JP2014181997A - 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置 - Google Patents

熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014181997A
JP2014181997A JP2013056504A JP2013056504A JP2014181997A JP 2014181997 A JP2014181997 A JP 2014181997A JP 2013056504 A JP2013056504 A JP 2013056504A JP 2013056504 A JP2013056504 A JP 2013056504A JP 2014181997 A JP2014181997 A JP 2014181997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working fluid
heat medium
detected
leakage
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013056504A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tonegawa
裕 利根川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013056504A priority Critical patent/JP2014181997A/ja
Publication of JP2014181997A publication Critical patent/JP2014181997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Abstract

【課題】熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知すること。
【解決手段】循環経路11に封入され、加圧、熱源との熱交換による加熱、膨張及び凝縮を順番に繰り返しながら循環される作動流体19の漏洩を検出する熱媒体漏洩検知方法であって、循環経路11を循環する作動流体19に漏洩したことを検知可能な化合物である付臭剤を添加し、循環経路11の外側で付臭剤を検出し、循環経路11で付臭剤とともに流れる作動流体19の漏洩を検出する。これにより、作動流体19の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置に関する。
熱媒体を循環させて熱交換を行う循環サイクルを有する従来の熱交換装置の中には、熱媒体の漏洩の検知を行っているものがある。例えば、特許文献1に記載された冷凍装置では、可燃性のある熱媒体である自然冷媒に、人間の嗅覚で感知可能な着臭剤を添加したり、周辺環境に存在する物質から分離して検知し易い物質を混合剤として混合したりしている。これにより、冷媒が漏洩した場合、着臭剤の臭気を人間の嗅覚で感知したり、混合剤を分離して冷媒センサで検知したりして、漏洩を認識することができる。
また、特許文献2に記載された自動販売機では、飲料缶などの商品を貯蔵する貯蔵庫内に、熱媒体である冷媒の漏洩を検知する漏洩検知手段を設置している。これにより、漏洩検知手段が冷媒を検知したら吸込ファンを運転させて外気を導入することにより、漏洩した冷媒の濃度を低下させることができる。
特開平9−316439号公報 特開2011−257827号公報
しかしながら、熱媒体として用いることができる流体には、様々な種類があるため、熱媒体の漏洩を検知するためには、検知する熱媒体の特性に適した装置を適正な場所に設置する必要があり、これらが適切でない場合には、漏洩を検知できないことがある。また、特許文献1のような着臭剤を用いる場合も、熱媒体の特性や循環サイクルの使用態様に適したものを用いる必要がある。このように、熱媒体の漏洩を確実に検知するのは、容易なものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することのできる熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置を提供すること目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る熱媒体漏洩検知方法は、循環経路に封入され、加圧、熱源との熱交換による加熱、膨張及び凝縮を順番に繰り返しながら循環される熱媒体の漏洩を検出する熱媒体漏洩検知方法であって、前記循環経路を循環する前記熱媒体に漏洩したことを検知可能な化合物である被検知物質を添加し、前記循環経路の外側で前記被検知物質を検出し、前記循環経路で前記被検知物質と共に流れる前記熱媒体の漏洩を検出することを特徴とする。
この発明では、熱源との熱交換による加熱、膨張及び凝縮を順番に繰り返しながら循環される熱媒体に、循環経路から熱媒体が漏洩したことを検知可能な被検知物質を添加するため、熱媒体の漏洩を、適切に検知することができる。この結果、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記被検知物質は、付臭剤であることが好ましい。
この発明では、循環経路から熱媒体が漏洩したことを検知可能な被検知物質として、付臭剤を添加するため、熱媒体の漏洩を、人間の嗅覚によって感知することができる。この結果、熱媒体の漏洩を、より容易に、且つ、確実に検知することができると共に、漏洩の発生に伴う危険性を装置近傍の作業員等に迅速に知らしめる事ができ、安全性が増す。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記熱媒体は、可燃性化合物であり、前記付臭剤は、前記循環経路を循環する前記熱媒体に添加される量が、前記付臭剤と共に漏洩した前記熱媒体の量が下側可燃限界に達する前に、前記循環経路から前記付臭剤の漏洩を検出できる量であることが好ましい。
この発明では、熱媒体が可燃性化合物である場合に、付臭剤は、下側可燃限界以下の濃度での熱媒体の漏洩状態で検知が可能な濃度で熱媒体に添加するため、熱媒体の漏洩の度合いが比較的安全な段階で、嗅覚によって漏洩を感知できる。この結果、熱媒体の漏洩を、より適切に検知することができる。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記被検知物質は、不燃性化合物であることが好ましい。
この発明では、被検知物質に不燃性化合物を用いることにより、熱媒体が漏洩した場合でも火災が発生し難くなるため、熱媒体を循環させる装置の使用時における安全性を高めることができ、熱媒体の漏洩を、安全に検知することができる。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記熱媒体は、不燃性化合物であり、前記被検知物質は、可燃性化合物であることが好ましい。
この発明では、被検知物質として可燃性化合物を用いることにより、市販の可燃性ガス検知器を用いて熱媒体の漏洩を検知することができる。このため、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知する際に、低コストで検知することができる。また、一般的に可燃性化合物を検知器で検知する際の感度は、不燃性化合物を検知する際の感度よりも高いため、被検知物質として可燃性化合物を用いることにより、熱媒体の漏洩を、より確実に検知することができる。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記熱源は、地熱であり、前記熱媒体は、地熱との熱交換で加熱されることが好ましい。
この発明では、地熱との熱交換によって加熱される熱媒体に被検知物質を添加するため、地熱と熱媒体とで熱交換を行う装置において、熱媒体の漏洩を、適切に検知することができる。この結果、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
また、上記熱媒体漏洩検知方法において、前記被検知物質は、少なくとも、大気圧及び20℃以上25℃以下の範囲内で気体となることが好ましい。
この発明では、熱媒体に添加する被検知物質は、少なくとも大気圧及び20℃以上25℃以下の範囲内で気体となるものを用いるため、熱媒体の漏洩時に、気体の被検知物質によってより確実に漏洩を検知することができる。この結果、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る熱媒体漏洩検知装置は、循環経路に封入され、加圧工程と、熱源との熱交換による加熱工程、膨張工程及び凝縮工程を順番に繰り返しながら循環される熱媒体の漏洩を検出する熱媒体漏洩検知装置であって、前記循環経路を循環する前記熱媒体は、漏洩したことを検知可能な化合物である被検知物質が添加され、前記循環経路の外部に配設され、前記被検知物質を検知することにより前記熱媒体の漏洩を検知する漏洩検知手段と、を備えることを特徴とする。
この発明では、循環経路から熱媒体が漏洩したことを検知可能な被検知物質を熱媒体に添加し、被検知物質を検知することにより熱媒体の漏洩を検知する漏洩検知手段を循環経路の外部に配設するため、熱媒体の漏洩を、適切に検知することができる。この結果、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
本発明に係る熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置は、熱媒体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る作動流体漏洩検知装置を備える地熱発電システムの概略図である。 図2は、地熱発電システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る作動流体漏洩検知装置を備える地熱発電システムの概略図である。本実施例に係る地熱発電システム10は、熱媒体を作動流体として用い、地熱の熱源流体18で熱媒体(作動流体)19を加熱し、加熱した作動流体19により蒸気タービン13を駆動回転することで発電を行うバイナリー方式の地熱発電システムである。地熱発電システム10は、作動流体19に対して、加圧、吸熱、断熱膨張、放熱を繰り返すランキンサイクルで作動流体19を循環させ、断熱膨張工程の蒸気で蒸気タービン13を回転させる。
図1に示すように、本実施例に係る地熱発電システム10は、熱交換器12と、蒸気タービン13と、発電機14と、復水器15と、冷却塔16と、制御装置30と、作動流体回収機構40と、パージガス供給機構50と、送液ポンプP1、P2を備えている。また、地熱発電システム10は、熱源流体18を流通させる熱源流体供給ラインL11と、作動流体19を流通させる循環経路11と、を有する。
循環経路11は、作動流体供給ラインL12と作動流体蒸気供給ラインL13とを含み、熱交換器12と、蒸気タービン13と、復水器15と、送液ポンプP1の間を接続し、この順で循環させる。また、循環経路11は、送液ポンプP1と熱交換器12とも接続しており、作動流体19を送液ポンプP1から熱交換器12に供給する。作動流体供給ラインL12は、作動流体19の流路であり、復水器15と送液ポンプP1と熱交換器12とを接続している。送液ポンプP1は、作動流体19を復水器15側から熱交換器12側に送る。また、作動流体供給ラインL12の送液ポンプP1と熱交換器12との間には、作動流体19の流量を調節可能な調節弁V12とが配設されている。作動流体蒸気供給ラインL13は、作動流体19の蒸気である作動流体蒸気23の流路であり、熱交換器12と蒸気タービン13と復水器15とを接続している。
熱交換器(蒸発器)12は、熱源流体18と作動流体19との間で熱交換を行い、熱源流体18で作動流体19を加熱する。作動流体19は、熱交換器12で熱源流体18と熱交換し、加熱されることで蒸発(気化)し、高温の作動流体の蒸気(作動流体蒸気)23となる。
熱交換器12は、生産井戸(生産井)21から噴出される熱源流体18により作動流体19を加熱して作動流体19を蒸発させて蒸気とするものである。生産井21より噴出した熱源流体18は、熱源流体供給ラインL11を通って熱交換器12に通流され、熱交換器12で作動流体19と熱交換して作動流体19を加熱した後、還元井戸(還元井)22に戻される。また、熱交換器12には、上述したように循環経路11が接続されており、作動流体19が供給される。
熱交換器12は、熱源流体18と作動流体19とを熱交換できるものであればよく、例えば、外郭(シェル)内部の蒸発室を直列に貫通して熱源流体18が通流するチューブを配管したシェル・アンド・チューブ型などが用いられる。
蒸気タービン13は、熱交換器12で作動流体19が加熱されることにより蒸気になった作動流体蒸気23の圧力より回転力を得て、タービン軸26が回転駆動する。発電機14は、タービン軸26に連結されており、タービン軸26から回転力を得て駆動回転することにより、発電する。
復水器15は、蒸気タービン13の駆動源に用いられて蒸気タービン13から排出された作動流体蒸気23を冷却して復水29にする。復水器15には、冷却水28が流れる冷却媒体供給ラインL14と冷却媒体回収ラインL15とを介して冷却塔16が接続されている。復水器15は、冷却水28と作動流体蒸気23との間で熱交換を行い、作動流体蒸気23を冷却する。
具体的には、復水器15は、冷却媒体供給ラインL14を介して冷却塔16から供給される冷却水28によって作動流体蒸気23を冷却することが可能になっており、冷却媒体供給ラインL14上には、冷却水28を冷却塔16から復水器15に供給する送液ポンプP2が配設されている。
また、復水器15と冷却塔16との間には、復水器15での作動流体蒸気23の冷却後の冷却水28が流れる冷却媒体回収ラインL15が配設されている。冷却塔16は、冷却媒体回収ラインL15で復水器15から排出された冷却水28を回収する。冷却塔16は、ファン等の放熱機構を備えており、回収した冷却水28を放熱機構で冷却し、冷却媒体供給ラインL14を介して、復水器15に供給する。
制御装置30は、地熱発電システム10の各部から情報を取得して処理し、各部の動作を制御する。制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)等を有する処理部や、RAM(Random Access Memory)等の記憶部等を備えた公知の構成である。
ここで、本実施形態の地熱発電システム10は、作動流体19としては、水以外の媒体(有機媒体)を用いることができる。ここで、作動流体19は、水よりも沸点が低い媒体を用いることが好ましく、水よりも沸点の低い可燃性の媒体を用いることがより好ましい。作動流体は、各種炭化水素、具体的には、ペンタン(沸点36℃)、イソペンタン(沸点28℃)、ペンテン(沸点37℃)、ヘキサン(沸点69℃)、イソヘキサン(沸点70℃)、ヘキセン(沸点63℃)、メチルシクロブタン(沸点36℃)、メチルシクロペンタン(沸点72℃)、シクロペンタン(沸点49℃)およびシクロヘキサン(沸点81℃)のいずれか1つまたは混合物を用いることがより好ましい。また、作動流体19としては、不燃性の媒体を用いてもよく、この場合、フロン、アンモニア等のような低沸点媒体が例示される。
また、作動流体19としては、アンモニア、代替フロン等を用いることが好ましい。上記媒体を作動流体として用いることで、比較的低温の温水でも効率良く発電が可能な地熱発電システムとすることができる。作動流体19としては、ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン等を用いるものが好ましい。上記媒体を作動流体として用いることで、比較的低温の温水から高温の温水まで、広い温度範囲で効率良く発電が可能な地熱発電システムとすることができる。
さらに、本実施形態に係る熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置を用いる地熱発電システム10は、循環経路11を流れる作動流体19に被検知物質を添加している。被検知物質は、循環経路11から作動流体19と共に漏洩した際に、漏洩したことを検知可能な化合物である。本実施形態の被検知物質は、付臭剤である。付臭剤とは、大気に放出されたときに気体となり(つまり少なくとも、大気圧及び20℃以上25℃以下の範囲内の条件で気体となり)、人間の嗅覚によって感知可能な任意の物質であり、かつ、検出素子で検出することができる物質(化合物、材料)である。また、付臭剤(被検知物質)は、循環経路11内の循環時に常に気体となる物質であることが好ましい。換言すると、付臭剤は、常温(20℃近傍)での蒸気圧が、その物質の検出器による検出限界以上であることが好ましい。付臭剤は、例えば、チオール類のような、低濃度でも人間の嗅覚によって感知できる化合物を用いることが好ましい。
また、被検知物質は、循環経路11内の温度と圧力を考慮して、一番液体になり易い条件でも液化しない化合物を用いることが好ましい。また、被検知物質は、作動流体19が例えば可燃性化合物の場合には、付臭剤と共に作動流体19が漏洩した際に、下側可燃限界以下の濃度での作動流体19の漏洩状態で検知が可能な濃度で作動流体19に添加するのが好ましい。
循環経路11の外部における循環経路11の近傍には、作動媒体19の漏洩を検知する漏洩検知手段である漏洩検知部32は、循環経路11の外部に配置され、循環経路11の近傍で作動流体19の漏洩を検知する。本実施形態の漏洩検知部32は、蒸気タービン13の車室と回転軸26との間の近傍に取り付けられている。なお、漏洩検知部32は、蒸気タービン13の車室の連結部(上側の車室と下側の車室の連結部)に配置してもよい。また、循環経路11の近傍であればよく、蒸気タービン13の近傍以外に設けてもよい。また、漏洩検知部32は、循環経路11の複数個所に設けてもよい。
漏洩検知部32は、付臭剤を検知するセンサであり、付臭剤を検知することにより、循環経路11から作動流体19が漏洩しているかを検知する。つまり、漏洩検知部32は、作動流体19に添加されている付臭剤を検知することで、作動流体19と付臭剤が混合して流れている循環経路11から付臭剤とともに作動流体19が漏洩しているかを検出する。なお、漏洩検知部32は、漏洩を検出することができればよく、検知対象の付臭剤(被検知物質)の有無を検出してもよいし、濃度を検出してもよいし、量を検出してもよい。漏洩検知部32は、被検知物質が大気中にある物質の場合、濃度や量を検出し、その変動によって漏洩を検出することが好ましい。
漏洩検知部32は、地熱発電システム10の各部を制御する制御装置30に接続されており、漏洩検知部32は、作動流体19の漏洩を検知した信号を、制御装置30に伝達する。地熱発電システム10は、漏洩検知部32で漏洩の有無を判定しても、制御装置30で漏洩の有無を判定してもよい。
作動流体回収機構40は、作動流体19を回収する機構であり、循環経路11に接続されている。作動流体回収機構40は、回収タンク41と、回収ライン42と、回収弁44と、を有する。回収タンク41は、作動流体19を貯留するタンクである。回収ライン42は、作動流体供給ラインL12と、回収タンク41とを繋げる配管である。回収ライン42は、作動流体供給ラインL12の送液ポンプP1と調節弁V12との間に接続されている。回収弁44は、回収ライン42に設けられており、回収ライン42の流路を開閉させる弁である。作動流体回収機構40は、回収弁44を閉じることで、回収ライン42及び回収タンク41に作動流体19が流れない状態となる。作動流体回収機構40は、回収弁44を開くことで、作動流体供給ラインL12から回収ライン42及び回収タンク41に作動流体19が流れる状態となる。作動流体回収機構40は、制御装置30により動作が制御される。
パージガス供給機構50は、不活性ガスであるパージガスを供給してパージガスを循環経路11内に流入させる機構であり、循環経路11に接続されている。パージガス供給機構50は、パージガス貯蔵タンク52と、パージガスライン54と、パージガス弁56と、を有する。パージガス貯蔵タンク52は、パージガスを貯留するタンクである。不活性ガスとしては、窒素、アルゴン等を用いることができる。なお、不活性ガスに換えて、不燃性のガスをパージガスとして用いてもよい。パージガスライン54は、作動流体供給ラインL12と、パージガス貯蔵タンク52とを繋げる配管である。パージガスライン54は、作動流体供給ラインL12の調節弁V12と熱交換器12との間に接続されている。パージガス弁56は、パージガスライン54に設けられており、パージガスライン54の流路を開閉させる弁である。パージガス供給機構50は、パージガス弁56を閉じることで、パージガスライン54及びパージガス貯蔵タンク52から作動流体供給ラインL12に向けてパージガスが流れない状態となる。パージガス供給機構50は、パージガス弁56を開くことで、パージガスライン54及びパージガス貯蔵タンク52から作動流体供給ラインL12に向けてパージガスが流れる状態となる。パージガス供給機構50は、制御装置30により動作が制御される。
次に、地熱発電システム10の動作について説明する。地熱発電システム10は、発電を行う場合、送液ポンプP1を駆動することにより、作動流体供給ラインL12内の作動流体19を、復水器15から熱交換器12に圧送する。これにより、復水器15の作動流体19は、加圧されて熱交換器12に供給される。また、地熱発電システム10は、作動流体供給ラインL12に設けた調節弁V12の開度や送液ポンプP1の駆動を調整することで、熱交換器12への作動流体19の供給量や供給時の圧力を調整することができる。
地熱発電システム10は、熱交換器12に供給された作動流体19と、生産井21より噴出して熱源流体供給ラインL11を通って熱交換器12に通流する熱源流体18との間で熱交換を行う。これにより、作動流体19は加熱され、高温の作動流体蒸気23になる。また、熱交換器12で作動流体19と熱交換した熱源流体18は、熱源流体供給ラインL11を通り、還元井22に流入する。また、地熱発電システム10は、熱源流体供給ラインL11を流れる熱源流体18の流量は、熱源流体供給ラインL11に設けた調節弁V11を調整することで、熱源流体供給ラインL11を流れる熱源流体18の流量を調整することができる。これにより、熱交換器12で交換する熱量、つまり、作動流体19の加熱量を調整することができる。
熱交換器12で高温の蒸気になった作動流体蒸気23は、作動流体蒸気供給ラインL13を通って蒸気タービン13に供給される。蒸気タービン13では、作動流体蒸気23の圧力によりタービン軸26が回転駆動し、この回転駆動によって発電機14が駆動回転することにより、発電機14で発電が行われる。
蒸気タービン13の駆動源に用いられた作動流体蒸気23は、作動流体供給ラインL12を通って、復水器15に供給される。また、復水器15には、冷却塔16で冷却された冷却水28が、送液ポンプP2で圧送されることにより冷却媒体供給ラインL14を通って供給される。
復水器15は、作動流体蒸気23と冷却水28とで熱交換を行い、作動流体蒸気23を冷却して凝縮させることにより、復水29にする。復水29は、復水器15から作動流体供給ラインL12に流れ、送液ポンプP1によって再び熱交換器12に供給される。循環経路11では、これらのように作動流体19に対して膨張と凝縮とを繰り返し行わせながら、作動流体19を循環させる。地熱発電システム10は、以上のように各部を動作し作動流体19を循環させ、熱源流体18の熱を作動流体19で回収し、当該回収した熱エネルギでタービン13を回転させて、発電を行う。
次に、地熱発電システム10は、作動流体19が循環経路11を循環している間は、漏洩検知部32によって、循環経路11からの作動流体19の漏洩を継続的に検知する。具体的には、地熱発電システム10は、漏洩検知部32によって被検知物質を検知する。漏洩検知部32は、検出した結果を電気信号により制御装置30に伝達する。制御装置30は、作動流体19の漏洩の有無に応じて、作動流体回収機構40の回収弁44やパージガス供給機構50のパージガス弁56の開閉制御を行う。制御装置30は、作動流体19の漏洩がない通常時、回収弁44とパージガス弁56を、共に閉じている。
次に、本実施形態に係る作動流体漏洩検知装置1で漏洩時制御を行う場合における処理手順の概略について説明する。図2は、地熱発電システムの動作の一例を示すフローチャートである。図2に示す動作は、制御装置30が各部の検出結果に基づいて処理を実行することで実現することができる。
制御装置30は、漏洩検知部32での検知結果に基づいて、作動流体19の漏洩があるかを判定する(ステップS12)。つまり、制御装置30は、循環経路11の外部に配設される漏洩検知部32が、付臭剤を検知したか否かに基づいて、作動流体19の漏洩があるか否かを判定する。制御装置30は、作動流体19の漏洩はないと判定した場合(ステップS12でNo)、作動流体19の漏洩があるかの判定を再び行う(ステップS12)。
次に、制御装置30は、作動流体19の漏洩があると判定した場合(ステップS12でYes)、回収弁44を開く(ステップS14)。地熱発電システム10は、回収弁44を開くことで、作動流体供給ラインL12を通って送液ポンプP1から熱交換器12に向けて供給される作動流体19のうち、少なくとも一部の作動流体19を回収タンク41に流入させる。これにより、循環経路11を循環する作動流体19の量を減少させ、循環経路11内の圧力を低減させる。また、圧力が低減することで作動流体19の温度も低減される。また、熱交換器12の上流側の作動流体を回収することで、液体の作動流体を回収タンク41に回収することができる。これにより、作動流体19を円滑に回収することができる。
次に、制御装置30は、パージガス弁56を開き(ステップS16)、本処理を終了する。地熱発電システム10は、パージガス弁56を開くことで、パージガス貯蔵タンク52のパージガスをパージガス作動流体供給ラインL12に流入する。循環経路11にパージガスを供給することで、循環経路11に充填される気体内及び循環経路11から外に漏洩する気体を不活性なガスとすることができる。これにより、外部に悪影響を与えることを抑制することができる。また、作動流体19に可燃性化合物が用いられた場合でも、可燃性化合物が多く漏洩することを抑制できる。
地熱発電システム10は、作動流体19の漏洩を漏洩検知部32で検知し、作動流体19が漏洩した場合、作動流体回収機構40とパージガス供給機構50とを作動させることにより、地熱発電システム10を安全に稼動させることができる。
また、地熱発電システム10は、作動流体19に付臭剤を添加することで、作動流体19の漏洩があった場合、人間の嗅覚でも感知できる。これにより、漏洩検知部32以外でも作動流体19の漏洩を検知することができる。また、人間の嗅覚でも感知できることで、漏洩検知部32を設けていない部分で漏洩が生じた場合であっても迅速に漏洩を発見することができる。また、添加量を調整することで、下側可燃限界以下の濃度での作動流体19が漏洩している状態でも人間が嗅覚によっても漏洩を感知できる。
このため、漏洩検知部32で作動流体19の漏洩を検知しない場合でも、作動流体19の漏洩を人間が感知し、漏洩に対する対応をとることができる。例えば、嗅覚によって漏洩を感知した場合には、回収弁44やパージガス弁56を手動で開くことにより、循環経路11内の作動流体19の流量を減少させ、循環経路11内のパージガスを増加させることができる。
以上の実施形態に係る作動流体漏洩検知方法は、熱源流体18の熱エネルギを利用して蒸気タービン13を回転駆動させる作動流体19に、循環経路11から作動流体19が漏洩したことを検知可能な付臭剤を添加するため、熱エネルギを利用した出力に用いる作動流体19の漏洩を、適切に検知することができる。この結果、作動流体19の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
また、循環経路11から作動流体19が漏洩したことを検知可能な被検知物質として、付臭剤を添加するため、作動流体19の漏洩を、人間の嗅覚によって感知することができる。この結果、作動流体19の漏洩を、より容易に、且つ、確実に検知することができると共に、漏洩の発生に伴う危険性を装置近傍の作業員等に迅速に知らしめる事ができ、安全性が増す。
また、作動流体19が可燃性化合物である場合に、付臭剤は、下側可燃限界以下の濃度での作動流体19の漏洩状態で検知が可能な濃度で作動流体19に添加するため、作動流体19の漏洩の度合いが比較的安全な段階で、嗅覚によって漏洩を感知できる。この結果、作動流体19の漏洩を、より適切に検知することができる。
〔変形例〕
なお、上述した作動流体漏洩検知方法では、循環経路11から作動流体19が漏洩したことを検知可能な被検知物質として付臭剤を用いているが、被検知物質は、付臭剤以外を用いてもよい。被検知物質は、例えばCO等の、人体にとって有害でなく、且つ、不燃性の化合物であってもよい。この場合、漏洩検知部32は、作動流体19に添加した、人体にとって有害でない不燃性化合物を検知するものを使用し、被検知物質としてCOを用いた場合は、漏洩検知部32は、COを検知できるものを使用する。
ここで、COは大気中にも存在するため、漏洩検知部32でCOを検知する場合には、例えば、COの変動に基づいて検知したり、距離が離れた複数の箇所でCOを検知して、その差に基づいて検知したりするのが好ましい。また、COを検知する際には、瞬間的な検知量の変動はノイズである可能性もあるので、一定時間検知を行い、漏洩の有無を検知するのが好ましい。これらのように、被検知物質にCO等を用いることにより、作動流体19が漏洩した場合でも、人体には悪影響がなく、また、火災も発生し難くなるため、作動流体漏洩検知装置1の使用時における安全性を高めることができ、作動流体19の漏洩を、安全に検知することができる。
また、作動流体19が、不燃性化合物である場合には、被検知物質は、可燃性化合物であってもよい。この場合、漏洩検知部32は、被検知物質として作動流体19に添加した可燃性化合物を検知できるものを使用する。なお、被検知物質として用いる可燃性化合物は、大気に放出されたときに、可燃性ガス検知器によって容易に感知可能な物質を示している。また、この場合、作動流体19に添加する可燃性化合物は、燃焼が可能な濃度にはならず、且つ、漏洩検知部32で検知できる程度の割合で添加をする。
このように、被検知物質として可燃性化合物を用いることにより、漏洩検知部32に、市販の可燃性ガス検知器を用いることができるため、作動流体19の漏洩を容易に、且つ、確実に検知する際に、低コストで検知することができる。また、一般的に可燃性化合物を検知器で検知する際の感度は、フロンガス等の不燃性化合物を検知する際の感度よりも高いため、被検知物質として可燃性化合物を用いることにより、作動流体19の漏洩を、より確実に検知することができる。
これらのように、被検知物質は、付臭剤以外を用いてもよく、沸点が作動流体19の沸点より高く、循環経路11を循環する際における最低温度でも液化しない化合物であれば、上述したものにとらわれない。被検知物質は、循環経路11内の循環時に、常に気体であるものであれば、循環経路11内において作動流体19が液相になる位置で漏洩した場合でも、気体の被検知物質を検知することができる。これにより、作動流体19の漏洩を検知することができ、循環経路11のいずれの位置における作動流体19の漏洩も検知することができる。
また、上述した作動流体漏洩検知装置1では、漏洩検知部32は蒸気タービン13に取り付けられているが、漏洩検知部32は、蒸気タービン13以外に取り付けてもよい。漏洩検知部32は、循環経路11の近傍であれば、いずれの位置でもよいが、作動流体19が漏洩する可能性が高い位置の近傍に設置するのが好ましい。例えば、漏洩検知部32は、送液ポンプP1から蒸気タービン13までの間の機器および配管接続部のように、圧力が高い部位に設置するのが好ましく、この中でも特に、熱交換器12から蒸気タービン13までの間の機器および配管接続部のように、温度が高い部位に設置するのが好ましい。
また、作動流体19に添加する被検知物質は、漏洩検知部32の検知の感度に合わせて、添加量を少なくするのが好ましい。つまり、被検知物質の添加量が増加するに従って、熱交換やエネルギの出力等の作動流体19としての機能が低下するため、被検知物質は、作動流体19の漏洩時に、漏洩検知部32での被検知物質の検知に基づいて漏洩を検知できる程度に、添加量を少なくするのが好ましい。
また、上述した作動流体漏洩検知装置1では、作動流体19の漏洩を検知した際には、作動流体回収機構40で作動流体19を回収すると共に、パージガス供給機構50によって循環経路11内にパージガスを流入させているが、作動流体19の漏洩時は、これ以外の手法で対処を行ってもよい。
また、上述した作動流体漏洩検知方法及び作動流体漏洩検知装置1では、熱源に地熱の熱源流体18を用いる地熱発電システム10に用いるものとして説明しているが、作動流体漏洩検知方法や作動流体漏洩検知装置1は、地熱発電システム10以外に用いてもよい。例えば、熱源としては、地熱以外の熱源の廃熱回収を行い、回収した熱源の熱エネルギを利用して、作動流体19との間で熱交換を行ってもよい。また、熱源の熱エネルギを利用して行う出力としては、蒸気タービン13を回転駆動させることによる発電以外の用途に用いてもよく、上述した作動流体漏洩検知方法や作動流体漏洩検知装置1は、地熱発電システム10以外のヒートポンプ等に用いてもよい。
また、作動流体漏洩検知方法や作動流体漏洩検知装置1は、上述した実施形態、及び変形例で用いられている方法や構成、制御等を適宜組み合わせてもよく、または、上述した方法や構成等以外を用いてもよい。上述した方法や構成等に関わらず、循環経路に封入されて循環し、熱源の熱エネルギを利用した所望の出力に用いる流体である作動流体に、漏洩したことを検知可能な被検知物質を添加することにより、作動流体の漏洩を容易に、且つ、確実に検知することができる。
本発明を地熱発電システムに適用した実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、作動流体を用いて熱源から熱を回収し、ランキンサイクルを用いて、作動流体を循環させ、作動流体の蒸気でタービンを回転させ、発電を行う各種システムに用いることができる。つまり、作動流体を加熱する熱源として、種々の機構の熱を用いることができる。熱源としては、例えば、舶用機械から生じる熱、工場の廃熱、ガスタービンの廃熱、太陽熱、産業廃棄物の燃焼により生ずる熱等を用いることができる。つまり、発電システムは、舶用機械から生じる熱、工場廃熱、ガスタービン廃熱、太陽熱、産業廃棄物の燃焼により生ずる熱、から発電を行うことができる。また、発電システムは、海洋温度差発電システムとすることもできる。この場合、熱源は、海洋表層の温水となる。また、冷却塔に換えて、深海の冷水による冷却機構を用いる。
1 作動流体漏洩検知装置
10 地熱発電システム
11 循環経路
12 熱交換器
13 蒸気タービン
14 発電機
15 復水器
16 冷却塔
18 熱源流体
19 作動流体(熱媒体)
21 生産井戸(生産井)
22 還元井戸(還元井)
23 作動流体蒸気
30 制御装置
32 漏洩検知部(漏洩検知手段)
40 作動流体回収機構
44 回収弁
50 パージガス供給機構
56 パージガス弁

Claims (8)

  1. 循環経路に封入され、加圧、熱源との熱交換による加熱、膨張及び凝縮を順番に繰り返しながら循環される熱媒体の漏洩を検出する熱媒体漏洩検知方法であって、
    前記循環経路を循環する前記熱媒体に漏洩したことを検知可能な化合物である被検知物質を添加し、
    前記循環経路の外側で前記被検知物質を検出し、前記循環経路で前記被検知物質と共に流れる前記熱媒体の漏洩を検出することを特徴とする熱媒体漏洩検知方法。
  2. 前記被検知物質は、付臭剤であることを特徴とする請求項1に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  3. 前記熱媒体は、可燃性化合物であり、
    前記付臭剤は、前記循環経路を循環する前記熱媒体に添加される量が、前記付臭剤と共に漏洩した前記熱媒体の量が下側可燃限界に達する前に、前記循環経路から前記付臭剤の漏洩を検出できる量であることを特徴とする請求項2に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  4. 前記被検知物質は、不燃性化合物であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  5. 前記熱媒体は、不燃性化合物であり、
    前記被検知物質は、可燃性化合物であることを特徴とする請求項1に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  6. 前記熱源は、地熱であり、
    前記熱媒体は、地熱との熱交換で加熱されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  7. 前記被検知物質は、少なくとも、大気圧及び20℃以上25℃以下の範囲内で気体となることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の熱媒体漏洩検知方法。
  8. 循環経路に封入され、加圧工程と、熱源との熱交換による加熱工程、膨張工程及び凝縮工程を順番に繰り返しながら循環される熱媒体の漏洩を検出する熱媒体漏洩検知装置であって、
    前記循環経路を循環する前記熱媒体は、漏洩したことを検知可能な化合物である被検知物質が添加され、
    前記循環経路の外部に配設され、前記被検知物質を検知することにより前記熱媒体の漏洩を検知する漏洩検知手段と、
    を備えることを特徴とする熱媒体漏洩検知装置。
JP2013056504A 2013-03-19 2013-03-19 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置 Pending JP2014181997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056504A JP2014181997A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056504A JP2014181997A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014181997A true JP2014181997A (ja) 2014-09-29

Family

ID=51700849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013056504A Pending JP2014181997A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014181997A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6161358B2 (ja) 有機ランキンサイクルシステム
EP2940255B1 (en) Power generation system, power generation method
JP6485688B2 (ja) 熱発電装置
US20160017759A1 (en) Controlling turbopump thrust in a heat engine system
JP5639515B2 (ja) バイナリー発電装置及びその制御方法
US20160017758A1 (en) Management of working fluid during heat engine system shutdown
US20100154406A1 (en) Cooling tower apparatus and method with waste heat utilization
JP2015203417A (ja) ランキンサイクルに従って作動する閉ループを制御する装置およびそれを使用する方法
JP5752403B2 (ja) 発電システム
RU2004128453A (ru) Способ и устройство для охлаждения уплотнения для машинного оборудования
JP6021526B2 (ja) 冷却水供給システムおよびこれを備えたバイナリ発電装置
JP4684761B2 (ja) 発電装置
JP2015096703A (ja) 排熱回収発電システム
JP6161357B2 (ja) 発電システム
JP6124003B2 (ja) 温泉熱発電システム
JP2016176461A (ja) バイナリー発電機
JP2014181997A (ja) 熱媒体漏洩検知方法及び熱媒体漏洩検知装置
JP2012132650A (ja) 超臨界サイクルヒートポンプ装置
KR20100103771A (ko) 복수기 폐열 발전시스템
US20120279213A1 (en) Cooling tower apparatus and method with waste heat utilization
JP2013181457A (ja) バイナリ発電装置およびその制御方法
KR20160081758A (ko) 증발장치에 의한 고효율 저온 발전시스템
KR102042316B1 (ko) 폐열발전 작동유체 공급장치 및 방법
KR101808111B1 (ko) 저온 발전 시스템
RU2562745C1 (ru) Способ утилизации тепловой энергии, вырабатываемой тепловой электрической станцией