JP2014178944A - 入力装置及びプログラム - Google Patents

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Naoyuki Tajima
尚幸 田島
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Abstract

【課題】利用者の操作を正確に認識することができる入力装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】入力装置1は、インターフェイス部2の輪郭に沿って設けられた操作部4と、該操作部4の操作を位置データに変換する変換部3と、該変換部3から供給させる前記位置データにより前記インターフェイス部2を操作する制御部5とを備え、該制御部5は、前記操作部4の有効範囲を制御することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置及びプログラムに関する。
一般に、スマートフォン等の電子機器には、ユーザーインターフェイスとして、ディスプレイ上の所定領域へのアクセスを検出するタッチセンサが設けられているものがある。
例えば、下記の特許文献1に記載された電子機器のように、ディスプレイに設けられたタッチセンサをタッチやスクロールすることで、ディスプレイの表示を変更することが可能とされている。
特開2008−233985号公報
しかしながら、ディスプレイにタッチセンサが設けられたものでは、ディスプレイに対するタッチ操作とスクロール操作とが似ているために、タッチ操作により検出するタッチ信号とスクロール操作により検出するスクロール信号とが互いに間違って制御装置に出力される可能性がある。この場合には、利用者がタッチ操作をしたにもかかわらず、スクロール信号が制御装置に出力され、ディスプレイに表示された画像がスクロール操作に対応して所定の方向に移動してしまうことになる。つまり、制御装置が利用者の操作を正確に認識することができないという問題点がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、利用者の操作を正確に認識することができる入力装置及びプログラムを提供する。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る入力装置は、インターフェイス部の輪郭に沿って設けられた操作部と、該操作部の操作を位置データに変換する変換部と、該変換部から供給させる前記位置データにより前記インターフェイス部を操作する制御部とを備え、該制御部は、前記操作部の有効範囲を制御することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、インターフェイス部の輪郭に沿って設けられた操作部の操作を位置データに変換する変換手段と、該変換手段から供給させる前記位置データにより前記インターフェイス部を操作する制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明に係る入力装置及びプログラムによれば、利用者の操作を正確に認識することができる。
本発明に係る入力装置の最小構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る入力装置の最小構成を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る入力装置を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る入力装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る入力装置におけるフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る入力装置におけるフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る入力装置におけるフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る入力装置におけるフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る入力装置を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る入力装置を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る入力装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第三実施形態に係る入力装置におけるフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明による入力装置を実施するための最良の形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
図1は本実施形態に係る入力装置1の最小構成を示す機能ブロック図であり、図2は本実施形態に係る入力装置1の最小構成を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る入力装置1は、少なくともインターフェイス部2の輪郭に沿って設けられた操作部4と、操作部4の操作を位置データに変換する変換部3と、変換部3から供給させる位置データによりインターフェイス部2を操作する制御部5とを備えていればよく、制御部5は、操作部4の有効範囲を制御するものである。
また、入力装置1がプログラムを実行することにより、変換部3と、制御部5とが制御手段(例えばCPU、Central Proccessing Unit)として機能するように構成される。
(第一実施形態)
次に、本発明の第一実施形態に係る入力装置について、スマートフォンを例に挙げて、主に図3から図8を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3に示すように、スマートフォン100は、略直方体状の筐体101と、筐体101の表面111に設けられたインターフェイス部102及びこのインターフェイス部102の一部の領域に表示された操作表示部103と、筐体101の側面115Rに設けられた操作部104と、インターフェイス部102を操作する制御手段105とを有している。
筐体101は、略直方体状に形成され、インターフェイス部102が設けられた表面111と、表面111の反対側に配された裏面112と、表面111の上部と裏面112の上部とを連結する上面113と、表面111の下部と裏面112の下部とを連結する下面114と、表面111の左右側と裏面112の左右側を互いに連結する一対の側面115R,115Lとを有している。
インターフェイス部102は、筐体101の表面111に設けられ、例えば静止画や動画等の画像を表示することができる。このインターフェイス部102は、正面視縦長の略矩形状に形成されている。また、インターフェイス部102として、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が挙げられる。また、インターフェイス部は操作を検出するタッチセンサを備え、例えば節電式、感圧式、光学式、電波式等の接触センサや、非接触センサ等で構成されている。
操作部104は、インターフェイス部102の表示内容を操作するものである。この操作部104は、インターフェイス部102と同様に、操作を検出するタッチセンサを備えている。
操作部104は、例えば静電式の接触センサであれば、格子状に配された電極で構成されている。そして、利用者が指で操作部104に接触すれば、操作部104の電極が静電容量の変化を検知して、操作データとして後述する変換部121に出力する。
また、操作部104は、インターフェイス部102が設けられた表面111と交差する側面115R上に、インターフェイス部102の輪郭に沿って設けられている。本実施形態では、操作部104は、インターフェイス部102の上下方向に伸びる長辺102Rに沿って、筐体101の側面115Rに設けられている。操作部104の上下方向の長さは、インターフェイス部102の上下方向の長さと略同一とされている。
また、上下方向に伸びる操作部104は、後述する制御手段105により、利用者による操作が可能とされる有効範囲が制限されている。
操作表示部103は、操作部104の操作内容を表示するものであって、インターフェイス部102の一部に設けられている。本実施形態では、操作表示部103は、インターフェイス部102の上下方向に伸びる長辺102Rに沿って、インターフェイス部102の内縁に設けられている。
本実施形態では、図3に示すように、操作表示部103は、上下方向に伸びる点灯部103Aと、点灯部103Aの上方に位置する部分103Bと、点灯部103Aの下方に位置する103Cとで表されている。
ここで、点灯部103Aは、有効範囲であることを示す所定の色(第一色)に点灯している。一方、他の部分103B,103Cは、無効範囲であることを示す(色103Aの色とは別の色)色(第二色)に点灯している。
つまり、利用者が操作部104のうち有効部分104Aを操作すれば、この操作に対応する信号が後述する制御手段105に出力される。一方、利用者が操作部104のうち有効部分104A以外の部分を操作しても、この操作に対応する信号が制御手段105に出力されることはない。
また、筐体101の上面113には、インターフェイス部102の姿勢を検出する姿勢センサ106が設けられている。姿勢センサ106は、例えば、ジャイロスコープや、加速度センサ、磁気センサ等で構成されている。この姿勢センサ106は、筐体101の姿勢を検知して姿勢データとして、後述する制御手段105に出力する。
制御手段105は、操作部104の操作に基づいて、インターフェイス部102を操作している。
以下、制御手段105について、その構成を図4に示す制御手段105の機能ブロック図を用いて詳細に説明する。
制御手段105は、操作部104の操作を位置データに変換する変換部121と、操作部104の有効範囲を設定する有効範囲設定部122と、変換部121から供給される位置データが有効範囲内であるか否かを判定する有効判定部123とを有している。さらに、制御手段105は、有効判定部123の判定結果に基づいてインターフェイス部102を操作する表示制御部124と、有効判定部123の判定結果に基づいて操作表示部103を制御する操作制御部125と、変換部121から供給される位置データを記録する履歴記録部126とを有している。本実施形態では、有効範囲設定部122、有効判定部123、表示制御部124、操作制御部125及び履歴記録部126が制御部を構成している。
変換部121は、操作部104から出力された操作データを位置データに変換する。具体的には、操作部104から操作データが出力されると、変換部121は操作データを利用者が操作部104を操作した位置を表す位置データに変換する。そして、変換部121は、変換した位置データを有効判定部123及び履歴記録部126にそれぞれ出力する。なお、位置データは、利用者の指が操作部104に接触した点を示す時系列的なデータであったり、操作部104の操作領域を示すデータであったり、操作部104が操作された方向を示すデータであったりする。
有効範囲設定部122は、有効データテーブルDに格納された有効範囲データを作成、更新する。有効範囲データは、位置データのうち所定の領域を受け付ける範囲を定めたデータである。例えば、データテーブルとして、予め位置データの有効範囲を定めた設定有効テーブルD1や、操作部104に過去に入力された操作に基づいて位置データの有効範囲を定めた履歴有効テーブルD2等が挙げられる。
有効判定部123は、有効データテーブルDに格納された有効範囲データを参照して、有効範囲データと変換部121から出力された位置データとを比較して、位置データが有効範囲内であれば、位置データの内容を含む有効データを表示制御部124に出力する。一方、位置データが有効範囲外であれば、有効判定部123は表示制御部124に対して出力しない。
また、有効判定部123は、有効データテーブルDから取得した有効範囲データ及び位置データの内容を含む有効データを操作制御部125に出力する。
有効判定部123は、上記と同様に、姿勢センサ106から出力される姿勢データと有効範囲データとを比較して、姿勢データが有効範囲内であれば、姿勢データの内容を含む有効データを表示制御部124に出力する。一方、姿勢データが有効範囲外であれば、有効判定部123は表示制御部124に対して出力しない。
また、有効判定部123は、有効データテーブルDから取得した有効範囲データ及び姿勢データの内容を含む有効データを操作制御部125に出力する。
表示制御部124は、有効判定部123から有効データが出力された場合には、有効データに含まれる位置データ(又は姿勢データ)の内容に対応した画像情報をインターフェイス部102に出力する。このようにして、表示制御部124は、有効判定部123を経由して変換部121から出力された位置データ(又は姿勢データ)に基づいて、インターフェイス部102を操作している。また、表示制御部124は有効判定部123から有効データが出力された場合にのみインターフェイス部102に出力することで、表示制御部124は操作部104に対する操作に対して画像情報を出力する範囲である有効範囲を制御している。
操作制御部125は、有効判定部123から出力された有効範囲データ及び位置データの内容を含む有効データに基づいて、操作表示部103の表示態様を制御する。例えば、操作制御部125は、有効範囲データに対応して、操作表示部103の有効範囲の部分103Aを第一色点灯させ、有効範囲以外の部分103B,103Cを第二色に点灯させるデータを操作表示部103に出力する。このようにして、操作制御部125は、操作部104の操作内容を表示する操作表示部103の表示内容を制御する。
履歴記録部126は、変換部121から出力された位置データを、履歴データテーブルEに出力して、履歴データを更新する。
次に、上記のように構成された制御手段105の具体的動作について、図5に示す本実施形態に係る制御手段105の動作を示すフローチャートを用いて説明する。
(ステップS01)
表示制御部124は、入力装置のオン操作等にともなって、インターフェイス部102に画像情報を出力し、インターフェイス部102はこれに基づいて画像を表示して、次のステップS02に進む。
(ステップS02)
変換部121は、操作部104に入力があったかを定期的に判定して、入力があったことを条件として次のステップS03に進む。なお、変換部121は操作部104の入力があるまで、判定を繰り返す。
(ステップS03)
変換部121は、操作部104から出力された操作データを位置データに変換して、この位置データを有効判定部123に出力して、次のステップS04に進む。
(ステップS04)
有効判定部123は、変換部121から出力された位置データと有効データテーブルDに格納された有効範囲データとを比較して、この位置データが有効範囲内であるか否かを判定する。ここで、位置データが有効範囲内であれば、有効判定部123は位置データの内容を含む有効データを表示制御部124に出力して、次のステップS05に進む。一方、変換部121から出力された位置データが有効範囲外であれば、ステップ02に戻る。
(ステップS05)
表示制御部124は、有効判定部123から出力された有効データに含まれる位置データの内容に対応した画像情報を、インターフェイス部102に出力する。つまり、表示制御部124は、位置データに基づいて、操作された態様に応じた画像をインターフェイス部102に表示する。このようにして、表示制御部124は、インターフェイス部102を所定の表示態様で表示する制御をする。
図6は、本発明の実施形態に係る入力装置で、操作表示部103の表示態様を制御する場合の処理手順を示すフローチャート図である。
(ステップS11)
上記のステップS01を受けて、変換部121は、操作部104に入力があったかを定期的に判定して、入力があったことを条件として次のステップS12に進む。なお、変換部121は操作部104の入力があるまで、判定を繰り返す。
(ステップS12)
有効判定部123は、変換部121からの入力判定に基づいて、有効データテーブルDから取得した有効範囲データを操作制御部125に出力して、次のステップS13に進む。
(ステップS13)
操作制御部125は、有効判定部123から出力された有効範囲データに基づいて、操作表示部103を所定の表示態様で表示する制御をする。例えば、操作制御部125は、有効範囲データに対応して、操作表示部103の有効範囲の部分103Aを第一色点灯させ、有効範囲以外の部分103B,103Cを第二色に点灯させるデータを操作表示部103に出力する。
図7は、本発明の実施形態に係る入力装置で、有効データテーブルDを更新する場合の処理手順を示すフローチャート図である。
(ステップS21)
変換部121は、上記のステップS02を受けて、操作部104から出力された操作データを位置データに変換して、この位置データを履歴記録部126に出力して、次のステップS22に進む。
(ステップS22)
履歴記録部126は、変換部121から出力された位置データを、履歴データテーブルEに格納された履歴データに出力して、履歴データを更新して、次のステップS23に進む。
(ステップS23)
有効範囲設定部122は、有効データテーブルDに格納された有効範囲データを更新する所定のタイミングになったか否かを定期的に確認し、所定のタイミングに達したことを条件として次のステップS24に進む。また、有効範囲設定部122は、所定のタイミングに達するまで、この確認作業を継続的に行う。
(ステップS24)
有効範囲設定部122は、履歴データテーブルEを参照して有効データテーブルDに格納された有効範囲データを更新する。
図8は、本発明の実施形態に係る入力装置で、姿勢データに応じてインターフェイス部102を制御する場合の処理手順を示すフローチャート図である。
(ステップS31)
有効判定部123は、姿勢センサ106から出力された姿勢データより、スマートフォン100の姿勢の変更があったか否かを判定し、姿勢の変更があったことを条件として次のステップS32に進む。一方、姿勢の変更がなかった場合には、再び姿勢センサ106から姿勢データが出力された場合に、この判定作業を行う。
(ステップS32)
有効判定部123は、姿勢センサ106から出力された姿勢データと有効データテーブルDに格納された有効範囲データとを比較して、この姿勢データが有効範囲内であるか否かを判定する。ここで、姿勢データが有効範囲内であれば、有効判定部123は姿勢データの内容を含む有効データを表示制御部124に出力して、次のステップS33に進む。一方、姿勢センサ106から出力された姿勢データが有効範囲外であれば、ステップ31に戻る。
(ステップS33)
表示制御部124は、有効判定部123から出力された有効データに含まれる姿勢データの内容に対応した画像情報を、インターフェイス部102に出力する。つまり、表示制御部124は、姿勢データに対応する画像をインターフェイス部102に表示する。このようにして、表示制御部124は、インターフェイス部102を所定の表示態様で表示する制御をする。
このように構成されたスマートフォン100では、操作部104は、インターフェイス部102に設けられた表面111と交差する側面115Rに設けられている。よって、利用者は、インターフェイス部102を直接操作することなく操作部104を操作することでインターフェイス部102に表示される画像を変更することができる。よって、利用者の指等のインターフェイス部102への接触によりインターフェイス部102を誤操作することないため、スマートフォン100は利用者の操作を正確に認識することができる。
また、操作部104は、インターフェイス部102の長辺102Rに沿って長く設けられているため、利用者は長辺の長さに相当する長さ分操作することができる。よって、多くの利用者にとって利便性が高い。
その一方で、操作部104に有効範囲を定めることができるため、利用者の使用態様等に応じて利用者それぞれにとって最適な有効範囲を設定することができる。よって、操作部104を利用者それぞれにとって最適な形態とすることができる。
また、操作表示部103がインターフェイス部102の一部分に設けられているため、利用者はインターフェイス部102を見ながらでも操作表示部103を視認することができる。よって、利用者はインターフェイス部102を見ながら操作部104の有効範囲を確認することができるため、使い勝手を良好とすることができる。
また、履歴記録部126が、位置データを履歴データテーブルEに記録し、有効範囲設定部122が履歴データテーブルEを参照して有効データテーブルDを更新する。よって、操作部104に対する過去の操作に基づいて、操作部104の有効範囲を設定することができる。したがって、履歴に基づいて、利用者にとって最適な操作部104の有効範囲を設定することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態に係る入力装置ついて、主に図9を参照して説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態におけるスマートフォン200では、操作部204は、インターフェイス部202を含む平面である表面111上に設けられている。
操作部204は、インターフェイス部102が設けられた表面111上に、左右方向に伸びる下側の短辺111Aに沿って設けられている。操作部204の左右方向の長さは、インターフェイス部202の左右方向の長さと略同一とされている。
操作表示部203は、インターフェイス部202の左右方向に伸びる下側の短辺202Aに沿って、インターフェイス部202の内縁に設けられている。
このように構成されたスマートフォン200では、操作部204がインターフェイス部202の一部分に設けられているため、利用者はインターフェイス部202を見ながら操作部204を操作することができる。よって、利用者はインターフェイス部202を見ながら操作部204を操作する自分の指の位置を確認することができるため、使い勝手を良好とすることができる。
(第三実施形態)
以下、本発明の第三実施形態に係る入力装置ついて、主に図10から図12を参照して説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態におけるスマートフォン300において、操作部は複数で構成されている。
操作部は、筐体101の側面115Rに設けられた操作部304と、筐体101の上面113に設けられた操作部309とで構成されている。図11に示すように、これらの操作部304,309は、操作データをそれぞれ変換部121に出力する。
操作表示部303,308は、操作部304,309にそれぞれ対応して設けられている。詳細には、操作表示部は、筐体101の表面111に設けられたインターフェイス部302の右側に設けられた操作表示部303と、インターフェイス部302の上側に設けられた操作表示部308とで構成されている。つまり、操作表示部303は操作部304に対応し、操作表示部308は操作部309に対応して、その有効範囲を表示する。
以下、制御手段105について、その構成を図11に示す制御手段105の機能ブロック図を用いて詳細に説明する。
変換部121は、操作部304,309それぞれから出力された操作データを位置データに変換して、履歴記録部126と有効判定部123に出力する。履歴記録部126は、操作部304,309のそれぞれの位置データを履歴データテーブルEに出力して、履歴データを更新する。
有効判定部123は、インターフェイス部302に表示されるコンテンツに応じて、それぞれの位置データが所属する操作部304,309を有効とするか又は無効とするかを判断する。ここで、例えば操作部304が有効な場合には、有効判定部123は、操作部304を有効とする有効信号を操作制御部125に出力する。一方、操作部309が無効な場合には、有効判定部123は、操作部309を無効とする無効信号を操作制御部125に出力する。
操作制御部125は、有効信号又は無効信号に基づいて、操作表示部303,308を制御する。例えば、操作制御部125は、有効とされた操作部304に対応する操作表示部303を第一色に点灯させる。一方、操作制御部125は、無効とされた操作部309に対応する操作表示部308を第二色に点灯させる。このようにして、インターフェイス部302に表示されるコンテンツに応じて操作部304,309を選択している。
図12は、本発明の実施形態に係る入力装置で、操作表示部303,308の表示態様を制御する場合の処理手順を示すフローチャート図である。
(ステップS41)
有効判定部123は、変換部121から出力された複数の位置データとコンテンツとを比較して、それぞれの位置データが有効か無効かを判定する。ここで、位置データが有効な場合には次のステップS42に進み、位置データが無効な場合には後述するステップS44に進む。
(ステップS42)
有効判定部123は位置データ毎の有効信号を、操作制御部125に出力して、次のステップS43に進む。
(ステップS43)
操作制御部125は、有効判定部123から出力された有効信号に基づいて、有効とされた操作部304,309に対応する操作表示部303,308を第一色に点灯させる。
一方、ステップS44では、有効判定部123は位置データ毎の無効信号を、操作制御部125に出力して、次のステップS45に進む。
(ステップS45)
操作制御部125は、有効判定部123から出力された無効信号に基づいて、無効とされた操作部304,309に対応する操作表示部303,308を第二色に点灯させる。
このように構成されたスマートフォン300では、コンテンツに応じて操作部304,309を選択することができるため、利用者にとって利便性が高い。例えば、地図等の画像が表示されている場合には、上下方向に伸びる操作部304を操作して地図を上下方向に移動させることができるとともに、左右方向に伸びる操作部309を操作して地図を左右方向に移動させることができる。つまり、操作部304,309の両方を使用可能とすることで、利便性を高めることができる。
一方、横書きの文章が表示されている場合には、上下方向に伸びる操作部304を操作して文章の前後を表示させることができる。この場合には、左右方向に伸びる操作部309は特段必要でないため、操作部304のみを有効とすることで、効率良く操作することができる。
なお、インターフェイス部102の左右端で文章が切れてしまっている場合には、左右方向に伸びる操作部309を有効として、文章を左右方向に移動させて端まで表示させることもできる。
なお、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、操作表示部103は、インターフェイス部102の端部に設けられているが、インターフェイス部102に表示される画像は操作表示部103の内側まで表示されるものとしてもよい。または、操作表示部103を半透明にすることで、操作表示部103の部分にも画像が表示されるとしてもよい。
なお、操作制御部125は時間を計測するタイマーを備えていてもよい。この場合には、操作部104が所定時間操作されない際に、操作表示部103の有効範囲を示す点灯を消灯することができる。
また、第二実施形態において、操作部104の長さはインターフェイス部102の上下方向の長さと略同一と略同一の長さとされているが、本発明はこれに限られず、操作部104の長さはインターフェイス部102の上下方向の長さよりも短くてもよいし、長くてもよい。
また、変換部121は、操作部104をタッチやスライド操作する場合には、位置データを有効判定部123及び履歴記録部126に出力し、操作部104をダブルタップや押し込み操作する場合には、操作制御部125に操作部104の有効及び無効を切り替える切替信号を出力する構成としてもよい。この場合には、操作制御部125は切替信号に基づいて、操作表示部303,308の有効状態を示す第一色の点灯から無効状態を示す第二色の消灯に切替え、又は無効状態を示す第二色の消灯から有効状態を示す第一色の点灯に切り替えることができる。
また、上記に示す実施形態では、操作表示部のうち有効とされている部分を第一色に点灯させ、無効とされている部分を第二色に点灯させる例をあげて説明した。しかし、本発明はこれに限られず、有効される部分の色と無効とされる部分の色との照度、彩度、明度等を異ならせて、両者を区別してもよい。また、有効とされる部分に有効を示す文字、図形等を表示したり、無効とされる部分に無効を示す文字、図形等を表示してもよい。さらには、有効とされる部分のみに色を点灯させてもよい。
また、操作部104の操作によりインターフェイス部に表示される画像の移動範囲や、拡大・縮小範囲、図示しないスピーカーから出力される音量の調整が可能であってもよい。
また、上述した実施形態においては、電子機器の一例としてスマートフォンを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、携帯電話、ゲーム機器、タブレットPC(Personal Computer)等の電子機器にも適用することができる。
100…スマートフォン 101…筐体 102…インターフェイス部 103…操作表示部 104…操作部 105…制御手段 106…姿勢センサ 111…表面 112…裏面 113…上面 114…下面 115R…側面 121…有効範囲設定部 122…変換部 123…有効判定部 124…表示制御部 125…操作制御部 126…履歴記録部 D…有効データテーブル D1…設定有効テーブル D2…履歴有効テーブル E…履歴データテーブル

Claims (8)

  1. インターフェイス部の輪郭に沿って設けられた操作部と、
    該操作部の操作を位置データに変換する変換部と、
    該変換部から供給させる前記位置データにより前記インターフェイス部を操作する制御部とを備え、
    該制御部は、前記操作部の有効範囲を制御することを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置において、
    前記制御部は、前記操作部に過去に入力された操作に基づいて、前記有効範囲を制限することを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の入力装置において、
    前記インターフェイス部の姿勢を検出する姿勢センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記姿勢センサから供給される姿勢データに基づいて、前記有効範囲を制限することを特徴とする入力装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の入力装置において、
    前記操作部は、前記インターフェイス部の輪郭に沿って複数の領域に設けられ、
    前記制御部は、前記インターフェイス部に表示されるコンテンツに応じて前記複数の操作部を選択することを特徴とする入力装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の入力装置において、
    前記操作部に沿う領域に、前記操作部の操作内容を表示する操作表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作表示部の表示内容を制御することを特徴とする入力装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の入力装置において、
    前記操作部は、前記インターフェイス部を含む平面上に設けられていることを特徴とする入力装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の入力装置において、
    前記操作部は、前記インターフェイス部と交差する平面上に設けられていることを特徴とする入力装置。
  8. コンピュータを、
    インターフェイス部の輪郭に沿って設けられた操作部の操作を位置データに変換する変換手段と、
    該変換手段から供給させる前記位置データにより前記インターフェイス部を操作する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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