JP2014180430A - 切断器具 - Google Patents

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Junichi Nomizu
潤一 野水
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Abstract

【課題】硬い切断対象物であっても、破片を飛ばさずに切断対象物を切断することが可能な切断器具を提供する。
【解決手段】切断器具(100)の二つの刃形成領域(11,21)の各々の内側縁には刃が形成されており、二つの刃形成領域(11,21)の各々には、内側縁を含む平坦部(110,120)が形成されている。平坦部(110,120)は厚みが薄い刃(13A,23A)を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明はニッパその他の切断器具に関する。
図5は従来のニッパの平面図、図6は図5のA方向から見たニッパの正面図、図7は図5のB方向から見たニッパの部分的な側面図である。
図5に示す従来のニッパ50は第一部材10と第二部材20とから構成されている。
第一部材10は、その一端(図5においては左端)に刃形成領域11を、他端(図5においては右端)に把手12を有している。同様に、第二部材20は、その一端(図5においては左端)に刃形成領域21を、他端(図5においては右端)に把手22を有している。
第一部材10と第二部材20は回動軸30を介して相互に回動自在に連結されており、双方の把手12、22を相互に開く方向に回動させれば、双方の刃形成領域11、21も相互に開き、双方の把手12、22を相互に閉じる方向に回動させれば、双方の刃形成領域11、21も相互に閉じる。
刃形成領域11、21の内側縁には刃13、23がそれぞれ形成されており、相互に開いた刃13、23の間に切断対象物を挟み、刃13、23を相互に閉じることにより、切断対象物を切断することができる。
この種の構造を有するニッパとしては特許文献1及び2に記載されたものがある。
特開2004−160047号公報 実用新案登録第3164089号公報
図6に示すように、第一部材10の刃形成領域11及び第二部材20の刃形成領域21は何れもニッパ50の内側から外側に向って徐々に厚みが増しており、さらに、図7に示すように、ニッパ50の先端から把手12、22に向って徐々に厚みが増している。
例えば、プラスチックや樹脂などの比較的硬い切断対象物をニッパ50で切断する場合、刃形成領域11、21が厚い部位において切断対象物を切断すると、切断対象物が切断される瞬間において、二つの刃13、23を相互に押し付ける力を緩めることが極めて困難であるため、切断対象物を極めて強い力で切断することになり、切断された破片がニッパ50からかなりのスピードで飛翔してしまうことがある。
これを防止するためには、刃形成領域11、21が薄い部位において切断対象物を切断することが必要であるが、従来のニッパ50においては、刃形成領域11、21が薄い部位は刃形成領域11、21の先端部分のみであるため、刃形成領域11、21が薄い部位で切断対象物を切断することは極めて困難であるか、あるいは、ほぼ不可能であった。
本発明はこのような従来のニッパにおける問題点に鑑みてなされたものであり、硬い切断対象物であっても、破片を飛ばさずに切断対象物を切断することが可能なニッパその他の切断器具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、二つの刃を噛み合わせることにより、当該二つの刃の間において切断対象物を切断する切断器具であって、前記二つの刃の各々は、前記切断器具の内側から外側に向って徐々に厚みが大きくなる二つの刃形成領域の各々の内側縁に直線状に形成されており、前記二つの刃形成領域の各々には、前記内側縁を含む平坦部が形成されており、前記平坦部は前記刃形成領域の長手方向において前記刃形成領域の先端から前記刃形成領域の少なくとも20%の長さを有することを特徴とする切断器具を提供する。
前記刃形成領域の外側縁には側壁が形成されていることが好ましい。
前記平坦部は0.1mm以上かつ0.75mm以下の厚みを有することが好ましい。
本発明に係る切断器具は、例えば、ニッパとして形成することが可能である。
平坦部が形成されている刃形成領域においては、刃は厚みが極めて薄い刃を形成する。このため、本発明に係る切断器具においては、刃の先端以外の部位において、厚みが極めて薄い刃が形成される。これらの薄い刃は刃の長手方向における平坦部の長さに等しい長さを有している。これにより、刃の先端部分では切断することが難しかった硬い切断対象物であっても、薄い刃は切断するのに十分な長さを有しているため、薄い刃の部位において硬い切断対象物を切断することにより、切断後の破片を飛ばすことなく、硬い切断対象物を切断することが可能である。
前述のように、従来のニッパ50によれば、刃形成領域11、21が厚い部位において、硬い切断対象物を切断せざるを得なかったため、切断後の破片が飛ぶことを防止することは極めて困難もしくほぼ不可能であった。
これに対して、本発明に係る切断器具によれば、刃形成領域に平坦部を形成することにより、厚みが薄い刃が形成され、これらの薄い刃は切断に十分な長さを有しているため、薄い刃の部位において切断することにより、硬い切断対象物であっても切断後の破片を飛ばすことなく切断することが可能である。
図1(A)は本発明の第一の実施形態に係るニッパの部分的な平面図、図1(B)は図1(A)に示したニッパの部分的な側面図である。 本発明の第一の実施形態に係るニッパの部分的な斜視図である。 図3(A)は本発明の第二の実施形態に係るニッパの部分的な平面図、図3(B)は図3(A)に示したニッパの部分的な側面図である。 本発明の第二の実施形態に係るニッパの部分的な斜視図である。 従来のニッパの平面図である。 図5のA方向から見た、図6に示すニッパの正面図である。 図5のB方向から見た、図6に示すニッパの部分的な側面図である。
(第一の実施形態)
図1(A)は本発明の第一の実施形態に係るニッパ100の部分的な平面図、図1(B)はニッパ100の部分的な側面図であり、図2はニッパ100の部分的な斜視図である。
本実施形態に係るニッパ100は刃形成領域の形状が異なる点を除いて図5乃至図7に示したニッパ50と同様の構造を有している。このため、ニッパ50の構成要素と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を用いる。
図1(A)、図1(B)及び図2に示すように、本実施形態に係るニッパ100においては、刃形成領域11には平坦な刃を構成する平坦部110が、刃形成領域21には平坦な刃を構成する平坦部120がそれぞれ形成されている。
平坦部110及び120は刃形成領域11、21の内側縁(すなわち、刃13、23)を含むように形成されている。
平坦部110及び120は左右対称な形状をなしており、平坦部110及び120における刃13、23の長さは相互に等しい。
さらに、平坦部110及び120における刃13A、23Aの厚みも相互に等しい。例えば、本実施形態においては、平坦部110及び120における刃13A、23Aの厚みは0.15mmに設定されている。
さらに、刃形成領域11、21の長手方向における長さをLxとすると、平坦部110及び120は刃形成領域11、21の先端(図1(A)における左端)から刃形成領域11、21の75%の長さを有するように設定されている。
このように、本実施形態に係るニッパ100においては、刃13、23の先端以外の部位において、厚みが極めて薄い刃13A、23Aが形成される。これらの薄い刃13A、23Aは上記のように所定の長さ、具体的には、刃形成領域11、21の75%の長さを有している。
このため、刃13、23の先端部分では切断することが難しかった硬い切断対象物であっても、薄い刃13A、23Aは切断するのに十分な長さを有しているため、薄い刃13A、23Aの部位において硬い切断対象物を切断することにより、切断後の破片を飛ばすことなく、硬い切断対象物を切断することが可能である。
前述のように、従来のニッパ50によれば、刃形成領域11、21が厚い部位において、硬い切断対象物を切断せざるを得なかったため、切断後の破片が飛ぶことを防止することは極めて困難もしくほぼ不可能であった。
これに対して、本実施形態に係るニッパ100によれば、刃形成領域11、21に平坦部110、120を形成することにより、厚みが薄い刃13A、23Aが形成される。これらの薄い刃13A、23Aは切断に十分な長さを有しているため、薄い刃13A、23Aの部位において切断することにより、硬い切断対象物であっても切断後の破片を飛ばすことなく切断することが可能である。
本実施形態に係るニッパ100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態においては、本発明をニッパ100に適用した例を示したが、本発明の適用対象はニッパに限定されるものではなく、他の形式の切断器具に対しても適用することが可能である。
また、本実施形態に係るニッパ100においては、平坦部110及び120の長さは刃形成領域11、21の75%に等しくなるように設定されているが、刃形成領域11、21の20%以上の範囲内の長さを有するものとして設定することも可能である。平坦部110及び120が刃形成領域11、21の全長の20%の長さを有していれば、硬い切断対象物を切断するのに十分な長さを確保することができるからである。
さらに、本実施形態に係るニッパ100においては、平坦部110及び120における刃13A、23Aの厚みは0.15mmに設定されているが、刃13A、23Aの厚みは0.1mm以上かつ0.75mm以下の範囲内において設定することが可能である。
刃形成領域11、21の材質の硬度にも依存するが、刃13A、23Aの厚みが0.1mm未満になると、刃13A、23Aの強度が不足するおそれがある。また、様々な硬度の物を切断した結果、刃13A、23Aの厚みが0.75mm以下であれば、切断後の破片を飛ばすことなく、切断することが可能であった。
(第二の実施形態)
図3(A)は本発明の第二の実施形態に係るニッパ200の部分的な平面図、図1(B)はニッパ200の部分的な側面図であり、図4はニッパ200の部分的な斜視図である。
本実施形態に係るニッパ200においては、図4に示すように、刃形成領域11、21の外側縁には厚みの薄い側壁210が形成されている。
側壁210は平坦部110及び120の全長にわたって形成されている。
刃形成領域11、21の外側縁に側壁210を形成することにより、平坦部110及び120における刃13A、23Aの強度を向上させることができる。特に、刃13A、23Aを薄く形成する場合には、側壁210は有効である。
本実施形態に係るニッパ200によっても、第一の実施形態に係るニッパ100と同様の効果を奏する。
100 第一の実施形態に係るニッパ
110、120 平坦部
200 第二の実施形態に係るニッパ
210 側壁

Claims (4)

  1. 二つの刃を噛み合わせることにより、当該二つの刃の間において切断対象物を切断する切断器具であって、
    前記二つの刃の各々は、前記切断器具の内側から外側に向って徐々に厚みが大きくなる二つの刃形成領域の各々の内側縁に直線状に形成されており、
    前記二つの刃形成領域の各々には、前記内側縁を含む平坦部が形成されており、
    前記平坦部は前記刃形成領域の長手方向において前記刃形成領域の先端から前記刃形成領域の少なくとも20%の長さを有することを特徴とする切断器具。
  2. 前記刃形成領域の外側縁には側壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の切断器具。
  3. 前記平坦部は0.1mm以上かつ0.75mm以下の厚みを有することを特徴とする請求項1または2に記載の切断器具。
  4. 前記切断器具はニッパを形成するものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の切断器具。
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