JP2014182493A - 議論支援プログラム、議論支援サーバ及び議論支援方法 - Google Patents

議論支援プログラム、議論支援サーバ及び議論支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】円滑に議論を進行させるように支援する議論支援プログラム、議論支援サーバ及び議論支援方法を提供することを目的としている。
【解決手段】記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図14

Description

本発明は、議論の進行を支援する議論支援プログラム、議論支援サーバ及び議論支援方法に関する。
近年では、タブレット端末等を含む電子端末を利用した教育が浸透しつつある。電子端末を用いた教育の一形態として、生徒同士によるディスカッションがある。
電子端末を用いたディスカッション(議論)では、教師が生徒に課題を与え、その課題について各生徒の賛否及び賛否理由を電子端末に入力させ、その後のグループで議論を行うような形態が知られている。また電子端末を用いた議論は、例えば遠隔会議等にも用いられることが知られている。
生徒同士による議論では、議論に慣れていない生徒に「聞く」「話す」力を身につけてもらうことを目的として、生徒に進行係を担当させ、議論の進行も生徒に行わせることもある。
特開2003−304337号公報
生徒が進行役となる場合、議論の進行具合は進行役の生徒の個性に応じたものとなることが想定されるため、必ずしも他の生徒にバランス良く傾聴や発言が促されるとは限らない。
1つの側面では、本発明は、円滑に議論を進行させるように支援する議論支援プログラム、議論支援サーバ及び議論支援方法を提供することを目的としている。
一様態によれば、記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する、処理をコンピュータに実行させる。
上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、上記各処理を手順としてンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
円滑に議論を進行させるように支援することができる。
議論支援システムの構成の例を示す図である。 教師端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 生徒データベースの一例を示す図である。 課題データベースの一例を示す図である。 生徒特性テーブルの一例を示す図である。 話者特性テーブルの一例を示す図である。 メッセージデータベースの一例を示す図である。 議論データベースの一例を示す図である。 判定テーブルの一例を示す図である。 生徒端末の機能を説明する図である。 教師端末の機能を説明する図である。 生徒端末の動作を説明するフローチャートである。 教師端末の動作を説明する第一のフローチャートである。 教師端末の動作を説明する第二のフローチャートである。 生徒端末に表示された課題回答画面の一例を示す図である。 通常議論用画面の一例を示す図である。 司会者画面の一例を示す第一の図である。 司会者画面の一例を示す第二の図である。
以下に図面を参照して実施例について説明する。図1は、議論支援システムの構成の例を示す図である。
本実施例の議論支援システム100は、議論支援サーバ200と電子端末300とを有する。本実施例の議論支援サーバ200と電子端末300とは、ネットワークを介して接続されている。
本実施例の議論支援システム100は、例えば授業において行われる生徒同士のディスカッション(以下、議論)に用いられる。生徒同士の議論では、生徒の個性によって様々な状況が考えられる。例えば「話す」のが好きな生徒は、他の生徒の時間を考慮せずに自分が「話す」ことに夢中になってしまうことが考えられる。また「話す」のが苦手な生徒は、議論の間自ら話すことができなかったり、指名されてもうまく自分の意見を言えないことが考えられる。本実施例の議論支援システム100では、生徒の個性に応じて傾聴や発言を促すことで、発言者に偏りのない議論の進行を支援する。
議論支援システム100は、授業に用いられる場合には議論支援サーバ200が教師用の端末となり、電子端末300が生徒用の端末となる。よって以下の説明では、議論支援サーバ200を教師端末200と呼び、電子端末300を生徒端末300と呼ぶ。
教師端末200及び生徒端末300は、それぞれがタブレット端末であっても良い。また教師端末200は、例えばデスクトップ型あるいはノートブック型のコンピュータであり、生徒端末300がタブレット端末あるいはノートブック型コンピュータであっても良い。
本実施例の教師端末200は、生徒データベース210、課題データベース220、生徒特性テーブル230、話者特性テーブル240、メッセージデータベース250、議論データベース260、判定テーブル270を有する。また教師端末200には、教師用プログラム280がインストールされている。
本実施例の生徒端末300は、生徒用プログラム310がインストールされている。
本実施例の議論支援システム100において、教師端末200は、グループで議論を行う際に進行役となった生徒の生徒端末300に対し、他の生徒へ発言を促すタイミングを指示するメッセージを表示させることで発言者が偏らないように議論の進行を支援する。尚以下の説明では、進行役となった生徒を司会者と呼ぶ。
図2は、教師端末のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施例の教師端末200は、それぞれバスBで相互に接続されている表示操作装置21,ドライブ装置22,補助記憶装置23,メモリ装置24,演算処理装置25及びインターフェース装置26を有する。
表示操作装置21は、タッチパネル等であり、各種信号の入力と各種情報の表示をするために用いられる。
インターフェース装置26は、モデム,LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
教師用プログラム280は、教師端末200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。教師用プログラム280は例えば記録媒体27の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。教師用プログラムを記録した記録媒体27は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また教師用プログラム280を記録した記録媒体27がドライブ装置22にセットされると、教師用プログラム280は記録媒体27からドライブ装置22を介して補助記憶装置23にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた教師用プログラム280は、インターフェース装置26を介して補助記憶装置23にインストールされる。
教師端末200は、インストールされた教師用プログラム280を格納すると共に、必要なファイル,データ等を補助記憶装置23に格納する。メモリ装置24は、コンピュータの起動時に補助記憶装置23から教師用プログラム280を読み出して格納する。そして、演算処理装置25はメモリ装置24に格納された教師用プログラム280に従って、後述するような各種処理を実現している。
尚本実施例の教師端末200は、例えばデスクトップ型あるいはノートブック型のコンピュータであった場合には、教師端末200は、表示操作装置の代わりに、キーボードやマウス等を含む入力装置と、ディスプレイ等を含む出力装置とを有する。
本実施例の生徒端末300のハードウェア構成は、教師端末200と同様であるから説明を省略する。
以下に図3乃至図9を参照して教師端末200に格納された各データベース及び各テーブルについて説明する。本実施例の各データベース及び各テーブルは、例えば教師端末200の補助記憶装置23とメモリ装置24に含まれる所定の記憶領域に格納されていても良い。
図3は、生徒データベースの一例を示す図である。本実施例の生徒データベース210は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。生徒データベース210は、生徒毎に割り振られた生徒識別子(生徒ID)、生徒氏名、生徒が属するグループを識別するグループ識別子(グループID)、司会者フラグ、その生徒が使用する生徒端末300のIPアドレスが対応付けられて格納されている。実施例では、生徒は教師により予めグループに分けられている。グループIDは、各生徒が属するグループに予め設けられた識別子である。IPアドレスは、生徒端末300を利用する生徒を識別する情報である。司会者フラグは、生徒が教師により司会者役に指名されたか否かを示すフラグである。本実施例では、教師が司会者役に指名した生徒の生徒IDと対応する司会者フラグがオンされる。
図4は、課題データベースの一例を示す図である。本実施例の課題データベース220は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。本実施例の課題データベース220は、課題毎に付与された課題識別子(課題ID)、課題のテーマ、課題内容、課題毎に決められたグループ検討時間が対応付けられている。グループ検討時間は、対応した課題に対して議論により検討できる時間である。具体的には例えば、課題ID0001の課題に対しては、30分間議論することができる。
図5は、生徒特性テーブルの一例を示す図である。本実施例の生徒特性テーブル230は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。本実施例の生徒特性テーブル230では、生徒IDと議論のテーマ毎の生徒の特性を示す特性IDとが対応付けられている。特性IDの詳細は後述する。
例えば特性テーブル230において、生徒ID12301の生徒は、議論のテーマが「社会」である場合は特性IDがBであり、議論のテーマが「自然」である場合は特性IDがDとなる。
図6は、話者特性テーブルの一例を示す図である。本実施例の話者特性テーブル240は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。本実施例の話者特性テーブル240は、特性IDと、特性の内容とが対応付けられている。
特性の内容は、議論における生徒の傾向や個性を表すものである。具体的には例えば、特性ID「A」と対応する特性の内容は、「しゃべりすぎる傾向にある」である。また特性ID「B」と対応する特性の内容は、「周囲のメンバに配慮してしゃべることができる」である。
よって例えば生徒特性テーブル230において、生徒ID12301は、議論のテーマが社会である場合には、特性IDがBであるから「周囲のメンバに配慮してしゃべることができる」という特性を有することになる。
図7は、メッセージデータベースの一例を示す図である。メッセージデータベース250は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。メッセージデータベース250では、メッセージIDと、対応する支援メッセージとが対応付けられている。本実施例の支援メッセージは、司会者フラグがオンとされた生徒IDと対応する生徒端末300に表示されるメッセージである。尚メッセージデータベース250の備考欄には、各支援メッセージを表示する際の条件となる支援条件が格納されている。備考欄に格納される情報は、例えば教師が支援条件に対応する支援メッセージを確認したり編集したりする際に、参照されても良い。
図8は、議論データベースの一例を示す図である。本実施例の議論データベース260は、課題ID毎に、生徒ID、課題に対する賛否、発言回数、合計発言時間、意見が対応付けられて格納される。議論データベース260は、データの項目は予め教師端末200に格納されており、課題に対する議論が進むにつれて、発言回数や合計発言時間で示される発言状況が更新される。すなわち本実施例では、発言回数及び合計発言時間は、生徒の発言状況を示す発言状況情報である。議論データベース260の更新についての詳細は後述する。
図9は、判定テーブルの一例を示す図である。本実施例の判定テーブル270は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。本実施例の判定テーブル270は、支援メッセージを司会者フラグがオンされた生徒の生徒端末300に表示させるか否かの判定を行う際の条件が格納されている。図9の例では、第一判定時間として、グループ検討時間の1/3、第二判定時間としてグループ検討時間の1/2が設定されている。また判定テーブル270では、判定条件1として、発言時間・発言回数が少ないと判定するための条件が設定されている。さらに判定テーブル270では、判定条件2として、発言時間・発言回数が多いと判定するための条件が設定されている。
次に図10を参照して本実施例の生徒端末300の機能について説明する。図10は、生徒端末の機能を説明する図である。本実施例の生徒端末300は、生徒用プログラム310を実行することで以下の各部の機能を実現する。
本実施例の生徒端末300は、表示制御部311、回答受付部312、発言開始受付部313、発言終了受付部314、メッセージ表示部315、回答送信部316、経過時間判定部317を有する。表示制御部311は、生徒端末300の表示操作装置における表示に係る処理を制御する。
回答受付部312は、表示制御部311により表示された課題回答画面において、生徒が入力した回答を受け付ける。発言開始受付部313は、議論中において生徒が発言を開始したタイミングを検知し、発言開始を受け付ける。具体的には発言開始受付部313は、議論画面に生徒の発言が開始された際に押下されるボタン等を表示させ、このボタンが操作されたとき、生徒の発言開始を受け付ける。
発言終了受付部314は、議論中において生徒が発言を終了したタイミングを検知し、発言終了を受け付ける。具体的には発言終了受付部313は、議論画面に生徒の発言が終了した際に押下されるボタン等を表示させ、このボタンが操作されたとき、生徒の発言終了を受け付ける。尚本実施例では、生徒の発言開始と発言終了を検知するタイミングをボタンの操作により検知するものとしたが、これに限定されない。生徒の発言開始と発言終了は、例えば生徒端末300に設けられたマイク等により検知しても良い。
メッセージ表示部315は、教師端末200から送信されるメッセージを表示操作装置に表示させる。回答送信部316は、回答受付部312が受け付けた課題の回答を教師端末200へ送信する。経過時間判定部317は、課題回答画面に表示されたグループ検討時間が経過したかを否か判断する。
本実施例の生徒端末300において、発言開始受付部313、発言終了受付部314、メッセージ表示部315は、例えば司会者に指名された生徒の生徒端末300(以下、司会者端末300)において実現されても良い。
次に図11を参照して本実施例の教師端末200の機能を説明する。図11は、教師端末の機能を説明する図である。以下に説明する教師端末200の各部は、教師端末200が教師用プログラム280を実行することで実現される。
本実施例の教師端末200は、表示制御部281、回答取得部282、議論データベース更新部283、司会者フラグ設定部284、議論用画面生成部285、発言時間計測部286、更新判定部287、画面更新部288、経過時間判定部289を有する。
表示制御部281は、教師端末200の動作を制御する。具体的には表示制御部281は、議論を支援する処理を制御する。表示操作装置21における表示を制御する。回答取得部282は、生徒端末300において入力された課題に対する意見や賛否等を取得する。議論データベース更新部283は、議論データベース260を更新する。司会者フラグ設定部284は、生徒データベース210において教師が司会者に指名した生徒の生徒IDに対して司会者フラグを設定する。
議論用画面生成部285は、生徒端末300に表示させる議論用画面を生成する。本実施例の議論用画面生成部285は、具体的には司会者端末300に表示させる司会者画面と、司会者端末300以外の生徒端末300に表示させる通常議論用画面とを生成する。
発言時間計測部286は、生徒端末300において生徒の発言開始が受け付けられてから発言終了が受け付けられるまでの生徒の発言時間を計測する。更新判定部287は、判定テーブル270を参照し、司会者端末300に表示させた司会者画面を更新するか否かを判定する。画面更新部288は、更新判定部287の判定結果に基づき司会者端末300に表示させた司会者画面を更新する。経過時間判定部289は、課題データベース220において課題毎に設定されたグループ検討時間が経過したか否かを判定する。
次に図12を参照して本実施例の生徒端末300の動作を説明する。図12は、生徒端末の動作を説明するフローチャートである。
本実施例の生徒端末300において表示制御部311は、教師端末200から課題回答画面を受信したか否かを判断する(ステップS1201)。ステップS1201において課題回答画面を受信していない場合、生徒端末300は課題回答画面を受信するまで待機する。ステップS1201において課題回答画面を受信した場合、表示制御部311は課題回答画面を表示操作装置へ表示させる(ステップS1202)。
続いて生徒端末300は、回答受付部312が課題回答画面に入力された回答を受け付け、この回答を教師端末200へ送信する送信要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1203)。ステップS1203において送信要求を受け付けていない場合、生徒端末300は送信要求を受け付けるまで待機する。
ステップS1203において送信要求を受け付けた場合、生徒端末300は回答送信部316により回答受付部312が受け付けた回答を教師端末200へ送信する(ステップS1204)。尚本実施例の回答とは、課題に対する賛否と課題に対する意見等を含む。
続いて生徒端末300の表示制御部311は、教師端末200から議論開始要求及び同じグループの生徒の意見を受信したか否かを判断する(ステップS1205)。ステップS1205において、該当する要求と意見を受信していない場合、生徒端末300は、該当する要求及び意見を受信するまで待機する。
ステップS1205において該当する要求及び意見を受信した場合、表示制御部311は、教師端末200から議論用画面を受信し、議論用画面を表示操作装置へ表示させる(ステップS1206)。続いて表示制御部311は、受信した議論用画面が司会者画面であるか否かを判断する(ステップS1207)。
ステップS1207において議論用画面が司会者画面であった場合、表示制御部311は司会者画面を表示操作装置へ表示させる(ステップS1208)。ステップS1207において司会者画面でない場合、表示制御部311は議論用画面が通常議論用画面か否かを判断する(ステップS1209)。ステップS1209において、議論用画面が通常議論用画面である場合、表示制御部311は、表示操作装置に通常議論用画面を表示させる(ステップS1210)。尚ステップS1207及びステップS1209では、司会者用画面か議論用画面かの受信を行うまで待機することになる。
ステップS1210において、通常議論用画面を受信したと判定された後、表示制御部311は、表示操作装置に表示された通常議論用画面においてメモの入力を受けたか否かを判断する(ステップS1211)。ステップS1211においてメモの入力を受け付けた場合、表示制御部311は通常議論用画面に入力されたメモを表示させる(ステップS1212)。
ステップS1211においてメモの入力がない場合、経過時間判定部317は、ステップS1201で受信した課題回答画面に表示された課題と対応するグループ検討時間が経過したか否かを判断する(ステップS1213)。尚本実施例では、課題回答画面を教師端末200から受信したとき、課題と対応したグループ検討時間を取得しても良い。
ステップS1213においてグループ検討時間が経過すると、生徒端末300は処理を終了する。ステップS1213においてグループ検討時間が経過していない場合、生徒端末300はステップS1211へ戻る。
以下に説明するステップS1214以降の処理は、生徒端末300に司会者画面が表示された場合、すなわち生徒端末300が司会者端末300となった場合の処理である。
司会者画面が表示されると、生徒端末300は、発言開始受付部313が同じグループの他の生徒の発言開始を受け付けたか否かを判断する(ステップS1214)。ステップS1214で発言開始を受け付けると、発言開始受付部313は、発言を開始した生徒の生徒IDと発言開始通知とを発言開始情報として教師端末200へ送信し(ステップS1215)、後述するステップS1216へ進む。尚生徒端末300は、司会者画面あるいは司会者画面でない通常の議論用画面を受信したとき、同じグループ内の他の生徒の生徒IDを取得するものとしても良い。
ステップS1214で発言開始を受け付けない場合、発言終了受付部314は、生徒の発言終了を受け付けたか否かを判断する(ステップS1216)。
ステップS1216で発言終了を受け付けると、発言終了受付部314は、発言を終了した生徒の生徒IDと発言終了通知とを発言終了情報として教師端末200へ送信し(ステップS1217)、後述するステップS1218へ進む。
ステップS1216で発言終了を受け付けない場合、メッセージ表示部315は、教師端末200から支援メッセージを受信したか否かを判断する(ステップS1218)。ステップS1218で支援メッセージを受信した場合、メッセージ表示部315は支援メッセージを司会者画面に表示させ(ステップS1219)、後述するステップS1220へ進む。
ステップS1218において支援メッセージを受信していない場合、表示制御部311は、表示操作装置においてメモの入力を受けたか否かを判断する(ステップS1220)。ステップS1220においてメモの入力を受け付けた場合、表示制御部311は司会者画面に入力されたメモを表示させ(ステップS1221)、後述するステップS1222へ進む。
ステップS1220においてメモの入力がない場合、経過時間判定部317は、ステップS1201で受信した課題回答画面に表示された課題と対応するグループ検討時間が経過したか否かを判断する(ステップS1222)。
ステップS1222においてグループ検討時間が経過すると、生徒端末300は処理を終了する。ステップS1222においてグループ検討時間が経過していない場合、生徒端末300はステップS1214へ戻る。
次に図13を参照して本実施例の教師端末200の動作を説明する。図13は、教師端末の動作を説明する第一のフローチャートである。
本実施例の教師端末200において、表示制御部281は、教師から課題送信要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1301)。ステップS1301において教師端末200は、課題送信要求を受け付けない場合、課題送信要求を受け付けるまで待機する。ステップS1301において課題送信要求を受け付けると、表示制御部281は課題データベース220から課題を取得して課題一覧画面を生成し、表示操作装置21へ表示させる(ステップS1302)。
続いて表示制御部281は、課題の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1303)。ステップS1303において課題が選択されていない場合、教師端末200は課題が選択されるまで待機する。ステップS1303において課題が選択されると、表示制御部281は課題データベース220から選択され課題を取得し、課題回答画面を生成して生徒端末300へ送信する(ステップS1304)。送信先については図示していないが、生徒データベース210にて、生徒ID毎にその生徒が操作する生徒端末300のIPアドレスが対応づけられており、そのIPアドレス宛に情報を送信することで実現することが可能である。
続いて教師端末200は、回答取得部282により、生徒端末300から課題に対する回答を取得したか否かを判断する(ステップS1305)。ステップS1305において回答を取得していない場合、教師端末200は回答を取得するまで待機する。ステップS1305において回答取得部282が回答を取得すると、議論データベース更新部283は、取得した回答を議論データベース260に記録する(ステップS1306)。尚本実施例の回答とは、課題に対する賛否と意見とが含まれるものとした。
続いて回答取得部282は、回答を未提出の生徒がいるか否かを判断する(ステップS1307)。すなわち回答取得部282は、全ての生徒端末300から回答を取得したか否かを判断する。
ステップS1307において全ての生徒端末300から回答を取得していない場合、教師端末200はステップS1305へ戻る。ステップS1307において全ての生徒端末300から回答を取得した場合、教師端末200は司会者フラグ設定部284により、生徒データベース210においてグループ毎に司会者フラグを設定する(ステップS1308)。
尚司会者フラグは、グループ毎に予め教師により指名された生徒に対して設定されても良い。また司会者フラグは、同じグループの生徒の中からランダムに司会者が選択され、司会者に選択された生徒に対して設定されても良い。例えば図3に示す生徒データベース210では、グループID1のグループの司会者となる生徒はEEさんである。よって司会者フラグ設定部284は、EEさんと対応する司会者フラグをオンとする。
続いて議論用画面生成部285は、議論データベース260からグループ毎にそれぞれの生徒の回答を取得して司会者画面を生成し、司会者フラグがオンとされた生徒の生徒IDに対応する生徒端末300へ送信する(ステップS1309)。
続いて議論用画面生成部285は、議論データベース260からグループ毎にそれぞれの生徒の回答を取得して通常議論用画面を生成し、司会者フラグがオンとされていない生徒の生徒IDに対応する生徒端末300へ送信する(ステップS1310)。
次に教師端末200は、議論データベース更新部283により、生徒の発言開始情報が司会者端末300から送信されたか否かを判断する(ステップS1311)。ステップS1311において発言開始情報が送信された場合、議論データベース更新部283は、議論データベース260において該当する生徒の発言回数をインクリメントする(ステップS1312)。
続いて発言時間計測部286は、議論データベース260において該当する生徒の発言時間の計測を開始する(ステップS1313)。厳密には発言時間計測部286は、教師端末200が発言開始情報を受信した時から発言時間の計測を開始する。また発言時間計測部286は、例えば議論データベース260において、該当する生徒の発言時間をカウントアップして発言時間を計測しても良い。
続いて教師端末200は、発言時間計測部286により、発言終了情報が司会者端末300から送信されたか否かを判断する(ステップS1314)。ステップS1314において発言終了情報が送信された場合、発言時間計測部286は、議論データベース260において発言時間の計測を終了(中断)する(ステップS1315)。具体的には発言時間計測部286は、議論データベース260において該当する生徒の発言時間のカウントアップを停止させる。
ステップS1314において発言終了情報が送信されていない場合、教師端末200は経過時間判定部289により、ステップS1303で選択された課題と対応するグループ検討時間が経過したか否かを判断する(ステップS1316)。ステップS1316においてグループ検討時間が経過した場合、教師端末200は処理を終了する。
ステップS1316においてグループ検討時間が経過していない場合、教師端末200は、更新判定部287により、判定テーブル270における第一判定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1317)。
本実施例の判定テーブル270では、グループ検討時間の1/3の時間を第一判定時間とした。したがって更新判定部287は、ステップS1317において、議論が開始してからグループ検討時間の1/3が経過したか否かを判断している。
ステップS1317において第一判定時間が経過していない場合、教師端末200はステップS1311へ戻る。ステップS1317において第一判定時間が経過した場合、教師端末200は、画面更新部288により司会者画面の更新処理を行い(ステップS1318)、ステップS1311へ戻る。
以下に図14を参照して本実施例の司会者画面の更新処理について説明する。図14は、教師端末の動作を説明する第二のフローチャートである。図14では、教師端末200の画面更新部288による司会者画面の更新処理を説明する。
画面更新部288は、議論データベース260からグループ毎の発言回数と発言時間を取得する(ステップS1401)。具体的には画面更新部288は、グループ毎にグループ内の各生徒の発言回数と発言時間とを取得する。
続いて画面更新部288は、議論データベース260を参照し、グループ内において発言時間と発言回数が少ない生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1402)。より具体的には画面更新部288は、判定テーブル270において判定条件1を満たす生徒を発言時間と発言回数が少ない生徒と判断する。判定条件1は、グループ内で最も発言時間が長い生徒の発言時間の1/3以下であるか、又はグループ内で最も発言回数が多い生徒の発言回数の1/3以下である。
ステップS1402において、グループ内において発言時間と発言回数が少ない生徒が存在しない場合、画面更新部288は、グループ内において発言時間と発言回数が多い特定の生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1403)。
より具体的には画面更新部288は、判定テーブル270において判定条件2を満たす生徒を発言時間と発言回数が多い生徒と判断する。判定条件2は、グループ内で最も発言時間が長い生徒が2番目に発言時間が長い生徒の2倍以上であるか、又はグループ内で最も発言回数が多い生徒の発言回数が2番目に発言回数が多い生徒の2倍以上である。
ステップS1403において該当する生徒が存在する場合、画面更新部288は、ステップS1403で判定条件2を満たすと判断された生徒のうち、現在の課題のテーマの特性IDがAである生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1404)。ステップS1403において該当する生徒が存在しない場合、画面更新部288は更新処理を終了する。
ステップS1404において該当する生徒の特性IDがAである場合、画面更新部288は、メッセージデータベース250を参照し、メッセージID1の支援メッセージを表示させるように司会者画面を更新する(ステップS1405)。そして画面更新部288は、後述するステップS1408へ進む。ステップS1404において該当する生徒が存在しない場合、画面更新部288は更新処理を終了する。
ステップS1402において該当する生徒が存在する場合、画面更新部288は、該当する生徒の中に、ステップS1404で取得した生徒のうち、現在の課題のテーマの特性IDがCの生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1406)。具体的には画面更新部288は、議論データベース260から判定条件1に該当する生徒の生徒IDを取得し、生徒特性テーブル230を参照する。画面更新部288は、生徒特性テーブル230において、現在の課題のテーマにおいて、取得した生徒IDと対応する特性IDがCであるか否かを判断する。
ステップS1406において特性IDがCの生徒が存在した場合、画面更新部288は、メッセージデータベース250を参照し、メッセージID3の支援メッセージを表示させるように司会者画面を更新する(ステップS1407)。続いて画面更新部288は、更新した司会者画面を司会者端末300へ送信し(ステップS1408)、更新処理を終了する。
ステップS1406において特性IDがCの生徒がいなかった場合、画面更新部288は、該当する生徒の中に、現在の課題のテーマにおいて特性IDがDの生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1409)。
ステップS1409において特性IDがDの生徒が存在する場合、画面更新部288は、議論データベース260を参照し、グループ内で特性IDがDの生徒と賛否が同じ生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1410)。ステップS1409において特性IDがDの生徒が存在しない場合、画面更新部288は、後述するステップS1412へ進む。
ステップS1410において賛否が同じ生徒が存在する場合、画面更新部288は、メッセージデータベース250を参照し、メッセージID4の支援メッセージを表示させるように司会者画面を更新し(ステップS1411)、ステップS1408へ進む。
ステップS1409において特性IDがDの生徒が存在しない場合、画面更新部288は、グループ内において発言時間と発言回数が少ない生徒の中に、現在の課題のテーマにおいて特性IDがBの生徒が存在するか否かを判断する(ステップS1412)。ステップS1412において特性IDがBの生徒が存在しない場合、画面更新部288は更新処理を終了する。
ステップS1412において特性IDがBの生徒が存在する場合、画面更新部288は、メッセージデータベース250を参照し、メッセージID2の支援メッセージを表示させるように司会者画面を更新し(ステップS1413)、ステップS1408へ進む。
ステップS1410において賛否が同じ生徒が存在しない場合、教師端末200は、経過時間判定部289により第二判定時間が経過したか否かを判断する。また教師端末200は、特性IDがDの生徒の発言回数が0回であるか否かを判断する(ステップS1414)。ステップS1414において、第二判定時間が経過していない、又は特性IDがDの生徒の発言回数が0でない場合、画面更新部288は更新処理を終了する。
ステップS1414において、第二判定時間が経過した、又は特性IDがDの生徒の発言回数が0である場合、画面更新部288は、ステップS1413へ進む。
以下に本実施例の画面更新部288の処理を具体的に説明する。
図3に示す生徒データベース210では、生徒ID12301から生徒ID12305までの5人がグループID1のグループであり、生徒ID12305の生徒EEさんが司会者である。また図8に示す議論データベース260は、課題0001に対する議論の途中の状態を示している。
本実施例の画面更新部288は、例えばグループID1のグループにおいて、判定条件1を満たす生徒がいるか否かを判断する。図8の議論データベース260では、発言時間が最も長い生徒は生徒ID12304の1分35秒であり、発言回数が最も多い生徒は生徒ID12304の3回である。よって画面更新部288は、発言時間が15秒で発言回数が1回の生徒ID12302が判定条件1を満たすと判断する。
画面更新部288は、課題データベース220を参照し、課題ID0001のテーマを取得する。課題ID0001のテーマは「社会」である。よって画面更新部288は、生徒特性テーブル230を参照し、テーマ「社会」における生徒ID12302の特性IDがCであるか否かを判断する。生徒ID12302のテーマ「社会」における特性IDはDであるため、画面更新部288はステップS1410へ進む。
本実施例の話者特性テーブル240において、特性IDがCの生徒は「少しでも自分が発言した後なら、落ち着いてしゃべることができる」という特性を有することを示す。また特性IDがDの生徒は、「同じ賛否の人の後なら、落ち着いてしゃべることができる」という特性を有することを示す。
生徒ID12302の、今回の課題テーマ「社会」の特性IDはDであるから、画面更新部288は生徒ID12302と同じ賛否の生徒が発言中か否かを判断する。生徒ID12302の賛否は、「反対」である。よって画面更新部288は、賛否が「反対」の生徒が発言中であった場合、司会者端末300に表示させる司会者画面をメッセージID4の支援メッセージが表示された画面に更新する。メッセージID4の支援メッセージとは、司会者に、特性IDがDの生徒と賛否が同じ生徒が発言した後に、生徒ID12302に発言を促すようにさせるメッセージである。
また発言中の生徒が、生徒ID12302と賛否が異なる生徒であった場合、画面更新部288は、第二判定時間が経過したか又は生徒ID12302の発言回数が0であるか否かを判断する。画面更新部288は、第二判定時間が経過したか又は生徒ID12302の発言回数が0である場合、司会者画面をメッセージID2の支援メッセージが表示された画面に更新する。メッセージID2の支援メッセージとは、誰かの発言が極端に少なくなっているときに、司会者に、発言の少ない生徒に発言を促すようさせるメッセージである。
尚判定条件1を満たす生徒の特性IDがCであった場合、画面更新部288は、司会者画面をメッセージID3の支援メッセージが表示された画面に更新する。メッセージID3の支援メッセージとは、司会者に、発言が少なくなってきている生徒に対して、簡単なコメントを求めるメッセージである。上記のメッセージID2との違いは、一度でもなんらかの形でしゃべらせることができれば、落ち着く特性を持つ生徒に、緊張すると思える発言よりも容易と思える簡単なコメントを発言してもらい、それにより落ち着いてもらうことを目的にしている。
また例えばグループID1のグループに判定条件1を満たす生徒がおらず、判定条件2を満たす生徒がいた場合、画面更新部288は、該当する生徒のテーマ「社会」における特性IDを取得する。例えば特性IDがAの場合、画面更新部288は、司会者画面をメッセージID1の支援メッセージが表示された画面に更新する。メッセージID1の支援メッセージとは、誰かの発言時間/発言回数が極端に多くなっているときに、司会者に、他の生徒に発言を促すようさせるメッセージである。
以下に図15乃至図18を参照して生徒端末300の表示操作装置に表示される画面について説明する。本実施例において生徒端末300に表示される画面は、教師端末200において生成される。
図15は、生徒端末に表示された課題回答画面の一例を示す図である。図15に示す課題回答画面151には、課題ID0001の課題が表示されている。
課題回答画面151は、課題表示領域152、賛否回答欄153、意見入力欄154が表示されている。また課題回答画面151には、教師端末200への回答の送信要求を受け付ける送信要求ボタン155が表示されている。尚本実施例の回答は、賛否回答欄153において選択された選択肢と、意見入力欄154に入力された意見とを含むものとする。
本実施例の生徒端末300は、課題回答画面151において賛否回答欄153と意見入力欄154のそれぞれに回答が入力され、送信要求ボタン155が操作されると、賛否の選択肢と意見とを教師端末200へ送信する。
図16は、通常議論用画面の一例を示す図である。図16は、生徒ID12304のDDさんの生徒端末300に表示された通常議論用画面161の例である。通常議論用画面161は、教師端末200の議論用画面生成部285により生成される。
通常議論用画面161には、DDさんの入力した回答(賛否の選択肢と意見)が表示される回答欄162と、DDさんと同じグループの他の生徒が入力した回答が表示される解答欄163とが表示されている。また回答欄163の下には、各生徒の意見に対してDDさんの感想等を入力できるようにメモ欄164が表示される。
図17は、司会者画面の一例を示す第一の図である。図17に示す司会者画面171は、議論が開始される前の状態を示している。司会者画面171には、グループ全員の賛否と意見を含む回答が表示される回答欄172と、グループ内の各生徒の意見欄に設けられたメモ欄173とが表示される。また司会者画面171には、グループ内の各生徒の発言時間と発言回数とが表示される発言状況欄174と、支援メッセージが表示されるメッセージ欄175とが表示される。
さらに司会者画面171には、議論が終了した後にまとめられたグループの代表意見を入力する代表意見欄176、代表意見を教師端末200へ送信する際に操作される送信要求ボタン177が表示される。
司会者画面171では、発言状況欄174には、各生徒が発言を開始したとき操作される発言開始ボタン178と、発言が終了したとき操作される発言終了ボタン179とが表示されている。本実施例では、例えばBBさんが発言を開始したとき、司会者が司会者画面171においてBBさんの意見欄の下に表示された発言開始ボタン178を操作すれば、教師端末200にBBさんの発言開始情報が送信される。また例えばBBさんの発言を終了したとき、司会者が司会者画面171においてBBさんの意見欄の下に表示された発言終了ボタン179を操作すれば、教師端末200にBBさんの発言終了情報が送信される。
本実施例では、発言開始ボタン178が押下された後に発言終了ボタン179が押下されたとき、発言回数1回としてカウントされても良い。または発言開始ボタン178が押下された回数を発言回数としても良い。
図18は、司会者画面の一例を示す第二の図である。図18に示す司会者画面181は、議論の途中の状態を示している。司会者画面181では、発言状況欄174の表示は、グループ内の各生徒の発言状況にしたがった発言回数や発言時間となっている。ここでの発言時間は、議論における累積の発言時間である。また司会者画面181では、メッセージ表示欄175に、DDさんの発言が終わった後にBBさんに発言を促すように司会者を支援するメッセージが表示されている。
以上のように本実施例では、議論に参加している生徒の発言回数や発言時間と、生徒の特性とに応じた支援メッセージを司会者端末300に表示させる。
よって本実施例では、「話す」ことが苦手な生徒に対しても適切に発言を促すことができる。話すことが苦手な生徒の中には、例えば背中を押してやれば発表ができる生徒、最初の発表は抵抗があるが2番目なら大丈夫な生徒、自分と同意見の発表があった後なら発表ができる生徒等が存在する。本実施例では議論の途中におけるグールプ内の生徒の発言状況や生徒の個性に合わせて司会者端末300に適切な支援メッセージを表示させることができる。よって本実施例では、バランス良く円滑に議論を進行させるように司会者を支援することができる。尚本実施例では、教師端末200にて画面データを生成し、生徒端末300がその画面データを受信して画面を表示しているが、教師端末200が、画面作成に必要なデータのみを生徒端末300に送り、生徒端末300側にて画面データを生成・表示しても良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、
所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、
前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する、
処理をコンピュータに実行させる議論支援プログラム。
(付記2)
前記議論における司会者用の端末に表示させる司会者画面を生成し、
前記所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記司会者画面を前記メッセージが表示された画面に更新する、処理を前記コンピュータに実行させる付記1記載の議論支援プログラム。
(付記3)
議論の進行に応じて前記記憶部に格納された前記発言状況情報を更新し、
前記議論が開始してから所定時間が経過したとき前記所定条件を満たす前記発言状況情報が存在するか否かを判定する、処理を前記コンピュータに実行させる付記1又は2記載の議論支援プログラム。
(付記4)
前記発言状況情報は発言時間及び発言回数を含み、
前記所定条件は、
前記発言時間又は前記発言回数が所定値以上となること、又は所定値以下となることである付記1乃至3の何れか一項に記載の議論支援プログラム。
(付記5)
議論に参加する生徒の発言状況を示す情報と、生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報とが格納された記憶部と、
所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージが表示された画面を生成する画面生成部と、を有する議論支援サーバ。
(付記6)
コンピュータによる議論支援方法であって、該コンピュータが、
記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、
所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、
前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する議論支援方法。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から
逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 議論支援システム
200 教師端末
210 生徒データベース
220 課題データベース
230 生徒特性テーブル
240 話者特性テーブル
250 メッセージデータベース
260 議論データベース
270 判定テーブル
280 教師用プログラム
300 生徒端末
310 生徒用プログラム

Claims (6)

  1. 記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、
    所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、
    前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する、
    処理をコンピュータに実行させる議論支援プログラム。
  2. 前記議論における司会者用の端末に表示させる司会者画面を生成し、
    前記所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記司会者画面を前記メッセージが表示された画面に更新する、処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載の議論支援プログラム。
  3. 議論の進行に応じて前記記憶部に格納された前記発言状況情報を更新し、
    前記議論が開始してから所定時間が経過したとき前記所定条件を満たす前記発言状況情報が存在するか否かを判定する、処理を前記コンピュータに実行させる請求項1又は2記載の議論支援プログラム。
  4. 前記発言状況情報は発言時間及び発言回数を含み、
    前記所定条件は、
    前記発言時間又は前記発言回数が所定値以上となること、又は所定値以下となることである請求項1乃至3の何れか一項に記載の議論支援プログラム。
  5. 議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報と、生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報とが格納された記憶部と、
    所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージが表示された画面を生成する画面生成部と、を有する議論支援サーバ。
  6. コンピュータによる議論支援方法であって、該コンピュータが、
    記憶部に格納された議論に参加する生徒の発言状況を示す発言状況情報を参照し、
    所定条件を満たす前記発言状況情報が存在したとき、前記記憶部に格納された生徒と生徒の特性とメッセージとの対応付けを示す情報を参照し、
    前記所定条件を満たす前記発言状況情報と対応する生徒の特性に応じたメッセージを表示する画面を生成する議論支援方法。
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