JP2014178141A - キャリブレーションシステム、およびキャリブレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャリブレーションシステム10は、所定のパターンpt1が印刷された平面板12と、この平面板12に印刷されたパターンに少なくとも一部が重なり合うように、所定のパターンpt1と同一または異なるパターンpt2を平面板12に投影する投影手段14と、平面板12に印刷されたパターンpt1と投影手段14によって平面板12上に投影されたパターンpt2とを少なくとも撮影する撮影手段16と、投影手段14と撮影手段16の制御を行う制御手段18と、を有して構成されている。また、所定のパターンpt1は、各々異なる識別子を有する複数のマーカーによって構成された局所識別可能パターンで構成されている。
【選択図】図1
Description
最初に、図1を用いて、キャリブレーションシステム10(以下、単に「本システム10」という場合がある)の全体構成について説明する。なお、図1は、キャリブレーションシステム10の構成例を示すシステム構成図である。
次に、図2を用いて、ARマーカーパターンについて説明する。なお、図2(a)は、ARマーカーパターンの一例を示した図であり、同図(b)は、ARマーカーパターンを構成するARマーカーの一例を示した図である。
次に、図3を用いて、本システム10で実行されるキャリブレーション方法について説明する。なお、図3は、本システム10の制御を行うコンピュータ18の内部構成の一例を示した内部構成図である。
パターン投影制御手段20は、プロジェクタ14の制御を行って、平面板12に印刷されたARマーカーパターンの上に重なり合うように、同一パターンのARマーカーパターンを投影させる手段である。このパターン投影制御手段20は、例えば、記憶手段24などに予め記憶されたARマーカーパターンを取得し、取得したARマーカーパターンを、プロジェクタ14から出力させたり表示手段28に表示させる制御を行うソフトウェア(プログラム)や、プロジェクタ14との接続に用いられる外部I/F(LAN端子や画像出力端子など)のハードウェアによって構成される。
パターン画像入力手段22は、カメラ16の制御を行ってARマーカーパターンが投影された平面板12の画像を入力する手段である。このパターン画像入力手段22は、例えば、カメラ16から入力される入力画像を記憶手段24に記憶し、記憶した入力画像に対する画像処理を画像処理手段26に指示したり、入力画像を表示手段28に表示させるソフトウェア(プログラム)や、カメラ16との接続に用いられる外部I/F(LAN端子や画像入力端子など)のハードウェアによって構成される。
画像処理手段26は、記憶手段24に記憶された入力画像に対して画像処理を行う手段である。この画像処理手段26は、本実施形態では、入力画像からARマーカーを検出するパターン検出手段26aと、プロジェクタ14とカメラ16の内部パラメータのキャリブレーションを行う内部キャリブレーション手段26bと、プロジェクタ14とカメラ16の内部パラメータと外部パラメータの再推定を行う最適化手段26cと、を有するソフトウェア(プログラム)によって構成される。
パターン検出手段26aは、図4のステップS101において、入力画像からARマーカーを検出する処理を行う。具体的には、最初に、記憶手段24に記憶された入力画像を1枚ずつ取得し、この入力画像に基づいて、平面板12に印刷されたARマーカーパターン(以下、単に「平面板側ARマーカーパターン」という場合がある)と、プロジェクタ14から投影しているARマーカーパターン(以下、単に「プロジェクタ側ARマーカーパターン」という場合がある)と、を分離する処理を行う。
内部キャリブレーション手段26bは、図4のステップS102において、プロジェクタ14とカメラ16の内部パラメータのキャリブレーションを行うことで、次のステップS103における全体最適化のための初期値の推定を行う。
最適化手段26cは、図4のステップS103において、バンドル調整による全体最適化を行うことで、プロジェクタ14とカメラ16の内部パラメータと外部パラメータの再推定を行う。
次に、図11〜図16を用いて、本システム10を用いて行った実験例について説明する。本実験では、以下に説明する<1.キャリブレーションの精度評価>、<2.二値化手法の違いによる比較>、および、<3.市松模様とARマーカーパターンの精度の比較>を行った。
最初に、本システム10においてキャリブレーションが正しく行われているかどうかについて評価を行った。この評価では、本システム10によって推定した内部、外部キャリブレーション結果を用いて、図11に(a)に示すような、各々の辺の交差角度が90度である直方体形状のボックスの復元を行った。また、正解としてはボックスとグレーコードを用いて行なったキャリブレーション結果を用いた。
次に、本システム10によるアダプティブ二値化を行った際のキャリブレーション結果と、通常の二値化を行った際のキャリブレーション結果を比較した。実験では、再投影誤差によって両者を比較するとともに、推定したパラメータを用いて、図11(a)に示したボックスの形状復元を行って両者の角度を比較した。
次に、本システム10の先行技術である、市松模様パターンを使用した時のキャリブレーション結果と、本システム10のARマーカーパターン(カラーおよびモノクロ)を使用した時のキャリブレーション結果とを比較した。実験では、同じカメラとプロジェクタのセットアップでキャリブレーションを行い、その後、図11(a)に示したボックスを復元することで角度の比較を行なうとともに、再投影誤差の比較も行った。
12 平面板
14 プロジェクタ
16 カメラ
18 コンピュータ
20 パターン投影制御手段
22 パターン画像入力手段
24 記憶手段
26 画像処理手段
26a パターン検出手段
26b 内部キャリブレーション手段
26c 最適化手段
28 表示手段
30 制御手段
Claims (8)
- 所定のパターンが印刷された平面板と、
前記平面板に印刷されたパターンに少なくとも一部が重なり合うように、前記所定のパターンと同一または異なるパターンを前記平面板に投影する投影手段と、
前記平面板に印刷されたパターンと前記投影手段によって前記平面板上に投影されたパターンとを少なくとも撮影する撮影手段と、
前記投影手段と前記撮影手段の制御を行う制御手段と、を有して構成されたキャリブレーションシステムであって、
前記所定のパターンは、各々異なる識別子を有する複数のマーカーによって構成された局所識別可能パターンで構成され、
前記局所識別可能パターンを使用して前記投影手段または前記撮影手段のキャリブレーションを行うことを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1に記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記局所識別可能パターンに含まれる全てのマーカーどうしのハミング距離の最小値を最大化することを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1または2に記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記制御手段は、
前記局所識別可能パターンのうちの第1の領域に含まれる1または複数の第1のマーカーを検出し、該第1のマーカーに対して所定の画像処理を行う第1の処理と、
前記第1のマーカーを含む領域であって前記第1の領域よりも広い第2の領域に含まれる1または複数の第2のマーカーを検出し、該第2のマーカーおよび前記第1のマーカーに対して前記所定の画像処理と同一の画像処理を行う第2の処理と、を少なくとも実行可能であることを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記制御手段は、
印刷または投影された前記局所識別可能パターンのうち、いずれか片方の情報を用いて、もう片方のパターンを補正する処理を、実行可能であることを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記制御手段は、
前記撮影手段から入力された入力画像の輝度値を用いて前記平面板に印刷されたパターンと前記投影手段によって前記平面板に投影されたパターンとを識別可能であることを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記制御手段は、
前記マーカーの特徴点に基づいて前記投影手段および前記撮影手段の内部パラメータのキャリブレーションを行い、該内部パラメータを用いて再投影誤差を算出し、前記平面板、前記投影手段、および前記撮影手段の内部パラメータおよび外部パラメータをバンドル調整法によって最適化することを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のキャリブレーションシステムにおいて、
前記局所識別可能パターンは、複数のARマーカーによって構成されたARマーカーパターンであることを特徴とするキャリブレーションシステム。 - 所定のパターンが印刷された平面板と、
前記平面板に印刷されたパターンに少なくとも一部が重なり合うように、前記所定のパターンと同一または異なるパターンを前記平面板に投影する投影手段と、
前記平面板に印刷されたパターンと前記投影手段によって前記平面板上に投影されたパターンとを少なくとも撮影する撮影手段と、
前記投影手段と前記撮影手段の制御を行う制御手段と、を用いて行うキャリブレーション方法であって、
前記所定のパターンは、各々異なる識別子を有する複数のマーカーによって構成された局所識別可能パターンで構成され、
前記局所識別可能パターンを使用して前記投影手段または前記撮影手段のキャリブレーションを行うことを特徴とするキャリブレーション方法。
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