JP2014181702A - ガスタービンのタービンセクションにおける熱伝達を改善するための方法および装置 - Google Patents

ガスタービンのタービンセクションにおける熱伝達を改善するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃焼セクションおよびタービンセクションを有するガスタービンエンジンシステムを提供する。
【解決手段】タービンセクションは、ロータに対して結合される複数のタービン翼と、複数のタービン翼の周囲に円周方向に配設される内部ケーシングとを有する、タービン段を備える。このタービンセクションは、内部ケーシングの周囲に円周方向に配設された外部ケーシングを備える。内部ケーシングおよび外部ケーシングは、内部ケーシングの外方表面および外部ケーシングの内方表面を冷却するために、空洞部内における空気の分配を助長するように構成されたボリュームを備える空洞部を画成する。外部ケーシングは、空気入口を備え、内部ケーシングは、空気出口を備える。フランジが、空洞部内に設けられ、このフランジは、空気入口および流れガイドの側面に位置する。
【選択図】図1

Description

本明細書において開示される対象は、一般的にはガスタービンに、およびより詳細にはガスタービンのタービンセクションにおける熱伝達を最適化するためのシステムおよび方法に関する。
ガスタービンエンジンは、燃料を燃焼して高温燃焼ガスを発生させ、これらのガスが、タービンを通り流れることによって、負荷装置および/または圧縮機を駆動する。かかるシステムにおいては、燃焼によってかなりの熱量が発生する。この熱は、ガスタービンエンジン内の様々な構成要素に対して熱膨張および場合によっては応力または摩耗を生じさせ得る。例えば、熱膨張は、定置構成要素とタービン翼などの回転構成要素との間の隙間を変化させる場合がある。したがって、ガスタービンエンジンの隙間を最適化し、性能を向上させ、寿命を延ばすために、様々なタービン構成要素の温度を制御することが望ましい場合がある。
米国特許第6227800号公報
本来特許請求される本発明との間において範囲が同等であるいくつかの実施形態が、以下において概説される。これらの実施形態は、特許請求される本発明の範囲を限定するようには意図されず、むしろ、これらの実施形態は、本発明の可能な形態の簡単な概要を提示することのみを意図される。実際に、本発明は、以下に示す実施形態と同様であり得るまたは異なり得る様々な形態を包含し得る。
一実施形態においては、ガスタービンエンジンを備えるシステムが提供される。ガスタービンエンジンは、燃焼セクションと燃焼セクションに対して結合されるタービンセクションとを備える。タービンセクションは、ロータに対して結合される複数のタービン翼と、複数のタービン翼の周囲に円周方向に配設される内部ケーシングとを有する、少なくとも1つのタービン段を備える。また、タービンセクションは、内部ケーシングの少なくとも一部分の周囲に円周方向に配設される外部ケーシングを備える。内部ケーシングおよび外部ケーシングは、内部ケーシングと外部ケーシングとの間に空洞部を画成し、この空洞部は、洞部内における空気の分配を助長して内部ケーシングの外方表面および外部ケーシングの内方表面を冷却するために、前方部分と後方部分との間に延在するボリュームを備える。前方部分は、後方部分よりも燃焼セクションに対してより近い。外部ケーシングは、空気が空洞部の後方部分内に流れるための少なくとも1つの空気入口を備え、内部ケーシングは、空気が空洞部の前方部分から外に流れるための少なくとも1つの空気出口を備える。また、ガスタービンエンジンは、空洞部内に配設される少なくとも1つのフランジを備え、この少なくとも1つのフランジは、少なくとも1つの空気入口および少なくとも1つの流れガイドの側面に位置する。少なくとも1つのフランジおよび少なくとも1つの流れガイドはそれぞれ、内部ケーシングの外方表面の少なくとも一部分に沿ってタービンセクションの長手方向へと軸方向に延在する。少なくとも1つの流れガイドは、内部ケーシングの外方表面および外部ケーシングの内方表面の冷却を助長するために、空洞部内における空気流の速度および方向を変化させるように構成される。
別の実施形態においては、ガスタービンのタービンセクション用の冷却アセンブリを備えるシステムが提供される。冷却アセンブリは、第1の内方表面および第1の外方表面を有する内部ケーシングを備え、この内部ケーシングは、ガスタービンのタービンセクションの一部分の周囲に円周方向に配設される。さらに、冷却アセンブリは、第2の内方表面および第2の外方表面を有する外部ケーシングを備え、この外部ケーシングは、内部ケーシングの少なくとも一部分の周囲に円周方向に配設される。空洞部が、内部ケーシングの第1の外方表面および外部ケーシングの第2の内方表面により画成され、この空洞部は、ガスタービンのタービンセクションの前述の部分の周囲に円周方向に延在する。空洞部は、内部ケーシングの第1の外方表面および外部ケーシングの第2の内方表面を冷却するために空洞部内における空気流を助長するように構成されたボリュームを有し、空洞部の第1の端部の近傍において空気を受けるように構成された複数の入口を備える。これらの入口は、空洞部の周囲に円周方向に分布する。また、空洞部は、空洞部の第2の端部の近傍においてノズル内に空気を排出するように構成された複数の出口を備え、これらの出口は、空洞部の周囲に円周方向に分布する。さらに、空洞部は、内部ケーシングの第1の外方表面の少なくとも一部分に沿ってタービンセクションの長手方向において軸方向に延在する複数のフランジを備え、複数のフランジの中の隣接し合うフランジの各対が、少なくとも2つの流れガイドの側面に位置する。
別の実施形態においては、方法が提供される。この方法は、ガスタービンのタービンセクションの内部ケーシングと外部ケーシングとの間に形成される空洞部の第1の端部の近傍に配設される入口を通して空気を送るステップを含み、この空洞部は、内部ケーシングおよび外部ケーシングの冷却を助長するように構成されたボリュームを有する。また、この方法は、空洞部内の複数の表面特徴の周囲に空気を送るステップを含み、これらの表面特徴は、内部ケーシングの外方表面から軸方向に延在する少なくとも1つの流れガイドを備え、この少なくとも1つの流れガイドの側面に、少なくとも2つのフランジが位置する。この方法は、空洞部の第2の端部の近傍に配設される少なくとも1つの出口を通してタービンノズル内に空気を送るステップをさらに含む。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照として以下の詳細な説明を読むことにより、よりよく理解されよう。同様の記号は、全ての図面にわたり同様のパーツを表す。
ガスタービンシステムの一実施形態のブロック図である。 ガスタービンエンジンの部分側断面図である。 図1および図2のガスタービンのタービンセクションの内部ケーシングおよび外部ケーシングの一実施形態の側断面図である。 内部ケーシングの一部分の一実施形態の概略上面図である。 内部ケーシングの周囲に配設された外部ケーシングの一部分の一実施形態の部分斜視図である。 1つのフランジおよび複数の疑似フランジを有する内部ケーシングの一実施形態の斜視図である。 突出部を有する内部ケーシングの一実施形態の斜視図である。 ラジアル方向重なり突出部を有する内部ケーシングおよび外部ケーシングの一実施形態の側断面図である。 突出部およびラジアル方向重なり突出部の組合せを有する内部ケーシングおよび外部ケーシングの一実施形態の側断面図である。 内部ケーシングと外部ケーシングとの間に延在する複数の穿孔プレートを有する内部ケーシングおよび外部ケーシングの一実施形態の側断面図である。 1つの穿孔プレートを有する内部ケーシングの一実施形態の部分斜視図である。
以下、本発明の1つまたは複数の実施形態を説明する。これらの実施形態を簡潔に説明するために、本明細書内においては、実際の実装形態の全ての特徴が説明されない場合がある。工学プロジェクトまたは設計プロジェクトにおけるような任意の実際の実装の開発においては、システム関連のおよびビジネス関連の制約の順守など、開発者の特定の目的を達成するために、実装ごとに固有の多数の決定がなされなければならず、これらは、実装ごとに異なり得る点に理解されたい。さらに、かかる開発努力は、複雑かつ多大な時間を要するものであり得るが、本開示の利益を享受する当業者にとっては設計、組立、および製造という通常の作業である点を理解されたい。
本発明の様々な実施形態の要素を紹介する場合に、「1つの(a、an)」、「その(the)」、および「前記(said)」とうい冠詞は、その要素の1つまたは複数が存在することを意味する。「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」という用語は、包括的であるように意図され、列挙された要素以外のさらなる要素が存在し得ることを意味する。
本開示によるガスタービンシステムは、インピンジメントプレートおよび/または流れスリーブなどのあるタイプのハードウェアを伴いまたは伴わずに、ガスタービンエンジンのタービンセクション内の熱伝達を最適化し、冷却を行うことができる。いくつかのガスタービンシステムは、ケーシングを冷却するために、タービンセクションのケーシング(例えばシュラウド)に隣接して位置決めされたインピンジメントプレートおよび流れスリーブを備え得る。しかし、かかる構成要素は、ガスタービンシステムに対してさらなる複雑さおよびさらなるコストを追加する。したがって、本開示は、ケーシングに隣接してまたはケーシングにより形成される空洞部内にインピンジメントプレートおよび/または流れスリーブを必要としない、タービンセクションを冷却するためのシステムおよび方法の実施形態を提供する。より具体的には、本明細書において説明される空洞部は、空洞部内における冷却流体(例えば空気)の流れを助長するような、およびタービンセクションのケーシング間の空洞部内における熱伝達を最適化するような、形状および/またはボリューム(例えば小さなボリュームまたは他のガスタービンシステムに比べて比較的小さなボリュームなど)を有することができる。さらに、ケーシングおよび空洞部は、空洞部内の空気流を助長し、熱伝達を最適化するように構成された、様々な構造的特徴(例えば流れガイド、ディストリビュータ、整流機構、スプレッダ、等々)を備えてもよい。かかる構造的特徴の例には、フランジ、疑似フランジ、突出部(例えば外周リブまたは重なり突出部など)、スロット、および穿孔プレートが含まれるが、これらに限定されない。本明細書において説明される形状および構造的特徴を有する空洞部は、インピンジメントプレートおよび/または流れスリーブを必要とせずにタービンセクションのケーシングに対して十分な冷却を行い得るため、これにより、さらに、様々な利点を得ることができる。例えば、本明細書において説明されるシステムは、製造コストおよび修理コストを削減させることができる。さらに、タービンセクションの最適な熱伝達により、タービン構成要素が損傷を被る可能性が低下し、ある構成要素間において許容し得るラジアル方向隙間および軸方向隙間(例えば、内部ケーシングとタービン翼との間の隙間、バケットチップとシュラウドとの間の隙間、バケットエンジェルウィングとノズルとの間の隙間など)を維持することが助長され得る。より具体的には、本開示において説明されるシステムは、ケーシングの冷却の制御を可能にし得るため、したがって、エンジン性能を改善するためにタービン翼とケーシングとの間のラジアル方向隙間および軸方向隙間の制御を行うことが可能となり得る。
図面を参照すると、図1は、ガスタービンシステム10の一実施形態のブロック図を示す。このガスタービンシステム10は、システム10のいくつかの部分内の熱伝達を改善するための特徴(例えば冷却特徴)を備え得る。理解されるように、本明細書において説明されるシステムおよび方法は、ガスタービンシステムおよび蒸気タービンシステムなどの任意のタービンシステムにおいて使用し得るものであり、任意の特定の機械またはシステムに限定されるようには意図されない。図示するように、システム10は、圧縮機12と、タービン燃焼器14と、タービン16とを備える。システム10は、液体燃料および/または天然ガスもしくは合成ガスなどのガス燃料20を受けるように構成された1つまたは複数の燃料ノズル18を備える、1つまたは複数の燃焼器14を備えてもよい。
タービン燃焼器14は、燃料−空気混合物の点火および燃焼を行い、次いで、高温加圧燃焼ガス22(例えば排気)をタービン16に送る。タービン翼が、シャフト24に対して結合され、またこのシャフト24は、タービンシステム10中の複数の他の構成要素に対して結合される。燃焼ガス22が、タービン16内のタービン翼を通過することにより、タービン16は、駆動されて回転し、これによりシャフト24が回転する。最終的に、燃焼ガス22は、排気出口26を経由してタービンシステム10から出る。さらに、シャフト24は、負荷装置28に対して結合されてもよく、この負荷装置28は、シャフト24の回転により駆動される。例えば、負荷装置28は、発電機および航空機のプロペラ等々の、タービンシステム10の回転出力により出力を発生させ得る任意の適切なデバイスであってもよい。
圧縮機翼が、圧縮機12の構成要素として含まれてもよい。圧縮機12内のこれらの翼は、シャフト24に対して結合され、シャフト24が上述のようにタービン16により駆動されて回転することにより、回転する。取入れ部30が、圧縮機12内に空気32を送り、圧縮機12内の翼の回転により、空気32が圧縮されて、圧縮空気34が発生する。次いで、圧縮空気34は、タービン燃焼器14の燃料ノズル18内に送られる。燃料ノズル18は、圧縮空気34および燃料20を混合して、燃料の無駄または過剰排気を無くすような燃焼(例えば燃料をより完全に燃焼させる燃焼)にとって適した混合比を実現する。以下においてより詳細に説明するように、システム10は、熱伝達を改善するための、ならびに、いくつかのケーシングに隣接するあるいはケーシングにより形成される空洞部内のインピンジメントプレートおよび/または流れスリーブなどの、いくつかのタイプのハードウェアが存在しない状態において、タービン16の少なくとも一部分を冷却するための、いくつかの特徴を備え得る。
図2は、ガスタービンシステム10の一実施形態の部分側断面図である。図示するように、ガスタービンシステム10は、長手方向軸すなわち長手方向36と、ラジアル方向軸すなわちラジアル方向38と、円周軸すなわち円周方向40とを基準として説明することができる。ガスタービンシステム10は、燃焼器セクション42の内部に配置された1つまたは複数の燃料ノズル18を備える。さらに、各燃焼器14が、各燃焼器14のヘッド端部に対してまたはヘッド側端部の付近に環状構成にまたは他の構成において装着された、複数の燃料ノズル18を備えてもよい。
空気が、空気取入れセクション30を通り進入し、圧縮機12により圧縮される。圧縮機12からの圧縮空気は、次いで、燃焼器セクション42内に送られ、そこで燃料と混合される。圧縮空気および燃料の混合物は、燃焼器セクション42内においてほぼ燃焼されて、高温高圧の燃焼ガスを発生させる。この燃焼ガスを使用することにより、タービンセクション44の一部であるタービン16(例えば1つまたは複数のタービン段)内においてトルクが発生する。タービン16内の流体は、一般的には、長手方向軸36の方向へと流れ得る。上述のように、複数の燃焼器14が、燃焼器セクション42内において円周軸40に沿って冠状に配設されてもよい。各燃焼器14は、燃焼器14からタービン16に高温燃焼ガスを送る尾筒46を備える。特に、各尾筒46は、一般的には、燃焼器14からタービン16の第1の段48内に備えられるタービンセクション16のノズルアセンブリに至る高温ガス経路を画成する。
図示するように、タービン16は、タービン16内に3つの別個のタービン段48、50、および52を備える。3つの段が図示されるが、任意の適切な個数の段が設けられてもよい。例えば、1段、2段、3段、4段、5段、6段、7段、8段、9段、10段、またはそれ以上の個数の段が、タービン16内に備えられてもよい。各段48、50、および52は、シャフト24(図1を参照)に対して回転自在に装着されたロータホイール56に対して結合される複数の翼54を備える。また、各段48、50、および52は、翼54の各セットのすぐ上流側に配設されたノズルアセンブリ58を備える。ノズルアセンブリ58は、高温燃焼ガスを翼54の方向に送り、そこで、高温燃焼ガスは、翼54に対して原動力を印加して翼54を回転させ、それによりシャフト24を回転させる。高温燃焼ガスは、各段48、50、および52を通り流れて、各段48、50、および52内の翼54に対して原動力を印加する。高温燃焼ガスは、次いで、排気ディフューザセクション60を通りガスタービン16から出ることができる。排気ディフューザセクション60は、ディフューザセクション60を通る流体流の速度を低下させると共に、さらに静圧を上昇させることによりガスタービンシステム10により生じる仕事量を上昇させることによって、機能する。
図示するように、内部ケーシング62が、タービン16の少なくとも一部分の周囲に配設される。より具体的には、内部ケーシング62は、タービン16の少なくとも一部分の周囲に配設され、外部ケーシング64が、内部ケーシング62の少なくとも一部分の周囲に同心構成または同軸構成において配設される。内部ケーシング62および外部ケーシング64は、共に空洞部66を画成する。空洞部66は、冷却流体(例えば空気)を受けるように、およびタービン16のノズルプレナム内に空気を送るように、構成される。いくつかの実施形態においては、ノズルプレナムは、タービン16の第2の段50のノズルプレナム68となる。
図3に図示するように、内部ケーシング62、外部ケーシング64、および/または空洞部66は、ガスタービンシステム10のタービン16の冷却を助長するための構成および/または特徴を有してもよい。例えば、空洞部66は、空洞部66内の冷却流体(例えば空気)の流れを助長するための、およびケーシング62、64間の空洞部66内の熱伝達を改善するための、形状および/またはボリューム(例えば小さなボリュームまたは比較的小さなボリューム)を有してもよい。さらに、ケーシング62、64および空洞部66は、空気流を助長し、空洞部66内の熱伝達を最適化するように構成された、様々な構造的特徴(例えば流れガイド、ディストリビュータ、整流機構、スプレッダ、等々)を備えてもよい。かかる構造的特徴の例には、フランジ、疑似フランジ(例えば長手方向リブ)、突出部(例えば外周リブまたは重なり突出部)、スロット、および穿孔プレートが含まれるが、それらに限定されない。内部ケーシング62、外部ケーシング64、および/または空洞部66の構成により、インピンジメントプレートおよび/または流れスリーブあるいは他の構造的特徴(例えば流れガイド、ディストリビュータ、整流機構、スプレッダ、等々)の必要性を伴うことなく、タービンセクション44の少なくとも一部分内における熱伝達が改善され得る。さらに、この構成により、システム10は、タービンセクション44のいくつかの構成要素間における適切なラジアル方向隙間および軸方向隙間を維持することが可能となり得る。
より具体的には、内部ケーシング62、外部ケーシング64、および/または空洞部66の構成により、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の冷却を制御することが可能となり得るため、これによりさらに、例えばタービン翼54とケーシング62、64との間のラジアル方向隙間を制御することが可能となり得る。ケーシング62、64の周囲の円周方向における熱伝達が改善されることにより、ケーシング62、64の歪みが減少し、適切なラジアル方向隙間が維持され得る。さらに、内部ケーシング62、外部ケーシング64、および/または空洞部66の構成により、ケーシング62、64に沿った軸方向における熱伝達が改善され、ケーシング62、64の熱応答が改善され、適切な軸方向隙間が維持され得る。さらに、熱伝達の改善が実現されることにより、ステータチューブのあらゆる曲りもまた減少し、その結果としてエンジン性能が改善され得る。
上述のように、ガスタービンシステム10のタービンセクション44は、複数の段48、50、および52を備える。内部ケーシング62は、各段48、50、および52のタービン翼54の少なくともいくつかの周囲に配設される(例えば円周方向40に囲む)。外部ケーシング64は、内部ケーシング62の少なくとも一部分の周囲に配設される(例えば円周方向40に囲む)。内部ケーシング62は、内方表面70および外方表面72を有する。同様に、外部ケーシング64は、内方表面74および外方表面76を有する。上記で論じたように、内部ケーシング62および外部ケーシング64は、空洞部66を画成する。より具体的には、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74が、空洞部66を画成する。空洞部66は、一般的に、空気を受けるように構成され、空気は、空洞部66内を流れて、ケーシング62、64間における熱伝達を助長する(例えば内部ケーシング62および外部ケーシング64を冷却する)。さらに、より具体的には、空気は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74に隣接する空洞部66内を流れる。
図示するように、外部ケーシング64は、外部ケーシング64の内方表面74と外方表面76との間に延在する少なくとも1つの入口80(例えば空気入口)を備え、この少なくとも1つの入口80は、空気を受けるようにおよび/または空洞部66内に空気を送るように構成される。少なくとも1つの入口80は、空洞部66の第1の端部82(例えば後方部分または後方端部)の近傍に(例えば付近に)配設されてもよい。1つの入口80のみが、外部ケーシング64の図示される部分においては示されるが、2つ以上の入口80が、外部ケーシング64のこの部分に設けられてもよく、複数の入口80が、タービン16の周囲に円周方向に位置決めされてもよい点を理解されたい。さらに、内部ケーシング62は、内部ケーシング62の内方表面70と外方表面72との間に延在する少なくとも1つの出口84(例えば空気出口)を備える。この少なくとも1つの出口84は、空洞部66の第2の端部86(例えば前方部分または前方端部)の近傍に配設されてもよく、少なくとも1つの出口84は、空洞部66からタービン16のノズルプレナム内に空気を送るように構成されてもよい。上述のように、いくつかの実施形態においては、ノズルプレナムは、第2の段のノズルプレナム68となる。空気は、少なくとも1つの入口80から少なくとも1つの出口84へと空洞部66を通り流れ、一般的には、タービン16内における作動流体(例えば高温燃焼ガス)の流れの方向(矢印89により図示)に対向する方向(矢印87により図示)へと流れ得る。
図示するように、空洞部66は、ほぼ細長い断面形状を有してもよい。いくつかの実施形態においては、外部ケーシング64の内方表面74は、内部ケーシング62の外方表面72の方向におよび長手方向軸36の方向に湾曲する(例えば曲がる)ほぼ凸状の曲線を有してもよい(または、外部ケーシング64の内方表面74の少なくとも一部分78がほぼ凸状曲線を有してもよい)。いくつかの実施形態においては、内部ケーシング62の外方表面72は、外部ケーシング64の内方表面74から離れる方向におよび長手方向軸36の方向に湾曲する(例えば曲がる)ほぼ凹状の曲線を有してもよい(または、内部ケーシング62の外方表面72の少なくとも一部分79がほぼ凹状の曲線を有してもよい)。換言すれば、内部ケーシング62の外方表面72は、一般的には、空洞部の第1の端部82と第2の端部86との間における、または入口80と出口84との間における、タービン16内の作動流体の流れ89に対して上流方向91に、長手方向軸36の方向へと内方に湾曲する(例えば曲がる)。さらに、外部ケーシング64の内方表面74は、一般的には、空洞部の第1の端部82と第2の端部86との間における、または入口80と出口84との間における、タービン16内の作動流体の流れ89に対して上流方向91に、長手方向軸36の方向へと内方に湾曲する(例えば曲がる)。図示するように、内部ケーシング62の外方表面72は、上流方向91においては長手方向軸36のより付近に位置するかもしくはより付近へと湾曲する、または、外部ケーシング64の内方表面74は、空洞部66の第1の端部82よりも第2の端部86において長手方向軸36のより付近に位置する。同様に、外部ケーシング64の内方表面74は、上流方向91においては長手方向軸36のより付近に位置するかもしくはより付近へと湾曲する、または、外部ケーシング64の内方表面74は、空洞部66の第1の端部82よりも第2の端部86において長手方向軸36のより付近に位置する。
さらに、いくつかの実施形態においては、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74は、相互から距離Dをおいて配設され得る(例えば表面72、74間の直交距離)。より具体的には、空洞部66の第1の端部82、内部ケーシング62の外方表面72、および外部ケーシング64の内方表面74は、相互から距離D1を置いて配設されてもよい。いくつかの実施形態においては、D1は、約2cm〜25cm、5cm〜20cm、7cm〜15cmの間であってもよく、または、D1は、約10cmであってもよい。いくつかの実施形態においては、空洞部66の第2の端部86、内部ケーシング62の外方表面72、および外部ケーシング64の内方表面74は、相互から距離D2を置いて配設されてもよい。いくつかの実施形態においては、D2は、約2cm〜25cm、5cm〜20cm、7cm〜15cmの間であってもよく、または、D2は、約10cmであってもよい。いくつかの実施形態においては、ケーシング62、64の表面72、74の間の距離D(例えばD1およびD2)は、空洞部66の第1の端部82および第2の端部86の両方において実質的に同一である。例えば、空洞部66の第1の端部82におけるおよび第2の端部86におけるケーシング62、64の表面72、74間の距離D1ならびにD2は、約0〜20%未満、0〜15%未満、0〜10%未満、または0〜5%未満だけ異なり得る。いくつかの実施形態においては、空洞部66の第1の端部82におけるおよび第2の端部86におけるケーシング62、64の表面72、74間の距離D1ならびにD2は、約20%未満、約15%未満、約10%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、約1%未満だけ異なり得る。いくつかの実施形態においては、距離D1およびD2は、共に約10cm〜11cmの間である。
さらに、いくつかの実施形態においては、表面72、74間の距離Dは、空洞部66の長さ81に沿って実質的に同一である。例えば、空洞部66の長さ81に沿った表面72、74間の距離Dは、約0〜20%未満、0〜15%未満、0〜10%未満、または0〜5%未満だけ異なり得る。いくつかの実施形態においては、空洞部66の長さ81に沿った表面72、74間の距離Dは、約20%未満、約15%未満、約10%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、約1%未満だけ異なり得る。空洞部66は、任意の適切な長さ81を有してもよいが、いくつかの実施形態においては、空洞部66は、約30cm〜150cm、50〜100cm、または80〜90cmの間の長さ81を有してもよい。また、かかる構成により、比較的小さなボリュームを有する空洞部66が結果的に得られる(例えば他のタービンエンジンと比較して)。空洞部66が比較的小さなボリュームであることより、空洞部66内における空気流が助長されて、その結果、空洞部66内にインピンジメントプレートおよび/または流れスリーブなどの追加のハードウェアを必要とすることなく、空洞部66を画成する表面72、74の熱伝達および冷却が改善され得る。
図4は、外部ケーシング64により覆われない(例えば外被を除去された)内部ケーシング62の一部分の一実施形態の概略上面図を示す。図示するように、複数の出口84が、内部ケーシング62中に形成されてもよく、これらの出口84は、内部ケーシング62を貫通して延在して、ノズルプレナムアセンブリ58内へと空気を流し得る。少なくとも1つの入口80(内部ケーシング62の特徴に対する入口80の相対配置を示すために破線において図示)が、外部ケーシング64を通り空洞部66内に、および矢印92により示すように内部ケーシング62の外方表面72に沿って、空気を流すために設けられてもよい。さらに、図示するように、フランジ88(例えばボルト固定フランジ)が、内部ケーシング62の上に配設されてもよく、内部ケーシング62から延在してもよい。より具体的には、フランジ88は、内部ケーシング62の外方表面72からラジアル方向38に外方に延在してもよい(例えば、フランジ88は、外部ケーシング64が内部ケーシング62に対して結合される場合に、外部ケーシング64の方向にラジアル方向に外方におよび/または空洞部66内に延在してもよい)。
図4に図示するように、少なくとも1つの流れガイド90(例えば長手方向36に延在する突出部である疑似フランジ)が、内部ケーシング62の外方表面72の上に配設されてもよい。フランジ88と同様に、疑似フランジ90は、内部ケーシング62の外方表面72からラジアル方向38に外方に延在してもよい(例えば、フランジ88は、外部ケーシング64が内部ケーシング62に対して結合される場合に、外部ケーシング64の方向にラジアル方向38に外方におよび/または空洞部66内に延在してもよい)。しかし、疑似フランジ90は、一般的にはフランジ88よりも小さくてもよい(例えば長手方向36、ラジアル方向38、および/または円周方向40においてより小さな直径を有する)。いくつかの実施形態においては、疑似フランジ88は、外部ケーシング64の内方表面74の上に配設されてもよく、外部ケーシング64の内方表面74からラジアル方向に内方に延在してもよい。以下においてさらに詳細に説明するように、疑似フランジ90は、空洞部66内に追加的な表面積をもたらし、一般的には入口80と出口84との間において空洞部66内に空気流を案内するおよび分配することができる。したがって、疑似フランジ90は、空洞部66内における熱伝達の改善にも寄与し得る。
図示するように、一対のフランジ88(例えば隣接し合うフランジ88)が、少なくとも1つの入口80および少なくとも1つの出口84の側面に位置してもよい(例えば少なくとも1つの入口80および少なくとも1つの出口84の両側に位置決めされてもよい)。さらに、各隣接対のフランジ88が、少なくとも1つの疑似フランジ90の側面に位置してもよい(例えば少なくとも1つの疑似フランジ90の両側に位置決めされてもよい)。図示する実施形態においては、対のフランジ88は、1個の空気入口80、8個の出口84、および3個の疑似フランジ90の側面に位置する(例えば1つの空気入口80、8つの出口84、および3つの疑似フランジ90の両側に位置決めされる)。しかし、この対のフランジ88は、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の個数のフランジ90の側面に位置してもよい。同様に、対のフランジ88は、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の個数の入口80の側面に位置してもよい。さらに、対のフランジ88は、約2個、4個、6個、8個、10個、12個、14個、16個、18個、20個、またはそれ以上の個数の出口84の側面に位置してもよい。さらに、2個、4個、6個、8個、10個、またはそれ以上の個数のフランジ88が、タービン16の周囲に設けられてもよく、各対のフランジ88が、様々な構成要素または特徴の側面に位置してもよい。図4の内部ケーシング62の部分に図示される入口80、出口84、フランジ88、および疑似フランジ90のパターンまたは構成は、タービン16の周囲の内部ケーシング62の他の部分においても繰り返されてもよい(例えば、この特徴の構成が、タービン16を円周方向に囲む内部ケーシング62の他の部分において繰り返されてもよい)。例えば、図4に図示する内部ケーシング62の部分に図示される構成が、タービン16の周囲において繰り返される場合には、タービンセクション44の内部ケーシング62は、8個のフランジ88と、8個の入口84と、64個の出口84と、24個の疑似フランジ90とを備えてもよい。
図5は、内部ケーシング62の周囲に配設された外部ケーシング64の一実施形態の破断斜視図を示す。図示するように、外部ケーシング64は、内部ケーシング62に対して結合され(例えば内部ケーシング62の周囲に円周方向に配設され)、これらのケーシング62、64が、空洞部66を画成する。空気が、入口80を経由して空洞部66内に流れ、出口84を経由して空洞部66から出ることができる。外部ケーシング64は、内部ケーシング62にほぼ対応する形状を有してもよく、これにより、ケーシング62、64は、一体的に結合され得る。
上述のように、空洞部66は、空洞部66内における空気流に影響を及ぼしおよび/または制御し、さらにこれにより、結果的に空洞部66内における冷却および熱伝達を改善し得るように構成された、様々な構造的特徴を備えてもよい。これらの特徴の例が、図6〜図11に図示され、以下において詳細に説明される。本明細書において示される例は、限定的なものとなるようには意図されず、空洞部66内における熱伝達を改善するための任意の適切な構成および表面特徴が、予期される点を理解されたい。前述を踏まえつつ、図6は、疑似フランジ90を有する内部ケーシング62の部分斜視図である。上述のように、疑似フランジ90は、第1の端部93から第2の端部94にかけて長手方向36に延在し、内部ケーシング62の外方表面72からラジアル方向38に外方に突出する、細長突出部であってもよい。疑似フランジ90は、第1の端部93と第2の端部94との間において、高さが変化してもよい。いくつかの実施形態においては、疑似フランジ90は、内部ケーシング62の外方表面72の部分79の凹状曲線に対応する曲線95を有してもよい。疑似フランジ90は、特に空洞部66内のおける空気流を案内、分配、および/または制御するために、内部ケーシング62の外方表面72の方向へとテーパ状をなす部分96を有してもよい(例えばラジアル方向38において低い高さまたは突出部を有する)。
いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の疑似フランジ90が、内部ケーシング62の外方表面72の上に配設されてもよく、外部ケーシング64の方向にラジアル方向38に外方におよび/または空洞部66内に延在してもよい。2つの疑似フランジ90が、図示されるが、任意の適切な個数の疑似フランジ90が、空洞部66内に設けられてもよい。例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、またはそれ以上の個数の疑似フランジ90が、タービン16の周囲に設けられてもよい。疑似フランジ90の特定の構成および/または個数にかかわらず、各疑似フランジ90は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の冷却を助長するために、空洞部66内における空気流の速度および/または方向を変化させるように(例えば空気流を案内、分配、および/または制御するように)構成される。また、図6は、フランジ88が、疑似フランジ90の側面に位置してもよく、フランジ88が、内部ケーシング62および外部ケーシング64の結合を助長するための固定具(例えばボルト)を受けるように構成された少なくとも1つの開口100(例えば穴、空洞部、等々)を備えることを図示する。図示するように、疑似フランジ90は、開口を備えなくてもよく、空洞部66内において長手方向軸36に延在する中実リブを形成してもよい。
空洞部66内の空気は、矢印98により示すように複数の方向に流れ得る(例えば、空気流は、長手方向36、ラジアル方向38、および/または円周方向40への成分を有し得る)。特に、空気は、空洞部66内の様々な特徴の方向に、特徴に対向して、および特徴の周囲に流れ得る。例えば、図6に示すように、空気は、フランジ88および疑似フランジ90の方向に、それらに対向して、およびそれらの周囲に流れ得る。疑似フランジ90は、第1の端部93と第2の端部94との間において長手方向36に延在し、ラジアル方向38に外方に突出し、したがって、軸方向流れガイドとしての役割を果たし、入口80から出口84にかけて上流方向へのより均一な空気流分配を案内および制御する。フランジ88および疑似フランジ90(ならびにいくつかの実施形態においては、空洞部の形状および/またはボリュームと、空洞部内の外方表面特徴と)は、空気流の方向および速度に影響を及ぼすように、ならびに空洞部66内における熱伝達を最適化するように、構成され得る。
図7は、複数の突出部110(例えばリブ、円周方向流れディストリビュータ、またはガイド等々)を有する内部ケーシング62の一実施形態の斜視図である。突出部110は、内部ケーシング62の外方表面72からラジアル方向38に外方に突出してもよく、タービン16の周囲に円周方向40に延在してもよい。いくつかの実施形態においては、突出部110は、隣接し合うフランジ88(例えば一対のフランジ88)の間に円周方向40に延在してもよい。図示するように、突出部110は、相互に対してほぼ平行に位置してもよく、タービン16の長手方向軸36に対して均等に分布して(例えば離間されて)もよい(例えば一定の軸方向オフセット)が、任意の適切な構成および間隔の突出部110が、予期される。上述のように、突出部110は、内部ケーシング62の外方表面72の上に配設されてもよく、突出部110は、外部ケーシング64の方向にラジアル方向38に外方におよび/または空洞部66内へと突出(例えば延在)してもよい。いくつかの実施形態においては、突出部110は、外部ケーシング64の内方表面74の上に配設されてもよく、内部ケーシング62の方向にラジアル方向38に外方におよび/または空洞部66内へと突出(例えば延在)してもよい。突出部110は、内部ケーシング62と外部ケーシング64との間において部分的にまたは完全に延在してもよい(例えば、突出部110は、内部ケーシング62および外部ケーシング64の一方または両方に接触してもよい)。例えば、突出部110は、内部ケーシング62と外部ケーシング64との間の距離(例えば距離D)の5%〜100%、10%〜90%、20%〜80%、30%〜70%、40%〜60%、5%〜50%、または10%〜30%にわたって延在してもよい。突出部110が、内部ケーシング62と外部ケーシング64との間において部分的にのみ延在する(例えば5%〜30%)場合には、突出部110は、例えば、より小さな流れの乱れを生じさせると共に、依然としてより均一な流れをもたらす。
いくつかの実施形態においては、突出部110は、(矢印114で示すように)突出部110を越えてまたは通り出口84へとスロット112を経由して空気を流し得るようにするために、1つまたは複数のスロット112(例えば開口、穴、通路、等々)を備えてもよい。スロット112は、1つまたは複数の突出部110中においてタービン16の周囲に円周方向40に分布してもよく、スロット112は、突出部110に沿って様々な相対円周方向40位置およびラジアル方向38位置に分布してもよい。スロット112は、空洞部66内における空気流に影響を及ぼしこの空気流を助長するのに適した任意の態様で構成されてもよい。より具体的には、スロット112は、空洞部66内における空気流をより均一に案内し、調整し、分配し得る。
2つの突出部110が、図示されるが、任意の適切な個数の突出部110を使用し得る点を理解されたい。例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の個数の突出部110が、タービン16の長手方向軸36に沿った様々な位置において、空洞部66内に配設されてもよい。同様に、2個のスロットが、第1の突出部110の一部分の上に図示され、3個のスロットが、第2の突出部110の一部分の上に図示されるが、任意の適切な個数のスロットが、設けられてもよい。例えば、いくつかの実施形態においては、約1〜50個、2〜30個、3〜20個、4〜15個、または5〜10個のスロット112が、タービン16の周囲に延在する各突出部110に配設されてもよい。さらに、各対のフランジ88間に、各突出部110が、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の個数のスロット112を有してもよい。突出部110および/またはスロット112の特定の構成および/または個数にかかわらず、突出部110および/またはスロット112は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の冷却を助長するために、空洞部66内の空気の速度および/または方向に影響を及ぼすおよび/または制御するように構成される。例えば、入口80を通り空洞部66に進入する空気が、空洞部66を通り流れて、突出部110に接触し得る。この空気流は、空気が、突出部110に沿って円周方向におよび/またはスロット112を通り長手方向36に流れるように配向され得ることにより、突出部110の存在によって影響を受け得る。さらに、図7には図示しないが、突出部110および疑似フランジ90は共に、空洞部66内に設けられてもよい点を理解されたい。
図8は、重なり突出部110a、110bを有する内部ケーシング62および外部ケーシング64の一実施形態の側断面図である。図示するように、内部ケーシング62は、内部ケーシング62の外方表面72からラジアル方向38に外方に延在する第1の突出部110aを有してもよい。外部ケーシング64は、外部ケーシング64の内方表面74からラジアル方向38に内方に延在する第2の突出部110bを有してもよい。突出部110a、110bは、図7に図示する突出部110と同様の態様で、それらの各ケーシング62、64の周囲に円周方向40に延在してもよく、隣接し合うフランジ88同士(例えば一対のフランジ88)の間に円周方向40に延在してもよい。他の実施形態においては、突出部110a、110bは、隣接し合うフランジ88同士の間において部分的にのみ延在する。突出部110a、110bは、ラジアル方向に重なってもよい(例えばラジアル方向38に重なる)が、長手方向軸36に沿って間隙124(例えば軸方向間隙)を形成することにより、矢印126により示されるように突出部110a、11bの間をおよび/または突出部110a、110bを越えて出口84へと空気を流し得るようにしてもよい。間隙124は、任意の適切な幅(例えば長手方向軸36に沿った寸法)を有してもよい。例えば、間隙124の幅は、約0.5cm、1cm、2cm、3cm、またはそれ以上であってもよい。上述のように、突出部110a、110bは、1つまたは複数のスロット112を備えてもよい。2つのみの突出部110a、110b(例えば一対の重なり突出部110a、110b)が図8には図示されるが、任意の適切な個数の重なり突出部110a、110bが、内部ケーシング62と外部ケーシング64との間において空洞部66内に設けられてもよい。さらに、3個以上の重なり突出部110a、110b(例えば重なり突出部110a、110bの群)が、長手方向軸36に沿って離間されて隣り合うように、連続的に設けられてもよい。かかる重なり突出部110a、110bの群は、一連の隣接し合う間隙124を通して空気を送ることができる。例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、またはそれ以上の個数の重なり突出部110a、110bが、タービン16の周囲に設けられてもよい。同様に、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、またはそれ以上の個数の間隙124が、長手方向軸36に対して任意の適切な間隔をおいてタービン16の周囲に設けられてもよい。内部ケーシング62と外部ケーシング64との間における空洞部66内の重なり突出部110a、110bの特定の構成および/または個数にかかわらず、各対または群の重なり突出部110a、110bは、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74に沿った熱伝達を助長するために、空洞部66内における空気流の速度および/または方向を変化させるように構成される。さらに、図8には図示しないが、突出部110および重なり突出部110a、110bの両方、および疑似フランジ90が、空洞部66内に設けられてもよい点を理解されたい。
図9は、突出部110および重なり突出部110a、110bの両方を有する内部ケーシング62および外部ケーシング64の一実施形態の側断面図である。図示するように、重なり突出部110a、110bは、空洞部66の第1の端部82の近傍に設けられてもよく、突出部110は、空洞部66の第2の端部86の近傍に設けられてもよいが、逆の相対配置もまた予期される。特徴のかかる組合せは、空洞部66内における空気流に影響を及ぼし得る。特に、空気は、矢印130により示されるように、入口80から重なり突出部110a、110b間の間隙124を通り空洞部66内へと流れる。空気は、次いで、重なり突出部110a、110bから突出部110の方向に流れ、そこで、空気は、矢印132により示すように、突出部110内に配設されるスロット112を通り送られ得る。最終的に、空気は、矢印134により示すように、出口84を通り空洞部66から出ることができる。さらに、2つの突出部および一対の重なり突出部110a、110bが図示されるが、任意の適切な個数のこれらの特徴が、空洞部66内に設けられてもよい。同様に、任意の適切な個数、組合せ、および/または構成の、本明細書に記載される任意の特徴(例えば疑似フランジ90)が、空洞部内における空気流に影響を及ぼすおよび/または制御するために、追加されてもまたは組み込まれてもよい。
図10は、内部ケーシング62と外部ケーシング64との間に延在する複数の穿孔140(例えば開口パターン)を有する穿孔プレート138の一実施形態の側断面図を図示する。穿孔プレート138および穿孔140は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74に対してほぼ直径であってもよい。しかし、いくつかの実施形態においては、穿孔プレート138および/または穿孔140は、ケーシング62、64の表面72、74に対して角度をつけられてもよい(例えば90度以外の角度)。いくつかの実施形態においては、穿孔プレート138および/または穿孔140は、ケーシング62、64の表面72、74に対して10〜90度、20〜80度、30〜70度、40〜60度、30度、45度、75度、または90度の角度をなしてもよい。いくつかの実施形態においては、複数の穿孔プレート138が、空洞部66内に設けられてもよい。図示するように、2つの穿孔プレート138が、設けられる。各穿孔プレートは、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の一方または両方に直接的に接触してもよい。各穿孔プレート138は、一般的には、タービン16の長手方向軸36の周囲に円周方向40に延在してもよく、隣接し合うフランジ88同士(例えば一対のフランジ88)の間に円周方向40に延在してもよい。いくつかの実施形態においては、第1のブラケット142および第2のブラケット144が、空洞部66内において穿孔プレート138を支持するために設けられてもよい。さらに具体的には、いくつかの実施形態においては、第1のブラケット142は、外部ケーシング64の内方表面74に対して結合されてもよく、この内方表面74からラジアル方向38に内方に延在してもよく、および/または、第2のブラケット144は、内部ケーシング62の外方表面72に対して結合されてもよく、この外方表面72からラジアル方向38に外方に延在してもよい。ブラケット142、144は、ケーシング62、64の表面72、74に対して取外し可能に結合されてもよく、または、ブラケット142、144は、ケーシング62、64の表面72、74に対して恒久的に固着もしくは装着されてもよい。作動時には、空気は、入口80から矢印146により示すように穿孔プレート138を通りおよび越えて出口84の方向に流れ得る。
上述のように、ブラケット142、144は、一般的には空洞部66内において穿孔プレート138を支持し得る。いくつかの実施形態においては、穿孔プレート138は、取外し可能であってもよい。換言すれば、穿孔プレート138は、空洞部66内においてアクセスされ、ブラケット142、144から係合解除され、(またはブラケット142、144は、穿孔プレートと共に取り外され得る)、空洞部66から取り外され得る。穿孔プレート138は、空洞部66内における冷却特性および空気流特徴を適合化および調整するために、挿入されてもまたは取り外されてもよい。例えば、いくつかの用途においては、より少数または多数の穿孔プレート138、あるいは、より少数または多数の穿孔140を有する穿孔プレート138が、望ましい場合がある。また、他の特徴(例えば疑似フランジ90、突出部110、重なり突出部110a、110bなど)が、いくつかの実施形態においては取外し可能に構成されてもよい点を理解されたい。さらに、2つの穿孔プレート138が、図示されるが、任意の適切な個数の穿孔プレート138が、空洞部66内に設けられてもよい。例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、またはそれ以上の個数の穿孔プレート138が、設けられてもよい。
図11は、穿孔プレート138に対して結合された内部ケーシング62の一実施形態の斜視図を示す。特に、穿孔140(例えば開口、穴、通路、等々)が図示される。穿孔140は、図10に関連して上記で論じたように、穿孔プレート138を通して空気を流し得るように、穿孔プレート138を貫通して延在してもよい。任意の適切な個数の穿孔140が、穿孔プレート138中に形成されてもよく、穿孔140は、任意の特定の構成で構成されてもよい。例えば、約5個、10個、15個、20個、25個、30個、またはそれ以上の個数の穿孔140が、各対のフランジ88同士の間の各穿孔プレート138に配設されてもよい。穿孔プレート138の特定の構成および/または個数および/または穿孔140の個数にかかわらず、各穿孔プレート138は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の冷却を助長するために、空洞部66内における空気流の速度および方向を変化させるように構成されてもよい。さらに、図10および図11には図示しないが、任意の適切な個数の特徴(例えば突出部110、重なり突出部110a、110b、および疑似フランジ90)が、空洞部66内の穿孔プレート138に加えて(例えばそれと組み合わせて)設けられてもよい点を理解されたい。
図3〜図11は、ガスタービンシステム10のタービンセクション44の内部ケーシング62および/または外部ケーシング64の一部分を概して図示する。内部ケーシング62および外部ケーシング64は、タービン16の少なくとも一部分を円周方向に囲むように構成され、内部ケーシング62および外部ケーシング64は、空洞部66を画成する。上述のように、特徴の特定の構成および/または個数にかかわらず、空洞部66および/または空洞部66内の様々な特徴の形状(例えばボリューム、形、等々)は、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74に沿った熱伝達を改善するために、空洞部66内における空気流の速度および/または方向を変化させるように構成されてもよい。空洞部66および本明細書において説明される様々な特徴の形状は、空洞部66内における熱伝達を助長するために、空気流に影響を及ぼしてもおよび/または追加的な表面積を与えてもよく、さらに、これが、空洞部66内における熱伝達率を上昇させ得る。空洞部66の壁部(例えば内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74)と様々な特徴(例えばフランジ88、疑似フランジ90、突出部110、重なり突出部120、および/または穿孔プレート138)との間において交換される熱量は、上昇し、これにより、内部ケーシング62の外方表面72および外部ケーシング64の内方表面74の冷却が助長される。いくつかの例においては、空洞部66および/または本明細書に記載される特徴の形状により、流れスリーブおよび/またはインピンジメントプレートの必要性を伴うことなく空洞部66の冷却が助長され、したがって、ガスタービンシステム10の冷却の複雑性および/またはコストが軽減される。
本説明は、例を使用することにより、最良の態様を含めた本発明を開示し、また、任意のデバイスまたはシステムを作製および使用することと任意の組み込まれる方法を実施することとを含めた本発明の、当業者による実施を可能にする。本発明の特許性を有する範囲は、特許請求の範囲により規定され、当業者に想起される他の例を含み得る。かかる他の例は、それらが特許請求の範囲の言葉から逸脱しない構造的要素を有する場合、またはそれらの特許請求の範囲の言葉と実質的に差異のない均等な構造的要素を備える場合には、特許請求の範囲内に含まれるように意図される。
10 ガスタービンシステム
12 圧縮機
14 タービン燃焼器
16 タービン
18 燃料ノズル
20 ガス燃料
22 高温加圧燃焼ガス
24 シャフト
26 排気出口
28 負荷装置
30 取入れ部
32 空気
34 圧縮空気
36 長手方向軸、長手方向
38 ラジアル方向軸、ラジアル方向
40 円周軸、円周方向
42 燃焼器セクション
44 タービンセクション
46 尾筒
48 タービン段、第1の段
50 タービン段、第2の段
52 タービン段
54 翼
56 ロータホイール
58 ノズルアセンブリ
60 ディフューザセクション
62 内部ケーシング
64 外部ケーシング
66 空洞部
68 ノズルプレナム
70 内方表面
72 外方表面
74 内方表面
76 外方表面
78 部分
79 部分
80 入口
81 長さ
82 第1の端部
84 出口
86 第2の端部
87 矢印
88 フランジ
89 矢印
90 流れガイド、疑似フランジ
91 上流方向
92 矢印
93 第1の端部
94 第2の端部
95 曲線
96 部分
98 矢印
100 開口
110 突出部
110a 重なり突出部
110b 重なり突出部
112 スロット
114 矢印
120 重なり突出部
124 間隙
126 矢印
130 矢印
132 矢印
134 矢印
138 穿孔プレート
140 穿孔
142 第1のブラケット
144 第2のブラケット

Claims (20)

  1. 燃焼セクションと、
    前記燃焼セクションに対して結合されるタービンセクションであって、前記タービンセクションは、ロータに対して結合される複数のタービン翼、前記複数のタービン翼の周囲に円周方向に配設される内部ケーシング、および前記内部ケーシングの少なくとも一部分の周囲に円周方向に配設される外部ケーシングを有する、少なくとも1つのタービン段を備え、前記内部ケーシングおよび前記外部ケーシングは、前記内部ケーシングと前記外部ケーシングとの間に空洞部を画成し、前記空洞部は、前記空洞部内における空気の分配を助長して前記内部ケーシングの外方表面および前記外部ケーシングの内方表面を冷却するために、前方部分と後方部分との間に延在するボリュームを備え、前記前方部分は、前記後方部分よりも前記燃焼セクションに対してより近く、前記外部ケーシングは、前記空気が前記空洞部の前記後方部分内に流れるための少なくとも1つの空気入口を備え、前記内部ケーシングは、前記空気が前記空洞部の前記前方部分から外に流れるための少なくとも1つの空気出口を備える、タービンセクションと、
    前記空洞部内に配設される少なくとも1つのフランジであって、前記少なくとも1つのフランジは、前記少なくとも1つの空気入口および少なくとも1つの流れガイドの側面に位置し、前記少なくとも1つのフランジおよび前記少なくとも1つの流れガイドはそれぞれ、前記内部ケーシングの前記外方表面の少なくとも一部分に沿って前記タービンセクションの長手方向へと軸方向に延在し、前記少なくとも1つの流れガイドは、前記内部ケーシングの前記外方表面および前記外部ケーシングの前記内方表面の冷却を助長するために、前記空洞部内における空気流の速度および方向を変化させるように構成される、少なくとも1つのフランジと
    を備える、ガスタービンエンジン
    を備える、システム。
  2. 前記内部ケーシングの前記外方表面の上に配設され、前記内部ケーシングの周囲に円周方向に延在する、少なくとも1つの突出部を備え、前記少なくとも1つの突出部は、前記空洞部内における前記空気流の分配を助長するように構成される、請求項1記載のシステム。
  3. 少なくとも1つのスロットが、前記空洞部内における前記空気流の分配を助長するために、前記少なくとも1つの突出部内に配設される、請求項2記載のシステム。
  4. 前記外部ケーシングの前記内方表面から前記空洞部内へとラジアル方向に延在する第1の突出部と、前記内部ケーシングの前記外方表面から前記空洞部内にラジアル方向に延在する第2の突出部とを備え、前記第1の突出部および前記第2の突出部は、ラジアル方向に重なり、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間において前記空洞部の前記後方部分から前記前方部分の方向に向かう前記空気の流れを可能にするように構成された間隙を形成するように、前記タービンセクションの前記長手方向に沿って軸方向にオフセットされる、請求項1記載のシステム。
  5. 前記内部ケーシングと前記外部ケーシングとの間に延在する少なくとも1つの穿孔プレートを備える、請求項1記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの穿孔プレートの第1の端部が、前記外部ケーシングの前記内方表面上に配設された第1のブラケットに対して結合され、前記少なくとも1つの穿孔プレートの第2の端部が、前記内部ケーシングの前記外方表面上に配設された第2のブラケットに対して結合される、請求項5記載のシステム。
  7. 前記空洞部は、前記タービンセクションの前記長手方向に対して、軸方向に、ラジアル方向に、円周方向に、またはそれらの組合せの方向に延在する、1つまたは複数の流れガイドを備える、請求項1記載のシステム。
  8. 前記空洞部は、前記少なくとも1つの空気入口および一対の流れガイドの側面に位置する一対のフランジを備える、請求項1記載のシステム。
  9. 前記内部ケーシングの前記外方表面と前記外部ケーシングの前記内方表面との間の直交距離が、前記少なくとも1つの空気入口と前記少なくとも1つの空気出口との間の前記空洞部の長さに沿って10%未満だけ変化する、請求項1記載のシステム。
  10. ガスタービンのタービンセクション用の冷却アセンブリを備える、システムであって、前記冷却アセンブリは、
    第1の内方表面および第1の外方表面を有する内部ケーシングであって、前記ガスタービンの前記タービンセクションの一部分の周囲に円周方向に配設される、内部ケーシングと、
    第2の内方表面および第2の外方表面を有する外部ケーシングであって、前記内部ケーシングの少なくとも一部分の周囲に円周方向に配設される、外部ケーシングと、
    前記内部ケーシングの前記第1の外方表面および前記外部ケーシングの前記第2の内方表面により画成される空洞部であって、前記ガスタービンの前記タービンセクションの前記部分の周囲に円周方向に延在し、前記内部ケーシングの前記第1の外方表面および前記外部ケーシングの前記第2の内方表面を冷却するために前記空洞部内における空気流を助長するように構成されたボリュームを有する、空洞部と、
    前記空洞部の第1の端部の近傍において空気を受けるように構成され、前記空洞部の周囲に円周方向に分布する、複数の入口と、
    前記空洞部の第2の端部の近傍においてノズル内に空気を排出するように構成され、前記空洞部の周囲に円周方向に分布する、複数の出口と、
    前記内部ケーシングの前記第1の外方表面の少なくとも一部分に沿って前記タービンセクションの長手方向に軸方向に延在する複数のフランジであって、前記複数のフランジの中の隣接し合うフランジの各対が、少なくとも2つの流れガイドの側面に位置する、複数のフランジと
    を備える、システム。
  11. 前記内部ケーシングの前記第1の外方表面は、前記ガスタービンにおける作動流体の流れに対して上流方向に前記ガスタービンの長手方向軸の方向へと徐々に内方に湾曲する、請求項10記載のシステム。
  12. 前記外部ケーシングの前記第2の内方表面は、前記ガスタービンにおける前記作動流体の前記流れに対して前記上流方向に前記ガスタービンの前記長手方向軸の方向へと徐々に内方に湾曲する、請求項11記載のシステム。
  13. 前記内部ケーシングの前記第1の外方表面と前記外部ケーシングの前記第2の内方表面との間の直交距離が、前記複数の入口と前記複数の出口との間において前記空洞部の長さに沿って10%未満だけ変化する、請求項12記載のシステム。
  14. 前記内部ケーシングの前記第1の外方表面上に配設され、前記内部ケーシングの周囲に円周方向に延在する、少なくとも1つの突出部を備え、前記少なくとも1つの突出部は、前記空洞部内における前記空気流の分配を助長するように構成される、請求項10記載のシステム。
  15. 前記外部ケーシングの前記第2の内方表面から前記空洞部内にラジアル方向に延在する第1の突出部と、前記内部ケーシングの前記第1の外方表面から前記空洞部内にラジアル方向に延在する第2の突出部とを備え、前記第1の突出部および前記第2の突出部は、ラジアル方向に重なり、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間における前記空洞部の第1の端部から前記第2の端部の方向への前記空気流が可能になるように構成された間隙を形成するために、前記タービンセクションの前記長手方向に対して軸方向にオフセットされる、請求項10記載のシステム。
  16. 前記内部ケーシングと前記外部ケーシングとの間に延在する少なくとも1つの穿孔プレートを備え、前記少なくとも1つの穿孔プレートは、前記空気流が前記空洞部の前記第1の端部から前記第2の端部の方向に前記少なくとも1つの穿孔プレートを通り流れ得るように構成される、請求項10記載のシステム。
  17. 前記冷却アセンブリを有する前記ガスタービンを備える、請求項10記載のシステム。
  18. ガスタービンのタービンセクションの内部ケーシングと外部ケーシングとの間に形成される空洞部の第1の端部の近傍に配設される入口を通して空気を送るステップであって、前記空洞部は、前記内部ケーシングおよび前記外部ケーシングの冷却を助長するように構成されたボリュームを有する、ステップと、
    前記空洞部内に配設される複数の表面特徴の周囲に前記空気を送るステップであって、前記表面特徴は、前記タービンセクションの長手方向において前記内部ケーシングの外方表面に沿って軸方向に延在する少なくとも1つの流れガイドを備え、前記少なくとも1つの流れガイドの側面に、少なくとも2つのフランジが位置する、ステップと、
    前記空洞部の第2の端部の近傍に配設される少なくとも1つの出口を通してタービンノズル内に前記空気を送るステップと
    を含む、方法。
  19. 前記外部ケーシングの内方表面が、前記ガスタービンの前記タービンセクションにおける作動流体の流れに対して上流方向に前記ガスタービンの長手方向軸の方向へと徐々に内方に曲がり、前記内部ケーシングの前記外方表面は、前記ガスタービンの前記タービンセクションにおける前記作動流体の前記流れに対して前記上流方向に前記ガスタービンの前記長手方向軸の方向へと徐々に内方に曲がる、請求項18記載の方法。
  20. 前記複数の表面特徴の周囲に前記空気を送る前記ステップは、ラジアル方向隙間および軸方向隙間を制御するために前記空気流を制御するステップを含む、請求項19記載の方法。
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