JP2014179044A - 情報処理システム、出力システム、及び出力方法 - Google Patents

情報処理システム、出力システム、及び出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力データに対する処理効率を向上させる。
【解決手段】1以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、出力データを解析して、出力対象データと出力条件データとに分割する解析手段と、前記解析手段により得られる出力対象データを圧縮する圧縮伸張手段と、前記圧縮伸張手段により圧縮した出力対象データと前記解析手段により得られる出力条件データとを対応付けて管理する管理手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本願は、情報処理システム、出力システム、及び出力方法に関する。
例えば、印刷するデータをビットマップ展開したビットマップデータを、データ転送速度に基づき選択した圧縮方式で圧縮し、圧縮したビットマップデータを印刷装置に送信する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の方法では、印刷するデータ全てに対して圧縮をしているため、例えばユーザが印刷要求時に印刷条件を変更するような場合には、圧縮したデータを一旦伸張して、データに含まれる印刷条件データ部分を変更しなければならなかった。
1つの側面では、出力データに対する処理効率を向上させることを目的とする。
一態様における情報処理システムは、1以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、出力データを解析して、出力対象データと出力条件データとに分割する解析手段と、前記解析手段により得られる出力対象データを圧縮する圧縮伸張手段と、前記圧縮伸張手段により圧縮した出力対象データと前記解析手段により得られる出力条件データとを対応付けて管理する管理手段とを有することを特徴とする。
出力データに対する処理効率を向上させることが可能となる。
第1実施形態における出力システムの一例の構成図である。 第1実施形態において適用される印刷データの一例を示す図である。 第1実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。 クライアントPC及びプリントサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態におけるプリントサーバへのジョブ投入シーケンスである。 属性記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 第1実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。 第2実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。 第2実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。 第3実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。 第4実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。 第4実施形態における圧縮判断処理の第1実施例を示すフローチャートである。 第4実施形態における圧縮判断処理の第2実施例を示すフローチャートである。 第4実施形態における圧縮判断処理の第3実施例を示すフローチャートである。 第5実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。 第5実施形態における圧縮判断処理の一例を示すフローチャートである。 第5実施形態における属性記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 他のシステム構成の一例を示す図である。 第6実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。 第6実施形態におけるサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。 第6実施形態におけるプリントサービスアプリの一例の処理ブロック図である。
以下、実施形態について、詳細に説明する。
<第1実施形態>
<システム構成>
図1は、第1実施形態における出力システムの一例の構成図である。図1に示す出力システム10は、クライアントPC(Personal Computer)11と、プリントサーバ12と、出力装置の一例としての画像形成装置13とを有するように構成される。
クライアントPC11と、プリントサーバ12と、画像形成装置13とは、例えばインターネットや、LAN(Local Area Network)等に代表される通信ネットワーク14を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。なお、通信ネットワーク14は、有線でも無線でも良く、それらの組み合わせであっても良い。
図1の例では、複数の画像形成装置(画像形成装置13−1、13−2)と、複数のクライアントPC(クライアントPC11−1〜11−3)とを示しているが、台数についてはこれに限定されるものではなく、1以上であれば良い。これは、プリントサーバ12においても同様であり、例えば、1以上の情報処理装置を有する情報処理システムとして構成されても良い。
クライアントPC11は、汎用的なOS(Operating System)(例えばWindows(登録商標))により各種処理を実行する。クライアントPC11は、例えばMicrosoft Word(登録商標)等の文書編集ソフトや、表計算ソフト、プレゼンテーション用ソフト、Webブラウザ等の一般的なアプリケーションを用いて印刷を行う。なお、クライアントPC11は、印刷を行う際、画像形成装置13に対して直接印刷を行うのではなく、プリントサーバ12に印刷するデータ(出力データ)を蓄積すると良い。
クライアントPC11は、印刷にプリントドライバを使用する場合には、画像形成装置13に依存しないプリンタドライバを使用することが望ましいが、これに限定されるものではない。クライアントPC11は、プリントサーバ12に印刷するデータを送信し、プリントサーバ12でレンダリング処理(例えば、上述したWord等のアプリケーションファイルからプリンタで印刷可能な形式である印刷データへの変換処理)を行っても良い。
なお、クライアントPC11は、例えば携帯端末(スマートフォン、タブレット、携帯電話)等でも良い。
プリントサーバ12は、汎用的なOS(例えばWindows、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)等)により各種処理を実行する。プリントサーバ12は、通信ネットワーク14を介して、クライアントPC11や画像形成装置13とデータ通信を行う。
プリントサーバ12は、例えばクライアントPC11から印刷するデータ(出力データ)を取得すると、取得した出力データを解析する。プリントサーバ12は、出力対象データとしての印刷データ(例えばPDL(Printer Job Language):ページ記述言語)と、出力条件データが含まれる書誌情報(例えばPJL(Page Description Language):ジョブ制御コマンド)とに分割する。
プリントサーバ12は、印刷データを所定の圧縮方式により圧縮する。プリントサーバ12は、書誌情報から属性情報(例えば部数、両面印刷、ページ数等)を抽出すると、抽出した属性情報を格納し、圧縮した印刷データと書誌情報とを対応付けて管理する。
なお、プリントサーバ12は、上述した各データを内部のファイルシステムにより格納しても良く、RDBMS(Relational DataBase Management System)や、外部のストレージサービスを用いて格納しても良い。
画像形成装置13は、例えばMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成機能を有する装置であるがこれには限定されず、コピー機、スキャナ、プリンタ、レーザプリンタ等であっても良い。
画像形成装置13は、例えばクライアントPC11からプリントサーバ12に印刷するデータを投入したユーザ等に対して、プリントサーバ12から取得したジョブ一覧を表示し、ユーザからの印刷要求(ジョブ取得要求)等を受け付ける。
画像形成装置13は、ユーザの印刷要求に応じて、プリントサーバ12から上述した書誌情報と圧縮された印刷データとを取得すると、圧縮された印刷データを伸張して、書誌情報と、伸張した印刷データとに基づき印刷を行う。
なお、画像形成装置13は、上述した機能を、例えば画像形成装置13上の拡張API(Application Programming Interface)を利用しても良く、画像形成装置13の外付端末で実現しても良い。また、画像形成装置13は、例えば外部装置等と連携してユーザの認証を行っても良い。
<本実施形態において適用される印刷データの一例>
図2は、第1実施形態において適用される印刷データの一例を示す図である。図2に示すように、画像形成装置13において印刷可能となる印刷データは、上述した書誌情報を示すジョブ制御コマンド(PJL)と、印刷データ(PDL)とにより構成される。
ジョブ制御コマンド(PJL)は、例えば書誌情報に文書名、コピー部数、両面情報等の属性情報を含む制御コマンドである。なお、ジョブ制御コマンドは、例えば途中で文書の設定変更等がある場合には、印刷データの間に含まれることもある。
図2の例では、先頭に示されたジョブ制御コマンド(PJL)の後、印刷データ(PDL)が来て、ジョブ制御コマンド(PJL)と印刷データ(PDL)とが順番に繰り返した後、印刷データの終了を示すジョブ制御コマンド(PJL)が来ている。
ここで、先頭のジョブ制御コマンドには、上述した文書名、コピー部数、両面情報等が含まれ、ユーザにより出力条件として印刷設定(コピー部数、両面情報等の印刷条件)の変更が行われると、先頭のジョブ制御コマンド(PJL)が編集されることとなる。
したがって、例えば、先頭の出力条件データとしてのジョブ制御コマンド(PJL)と、その他の出力対象データとしての印刷データ(PDL)(以下、「印刷対象データ」と称する)とに分割し、先頭のジョブ制御コマンドは圧縮せず、印刷対象データを圧縮すると良い。なお、印刷対象データには、印刷データ(PDL)の他、例えば図2に示すように先頭以外のジョブ制御コマンドや印刷データとの繰り返し部分や、末尾のジョブ制御コマンドを含んでも良い。
上述したように印刷データを分割することで、例えば印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<各装置の機能構成>
図3は、第1実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。図3(A)は、クライアントPC11の機能構成の一例を示し、図3(B)は、プリントサーバ12の機能構成の一例を示し、図3(C)は、画像形成装置13の機能構成の一例を示している。
図3(A)に示すように、クライアントPC11は、通信部21と、アプリケーション部22と、プリンタドライバ23と、OS24とを有するように構成される。
通信部21は、通信ネットワーク14を介して、プリントサーバ12や画像形成装置13とネットワーク接続し、データ通信を行う。例えば、通信部21は、プリンタドライバ23によるWord等のアプリケーションファイルの変換により得られた印刷データをプリントサーバ12に送信する。なお、通信部21は、印刷するデータを変換せずにプリントサーバ12に直接送信しても良い。通信部21におけるネットワーク接続は、例えば無線ネットワークでも、有線ネットワークでも良い。
アプリケーション部22は、例えば、文書編集ソフトや、表計算ソフト、プレゼンテーション用ソフト、Webブラウザ等の一般的なアプリケーションを有し、各処理を実行する。
プリンタドライバ23は、アプリケーション部22で実行しているアプリケーションファイルを印刷可能な形式である印刷データへ変換する。
OS24は、クライアントPC11における各処理を制御する制御手段であり、例えばWindows等のOSを使用するが、OSの種類についてはこれに限定されるものではない。
図3(B)に示すように、プリントサーバ12は、通信部31と、データ解析部32と、データ記憶部33と、管理手段の一例としての属性記憶部34と、圧縮伸張部35と、OS36とを有するように構成される。
通信部31は、通信ネットワーク14を介して、クライアントPC11や画像形成装置13とネットワーク接続し、データ通信を行う。なお、通信部31におけるネットワーク接続は、例えば無線ネットワークでも、有線ネットワークでも良い。
データ解析部32は、クライアントPC11から印刷するデータ(出力データ)を取得すると、取得した出力データを解析する。データ解析部32は、出力データを解析して、書誌情報から属性情報(例えば部数、ページ数、文書名)を抽出すると、先頭のジョブ制御コマンドと、印刷対象データとを分割する。
データ記憶部33は、データ解析部32により得られる先頭のジョブ制御コマンドと、圧縮伸張部35により圧縮した印刷対象データとを記憶する。なお、データ記憶部33は、プリントサーバ12内部のファイルシステムでも良く、RDBMSや外部のストレージサービス等であっても良い。
属性記憶部34は、データ解析部32により得られる属性情報を記憶する。ここで、属性記憶部34は、属性情報を記憶する際に、例えば圧縮した印刷対象データと先頭のジョブ制御コマンドとを対応付けて管理すると良い。なお、属性記憶部34は、例えばRDBMS等を利用しても良い。
圧縮伸張部35は、例えば印刷対象データ等を所定の圧縮方式により圧縮する。OS36は、プリントサーバ12における各処理を制御する制御手段である。OS36は、例えば、Windows、Unix、Linux等を使用するが、これに限定されるものではない。
図3(C)に示すように、画像形成装置13は、例えば通信部41と、入出力部42と、データ処理部43と、出力手段の一例としての印刷部44とを有するように構成される。
通信部41は、通信ネットワーク14を介して、クライアントPC11やプリントサーバ12とネットワーク接続し、データ通信を行う。通信部41は、プリントサーバ12にジョブ一覧取得要求を送信したり、ユーザの印刷設定(印刷条件)変更要求を送信したりする。なお、通信部41におけるネットワーク接続は、例えば無線ネットワークでも、有線ネットワークでも良い。
入出力部42は、例えばユーザからのジョブ一覧取得要求を受け付けると、プリントサーバ12から取得したジョブ一覧を画面に表示したり、ユーザからの印刷設定変更要求(出力条件変更要求)や、印刷要求(ジョブ取得要求)を受け付けたりする。
データ処理部43は、プリントサーバ12から取得した圧縮された印刷対象データを伸張する。印刷部44は、プリントサーバ12から取得したジョブ制御コマンドと、データ処理部43により伸張された印刷対象データとに基づき印刷を行う。
<クライアントPC11及びプリントサーバ12のハードウェア構成例>
図4は、クライアントPC及びプリントサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示すハードウェア構成は、例えば入力装置51と、表示装置52と、RAM53と、ROM54と、HDD(Hard Disk Drive)55と、CPU(Central Processing Unit)56と、通信I/F57と、外部I/F58とを有し、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置51は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置52は、ディスプレイ等を含み、クライアントPC11又はプリントサーバ12による処理結果を表示する。
RAM53は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM54は、電源を切ってもプログラムやデータを保持可能な不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM54には、クライアントPC11やプリントサーバ12の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。
HDD55は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばクライアントPC11やプリントサーバ12等のコンピュータ全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
HDD55は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
CPU56は、ROM54やHDD55等の記憶装置からプログラムやデータをRAM53上に読み出し、処理を実行することで、クライアントPC11やプリントサーバ12等のコンピュータ全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F57は、クライアントPC11やプリントサーバ12を通信ネットワーク14に接続するインターフェースである。これにより、クライアントPC11やプリントサーバ12は、通信I/F57を介してデータ通信を行う。
外部I/F58は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体58A等がある。これにより、クライアントPC11やプリントサーバ12は、外部I/F58を介して記録媒体58Aの読み取り及び/又は書き込みを行うことが可能である。
記録媒体58Aには、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
上述したハードウェア構成により、クライアントPC11及びプリントサーバ12は、各種処理を実現することが可能となる。
<画像形成装置13:ハードウェア構成>
図5は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、画像形成装置13は、コントローラ60と、スキャナ61と、プリンタ62と、操作パネル63と、通信インターフェース64等を有するように構成される。
コントローラ60は、CPU65と、RAM66と、ROM67と、HDD68と、NVRAM(Non Volatile RAM)69等を有するように構成される。
CPU65は、RAM66にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。RAM66は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。ROM67には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記録されている。
HDD68には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記録される。NVRAM69には、各種の設定情報等が記録される。
スキャナ61は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ62は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。操作パネル63は、ユーザからの入力を受け付けるボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。
通信インターフェース64は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない)に接続するためのハードウェアである。
<第1実施形態:プリントサーバにジョブ(データ)を投入するシーケンス例>
図6は、第1実施形態におけるプリントサーバにジョブを投入する一例を示すシーケンス例である。図6の例では、概略的にクライアントPC11のアプリケーション部22及びプリンタドライバ23、プリントサーバ12の通信部31、データ解析部32、データ記憶部33、圧縮伸張部35及び属性記憶部34を用いて説明する。
図6に示すように、クライアントPC11は、アプリケーション部22により印刷を実行すると(S01)。プリンタドライバ23により、アプリケーション部22のデータを印刷データに変換し、プリントサーバ12へ送信する(S02)。
プリントサーバ12は、クライアントPC11から通信部31を介して印刷データを受信すると、データ解析部32により解析する(S03)。S03の処理では、データ解析部32は、先頭のジョブ制御コマンドに含まれる書誌情報から、属性情報(例えば、部数、ページ数、文書名等)を取得すると、先頭のジョブ制御コマンドと、印刷対象データとに分割する。
次に、データ解析部32は、データ記憶部33に分割した先頭のジョブ制御コマンドを記憶させる(S04)。次に、データ解析部32は、圧縮伸張部35により分割した印刷対象データを所定の圧縮方式で圧縮させると(S05)、圧縮した印刷対象データをデータ記憶部33に記憶させる(S06)。
次に、データ解析部32は、先頭のジョブ制御コマンドと圧縮した印刷対象データとを対応付け、取得した属性情報と併せて、属性記憶部34に記憶させる(S07)。
上述したように、プリントサーバ12は、クライアントPC11から取得したデータを、ジョブ制御コマンドと印刷対象データとに分割し、印刷対象データは圧縮し保存しておく。
<第1実施形態:属性記憶部34に記憶されるデータ例>
図7は、属性記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。属性記憶部34に記憶されるデータの項目としては、例えば「ID」、「ユーザ名」、「ジョブ名」、「投入時刻」、「データサイズ」、「ジョブ制御コマンド蓄積場所」、「印刷対象データ蓄積場所」、「ページ数」、「両面」、「部数」等があるが、これに限定されるものではない。
例えば、「ID」は、ジョブを識別する識別情報である。「ユーザ名」は、ジョブを実行したユーザを示す。「ジョブ名」は、例えば所定のアプリケーション等で作成された印刷データのファイル名等であるが、これに限定されるものではない。「投入時刻」は、ジョブ(印刷データ)を投入したときの投入時刻である。「データサイズ」は、ジョブ(印刷データ)のデータサイズである。
更に、「ジョブ制御コマンド蓄積場所」は、データ解析部32により得られた先頭のジョブ制御コマンドの蓄積場所であり、例えばデータ記憶部33の格納領域である。「印刷対象データ蓄積場所」は、例えば圧縮伸張部35により圧縮された印刷対象データの格納場所である。「ページ数」は、印刷データのページ数である。「両面」は、両面印刷か、片面印刷するかを示す設定情報である。「部数」は、印刷する部数を示す設定情報である。
上述したように、属性記憶部34では、属性情報としての部数や、両面情報等と併せて、ジョブ制御コマンドと印刷対象データとを対応付けて管理する。
<第1実施形態:プリントサーバ12からデータを取得するシーケンス例>
図8は、第1実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。図8の例では、画像形成装置13の入出力部42、通信部41、データ処理部43及び印刷部44、プリントサーバ12の通信部31、属性記憶部34、及びデータ記憶部33を用いて説明する。
図8に示すように、画像形成装置13は、ユーザの操作により入出力部42から、プリントサーバ12に蓄積しているジョブ一覧取得要求を受け付けると(S11)、入出力部42は、通信部41にジョブ一覧取得要求を出力する(S12)。
通信部41は、プリントサーバ12にジョブ一覧取得要求を送信し(S13)、プリントサーバ12は、通信部31を介して属性記憶部34からジョブ一覧を取得すると(S14)、
画像形成装置13にジョブ一覧を送信する。
画像形成装置13は、入出力部42によりプリントサーバ12から取得したジョブ一覧を表示し、表示したジョブ一覧からユーザにより選択されたジョブを受け付ける(S15)。なお、S15の処理では、ユーザからジョブの印刷設定(例えば部数、両面、カラー等)等の指示を受け付けても良い。
入出力部42は、通信部41に該当ジョブの取得要求(印刷要求)として、ジョブ制御コマンドの取得要求と印刷設定要求とを出力して(S16)、通信部41からプリントサーバ12に送信する(S17)。
プリントサーバ12は、通信部31を介して、画像形成装置13からのジョブ制御コマンドの取得要求と印刷設定要求とを取得すると、属性記憶部34からジョブ制御コマンドの蓄積場所の情報を取得する(S18)。プリントサーバ12は、通信部31を介して、データ記憶部33からジョブ制御コマンドを取得すると(S19)、画像形成装置13に送信する。
画像形成装置13は、入出力部42を介して、プリントサーバ12から取得したジョブ制御コマンドを印刷部44により、先に印刷する(S20)。
次に、画像形成装置13は、入出力部42により通信部41に該当ジョブの取得要求として、印刷対象データの取得要求を出力すると(S21)、通信部41からプリントサーバ12に送信する(S22)。プリントサーバ12は、通信部31を介して印刷対象データの取得要求を取得すると、属性記憶部34から印刷対象データの蓄積場所の情報を取得する(S23)。
プリントサーバ12は、通信部31を介してデータ記憶部33から印刷対象データを取得すると(S24)、画像形成装置13に送信する。
画像形成装置13は、入出力部42を介してプリントサーバ12から取得した印刷対象データをデータ処理部43により伸張し(S25)、伸張された印刷対象データを印刷部44により印刷する(S26)。
上述したように、第1実施形態では、印刷データを分割することで、例えば印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態における出力システムは、上述した第1実施形態の出力システム10と同様の構成であるため、ここでの具体的な説明は省略する。
図9は、第2実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。なお、上述した第1実施形態の各装置の構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付するものとし、ここでの具体的な説明は省略する。
図9(A)は、クライアントPC11の機能構成の一例を示し、図9(B)は、プリントサーバ70の機能構成の一例を示し、図9(C)は、画像形成装置13の機能構成の一例を示している。第2実施形態では、クライアントPC11と、画像形成装置13は、上述した第1実施形態の同様の構成であるため、ここでの具体的な説明は省略する。
図9(B)に示すように、プリントサーバ70は、通信部31と、データ解析部32と、データ記憶部33と、属性記憶部34と、圧縮伸張部35と、OS36と、データ編集部71とを有するように構成される。
第2実施形態では、画像形成装置13からのジョブ取得要求と、印刷設定変更要求とに応じて、ジョブ制御コマンドを編集するデータ編集部71を有している。データ編集部71は、印刷設定変更要求を取得すると、データ記憶部33に記憶されているジョブ制御コマンドを編集する。ここで、印刷設定(印刷条件)が含まれるジョブ制御コマンドは圧縮されていないため、ユーザがジョブ取得要求時に印刷設定を変更するような場合でも、無駄な圧縮や伸張処理を行うことなく、印刷データ(出力データ)を出力する処理効率を向上させることが可能となる。
<第2実施形態:プリントサーバ70からデータを取得するシーケンス例>
図10は、第2実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。なお、図10に示すシーケンスのS31〜S34の処理は、図8に示すS11〜S14の処理と同様の処理を行い、図10に示すシーケンスのS41〜S47の処理は、図8に示すS20〜S26の処理と同様の処理を行うため、ここでの説明は省略する。
画像形成装置13は、入出力部42によりジョブ一覧を表示し、ユーザからジョブの取得要求を受け付ける際、ジョブの印刷設定変更の指示を受け付ける(S35)。ここでは、ユーザにより、例えば部数、両面、カラー等の印刷設定を変更する指示を受け付けることが可能である。
入出力部42は、通信部41に該当ジョブの取得要求として、ジョブ制御コマンドの取得要求と印刷設定変更要求とを出力して(S36)、通信部41からプリントサーバ70に送信する(S37)。
プリントサーバ70は、通信部31を介してジョブ制御コマンドの取得要求と印刷設定変更要求とを取得すると、属性記憶部34からジョブ制御コマンドの蓄積場所の情報を取得し(S38)、データ記憶部33からジョブ制御コマンドを取得する(S39)。
次に、プリントサーバ70は、データ編集部71により、取得した印刷設定変更要求に応じて、S39の処理で取得したジョブ制御コマンドを編集し(S40)、編集したジョブ制御コマンドを通信部31に出力する。プリントサーバ70は、通信部31を介して画像形成装置13の入出力部42に編集したジョブ制御コマンドを送信する。
上述したように第2実施形態では、ユーザから印刷設定変更要求を取得した場合でも、ジョブ制御コマンドと印刷対象データとを分割し、印刷対象データを圧縮しているため、ジョブ制御コマンドの編集を容易に行うことが可能となる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態と比較すると、プリントサーバ70の圧縮伸張部35が、画像形成装置13にジョブ制御コマンドを送信する際、ジョブ制御コマンドも圧縮し、画像形成装置13のデータ処理部43により圧縮したジョブ制御コマンドの伸張を行う。
これにより、例えばジョブ制御コマンド(PJL)部分も圧縮することで転送量を減らし、ネットワークが遅い場合でもパフォーマンスを向上させることが可能となる。
なお、第3実施形態のシステム構成及び各装置の機能構成例については、上述した第2実施形態と同様の構成を用いることができるため、ここでの具体的な説明は省略する。
<第3実施形態:プリントサーバ70からデータを取得するシーケンス例>
図11は、第3実施形態におけるプリントサーバからのデータ取得シーケンスである。なお、図11に示すシーケンスのS51〜S59の処理は、上述した図10に示すS31〜S39の処理と同様の処理を行い、図11に示すシーケンスのS64〜S69の処理は、図10に示すS42〜S47の処理と同様の処理を行うため、ここでの説明は省略する。
プリントサーバ70は、データ編集部71により、取得した印刷設定変更要求に応じて、S59の処理で取得したジョブ制御コマンドを編集する(S60)。次に、プリントサーバ70は、編集が終了したジョブ制御コマンドを圧縮伸張部35により圧縮し(S61)、圧縮したジョブ制御コマンドを通信部31に出力する。プリントサーバ70は、通信部31を介して画像形成装置13の入出力部42に圧縮したジョブ制御コマンドを送信する。
画像形成装置13は、入出力部42を介してプリントサーバ70から圧縮したジョブ制御コマンドを取得すると、データ処理部43で伸張し(S62)、伸張したジョブ制御コマンドを印刷部44で印刷する(S63)。
上述したように、ジョブ制御コマンドも圧縮することで転送量を減らし、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。図12は、第4実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。なお、上述した第2実施形態の各装置の構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付するものとし、ここでの具体的な説明は省略する。
図12(A)は、クライアントPC11の機能構成の一例を示し、図12(B)は、プリントサーバ80の機能構成の一例を示し、図12(C)は、画像形成装置90の機能構成の一例を示している。第4実施形態では、クライアントPC11は、上述した第1実施形態の同様の構成であるため、ここでの具体的な説明は省略する。
プリントサーバ80は、通信部31と、データ解析部32と、データ記憶部33と、属性記憶部34と、圧縮伸張部35と、OS36と、データ編集部71と、計測部81と、圧縮判定部82とを有するように構成される。
計測部81は、画像形成装置90からのジョブ取得要求に応じて、ジョブ制御コマンドを送信する際に、通信ネットワーク14の通信速度を計測する。例えば、上述した図10のシーケンスでは、S38の処理でジョブ取得要求を受け、S40の処理の後、ジョブ制御コマンドを画像形成装置90に送信するタイミングで、通信ネットワーク14の通信速度を計測すると良い。
圧縮判定部82は、予め設定した圧縮条件に基づき、印刷対象データを圧縮するか判定する。圧縮判定部82は、例えば、予め通信ネットワーク14の通信速度に閾値を設け、計測部81の計測結果に応じて、印刷対象データを圧縮するか判定する。また、圧縮判定部82は、クライアントPC11から取得したデータのサイズが所定以上の場合や、取得したデータを圧縮伸張部35により圧縮したときの圧縮率が所定以下の場合等に、印刷対象データを圧縮すると判定しても良い。
圧縮伸張部35は、圧縮判定部82の判定結果に応じて、印刷対象データを圧縮したり伸張したりする。
画像形成装置90は、通信部41と、入出力部42と、データ処理部43と、圧縮判定部91と、印刷部44とを有するように構成される。
圧縮判定部91は、例えばプリントサーバ80から得られた印刷対象データが圧縮されているか判断する。データ処理部43は、圧縮判定部91により圧縮されていると判断された場合に、例えば印刷対象データを伸張する。
上述した構成を有することにより、印刷対象データのサイズや、ネットワーク回線等に応じて圧縮するか判定し、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<圧縮判断処理の第1実施例>
図13は、第4実施形態における圧縮判断処理の第1実施例を示すフローチャートであるる。図13の例では、印刷対象データが既に圧縮されている場合の一例を示している。
図13に示すように、プリントサーバ80は、画像形成装置90にジョブ制御コマンドを送信すると(S71)、計測部81により現在の通信ネットワーク14の通信速度を計測し、計測した通信速度が所定以上か圧縮判定部82により判定する(S72)。
圧縮判定部82は、通信速度が所定以上であると判定すると(S72において、YES)、印刷対象データを伸張し(S73)、伸張した印刷対象データを、画像形成装置13に送信する(S74)。圧縮判定部82は、通信速度が所定以上ではないと判定すると(S72において、NO)、印刷対象データ(圧縮済み)を画像形成装置90に送信し(S75)、処理を終了する。
上述したように、圧縮判断処理の第1実施例によれば、通信ネットワーク14の通信速度に基づき、印刷対象データを圧縮するか判定し、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<圧縮判断処理の第2実施例>
図14は、第4実施形態における圧縮判断処理の第2実施例を示すフローチャートである。図14に示すように、プリントサーバ80は、クライアントPC11から印刷するデータを受信すると(S81)、圧縮判定部82により受信したデータが予め設定した圧縮条件に合うか判定する(S82)。ここでは、受信したデータのサイズが所定以上か判定したり、受信したデータを圧縮した場合の圧縮率が所定以上か判定したりすると良い。
圧縮判定部82は、受信したデータが圧縮条件に合うと判定すると(S82において、YES)、印刷対象データを圧縮し(S83)、データ記憶部33に記憶する(S84)。なお、圧縮判定部82は、受信したデータが圧縮条件に合わないと判定すると(S82において、NO)、そのままS84の処理に進み、処理を終了する。
上述したように、圧縮判断処理の第2実施例によれば、予め圧縮条件を設けて、例えば圧縮率が変わらないデータの場合には、圧縮しないことで印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させても良い。
<圧縮判断処理の第3実施例>
図15は、第4実施形態における圧縮判断処理の第3実施例を示すフローチャートである。図15の例は、例えば圧縮条件に基づき印刷対象データを圧縮していない場合等の一例を示している。
図15に示すように、プリントサーバ80は、ジョブ制御コマンドを送信すると(S91)、計測部81により現在の通信ネットワーク14の通信速度を計測し、計測した通信速度が所定以上か圧縮判定部82により判定する(S92)。
圧縮判定部82は、通信速度が所定以上であると判定すると(S92において、YES)、印刷対象データは、圧縮済みデータであるか判定する(S93)。圧縮判定部82は、印刷対象データが圧縮済みデータであると判定すると(S93において、YES)、圧縮伸張部35により印刷対象データを伸張する(S94)。
圧縮判定部82は、通信速度が所定以上ではないと判定すると(S92において、NO)、印刷対象データが圧縮済みデータか判定し(S95)、圧縮済みデータではないと判定すると(S95において、NO)、圧縮伸張部35により印刷対象データを圧縮する(S96)。プリントサーバ80は、S94又はS96の処理の後、通信部31により印刷対象データを送信する(S97)。
なお、S93の処理において、圧縮済みデータでないと判定した場合(S93において、NO)、S95の処理において、圧縮済みデータであると判定した場合(S95において、YES)には、そのままS97の処理に進み、処理を終了する。
上述したように、圧縮判断処理の第3実施例によれば、印刷対象データ及びネットワーク回線に応じて圧縮を行うことで、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。図16は、第5実施形態における各装置の機能構成の一例を示す図である。なお、上述した第4実施形態の各装置の構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付するものとし、ここでの具体的な説明は省略する。
図16(A)は、クライアントPC11の機能構成の一例を示し、図16(B)は、プリントサーバ80の機能構成の一例を示し、図16(C)は、画像形成装置100の機能構成の一例を示している。
第5実施形態では、クライアントPC11及びプリントサーバ80は、上述した第4実施形態の同様の構成であるため、ここでの具体的な説明は省略する。
画像形成装置100は、通信部41と、入出力部42と、データ処理部43と、圧縮判定部91と、機能判断部101と、印刷部44とを有するように構成される。
機能判定部101は、データ処理部43で伸張処理が可能か判定する。機能判定部101は、予め設定された機能情報に基づき、伸張処理が可能か判定しても良い。また、機能判定部101は、例えばプリントサーバ80から取得した印刷対象データの圧縮前後のサイズや、データ処理部43の伸張性能等に応じて、プリントサーバ80において印刷対象データを圧縮するか判定しても良い。なお、圧縮前後のサイズは、プリントサーバ80から得られるジョブ一覧に含まれていても良い。
機能判定部101は、上述した判定結果として、データ処理部43により伸張処理が可能ではないと判定した場合や、伸張性能により印刷対象データは圧縮しないと判定した場合、プリントサーバ80に印刷対象データを圧縮しないよう非圧縮要求を行っても良い。
プリントサーバ80は、画像形成装置100からの非圧縮要求を取得すると、圧縮判定部82により印刷対象データが圧縮されているか判断し、圧縮されている場合には印刷対象データを伸張すると良い。
上述したように、例えば圧縮に対応できない装置や伸張性能が良くない装置が混在した環境の場合でも対応が可能となり、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<第5実施形態:圧縮判断処理>
図17は、第5実施形態における圧縮判断処理の一例を示すフローチャートである。図17に示すように、プリントサーバ80は、ジョブ制御コマンドを送信すると(S101)、例えば圧縮判定部82により画像形成装置100から印刷対象データに対する非圧縮要求があったか判定する(S102)。
プリントサーバ80は、圧縮判定部82により非圧縮要求がなかったと判断すると(S102において、NO)、計測部81により現在の通信ネットワーク14の通信速度を計測し、計測した通信速度が所定以上か判定する(S103)。
圧縮判定部82は、通信速度が所定以上であると判定すると(S103において、YES)、印刷対象データは、圧縮済みデータであるか判定する(S104)。圧縮判定部82は、印刷対象データが圧縮済みデータであると判定すると(S104において、YES)、圧縮伸張部35により印刷対象データを伸張する(S105)。
圧縮判定部82は、通信速度が所定以上ではないと判定すると(S103において、NO)、印刷対象データが圧縮済みデータか判定し(S106)、圧縮済みデータではないと判定すると(S106において、NO)、圧縮伸張部35により印刷対象データを圧縮する(S107)。
一方、プリントサーバ80は、圧縮判定部82により非圧縮要求があったと判断すると(S102において、YES)、印刷対象データを圧縮せず、印刷対象データを送信する(S108)。
なお、S104の処理において圧縮済みデータでないと判定した場合(S104において、NO)、S106の処理において圧縮済みデータであると判定した場合(S106において、YES)、S105又はS107の処理の後、そのままS108の処理に進み、処理を終了する。
<第5実施形態:属性記憶部34に記憶されるデータ例>
図18は、第5実施形態における属性記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。図18に示すように、第5実施形態における属性記憶部34に記憶されるデータの項目としては、例えば「ID」、「ユーザ名」、「ジョブ名」、「投入時刻」、「データサイズ」、「圧縮サイズ」、「ジョブ制御コマンド蓄積場所」、「印刷対象データ蓄積場所」、「ページ数」、「両面」、「部数」等があるが、これに限定されるものではない。
上述した図7に示すデータ項目と比較すると、第5実施形態では、「圧縮サイズ」の項目を有している。第5実施形態では、例えば画像形成装置100からジョブ一覧取得要求を受けると、プリントサーバ80は、図18に示す「データサイズ」と「圧縮サイズ」とに示す印刷対象データの圧縮前後のサイズをジョブ一覧に含めて送信すると良い。
これにより、画像形成装置100は、印刷対象データの圧縮前後のサイズと、データ処理部43の伸張性能とに基づき、印刷対象データを圧縮するか判定することが可能となる。このように、圧縮転送が有効か否かを、圧縮前後のサイズや伸張性能に基づき判定することで、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<他のシステム構成例>
なお、上述した第1〜第5実施形態では、複数の実施形態を組み合わせることが可能である。また、第1〜第5実施形態では、図1に示す出力システム10を用いた実施形態について示しているが、例えば、出力システム10に、アプリケーションデータから印刷データに変換する変換装置(例えば、レンダリングサーバ)を含む構成であっても良い。
更に、他の構成としては、上述したプリントサーバと画像形成装置とが異なるネットワーク上にある場合に、その異なるネットワークを中継する中継装置(例えば中継サーバ)を含む構成であっても良い。
例えば、図19は、他のシステム構成の一例を示す図である。図19(A)に示す出力システム110は、上述した図1に示す出力システム10と比較すると、レンダリングサーバ111が通信ネットワーク14に接続されている。
プリントサーバ12は、レンダリングサーバ111によりアプリケーションデータを印刷データに変換させ、レンダリングサーバ111から印刷データを取得すると、印刷データのサイズと、変換する前のアプリケーションデータのサイズとを比較する。このデータサイズの差が大きいほど圧縮率が高くなるため、プリントサーバ12は、所定以上のデータサイズの差がある場合に、印刷対象データを圧縮するよう判定しても良い。このように、所定以上のデータサイズの差があるときに、印刷対象データを圧縮することで、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
図19(B)に示す出力システム120は、クライアントPC11と、画像形成装置13と、中継装置121とが、通信ネットワーク14−1により接続されている。また、出力システム120は、中継装置121を介して通信ネットワーク14−2により接続されたプリントサーバ12と、レンダリングサーバ111とを有するように構成されている。
図19(B)の例では、プリントサーバ12が、画像形成装置13とは異なる通信ネットワーク14−2上にあり、通信ネットワーク14−2の通信速度が著しく遅い場合を示している。
画像形成装置13と同一のネットワーク内にある中継装置121は、画像形成装置13からジョブ取得要求を受けるとプリントサーバ12に転送し、プリントサーバ12から得られる圧縮された印刷対象データを伸張し、画像形成装置13に転送すると良い。
上述したように、通信速度の遅いネットワークのみ、圧縮して転送し、中継装置で、伸張して画像形成装置に送ることで、圧縮に対応しない装置が混在する環境でも、印刷データ(出力データ)に対する処理効率を向上させることが可能となる。
<第6実施形態:システム構成>
上述した出力システムは、例えば図20に示す構成として用いても良い。図20は、第6実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
図20に示す出力システム130は、例えばオフィス内ネットワーク等のネットワークN1と、クラウドサービスに代表されるようなパブリックなネットワークN2と、インターネット等のネットワークN3とを有する。
ネットワークN1は、ファイアウォールFWの内側にあるプライベートなネットワークである。ファイアウォールFWは、ネットワークN1とネットワークN3との接点に設置され、不正なアクセスを検出及び遮断する。ネットワークN1は、クライアントPC11、画像形成装置13等が接続されている。
なお、図20に示す出力システム130は、ネットワークN3に接続されている携帯端末135を有している。携帯端末135は、例えばスマートフォンや、携帯電話、タブレット端末等、ユーザが携帯可能な端末である。携帯端末135は、無線又は有線による通信手段を有している。携帯端末13は、プリンタドライバを有していない場合でも、クライアントPC11と同様に、印刷指示を行うことが可能である。
ネットワークN2は、アクセス制御装置131によってネットワークN3に接続されている。ネットワークN2は、アクセス制御装置131によってセキュリティが保護されている。ネットワークN2には、プリントサービス提供装置132と、配信サービス提供装置133と、他サービス提供装置134とが接続されている。
すなわち、図20に示す出力システム130は、アクセス制御装置131と、プリントサービス提供装置132と、配信サービス提供装置133と、他サービス提供装置134とがサービス提供システムを実現している。
アクセス制御装置131は、プリントサービス提供装置132が提供するプリントサービスや、配信サービス提供装置133が提供する配信サービス等、各サービスへのログインを制御する。アクセス制御装置131、プリントサービス提供装置132と、配信サービス提供装置133と、他サービス提供装置134とは、1以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。
なお、アクセス制御装置131と、プリントサービス提供装置132と、配信サービス提供装置133と、他サービス提供装置134とは、1台のコンピュータに統合して実現しても良いし、複数のコンピュータに分散して実現しても良い。なお、ネットワークN2側のサービスの一部はネットワークN2以外にあっても良い。
また、図20に示すサービス提供システムには、例えば図19に示すレンダリングサーバ111や、中継装置121の機能を有していても良い。また、図20に示すサービス提供システムが有する各装置のハードウェア構成は、例えば図4に示すようなハードウェア構成を適用することが可能であるが、これに限定されるものではない。
<ソフトウェア構成:サービス提供システム>
図21は、第6実施形態におけるサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。サービス提供システム140は、プログラムの実行により、サービスアプリ141と、プラットフォーム142と、管理データ記憶部143と、プラットフォームAPI(Application Programming Interface)144とを実現している。
サービスアプリ141は、プリントサービスアプリ145と、配信サービスアプリ146と、1つ以上のその他のサービスアプリ147とを一例として有している。プリントサービスアプリ145は、例えばプリントサービスを提供するアプリケーションである。
配信サービスアプリ146は、例えば配信サービスを提供するアプリケーションである。その他のサービスアプリ147は、何らかのサービスを提供するアプリケーションである。
プラットフォームAPI144は、プリントサービスアプリ145と、配信サービスアプリ146と、その他のサービスアプリ147等のサービスアプリ141が、プラットフォーム142を利用するためのインターフェースである。
プラットフォームAPI144は、サービスアプリ141からの要求をプラットフォーム142が受信するために設けられた予め定義されたインターフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。なお、サービス提供システム140が複数のコンピュータに分散して構成される場合、プラットフォームAPI144にはネットワーク経由で利用可能な例えばWeb API等を利用することが可能である。
プラットフォーム142は、認証部150と、機器通信部151と、データ処理部152とを有するように構成される。
認証部150は、図20に示すオフィス機器からのログイン要求に基づいて認証を実行する。なお、オフィス機器とは、例えば画像形成装置13、クライアントPC11、携帯端末135等の総称である。
認証部150は、例えばクライアントPC11、携帯端末135からのログイン要求に対しては、管理データ記憶部143に記憶されている組織管理情報記憶部160や、ユーザ管理情報記憶部161にアクセスして認証を行う。認証部150は、例えば画像形成装置13からのログイン要求に対しては、管理データ記憶部143に記憶されている組織管理情報記憶部160や、ユーザ管理情報記憶部161、機器管理情報記憶部162にアクセスして認証を行う。
このようにしてオフィス機器から、クラウドサービスに代表されるようなパブリックなネットワークN2に接続し、サービスの提供を受けることに対してセキュリティを保護することが可能となる。
機器通信部151は、オフィス機器との通信を実行する。データ処理部152は、例えばプリントサービスアプリ145からの要求に基づいてデータ処理を実行する。図21の例では、データ処理部152は、データ形式変換部153と、圧縮伸張部154とを有するように構成される。
データ形式変換部153は、例えば、クライアントPC11や携帯端末135から投入されたデータを出力可能な形式(印刷データ)へ変換する。例えば、データ形式変換部153は、第1実施形態のプリントサーバ12等において実行されるレンダリング処理を実行する。
圧縮伸張部154は、例えば、第1実施形態の圧縮伸張部35に対応し、データ形式変換部153により出力可能な形式へと変換されたデータ(印刷対象データ)や、プリントサービスアプリ145から得られた印刷対象データを、所定の圧縮方式にて圧縮する。
管理データ記憶部143は、組織管理情報記憶部160と、ユーザ管理情報記憶部161と、機器管理情報記憶部162と、データ記憶部163とを有するように構成される。
組織管理情報記憶部160は、ユーザが所属する組織を認証するための組織コード、組織名等の組織管理情報を記憶する。ユーザ管理情報記憶部161は、ユーザを認証するための組織コード、ユーザ名、パスワード等のユーザ管理情報を記憶する。
機器管理情報記憶部162は、ユーザが使用する機器を認証するための組織コード、機器認証情報等の機器管理情報を記憶する。
データ記憶部163は、第1実施形態のデータ記憶部33に対応し、ジョブ制御コマンドや、データ処理部152の圧縮伸張部154により圧縮されたデータ(印刷対象データ)等を記憶する。
サービス提供システム140は、例えば認証やデータ処理といった機能を有するクラウド基盤と、クラウド基盤の機能を利用してプリントサービス等のサービス提供を行うサービス群として機能する。クラウド基盤は、例えばプラットフォーム142と、管理データ記憶部143と、プラットフォームAPI144とによって構成される。サービス群は、例えばプリントサービスアプリ145と、配信サービスアプリ146、その他のサービスアプリ147とによって構成される。
サービス提供システム140のクラウド基盤が有する認証の機能は、例えば認証部150と、認証用データベースにより構成される。認証用データベースは、組織管理情報記憶部160と、ユーザ管理情報記憶部161と、機器管理情報記憶部162等により構成される。また、サービス提供システム140のクラウド基盤が有するデータ処理機能は、例えばデータ処理部152と、データ記憶部163等により構成される。
サービス群はサービス提供システム140のクラウド基盤が有する認証やデータ処理機能を利用し、サービスの提供を行う。また、サービス提供システム140は、複数のサービスアプリ141が共通に利用する組織管理情報、ユーザ管理情報、機器管理情報等を有することで、認証機能を集約している。
<プリントサービスアプリの処理ブロック>
図22は、第6実施形態におけるプリントサービスアプリの処理ブロック図である。図22に示すように、プリントサービスアプリ145は、データ形式判断部170と、データ解析部171と、データ編集部172と、処理要求部173と、属性記憶部174として機能する。
データ形式判断部170は、例えばクライアントPC11や携帯端末135から投入されたデータが、出力可能な形式(例えば印刷可能な形式)に変換されているデータか判断する。データ形式判断部170は、例えばデータの拡張子等から、出力可能な形式に変換されているデータか判断し、出力可能な形式に変換されていないデータであると判断した場合、部数や、両面等の属性情報を抽出し、抽出した属性情報を属性記憶部174に記憶させる。
また、データ形式判断部170は、出力可能な形式に変換されていないデータであると判断した場合には、処理要求部173を介して、データ処理部152のデータ形式変換部153に出力可能な形式に変換するよう要求する。
データ解析部171は、第1実施形態のデータ解析部32に対応する。データ解析部171は、例えばデータ形式判断部170により出力可能な形式に変換されていると判断されたデータを解析し、先頭のジョブ制御コマンドと、出力対象データ(印刷対象データ)とに分割する。
データ解析部171は、処理要求部173を介して、先頭のジョブ制御コマンドを、データ記憶部163に記憶させるよう要求し、出力対象データをデータ処理部152の圧縮伸張部154に圧縮させるよう要求する。なお、データ解析部171は、出力可能な形式に変換されていると判断されたデータの書誌情報から属性情報を抽出し、抽出した属性情報を属性記憶部174に記憶させる。
データ編集部172は、第2実施形態のデータ編集部71に対応し、ジョブ制御コマンドを編集してジョブの印刷設定の変更を可能とする。データ編集部172は、画像形成装置13から印刷設定変更要求を受けると、属性記憶部174を参照し、処理要求部173を介して、データ記憶部163からジョブ制御コマンドを取得して編集する。
処理要求部173は、プラットフォームAPI144を介して、プラットフォーム142や管理データ記憶部143に対して、プリントサービスアプリ145からの要求に応じた処理を実行させる。
処理要求部173は、例えばデータ形式変換部153に対して、データ形式判断部170から取得したデータの形式を変換するよう要求したり、圧縮伸張部154に対してデータ解析部171から取得した出力対象データを圧縮するよう要求したりする。
また、処理要求部173は、データ形式変換部153によりデータ形式を変換したデータを、データ解析部171により分割したり、圧縮伸張部154により圧縮させた出力対象データをジョブ制御コマンドと対応付け、データ記憶部163に記憶させたりする。
また、処理要求部173は、画像形成装置13からジョブ一覧取得要求や、ジョブ取得要求を受けると、属性記憶部174を参照し、データ記憶部163から対応するジョブ一覧やジョブを取得し、画像形成装置13に送信する。
属性記憶部174は、第1実施形態のデータ記憶部33に対応し、データ解析部171により得られた属性情報を記憶する。また、属性記憶部174は、データ解析部171により得られる先頭のジョブ制御コマンドと、圧縮伸張部154により圧縮された印刷対象データとを対応付けて管理する。
上述したシステムにより、画像形成装置13からジョブ取得要求や印刷設定変更要求を取得した場合でも、出力データに対する処理効率を向上させることが可能となる。
なお、上述したプリントサービスアプリ145の各部は、プラットフォーム142のクラウド基盤において機能させても良く、プラットフォーム142のデータ処理機能をプリントサービスアプリにおいて機能させても良い。
上述した実施形態によれば、出力データに対する処理効率を向上させることが可能となる。なお、上述した実施形態では、一例として印刷処理について説明したが、印刷に限定されるものではなく、例えばプレビュー画面のように、1画面で複数ページ投影可能な表示用のページデータと、表示条件データを別々で管理する方法等に適用することが可能となる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10,110,120,130 出力システム
11 クライアントPC
12,70,80 プリントサーバ(情報処理システムの一例)
13,90,100 画像形成装置(出力装置の一例)
14 通信ネットワーク
21,31,41 通信部
22 アプリケーション部
23 プリンタドライバ
24,36 OS
32,171 データ解析部(解析手段の一例)
33,163 データ記憶部
34,174 属性記憶部(管理手段の一例)
35,154 圧縮伸張部(圧縮伸張手段の一例)
42 入出力部
43 データ処理部
44 印刷部(出力手段の一例)
51 入力装置
52 表示装置
53,66 RAM
54,67 ROM
55,68 HDD
56,65 CPU
57 通信I/F
58 外部I/F
60 コントローラ
61 スキャナ
62 プリンタ
63 操作パネル
64 通信インターフェース
69 NVRAM
71,172 データ編集部
81 計測部
82,91 圧縮判定部
101 機能判断部
111 レンダリングサーバ
121 中継装置
131 アクセス制御装置
132 プリントサービス提供装置
133 配信サービス提供装置
134 他サービス提供装置
135 携帯端末
140 サービス提供システム
141 サービスアプリ
142 プラットフォーム
143 管理データ記憶部
145 プリントサービスアプリ
146 配信サービスアプリ
147 その他のサービスアプリ
150 認証部
151 機器通信部
152 データ処理部
153 データ形式変換部
160 組織管理情報記憶部
161 ユーザ管理情報記憶部
162 機器管理情報記憶部
170 データ形式判断部
173 処理要求部
FW ファイアウォール
N1〜N3 ネットワーク
特開2003−114778号公報

Claims (12)

  1. 1以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    出力データを解析して、出力対象データと出力条件データとに分割する解析手段と、
    前記解析手段により得られる出力対象データを圧縮する圧縮伸張手段と、
    前記圧縮伸張手段により圧縮した出力対象データと前記解析手段により得られる出力条件データとを対応付けて管理する管理手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記出力データを出力する出力装置からの出力条件変更要求に応じて、前記出力条件データを編集するデータ編集手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記圧縮伸張手段は、
    前記出力装置に前記出力条件データを送信するタイミングで、前記出力条件データを圧縮することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記出力装置に対する通信速度を計測する計測手段を有し、
    前記圧縮伸張手段は、
    前記出力条件データを送信するタイミングで、前記計測手段の計測結果に応じて、圧縮されている前記出力対象データを伸張することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記出力対象データに対して予め設定した圧縮条件に基づき、前記出力対象データを圧縮するか判断する圧縮判定手段を有し、
    前記圧縮伸張手段は、
    前記圧縮判定手段による判定結果に応じて、前記出力対象データを圧縮することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記圧縮伸張手段は、
    前記判定結果に応じて前記出力対象データを圧縮していない場合に、前記計測結果に応じて、前記出力対象データを圧縮することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記圧縮伸張手段は、
    前記出力装置が前記出力対象データを伸張する手段を有していない場合に、前記出力装置からの非圧縮要求に応じて、圧縮されている前記出力対象データを伸張することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記圧縮伸張手段は、
    前記出力対象データの圧縮前後のサイズに対する前記出力装置からの圧縮判定結果に応じて、前記解析手段により得られる前記出力対象データを圧縮することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記圧縮伸張手段は、
    データを変換する変換装置から得られた前記出力データのデータ変換後のサイズが所定以上の場合に、前記解析手段により得られる前記出力対象データを圧縮することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  10. 前記圧縮伸張手段は、
    当該情報処理システムが、前記出力装置と異なるネットワーク上にあり、前記異なるネットワークの通信速度が所定以下の場合に、前記出力対象データを圧縮し、
    前記異なるネットワークを中継する中継装置により、前記圧縮された出力対象データを伸張して、伸張した出力対象データを前記出力装置に転送することを特徴とする請求項2乃至9のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  11. 1以上の情報処理装置を有する情報処理システムと、前記情報処理システムと接続された出力装置とを有する出力システムであって、
    前記情報処理システムは、
    出力データを解析して、出力対象データと出力条件データとに分割する解析手段と、
    前記解析手段により得られる出力対象データを圧縮する圧縮伸張手段と、
    前記圧縮伸張手段により圧縮した出力対象データと前記解析手段により得られる出力条件データとを対応付けて管理する管理手段とを有し、
    前記出力装置は、
    前記情報処理システムから得られる出力条件データと、前記出力対象データとに基づき出力する出力手段を有することを特徴とする出力システム。
  12. 1以上の情報処理装置を有する情報処理システムと、前記情報処理システムと接続された出力装置とを有する出力システムにおける出力方法であって、
    前記情報処理システムが、
    出力データを解析して、出力対象データと出力条件データとに分割する解析手順と、
    前記解析手順により得られる出力対象データを圧縮する圧縮伸張手順と、
    前記圧縮伸張手順により圧縮した出力対象データと前記解析手段により得られる出力条件データとを対応付けて管理する管理手順とを有し、
    前記出力装置が、
    前記情報処理システムから得られる出力条件データと、前記出力対象データとに基づき出力する出力手順を有することを特徴とする出力方法。
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