JP2014180783A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、基準時刻が変更されても、ユーザ所望の削除時刻に認証印刷用の印刷データを削除できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、認証印刷用の印刷データを格納する格納部21と、格納部21内の印刷データを削除する削除時刻を管理する管理部22と、基準時刻と認証情報とを入力する入力手段16と、基準時刻に基づき現在の時刻を出力する時計部19と、認証できたか否かを判定する判定部23と、削除時刻になる前に認証できた印刷データを出力し、認証できる前に削除時刻になった印刷データを削除する制御部20と、基準時刻が変更されたときに、管理部22の削除時刻を変更するか否かを上位装置2に問い合わせる問い合わせ手段(11、20、22)と、を有している。これにより、画像形成装置の基準時刻の変更に拘わらず、ユーザの所望の削除時間で認証印刷用の印刷データを削除できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置から受信した認証情報が付加された認証印刷用の印刷データを、時計機能を用いて管理すると共に印刷を行う画像形成装置に関するものである。
従来、例えば、下記特許文献1には、認証印刷用の印刷データを削除する場合として、入力された認証情報と認証印刷用の印刷データに付加されている認証情報とが一致したときに、認証印刷用の印刷データを印刷した後に認証印刷用の印刷データを削除する場合と、指定された保存時間が経過しても認証情報が入力されないときに、認証印刷用の印刷データを削除する場合と、があることが記載されている。
特開2008−142900号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、以下(a),(b)のような課題があった。
(a) 画像形成装置の基準時刻が、保存時間により設定された削除時刻より遅い時刻に変更されると、指定した削除時刻になっても、認証印刷用の印刷データが削除されない。
(b) 画像形成装置の基準時刻が、保存時間により設定された削除時刻より早い時刻に変更されると、指定した削除時刻になっていないにも拘わらず認証印刷用の印刷データが削除されてしまう。
本発明の目的は、画像形成装置の基準時刻の変更に拘わらず、ユーザが望む削除時刻に、認証印刷用の印刷データが削除される画像形成装置を提供することである。
本発明の画像形成装置は、上位装置から受信した印刷データを含む画像情報に、第1認証情報が付加されているか否かを解析して、付加無しの場合には前記印刷データ及び印刷命令を出力し、付加有りの場合には前記第1認証情報が付加された前記画像情報を出力する解析部と、前記第1認証情報が付加された前記画像情報における前記印刷データを格納する格納部と、前記格納部に格納された前記印刷データを削除する削除時刻を管理する管理部と、変更可能な基準時刻の情報と、第2認証情報と、を含む情報を入力する入力手段と、前記入力手段より入力された前記基準時刻の情報に基づき、経過時間を計測して現在の時刻を出力する時計部と、前記第1認証情報と前記第2認証情報とが一致するか否かを判定して一致又は不一致の判定結果を出力する判定部と、前記現在の時刻が前記削除時刻になる前に前記一致の前記判定結果が出力された場合には、前記格納部から前記第1認証情報が付加された前記画像情報における前記印刷データを読み出して前記印刷データ及び前記印刷命令を出力し、前記一致の前記判定結果が出力される前に前記現在の時刻が前記削除時刻になった場合には、前記格納部に格納されている前記印刷データの内の前記削除時刻に対応する前記印刷データを削除する制御部と、前記基準時刻が変更されたときに、前記管理部により管理されている前記削除時刻を変更するか否かを前記上位装置に問い合わせる問い合わせ手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、上位装置から受信した印刷データを含む画像情報に、第1認証情報が付加されているか否かを解析する解析部と、第1認証情報が付加された画像情報における印刷データを格納する格納部と、格納部に格納された印刷データを削除する削除時刻を管理する管理部と、基準時刻の情報と第2認証情報とを含む情報を入力する入力手段と、入力手段より入力された基準時刻の情報に基づき、経過時間を計測して現在の時刻を出力する時計部と、第1認証情報と第2認証情報とが一致するか否かを判定する判定部と、現在の時刻が削除時刻になる前に一致の判定結果が出力された場合には、印刷データを読み出して印刷データ及び印刷命令を出力し、一致の判定結果が出力される前に現在の時刻が削除時刻になった場合には、印刷データを削除する制御部と、基準時刻が変更されたときに、管理部により管理されている削除時刻を変更するか否かを上位装置に問い合わせる問い合わせ手段と、を有している。これにより、ユーザは、画像形成装置の基準時刻が変更されたことを知ることができるので、ユーザは、認証印刷ジョブを所望の削除時刻に削除することができる。
図1は本発明の実施例1におけるプリンタの構成の概略を示すブロック図である。 図2は非認証印刷用の画像情報40の例を示す図である。 図3は認証印刷用の画像情報40Aの例を示す図である。 図4は図1中の格納部21に格納された印刷データのイメージを説明する図である。 図5は図1中の管理部22内の管理テーブル50の例を示す図である。 図6は本発明の実施例1におけるプリンタ1の外観を示す斜視図である。 図7は図6中の操作パネル30の例を示す図である。 図8は図1中のプリンタ1における処理の概略を示すフローチャートである。 図9は図8中のステップS10における印刷指示待ちの処理を示すフローチャートである。 図10は図7中の表示部18における認証情報入力時の表示例を示す図である。 図11は実施例1における認証印刷の監視処理を示すフローチャートである。 図12は図1中のプリンタ1における時刻変更時の処理を示すフローチャートである。 図13は図7中の表示部18における基準時刻の変更時の表示例を示す図である。 図14は図1中のPC2の表示例を示す図である。 図15は本発明の実施例2におけるプリンタ1Aの構成の概略を示すブロック図である。 図16は図15のプリンタ1Aの時刻変更時の処理を示すフローチャートである。 図17は図15のプリンタ1Aの時刻変更予約の処理を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1におけるプリンタの構成の概略を示すブロック図である。
本実施例1の画像形成装置としてのプリンタ1には、通信回線としてのネットワーク3を介して、1つ又は複数の情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)2が通信可能に接続されている。通信回線は、ネットワーク3に限定されず、例えば、ユーザ・シリアル・バス(以下「USB」という。)、アイ・トリプル・イー(IEEE)1284準拠インタフェース、シリアルインタフェース等であっても良い。
プリンタ1は、PC2から与えられた画像情報を処理して印刷を行うものであり、通信部11、解析部12、画像生成部13、印刷部14、設定値管理部15、操作部16、状態管理部17、表示部18、時計部19、制御部20、格納部21、管理部22、及び判定部23を有している。
通信部11は、PC2が与える印刷データを含む画像情報等の情報を受信すると共に、ユーザへの問い合わせ情報を送信するものであり、受信した画像情報を解析部12へ出力する。
解析部12は、通信部11から受け取った画像情報を解析するものである。解析部12は、画像情報を解析して認証印刷か否かを解析する。認証印刷か否かの解析は、例えば、画像情報中の先頭ビットに付加された認証印刷判定情報等により行われる。解析部12は、解析結果が情報付加有りであれば、認証印刷であると判断し第1認証情報が付加された画像情報を制御部20へ出力し、解析結果が情報付加無しであれば、認証印刷でないと判断し画像情報中の印刷データを画像生成部13へ出力する。更に、解析部12は、画像情報中の印刷データを解析して取得した設定値情報を設定値管理部15へ出力する。設定値情報管理部15により管理される設定値情報は、印刷を実行するための情報であり、例えば、用紙サイズ、枚数、解像度等の情報である。
画像生成部13は、解析部12から受け取った印刷データを、設定値管理部15から取得した設定値情報に基づいて編集、展開してラスタデータを作成し、作成したラスタデータを印刷部14へ出力するものである。印刷部14は、画像生成部13から受け取ったラスタデータを設定値管理部15から取得した設定値情報に基づいて用紙等の印刷媒体上に印刷を行うものである。画像形成手段は、画像生成部13及び印刷部14により構成されている。
入力手段としての操作部16は、変更可能な基準時刻の情報と、認証印刷の許可者を認証するための第2認証情報と、を含む情報を入力するものである。操作部16は、設定値管理部15、状態管理部17、表示部18、時計部19、及び制御部20と接続されている。操作部16は、設定値管理部15に対して、用紙サイズ、枚数、解像度等の設定値情報を入力することができる。
状態管理部17は、各部の状態変化等を管理すると共に、各部への指示を行うものであり、通信部11、解析部12、画像生成部13、印刷部14、操作部16、表示部18及び制御部20と接続されている。状態管理部17は、画像形成装置1の状態を示すメッセージを表示するように表示部18へ指示する。表示部18は、状態管理部17からの指示により画像形成装置1の状態を示す表示データを生成し、メッセージを表示するものである。
時計部19は、操作部16より入力された基準時刻の情報に基づいて経過時間を計測して現在の時刻を制御部20及び管理部22へ出力するものである。
制御部20は、第1認証情報が付加された画像情報における印刷データを管理するものであり、第1認証情報が付加された画像情報における印刷データを格納部21に格納すると共に、格納部21に格納された印刷データを認証印刷後又は削除時刻経過後に削除するものである。制御部20には、通信部11、解析部12、操作部16、状態管理部17、表示部18、時計部19、格納部21、管理部22及び判定部23が接続されている。
制御部20は、表示部18と接続されており、認証情報が一致した認証印刷の実行中を示す表示や、認証印刷に一致する認証印刷が存在しない等の表示を表示部18に指示し表示する。制御部20は、認証情報が一致した場合は、格納部21から第1認証情報に対応した印刷データを読み出し、状態管理部17を経由して画像生成部13へ渡し、通常の非認証印刷と同じように印刷を実行する。
制御部20は、時計部19と接続されており、時計部19から現在の時刻を取得する。制御部20は、判定部23と接続されており、操作部16から取得した第2認証情報を判定部23に渡し、判定部23に第2認証情報が一致する第1認証情報が付加された画像情報に対応した印刷データが存在する否かを判定させる。制御部20は、管理部22と接続されており、管理部22へ認証印刷用の印刷データを削除する時刻である削除時刻の管理を指示する。
格納部21は、解析部12の解析結果が情報付加有りであるとき出力される第1認証情報が付加された画像情報に対応する印刷データを、ジョブ情報(ジョブ名)と共に格納するものである。格納部21は、ハードディスクドライブ(HDD)等の不揮発性メモリにより構成されている。
管理部22は、格納部21に格納された印刷データの削除時刻を管理するものであり、ランダムアクセスメモリ(RAM)のような記憶素子により構成された管理テーブル50を有している。管理テーブル50には、格納部21に格納された印刷データと、例えば、ジョブ名により対応付けられた削除時刻等が保存されている。
判定部23は、画像情報に付加されている第1認証情報と、操作部16から入力される第2認証情報とが一致するか否かを判定して一致又は不一致の判定結果を出力するものである。制御部20は、時計部19から受け取った現在の時刻が管理部22により管理されている削除時刻前に、判定部23の判定結果が一致の場合には、格納部21から第1認証情報に対応するジョブ名の印刷データを読み出して印刷データ及び印刷命令を画像生成部13へ出力する。制御部20は、判定部23の判定結果が一致する前に、現在の時刻が削除時刻になった場合には、格納部21に格納されている印刷データの内の削除時刻になったジョブ名の印刷データを削除する。
更に、制御部20は、基準時刻が変更されたときに、通信部11を介して、削除時刻を変更するか否かを上位装置PC2へ問い合わせる。通常、基準時刻の変更は、操作部16から基準時刻が入力されて行われるが、ネットワーク3上に接続された時刻情報提供サーバ4により提供される基準時刻の情報に基づいて、基準時刻を変更するようにしても良い。又、基準時刻が変更されたときに、制御部20から指示して表示部18に、削除時刻を変更するか否かの問い合わせメッセージを表示させるようにしても良い。
PC2は、状態確認データ、装置設定データ、印刷データ等を含む画像情報を作成し、作成した画像情報を、ネットワーク3を介してプリンタ1に送信すると共に、プリンタ1からの情報を受信するものである。PC2により作成される画像情報には、認証印刷用の画像情報、及び非認証印刷用の画像情報がある。
図2は、非認証印刷用の画像情報の例を示す図であり、図3は、認証印刷用の画像情報の例を示す図である。
通常の印刷である非認証印刷用の画像情報40の例が図2に示されている。画像情報40は、非認証印刷であることを示す例えば“0”である認証印刷判定情報41、画像情報を送信したPC2を示す例えば、IPアドレス等ホスト情報42a“aaa”、送信時刻42b“11:30”(分)、ジョブ名を示すジョブ情報42c“X123”及び印刷データ43から構成されている。印刷データ43には、設定値情報43aが含まれている。
認証印刷用の画像情報40Aの例が図3に示されている。画像情報40Aは、認証印刷を示す例えば“1”である証印刷判定情報41A、ホスト情報42a“bbb”、送信時刻42b“11:50”、ジョブ情報42c“Y235”及び印刷データ43に、認証印刷を許可する許可者を認証する例えば、パスワード等の第1認証情報42d“Hisashi”と保存時間42e“60”(分)が追加されて構成されている。
図4は、図1中の格納部21に格納された印刷データのイメージを示す図であり、図5は、図1中の管理テーブル50の例を示す図である。
図3に示された認証印刷用の画像情報40Aの内のジョブ名42cと印刷データ43とが、図1中の格納部21に格納されているイメージが図4に示されている。制御部20は、格納部21に格納された複数のジョブ名42cにより対応づけられた印刷データ43を読み出し又は削除できるようになっている。
ジョブ名42cに対応づけられた削除時刻を管理する管理テーブル50が、図5に示されている。管理テーブル50には、ジョブ名42cに付随したホスト情報42a及び第1認証情報42dも登録されている。
図5において、ジョブ名“X123”の削除時刻は、12:00であり、ジョブ名“Y234”の削除時刻は、12:45であり、ジョブ名“Y235”の削除時刻は、12:50であり、ジョブ名“X345”の削除時刻は、13:00であり、ジョブ名“X346”の削除時刻は、13:15である。削除時刻は、図3に示された認証印刷用の画像情報40A中の送信時刻42bと、保存時間の情報から、求められる。例えば、送信時刻42bが“11:50”であり、保存時間“60”(分)であれば、削除時刻は、“12:50”となる。
例えば、現在の時刻11時45分に、5分進むように基準時刻が変更された場合、時刻変更後のジョブ削除時刻50bが、時刻変更前のジョブ削除時刻50aより、5分前の時刻になっている例が、図5に示されている。
図6は、実施例1におけるプリンタ1の外観を示す斜視図であり、図7は、図6中の操作パネル30の例を示す図である。
図6に示されたプリンタ1は、図1中の操作部16及び表示部18を構成する操作パネル30が前面に配設されている。この操作パネル30の例が図7に示されている。
操作パネル30は、プリンタ1の内部状態等を表示する液晶ディスプレイ(「LCD」という。)等により構成された表示部18と、メニュー画面を選択するメニューボタン31と、メニューを選択するための上ボタン32及び下ボタン33と、選択したメニューを決定するための選択ボタン34と、LCDの表示画面を前の画面に戻すための戻るボタン35と、選択したメニューをキャンセルするためのキャンセルボタン36と、第2認証情報や基準時刻を入力するためのテンキー37と、を有している。
(実施例1の動作)
実施例1の動作を、(I)時刻変更がなかった場合の動作と、(II)時刻変更があった場合の動作と、に分けて説明する。
(I) 時刻変更がなかった場合の動作
図8は、図1中のプリンタ1における処理の概略を示すフローチャートである。
図1〜図5を参照しつつ、図8のフローチャートに沿って、図1中のプリンタ1における処理の概略を説明する。
処理が開始されると、ステップS1へ進む。ステップS1において、通信部11がネットワーク3を介してPC2から画像情報を受信し、受信した画像情報を解析部12へ出力し、ステップS2へ進む。ステップS2において、解析部12は、認証印刷であるかどうか解析する。即ち、解析部12は、通信部11から入力される画像情報が、図3に示されているように、例えば、先頭ビットの認証印刷判定情報41が認証印刷を示す“1”であるか非認証印刷を示す“0”であるかを解析し、ステップS3へ進む。
ステップS3において、解析部12における解析結果が認証印刷の場合には(Y)、ステップS4へ進み、認証印刷でない場合には(N)、ステップS11へ進む。
ステップS4において、制御部20は、解析部12から第1認証情報が付加された画像情報40Aを取得し、認証印刷用の画像情報40A内の保存時間42eの情報を取得し、ステップS5へ進む。ステップS5において、制御部20は、時計部19から取得した現在の時刻と、ステップS4で取得した保存時間と、から削除時刻を算出し、ステップS6へ進む。
ステップS6において、制御部20は、PC2が画像情報を送信した時刻を示す送信時刻42bの情報を取得し、時計部19から取得した現在の時刻との差を算出し、画像情報40A内のホスト情報42aに対応する画像情報を送信したPC2へ、送信時刻42bと現在の時刻との誤差及び削除時刻を通知し、ステップS7へ進む。例えば、「プリンタ1の時刻で10時10分までに印刷されない場合は、認証印刷を削除します。プリンタ1の時刻とPC2の時刻では、PC2の時刻が10分進んでいます。」といったアナウンス情報と、プリンタ1の時刻での削除時刻とを画像情報を送信したPC2へ通知する。
ここで、PC2へ常に通知すると、ユーザが煩わしいので、例えば、PC2とプリンタ1の時刻の差が10分以上の場合にのみ通知するようにしても良い。
ステップS7において、制御部20は、認証印刷用の画像情報40Aを、図5に示されたような管理テーブル50に登録し、ステップS8へ進む。ステップS8において、制御部20は、認証印刷用の画像情報40A中のジョブ名42c付きの印刷データ43を格納部21に、図4に示されているように格納し、ステップS9へ進む。ステップS9において、制御部20は、管理部22に認証印刷用の印刷データを監視するよう指示し、管理部22は、削除時刻を経過した認証印刷用の印刷データが存在しないか監視を開始し、ステップS10へ進む。ステップS10において、ユーザの操作による操作部16からの第2認証情報の入力を待つ印刷指示待ち処理へ移行する。
ステップS3における解析結果が認証印刷ではない場合、解析部12は、画像生成部13に印刷データの処理を依頼し、画像生成部13は、解析部12から印刷データを取得し、取得した印刷データを編集、展開してラスタデータを作成し、ステップS12へ進む。ステップS12において、画像生成部13は、印刷部14に印刷を依頼し、印刷部14は、画像生成部13から渡されたラスタデータに基づいて印刷媒体に印刷を実行し、処理を終了する。
本実施例1では、上位装置PC2から保存時間を指定するとしたが、上位装置PC2から削除時刻を直接指定しても良い。上位装置PC2から削除時刻を直接指定する場合には、削除時刻をPC2の時刻を基準に行うか、プリンタ1の時刻を基準に行うかの問い合わせをPC2に行い、PC2からの指示に従って削除時刻を設定することになる。
PC2から、このPC2の時刻を基準に行うと指示された場合は、PC2とプリンタ1の時刻の差を削除時刻に反映させた時刻を削除時刻として設定する。PC2からプリンタ1の時刻を基準に行うと指定された場合は、削除時刻をそのまま削除時刻として設定することになる。
図9は、図8中のステップS10における印刷指示待ちの処理を示すフローチャートであり、図10は、図7中の表示部18における認証情報入力時の表示例を示す図である。
図1、図7及び図10を参照しつつ、図9のフローチャートに沿って、図8中のステップS10における印刷指示待ちの処理について説明する。
図9において、印刷指示待ちの処理が開始されると、ステップS20へ進む。ステップS20において、制御部20は、ユーザの操作により操作部16から第2認証情報が入力されるのを待ち、第2認証情報が入力されると(Y)、ステップS21へ進む。操作部16から第2認証情報が入力されるのを待っている状態の表示部18の表示例が図10(a)に示されている。操作部16から第2認証情報が入力されて、OKボタン34が押される前の表示部18の表示例が図10(b)に示されている。
ステップS21において、制御部20は、操作部16で入力された第2認証情報を判定部23へ渡し、判定部23は、第2認証情報と、図5に示された管理テーブル50の第1認証情報42dと比較し、第2認証情報と一致する認証情報42dが存在するか否か検索する。第2認証情報と一致する認証情報42dが付加された印刷データが存在するかの検索中の表示部18の表示例が図10(c)に示されている。判定部23の判定結果が、一致する印刷データが存在しなければ(N)、ステップS22へ進み、ステップS22において、制御部20は、「一致ジョブがない」旨の表示するように表示部18に指示し、ステップS20へ戻る。表示部18の「一致ジョブがない」旨の表示例が図10(d)に示されている。
ステップS21において、第2認証情報と一致する認証情報42dが見つかるまで、ステップS20〜S22の処理を繰り返し、一致する印刷データが存在すれば(Y)、ステップS23へ進む。
ステップS23において、制御部20は、判定部23から一致した第1認証情報42d、例えば、“Hisashi”を取得し、管理テーブル50中の第1認証情報42d、“Hisashi”に対応するジョブ名“X123”の印刷データ43を格納部21から読み出し、ステップS24へ進む。ステップS24において、制御部20は、格納部21からステップS23で取得したジョブ名“X123”の印刷データ43を削除し、ステップS25へ進む。ステップS25において、制御部20は、管理テーブル50からステップS23で取得したジョブ名“X123”の印刷データ43の認証画像情報を削除し、ステップS26へ進む。
ステップS26において、制御部20は、ステップS23で取得したジョブ名“X123”の印刷データ及び認証印刷の印刷命令を状態管理部17へ行うと共に、表示部18に、「一致ジョブがあり、印刷できる」旨の表示を指示し、ステップS27へ進む。ステップS26において、状態管理部17は、画像生成部13に印刷データの処理を指示し、表示部18は、「一致ジョブがあり、印刷できる」旨の表示をする。表示部18の「一致ジョブがあり、印刷できる」旨の表示例が図10(e)に示されている。
ステップS27において、画像生成部13は、状態管理部17から印刷データを取得し、編集、展開を行ってラスタデータを作成し、ステップS28へ進む。ステップS28において、画像生成部13は、印刷部14に印刷を指示し、印刷部14は、画像生成部13から渡されたラスタデータを印刷し、処理を終了する。
図11は、実施例1における認証印刷の監視処理を示すフローチャートである。
図11のフローチャートに沿って、認証印刷の監視処理について説明する。
処理が開始されると、ステップS30へ進む。ステップS30において、タイマ割り込みにより定期的、例えば、1分間隔で割り込みを発生させ、割り込みを認識した場合(Y)、ステップS31へ進む。ステップS31において、管理部22は、時計部19から現在の時刻を取得し、取得した現在の時刻が登録されている認証印刷の削除時刻を経過している認証印刷が存在するか否かを確認し、存在する場合は(Y)、ステップS32へ進み、存在しない場合は(N)、認証印刷の監視処理を終了する。
ステップS32において、削除時刻を経過している認証印刷が存在する場合は(Y)、削除すべき認証印刷のホスト情報42a、ジョブ名42c及び認証情報42dを制御部20へ連絡する。制御部20は、格納部21から対応する認証印刷の印刷データ43を削除し、ステップS33へ進む。ステップS33において、制御部20は、管理部22内の管理テーブル50から対象となる認証印刷の認証画像情報を削除し、認証印刷の監視処理を終了する。
(II) 時刻変更があった場合の動作
図12は、図1中の画像形成装置1における時刻変更時の処理を示すフローチャートであり、図13は、図7中の表示部18における基準時刻の変更時の表示例を示す図であり、更に、図14は、図1中のPC2の表示例を示す図である。
図1、図13及び図14を参照しつつ、図12のフローチャートに沿って、プリンタ1の時刻変更時の処理について説明する。
処理が開始されると、ステップS40へ進む。ステップS40において、操作部16は、ユーザがボタンを操作することにより時刻設定メニューへ移動し、時刻設定メニューを表示部18へ表示し、ステップS41へ進む。表示部18のメニュー選択画面の表示例が図13(a)に示されており、図13(a)に示された状態で、OKボタンが押下されると、図13(b)に示された時刻設定メニュー画面へ移行する。
ステップS41において、操作部16は、ユーザが図7のテンキー37を操作して入力した時刻を表示部28へ表示し、ステップS42へ進む。時刻が入力された表示部18の表示例が図13(c)に示されている。ステップS42において、操作部16は、ユーザが図7のOKボタン34を押下し、設定する時刻が決定されたことを認識し、ステップS43へ進む。ステップS43において、操作部16は、設定する時刻が決定されたことを制御部20へ連絡し、制御部20は、現在の時刻を時計部19から取得し、ステップS44へ進む。
ステップS44において、操作部16は、ステップS42で決定された基準時刻を時計部19に設定し、ステップS45へ進む。ステップS45において、操作部16は、基準時刻が変更されたことを制御部20に連絡し、制御部20は、変更後の現在の時刻を時計部19から取得し、ステップS46へ進む。
ステップS46において、制御部20は、ステップS43で取得した時刻変更前の現在の時刻と、ステップS45で取得した時刻変更後の現在の時刻との差を算出し、ステップS47へ進む。ステップS47において、制御部20は、ステップS46で算出した時刻の差を管理部22へ渡し、認証印刷の削除時刻を変更するよう指示し、管理部22は、削除時刻をプリンタ1の時刻変更前の削除時刻として保存し、その後に、認証印刷の保存時間が同じようになるように、管理テーブル50に登録されている削除時刻を変更し、ステップS48へ進む。
ステップS48において、制御部20は、例えば、「プリンタの時刻が変更されました。プリンタの時刻で10時30分までに印刷されない場合は、認証印刷を削除します。この認証印刷の保存時間は、後30分です。削除時刻が時刻変更前の時刻のほうが良い場合は戻しますので変更要求を通知して下さい。」といったメッセージと、プリンタ1の時刻を基準として削除される削除時刻と、削除されるまでの時間と、元の削除時刻に戻すかどうかと、の問い合わせを認証印刷を送信したホストつまり画像情報内のホスト情報42aに示されるPC2へ通知し、ステップS49へ進む。
ステップS49において、制御部20は、通信部11を介して削除時刻を元に戻す要求を受信したかどうかを確認し、受信があれば(Y)、ステップS50へ進み、受信がなければ(N)、時刻変更時の処理を終了する。削除時刻を変更するか否かの問い合わせを受けた場合の図1中のPC2の表示例が図14(a)に示されている。
ステップS50において、通信部11が削除時刻を時刻変更前の削除時刻に戻す要求を受信した場合、制御部20は、管理部22内の管理テーブル50の削除時刻を時刻変更前の削除時刻に戻すように指示し、管理部22は、削除時刻を時刻変更前の削除時刻に変更し、時刻変更時の処理を終了する。
本実施例1では、図1の操作部16、即ち、図7の操作パネル30から変更可能な基準時刻が入力されるとしたが、例えば、図1中のネットワーク3に接続された時刻情報提供サーバ4から基準時刻の情報が入力されるようにしても良い。
(実施例1の効果)
本発明の実施例1のプリンタ1によれば、解析部12と、格納部21と、管理部22と、入力手段16と、時計部19と、判定部23と、制御部20と、画像形成手段と、問い合わせ部と、を有し、問い合わせ部は、基準時刻が変更されたときに、管理部22により管理されている削除時刻を変更するか否かを上位装置2に問い合わせるようにしている。そのため、プリンタ1の時刻が変更された場合にも、ユーザは時刻が変更されたことを知ることができ、上位装置PC2から削除時刻を選択することにより、認証印刷ジョブをユーザが所望の削除時刻に削除することができる。
(実施例2の構成)
図15は、本発明の実施例2におけるプリンタ1Aの構成の概略を示すブロック図であり、実施例1を示す図1と共通の要素には共通の符号が付されている。
プリンタ1Aは、実施例1と同様の通信部11、解析部12、画像生成部13、印刷部14、設定値管理部15、状態管理部17、表示部18、格納部21、管理部22及び判定部23と、実施例1とは機能が異なる操作部16A、時計部19A及び制御部20Aと、を有し、更に、予約部61及び判断部62が新たに追加されている。
予約部61は、基準時刻の変更の予約を受け付けるものであり、操作部16Aと接続されている。ユーザが、操作部16Aから基準時刻の変更の予約の操作をした場合に、操作部16Aから入力された基準時刻の変更の予約を受け付け、受け付けた基準時刻の変更の予約時刻を時計部19Aへ出力する。
予約部61は、操作部16Aから基準時刻の変更の予約を受け付けた場合に、実際に基準時刻を変更するまでの時間や、基準時刻の設定の際に設定する基準時刻を算出するためのタイマ61aを内蔵している。予約部61は、制御部20Aと接続されており、制御部20Aを介して、図5に示されたような管理テーブル50を取得する。予約部61は、基準時刻を変更する時刻になったら、基準時刻の変更を開始することと、基準時刻を変更したこととを制御部20Aへ通知する。又、予約部61は、時計部19Aと接続されており、基準時刻を変更するまでの時間や、基準時刻を変更する時に設定する基準時刻を算出するため、時計部19Aから現在の時刻を取得する。
判断部62は、認証印刷用の印刷データが格納部21内に存在するか否かを判断するものであり、操作部16Aと接続されており、操作部16Aの認証印刷が格納部21に格納されているか否かの問い合わせ時に、接続されている制御部20から認証印刷の情報を取得し、認証印刷が存在するかどうかを判断するものである。本実施例2のプリンタ1Aのその他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の動作)
本実施例2の時刻変更がなかった場合の動作は、実施例1の動作と同じであるので説明を省略し、時刻変更があった場合の処理について説明する。
図16は、図15のプリンタ1Aの時刻変更時の処理を示すフローチャートであり、実施例1を示す図12と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の動作の実施例1の動作との違いは、格納部21内に認証印刷用の印刷データが存在するか否かの判断処理を追加し、認証印刷が存在しない場合は、直ぐに基準時刻を変更し、認証印刷が存在する場合は、時刻変更予約処理により時刻を変更する処理を追加したことである。
処理が開始されると、ステップS40へ進み、ステップS40〜S42において、実施例1と同様の処理が行われ、ステップS60へ進む。ステップS60において、操作部16Aは、判断部62に認証印刷が存在するかを確認するように指示し、判断部62は、制御部20Aから図5に示されたような管理テーブル50を取得し、認証印刷が存在するかの判断結果を操作部16Aへ返す。認証印刷が存在すると判断した場合(Y)、ステップS61へ進み、認証印刷が存在しないと判断した場合(N)、ステップS67へ進む。
ステップS61において、操作部16Aは、予約部61にステップS42で決定した変更する基準時刻を渡し、時刻変更を予約し、ステップS62へ進む。ステップS62において、予約部61は、制御部20Aから図5に示されたような管理テーブル50を取得し、削除時刻が最も遅い認証印刷の削除時刻を取得し、ステップS63へ進む。ステップS63において、予約部61は、時計部19Aから現在の時刻を取得し、ステップS64へ進む。ステップS64において、予約部61は、最も遅い認証印刷の削除時刻で基準時刻を変更するため、基準時刻を変更するまでのタイマ値を算出し、ステップS65へ進む。ステップS65において、ステップS63で取得した時刻とステップS62で取得した時刻との差を算出し、ステップS66へ進む。ステップS66において、予約部61は、ステップS64で算出した時刻変更までの値をタイマ61aに設定しタイマを起動させ、処理を終了する。ステップS60において、認証印刷が存在しないと判断した場合には(N)、操作部16Aは、決定された基準時刻を時計部19Aに設定し、処理を終了する。
図17は、図15のプリンタ1Aの時刻変更予約の処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、ステップS70へ進む。ステップS70において、予約部61は、図16図中のステップS66で起動させたタイマ61aのタイムアップを待ち、タイマ61aがタイムアップしたら(Y)、ステップS71へ進む。ステップS71において、予約部61は、これから時刻を変更することを制御部20Aへ連絡する。制御部20Aは、現在の時刻を時計部19Aから取得し、ステップS72へ進む。
ステップS72において、予約部61は、図16中のステップS65で算出した設定時刻を取得し、ステップS73へ進む。ステップS73において、予約部61は、ステップS72で取得した時刻を時計部19Aに設定し、ステップS74へ進む。
ステップS74において、予約部61は、時刻が変更されたことを制御部20Aに連絡し、制御部20Aは、変更後の時刻を時計部19Aから取得し、ステップS75へ進む。ステップS75において、制御部20Aは、ステップS71で取得した時刻とステップS74で取得した時刻の差を算出し、ステップS76へ進む。ステップS76において、制御部20Aは、ステップS75で算出した時刻の差を管理部22へ渡し、認証印刷の削除時刻を変更するよう指示し、管理部22は、削除時刻をプリンタ1Aの時刻変更前の削除時刻として保存し、その後に認証印刷の保存時間が同じになるように管理テーブル50に登録されている削除時刻を変更し、ステップS77へ進む。
ステップS77において、制御部20Aは、例えば、「プリンタの時刻が変更されました。プリンタの時刻で10時30分までに印刷されない場合は、認証印刷を削除します。乙の認証印刷の保存時間は、あと20分です。削除時刻が時刻変更前の時刻の方が良い場合は戻しますので、変更要求を通知して下さい。」といったメッセージと、プリンタ1Aの時刻で削除される削除時刻と、削除されるまでの時間と、時刻変更前の削除時刻に戻すかどうかと、の問い合わせを、認証印刷を送信したホスト、即ち、画像情報内のホスト情報42aが示すPC2へ通知し、ステップS78へ進む。
ステップS78において、制御部20Aは、通信部11を介して削除時刻を時刻変更前に戻す要求を受信したかどうか確認し、時刻変更前に戻す要求を受信した場合には(Y)、ステップS79に進み、ステップS79において、制御部20Aは、管理部22内の管理テーブル50の削除時刻を時刻変更前に戻すように指示し、管理部22は、削除時刻を時刻変更前の削除時刻に変更し、処理を終了する。ステップS78において、時刻変更前の削除時刻に戻す要求を受信しなかった場合は、削除時刻を時刻変更前の削除時刻に変更することなく、処理を終了する。
(実施例2の効果)
本発明の実施例2のプリンタ1Aによれば、時刻変更時に認証印刷が存在するか確認する判断部62と、認証印刷が存在する状態で時刻変更が発生した場合に、基準時刻を変更する時刻を予約する予約部61とを備えている。これにより、既に認証印刷を登録したユーザに対して突然時刻が変更されることがなくなる。そのため、時刻変更の操作が行われても、認証印刷が実行される迄の間には、削除時刻が変更されないので、ユーザの知らぬ間に削除時間が変更されることがなくなり、認証印刷を実行しようとするユーザの混乱を防止することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1及び2に限定されず、種々の利用形態や変形例が可能である。この利用形態や変形例として、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
(1) 実施例1、2のプリンタ1,1Aの格納部21には、認証印刷用の印刷データ43が格納されるとして説明したが、格納部21に認証印刷用以外の印刷データ43も格納するようにしても良い。例えば、操作部16からジョブ名42cや個人認証番号(ID)等を入力すれば、認証印刷の許可者以外の誰でも印刷できるような印刷データを格納部21に格納するようにしても良い。
(2) 実施例1、2では、プリンタ1,1AとPC2とは、通信回線としてのネットワーク3を介して通信可能に接続されているとして説明したが、通信回線は有線に限定されない。プリンタ1,1AとPC2とを接続する通信回線をブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の無線回線としても良い。PC2を無線携帯端末とし、通信回線を無線回線とした場合、プリンタ1,1Aの時刻変更に伴う削除時刻の変更の問い合わせが、ユーザが携帯する無線携帯端末へ行われることになる。
(3) 実施例1、2の画像形成装置1,1Aでは、画像形成装置としてプリンタを例に説明したが、複写機、ファクシミリ装置、これらの複数の機能を有する複合機等の画像形成置にも適用可能である。
1,1A プリンタ
2 PC
3 通信回線
4 時刻情報提供サーバ
11 通信部
12 解析部
13 画像生成部
14 印刷部
15 設定値管理部
16,16A 操作部
17 状態管理部
18 表示部
19,19A 時計部
20,20A 制御部
21 格納部
22 管理部
23 判定部
50 管理テーブル
61 予約部
62 判断部

Claims (8)

  1. 上位装置から受信した印刷データを含む画像情報に、第1認証情報が付加されているか否かを解析して、付加無しの場合には前記印刷データ及び印刷命令を出力し、付加有りの場合には前記第1認証情報が付加された前記画像情報を出力する解析部と、
    前記第1認証情報が付加された前記画像情報における前記印刷データを格納する格納部と、
    前記格納部に格納された前記印刷データを削除する削除時刻を管理する管理部と、
    変更可能な基準時刻の情報と、第2認証情報と、を含む情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段より入力された前記基準時刻の情報に基づき、経過時間を計測して現在の時刻を出力する時計部と、
    前記第1認証情報と前記第2認証情報とが一致するか否かを判定して一致又は不一致の判定結果を出力する判定部と、
    前記現在の時刻が前記削除時刻になる前に前記一致の前記判定結果が出力された場合には、前記格納部から前記第1認証情報が付加された前記画像情報における前記印刷データを読み出して前記印刷データ及び前記印刷命令を出力し、前記一致の前記判定結果が出力される前に前記現在の時刻が前記削除時刻になった場合には、前記格納部に格納されている前記印刷データの内の前記削除時刻に対応する前記印刷データを削除する制御部と、
    前記基準時刻が変更されたときに、前記管理部により管理されている前記削除時刻を変更するか否かを前記上位装置に問い合わせる問い合わせ手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1認証情報は、前記印刷データを認証印刷とする場合に前記認証印刷の許可者を認証するための情報であり、前記第2認証情報は、前記許可者を認証する情報であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷データ及び前記印刷命令が入力されると、入力された前記印刷データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置は、更に、
    前記基準時刻が変更されたときに、前記管理部により管理されている前記削除時刻を変更するか否かを問い合わせるメッセージを表示する表示部を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置は、更に、
    前記基準時刻の情報を前記制御部に与える時刻情報提供サーバが接続されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記上位装置は、
    前記基準時刻の変更前の削除時刻又は前記基準時刻の変更後の削除時刻のいずれかを、前記削除時刻として選択可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記削除時刻が変更された場合に、変更された前記削除時刻を前記上位装置に通知することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置は、更に、
    前記基準時刻を変更する予約時刻を受け付ける予約部と、
    前記管理部により管理されている前記削除時刻に対応する前記印刷データが、前記格納部に存在しているか否かを判断して存在有り又は存在無しの判断結果を出力する判断部と、を有し、
    前記予約部は、
    前記基準時刻が変更されとき、前記存在有りの前記判断結果が出力されている場合には、前記予約時刻を、前記管理部により管理されている前記削除時刻のうち最も遅い前記削除時刻に変更することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017043073A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 キヤノン株式会社 印刷装置、その制御方法、およびプログラム

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