹木の特徴が現れる領域Yの一部を欠いている場合である。この場合、図12に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.949で閾値未満となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できない。
次に、第2照合領域を、700nm−1000nmに変更する。この場合、図13に示すような類似度が算出される。このように、第3の類似度が0.947で閾値未満となるので、基準スペクトルデータの樹木であることが識別できない。400nm−1000nm全領域について類似度を算出しても0.927となり、同様に基準スペクトルデータの樹木であることが識別できない。
次に、実施例1とは異なる種別の樹木が撮影された画素のハイパースペクトルデータについて、実施例1と同じ基準スペクトルデータと照合した場合を考える。
比較例4と同様に、実施例1とは異なる種別の樹木が撮影された画素のハイパースペクトルデータについて、実施例1と同じ基準スペクトルデータと照合した場合を考える。
重み値については、上で述べたような算出方法だけではなく、以下のような算出方法を採用するようにしても良い。なお、k1+k2=1となる。
k1=2×0.879/(2×0.879+0.572)=0.75
k2=0.572/(2×0.879+0.572)=0.25
第3類似度=0.75×0.980+0.25×0.912=0.963
樹木が60%で土が40%の場合の画素のハイパースペクトルデータと、樹木の基準スペクトルデータとの間の類似度を、図16に示すように、第1照合領域(400nm−700nm)と第2照合領域(700nm−800nm)とについて算出した。
可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、
近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出し、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出し、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する
処理をコンピュータに実行させ、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とするプログラム。
前記第1の領域が500nm以上600nm以下の領域である
付記1記載のプログラム。
前記第2の領域が720nm以上780nm以下の領域である
付記1又は2記載のプログラム。
前記第1の類似度の第1の重みと前記第2の類似度の第2の重みとの和が1である
付記1乃至3のいずれか1つ記載のプログラム。
前記可視光領域における、土のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第3の類似度d3と、前記近赤外光領域における、前記土のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第4の類似度d4とから、前記第1の重みk1がd3/(d3+d4)であり、前記第2の重みk2がd4/(d3+d4)である
付記4記載のプログラム。
前記可視光領域における、土のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第3の類似度d3と、前記近赤外光領域における、前記土のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第4の類似度d4とから、前記第1の重みk1が2×d3/(2×d3+d4)であり、前記第2の重みk2がd4/(2×d3+d4)である
付記4記載のプログラム。
可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、
近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出し、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出し、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する
処理をコンピュータが実行し、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とする情報処理方法。
可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出する第1類似度算出部と、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出する第2の類似度算出部と、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する比較部と、
を有し、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とする情報処理装置。
12 第2スペクトルデータ格納部
13 第1設定データ格納部
14 第1類似度算出部
15 第1類似度格納部
16 第2設定データ格納部
17 第2類似度算出部
18 第2類似度格納部
19 第3設定データ格納部
20 比較部
21 比較結果格納部
22 出力部
23 入力部
Claims (5)
- 可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、
近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出し、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出し、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する
処理をコンピュータに実行させ、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とするプログラム。 - 前記第1の領域が500nm以上600nm以下の領域である
請求項1記載のプログラム。 - 前記第2の領域が720nm以上780nm以下の領域である
請求項1又は2記載のプログラム。 - 可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、
近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出し、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出し、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する
処理をコンピュータが実行し、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とする情報処理方法。 - 可視光領域のうち樹木の特徴が現れる第1の領域を少なくとも含む領域について、照合対象のスペクトルデータと樹木の基準スペクトルデータとの間の第1の類似度を算出し、近赤外光領域のうち樹木の特徴が現れる第2の領域を少なくとも含む領域について、前記照合対象のスペクトルデータと前記樹木の基準スペクトルデータとの間の第2の類似度を算出する第1類似度算出部と、
前記第1の類似度と前記第2の類似度とを重み付け加算して第3の類似度を算出する第2の類似度算出部と、
前記第3の類似度と所定の閾値を比較する比較部と、
を有し、
前記第2の類似度の重みより前記第1の類似度の重みが大きい
ことを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2011233532A JP5772500B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 植物種特定のためのプログラム、情報処理方法及び装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011233532A JP5772500B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 植物種特定のためのプログラム、情報処理方法及び装置 |
Publications (2)
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JP2013090584A JP2013090584A (ja) | 2013-05-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011233532A Active JP5772500B2 (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 植物種特定のためのプログラム、情報処理方法及び装置 |
Country Status (1)
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