JP2014179744A - 携帯情報端末およびその制御プログラム - Google Patents

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健次 三輪
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Abstract

【課題】携帯情報端末において、質の高い放送信号の供給を可能にしつつ、ユーザの意図しないタイミングで映像や音声が途切れる事態を回避する。
【解決手段】クレードル30に装着されたときに、動作モードが「録画中」であれば、TV端末10では、放送信号の出力元のアンテナが、付属アンテナ1から外部アンテナ2(クレードル30に接続された屋外アンテナまたはCATVケーブル)に切り替えられることはない。TV端末10では、付属アンテナ1からの放送信号の出力が継続される。
【選択図】図1

Description

本開示は、クレードルに装着され得る携帯情報端末に関する。
従来、充電等の目的でクレードルに装着される携帯情報端末が提案されている。このような携帯情報端末の中でも、放送信号を受信する付属アンテナを備え、さらに、クレードルを介して外部アンテナからも放送信号を受信し得るものがある。
一般的には、付属アンテナは、外部アンテナよりも小型で携帯性に優れる。一方、外部アンテナは、携帯する必要がなく、付属アンテナよりも大型で設計することができるため、付属アンテナよりも高品質の映像信号や音声信号を供給し得る。従来の携帯情報端末には、これらの2つのアンテナのそれぞれの利点を生かし、状況に応じて、放送信号(映像信号および音声信号)の出力元を2つのアンテナから選択するものがある。
このような携帯情報端末の一例として、特開2005−73005号公報(特許文献1)には、その請求項1等において、携帯型電子機器が開示されている。当該携帯型電子機器は、外部コネクタ部に連結される付属コネクタ部を備え、当該付属コネクタ部をクレードルに設けられた外部コネクタ部に連結されることにより、外部アンテナから取得する。そして、当該携帯型電子機器は、付属アンテナから取得する放送信号と、クレードルに設けられた外部コネクタ部を介して外部アンテナから取得する放送信号とを選択的に取り出してチューナ部に供給するアンテナ出力切替部を備える。当該アンテナ出力切替部は、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されているときには外部アンテナから取得された放送信号をチューナ部に供給し、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されていないときには付属アンテナから取得された放送信号をチューナ部に供給する。
特開2005−73005号公報
特許文献1に記載されている携帯型電子機器のように、外部アンテナから放送信号を出力され得る状態にあるときには、携帯情報端末は、放送信号の出力元を付属アンテナから外部アンテナへと変更することが好ましい。上記されたように、外部アンテナの方が、付属アンテナよりも高品質な放送信号を出力できる場合が多いからである。
しかしながら、放送信号の出力元のアンテナが変更されるとき、携帯情報端末では、一時的に放送信号の供給が途切れる。このため、特許文献1に記載されている携帯型電子機器のように、携帯情報端末がクレードルに装着されているか否かによって放送信号の出力元のアンテナが切り替えられた場合、ユーザに提供される映像や音声がユーザの意図しないタイミングで途切れるという不都合が生じ得る。特に、ユーザが、番組を録画している最中に、携帯情報端末をクレードルに装着したり、携帯情報端末をクレードルから取り外した場合には、録画がサーチの期間中途切れるという事態が生じる。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、携帯情報端末において、質の高い放送信号の供給を可能にしつつ、ユーザの意図しないタイミングで映像や音声が途切れる事態を回避することである。
ある局面に従うと、放送信号をチューニングするためのチューナと、放送信号を受信するための付属アンテナと、クレードルに設けられた外部コネクタ部と電気的に連結されることにより外部アンテナからの放送信号をチューナに送るための付属コネクタ部と、付属アンテナが受信する放送信号と外部アンテナが受信する放送信号とをチューナに出力する出力制御部と、チューナに出力された放送信号を記録するための記録部とを備える携帯情報端末が提供される。出力制御部は、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されている場合、付属アンテナからチューナに出力された放送信号が記録部に記録されているときには、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力を継続する。
好ましくは、携帯情報端末は、チューナに出力された放送信号を再生するための再生部と、チューナへの放送信号の出力元についての設定内容を記憶するための記憶部とをさらに備える。出力制御部は、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されている場合、再生部が付属アンテナからチューナに出力された放送信号を再生しているときには、記憶部に記憶された設定内容に基づいて、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力を継続するか、チューナへの放送信号の出力元を外部アンテナへ変更するかを決定する。
好ましくは、記憶部は、記録部による放送信号の記録についての予約情報をさらに記憶する。設定内容は、予約情報に基づく記録部による放送信号の記録についての、チューナへの放送信号の出力元についての設定内容を含む。出力制御部は、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されている場合、記録部が付属アンテナからのチューナに出力された放送信号を記録しておらず、再生部が当該放送信号を再生しておらず、かつ、記憶部が予約情報を記憶しているときには、記憶部に記憶された設定内容に基づいて、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力を継続するか、チューナへの放送信号の出力元を外部アンテナへ変更するかを決定する。
好ましくは、携帯情報端末は、チューナに出力された放送信号を再生するための再生部と、チューナへの放送信号の出力元についての指示を入力するための入力部とをさらに備える。出力制御部は、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されている場合、再生部が付属アンテナからチューナに出力された放送信号を再生しているときには、入力部に入力された指示に基づいて、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力を継続するか、チューナへの放送信号の出力元を外部アンテナへ変更するかを決定する。
他の局面に従うと、放送信号をチューニングするためのチューナと、放送信号を受信するための付属アンテナと、クレードルに設けられた外部コネクタ部と電気的に連結されることにより外部アンテナからの放送信号をチューナに送るための付属コネクタ部と、チューナに出力された放送信号を記録するための記録部とを備えた携帯情報端末を制御するためのプログラムが提供される。プログラムは、付属アンテナが受信する放送信号と外部アンテナが受信する放送信号とのチューナへの出力を制御するコンピュータによって実行される。プログラムは、コンピュータに、付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されている場合、付属アンテナからチューナに出力された放送信号が記録部に記録されているときには、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力を継続させる。
本開示によれば、携帯情報端末がクレードルに装着されることによって付属コネクタ部が外部コネクタ部に連結されても、付属アンテナからチューナに出力された放送信号が記録部に記録されているときには、付属アンテナからチューナへの放送信号の出力が継続される。
これにより、携帯情報端末において、録画動作中にクレードルに装着された場合、アンテナの切り替えによって録画動作が中断される事態が回避され得る。
ポータブルテレビ端末(TV端末)が、クレードルに装着された状態を示す図である。 TV端末のハードウェア構成を説明するための図である。 TV端末の機能ブロック図である。 TV端末においてチューナ部に放送信号を出力するアンテナを付属アンテナから外部アンテナへ変更するか否かを決定するための処理のフローチャートである。 TV端末がクレードルから取り外されたときにTV端末において実行される処理のフローチャートである。 図4に示された処理の変形例のフローチャートである。
以下、携帯情報端末の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の説明において、同一の機能および作用を有する部品は、各図を通して同じ符号を付し、重複する説明を繰返さない。
本実施の形態では、携帯情報端末の一例として、ポータブルテレビ端末(以下、TV端末)が採用される。なお、本実施の形態の携帯情報端末は、ポータブルテレビ端末以外にも、アンテナから出力される放送信号を再生する機能を有する装置であれば、携帯電話機、スマートフォン(高機能携帯電話機)、ノート型パソコン、カメラ、または、その他のすべての装置によって実現され得る。
<装置外観>
図1を参照して、TV端末10の外観を説明する。図1は、TV端末10が、クレードル30に装着された状態を示す図である。本実施の形態では、クレードル30は、TV端末10の充電台として機能する。TV端末10は、付属アンテナ1を備える。
クレードル30は、その本体に凹部を形成されている。図1では、TV端末10がクレードル30の凹部に嵌め込まれた状態が示されている。クレードル30は、外部アンテナ2と、AC(alternating-current)アダプタ40とに接続されている。クレードル30は、ACアダプタ40を介して商用電源から電力を供給される。このような電力供給に基づき、クレードル30は、TV端末10を充電する。また、TV端末10は、クレードル30を介して、外部アンテナ2から放送信号を受信する。
<ハードウェア構成>
図2は、TV端末10のハードウェア構成を説明するための図である。図2には、TV端末10に加え、クレードル30についても、ハードウェア構成が示されている。
図2に示されるように、TV端末10は、当該TV端末10の各部を集中的に管理および制御する主制御部101を備える。主制御部101は、CPU(Central Processing Unit)などのマイクロプロセッサにより構成される。
TV端末10は、さらに、不揮発性メモリなどの各種メモリからなるデータ記憶部102と、プログラムおよび各種データを記憶するための記憶部103と、操作部105と、操作部105に対するユーザ操作に応じた指示信号を出力する操作処理部104と、TV端末10がクレードル30に装着されているか否かを検出するためのクレードル装着検出部106と、蓄えた電力を各部に供給するための充電可能なバッテリである充電池108と、充電池108を充電するための充電制御部107と、メディアコントローラ130とを備える。主制御部101は、メディアコントローラ130を介して、TV端末10に対して着脱可能な記録媒体900の情報を読み込み、また、記録媒体900に情報を書き込む。主制御部101は、記録媒体900に記録されたプログラムを実行する場合もあり得る。データ記憶部102は、番組データを録画するための記録部102Aと、動作設定の内容を記憶するための記憶部102Bとを含む。記憶部103は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを含む。
TV端末10は、さらに、付属アンテナ1または外部アンテナ2を介して外部機器またはネットワークと無線通信するための信号を処理するための信号処理部123と、付属アンテナ1または外部アンテナ2の信号の受信についてのチューニングのためのチューナ部122と、信号処理部123に出力する信号を付属アンテナ1で受信した信号と外部アンテナ2で受信した信号との間で切り替えるための出力切替部121と、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部112と、表示部112による表示動作を制御するための表示処理部111と、スピーカ114と、マイクロフォン(以下、「マイク」と略す)115と、スピーカ114による音声出力とマイク115による音声入力の信号を処理するための音声処理部113と、クレードル30との間の各種の信号の通信に利用されるI/F(インターフェイス)部116とを備える。I/F部116は、電力供給を受けるための端子、放送信号を入力するための端子、および、制御信号等を入出力するための端子を含む。本実施の形態では、操作部105と表示部112は、一体的に構成されたタブレット型の入出力デバイスとして提供されるが、別体であってもよい。
クレードル30は、TV端末10と通信するためのI/F部302と、ACアダプタ取付け端子301とを含む。ACアダプタ取付け端子301は、ACアダプタ40と接続される。外部の商用電源500から供給される電力は、ACアダプタ40によって電圧変換(たとえば、100V→5V)された後、ACアダプタ取付け端子301、および、I/F部302を介して、I/F部116へ供給される。I/F部302は、外部アンテナ2と接続される。外部アンテナ2が受信した信号は、I/F部302を介して、I/F部116へ供給される。
<TV端末の機能構成>
図3は、TV端末10の機能ブロック図である。図3に示されるように、TV端末10の主制御部101の機能は、動作モード判定部151と、設定モード判定部152と、出力切替制御部153と、受信感度検出部154とを含む。
動作モード判定部151は、TV端末10の動作モードを判定する。TV端末10の動作モードは、たとえば、付属アンテナ1および/または外部アンテナ2が受信した放送信号を再生している視聴モードと、付属アンテナ1および/または外部アンテナ2が受信した放送信号を記録部102Aに記録する録画モードと、記憶部102Bにおいて記録部102Aに放送信号の記録を行う予定を特定する情報(録画開始時刻、録画終了時刻、録画チャンネル、等)が登録されている状態である録画予約モードと、再生も録画も行なわれておらず記録の予定の登録もされていない状態である停止モードとを含む。動作モード判定部151は、表示処理部111や音声処理部113などの動作状態に基づいて、TV端末10の動作モードを判定する。
設定モード判定部152は、記憶部102Bに登録された設定モードを判定する。ここでいう「設定モード」とは、TV端末10がクレードル30に装着されたときの放送信号の出力元のアンテナの選択に関して設定されているモードである。設定モードは、たとえば、出力元を付属アンテナ1に固定するアンテナ1固定モード(以下、単に「固定モード」ともいう)と、出力元のアンテナを装着時に操作部105に入力された情報に基づいて決定する手動モードと、装着時に自動的に出力元を外部アンテナ2へ変更する自動モードとを含む。
出力切替制御部153は、出力切替部121の動作を制御する。より具体的には、出力切替制御部153は、後述するフローチャートに示された処理に従って、チューナ部122に放送信号を出力するアンテナを、付属アンテナ1と外部アンテナ2との間でどのように切り替えるかを決定し、当該決定された事項に従って、出力切替部121の動作を制御する。
受信感度検出部154は、外部アンテナ2の受信感度を検出する。
<装着時の処理>
TV端末10がクレードル30に正常に装着されると、I/F部116がI/F部302に接続される。このときの接続は、物理的な接続の場合もあれば、電気的のみの接続(つまり、非接触の接続)の場合もあり得る。I/F部116がI/F部302に接続されると、クレードル30からTV端末10へと商用電源500の電源が投入されることにより、充電池108の充電が開始される。
図4は、TV端末10においてチューナ部122に放送信号を出力するアンテナを付属アンテナ1から外部アンテナ2へ変更するか否かを決定するための処理のフローチャートである。図4を参照して、TV端末10がクレードル30に装着された際にTV端末10において実行される処理を説明する。
図4を参照して、主制御部101は、I/F部116がI/F部302に接続されたことを検出すると、ステップS10で、TV端末10の動作モード(図4では「TVモード」)を判定する。そして、判定結果が停止モードまたは録画モードであれば、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。判定結果が視聴モードまたは録画予約モードであれば、主制御部101は、ステップS20へ制御を進める。
ステップS20では、主制御部101は、設定モード(図4では「アンテナ切替モード」)を判定する。判定結果がアンテナ1固定モードであれば、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。判定結果が手動モードであれば、主制御部101は、ステップS30へ制御を進める。判定結果が自動モードであれば、主制御部101は、ステップS90へ制御を進める。
ステップS90では、主制御部101は、チューナ部122への放送信号の出力元のアンテナを付属アンテナ1から外部アンテナ2へ切り替えて、ステップS100へ制御を進める。
ステップS100では、主制御部101は、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度以上であるか否かを判断する。そして、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度以上であると判断すると、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。一方、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度未満であると判断すると、主制御部101は、ステップS80へ制御を進める。
ステップS30では、主制御部101は、表示部112にアンテナ切替選択画面を表示させて、ステップS40へ制御を進める。アンテナ切替選択画面は、たとえば、放送信号の出力元のアンテナを付属アンテナ1から外部アンテナ2へ切り替えるか否かを問い合わせるメッセージを表示する。これに応じて、ユーザは、操作部105に、上記のように出力元のアンテナを切り替えるか否かを指示する情報を入力する。
ステップS40では、主制御部101は、ユーザが入力した指示の内容を判定する。判定結果が出力元のアンテナを切り替えるものであれば、主制御部101は、ステップS50へ制御を進める。判定結果が出力元のアンテナを切り替えないものであれば、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。
ステップS50では、主制御部101は、放送信号の出力元のアンテナを付属アンテナ1から外部アンテナ2へ切り替えて、ステップS60へ制御を進める。
ステップS60では、主制御部101は、ステップS100と同様に、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度以上であるか否かを判断する。そして、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度以上であると判断すると、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。一方、外部アンテナ2の受信感度が所与の感度未満であると判断すると、主制御部101は、ステップS70へ制御を進める。
ステップS70では、主制御部101は、表示部112にアンテナ切替NG画面を表示させて、ステップS80へ制御を進める。アンテナ切替NG画面は、たとえば、外部アンテナ2から出力される放送信号が再生に適していないことを伝えるメッセージを表示する。アンテナ切替NG画面は、たとえば、外部アンテナ2の電波の受信状況が芳しくない場合、または、クレードル30と外部アンテナ2の接続が適切でない場合に、表示される。
ステップS80では、主制御部101は、放送信号の出力元のアンテナを外部アンテナ2から付属アンテナ1へ切り替えて、処理を終了させる。
以上、図4を参照して説明された処理は、携帯状態(クレードル30に装着されない状態)で番組が視聴されているときまたは番組が録画されているときに、TV端末10がクレードル30と接続された場合の制御を含む。録画中であれば、放送信号の出力元のアンテナが、付属アンテナ1から外部アンテナ2(クレードルに接続した屋外アンテナまたはCATVケーブル)に切り替えられることはない。つまり、主制御部101は、付属アンテナ1からチューナ部122への放送信号の出力を継続させる。これにより、録画中にTV端末10がクレードル30に装着されたとき、録画が途切れることが極力回避される。
図4の処理では、TV端末10がクレードル30に装着されたときに番組の視聴中であれば、設定モードの内容によって、制御が異なる。アンテナ1固定モードであれば、出力元のアンテナは切り替えられない。手動モードであれば、出力元のアンテナが切り替えられるか否かは、その時点でユーザが指示した内容に従って決定される。自動モードであれば、自動的に出力元のアンテナが外部アンテナ2へと切り替えられる。なお、視聴中であっても、録画中と同様に、設定モードに関係なく、出力元のアンテナは、外部アンテナ2には切り替えられなくても良い。つまり、出力元のアンテンが付属アンテナ1に維持されても良い。
クレードル30への装着時の動作モードが停止モードであれば、出力元のアンテナは切り替えられない。番組の視聴中と異なり、ユーザが、出力元のアンテナを切り替えるか否かの指示を入力できない状態にあるからである。また、TV端末10がクレードル30に装着されている間は番組が録画も視聴されず、TV端末10がクレードル30から取り外された後録画または視聴が再開された場合には、出力元のアンテナを外部アンテナ2へと変更する必要はない。したがって、無駄なアンテナ変更が回避される場合もあり得る。
クレードル30への装着時の動作モードが録画予約モードであれば、設定モードの内容に応じて、放送信号の出力元のアンテナを外部アンテナ2へ切り替えるか否かが決定される。ユーザは、「アンテナの切替時に一時的に録画が途切れても良いから、TV端末10がクレードル30に装着された後には外部アンテナ2から出力された放送信号が録画されるようにしたい」と考える場合には、自動モードに設定する。これにより、TV端末10がクレードル30に装着されると、自動的に、出力元のアンテナが外部アンテナへと切り替えられる。一方、録画が途切れることを極力回避したい場合には、ユーザは、設定モードとしてアンテナ1固定モードを設定する。
なお、ステップS50,S60またはステップS90,S100における制御として示されたように、主制御部101は、出力元のアンテナを外部アンテナ2へと切り替えた場合、当該外部アンテナ2の受信感度が良くなければ、出力元のアンテナを付属アンテナ1に戻す。また、主制御部101は、放送信号の出力元のアンテナを切り替えたときに、チャンネル設定等のために、周波数サーチを行なう場合もあり得る。
<取り外し時の処理>
図5は、TV端末10がクレードル30から取り外されたことによって、I/F部116とI/F部302との接続が解消されたことが検出されたときにTV端末10において実行される処理のフローチャートである。図5を参照して、TV端末10がクレードル30から取り外されたときにTV端末10において実行される処理を説明する。
図5を参照して、I/F部116とI/F部302との接続が解消されたことを検出すると、主制御部101は、ステップSA10で、動作モード(TVモード)を判定する。判定結果が停止モードまたは録画予約モードであれば、主制御部101は、ステップSA30へ制御を進める。判定結果が視聴モードまたは録画モードであれば、主制御部101は、ステップSA20へ制御を進める。
ステップSA20では、主制御部101は、その時点でチューナ部122への放送信号の出力元とされているアンテナが付属アンテナ1であるか外部アンテナ2であるかを判定する。そして、主制御部101は、判定結果が付属アンテナ1であればそのまま処理を終了させ、判定結果が外部アンテナ2であればステップSA30へ制御を進める。
ステップSA30では、主制御部101は、出力元のアンテナを付属アンテナ1へ切り替えて、処理を終了させる。
以上、図5を参照して説明された処理によれば、外部アンテナ2からチューナ部122へ放送信号が出力されているときにTV端末10がクレードル30から取り外されると、主制御部101は、出力元のアンテナを付属アンテナ1へと切り替える。
<装着時の処理の変形例>
図6は、図4に示された、TV端末10のクレードル30への装着時の処理の変形例のフローチャートである。以下、図6に示された処理の説明として、主に図4に示された処理からの変更点を説明する。
図6を参照して、主制御部101は、I/F部116がI/F部302に接続されたことを検出すると、ステップS11で、TV端末10の動作モード(図6では「TVモード」)を判定する。図6に示された処理では、判定結果が録画モードであれば、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。判定結果が視聴モードであれば、主制御部101は、ステップS21へ制御を進める。判定結果が停止モードまたは録画予約モードであれば、主制御部101は、ステップS110へ制御を進める。
ステップS110では、主制御部101は、設定モードを判定する。そして、主制御部101は、判定結果がアンテナ1固定モードまたは手動モードであれば、そのまま処理を終了させ、判定結果が自動モードであれば、ステップS90へ制御を進める。
ステップS21では、主制御部101は、設定モード(図6では「アンテナ切替モード」)を判定する。判定結果がアンテナ1固定モードであれば、主制御部101は、そのまま処理を終了させる。判定結果が手動モードであれば、主制御部101は、ステップS30へ制御を進める。判定結果が自動モードであれば、主制御部101は、ステップS90へ制御を進める。ステップS30〜ステップS80の制御の内容は、図4に示された処理と同様であるため、説明を繰り返さない。また、ステップS90〜ステップS100の制御の内容は、図4に示された処理と同様であるため、説明を繰り返さない。
以上、図6を参照して説明された処理では、TV端末10がクレードル30に装着されたときに動作モードが停止モードであって、設定モードが自動モードであれば、主制御部101は、放送信号の出力元のアンテナを付属アンテナ1から外部アンテナ2へ切り替える。これにより、TV端末10がクレードル30に装着されたままの状態で再生や録画が開始された場合に、TV端末10は、外部アンテナ2において受信される放送信号(多くの場合、付属アンテナ1から出力される放送信号よりも高品質である)をチューナ部122へ提供できる。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。実施の形態およびその変形例において開示された技術は、可能な限り単独でも組み合わせても実施され得ることが意図される。
1 付属アンテナ、2 外部アンテナ、10 端末、30 クレードル、40 アダプタ、101 主制御部、102 データ記憶部、102A 記録部、102B,103 記憶部、104 操作処理部、105 操作部、106 クレードル装着検出部、107 充電制御部、108 充電池、111 表示処理部、112 表示部、113 音声処理部、114 スピーカ、115 マイク、116,302 I/F部、121 出力切替部、122 チューナ部、123 信号処理部、130 メディアコントローラ、151 動作モード判定部、152 設定モード判定部、153 出力切替制御部、154 受信感度検出部、301 アダプタ取付け端子、500 商用電源、900 記録媒体。

Claims (5)

  1. 放送信号をチューニングするためのチューナと、
    放送信号を受信するための付属アンテナと、
    クレードルに設けられた外部コネクタ部と電気的に連結されることにより外部アンテナからの放送信号を前記チューナに送るための付属コネクタ部と、
    前記付属アンテナが受信する放送信号と前記外部アンテナが受信する放送信号とを前記チューナに出力する出力制御部と、
    前記チューナに出力された放送信号を記録するための記録部とを備え、
    前記出力制御部は、前記付属コネクタ部が前記外部コネクタ部に連結されている場合、前記付属アンテナから前記チューナに出力された放送信号が前記記録部に記録されているときには、前記付属アンテナから前記チューナへの放送信号の出力を継続する、携帯情報端末。
  2. 前記チューナに出力された放送信号を再生するための再生部と、
    前記チューナへの放送信号の出力元についての設定内容を記憶するための記憶部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、前記付属コネクタ部が前記外部コネクタ部に連結されている場合、前記再生部が前記付属アンテナから前記チューナに出力された放送信号を再生しているときには、前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、前記付属アンテナから前記チューナへの放送信号の出力を継続するか、前記チューナへの放送信号の出力元を前記外部アンテナへ変更するかを決定する、請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記記憶部は、前記記録部による放送信号の記録についての予約情報をさらに記憶し、
    前記設定内容は、前記予約情報に基づく前記記録部による放送信号の記録についての、前記チューナへの放送信号の出力元についての設定内容を含み、
    前記出力制御部は、前記付属コネクタ部が前記外部コネクタ部に連結されている場合、前記記録部が前記付属アンテナからの前記チューナに出力された放送信号を記録しておらず、前記再生部が当該放送信号を再生しておらず、かつ、前記記憶部が前記予約情報を記憶しているときには、前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、前記付属アンテナから前記チューナへの放送信号の出力を継続するか、前記チューナへの放送信号の出力元を前記外部アンテナへ変更するかを決定する、請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記チューナに出力された放送信号を再生するための再生部と、
    前記チューナへの放送信号の出力元についての指示を入力するための入力部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、前記付属コネクタ部が前記外部コネクタ部に連結されている場合、前記再生部が前記付属アンテナから前記チューナに出力された放送信号を再生しているときには、前記入力部に入力された指示に基づいて、前記付属アンテナから前記チューナへの放送信号の出力を継続するか、前記チューナへの放送信号の出力元を前記外部アンテナへ変更するかを決定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  5. 放送信号をチューニングするためのチューナと、放送信号を受信するための付属アンテナと、クレードルに設けられた外部コネクタ部と電気的に連結されることにより外部アンテナからの放送信号を前記チューナに送るための付属コネクタ部と、前記チューナに出力された放送信号を記録するための記録部とを備えた携帯情報端末を制御するためのプログラムであって、
    前記付属アンテナが受信する放送信号と前記外部アンテナが受信する放送信号との前記チューナへの出力を制御するコンピュータによって実行され、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、前記付属コネクタ部が前記外部コネクタ部に連結されている場合、前記付属アンテナから前記チューナに出力された放送信号が前記記録部に記録されているときには、前記付属アンテナから前記チューナへの放送信号の出力を継続させる、携帯情報端末の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017020326A1 (zh) * 2015-07-31 2017-02-09 深圳市浪尖科技有限公司 移动电视宝

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