JP2014178891A - 情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法及びファイルサーバの制御方法、並びに、それら方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法及びファイルサーバの制御方法、並びに、それら方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】リレーサーバが複数の要求を蓄積した場合に、リレーサーバのリソースを要求の数が多いリレーエージェントの処理に集中する情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法又はファイルサーバの制御方法を提供すること。
【解決手段】外部ネットワークに配置したリレーサーバと内部ネットワークに配置したファイルサーバとを有し、ファイルサーバは該ファイルサーバとリレーサーバとのネットワーク接続を管理するリレーエージェントと所望のデータを記憶するファイルシステムとを備え、リレーエージェントはリレーサーバが情報端末から受信した要求の数に基づいてスレッドを生成し、生成したスレッドを用いて要求を取得し、取得した要求をファイルシステムに転送し、ファイルシステムは転送された要求に対応するデータをリレーエージェント等を経由して情報端末に出力する、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法及びファイルサーバの制御方法に関する。
外部ネットワーク(インターネット等)からの不正アクセスを防止するために、内部ネットワーク(社内ネットワーク等)と外部ネットワークとの間にファイアウォールを配置する技術が知られている。ここで、ファイアウォールとは、必要な通信を通過させ、不要な通信を遮断するものである。ファイアウォールは、例えば内部ネットワークから外部ネットワークにアクセスすることはできるが、外部ネットワークから内部ネットワークへのアクセスを制限するものがある(例えば特許文献1)。
特許文献1に開示されている技術では、リレーエージェント(コンテンツ出力手段)を用いて、リレーサーバ(コンテンツ出力サーバ)に蓄積された自己に割り当てられた要求(コンテンツ出力要求)を取得する。このため、特許文献1に開示されている技術では、リレーサーバが複数の要求を蓄積した場合に、リレーサーバが要求の数の多いリレーエージェントの処理を優先することができない場合があった。すなわち、特許文献1に開示されている技術では、リレーサーバはリレーエージェントから送信されたスレッドに対応した情報処理を行うため、特定のリレーエージェントの処理を優先することができない場合があった。
本発明は、リレーサーバが複数の要求を蓄積した場合に、リレーサーバのリソースを要求の数が多いリレーエージェントの処理に集中する情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法又はファイルサーバの制御方法を提供することを課題とする。
本発明の一の態様によれば、外部ネットワークの情報端末から、ファイアウォールを介して、内部ネットワークにアクセスする情報システムであって、前記外部ネットワークに配置したリレーサーバと、前記内部ネットワークに配置したファイルサーバとを有し、前記ファイルサーバは、該ファイルサーバと前記リレーサーバとのネットワーク接続を管理するリレーエージェントと、所望のデータを記憶するファイルシステムとを備え、前記リレーエージェントは、前記リレーサーバが前記情報端末から受信した要求の数に基づいてスレッドを生成し、生成した該スレッドを用いて前記要求を取得し、取得した該要求を前記ファイルシステムに転送し、前記ファイルシステムは、転送された該要求に対応するデータを特定し、特定した該データを前記リレーエージェント及び前記リレーサーバを経由して前記情報端末に出力する、ことを特徴とする情報システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、ネットワーク接続を管理するリレーエージェントと、所望のデータを記憶するファイルシステムとを備えるファイルサーバであって、前記リレーエージェントは、該ファイルサーバ外部のリレーサーバが受信した要求の数に基づいてスレッドを生成し、生成した該スレッドを用いて前記要求を取得し、取得した該要求を前記ファイルシステムに転送し、前記ファイルシステムは、転送された該要求に対応するデータを特定し、前記リレーエージェントを介して該データを前記リレーサーバに出力する、ことを特徴とするファイルサーバが提供される。
本発明の他の態様によれば、外部ネットワークに配置された情報端末を用いて、該外部ネットワークに配置されたリレーサーバに要求を送信する要求送信ステップと、内部ネットワークに配置されたファイルサーバが生成したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求の数を取得する要求数取得ステップと、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、生成又は消滅するスレッドの数を制御するスレッド制御ステップと、前記スレッド制御ステップで制御したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求を取得する要求取得ステップと、前記要求取得ステップで取得した要求に基づいて前記ファイルサーバに記憶しているデータを特定し、前記リレーサーバを経由して特定した該データを前情報端末に出力する結果出力ステップとを含む、ことを特徴とする情報システムの制御方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、リレーサーバに蓄積した要求の数を取得する第1のスレッドを生成する第1スレッド生成ステップと、生成した前記第1のスレッドを用いて、前記要求の数を取得する要求数取得ステップと、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、第2のスレッドを生成又は消滅する第2スレッド生成消滅ステップとを含み、前記第2スレッド生成消滅ステップは、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数がゼロの場合に前記第2のスレッドを消滅し、該要求数取得ステップで取得した該要求の数が1以上の場合に該第2のスレッドを生成する、ことを特徴とするファイルサーバの制御方法が提供される。
本発明の情報システム、ファイルサーバ、情報システムの制御方法又はファイルサーバの制御方法によれば、リレーサーバのリソースを要求の数が多いリレーエージェントの処理に集中することができる。
本発明の実施形態に係る情報システムの一例を示す概略システム図である。 本発明の実施形態に係る情報システムの動作の一例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る情報システムのリレーエージェントの動作の一例を説明するシーケンス図である。 本発明の実施例に係る情報システムの一例を示す概略システム図である。 本発明の実施例に係る情報システムの情報を閲覧する動作の一例を説明するフローチャート図である。 本発明の実施例に係る情報システムの取得要求を処理する動作の一例を説明するフローチャート図である。 情報システムのその他の例を説明する概略システム図である。
添付の図面を参照しながら、限定的でない例示の実施形態に係る情報システムを用いて、本発明を説明する。本発明は、以下に説明する情報システム以外でも、情報管理システム、情報蓄積システム、情報処理システム、ファイルサーバシステム、いわゆるクラウドコンピューティング及びその他外部ネットワークからファイアウォール(又はルータ)を介して内部ネットワークにアクセスするシステム(装置、機器、ユニット、コンピュータネットワークなど)に用いることができる。
なお、以後の説明において、添付の全図面の記載の同一又は対応する装置、部品又は部材には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、装置、部品若しくは部材間の限定的な関係を示すことを目的としない。したがって、具体的な相関関係は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
本発明の一実施形態に係る情報システム100を用いて、下記に示す順序で本発明を説明する。
1.システムの構成
2.処理フロー
3.プログラム及び記録媒体
(1.システムの構成)
図1を用いて、本発明の一実施形態に係る情報システム100の構成を説明する。ここで、本実施形態に係る情報システム100とは、ファイアウォールを介して、外部ネットワークから内部ネットワークにアクセスすることができるシステムである。なお。図中の実線の矢印は、要求等の出力方向(アクセス方向)である。また、破線の矢印は、要求等に対する返信の出力方向(レスポンス方向)である。
以後の説明において、本実施形態に係る情報システム100は、いわゆるOSI参照モデルにおけるIP層(ネットワーク層、レイヤ3)又はTCP/UDP層(トランスポート層、レイヤ4)の条件で通信の通過/遮断を判断する方式(パケットフィルタリング方式)について説明する。また、本実施形態に係る情報システム100は、宛先および送信元のIPアドレスやポート番号などの接続・遮断条件(本実施形態では後述するファイルサーバFSVに関する情報)を動的に変化させて制御を行う(ダイナミック方式)。しかしながら、本発明を用いることができる情報システムはパケットフィルタリング方式に限定されるものではない。すなわち、本発明は、例えば、レイヤ7のHTTPやFTPなどのアプリケーションプロトコルのレベルで通信を制御する方式(アプリケーション・ゲートウェイ方式)にも用いることができる。
情報システム100は、図1に示すように、内部ネットワークに配置したファイルサーバFSVと、外部ネットワークに配置したリレーサーバRSVとを有する。また、情報システム100は、本実施形態では、リレーサーバRSVに情報の出力を要求(以下、「取得要求」という。)する情報端末TIを有する。更に、情報システム100は、内部ネットワークと外部ネットワークとの間にファイアウォールFWを備える。
ここで、外部ネットワークとは、社外ネットワークなどのグローバルなネットワーク(オープンなネットワーク、インターネットなど)である。内部ネットワークとは、社内ネットワークなどのローカルなネットワーク(クローズドなネットワーク、プライベートネットワークなど)である。
情報システム100は、外部ネットワークの情報端末TIからのアクセスを、リレーサーバRSV及びファイアウォールFWを経由して、内部ネットワークのファイルサーバFSVに通信する。すなわち、情報システム100は、ファイアウォールFWを用いて、必要な通信のみを通過させ、不要な通信を遮断する。
なお、情報システム100の上記構成は一例であり、本発明は用途や目的に応じて様々なシステム又は構成例とすることができる。また、情報システム100は、上記の構成以外の構成を更に含んでもよい。更に、情報システム100は、複数のファイルサーバ、複数のリレーサーバ、又は、複数の情報端末を含むシステムであってもよい。情報システム100は、内部ネットワークに例えばメールサーバ、プリンタサーバ、HTTPサーバ又はプロジェクタサーバなどを備える構成としてもよい。
リレーサーバRSVは、情報端末TI(後述)から受信した要求(取得要求、取得要求メッセージなど)を受け付けるものである。また、リレーサーバRSVは、情報端末TIから受信した複数の要求を蓄積するものである。更に、リレーサーバRSVは、リレーエージェントFSV−RA(後述)からの取得結果を情報端末TI(後述)に出力するものである。リレーサーバRSVは、外部ネットワークに接続されている。なお、リレーサーバRSVは、公知技術のCPU( Central Processing Unit )、メモリ( ROM、RAMなど )及び制御部等を含む演算処理装置を備えるものを用いることができる。
具体的には、リレーサーバRSVは、先ず、情報端末TI(後述)から受け付けた取得要求を蓄積する。次に、リレーサーバRSVは、ファイルサーバFSV(後述するリレーエージェントFSV−RA)からのスレッド(取得要求メッセージの取得)に応じて、蓄積している取得要求を出力する。次いで、リレーサーバRSVは、ファイルサーバFSV(リレーエージェントFSV−RA)からのスレッド(取得結果の返信)を受信して、受信した取得結果を情報端末TIに出力(中継)する。
ファイルサーバFSVは、所望のデータ(又は、ファイル、フォルダ、プログラム、ディスクなど)を記憶するものである。ファイルサーバFSVは、内部ネットワークに接続されている。また、ファイルサーバFSVは、本実施形態では、ファイルサーバFSVとリレーサーバRSVとのネットワーク接続を管理するリレーエージェントFSV−RAと、所望のデータを記憶するファイルシステムFSV−FSとを備える。
リレーエージェントFSV−RAは、ファイルサーバFSVのネットワーク接続を管理するものである。リレーエージェントFSV−RAは、本実施形態では、処理を分割した単位(以下、「スレッド」という。)を用いて、ファイルサーバFSV外部からの処理要求(取得要求など)を実行する。
具体的には、リレーエージェントFSV−RAは、先ず、リレーサーバRSVに蓄積された「取得要求(要求)に関する情報」を取得するためのスレッド(第1のスレッド、以下、「コントロールスレッドSD−C」という。)を生成する。次に、リレーエージェントFSV−RAは、生成した「コントロールスレッドSD−C」を用いて、「取得要求に関する情報」を取得する。このとき、リレーエージェントFSV−RAは、自己に割り当てられた「取得要求に関する情報」を取得する。ここで、「取得要求(要求)に関する情報」とは、例えば、取得要求の有無、取得要求の数、自己に割り当てられた要求などである。
なお、リレーエージェントFSV−RAは、例えばポーリング(定期的に取得要求の有無を確認する方式)又はコメット(任意のタイミングでリレーエージェントFSV−RA側から一方的に取得要求の有無を確認する方式)によって、「取得要求に関する情報」を取得してもよい。
次いで、リレーエージェントFSV−RAは、取得した「取得要求に関する情報」に基づいて、「取得要求(取得要求メッセージ)」を取得するためのスレッド(第2のスレッド、以下、「メッセージリレースレッドSD−M」という。)を生成する。ここで、リレーエージェントFSV−RAは、「取得要求に関する情報」において、自己に割り当てられた「取得要求」の数に基づいて、複数のメッセージリレースレッドSD−Mを生成することができる。その後、リレーエージェントFSV−RAは、生成したメッセージリレースレッドSD−Mを用いて、「取得要求」を取得する。また、リレーエージェントFSV−RAは、取得した「取得要求」を後述するファイルシステムFSV−FSに転送する。
更に、リレーエージェントFSV−RAは、ファイルシステムFSV−FSが検索した検索結果(取得結果)をリレーサーバRSVに返送(転送)した後に、「取得要求」を取得するためのメッセージリレースレッドSD−Mを消滅する。
なお、リレーエージェントFSV−RAがスレッドを用いて取得要求を処理する動作の詳細は、後述する(2.処理フロー)で説明する。
ファイルシステムFSV−FSは、所望のデータを記憶するもの(例えば記憶手段)である。また、ファイルシステムFSV−FSは、本実施形態では、ファイルサーバFSV外部からの処理要求(取得要求など)に基づいて、記憶しているデータの中から特定のデータを検索する。更に、ファイルシステムFSV−FSは、検索した検索結果(以下、「取得結果」という。)をファイルサーバFSV外部に出力する。なお、ファイルシステムFSV−FSは、公知の技術(ハードディスク、メモリ、ROM、RAM、DVD、テープドライブなど)を用いてもよい。
具体的には、ファイルシステムFSV−FSは、リレーエージェントFSV−RAから転送された取得要求(スレッド)に対応するデータを特定する。また、ファイルシステムFSV−FSは、取得結果として、特定したデータをリレーエージェントFSV−RAに返送する。これにより、ファイルサーバFSVは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、ファイルサーバFSV外部(本実施形態ではリレーサーバRSV)に取得結果を出力することができる。
情報端末(通信端末)TIは、スマートデバイス(例えばスマートフォン、タブレット端末)、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDA( Personal digital Assistant )及びその他のネットワークと接続可能な端末である。また、情報端末TIは、有線通信及び/又は無線通信を用いて、外部ネットワークに接続される。
ここで、スマートデバイスとは、例えばパーソナルコンピュータと同等の性能を有する高機能携帯端末である。スマートデバイスは、ネットワークを介してデータを送受信することができる。また、スマートデバイスは、例えばタッチパネルを有し、ユーザーからの直感的な入力操作を受け付けることができる。
ファイアウォールFWは、外部ネットワークと内部ネットワークとの間の通信を制御するものである。ファイアウォールFWは、例えば外部ネットワークからの不正アクセスを遮断する。また、ファイアウォールFWは、例えば内部ネットワークからの通信を通過する。なお、ファイアウォールFWは、公知の技術を用いることができる。
(2.処理フロー)
図2及び図3を用いて、本実施形態に係る情報システム100の動作の一例を説明する。
図2に示すように、情報システム100は、先ず、第1スレッド生成ステップとして、内部ネットワークに配置されたリレーエージェントFSV−RA(ファイルサーバSV)を用いて、リレーサーバRSVに蓄積される「取得要求に関する情報」を監視する。具体的には、リレーエージェントFSV−RAは、先ず、「コントロールスレッドSD−C」を生成する。次に、リレーエージェントFSV−RAは、生成した「コントロールスレッドSD−C」を用いて、リレーサーバRSVに蓄積される「取得要求に関する情報」を監視(ポーリング、コメットなど)する。
次に、情報システム100は、要求送信ステップとして、外部ネットワークに配置された情報端末TIによって、外部ネットワークに配置されたリレーサーバRSVに「取得要求」を入力する。ここで、リレーサーバRSVは、入力された「取得要求」を蓄積(記憶)する。リレーサーバRSVは、入力された「取得要求」を例えば所定のキューに記憶(追加)することができる。
次いで、情報システム100は、要求数取得ステップとして、リレーエージェントFSV−RAを用いて、リレーサーバRSVに蓄積された「取得要求」について、自己(ファイルサーバFSV)に割り当てられた「取得要求に関する情報」を取得する。具体的には、リレーエージェントFSV−RAは、予め生成していた「コントロールスレッドSD−C」を用いて、リレーサーバRSVに蓄積された「取得要求に関する情報」を取得する。リレーエージェントFSV−RAは、本実施形態では、「取得要求に関する情報」として、自己(ファイルサーバFSV)に割り当てられた「取得要求の有無」又は「取得要求の数」を取得する。
その後、情報システム100は、スレッド制御ステップ(第2スレッド生成消滅ステップ)として、要求数取得ステップで取得した「取得要求に関する情報」に基づいて、「メッセージリレースレッドSD−M」を制御する。
具体的には、図3に示すように、リレーエージェントFSV−RAは、第2スレッド生成消滅ステップとして、要求数取得ステップで取得した要求の数に基づいて、要求の数が1以上の場合に「メッセージリレースレッドSD−Ma」を生成する。ここで、リレーエージェントFSV−RAは、生成したスレッド数が予め決められたスレッド数の上限未満のときに(図中の「スレッド数<スレッド数上限」)、新たに「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を生成してもよい。なお、リレーエージェントFSV−RAは、予め決められたスレッド数の上限を超えるときに、「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を生成しなくてもよい。また、リレーエージェントFSV−RAは、生成したスレッド数が予め決められたスレッド数の上限のときに(図中の「スレッド数=スレッド数上限」)、スレッドの生成及び消滅を実施しなくてもよい。
また、リレーエージェントFSV−RAは、第2スレッド生成消滅ステップ(スレッド制御ステップ)として、要求数取得ステップで取得した要求の数に基づいて、要求の数がゼロの場合に「メッセージリレースレッドSD−Mb」を消滅する。ここで、リレーエージェントFSV−RAは、生成したスレッド数が予め決められたスレッド数の下限より大きいときに(図中の「スレッド数>スレッド数下限」)、「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を消滅してもよい。なお、リレーエージェントFSV−RAは、生成したスレッド数が予め決められたスレッド数の下限以下のときに、「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を消滅しなくてもよい。また、リレーエージェントFSV−RAは、生成したスレッド数が予め決められたスレッド数の下限のときに(図中の「スレッド数=スレッド数下限」)、スレッドの生成及び消滅を実施しなくてもよい。
更に、リレーエージェントFSV−RAは、「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を生成又は消滅する際に、1つ又は2つ以上の「メッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)」を生成又は消滅してもよい。
なお、スレッド数の上限及び下限は、リレーエージェントFSV−RA若しくはリレーサーバRSV又はその他情報システム100の仕様に対応する値とすることができる。また、スレッド数の上限及び下限は、予め実験又は数値計算等で定められる値とすることができる。更に、スレッド数の上限及び下限は、ユーザが情報システム100に入力する任意の値を用いてもよい。
次に、情報システム100は、要求取得ステップとして、リレーエージェントFSV−RAを用いて、リレーサーバRSVが蓄積している「取得要求」を取得する。具体的には、リレーエージェントFSV−RAは、スレッド制御ステップで制御した「メッセージリレースレッドSD−M」を用いて、例えばリレーサーバRSVのキューに記憶された取得要求の中から、自己(ファイルサーバFSV)に割り当てられた「取得要求」を取得する。なお、リレーエージェントFSV−RAは、第1スレッド生成ステップで生成した「コントロールスレッドSD−C」を更に用いて、自己(ファイルサーバFSV)に割り当てられた「取得要求」を取得してもよい。
次いで、情報システム100は、結果出力ステップとして、ファイルシステムFSV−FS(ファイルサーバFSV)を用いて、要求取得ステップで取得した「取得要求」に基づいて、ファイルシステムFSV−FSに記憶しているデータを特定する。また、情報システム100は、特定したデータをリレーサーバRAに出力する。その後、リレーサーバRAは、取得結果を情報端末TIに出力(中継)する。
以上により、本発明の実施形態に係る情報システム100によれば、リレーエージェントFSV−RAを用いて、リレーサーバRSVに蓄積された自己に割り当てられた要求(取得要求、取得要求メッセージなど)を取得することができる。また、情報システム100によれば、リレーエージェントFSV−RAを用いて、自己に割り当てられた要求を取得するメッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)を(例えば動的に)生成又は消滅することができる。これにより、情報システム100によれば、リレーサーバRSVが複数の要求を蓄積した場合に、リレーエージェントFSV−RAが生成したメッセージリレースレッドSD−M(例えばスレッド数)に基づいて、リレーサーバRSVが要求の数の多いリレーエージェントの処理を優先することができる。すなわち、情報システム100によれば、リレーサーバRSVが複数の要求を蓄積した場合に、リレーサーバRSVのリソースを要求の数が多いリレーエージェントFSV−RA(ファイルサーバFSV)の処理に集中することができる。
(3.プログラム及び記録媒体)
本発明の実施形態に係るデータ管理方法のプログラムPrによれば、外部ネットワークに配置された情報端末を用いて、該外部ネットワークに配置されたリレーサーバに要求を送信する要求送信ステップと、内部ネットワークに配置されたファイルサーバが生成したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求の数を取得する要求数取得ステップと、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、生成又は消滅するスレッドの数を制御するスレッド制御ステップと、前記スレッド制御ステップで制御したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求を取得する要求取得ステップと、前記要求取得ステップで取得した要求に基づいて前記ファイルサーバに記憶しているデータを特定し、前記リレーサーバを経由して特定した該データを前情報端末に出力する結果出力ステップとを含む、ことを特徴とする情報システムの制御方法を実行する。
また、本発明の実施形態に係るデータ管理方法のプログラムPrによれば、リレーサーバに蓄積した要求の数を取得する第1のスレッドを生成する第1スレッド生成ステップと、生成した前記第1のスレッドを用いて、前記要求の数を取得する要求数取得ステップと、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、第2のスレッドを生成又は消滅する第2スレッド生成消滅ステップとを含み、前記第2スレッド生成消滅ステップは、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数がゼロの場合に前記第2のスレッドを消滅し、該要求数取得ステップで取得した該要求の数が1以上の場合に該第2のスレッドを生成する、ことを特徴とするファイルサーバの制御方法を実行する。
これら構成によれば、本発明の実施形態に係る情報システム100と同等の効果が得られる。
また、本発明は、上記プログラムPrを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体Mdとしてもよい。上記プログラムPrを記録した記録媒体Mdは、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disk−ROM)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、テープドライブ及びその他コンピュータ読み取り可能な媒体、並びに、フラッシュメモリ、RAM、ROM等の半導体メモリ、メモリカード、HDD(Hard Disc Drive)及びその他コンピュータ読み取り可能なものを用いることができる。
実施例に係る情報システム100Eを用いて、本発明を説明する。なお、以後の説明において、本実施例に係る情報システム100Eの構成等は実施形態に係る情報システム100の構成等と同様の部分があるため、下記に示す順序で異なる部分を主に説明する。
1.システムの構成
2.処理フローの例
2−1 閲覧する動作
2−2 取得要求を処理する動作
3.その他の例
(1.システムの構成)
図4に示すように、本実施例に係る情報システム100Eは、複数のファイルサーバFSVa、FSVbを有する。すなわち、情報システム100Eは、複数のファイルサーバFSVa、FSVbに夫々リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAを備える。
また、本実施例に係るリレーサーバRSVは、本実施例では、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAに夫々対応するキューを備える。これにより、リレーサーバRSVは、ファイルサーバFSVa、FSVb(リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RA)に対応する取得要求を、夫々に対応するキューに格納(記憶)することができる。また、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAは、リレーサーバRSVの夫々に対応するキューを確認することによって、自己(ファイルサーバFSVa又はFSVb)に割り当てられた要求を確認することができる。
更に、本実施例に係る情報システム100Eは、本実施例では、ファイルサーバFSVa、FSVbに夫々対応するファイアウォールを備える。
(2.処理フローの例)
(2−1 閲覧する動作)
図5を用いて、本実施例に係る情報システム100Eが情報端末TIからの閲覧要求を処理する動作の一例を説明する。
図5に示すように、情報システム100Eは、先ず、ステップS501において、閲覧動作を開始する。開始後、情報システム100Eは、ステップS502に進む。
次に、ステップS502において、情報システム100Eは、情報端末TIによって、取得要求を入力される。その後、情報システム100Eは、ステップS503に進む。ここで、情報端末TIは、HTMLベースのUI(ユーザーインターフェース)を用いて、取得要求を入力してもよい。
次いで、ステップS503において、情報システム100Eは、リレーサーバRSVを用いて、取得要求を受け付ける。その後、情報システム100Eは、ステップS504に進む。具体的には、リレーサーバRSVは、本実施例では、取得要求の目的のデータを記憶するファイルサーバ(FSVa又はFSVb)に対応するキューに取得要求を追加する。
ステップS504において、情報システム100Eは、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAを用いて、リレーサーバRSVで受け付けた取得要求(取得要求メッセージの内容)を確認する。具体的には、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAは、対応するキューに格納された取得要求を確認することによって、自己に割り当てられた要求(例えば取得要求の有無)を確認することができる。その後、情報システム100Eは、ステップS505に進む。
ステップS505において、情報システム100Eは、リレーサーバRSVを用いて、ステップS503で受け付けた取得要求(取得要求メッセージの内容)を出力する。具体的には、リレーサーバRSVは、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAから送信されたスレッド(例えばコントロールスレッドSD−C又はメッセージスレッドSD−Ma、SD−Mb)を用いて、対応するキューに格納された取得要求(取得要求メッセージの内容)を出力する。その後、情報システム100Eは、ステップS506に進む。
ステップS506において、情報システム100Eは、ファイルサーバFSVa、FSVbを用いて、リレーサーバRSVから返信されたスレッドに対応するデータを検索する。その後、情報システム100Eは、ステップS507に進む。具体的には、ファイルサーバFSVa、FSVbは、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAを用いて、リレーサーバRSVから取得した取得要求メッセージをファイルシステムに転送する。このとき、ファイルシステムは、転送された取得要求メッセージに基づいて、予め記憶してあるデータを特定する。
ステップS507において、情報システム100Eは、ファイルシステム(ファイルサーバFSVa、FSVb)を用いて、リレーエージェントFSVa−RA、FSVb−RAを経由して、リレーサーバRSVに検索結果(取得結果)を出力する。その後、情報システム100Eは、ステップS508に進む。ここで、ファイルサーバFSVa、FSVbは、ステップS506で特定したデータの形式を画像ファイル形式に変換して、変換後の画像ファイルをリレーサーバRSVに出力してもよい。
ステップS508において、情報システム100Eは、リレーサーバRSVを用いて、情報端末TIに取得結果を出力(中継)する。その後、情報システム100Eは、ステップS509に進む。
ステップS509において、情報システム100Eは、情報端末TIを用いて、取得結果を出力(例えば表示)する。その後、情報システム100Eは、図中のENDに進み、情報端末TIからの閲覧要求を処理する動作を終了する。
以上より、本発明の実施例に係る情報システム100Eによれば、実施形態に係る情報システム100と同様の効果を得ることができる。
また、本実施例に係る情報システム100Eによれば、ファイルサーバFSVを用いて画像ファイルに変換した取得結果を情報端末TIに出力する。これにより、情報システム100Eによれば、情報端末TIがサポートしていない任意の形式のデータを閲覧した場合でも、画像ファイル形式で情報端末TIに表示することができる。
(2−2 取得要求を処理する動作)
図6を用いて、本実施例に係る情報システム100Eが取得情報を処理する動作の一例を説明する。
図6に示すように、情報システム100Eは、先ず、ステップS601において、取得要求を処理する動作を開始する。開始後、情報システム100Eは、ステップS602に進む。
次に、ステップS602において、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RA(FSVa−RA、FSVb−RA)を用いて、自己に割り当てられた取得要求メッセージの有無を確認する。なお、情報システム100Eは、自己に割り当てられた取得要求メッセージの有無の確認の際に、自己に割り当てられた取得要求メッセージの数(取得要求の数)を取得してもよい。また、情報システム100Eは、自己に割り当てられた取得要求メッセージの数が1つ以上のときに、自己に割り当てられた「取得要求メッセージが有り」と判断してもよい。
その後、「取得要求メッセージが有り」の場合には、情報システム100Eは、ステップS603に進む。「取得要求メッセージが無し」の場合には、情報システム100Eは、ステップS604に進む。
次いで、ステップS603において、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RA(ファイルサーバFSVa、FSVb)を用いて、取得要求を夫々取得する。その後、情報システム100Eは、ステップS604に進む。ここで、リレーエージェントFSV−RAは、メッセージリレースレッドSD−M(SD−Ma、SD−Mb)を生成し、生成したメッセージリレースレッドSD−Mを用いて取得要求を取得する。なお、リレーエージェントFSV−RAは、複数のメッセージリレースレッドSD−Mを生成し、生成した複数のメッセージリレースレッドSD−Mを用いて、複数の取得要求を取得することができる。
ステップS604において、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、ステップS603で取得した取得要求の数が所定の閾値以上か否かを判断する。情報システム100Eは、取得した取得要求の数が所定の閾値以上の場合には、ステップS605aに進む。情報システム100Eは、それ以外の場合には、ステップS605bに進む。
ここで、所定の閾値とは、リレーエージェントFSV−RA若しくはリレーサーバRSV又はその他情報システム100Eの仕様に対応する値とすることができる。また、所定の閾値は、予め実験又は数値計算等で定められる値とすることができる。更に、所定の閾値は、ユーザが情報システム100Eに入力する任意の値を用いてもよい。
ステップS605aにおいて、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、ステップS603で生成したメッセージリレースレッドSD−Mの数が所定の上限以上か否かを判断する。情報システム100Eは、所定の上限以上でない場合には、ステップS606aに進む。情報システム100Eは、それ以外の場合には、ステップS607aに進む。
ステップS606aにおいて、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、メッセージスレッドSD−Mを新たに生成する。その後、情報システム100Eは、ステップS607aに進む。
ステップS607aにおいて、情報システム100Eは、取得要求を処理する動作を終了するか否かを判断する。終了する場合には、情報システム100Eは、図中のENDに進み、動作を終了する。それ以外の場合には、情報システム100Eは、ステップS602に戻る。
一方、ステップS605bにおいて、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、ステップS603で生成したメッセージリレースレッドSD−Mの数が所定の下限以下か否かを判断する。情報システム100Eは、所定の下限以下でない場合には、ステップS606bに進む。情報システム100Eは、それ以外の場合には、ステップS607bに進む。
ステップS606bにおいて、情報システム100Eは、リレーエージェントFSV−RAを用いて、メッセージスレッドSD−Mを消滅する。その後、情報システム100Eは、ステップS607bに進む。
ステップS607bにおいて、情報システム100Eは、取得要求を処理する動作を終了するか否かを判断する。終了する場合には、情報システム100Eは、図中のENDに進み、動作を終了する。それ以外の場合には、情報システム100Eは、ステップS602に戻る。
なお、ステップS605a及びステップS605bのメッセージリレースレッドSD−Mの数の上限及び下限は、リレーエージェントFSV−RA若しくはリレーサーバRSV又はその他情報システム100Eの仕様に対応する値とすることができる。また、スレッドの数の上限及び下限は、予め実験又は数値計算等で定められる値とすることができる。更に、スレッドの数の上限及び下限は、ユーザが情報システム100Eに入力する任意の値を用いてもよい。
以上より、本発明の実施例に係る情報システム100Eによれば、実施形態に係る情報システム100と同様の効果を得ることができる。
また、本実施例に係る情報システム100Eによれば、リレーエージェントFSV−RAを用いて、自己に割り当てられた要求を取得するメッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)を(例えば動的に)生成又は消滅することができる。これにより、情報システム100Eによれば、リレーサーバRSVが複数の要求を蓄積した場合に、リレーサーバRSVのリソースを要求の数が多いリレーエージェントFSV−RA(ファイルサーバFSV)の処理に集中することができる。
更に、本実施例に係る情報システム100Eによれば、リレーエージェントFSV−RAを用いてメッセージリレースレッドSD−M(第2のスレッド)を生成又は消滅することができるので、リレーエージェントFSV−RAが使用可能なスレッドの数の上限又は下限を超えてスレッドを生成又は消滅させることを防止することができる。
(3.その他の例)
情報システムのその他の例を図7に示す。
図7(a)に示すように、情報システムのその他の例は、外部ネットワークにファイルサーバFSVe2を配置している。情報システムのその他の例は、内部ネットワークに配置したファイルサーバFSVe1に保存されているデータを、外部ネットワークのファイルサーバFSVe2に保存(アップロード)する。これにより、情報システムのその他の例は、ファイルサーバFSVe2に保存されたデータを外部ネットワークに接続された情報端末(携帯端末など)から参照することができる。
本発明の実施例に係る情報システム100E(図4)によれば、情報システムのその他の例(図7)と比較して、内部ネットワークにデータを保存しているため、システムのセキュリティ性を高めることができる。また、情報システム100E(図4)によれば、情報システムのその他の例(図7)と比較して、外部ネットワークに新たにファイルサーバを設置する必要がないため、システムの構成を単純にすることができる。更に、情報システム100E(図4)によれば、情報システムのその他の例(図7)と比較して、アップロードを必要としないこと及びファイルサーバ(内部ネットワーク)の最新のデータを参照することができるという有利な効果を有する。
以上により、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されるものではない。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に照らし、種々に変形又は変更することが可能である。
100,100E: 情報システム
FSV,FSVa,FSVb: ファイルサーバ
FSV―RA,FSVa―RA,FSVb―RA: リレーエージェント
FSV―FS: ファイルシステム
RSV: リレーサーバ
TI: 情報端末
FW: ファイアウォール
SD―C:コントロールスレッド
SD―M,SD―Ma,SD―Mb:メッセージスレッド
特開2004−46681

Claims (12)

  1. 外部ネットワークの情報端末から、ファイアウォールを介して、内部ネットワークにアクセスする情報システムであって、
    前記外部ネットワークに配置したリレーサーバと、前記内部ネットワークに配置したファイルサーバとを有し、
    前記ファイルサーバは、該ファイルサーバと前記リレーサーバとのネットワーク接続を管理するリレーエージェントと、所望のデータを記憶するファイルシステムとを備え、
    前記リレーエージェントは、前記リレーサーバが前記情報端末から受信した要求の数に基づいてスレッドを生成し、生成した該スレッドを用いて前記要求を取得し、取得した該要求を前記ファイルシステムに転送し、
    前記ファイルシステムは、転送された該要求に対応するデータを特定し、特定した該データを前記リレーエージェント及び前記リレーサーバを経由して前記情報端末に出力する、
    ことを特徴とする情報システム。
  2. 前記リレーエージェントは、前記要求の数を取得する第1のスレッドを生成し、前記第1のスレッドが取得した前記要求の数に基づいて前記要求を取得する第2のスレッドを生成又は消滅する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報システム。
  3. 請求項2に記載のファイルサーバを複数含み、
    前記リレーエージェントは、前記第2のスレッドを用いて取得した前記要求の数に基づいて、自己に割り当てられた該要求の有無を判断し、自己に割り当てられた該要求が有ると判断した場合に前記第2のスレッドを生成し、自己に割り当てられた該要求が無いと判断した場合に前記第2のスレッドを消滅する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報システム。
  4. ネットワーク接続を管理するリレーエージェントと、所望のデータを記憶するファイルシステムとを備えるファイルサーバであって、
    前記リレーエージェントは、該ファイルサーバ外部のリレーサーバが受信した要求の数に基づいてスレッドを生成し、生成した該スレッドを用いて前記要求を取得し、取得した該要求を前記ファイルシステムに転送し、
    前記ファイルシステムは、転送された該要求に対応するデータを特定し、前記リレーエージェントを介して該データを前記リレーサーバに出力する、
    ことを特徴とするファイルサーバ。
  5. 前記リレーエージェントは、前記要求の数を取得する第1のスレッド及び前記要求を取得する第2のスレッドを生成し、前記第1のスレッドが取得した前記要求の数に基づいて前記第2のスレッドを生成又は消滅する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のファイルサーバ。
  6. 前記リレーエージェントは、第1のスレッドを生成して前記要求の数を取得した後に、第1のスレッド及び/又は新たに生成した第2のスレッドを用いて、前記要求を取得する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のファイルサーバ。
  7. 前記リレーエージェントは、前記第2のスレッドを生成又は消滅する際に、1つ又は2つ以上の該第2のスレッドを生成又は消滅する、
    ことを特徴とする請求項2若しくは請求項3に記載の情報システム、又は、請求項5若しくは請求項6に記載のファイルサーバ。
  8. 前記リレーエージェントは、ポーリング又はコメットによって、前記要求の数又は前記要求を取得する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報システム又はファイルサーバ。
  9. 外部ネットワークに配置された情報端末を用いて、該外部ネットワークに配置されたリレーサーバに要求を送信する要求送信ステップと、
    内部ネットワークに配置されたファイルサーバが生成したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求の数を取得する要求数取得ステップと、
    前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、生成又は消滅するスレッドの数を制御するスレッド制御ステップと、
    前記スレッド制御ステップで制御したスレッドを用いて、前記リレーサーバが受信した要求を取得する要求取得ステップと、
    前記要求取得ステップで取得した要求に基づいて前記ファイルサーバに記憶しているデータを特定し、前記リレーサーバを経由して特定した該データを前情報端末に出力する結果出力ステップと
    を含む、ことを特徴とする情報システムの制御方法。
  10. リレーサーバに蓄積した要求の数を取得する第1のスレッドを生成する第1スレッド生成ステップと、
    生成した前記第1のスレッドを用いて、前記要求の数を取得する要求数取得ステップと、
    前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数に基づいて、第2のスレッドを生成又は消滅する第2スレッド生成消滅ステップと
    を含み、
    前記第2スレッド生成消滅ステップは、前記要求数取得ステップで取得した前記要求の数がゼロの場合に前記第2のスレッドを消滅し、該要求数取得ステップで取得した該要求の数が1以上の場合に該第2のスレッドを生成する、
    ことを特徴とするファイルサーバの制御方法。
  11. 請求項9に記載の情報システムの制御方法、又は、請求項10に記載のファイルサーバの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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