JP2014179039A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み込みOSを用いる製品に対し、任意のファイルに差分ファイルを適用する。
【解決手段】複数のオペレーティングシステムを有する情報処理装置であって、第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムのうち起動されているオペレーティングシステムに対して、該オペレーティングシステムの少なくとも一部を更新する要求を受けたとき、起動されている該オペレーティングシステムとは異なる他方のオペレーティングシステムに対して、該要求にかかる更新が可能かを判断する判断手段と、前記判断手段で更新が可能と判断されたとき、前記他方のオペレーティングシステムに対して前記要求にかかる更新を実行する更新手段と、前記更新手段で前記他方のオペレーティングシステムに対して更新が実行された後、当該情報処理装置が再起動されるとき、更新された該他方のオペレーティングシステムに切り替えて起動するように制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
最近、組み込み機器のセキュリティ問題に対して関心が高まっている。そのため、組み込みWindows(登録商標)を使った製品に対して、セキュリティ向上等の目的で、差分ファイルを配布する回数が増えつつある。差分ファイルとは、一旦完成したプログラムの一部を修正するためのファイルのことをいう。ここでは、差分ファイルを用いてプログラムを修正することを、差分ファイルを適用すると称す。
従来の差分ファイルの適用法では、ファイルを限定する方法や、差分ファイルの適用時に再起動を複数回行う方法が開発されている。例えば、設定用差分ファイルを退避し、再起動後に復元する技術がある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、オペレーティングシステム(OS)が使用しているファイルに差分ファイルを適用することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、OSが使用しているファイルに差分ファイルを適用することができることを目的とする。
本発明の一態様における情報処理装置は、第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムとを有し、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムとを切り替えて起動する情報処理装置であって、
前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムのうち起動されているオペレーティングシステムに対して、該オペレーティングシステムの少なくとも一部を更新する要求を受けたとき、起動されている該オペレーティングシステムとは異なる他方のオペレーティングシステムに対して、該要求にかかる更新が可能かを判断する判断手段と、
前記判断手段で更新が可能と判断されたとき、前記他方のオペレーティングシステムに対して前記要求にかかる更新を実行する更新手段と、
前記更新手段で前記他方のオペレーティングシステムに対して更新が実行された後、当該情報処理装置が再起動されるとき、更新された該他方のオペレーティングシステムに切り替えて起動するように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、OSが使用しているファイルに差分ファイルを適用することができる。
実施例における情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。 実施例における情報処理装置の機能の一例を示すブロック図。 実施例におけるOSの機能の一例を示すブロック図。 差分ファイルを適用する処理の具体例を示す図。 実施例における情報処理の一例を示すシーケンス図。 実施例における予期せぬ電源OFF時の処理の一例を示すシーケンス図。 Transactional NTFSの機能を説明する図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施例]
以下に示す実施例では、組み込みOS(例えばWindows(登録商標))を用いる製品に適用することができる。例えば組み込みWindows(登録商標)を用いる情報処理装置は、画像処理装置(例えばMFP(MultiFunction Peripheral))やサーバなどに備えられる。
<構成>
図1は、実施例における情報処理装置10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す情報処理装置10は、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、ドライブ装置104、及びネットワークI/F部106を有する。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部101は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部101は、主記憶部102や補助記憶部103に記憶された情報処理プログラムを実行する演算装置であり、入力部107や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、表示部108や記憶装置などに出力する。
主記憶部102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部101が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部103は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置104は、記録媒体105、例えばSDカードなどからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。また、記録媒体105に、例えば情報処理プログラムを格納し、情報処理プログラムはドライブ装置104を介して情報処理装置10にインストールされる。インストールされた情報処理プログラムは、情報処理装置10により実行可能となる。
ネットワークI/F部106は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN、WANなどのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と情報処理装置10とのインターフェースである。
<機能>
図2は、実施例における情報処理装置10の機能の一例を示すブロック図である。図2に示す情報処理装置10は、電源制御手段201と、切替手段202と、第1起動手段203と、第1OS204と、第2起動手段205と、第2OS206とを有する。情報処理装置10は、多重化されたOSを有する。
電源制御手段201は、例えばEC(Embedded Controller)であり、電源系の制御を行う。電源制御手段201は、次に起動するOSを識別するための情報を保持する。以下、この識別情報を、起動IDとも称す。
切替手段202は、例えばBIOSであり、第1OS204と第2OS206との起動切り替えを制御する。切替手段202は、例えば差分ファイルを適用する際に、起動するOSを決定して制御する。例えば、切替手段202は、後述する適用手段による差分ファイルの適用後、情報処理装置10が再起動される場合、起動していなかったオペレーティングシステムを起動するよう制御する。
切替手段202は、電源制御手段201が保持する起動IDが示すOSを起動するよう制御する。切替手段202は、起動するOSを決定すると、決定したOSに対応する起動手段(第1起動手段203又は第2起動手段205)に起動指示を出す。
第1起動手段203及び第1OS204と、第2起動手段205及び第2OS206とは、ほぼ同様の処理を行うので、第1起動手段203及び第1OS204を用いて説明する。なお、第1OS204と第2OS206とは、対称構造を有すると好適である。
第1起動手段203は、例えばブートマネジャ(BCD:Boot Configuration Data)であり、第1OS204を起動する。
第1OS204は、例えば組み込みOSであるWES7(Windows Embedded Standard 7)であり、各種制御プログラムを実行する。
第2起動手段205及び第2OS206は、第1起動手段203及び第1OS204それぞれと同様の機能を有してもよい。また、第2OS206は、第1OS204よりも小規模にし、例えばLinux(登録商標)などで多重化してもよい。
なお、図2に示す各機能は、例えば、図1に示す制御部101及びワークメモリとしての主記憶部102により実現されうる。次に、実施例におけるOSの機能について説明する。
図3は、実施例におけるOSの機能の一例を示すブロック図である。図3(A)は、第1OS204の機能を示し、図3(B)は、第2OS206の機能を示す。図3に示す例では、第1OS204と第2OS206とが、対称構造を有する例を示す。
図3(A)に示す第1OS204は、第1保護手段301と、第1ファイル操作手段302と、第1適用手段303と、第1アプリ群304とを有する。
第1OS204は、安全性を確保するために、アプリケーションに対して、ハードディスクへの読み書きの透過的な機能である、第1保護手段301と第1ファイル操作手段302とを有する。
第1保護手段301は、例えばEWF(Enhanced Write Filter)であり、システムの1つ又は複数のパーティションを書き込み保護する。第1保護手段301は、Windows(登録商標)上の書込みフィルタであって、RAMオーバーレイ機能を有し、システムドライブへの変更は、システムシャットダウン後に失われる。
そのため、第1保護手段301を使用しているシステムでは、起動中のOSに差分ファイルを適用することができない。そこで、従来技術では、起動毎に差分ファイルを適用することで対応しているが、起動時間が遅くなってしまう。
一方、実施例では、OSを多重化することで、起動していないOSのシステム領域に差分ファイルを適用することができ、起動しているOSがロックしているファイルだけでなく、EWF使用時にも、任意のファイルに差分ファイルを適用することができる。
第1ファイル操作手段302は、例えばWindows(登録商標)上のファイルシステムであるTransactional NTFSであり、ファイルの上書きを一括で実施する機能を有する。
また、第1ファイル操作手段302は、差分ファイルを適用中に、予期せぬ問題が発生した場合に、ロールバック機能を有するため、安全にファイルを回復することができる。よって、第1OS204は、第1ファイル操作手段302を有するため、ファイルを変更している領域を保護するための、追加のバックアップ領域を必要としない構成となっている。
第1適用手段303は、第1アプリ群304のアプリケーションに対して、差分ファイルを適用するための機能を有する。第1適用手段303は、第1OS204の差分ファイルの適用状態を検出し、差分ファイルの適用可否を判定し、適用可であれば、差分ファイルを適用する。
ここで、現在は、第1OS204が起動中であるとする。このとき、第1適用手段303は、差分ファイルの適用要求を受けたとき、起動しているOS(第1OS204)が有する差分ファイルを、起動していないOS(第2OS206)に対して適用するか否かを判定し、適用可であれば差分ファイルを適用する。なお、第1OS204が有する差分ファイルは、差分ファイルの適用要求に伴い、例えばネットワークや記録媒体105等から取得した差分ファイルである。
次に、第1OS204は、再起動時に起動するOSに選択されたとする。このとき、第1適用手段303は、第1OS204の再起動時に、起動しているOS(第1OS204)が有する差分ファイルを、起動していないOS(第2OS206)に対して適用するか否かを判定し、適用可であれば差分ファイルを適用する。なお、第1OS204が有する差分ファイルは、再起動前に、第2OS206の第2適用手段313から適用された差分ファイルである。
また、第1適用手段303は、第2OS206が有するバージョンと差分ファイルが有するバージョンとの比較、又は起動していないOS(第2OS206)が差分ファイルを保持しているか否かに応じて差分ファイルの適用可否を判定する。
また、第1適用手段303は、差分ファイルを適用する際、一括でファイルを複製する機能及びロールバック機能を有する第1ファイル操作手段302の機能を用いる。これにより、ハードディスク容量を削減できるとともに、差分ファイル適用中に予期せぬシステムダウンがあってもシステムを適切に復旧することができる。
なお、第1適用手段303は、差分ファイルを適用可能なファイルを示すファイルリストに基づいて、差分ファイルを適用するファイルを選択し、必要なファイルのみに差分ファイルを適用する。
第1アプリ群304は、例えば、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ装置などの電子情報からなる画像情報を、紙等の提示媒体に提示する制御プログラムである。また、第1アプリ群304は、組み込みOSが用いられる装置を制御するプログラムであればよい。
図3(B)に示す第2OS206は、第2保護手段311と、第2ファイル操作手段312と、第2適用手段313と、第2アプリ群314とを有する。図3(A)に示す第2OS206は、図3(A)に示す第1OS204と同様の機能を有するため説明を省略する。つまり、第1OS204と第2OS206とは、対称構造を有する。
これにより、情報処理装置10に対して差分ファイルを適用する際、EWFの保護機能を解除したり、起動毎に差分ファイルを適用したりするための再起動回数がなくなるので、再起動回数が1回で済み、差分ファイルの適用時間を短縮することができる。
ここでは、図3を用いて、第1アプリ群304及び第2アプリ群314に対して、差分ファイルを適用する場合について、説明した。
本願発明は、OS上で動作するアプリケーションだけでなく、OS自体についても適用することができる。
この場合について、以下、具体的に説明する。
<差分ファイル適用処理の具体例>
次に、差分ファイルを適用する処理について、具体例を用いて説明する。図4は、差分ファイルをOSに適用する処理の具体例を示す図である。図4に示す例で、まず、情報処理装置10に差分ファイルをOSに適用する要求が発生したとする。この要求は、ネットワークから送信されたりすることで発生する。
切替手段(例えばBIOS)202は、例えば第1OS204を起動させるため、第1起動手段203に起動を要求する。
第1起動手段(ブートマネジャ)203は、第1OS204を起動する。次に、第1OS204は、起動後に差分ファイルの要求を受け付ける。
第1OS204(第1適用手段303)は、第2OS206が差分ファイル適用前であることを判定し、第2OS206に対して差分ファイルを適用する。このとき、第1OS204は、第1保護手段(例えばEWF)301を使用していても、差分ファイルを適用することができる。
また、第1OS204は、電源制御手段(例えばEC)201に対し、次に起動する第2OS206を識別する起動IDを指示しておく。電源制御手段201は、この起動IDを保持する。
第1OS204は、情報処理装置10の再起動を指示し、再起動処理が行われる。再起動後、切替手段202は、電源制御手段201が保持する起動IDを確認し、起動するOSを決定する。この場合、切替手段202は、第2OS206を起動すると決定する。
次に、第2起動手段205は、差分ファイル適用後の第2OS206を起動する。第2OS206(第2適用手段313)は、適用された差分ファイルについて、第1OS204には適用されていないことを判定し、第1OS204に差分ファイルを適用する。
なお、第1OS204及び第2OS206は、例えば、差分ファイルを保持する領域を予め決めておき、その領域に差分ファイルがある場合は、差分ファイルが適用されたと判定すればよい。これにより、再起動回数が1回で両OSに差分ファイルを適用することができる。
<動作>
次に、実施例における情報処理装置10の動作について説明する。
(差分ファイルの適用処理)
図5は、実施例における情報処理の一例を示すシーケンス図である。図5に示す処理は、差分ファイルをOSに適用する処理である。また、図5に示す処理は、差分ファイルの適用要求を受けた後の処理を示す。
図5に示すステップS101で、第1起動手段203は、第1OS204を起動する。ステップS102で、第1OS204は、起動処理を行う。
ステップS103で、第1OS204は、次回に起動するOSの変更を電源制御手段201に対して行う。この場合、第1OS204は、第2OS206を示す起動IDを電源制御手段201に保持させる。
ステップS104、S105で、第1OS204は、第2OS206からシステムバージョンを取得する。システムバージョンは、第2OS206が有するバージョンファイルから取得することができる。
ステップS106で、第1OS204は、差分ファイルのバージョンを取得する。差分ファイルのバージョンは、差分ファイル内のバージョンファイルから取得することができる。
ここで、第1OS204は、差分ファイルのバージョンと、システムバージョンとを比較する。第1OS204は、差分ファイルのバージョンがシステムバージョンよりも新しい場合は、ステップS107以降の処理を行い、差分ファイルのバージョンが、システムバージョンと同じか、又は、システムバージョンよりも古い場合は、処理を終了する。
ステップS107で、第1OS204は、第2OS206に対して、差分ファイルを適用する。
ステップS108で、第1OS204は、情報処理装置10の再起動を指示する。この再起動の後、第2OS206が起動し、第1OS204に差分ファイルを適用する。
(差分ファイル適用中の電源OFF時の処理)
次に、差分ファイルの適用中に、ソフトウェア障害や、停電状態などで、電源がOFFされた場合の処理について説明する。
図6は、実施例における予期せぬ電源OFF時の処理の一例を示すシーケンス図である。図6に示すステップS201で、第1OS204は、第1起動手段203から起動を指示され、起動する。
ステップS202で、第1OS204は、第2OS206に対し、差分ファイルを適用する。
ステップS203で、第2OS206は、Transactional NTFSの機能が用いられ、差分ファイルが一括でコピーされる。
ステップS204で、第1OS204は、予期せぬ事態により、差分ファイルを完全に適用する前に、電源をOFFする。
ステップS205で、第1OS204は、第1起動手段203から再起動を指示され、起動する。
ステップS206、S207で、第1OS204は、Transactional NTFSの機能を使って自動でロールバックし、差分ファイル適用前のハードディスク状態に復元する。
ステップS208、S209で、第1OS204は、もう一度、第2OS206に対して差分ファイルを適用する。これにより、差分ファイル適用中に、予期せぬ電源OFFが発生しても、差分ファイルの再適用を実施することができ、問題なくシステムを復旧することができる。
(Transactional NTFSの機能)
ここで、Transactional NTFSの機能について説明する。図7は、Transactional NTFSの機能を説明する図である。
図7に示す例では、フォルダ1内には、ファイル1、ファイル2、ファイル3があるものとする。フォルダ1'は、フォルダ1の状態から、Transactional NTFSの機能で、ファイル1とファイル2に変更を加えた状態とする。
この場合、フォルダ1'内には、内部的に、ファイル1'とファイル2'とが作成されるが、ファイル1とファイル2とは維持される。
フォルダ1'の状態からコミットした場合を、フォルダ1''とする。フォルダ1''は、ファイル1とファイル2とが同時に更新され、ファイル1'とファイル2'とに変更される。
フォルダ1'の状態からロールバックした場合、フォルダ1の状態に戻る。各OSは、このTransactional NTFSの機能を利用することで、OSを三重化する必要がなく、二重化のOSで実施例を実現することができ、OSのプログラムを記憶するハードディスクの容量を削減することができる。
以上、実施例によれば、組み込みOSを用いる製品に対し、OSを多重化することで、任意のファイルに差分ファイルを適用することができる。
なお、実施例の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施例の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施例の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施例の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、実施例の情報処理装置、情報処理方法及びプログラムは、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
なお、請求項に記載されている「判断手段」と「更新手段」は、第1適用手段又は第2適用手段が有する手段である。
10 情報処理装置
101 制御部
102 主記憶部
103 補助記憶部
201 電源制御手段
202 切替手段
203 第1起動手段
204 第1OS
205 第2起動手段
206 第2OS
301 第1保護手段
302 第1ファイル操作手段
303 第1適用手段
304 第1アプリ群
311 第2保護手段
312 第2ファイル操作手段
313 第2適用手段
314 第2アプリ群
特開2011−86247号公報

Claims (9)

  1. 第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムとを有し、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムとを切り替えて起動する情報処理装置であって、
    前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムのうち起動されているオペレーティングシステムで使用されている第1のファイルに対して、該第1のファイルの少なくとも一部を更新する更新要求を受けたとき、起動されている該オペレーティングシステムとは異なる他方のオペレーティングシステムで使用される該更新要求を受けた前記第1のファイルに対応する第2のファイルに対して、該更新要求にかかる更新が可能かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で更新が可能と判断されたとき、前記他方のオペレーティングシステムで使用される前記第2のファイルに対して前記更新要求にかかる更新を実行する更新手段と、
    前記更新手段で前記他方のオペレーティングシステムで使用される前記第2のファイルに対して更新が実行された後、当該情報処理装置が再起動されるとき、該他方のオペレーティングシステムに切り替えて起動するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、該オペレーションシステムで実行されるアプリケーションの少なくとも一部を更新する要求を受けたとき、起動されている該オペレーションシステムとは異なる他方のオペレーションシステムで実行されるアプリケーションに対して、該要求にかかる更新が可能かを判断し、
    前記更新手段は、前記判断手段で更新が可能と判断されたとき、前記他方のオペレーションシステムで実行されるアプリケーションに対して前記要求にかかる更新を実行する
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムとは、対称構造を有する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記適用手段は、
    前記第2のオペレーティングシステムが有するバージョンと前記差分ファイルが有するバージョンとの比較、又は前記第2のオペレーティングシステムが前記差分ファイルを保持しているか否かに応じて前記差分ファイルが前記第2のオペレーティングシステムに適用可能か否かを判定する請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記適用手段は、
    前記差分ファイルを適用する際、一括でファイルを複製する機能及びロールバック機能を有するファイル操作を用いる請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記適用手段は、
    各オペレーティングシステムに設けられる請求項1乃至4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムとを有する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記第1のオペレーティングシステムにより実行されるアプリケーションに、該アプリケーションと該アプリケーションと異なるバージョンのアプリケーションとの差分ファイルの適用が要求されたとき、前記第1のオペレーティングシステムが有する差分ファイルを、第2のオペレーティングシステムに対して適用可能か否かを判定し、適用可能であれば前記差分ファイルを前記第2のオペレーティングシステムに適用する適用ステップと、
    前記適用手段による差分ファイルの適用後、当該情報処理装置が再起動される場合、前記第2のオペレーティングシステムを起動するよう制御する切替ステップと、
    を有する情報処理方法。
  8. 第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムを有するコンピュータに、
    前記第1のオペレーティングシステムにより実行されるアプリケーションに、該アプリケーションと該アプリケーションと異なるバージョンのアプリケーションとの差分ファイルの適用が要求されたとき、前記第1のオペレーティングシステムが有する差分ファイルを、第2のオペレーティングシステムに対して適用可能か否かを判定し、適用可能であれば前記差分ファイルを前記第2のオペレーティングシステムに適用する適用ステップと、
    前記適用手段による差分ファイルの適用後、当該情報処理装置が再起動される場合、前記第2のオペレーティングシステムを起動するよう制御する切替ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  9. 第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムとを有し、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムとを切り替えて起動する情報処理装置であって、
    前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムのうち、起動されているオペレーティングシステムで実行されるアプリケーションに対して、該アプリケーションの少なくとも一部を更新する要求を受けたとき、起動されている該オペレーティングシステムとは異なる他方のオペレーティングシステムで実行されるアプリケーションに対して、該要求にかかる更新が可能かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で更新が可能と判断されたとき、前記他方のオペレーティングシステムで実行されるアプリケーションに対して前記要求にかかる更新を実行する更新手段と、
    前記更新手段で前記他方のオペレーティングシステムで実行されるアプリケーションに対して更新が実行された後、当該情報処理装置が再起動されるとき、更新された該他方のオペレーティングシステムに切り替えて起動するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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