JP2014179868A - 電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】物体を振動させる機能を有し、簡単な構成で稼働時間を延ばすことができる眼鏡型空間表示装置を提供すること。
【解決手段】眼鏡型空間表示装置1は、振動により電力を発生する振動発電部11と、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える充電駆動部13と、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる振動駆動部14と、充電駆動部13および振動駆動部14を制御する制御部22とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】眼鏡型空間表示装置1は、振動により電力を発生する振動発電部11と、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える充電駆動部13と、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる振動駆動部14と、充電駆動部13および振動駆動部14を制御する制御部22とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子装置に関する。
従来、眼鏡等の移動可能な物体に電子機能を持たせた構成が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、交互に映し出される映像と同期して左右のレンズを開閉することで、立体視を可能とする立体視用眼鏡が開示されている。立体視用眼鏡は、熱電素子を有する熱発電部と、熱発電部と電気的に接続するスイッチ制御部とを備えている。熱発電部は、体温を感知する収熱部と、熱を放出する放熱部との温度差によって起電力を発生させる。スイッチ制御部は、熱発電部が発生した起電力を検出し、装置電源部を制御する。
特許文献2には、周囲の状況変化を検出するセンサと、センサによる状況変化の検出結果を報知するバイブレータとを備えているゴーグル型表示装置が開示されている。
特許文献1には、交互に映し出される映像と同期して左右のレンズを開閉することで、立体視を可能とする立体視用眼鏡が開示されている。立体視用眼鏡は、熱電素子を有する熱発電部と、熱発電部と電気的に接続するスイッチ制御部とを備えている。熱発電部は、体温を感知する収熱部と、熱を放出する放熱部との温度差によって起電力を発生させる。スイッチ制御部は、熱発電部が発生した起電力を検出し、装置電源部を制御する。
特許文献2には、周囲の状況変化を検出するセンサと、センサによる状況変化の検出結果を報知するバイブレータとを備えているゴーグル型表示装置が開示されている。
ところで、特許文献2に記載のようなバイブレータの稼働時間を延ばすために、特許文献1に記載のような構成を電源として適用することが考えられる。
しかしながら、このような構成では、バイブレータと熱発電部との両方が必要となるため、構成が複雑となるおそれがある。
しかしながら、このような構成では、バイブレータと熱発電部との両方が必要となるため、構成が複雑となるおそれがある。
本発明は、物体を振動させる機能を有し、簡単な構成で稼働時間を延ばすことができる電子装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、移動または振動可能な物体に設けられた電子装置であって、振動により電力を発生する振動発電部と、前記振動発電部が発生した電力を蓄電部に蓄える充電駆動部と、前記蓄電部の電力で前記振動発電部を振動させる振動駆動部と、前記充電駆動部および前記振動駆動部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする電子装置である。
[実施形態]
以下、本発明の一実施形態について説明する。
{眼鏡型空間表示装置の構成}
図1に示すように、電子装置としての眼鏡型空間表示装置1は、移動または振動する物体としての眼鏡フレーム9に設けられている。眼鏡型空間表示装置1は、振動発電部11と、蓄電部12と、充電駆動部13と、振動駆動部14と、動き検出部15と、操作部16と、電子機能部17と、記憶部18と、表示部19と、スピーカ20と、マイク21と、制御部22とを備えている。
振動発電部11および動き検出部15は、眼鏡フレーム9のブリッジ91に設けられている。蓄電部12、充電駆動部13、振動駆動部14、操作部16、記憶部18、スピーカ20、マイク21、制御部22は、眼鏡フレーム9のテンプル92に配置されたケース93に設けられている。電子機能部17および表示部19は、眼鏡フレーム9のレンズ94に対向する位置に設けられている。
なお、上記各構成11〜22は、眼鏡フレーム9における上述した位置以外に配置されていてもよいし、眼鏡フレーム9とともに携帯可能な別の筐体に設けられていてもよい。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
{眼鏡型空間表示装置の構成}
図1に示すように、電子装置としての眼鏡型空間表示装置1は、移動または振動する物体としての眼鏡フレーム9に設けられている。眼鏡型空間表示装置1は、振動発電部11と、蓄電部12と、充電駆動部13と、振動駆動部14と、動き検出部15と、操作部16と、電子機能部17と、記憶部18と、表示部19と、スピーカ20と、マイク21と、制御部22とを備えている。
振動発電部11および動き検出部15は、眼鏡フレーム9のブリッジ91に設けられている。蓄電部12、充電駆動部13、振動駆動部14、操作部16、記憶部18、スピーカ20、マイク21、制御部22は、眼鏡フレーム9のテンプル92に配置されたケース93に設けられている。電子機能部17および表示部19は、眼鏡フレーム9のレンズ94に対向する位置に設けられている。
なお、上記各構成11〜22は、眼鏡フレーム9における上述した位置以外に配置されていてもよいし、眼鏡フレーム9とともに携帯可能な別の筐体に設けられていてもよい。
図2に示すように、振動発電部11は、振動発電素子であり、充電駆動部13および振動駆動部14に電気的に接続されている。振動発電部11は、振動より電力を発生する。ここで、振動発電部11としては、圧電や電磁誘導あるいは静電気を利用したものが例示できる。
蓄電部12は、蓄電池であり、充電駆動部13および制御部22に電気的に接続されている。蓄電部12は、蓄えた電力を制御部22へ供給する。
充電駆動部13は、図示しない整流蓄電回路と、パワーマネジメント回路とを有し、制御部22に電気的に接続されている。充電駆動部13は、制御部22の制御によって、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える。また、充電駆動部13は、蓄電部12の電力を振動発電部11へ供給する。
振動駆動部14は、制御部22に電気的に接続されている。振動駆動部14は、制御部22の制御によって、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる。
動き検出部15は、制御部22に電気的に接続されたモーションセンサである。なお、動き検出部15は、動きを検出するものであれば、どのような方式でもよく、例えば圧力センサを使って錘の慣性力を測り加速度に換算する加速度センサや、ジャイロ効果で回転に対する抵抗力から角加速度や角速度を測るジャイロセンサ、あるいは磁場の変動を検出する地磁気センサ、周囲の気圧の変化を検知する気圧センサなどであってもよい。動き検出部15は、眼鏡フレーム9の動き、すなわち眼鏡フレーム9を装着した眼鏡型空間表示装置1のユーザの動きを検出し、検出結果に関する動き信号を制御部22へ出力する。
操作部16は、例えばボタンなどの操作子を有し、制御部22に電気的に接続されている。操作部16は、操作に対応する操作信号を制御部22へ出力する。
蓄電部12は、蓄電池であり、充電駆動部13および制御部22に電気的に接続されている。蓄電部12は、蓄えた電力を制御部22へ供給する。
充電駆動部13は、図示しない整流蓄電回路と、パワーマネジメント回路とを有し、制御部22に電気的に接続されている。充電駆動部13は、制御部22の制御によって、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える。また、充電駆動部13は、蓄電部12の電力を振動発電部11へ供給する。
振動駆動部14は、制御部22に電気的に接続されている。振動駆動部14は、制御部22の制御によって、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる。
動き検出部15は、制御部22に電気的に接続されたモーションセンサである。なお、動き検出部15は、動きを検出するものであれば、どのような方式でもよく、例えば圧力センサを使って錘の慣性力を測り加速度に換算する加速度センサや、ジャイロ効果で回転に対する抵抗力から角加速度や角速度を測るジャイロセンサ、あるいは磁場の変動を検出する地磁気センサ、周囲の気圧の変化を検知する気圧センサなどであってもよい。動き検出部15は、眼鏡フレーム9の動き、すなわち眼鏡フレーム9を装着した眼鏡型空間表示装置1のユーザの動きを検出し、検出結果に関する動き信号を制御部22へ出力する。
操作部16は、例えばボタンなどの操作子を有し、制御部22に電気的に接続されている。操作部16は、操作に対応する操作信号を制御部22へ出力する。
電子機能部17は、記憶部18と、表示部19と、スピーカ20と、マイク21と、制御部22とに電気的に接続されている。なお、表示部19は、ホログラフィーを利用した構成を有し、レンズ94の前方に三次元の虚像を表示させるものであってもよい。電子機能部17は、カメラ171と、AV(Audio Visual)部172と、電子メール部173と、電話部174とを備えている。
カメラ171は、操作信号に基づく制御部22の制御により、撮影を行い、撮影した画像のデータを記憶部18に記憶させる。
AV部172は、操作信号に基づく制御部22の制御により、記憶部18に記憶されたコンテンツデータに基づく画像を表示部19に表示させる表示処理を行う。また、AV部172は、操作信号に基づく制御部22の制御により、コンテンツデータに基づく音声をスピーカ20から出力させる音声出力処理を行う。
電子メール部173は、操作信号に基づく制御部22の制御により、電子メールの作成や送受信を行う。また、電子メール部173は、電子メールを表示部19に表示させたり、電子メールの受信があったタイミングで着信音をスピーカ20から出力させたりする。
電話部174は、操作信号に基づく制御部22の制御により、マイク21を介して電話をかけたり、相手からの電話を受信したりする。
AV部172は、操作信号に基づく制御部22の制御により、記憶部18に記憶されたコンテンツデータに基づく画像を表示部19に表示させる表示処理を行う。また、AV部172は、操作信号に基づく制御部22の制御により、コンテンツデータに基づく音声をスピーカ20から出力させる音声出力処理を行う。
電子メール部173は、操作信号に基づく制御部22の制御により、電子メールの作成や送受信を行う。また、電子メール部173は、電子メールを表示部19に表示させたり、電子メールの受信があったタイミングで着信音をスピーカ20から出力させたりする。
電話部174は、操作信号に基づく制御部22の制御により、マイク21を介して電話をかけたり、相手からの電話を受信したりする。
また、カメラ171は、例えば撮影を行うタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
AV部172は、例えば画像や音声の臨場感を出すタイミングや、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
電子メール部173は、例えば電子メールの受信があったタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
電話部174は、例えば相手からの電話の着信があったタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
すなわち、カメラ171、AV部172、電子メール部173、および、電話部174は、処理の内容に応じて振動駆動信号を制御部22へ出力する。
AV部172は、例えば画像や音声の臨場感を出すタイミングや、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
電子メール部173は、例えば電子メールの受信があったタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
電話部174は、例えば相手からの電話の着信があったタイミングで振動駆動信号を制御部22へ出力する。
すなわち、カメラ171、AV部172、電子メール部173、および、電話部174は、処理の内容に応じて振動駆動信号を制御部22へ出力する。
制御部22は、操作部16からの操作信号に基づいて、電子機能部17を作動させる。
また、制御部22は、動き検出部15から動き信号を取得して、ユーザの動きが閾速度以上であって、振動発電部11が電力を発生可能な程度に眼鏡フレーム9が移動または振動していると判断した場合、充電駆動部13を駆動し、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える。すなわち、制御部22は、充電機能をオンにする。
一方、制御部22は、ユーザの動きが閾速度未満であって、振動発電部11が電力を発生可能な程度に眼鏡フレーム9が移動または振動していないと判断した場合、充電駆動部13の駆動を停止し、充電を停止する。すなわち、制御部22は、充電機能をオフにする。
また、制御部22は、電子機能部17から振動駆動信号を取得すると、振動駆動部14を駆動し、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる。すなわち、制御部22は、バイブレーション機能(以下、バイブ機能という)をオンにする。
また、制御部22は、動き検出部15から動き信号を取得して、ユーザの動きが閾速度以上であって、振動発電部11が電力を発生可能な程度に眼鏡フレーム9が移動または振動していると判断した場合、充電駆動部13を駆動し、振動発電部11が発生した電力を蓄電部12に蓄える。すなわち、制御部22は、充電機能をオンにする。
一方、制御部22は、ユーザの動きが閾速度未満であって、振動発電部11が電力を発生可能な程度に眼鏡フレーム9が移動または振動していないと判断した場合、充電駆動部13の駆動を停止し、充電を停止する。すなわち、制御部22は、充電機能をオフにする。
また、制御部22は、電子機能部17から振動駆動信号を取得すると、振動駆動部14を駆動し、蓄電部12の電力で振動発電部11を振動させる。すなわち、制御部22は、バイブレーション機能(以下、バイブ機能という)をオンにする。
{眼鏡型空間表示装置の作用}
次に、眼鏡型空間表示装置1の作用を説明する。
まず、図3に示すように、眼鏡型空間表示装置1の制御部22は、図示しない電源がオンされると、電子機能部17を作動させるための操作信号を操作部16から取得したか否かを判断する(ステップS1)。このステップS1において、電子機能部17を作動させると判断した場合、電子機能部17を作動させる(ステップS2)。例えば、制御部22は、カメラ171、AV部172、電子メール部173、および、電話部174の少なくともいずれか1つを作動させる。
次に、眼鏡型空間表示装置1の作用を説明する。
まず、図3に示すように、眼鏡型空間表示装置1の制御部22は、図示しない電源がオンされると、電子機能部17を作動させるための操作信号を操作部16から取得したか否かを判断する(ステップS1)。このステップS1において、電子機能部17を作動させると判断した場合、電子機能部17を作動させる(ステップS2)。例えば、制御部22は、カメラ171、AV部172、電子メール部173、および、電話部174の少なくともいずれか1つを作動させる。
そして、制御部22は、ステップS2の処理をした後、または、ステップS1において電子機能部17を作動させないと判断した場合、バイブ動作のイベントが発生したか否か、すなわち電子機能部17から振動駆動信号を取得したか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3において、制御部22は、イベントが発生したと判断した場合、充電機能をオフして(ステップS4)、バイブ機能をオンにする(ステップS5)。このバイブ機能のオンによって、振動発電部11が振動し、眼鏡フレーム9も振動する。この後、制御部22は、ステップS1の処理を行う。
ここで、制御部22は、ステップS4の処理を行う際、充電機能がオフの場合には、オフの状態を維持する。また、制御部22は、ステップS5の処理を行う際、バイブ機能がオンの場合には、オンの状態を維持する。
さらに、制御部22は、ステップS5の処理において、例えば、カメラ171が撮影を行うタイミング、AV部172が画像や音声の臨場感を出すタイミングや、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミング、電子メール部173が電子メールを受信したタイミング、電話部174が相手からの電話の着信を受けたタイミングにおいて、バイブ機能をオンにする。
なお、制御部22は、ステップS5において、振動発電部11を振動させる際に、振動駆動信号に対応する処理の内容に応じて、振動の大きさや間隔を異ならせてもよい。
さらに、制御部22は、ステップS5の処理において、例えば、カメラ171が撮影を行うタイミング、AV部172が画像や音声の臨場感を出すタイミングや、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミング、電子メール部173が電子メールを受信したタイミング、電話部174が相手からの電話の着信を受けたタイミングにおいて、バイブ機能をオンにする。
なお、制御部22は、ステップS5において、振動発電部11を振動させる際に、振動駆動信号に対応する処理の内容に応じて、振動の大きさや間隔を異ならせてもよい。
一方、制御部22は、ステップS3において、バイブ動作のイベントが発生していないと判断した場合、バイブ機能がオンか否かを判断する(ステップS6)。そして、制御部22は、ステップS6において、バイブ機能がオンであると判断した場合、バイブ機能をオフにする(ステップS7)。
また、制御部22は、ステップS7の処理をした後、または、ステップS6においてバイブ機能がオフであると判断した場合、動き検出部15からの動き信号に基づいて、眼鏡型空間表示装置1が移動または振動しているか否か(眼鏡型空間表示装置1のユーザが、閾速度以上で動いているか否か)を判断する(ステップS8)。
また、制御部22は、ステップS7の処理をした後、または、ステップS6においてバイブ機能がオフであると判断した場合、動き検出部15からの動き信号に基づいて、眼鏡型空間表示装置1が移動または振動しているか否か(眼鏡型空間表示装置1のユーザが、閾速度以上で動いているか否か)を判断する(ステップS8)。
このステップS8において、制御部22は、移動または振動していると判断した場合、充電機能をオンにして(ステップS9)、ステップS1の処理を行う。
一方、ステップS8において、制御部22は、移動または振動してないと判断した場合、充電機能をオフにして(ステップS10)、ステップS1の処理を行う。
ここで、制御部22は、ステップS9の処理を行う際、充電機能がオンの場合には、オンの状態を維持する。また、制御部22は、ステップS10の処理を行う際、充電機能がオフの場合には、オフの状態を維持する。
そして、制御部22は、電源がオフされるまで、上述のステップS1〜ステップS10の処理を繰り返す。
一方、ステップS8において、制御部22は、移動または振動してないと判断した場合、充電機能をオフにして(ステップS10)、ステップS1の処理を行う。
ここで、制御部22は、ステップS9の処理を行う際、充電機能がオンの場合には、オンの状態を維持する。また、制御部22は、ステップS10の処理を行う際、充電機能がオフの場合には、オフの状態を維持する。
そして、制御部22は、電源がオフされるまで、上述のステップS1〜ステップS10の処理を繰り返す。
{実施形態の作用効果}
上述したような実施形態では、以下のような作用効果を奏することができる。
眼鏡型空間表示装置1の制御部22は、充電駆動部13を制御することで振動発電部11を蓄電部12に充電する構成として機能させ、振動駆動部14を制御することで振動発電部11をバイブレータとして機能させる。
このように1つの振動発電部11に2つの機能(充電機能およびバイブ機能)を持たせるため、簡単な構成で稼働時間を延ばすことができる眼鏡型空間表示装置1を提供することができる。さらには、部品点数を最小限に抑えることができ、眼鏡型空間表示装置1の軽量化を図れる。
上述したような実施形態では、以下のような作用効果を奏することができる。
眼鏡型空間表示装置1の制御部22は、充電駆動部13を制御することで振動発電部11を蓄電部12に充電する構成として機能させ、振動駆動部14を制御することで振動発電部11をバイブレータとして機能させる。
このように1つの振動発電部11に2つの機能(充電機能およびバイブ機能)を持たせるため、簡単な構成で稼働時間を延ばすことができる眼鏡型空間表示装置1を提供することができる。さらには、部品点数を最小限に抑えることができ、眼鏡型空間表示装置1の軽量化を図れる。
制御部22は、動き検出部15における眼鏡フレーム9の動きの検出結果に基づいて、充電駆動部13および振動駆動部14を制御する。
このため、ユーザは、充電機能をオンやオフするためのボタン操作などを意識的に行う必要がなく、眼鏡型空間表示装置1の眼鏡フレーム9を装着して歩いたり走ったりすることで充電機能をオンにすることができ、停止することで充電機能をオフにすることができる。
このため、ユーザは、充電機能をオンやオフするためのボタン操作などを意識的に行う必要がなく、眼鏡型空間表示装置1の眼鏡フレーム9を装着して歩いたり走ったりすることで充電機能をオンにすることができ、停止することで充電機能をオフにすることができる。
制御部22は、電子機能部17の処理の内容に応じて、バイブ機能のオンを行う。
このため、ユーザは、電子機能部17の処理内容を眼鏡フレーム9の振動によって認識することができる。したがって、眼鏡型空間表示装置1の利便性が向上する。
特に、AV部172が画像や音声の臨場感を出すタイミング、あるいは、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミングにおいて、バイブ機能をオンにしているため、ユーザはコンテンツの視聴を楽しむことができる。
また、電子メール部173が電子メールを受信したタイミングや、電話部174が相手からの電話の着信を受けたタイミングにおいて、バイブ機能をオンにするため、ユーザは、電子メールや電話以外のことをしているときに、電子メールの受信や電話の着信に気付くことができる。
このため、ユーザは、電子機能部17の処理内容を眼鏡フレーム9の振動によって認識することができる。したがって、眼鏡型空間表示装置1の利便性が向上する。
特に、AV部172が画像や音声の臨場感を出すタイミング、あるいは、バーチャルリアリティにおける接触感覚をユーザに伝えるタイミングにおいて、バイブ機能をオンにしているため、ユーザはコンテンツの視聴を楽しむことができる。
また、電子メール部173が電子メールを受信したタイミングや、電話部174が相手からの電話の着信を受けたタイミングにおいて、バイブ機能をオンにするため、ユーザは、電子メールや電話以外のことをしているときに、電子メールの受信や電話の着信に気付くことができる。
{変形例}
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、眼鏡型空間表示装置1に動き検出部15を設けずに、眼鏡型空間表示装置1に充電機能をオンさせたりオフさせたりする機能選択操作部を設け、この機能選択操作部の操作に応じて充電機能を制御してもよい。同様に、眼鏡型空間表示装置1に電子機能部17を設けずに、眼鏡型空間表示装置1にバイブ機能をオンさせたりオフさせたりする機能選択操作部を設け、この機能選択操作部の操作に応じてバイブ機能を制御してもよい。この場合、操作部16を機能選択操作部として用いてもよい。
さらに、ステップS4の処理を行わなくてもよい。このような場合、ユーザの移動中に充電機能とバイブ機能との両方をオンにすることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、眼鏡型空間表示装置1に動き検出部15を設けずに、眼鏡型空間表示装置1に充電機能をオンさせたりオフさせたりする機能選択操作部を設け、この機能選択操作部の操作に応じて充電機能を制御してもよい。同様に、眼鏡型空間表示装置1に電子機能部17を設けずに、眼鏡型空間表示装置1にバイブ機能をオンさせたりオフさせたりする機能選択操作部を設け、この機能選択操作部の操作に応じてバイブ機能を制御してもよい。この場合、操作部16を機能選択操作部として用いてもよい。
さらに、ステップS4の処理を行わなくてもよい。このような場合、ユーザの移動中に充電機能とバイブ機能との両方をオンにすることができる。
また、電子機能部17を眼鏡フレーム9と異なる他の物体に設け、この電子機能部17からの振動駆動信号に基づいて、眼鏡型空間表示装置1のバイブ機能をオンしてもよい。例えば、各部171〜174のうち少なくとも1つを有する高機能携帯端末(いわゆるスマートフォン(Smartphone))や、タブレットPC(Tablet PC)といった携帯型情報通信端末からの振動駆動信号に基づいて、眼鏡型空間表示装置1のバイブ機能をオンしてもよい。
さらに、電子機能部17は、カメラ171、AV部172、電子メール部173および電話部174の少なくとも1つを備えていなくてもよいし、各部171〜174以外の構成を有していてもよい。各部171〜174以外の構成としては、計時機能を有し、タイマの設定時間やアラームの設定時刻になったときにバイブ機能をオンする構成や、車両の経路案内機能(ナビゲーション機能)を有し、設定経路から外れたときにバイブ機能をオンする構成や、作業現場における作業方法を表示する機能および身体の動きを検知する機能を有し、誤った作業を行ったときにバイブ機能をオンする構成が例示できる。
また、本発明の電子装置が設けられる物体としては、ヘルメット、帽子、鞄、靴、衣類、時計、経路案内装置(ナビゲーション装置)など、人物や車両その他の物とともに移動または振動可能ないずれの物体であってもよい。これらの物体には、電子機能部17が設けられていてもよいし、他の物体に設けられた電子機能部17からの振動駆動信号に基づいてバイブ機能をオンするようにしてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
1…眼鏡型空間表示装置(電子装置)
9…眼鏡フレーム(物体)
11…振動発電部
12…蓄電部
13…充電駆動部
14…振動駆動部
15…動き検出部
17…電子機能部
9…眼鏡フレーム(物体)
11…振動発電部
12…蓄電部
13…充電駆動部
14…振動駆動部
15…動き検出部
17…電子機能部
Claims (6)
- 移動または振動可能な物体に設けられた電子装置であって、
振動により電力を発生する振動発電部と、
前記振動発電部が発生した電力を蓄電部に蓄える充電駆動部と、
前記蓄電部の電力で前記振動発電部を振動させる振動駆動部と、
前記充電駆動部および前記振動駆動部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする電子装置。 - 請求項1に記載の電子装置において、
前記物体の動きを検出する動き検出部を備え、
前記制御部は、前記動き検出部での検出結果に基づいて、前記充電駆動部および前記振動駆動部を制御することを特徴とする電子装置。 - 請求項2に記載の電子装置において、
前記制御部は、前記動き検出部での検出結果に基づいて、前記物体が動いていると判断した場合、前記充電駆動部および前記振動駆動部の少なくとも一方を制御し、前記物体が動いていないと判断した場合、前記振動駆動部を制御することを特徴とする電子装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子装置において、
前記蓄電部の電力で処理を行うとともに、前記処理の内容に応じて振動駆動信号を前記制御部に出力する電子機能部を備え、
前記制御部は、前記振動駆動信号を取得すると、前記振動駆動部を駆動することを特徴とする電子装置。 - 請求項4に記載の電子装置において、
前記電子機能部が行う処理は、表示部に画像を表示させる表示処理、音声出力部から音声を出力させる音声出力処理および撮像処理の少なくとも1つの処理であることを特徴とする電子装置。 - 請求項4に記載の電子装置において、
前記電子機能部が行う処理は、電子メールおよび電話の少なくとも一方に関する処理であることを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013053471A JP2014179868A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 電子装置 |
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JP (1) | JP2014179868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018094241A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 阿部 孝 | 意思表示装置、及び、施術箇所管理装置 |
WO2023119387A1 (ja) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | 日本たばこ産業株式会社 | 香味吸引器具又はエアロゾル生成装置、その動作方法及びそのプログラム |
-
2013
- 2013-03-15 JP JP2013053471A patent/JP2014179868A/ja active Pending
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JP2018094241A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 阿部 孝 | 意思表示装置、及び、施術箇所管理装置 |
WO2023119387A1 (ja) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | 日本たばこ産業株式会社 | 香味吸引器具又はエアロゾル生成装置、その動作方法及びそのプログラム |
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